とはいっても、東三方ヶ森の頂上はおろか登山口までです(苦笑)
☆山草など
ユキワリイチゲというイチリンソウ属のスプリングエフェメラルを初めて見ました。
1輪だけ咲きかけでしたが、太陽が当たっていなかったので花は開いてはいませんでした。
ユキワリイチゲは1箇所で見ただけです。
記事などを見るとユキワリイチゲは群生するように書いていますが、ここは日があまり当たらないのかそれともまだ時期が早いのか、全部で10株くらいしかなく蕾も3個くらいしかありませんでした。
でも初物がみれたので大満足でした。
ヤマルリソウもありました。
ここのヤマルリソウは青色が薄いです。
ヤマルリソウは2箇所にありました。
1箇所は岩場にありここには全部で20株くらいありました。
もう1箇所は普通の山肌に10株くらいありました。
それでもこんなにたくさんのヤマルリソウを見たのは初めてです。
山で咲いている花はこの2種のほかにはヤマネコノメソウとタチツボスミレくらいでした。
タチツボスミレは普通にたくさんあってここでは山はタチツボスミレで野はスミレという感じです。
タチツボスミレは全体に小型という感じです。
たから、初めて見た感じではタチツボスミレとは思えず、別のスミレ属かと思ったのだが、こんなにそこらへんにたくさんあるのはタチツボスミレくらいなので、全部タチツボスミレとしました(笑)
色も白から濃い紫まで色々です。
ひとつ珍しかったのは、ナツトウダイがあったのですが、これが全身が紅紫色だったことです。
普通は緑系なので別のものかと思いました。
しかし、花はナツトウダイの花だったので、帰ってから調べると、松江の花図鑑さんが「茎と葉はしばしば紅紫色を帯びる」と書いているのを発見したのでナツトウダイと同定しました。
始め見たときは、初めて見る植物かとかなり喜んだので、ちょっとがっかりという感じもしますが、紅紫色のものがあるというのを実見できたのでそれはそれでよかったともいえます(笑)
ともかく花があったからよかったけど、花がなかったらこの山草はなんだろうといまでも思っているでしょう。
野はもう色んな花が咲き始めましたが、山はこれからという感じです。
やはり最盛は4月ということでしょうか。
野ではすでに名前の出たスミレやムラサキケマンやホトケノザやヒメオトリコソウやシロバナタンポポやオオイヌノフグリやカキドオシやフキやアブラナ(ナノハナ)や園芸から逃げ出したムスカリやハナニラなどで花盛りです。
ところでここらへんのタンポポはシロバナタンポポが主流です。
シロバナタンポポの方がセイヨウタンポポと比べて背丈も高く咲く時期も早いです。
セイヨウタンポポは今頃(3月下旬)からくらいですが、シロバナタンポポは3月の初めくらいから咲き始めます。
☆山道など
某所から県道151号線(関屋今井線)を西方向に登って行くと、県道152号線(寺尾重信線)と合流します。ここには五本松バス停があります。
この合流点が丹原町関屋地区の集落の真ん中辺りになります。大字の関屋地区自体は山間部があってそうとう広いです。
合流点の左側を行くと、国道11号線(小松街道)と合流しそこが寺尾地区になります。
窓峠に行くには右側を行きます。
ここから少し行くと、左側に旦ノ原に行く小道がありますが、この小道からでも窓峠にいけます。
しかし、今回はスタンダートに県道152号線を行きます。
しばらく歩くと関屋バス停があり、そこを通過してかなり行くと右に三島神社、左に萬福寺に行く十字路に出会います。
そのまま直進すると、ほどなく道が車1台くらいしか通れない狭い道になります。
おそらくこの狭くなったところから「市道関屋山之内線」になっていると思われます。
この県道152号線は、寺尾重信線という名が示すように、本来は重信町(現在は東温市)までつながっているはずですが、この関屋の集落で終わりここから市道(合併前は町道)関屋山之内線となって、山之内の集落まで行きそこからまた県道152線が復活して横河原交差点まで続いています。(*1)
どうしてこうなったかということを妄想すると、初めの計画では丹原町の寺尾から重信町の横河原までだったのだが、実際に道路の工事を行なうと、幅員も道路の維持も県道として適切ではなかったということなのでしょう。
こういう風に途中が途切れている県道は、ここだけではなく旧丹原町で県道327号線(湯谷口川内線)(讃岐街道)や県道153号線(落合久万線)があります。(*2)
かって人が歩いて峠越えをしていた道を、車社会になって車で峠越えをしようと計画したのでしょうが、需要と供給の関係で頓挫したということでしょう。
莫大な建設と維持の費用をかけて県道を作ってもそれに見合うほどの利用者がいないということで放置になっているのでしょう。
どうしてもその県道が必要ということなら、今の技術なら峠越えではなく穴あけすなわちトンネルでしょう。
(*1)
愛媛県道193号森松重信線;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%AA%9B%E7%9C%8C%E9%81%93193%E5%8F%B7%E6%A3%AE%E6%9D%BE%E9%87%8D%E4%BF%A1%E7%B7%9A(ウィキペディアから)
(*2)
愛媛県道153号落合久万線;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%AA%9B%E7%9C%8C%E9%81%93153%E5%8F%B7%E8%90%BD%E5%90%88%E4%B9%85%E4%B8%87%E7%B7%9A(ウィキペディアから)
そんなことで、関屋の集落の終点からはこの市道関屋山之内線を通って窓峠を目指します。
直ぐに水道設備のような建築物が右側に見えます。
ここからは山中の一本道をくねくねと登っていくことになります。
まず竹林の中を通ることになります。
この竹林の区間はけっこう長いです。300mくらいはあると思います。
竹林を過ぎると基本的に杉・桧の植林帯で、ところどころに落葉樹林や常緑樹林の雑木林があるという感じです。
この道は林道的なことで利用されているのか、途中の右側に新しく林道も出来ています。
新しくというのは、この市道関屋山之内線は少なくとも2度は通っているからです。
そこらへんの話はおいおいします。
かなりこの道を登って行くと、2本の電柱(ちょうど鳥居のような形になっている)が立っているとこがあり、そこに左側から小道が合流してきます。
この小道がすでに書いた県道151号線と152号線の合流点から少し行ったとこにあった旦ノ原に行く小道の合流点なのです。あの小道から行けばここに出ます。
ここも一度下りで通ったことがあります。
道標とかはありません。
ここを過ぎると市道関屋山之内線の窓峠までの分岐点はかなり上に1箇所あるだけなので、ともかくひたすら登っていきます。
ひたすら登ると、左が山之内、直進は止(行き止まり)という道標のある分岐点に来ます。
ここで休憩して、おにぎりとどら焼きを食べます。
行き止まりの方の道も一度いったことがあります。こちらはウルメ川の源流で行き止まりです。確か砂防ダム(堰堤)があったと思います。
その時に猿の軍団に出会いました。20匹くらいいたでしょうか。器用に15mくらいの崖を登って逃げていきました。
山之内分岐の道標

