Guihuaのお庭

１月ぶりの更新となりました。
お久しぶりでございます～
もう、このままブログはやめてしまおうかどうしようかな～と思いましたが、なんとなくパソコンを開いてみて書き込んでおります。
桜はキレイなのですが、今現在も気力不足の状態・・・。
昨年から、やる気ない病が続いていますね～～

本日、桜は完全に盛りだったようです！！
でもお天気はやや薄曇り。
２日前にみやま市の清水寺にお友達と花見にお出かけしましたが、その日は最高のお天気でした！
でも最高の状態にはもう一歩だったかな？と本日、地元の桜の名所をお散歩しながら思った次第。
今日が快晴だったら、どんなにキレイだったことでしょう！

さてこちらも数日前のポツンとお花見の様子です。
毎年かかさず花見する近隣の桜の名所を夕方散歩かたがた眺めて、お茶して帰って来ました。
近場だと桜紅茶にお菓子を片手にもって、ふらりと気分次第でお花見に行けるのが便利でいいですね～

早速、八女市の『菓子処きくや』で季節の上生菓子を購入しました！

　

今回、ワタシが花見のお供にした上生菓子は一番左側の桜の形の上生菓子です！！
これはなんと桜の花びら入りの桜餡の練切なので、お味は桜味！！見た目もとっても美しいですよね～

　

ドリンクは紅茶を用意！
毎年、この季節に購入する桜紅茶です！
柳川市の『紅茶の店 RiverFlow　リバーフロー』でＧＥＴしています。
ピクニックバッグに入れてセッティングしました！！

　

一先ず花見にちょうどいいベンチに座って、桜を眺めながら一服します。
しかし、紅茶もお菓子も最高においしいですね～
桜もキレイだし幸せ～

　

花見の場所は毎年恒例の船小屋堤防の桜並木です。
矢部川の堤防沿いの桜並木は川の景色と相まってとても美しいですが、さすが田舎だけあって人が少ない！！
場所のいいベンチなんて、すぐに一人占めしてしまえるのが最高ですね～
都会だったら場所取りしてもぎゅうぎゅうだろうなあと思います。
写真を撮っても人が写り込まないのも嬉しいです♪



青い空もキレイ！

　

今年はちゃんと梅見にもお出かけしたのですが、２月、３月のブログを捨てたので、お蔵になってしまうだろうと思います。
すごくキレイだったし、写真もいっぱい撮ったんですが残念・・・。
こうしてボツにしていくのも憂鬱になってしまい、ますますやる気が失せてしまうんです～～
せめて桜はアップしたいので、ようやく重い腰をあげました。



毎年、いつも同じ桜の景色ばかりですが、よくよく考えるとこの時期は仕事は年度末でバタバタして、なにかと慌ただしいので連休を取ることができず遠くに桜を観に行くということができません。
京都の桜とか奈良の桜とか全国的な名所の桜を一度は見てみたいなあと思いますが、連休になっても家で寝て過ごすような気がします・・・。



まあご近所で桜が眺められただけでも、よしとしましょう。

またまたブログおさぼり期間に突入し、ブログネタ記事がたまりにたまり、更にどうしたらいいのかわからない状態になりました～

職場の同僚が最近冬ウツかも・・・と言い始め（一見すると、とてもそうは見えないどころか、話しててもウツとは思えない）、しかも冬ウツかどうかは別として、更に他２名も自称ウツ状態だそうです。（その２人も、とてもそうは見えない）
冬ウツというのがあるかどうかわかりませんが、ワタシもなんかやる気がなくて、このところ休みも家から一歩も出ず、宮城谷昌光の小説ばかり読んでいる状態。やばくない？と思い始めました。
出かける気力が全くないんですよね～。そして、動きたくないんです～～。
宮城谷昌光の小説がまた長いので、読んでたら１日がまるまる過ぎて、ああ！また１日何もせずに終わった・・・とブルーになる状態です。
外では梅も咲いているというのに、季節を無駄にしているような気になり更にブルーになる繰り返し。

