大きなお風呂に浸かる。
いつの間にかため息が、
深呼吸に変わっている。
知らないひとと挨拶を交わす。
時には言葉も交わす。
すこし心まであたたまる。
空っぽになるもよし。
よかった日も、
そうでなかった日も、
どうして銭湯からの帰り道は、
きもちがやわらかくなるんだろう。
それぞれの”くらし”が交差する。
じぶんをねぎらい、
ひとをいたわり、
ゆたかなひと時をわかちあう。
今日もやさしいチカラが
湧き上がってくる。
そんなよろこびにあふれる日々を、
これからも広げていきたい。
くらしを、
あたためよう。
「銭湯のあるくらし」を
広げるために
私たちは「銭湯」や「お風呂」を拠り所に、ゆるやかに集まったチームです。「銭湯のあるくらし」を広げるために、まち・もの・ことの3つの取り組みを展開しています。
広げるための
活動
まちづくり
小杉湯となり
小杉湯の隣にある 銭湯つきシェアスペース
2020年3月にオープンした銭湯つきシェアスペース。1Fには大きなキッチンとテーブル席、2Fには畳のコワーキングスペース、3Fに個室を備え、湯上がりにくつろいだり仕事や食事をしたり、もう一つの家のように使うことができる。現在は平日を会員制シェアスペース、休日を誰でも利用できる飲食店として営業中しており、新しいご近所づきあいが生まれている。(日本建築学会作品選集選出)
ものづくり
おふろのもと販売
おうちのお風呂を 銭湯のような時間へ
「お風呂につかる行為を豊かにすることで、くらしをあたためたい」という思いからコロナ禍の2020年5月にサービスを立ち上げる。家庭のお風呂でも銭湯のあるくらしを体験してもらえるよう、プロダクト「おふろのもと」を製造・販売。全国の生産者と連携し、廃棄予定の天然素材を活用している。カラダとココロをゆるめ、何気ない日常に新しい出会いを与えるようなやさしい湯ごこちを目指し、全国に届けている。
ことづくり
堀田湯の立ち上げ支援
西新井をあたためるコミュニティづくり・WEBデザイン
東京都足立区西新井にある銭湯「堀田湯」の立ち上げを支援。ワークショップを通して、地域住民との意見交換やまち歩きを行い、そこで見出した地域の価値を、WEBサイトのデザインとして表現した。また、採用記事の作成やオープン後のサポートを通して、人材育成支援を行った。今後は、小杉湯となりと同じように、連携施設をつくるべく計画を進めている。
「銭湯ぐらし」な
ひとびと
時にはプロジェクトを共にする同志として、時にはご近所さんとして、銭湯を通じてゆるやかにつながった20〜80代までの約40名。自分の「スキル」と「くらし」を持ち寄る「銭湯ぐらし」なひとびとを紹介します。
はじまりは
「風呂なしアパート」から
銭湯の常連だったメンバーが集い、風呂なしアパートで共にくらした体験から「銭湯ぐらし」がはじまりました。
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2017.03
銭湯つきアパートでの生活実験
小杉湯の隣にあった解体予定のアパートの活用プロジェクトを始動。10人のクリエイターとともに生活しながら、それぞれの特技と銭湯を掛け合わせた活動を行うことで、「銭湯のあるくらし」の可能性を探った。
2018.10
銭湯ぐらし法人化
「銭湯のあるくらし」によって自分たちの心と身体が健やかになった経験から、この体験を広げたいと思い、株式会社銭湯ぐらしを設立する。
2020.03
小杉湯となり・
ECサイトがオープン
銭湯つきアパートの跡地に、銭湯つきシェアスペース「小杉湯となり」をオープン。その後、自宅でも銭湯の体験を味わえる「おふろのもと」を販売するECサイト「銭湯のあるくらし便」をリリース。
2021.03〜
銭湯ぐらしが地域に広がる
古民家を再生した「小杉湯となり-はなれ」、風呂なしアパートを再生した「湯パートやまざき」をオープン。銭湯がまちのお風呂であるように、まちの台所・書斎・寝室などの拠点が生まれる。
2022.03〜
銭湯ぐらしが全国に広がる
メンバーが全国(長野、大阪等)で活動をはじめる。また、東京・足立区の銭湯「堀田湯」のリニューアルに伴う立ち上げ支援をはじめ、各地の銭湯におけるデザイン・クリエイティブを展開する。
2023.??
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