休憩した後、左側の山之内の方に行きます。
ここまで来るとかなり上まで登ってきたので、ここからはそんなに勾配はきつくありません。
ここらへんから木を伐採しているとこもあるので左側に石鎚山系(石鎚山脈)が見えます。
とはいっても丹原地区からは常時石鎚山系(堂ヶ森・石鎚山・瓶ヶ森・笹ヶ峰など)が見えるので見えたからといってもわたしには特に感慨はないのですが(笑)
のんびりとそれなりに歩くと窓峠に着きます。
窓峠にはFM愛媛のアンテナが立っています。
しかしここが窓峠という指標はありません。代わりにといっては何ですが越智茂登太を記念した石碑があります。(*3)
コンクリートの舗装はここまでです。
これはおそらくこのFM愛媛のアンテナのメンテナンスなどをする必要があるので、車がちゃんと通れるように舗装しているのではないかと思われます。
(*3)
越智茂登太(おちもとだ)という人については、
水の歴史館 劈巌透水路 - 西条市ホームページ;http://www.city.saijo.ehime.jp/site/mizunorekishikan/lineup6-2-1.html(西条市ホームページ(http://www.city.saijo.ehime.jp/)から)
を参照してください。
ちなみに、わたしは丹原町来見地区の劈巌透水路 (へきがんとうすいろ)と劈巌透水碑および越智茂登太翁頌徳碑をみたことがあります。
なお、関屋の切抜隧道とは市道関屋山之内線の関屋から入ったところにある水道です。
関屋の切抜隧道については
伊予 丹原散歩 そのⅢ;丹原の利水史跡を辿る - 時空散歩;http://yoyochichi.sakura.ne.jp/yochiyochi/2014/04/post-253.html(時空散歩(http://yoyochichi.sakura.ne.jp/yochiyochi/)から)
が参考になると思います。
FM愛媛のアンテナ

越智茂登太の記念碑

ということで、窓峠から山之内方面へは砂利道(ダート)の下り道となります。
窓峠から50mくらい下ると右側に「関屋保安林管理道」という林道があります。
ゲートがあり車は入ることが出来ません。
人は横から入ることが出来るので、以前この道を行ったことがあります。
上りの道でそれなりに行くと行き止まりでした。
関屋保安林管理道を横目に見ながら少し下ると左側に林道があり、ただいま開設工事中の立て看板があります。
この工事林道は広域基幹林道臼坂黒谷線で、指標によると平成13年度から工事は始まったようです。
以前来た時にもここはありました。
開設工事中の立て看板