しかし、おかげで夏とか商とか中国古代王朝にやたら詳しくなり、ついでに春秋戦国時代に突入し始めました。
今更、孫子の兵法とか勉強したところで、今後のワタシの人生に何か役に立つことがあるのでしょうか？
そしてここ数週間はとても詳しくなっているんですが、その後、本当に読んだっけ？というくらい忘れてしまうだろうと予測がつくだけに、無駄感が半端なく、あ～あという気分になっています。

例年なら、太宰府に梅見に行き、柳川やら佐賀やらのお雛まつりにお出かけし、そして早々に我が家にもお雛様を飾ったり、さげもんを飾り付けて、節句のお祝いをして楽しむのがワタシの生活パターンだったんですけど、未だ放置状態。
これもかなりヤバいかも～と焦り始めております。
久しぶりだと前置きが長くなりますね・・・。


現在、やる気もなく、お出かけ拒否状態のワタクシですが、一応１月から例年始動する苺活は始まっております。
今は停滞ムードを見せておりますが、１月はまだやる気があったのか早々に苺パフェを食べに行っていました。
ということで、今回は近隣のいちごパフェのご紹介。
広川町の『広川いちご園』のカフェ『Locavore　ロカヴォール』のいちごパフェです！

　

ここでは、もちろん、いちご狩りも出来ますが、ワタシはとにかくいちごパフェ目的でやって来ております。
ちなみにこちらのパフェはテイクアウトも可能。
でも店内でいただく方が贅沢感がありますよね♪

　

店内はこじんまりしていて、席数も３席ほど。すぐに１組来店がありました。
ワタシの目的のパフェは数量限定のいちごのブリュレパフェ。ドリンク付きで１８００円のパフェです。
いちごはこちらのいちご園で朝摘みされたあまえくぼという品種だそうです。

　

パフェのグラスはさほど大きくなくミニサイズからミディアムサイズといったところ。
普通の方には十分なボリュームでしょうが、ワタシは３０ｃｍサイズのいちごパフェをものともせず食べるので、多分一瞬で食べてしまうでしょう！
いちごは小ぶりですが、お皿にもたっぷり盛り付けてくれています！

　

バニラアイスの上のお砂糖をバーナーで目の前で焼いてくれるパフォーマンスは豪華でテンションあがります！

　　　

あまえくぼは酸味が強く、甘さはさほどな感じでスッキリした味わいです。
どちらかというと昔っぽいイチゴの味？でしょうか。

　

上のバニラアイスの下にはでっかいメレンゲがのっかっています。
ワタシはあまりメレンゲは好まないですが、中に入っている台湾カステラは好きなので嬉しいです。
お皿の上のあまえくぼより、パフェの中のいちごの方が甘みがありますが、全体的にあっさりさっぱり系のいちごパフェだなあと思いました。
とにかくイチゴの量は多いので、イチゴを食べた！という気分になるので満足です。


　　　コーヒーもあっさり。

お店によって色んなタイプのいちごパフェがありますが、珍しい品種のいちごがいただけるのはいちご園ならではです！
時期によっていちごの品種が変わるそうなので、今度はまた別の品種の時に食べに行きたいです！！

地元の旅行会社の日帰りバスツアーによく参加するワタシです。
とてもきめ細やかな設定で、すごくいい食事処をセレクトしてあり、お得で本当にいい！！
そんなこんなで全国規模大手ではない地元の旅行会社推しだったワタシですが、今回HISという超大手の旅行会社企画の日帰りバスツアーに参加してみました！！
結果、これがなかなかによろしくて！！
結局どこも頑張ってるんだなあと思った次第です。

ワタシが参加したのは、やはり全国旅行支援の日帰りバスツアー。
直方にある知る人ぞ知るフランス料理店『梓屋』のフレンチコースとそこのデザートの全長３０ｃｍのいちごたっぷり特製イチゴパフェをいただくのがメインというツアーです！
もちろん地域クーポンもついてきますし、旅行支援適用で割り引かれてお値段は９９２０円。
難を言えば、発着が博多駅からというのが、自宅から遠いのがね～ということでしょうか。
博多駅発着のツアーというのが大手の特徴でありますが、内容がとても興味深いので参加することにします♪

