文学作品最初と最後の一文 小泉八雲 ⑥
最初と最後の一文
26.『幽霊滝の伝説』 田部隆次訳
最初の一文:「伯耆の国、黒坂村の近くに、一条すじの滝がある。」
最後の一文:「こどもの頭はもぎ取られていた。……」
27.『常識』 田部隆次訳
最初の一文:「昔、京都に近い愛宕山に、黙想と読経に余念のない高僧があった。」
最後の一文:「しかし猟師は無学無信心ではあったが、強い常識を生れながらもっていた、この生れながらもっていた常識だけで直ちに危険な迷を看破し、かつそれを退治する事ができた。」
28.『普賢菩薩の伝説』 小林幸治訳
最初の一文:「かつて非常に信心深く博学な性空上人ろいう僧侶が、播磨国に住んでいた。」
最後の一文:「だが忘れてはならない、如来や菩薩はこの世に無数の異なる形を選んで顕現できると、高貴な慈悲のためなら粗末極まりなく卑しむべき姿でさえも、このような姿で危険な幻から衆生を救い、正しい方向へ導き救済することができる。」
29.『梅津忠兵衛の話』 小林幸治訳
最初の一文:「梅津忠兵衛は怪力で勇敢な若侍であった。」
最後の一文:「何人かの子孫はーー皆が並外れた力持ちでーーこの話が書かれた頃にはまだ出羽国に住んでいた。」
30.『因果話』 小林幸治訳
最初の一文:「臨終を迎えた大名の妻は、死に行くことを知っていた。」
最後の一文:「それ以後の消息については、これまで聞こえていない。」
参考書籍
『決定版 小泉八雲全集』 決定版日本文学全集(文豪e叢書) 1986年
参考サイト
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person258.html
本日もご訪問いただきありがとうございました。
備忘録・雑記ラ
最初の一文:「伯耆の国、黒坂村の近くに、一条すじの滝がある。」
最後の一文:「こどもの頭はもぎ取られていた。……」
27.『常識』 田部隆次訳
最初の一文:「昔、京都に近い愛宕山に、黙想と読経に余念のない高僧があった。」
最後の一文:「しかし猟師は無学無信心ではあったが、強い常識を生れながらもっていた、この生れながらもっていた常識だけで直ちに危険な迷を看破し、かつそれを退治する事ができた。」
28.『普賢菩薩の伝説』 小林幸治訳
最初の一文:「かつて非常に信心深く博学な性空上人ろいう僧侶が、播磨国に住んでいた。」
最後の一文:「だが忘れてはならない、如来や菩薩はこの世に無数の異なる形を選んで顕現できると、高貴な慈悲のためなら粗末極まりなく卑しむべき姿でさえも、このような姿で危険な幻から衆生を救い、正しい方向へ導き救済することができる。」
29.『梅津忠兵衛の話』 小林幸治訳
最初の一文:「梅津忠兵衛は怪力で勇敢な若侍であった。」
最後の一文:「何人かの子孫はーー皆が並外れた力持ちでーーこの話が書かれた頃にはまだ出羽国に住んでいた。」
30.『因果話』 小林幸治訳
最初の一文:「臨終を迎えた大名の妻は、死に行くことを知っていた。」
最後の一文:「それ以後の消息については、これまで聞こえていない。」
参考書籍
『決定版 小泉八雲全集』 決定版日本文学全集(文豪e叢書) 1986年
参考サイト
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person258.html
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