広域基幹林道臼坂黒谷線の指標

さて、この市道関屋山之内線のわたしの最長は実はここまでなので、ここから先は初めていうことになります。
緩い下りなのでのんびりと歩いて行きます。
それなりに歩くと、やっと今日の目的の東三方ヶ森への端緒である林道関屋線(関屋林道)を示す道標のあるとこに来ます。
道標は関屋林道と山之内方面と関屋方面の三方向を示しています。
また林道関屋線の指標もあり、その指標にはここが林道関屋線の起点であり、林道の規模は幅員3m・延長3.1kmと記されています。
ここには車を3台くらい止められるスペースがあります。
ここでも休憩をしておにぎりとパンを食べました。
林道関屋線を示す道標

林道関屋線の指標


林道関屋線は幅員3mということで、車の通行も出来る幅なのですが、もう林道としての用は達したのか今は放置状態で、道には大きな石が転がっていたり枯葉が堆積していたり土砂崩れがあったりで、四輪はもちろん2輪でも通行は困難といえます。
よっぽどの命知らずでないと、歩き以外はとても危険です。
この林道関屋線は重信川に沿っての林道なので左側が谷になっており、垂直なくらい急峻で見た目で川まで50m以上あると思われます。
幅員が3mもあるのでそれほど恐くはないですが、幅員が1mくらいだったらわたしなどはとても怖くめちゃ緊張するでしょう。
そんな林道をそれなりに歩いて行くと、窓谷雨量観測所というところに出ます。
ここは少し広くなっています。
林道関屋線の指標の看板もあります。この指標には幅員は3.6mと書かれています?
この指標の後ろに山道があってここからも山之内側に行ける(下れる)ようです。
窓谷雨量観測所


林道関屋線の指標

窓谷雨量観測所を通り過ぎてそれなりに行くと、道を小さな沢が横切っているところがあり、そこを濡れないように渡ると、道は急に川と接近します。
いままでの50m以上というのが嘘のように、道と川の高さは5m以下くらいになって、川にも下りることができるくらいの高さになります。
こうなったら、ここに来て良かったと思いました。
とっても爽やかな感じになりました。
とても山奥の川とは思えないくらいの親近感を抱きました。
林道はほとんど高低のない道ですから、ここから下流が水力でえぐられて谷になっているということでしょう。
そんな気持ちの良い沢を眺めながら歩いて行くと、橋がありここから沢が右側に変わります。
右になった沢を眺めながら進んでいくと、今度は左側から流れてくる沢の橋があり、その橋を渡ると、やっと東三方ヶ森の登山口に着きます。
東三方ヶ森登山口の道標があります。
道標は左側を指しており、右側は林道関屋線がそのまま続いています。
ここで少し休憩して、缶コーヒーを飲みます。
道標に従って左側に行くと、直ぐにまた道標がありその道標は右を指しているのですが、それらしき山道(あるいは踏み跡)はありません。
東三方ヶ森登山口の道標
手前