博多駅筑紫口から９時３０分出発の今回のツアー。
筑紫口はバスツアーの発着場になっています。
今回は直方の『梓屋』メインのツアーですが、先に宗像へ行き、『道の駅　むなかた』でお買い物をします。
地域クーポンもいただけるので、やはり今はお得ですね～♪
今回もイカの一夜干しやアジの開き、白いイチゴ、桃薫や、ビーツのドレッシングなど色々とお買い物しています！！

さて、宗像から一路、直方へ！
一度は行ってみたかった『梓屋』です。

　

このように邸宅のような構えのレストランです。

　

すごくステキですし、趣がありますね～

　

直方は同じ福岡県でもなかなか行く機会もないので、こうして連れて来てもらえるとすごく助かります。（でも博多まで出ないといけないですけど～）

　

広々とした玄関にお邪魔しま～す！といった感じ。
まさに邸宅ですよね♪
バスツアーでは最近、こんなオシャレなレストランが組み込まれていることが多いです。

　

ガラス張りのステキな洋間に案内され、ここでお食事が始まります♪


　　　こちらが本日のランチコース！
　　　・海と山の幸の小さな宝箱
　　　・サワラと旬の野菜のサラダ
　　　　マスタード風味のドレッシング
　　　・さつまいものポタージュ
　　　・太刀魚のフリット　生姜ソース
　　　・苺パフェ
　　　・紅茶《バラのしずく》

お部屋にはオーナーシェフが待ってあり、お料理の説明もしてくださいます。
毎日、仕入れた食材でお料理の内容も変わるのだとか！

　

最初にテーブルにおかれていた前菜３品です。
陶器の小箱の蓋を開けるとトマトのサラダと豚の角煮、そして本日市場で仕入れたマグロが入っています。
これがどれもおいしくてビックリ！
ここで焼きたてのパンがやってきました！！

　

パンがかなりおいしくてビックリ！
ふわっ！もちっ！パリッ！として味がしっかりしたパンです。バターもたっぷりな上にバターのおかわりもいただけます！
もちろんパンも！！

　

オードブルはサワラと旬の野菜サラダ。マスタード風味のドレッシング。
お魚もたっぷりでサラダというよりがっつりお魚なサラダです。
ドレッシングがいかにも今作り立てのおいしさ！野菜も新鮮でおいしいですが、サワラの身がなんともおいしいです。

　

パンがあまりにおいしかったので、おかわりを！！バケットもおいしいですね～
スープはさうまいものポタージュ。
さつまいもの甘みがしたあっさりめのスープ。濃厚というよりわりとさっぱりしたおいしさのポタージュで、これもまたおいしいです。
今回このツアーに参加して本当によかったとしみじみ。

　

メインはお魚料理です。
太刀魚のフリット　生姜ソース
細かく刻んだ生姜のソースがなんともおいしい！太刀魚のフリットと合いますね～
ほうれん草もたっぷりで冬らしいおいしさです！
お魚中心のお料理ですが、すごく満足しました！！

そしてここのウリは何と言っても季節のフルーツのパフェのデザート！
なんと３０ｃｍの高さのパフェなので、食べきれない人も多いらしく、シェフ自らパフェグラスを持って来て大きさの提示をしてくれます。
食べきれないと思った人はミニサイズに変更ＯＫなのだとか！
ワタシはもちろん３０ｃｍで大丈夫！
参加者ではかなり高齢者のみがミニ変更で、大半通常サイズを注文していました！
ちなみに小さくしても値段は変わらないです～
やはり、今の季節は苺パフェですよね～

　

