日本の夜明けが、終わってしまうぜよ
- Day:2010.11.26 23:16
- Cat:あれこれ雑記
歴史とは人の意に添わぬもの。
流れに逆えど、たどり着く場はしょせん同じ。
歴史に逆ろうた者は数あれど、
勝ち得た者は数少ない。
水面をたゆたうあぶくがごとく
願いの多くは、はかない運命をたどるのみ。
時は、平成二十二年十一月二十八日。
それはひとつの時代の終わりじゃった。
何ちゅーことか、
年明けから休むことなく続いた龍馬伝が、ついに終わる。
大河ドラマなんぞに興味をなくしたこのわしが
どういうわけか、心を奪われてしもうたがじゃ。
そのカメラワーク、その陰影、それは斬新の一言。
これまでとは違う演出に眼を奪われたのかも知れん。
坂本龍馬ちゅう生き様に、魅せられたやも知れん。
しかしそれ以上に、わしの心を掴んだものがあったがじゃ。
岩崎弥太郎だぜよ!

「龍馬ーっ! たいがいにせいよ~。
わしはおまんが大嫌いっじゃきに! 」
おまんは、どうして自由に生きらゆう?
どうして自分勝手に逝ってしまえゆう?
どーにもこーにも先行きが見えんこの時代に、
それもこれも、師走にもならん中途半端なこん時期に!
弥太郎節が聞けんようなるやか!
わしゃ、それが悲しゅうて、悲しゅうて~
坂本龍馬がその鮮烈な生涯を終えるまで、あと二日。
おんしもその最後を見届けるがぜよ。
ちなみに、わしはHDレコーダーに録って後から見てるきに
最終回は、ちぃーとばかし先やけんどのー。