左奥

そこで、ここではないと思って、沢沿いの道(林道関屋支線?)を登っていくことにしました。
しかし、沢沿いを行くだけで、これといった山に登るような道はありません。
なお、この沢には治水の為に平成22年度付けで砂防ダム(堰堤)が作られていました。
ここでどうやら道を間違ったなと思い、道標のあるとこまで戻ってその回りを良く見ると、木にテープが巻かれておりその方向を見ると、なにやら踏み跡らしきものがあるので、それに沿っていくと山道らしきものがありました。
いきなり狭い道で急峻です。
これにはかなり気力をくじかれました。
林道関屋線がそれなりに快適たったのでもっと平坦な道だと思っていました。
で、根性を失くして撤退することにしました。
靴はスニーカーだったし飲料水も乏しくなっていたのでいい頃合いだと思いました。
予定でも、この時期だと高いとこに花はないだろうからと東三方ヶ森の頂上まで登る気はなかったので、撤退に躊躇はありませんでした。
しかし、もっと平坦だったらもう少し登っていただろうと思います。
帰りは来た道を戻るだけです。
しかし、林道関屋線起点まで戻ってくると、右足の小指辺りが痛くなってきました。
おそらく今日は暑かったので足が汗をかいてまめが出来かかっているのでしょう。
途中で、靴を脱いで足を乾かしました。替えの靴下を持ってくるのを忘れたのです。
乾かしたら少し楽になったので、歩いていると、窓峠を通り過ぎて500mくらいのとこで、後から車の音がするので、避けるために右側に寄っていたら、軽トラが止まって、乗っていくか、といわれたので、足が痛いということもあって、乗せて頂くことにしました。
歩きなら3時間くらいかかるとこが23分となりました。
さすがに車は速い(笑)
まぁ、わたしの場合は山野草を見るために歩いているので、遅い速いはあんまり関係ないのですが。
山だって山頂に登ることが目的ではないし。
それ故、山野草がないとこを歩くのは嫌かもしれないが、基本的に歩くことは好きだから、歩くことを苦に思ったことはないです。
しかし、今回は足が痛いという思わぬアクシデントに見舞われたので、この方はわたしにとって福の神でした。
ありがとうございました。
車中での会話は、このあとの「山人など」で書きます。
☆山人など
この東三方ヶ森に登った方のブログなどを読むと、近くて遠い山とかいわれている上に、松山側からではなく西条(旧丹原町)側からアクセスするので、人に会うことはないと思っていました。
まぁ、市道関屋山之内線までは、集落があるので散歩中の人がいたり車が通ります。
でも、市道関屋山之内線は1車線で山間部の道なので誰とも会わないと思っていました。
しかし、旦ノ原分岐から山之内分岐までで小型車と軽四各1台、山之内分岐から窓峠までで軽トラ1台とすれ違ったのでちょっとびっくりしました。
山之内の方から来たのかと思いました。
しかし、これは後から考えると、FM愛媛のアンテナや林道工事などをしているのでその関係者の車両だった可能性があります。
いくらなんでも山之内から来る可能性は小さいでしょう。
窓峠からは林道関屋線起点へ、林道関屋線起点から東三方ヶ森登山口へ、東三方ヶ森登山口から林道関屋線起点への間では、当然の如く誰とも会いませんでした。
こうなったらここからも誰とも会わないと思っていたら、林道関屋線起点から窓峠に向かっている中間点くらいで、軽四とすれ違いました。
そうすると、その軽四は止まりました。
中高年の男性が顔を出してきて、声かけをしてきたので、わたしは関屋林道を見に行ってきました、と言いました。
さすがに東三方ヶ森にいってきましたとは言えませんでした(笑)
その方は、わたしが松山方面から来たと思ったのか山之内の木地の酒だる村までだったら乗せられるといわれたので、わたしは丹原方面から来て丹原方面に帰るとこですといったら、ここまで歩いてきたのかとびっくりしていました。
この方は、何かの用事で国道11号線を通って丹原方面に行ったのだが、この市道関屋山之内線を昔に通ったことがあってその道が今はどうなっているかと思い、帰り道として久しぶりにこの道を通ったとのことでした。
わたしがこの道は(車と車が)すれ違うことはできないでしょうといったら、すれ違えないといって車とは会わなかったといいました。わたしはそれは良かったですね、と言いました。
ほんと、まじで対向車と出会ったらどうするんでしょうか。
時たま対向車とすれ違う広くなった場所はあるのですが、そこまでどちらかがバックするのでしょうか。
考えただけでもめんどくさい(笑)
ということで、わざわざ車が止まって声をかけられたのでちょっとびっくりしました。
今日は誰とも山では話をすることはないと確信していたのですが。
林道を歩いている者がいると何か面白いと思って話しかけられるのでしょうか(笑)
車が止まって声をかけられたといえば、以前この市道関屋山之内線を歩いていた時に旦ノ原分岐と山之内分岐との間で小型車とすれ違ったことがあります。
その車には、確か男2人女1人だったと思うが20代の3人が乗っていました。
何を話したのかもう忘れましたが、その3人は広島からわざわざここにきたと言っていました。
それを聞いてわたしはかなり?マークになりました。
こんなマイナーなとこに広島からわざわざ来るかと思ったので、変に感心してしまいました。
しかし、あとで考えると、瓶ヶ森林道(瓶ヶ森スーパー林道)と間違えたのではないかということです。
瓶ヶ森林道に入るには西条市の国道194号線からか松山側の石鎚スカイラインからとなるのでここらへんをうろうろしていてもおかしくありません。
おそらくしまなみ海道から来たと思われるので、どこかで道を間違えたのかもしれません。
しかし、この道と国道194号線を間違えるとなると相当な方向音痴ということになるので、本当にこんなマイナーなとこにきたのかもしれません。
わたしは上りで彼らは下りですれ違い、彼らは下って来た道を指してこの先はどこにいくのですかと言ったので、わたしは松山ですと答えました。ということは松山方面からではなく丹原(関屋)から入って今引き返しているということなのでしょう。
ともかくこの時はびっくりしたのであまりあれこれ聞かなかったのが今は悔やまれます。