すごい巨大パフェで豪華です～！！
一体イチゴが何個入っているんでしょう？？？
３０ｃｍってありえないくらい大きいです！！！
このパフェだけで３０００円くらいのお値段かも～と思ってしまいました。
　　
　　　　　　　

めちゃめちゃ映えですよね～！！
周りの苺は少し酸味の強いタイプで甘みは少ないですが、真ん中にどっかとのっかった巨大苺はめちゃめちゃ甘い！！
そしてクリームがすごーくおいしくて、ついつい食べ進んでいきます！！

　　　

途中、シェフが食べれるか心配して見回られましたが、ワタシのスピードを見て驚かれました。
この中で一番ヘーキな感じと思って絶句されていました・・・。
もちろんペロリです。
しかし若干な苺地獄かも。
パフェのクリームがおいしいのと底はスポンジ生地が入っていて、それもすごくおいしくて豪華な苺ケーキを食べている気分になりました。
紅茶もすごーくおいしくて大満足！！
隣の席の方達もこのレストランだけでもこのツアーは大正解と言ってありました。
ワタシもすごく納得です。
食事はおいしいし、雰囲気もいいし、スタッフもシェフもとても親切だし、サービスもいいし、このレストランとってもいいです！！
夏はこのパフェが桃のパフェになるらしく、季節毎にフルーツが変わるそうなので、これはまた食べに来たいかも～
しかし、しばらくは苺はいいかな・・・という気分になりました。

と言いながら、このツアーは苺尽くしツアーなので、次の立ち寄りスポットも苺関連です。
次は南下し、久留米市田主丸町へ。
だんだんワタシの地元へ迫って来ています。
田主丸『巨峰ワイナリー』です。

　

こちらはほぼほぼ地元で幾度となく訪れているおなじみの場所。
このツアーではなんと『巨峰ワイナリー』のあまおういちごワインが１本プレゼントされるという嬉しさ！
ジュースのように甘くておいしいあまおういちごワインです！

博多よりこっちの方が自宅に近いですが、ここで降ろしてもらっても交通手段もないので帰れなさそう・・・。
そして次は更に自宅に近付きます！！

久留米市藤山町の『フルトリエ　中村果樹園』。
ここではイチゴ狩りを行います。

　

ここはカフェもある人気スポットで、ワタシも何度かここにお出かけを試みましたが、いつもお休みの日に当たり玉砕ばかり。
今回ツアーで初めて中に入れました！
イチゴパフェをたらふく食べたのでカフェでスイーツはこの日は必要ないですね♪


　　　イチゴ狩りは紅ほっぺか恋みのりの
　　　２種類のうち、好きな方を選べます！

イチゴ狩りして３５０ｇは無料でいただけます！！
更におみやげに、苺ジャムとフルーツサンドをいただきました！
添乗員さんがここで降りてもらっても、ここもまた帰りようがないですよね～と親切に言ってくれました。
とにかくイチゴ関連のおみやげがたくさんいただけて、地域クーポンもついて、レストランもおいしくてとすごくいいツアー！
バスの運転手さんも添乗員さんも親切でしたし、ＨＩＳいいではないですか～！！
内容もすごく充実していて、これが久留米発着なら更に嬉しいんですけど、段々地方発着がなくなっている現在、それはムリでしょう。
でも、このツアーなら、わざわざ博多まで出向いても価値ありでした！！

立春過ぎたのに、まだ雛飾りを出さずに節分状態のままの我が家。
明日あたりにそろそろお雛様を出さなきゃな～と思っているところです。

松の内が過ぎて、お正月飾りをさっと片付けて節分仕様に飾り付けましたが、そこからはグズグズな状態ですね・・・。
雛飾りを出すと、すごーく春っぽい感じになるのですが、まだ気分が春じゃないから出したくないのかもです。

とりあえず、玄関や床の間の飾り付けがチェンジする前に今年の節分の様子をご披露しておきます。
お正月のお花はかなり持つので、松や柳や木蓮の蕾はそのまま残して、そこに新たにオレンジの百合と黄色のスイートピーを加えました。
初めワタシが活けていましたが、あまりにひどいと母が手直しどころか全部やり直しました。
失礼ですね・・・。