面白いことにわたしがカメラを持っていたので、彼らはどういう訳かそのカメラで自分たちを撮ってくださいといったので、写真を撮ってあげましたが、わたしをそういう部類(いわゆるカメラマン)の人と思って声をかけたのでしょうか。
今となっては色々と謎です(笑)
もしかしたらここらへんに親戚でもあって面白い道があるよというようなことで試しに通ったのかもしれません。
その可能性が一番高そうな気もします。
もう車とも会わないだろうと、足は痛いけど窓峠を過ぎのんびりと下っていると、後ろから車の音がするので、今日の初めての追い越されだと思いながら少し広くなっているところでやり過ごそうとしていると、軽トラがわたしの前で止まりました。
そして、中高年の男性の方が顔を出し乗っていかないかと言われたので、足が痛いこともあったから二つ返事でご好意に甘えることにしました。
助手席に乗って直ぐに、足が痛かったので助かりましたと礼をいうと、それはちょうど良かったといわれました。
実を言うと、この軽トラのボディの横に「岡崎建設(株)」と書いてあり、あの林道工事中の看板に施工者が岡崎建設株式会社だったので、林道関係の方だと思い、あそこの林道工事の方ですかと聞くと、そうですとの答えでした。
しかし、林道の工事期間は3月20日までになっていたので、怪訝に思いまだ工事をしているのですかと聞くと、まだ終わっていないので4月まで延長してもらうとのことでした。
その理由は、2月に大雪が降ったため、ここら辺は30cmほど積もり、走行不能になって工事が出来なかったとのことです。
普通に走っても片側が谷になっていて危ないのに、雪道でスリップなどしたら谷底に落ちる可能性大なので雪があるときは走らないのが常識だと思います。
ということでいま現在林道工事をしている方ということで、林道のことを色々聞きました。
なお、この方は今日は用事があって早く切り上げたのでこの時間に下っているとのことでした。だから、他の方はまだ仕事をしているとのことでした。
旦之上(三芳方面)に帰るといっていました。
いま工事をしている林道は指標にもあった「広域基幹林道臼坂黒谷線」で、西条市丹原町臼坂から西条市黒谷(旧東予市)を結ぶ総距離22kmの林道ということです。
平成13年から10年計画で始まったそうですが、また完成していません。
いまこの方が工事しているとこは、丹原町臼坂とこの市道関屋山之内線(関屋側)を結ぶところです。
丹原町臼坂側からとこの市道関屋山之内線側から工事をしていて、あと300mくらいで両方がつながるということです。つながるにはあと3年くらいかかるそうです。
それが終われば、今度はこの市道関屋山之内線から黒谷に向かって林道を作ることになるがそこはまだ何も手をつけていないと言っていました。
確かに地図を見ると、朝倉ダム辺りの黒谷から南下して来ている道があるから、おそらくそれがこの計画の林道でしょう。また本谷温泉ともつながるといっていたので、ほぼ間違いないでしょう。
今回この方のしている部分は、今季130mを3000万円で受注したとのことでした。
あの看板によると平成29年6月28日からだから130mでこれだけの期間がかかるということはかなりの難所といえそうです。この方もそういうことを言っていました。
工事は3人ないし4人でしているといっていました。
そういうことなのでわたしが1年で100mくらいですね、というとこの方はあえて否定はしませんでした。
ともかく1年100mだと22kmが完成するには単純計算では220年かかることになります(笑)
実際はここでもそうですが、臼坂側から関屋側からと部分部分で工事をしてつなげるということなのでもっと短い時間になるということです。
ただこの関屋側はこの市道関屋山之内線があったからここからも工事できるのであるが何もないとこだと1箇所から進んでいかなければならないので1年に100~200mくらいということになります。
だから、黒谷の方は本谷温泉(河之内側)からも入って上下の作業したと思われます。
そういうことを考えると、本谷温泉(河之内側)からこの市道関根山之内線(関屋側)が一番難工事になると思われます。
だからいまだに手付かずなのでしょう。
ということから費用も膨大にかかるということで、この工事の管轄は県で行い、完成後西条市に移管されるとのことです。
しかし、移管されても林道はちょっとしたことで土砂崩れなどが起こるのでその維持費も馬鹿にならないでしょう。
これだけのものを作って何に使うのでしょうか。
そんなことを思って今日行った林道関屋線をあれは治水工事の為に作った林道ですかと聞くと、そうですとの返事でした。
あの東三方ヶ森登山口でわたしが間違って行った重信川支流(林道関屋支線?)には平成22年度として砂防ダム(堰堤)があったからです。
林道関屋線もこの方たち(岡崎建設)が作ったそうです。
この方たちはこの関屋山之内線の土砂崩れ・崩落や兼久大池の整備とかいまやっている久妙寺の農地整備とかも関わっているそうです。
そんなことで林道に関心があるいまに林道の話を林道関係者から聞けて、大いに興味深かったです。
大体、何かに関心を持っていると、けっこうそういう出会いがあって、新しい知見を得られるということがあります。
また、わたしがカメラを持っているということで、ここらへんの動物のことも教えて頂きました。
ここら辺は、鹿や兎や栗鼠(りす)や雉(きじ)を車で通っているとよく見るそうです。
鹿は道にいて車がかなり近くまでいっても逃げないそうです。
鹿はわたしも今日はこの市道関屋山之内線に入ったとこくらいの竹林で見たのですが、すぐに逃げられました。
そこでわたしはわたしの場合は鹿にすぐに逃げられると言うと、猟師と間違えられているのではないかと言われました。
そこらへんは鹿も知っていて、車だと通過するだけだが、歩いている人間だと何かをされると思っているのかもしれません。
おそらく九分九厘車から鹿に向かって鉄砲を撃つ人はいないでしょう(笑)
わたしはまだ野兎を見たことありません。また野にいる雄の雉も見たことないので、ぜひとも機会があったら見たいと思いました。
動物といえば、林道関屋線でニホンアナグマを見ました。
まさか、愛媛でもニホンアナグマを見れるとは思ってもいませんでした。
わたしはニホンアナグマと相性がいいのかもしれません(笑)
東三方ヶ森登山口から林道関屋線起点に戻っている時に土砂崩れのあるとこで石が転げ落ちてきたので、そちらを見上げるとニホンアナグマが上の方に逃げていくとこでした。
その逃げる時に石を蹴るなどして石が転げ落ちてきたのでしょう。
土砂の付近を通る時は、こういうことも気をつけていないと獣が石を落とすこともあるということです。
大きくない石でもびっくりした反動で谷側に転落する可能性もあります。
土砂崩れのとこは上を確認しながら通らなければならないということです。
山は危険がいっぱいです(笑)
ニホンアナグマはわたしから十分な距離を取ったと思ったのか、そこでじっとわたしの方を見ていたが危害はないと安心したのか土を掘り起こして餌を探していました。
それにしてもこんなに素早く動いて逃げて行くニホンアナグマは初めてです。
笠山のニホンアナグマは夕方とはいえ人里で見たし、檜洞丸のニホンアナグマなどはわたしと50cmくらいの距離でも逃げようとはしなかったのに。
ここらへんにも、あまり人との接触がないので警戒したということなのでしょうか。
山野草行を再開するまでは一度もニホンアナグマを見たことがなかったのに、2013年に再開してからは、2013年笠山(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-3156.html)、2013年鳴神山(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-3962.html)、2016年檜洞丸(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4083.html)そして今回ともうこれで4度目です。
☆補足など
今日は快晴で風もなかったのでとても暖かったです。
3月としては暑いくらいでした。
そのために汗をかき下着も2回替えました。
飲料水はポカリスエット500ミリリットルと水500ミリリットルを持っていったのですが、汗をかいたのでポカリスエットは東三方ヶ森登山口に着いた時点で飲み干し、水も残り300ミリリットルくらいになりました。
今日の感じではポカリスエット500ミリリットルがもう1本欲しかったというところでした。
さて、今回初めて東三方ヶ森を意識しました。
いままでは市道関屋山之内線を通っても東三方ヶ森の意識はなかったです。
今回はたまたま東三方ヶ森で検索したら、素晴らしい山行記録があったので、それでこの山にも登れるということを知ったのです。
その山行記録は
東三方ヶ森へ行こう!関屋林道から;http://angelcyfer.web.fc2.com/h3mori_s/index.html
(お山へ行こう!(http://angelcymeeke.web.fc2.com/)から)
です。
この山行記録は詳しく書かれており、登ってみたいという意欲を起こさせるものでした。
ほんと山についてはどの山についても山行記録を書いている人がいるんだなと感心してしまいます。
なお、この山行記録は松山側からのアプローチですが、林道関屋線起点からは同じなので西条側(丹原側)からのアプローチでも問題ありません。
また、この方は今治側からのアプローチも書いていて、その山行記録は
東三方ヶ森へ行こう!木地奥林道から;http://angelcymeeke.web.fc2.com/h3mori/
です。
その他にも三方ヶ森に関しての論説があります。
自由研究 地図から消えた○三方ヶ森;http://angelcymeeke.web.fc2.com/3pogamori/index.html
大したものです。
この高縄半島の山は国土地理院の地図ではほとんど山名がないのですが、この研究を見ると昔は大方のピークに名前が付いていたということです。
やはり、利用する人がいなければどの山がどの山でも関係ないということなのでしょう。
利用する人が多ければ山の話をするにしても山名がないと相手に話が通じないということになります。
ここ高縄半島ではもう生活の為に山を利用することが少なくなったということでしょう。
そういうことになると山道は自然と廃れます。山道が廃れれば登山する人もいなくなります。近くて遠い山になります。
わたしが小さい頃よく登っていた愛ノ山なども、その頃の山道は藪になっていて、もう頂上まで行くには薮こぎを覚悟しなければなりません。
それでも林業関係の人の間ではそれなりに山名があるのかもしれません。
でないと、どこの山で作業するとかいうのを伝えることができないから。
あと面白かったのは、この市道関屋山之内線を軽トラで走った動画をYouTube(https://www.youtube.com/)に上げていた方がいたことです。
それは
【険道 ドライブ】愛媛県道152号 関屋山之内林道 リベンジ!! 軽トラで往く!! DMC-GH4 【車載動画】 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=tcrDM9fOL60)
【険道 ドライブ】 愛媛県道152号 関屋山之内林道 軽トラで往く!! GoPro版 【車載動画】 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=UWBEhC0SRK4)
です。
いやはや、世の中には色んな方がいると感心してしまいます。
こんな動画まであるとはと、思ってしまいました(笑)
この道に関しては、上記のお山へ行こう!さんのブログ記事もあります。
お山へ行こう!のブログ カメラを持って 関屋山之内林道~丹原 1 ;http://lcymeeke.blog90.fc2.com/blog-entry-2274.html
お山へ行こう!のブログ カメラを持って 関屋山之内林道~丹原 2;http://lcymeeke.blog90.fc2.com/blog-entry-2275.html
どちらも、山之内(重信側)から関屋(丹原側)に抜けています。
なお、これらには関屋山之内林道と記述されていますが、窓峠の近くにあった「県民ふれあいの森林」の指標には、平成14年度で町道関屋山之内線と書かれており、丹原町が西条市と合併したのが平成16年(2004年)なので、わたしは町道から市道としました。