　

博多人形のお多福やらプラスチックの鬼面などを飾ったのはワタシです。そして、久留米絣の敷物に変えたのもワタシ。

　

玄関靴箱上にも久留米絣を敷いて、ここにも博多独楽とかお多福お面の縁起物をたくさん飾って、厄除けと開運を願います。

　

お多福面は一つ一つ、お顔が違って可愛いんですよ～
福岡の東長寺で縁起物を購入するとおまけでいただけるお多福面です。
額の中のお多福は久留米絣で織られたお多福。
１月も中頃になるとあれほど気に入ってたお正月飾りが重苦しく感じてくるのが不思議。⇒２０２３年のお正月飾り
久留米絣の紺色にチェンジするとスキッとした気分になるんですよね～


　　　博多人形の干支のうさぎは
　　　ニッチへ移動しています。

今は百合がダメになったので、キンギョソウとチューリップを入れて早春らしいお花になっておりますよ！

さて２月３日の節分当日ですが、その日は仕事だったので、久留米に恵方巻を買いに行くことができなかったので帰りに八女市の『寿し割烹　立花』に予約を入れて恵方巻を受け取って帰りました。
昨年もそうして帰っていたようです。

　

職場の同僚のサーヤも同じく真似して、ここに予約を入れたそうで、一緒に受け取って帰りました♪

　

昨年とほぼほぼ同じ感じの『立花寿し』の恵方巻。
お値段は１つ６００円と昨年より若干値上がりしております。
大きな玉子焼きが入っているので、玉子のお値段高騰の昨今したしかたないかと思います。

　

今年は何のおかずも作らず、一汁一菜ですらなく恵方巻と赤出汁の味噌汁のみ。
この時期、仕事はマックス忙しく帰って何一つする気力のないワタクシです。


　　　ただ南南東を向いて無言でかぶりつくのみ。

しかし、今年もおいしいです！
ここの恵方巻はでっかい玉子焼きとかんぴょう、桜でんぷ、しいたけ煮、きゅうりが入った正統派の太巻き。
普通のタイプの恵方巻ですが、ワタシは個人的に久留米市の『鮨金』の高菜入りの細巻が一番好みかもです。
ですが２月３日が運よく仕事が休みでないと買いに行けない・・・。

さて、この日はマックス疲れで、一応用意はしていたものの豆まきもせず、寝落ちしてしまいました・・・。

　

きびだんごは愛媛旅行に行った際、岡山もちょっと立ち寄りまして、通り過ぎた際に買いました。
これも食べる予定でしたが、２月３日は食べ損ないまして・・・。
職場に持って行って、結局職場のみんなで食べました。
豆は一体どのタイミングで食べたらいいのか未だわかりません。
やり残した感が気になる今年の節分ですが、豆をまくこと自体が厄除けになる訳ではないと某開運本で読んだので、いくらかほっとしております。

物騒な昨今、厄除けにとにかくすがりたいワタシにとっては厄除けは一番大事な行事。
崖から上ってくる半グレ強盗団にワイドハイターの原液をかけたところ、５人全員、手を滑らせて頭から落ちて死んでしまった夢まで見てしまいました・・・。すごい悲鳴とグシャという音が生々しかった。
こういう場合は正当防衛になるんでしょうか？？
幸い我が家には盗まれるようなお金もないので狙われることはありませんが、災厄嫌いなワタシは防衛拒否反応でとにかくこういう夢まで見てしまうようです。

さて、おいしいふぐ料理をいただいた後は臼杵城下町散策です！
先ずは町並みそびえる臼杵城址を眺め、ぶらり街歩き♪



大分県指定史跡である臼杵城址は戦国時代、九州６ヵ国を治めたキリシタン大名、大友宗麟が１５５６（弘治２）年に築いた丹生島城の城址です。
ここは元々、四方が海に囲まれた天然の要塞だったそうです。
この城を拠点にキリシタン王国を創ることを夢見た宗麟は城内に礼拝所を設けていたそうです。