公共交通としては、JR四国予讃線の壬生川駅から関屋に行くバス(関屋線)が本数は少ないがあります。
運行は瀬戸内運輸(せとうちバス)の関連会社のせとうち周桑バスです。
時刻表;http://202.229.54.225/05jikoku/sekiya.htm
路線図;http://202.229.54.225/05jikoku/syusoubus.htm#
ともかく今年初めての山野草行は楽しかったです。
改めて山は良いな楽しいな面白いなと思いました。
危険があるからこそ充実感もあるって思いました。
幸せ感をとても感じます。
今回は東京の山などと違ってもともと山に入る人が少ないということで、人の気配が少ないから何か異次元に来たような清々しさがありました。
空気がきれいうまいという感じもありました。
春です。
これから秋まではまた山野草行を楽しめます。幸せ。
地図情報
地理院地図(http://watchizu.gsi.go.jp/)から
東三方ヶ森;http://maps.gsi.go.jp/#15/33.902816/132.959728/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
窓峠;http://maps.gsi.go.jp/#15/33.873366/132.979092/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
地図検索ならMapion(http://www.mapion.co.jp/)から
東三方ヶ森;https://www.mapion.co.jp/m2/33.90263778,132.95973795,16/poi=L0581466
窓峠;https://www.mapion.co.jp/m2/33.87331032,132.97907291,19/poi=L0646860
行程情報
花見トレッキング
某所(6:12)→関屋バス停(8:05)→市道関屋山之内線起点(8:33)→旦ノ原分岐(9:16)→山之内分岐(10:38,10:57)→窓峠(11:36)→林道臼坂黒谷線交差(11:44)→林道関屋線起点(12:01,12:17)→窓谷雨量観測所(12:37)→東三方ヶ森登山口(13:26,13:33)→林道関屋支線?引き返す(13:44)→東三方ヶ森登山口(13:48)→登り撤退(13:53)→東三方ヶ森登山口(14:00)→林道関屋線起点(14:58)→窓峠(15:37)→軽トラに乗車(16:00)→某所(16:23)
標高
某所(約51m)→市道関屋山之内線起点(約295m)→旦ノ原分岐(388m)→山之内分岐(約548m)→窓峠(625m)→林道関屋線起点(約567m)→窓谷雨量観測所(590m)→東三方ヶ森登山口(約601m)→某所(約51m)
草本
☆花期
ユキワリイチゲ(雪割一華)(キンポウゲ科イチリンソウ属)
http://plants.minibird.jp/kansai/kansai50/kansai_ya/con_yu/yukiwariItige/yukiwariItige.html(西宮の湿生・水生植物から)
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/ranunculaceae/yukiwariichjige/yukiwariichige.htm(Y.HADA'S Home Pageから)
ヤマルリソウ(山瑠璃草)(ムラサキ科ルリソウ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6(ウィキペディアから)
ナツトウダイ(夏燈台)(トウダイグサ科トウダイグサ属)「有毒」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%84%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%80%E3%82%A4(ウィキペディアから
https://matsue-hana.com/hana/natutoudai.html(松江の花図鑑から)
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)(ユキノシタ科ネコノメソウ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%82%A6(ウィキペディアから)
https://matsue-hana.com/hana/yamanekonomesou.html(松江の花図鑑から)
タチツボスミレ(立坪菫)(スミレ科スミレ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%81%E3%83%84%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%AC(ウィキペディアから)
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/tadap/tachitsubosumire.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
スミレ(菫)(スミレ科スミレ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%AC(ウィキペディアから)
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/sueozep/sumire.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
ムラサキケマン「有毒」
ホトケノザ
ヒメオドリコソウ
シロバナタンポポ
セイヨウタンポポ
オオイヌノフグリ
カキドオシ
ヒメウズ「有毒」
フキ
アブラナ(油菜)(別名:ナノハナ(菜の花),ナタネ(菜種))(アブラナ科アブラナ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%8A(ウィキペディアから)
ムスカリ
ハナニラ
☆茎期(新芽新葉)
ツルカノコソウ (注)
ウバユリ
マムシグサ「有毒」
ニリンソウ
(注)(2018.4.11.水にユリワサビからツルカノコソウに変更しました)
木本
☆花期
ツバキ(椿)(別名:ヤブツバキ(藪椿)(ツバキ科ツバキ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%AD(ウィキペディアから)
https://matsue-hana.com/hana/yabutubaki.html(松江の花図鑑から)
シロモジ(白文字)(クスノキ科クロモジ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%82%B8(ウィキペディアから)
https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9%E2%91%A1-1/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%82%B8/(庭木図鑑 植木ペディアから)
(もしかしたら、クロモジかもアブラチャンかもダンコウバイかもしれない)
キブシ(木五倍子)(キブシ科キブシ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%96%E3%82%B7(ウィキペディアから)
コブシ(辛夷)(モクレン科モクレン属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%96%E3%82%B7(ウィキペディアから)
ミツマタ(三椏)(ジンチョウゲ科のミツマタ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%BF(ウィキペディアから)
動物
ニホンアナグマ(イタチ科アナグマ属)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%9E(ウィキペディアから)
山野草などの参考HP
ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8)
西宮の湿生・水生植物(http://plants.minibird.jp/index.html)
Y.HADA'S Home Page(http://had0.big.ous.ac.jp/index.html)
松江の花図鑑(島根県松江市の野草樹木シダの名前が分かる植物花図鑑)(http://matsue-hana.com/
多摩丘陵の植物と里山の研究室(http://www.geocities.jp/tama9midorijii/index.html)
庭木図鑑 植木ペディア(https://www.uekipedia.jp/)
山好きのための登山情報サイト - ヤマケイオンライン - 山と溪谷社(http://www.yamakei-online.com/)から
はじめての登山 - 初心者の登山 - 登山を始めるための登山初心者へのノウハウ&ハウツーが満載! Yamakei Online - 山と渓谷社;http://www.yamakei-online.com/beginners/
ウィキペディアから
東三方ヶ森;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%B8%89%E6%96%B9%E3%83%B6%E6%A3%AE
西条市;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%A1%E5%B8%82
東温市;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B8%A9%E5%B8%82
瓶ヶ森林道;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%93%B6%E3%83%B6%E6%A3%AE%E6%9E%97%E9%81%93
スーパー林道;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%9E%97%E9%81%93
愛媛県の県道一覧;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%AA%9B%E7%9C%8C%E3%81%AE%E7%9C%8C%E9%81%93%E4%B8%80%E8%A6%A7
スプリング・エフェメラル;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%AB
ユキワリイチゲ
まだ開花していない。







ヤマルリソウ
















ナツトウダイ







ニホンアナグマ





余談:土筆(つくし)
今年(2018年)は土筆をたくさん食べました。
わたしは山菜では土筆が一番好きなので大満足でした。
ここ丹原地区は土筆王国といってもいいくらい土筆がたくさんあります。
おそらくわたしは2000本近く取ったと思います。
それでもまだまだたくさん生えていました。
3月中旬くらいがピークで、3月初旬くらいから出始め3月下旬くらいまでありました。
調理は、茎のはかまを取ってそれを洗ってから、沸騰したお湯に1分くらい浸してアク抜きをします。
そして、湯をきれば下処理は終わりです。
土筆の卵とじがポピュラーなのですが、わたしは砂糖醤油で佃煮風にして食べます。
フライパンに適当に油をひいて、下処理をした土筆を入れ、砂糖と醤油を加えながら炒めます。
炒めながら味見をして味の頃合を決めています。
今回は試しにてんぷらにもしてみましたが、これはあっさりしていて結構いけます。
また、味噌汁の具などにしても美味しいです。
土筆ははかまが取るのがめんどうです。
そういうことからか料亭などでは胞子の部分だけを調理しているという話も聞きます。
でも茎の部分もおいしいです。
茎の部分を食べるということなら、胞子がたけている(胞子が飛んでいる)ものも対象になります。
わたしは胞子がたけているものも取って食べます。
わたしは土筆が好きなので、はかまを取るのはそんなに面倒とは思いません。
はかまを取る前の土筆

はかまを取った後の土筆

あと、山菜ということで蓬(よもぎ)のてんぷらも食べてみましたが、こちらもあっさりしていて美味しかったです。
若い蓬の葉を摘んで洗い水切りをしててんぷらにします。
写真は後日に
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