　

臼杵はさすが城下町だけあって、町並みが本当に美しいです。
鯉も泳ぐ町並み！

　

臼杵城址から歩いてすぐの所に国登録文化財の稲葉家下屋敷があります。先ずはそちらを見学！！

　

稲葉家下屋敷は廃藩置県にともなって東京に移住した旧藩主、稲葉家の里帰り用の屋敷として１９０２（明治３５）年に建設されたお屋敷です。
式台玄関、書院造りなど江戸時代末期の上級武家屋敷の建築様式をとどめています。

　

江戸時代から明治になるまでの臼杵を治めていた稲葉氏。
このお屋敷は１０００坪という広大な敷地に立っています。


　　　お座敷からはお庭も眺められます。

ここから更に歩くと、古い町家街にたどり着きました。
こちらは野上弥栄子文学記念館。作家の野上弥栄子の生家です。
９９歳まで執筆を続けた野上弥栄子の遺品が２００点ほど展示されてあるそうですが、今回はタイムアップで中を見学することは出来ず。
野上弥栄子といえば「秀吉と利休」。ワタシはこれしか読んだことがありませんが、すごく好きです。
読み返そうかなという気分になりました。

　

お隣には白壁のステキな蔵元があります。そして斜め向かいにはお醤油屋さんがあります。
お隣は『小手川酒造』。１８５５（安政２）年創業の蔵元で野上弥栄子の実家です。
酒造りの閑散期に味噌、醤油を造っていたそうですが、それが現在のフンドーキン醤油株式会社の前身なのだそうです。
こうやって町並みガイドさんが説明してくださるのがありがたい。
野上弥栄子もお嬢様だったんですね～
ここでソフトクリームを食べたかったけど、その時間もないのが残念。というか、臼杵石仏のところでもう食べてるし・・・。

　

こちらの広々とした白壁の建物は蔵元『久家本店』の酒蔵『久家の大蔵』です。
江戸末期に棟上げされた古い蔵で『久家本店』の貯蔵庫として使用されていました。
現在はギャラリーとして開放されています。
この蔵の外壁や内壁にはポルトガルのアズレージョ壁画が装飾され、とにかく見事！！
この壁画はロジェリオ・リベイロ氏により制作され、 ポルトガル独自のアズレージョと呼ばれるパネルで構成されたものです。

　

大友宗麟や天正遣欧少年使節団も描かれており、当時の日本のキリシタン文化が題材にされていて、すごくエキゾチック！
これも見ごたえがありました！！



大分の海沿いの町、臼杵とはキリシタン文化との関連もあり、町並みとアズレージョがすごくマッチします！

　

お寺の多く建ち並ぶ通りを通って、二王座歴史の道へと向かいます。

　

二王座歴史の道もお寺や武家屋敷が多く建ち並ぶ、石畳と石壁、そして漆喰の壁が調和した美しい通りです。
阿蘇山の火山灰が固まってできた凝灰岩の丘に岩を削り取って道を通し、城下町特有の面影が残っています。

　

こちらは廃寺となった『旧真光寺』。
現在は町並散策の無料休憩所となっています。
こちらの前の通りは切り通しとよばれる臼杵を代表する景観の一つです。
『旧真光寺』の２階からは、その眺めが圧巻！！



なんとも言えない風情です～

　　　

同じ九州で、しかもお隣の大分県ですが、臼杵は大分でも遠くて今回訪れたのはワタシは初めて。
こんなにステキな町とは知らず、これまでスルーしていたのが残念でした。
これなら機会を作ってまた行きたいなと思っていたところ、先日、愛媛旅行の帰りのフェリーの港はなんと臼杵港。
しかし、立ち寄ることもなく、弟の運転で車はさっさと臼杵を通り過ぎてしまったのです・・・。
次はいつ行けるかなあと懐かしく思っていますが、町を通り過ぎただけでも嬉しかったです。