ろぷろす_ぶろぐ アニメ「宝石の国」
FC2ブログ

アニメ「宝石の国」

アニメ「宝石の国」が面白いです。
この「宝石の国」の面白さの際立ちはその発想です。
こういう発想の物語はわたしにとっては初めてだと思います。
それではわたしの独断と偏見でこの物語について少し書きたいと思います。
なお、このアニメの視聴はGYAO!(ギャオ!)(https://gyao.yahoo.co.jp/)での無料視聴です。

第1話 フォスフォフィライト
第2話 ダイヤモンド
第3話 メタモルフォス
第4話 魂・肉・骨
第5話 帰還
第6話 初陣
第7話 冬眠
第8話 アンタークチサイト
第9話 春
第10話 しろ
第11話 秘密
第12話 新しい仕事

前回の暫定版から普通版をリリースします。
第4話から第12話までのあらすじと所感も少し増補しました。
改めて見ると、かなり興味深い物語だと思います。
機会があったら、もっと詳細に書きたいとも思いました。

なお、無料視聴は終わってしまいましたが、有料ということではGYAO!ストアで見れます。
GYAO!ストアでの宝石の国
 https://streaming.yahoo.co.jp/p/y/00908/v14184/
です。
1月10日現在で、1話と2話が100円で3話から12話までが200円なので、全部見るとなると2200円でしかもおまけで税まで付きます。トータル2376円です。視聴は2日間です。
はっきりいってわたしはこれは高いと思います。
1話50円だったら、12話で600円でおまけで税が付いても648円だから、これならわりと気楽に見れると思います。
ただし、全話パック(12話)だと1540円+おまけで税(視聴は22日間)となって少し安くなるようです。

また、DVDとBlu-rayはホームページによると、
第1巻 発売中(2017年12月20日(水)発売)
第2巻 2018年1月17日(水)発売予定
第3巻 2018年2月14日(水)発売予定
第4巻 2018年3月14日(水)発売予定
第5巻 2018年4月18日(水)発売予定
第6巻 2018年5月16日(水)発売予定
です。


☆あらすじ

とある星(おそらく地球)で僧姿で男性姿の先生(金剛先生)といわれる者に率いられた女性姿の宝石たちが、月人(つきじん)といわれる月からの宝石強奪者と戦う物語である。
その宝石たちの一人であるフォスフォフィライト(通称フォス、以下フォスと記す)が本物語の主人公である。

(1)
フォスはこの宝石の戦士たちで最も弱いため、先生から戦いに参加することを許されない。
その任務は戦いではなく博物誌というこの地の調査である。
とはいっても博物誌の仕事が分からないフォスは、みんなに仕事のことを聞いている内に、毒を吐き出すために一人孤独に夜の見回りをしているシンシャと出会う。
このシンシャに月人からの襲撃から助けてもらったフォスは、シンシャが月人にさらわれたいというのを聞いて、なんとかシンシャのためになる仕事を見つけようと思う。

ちなみに、宝石たちは月人の弓や槍を受けると、砕けるがそれで死ぬ訳ではなく、その砕けた破片をくっつけると小さな微生物のインクルージョンの働きで元通りになる。
そのくっつける役割として医者のルチルがいる。
砕くと宝石たちは動けなくなるので、そこで月人たちは宝石を回収して月に持ち帰る。

(2)
この星は6度(たび)流星を受け、その欠片で6個の月ができ、そのため生物は海に逃げ、そこから無機物として生まれたのが、宝石たちのようである。

博物誌に関してもシンシャに関してもアイデアの浮かばないフォスはそのアイデアの拠り所として、ダイヤモンド(通称ダイヤ)を訪ねるが、その時に月人が現われて、ダイヤと月人の戦いになる。
ダイヤは月人の放った矢や槍を刀で跳ね返して月人に応戦するが、それはダイヤにとって負担が大きく刀が手からすり抜ける。
このダイヤの危機に、颯爽とボルツが現われ、一撃で月人を倒してしまう。
そんなボルツを見てダイヤを複雑な心境になる。
そんな折りまたしても月人が現われるが、その月人たちはフォスたちを無視して学校の方に行ってしまう。

月人は学校の上空にくると、なにやら巨大な蝸牛(かたつむり)の殻状の物を落とす。
月人はまたしてもボルツが倒してしまう。
そこで一安心していたら、蝸牛の殻状の物から生物が出て来て、フォスを飲み込んでしまう。
この生命体は、宝石たちを溶かす能力があってボルツさえも歯が立たない。
飲み込まれたフォスはその生命体の体内で溶けてしまう。

(3)
激闘の末、巨大な蝸牛状の物を、海水の池に落とすと、縮こまってしまい小さななめくじかなまこのような物になってしまった。
そこで、フォスはどこにいったのかと殻状の物の中を探すがフォスはどこにもいない。
そうすると、ダイヤはフォスがそのなまこのような物に変わってしまったと思う。
ダイヤはなんとかフォスを元に戻そうとみんなに相談するのだが、誰もフォスのことなど気にかけていないようにそっけない。
ダイヤは疲れ果て草むらで寝ていると、ダイヤの輝きを月人だと見間違えたシンシャがやって来る。
シンシャもフォスにはそっけなかったが、ダイヤの必死の頼みで、フォスが殻に取り込まれていることを教える。
ダイヤを喜び勇んで、みんなの助けを借りて、殻にあるフォスの薄荷色の破片を集め、それをルチルのとこに持っていき修復してもらう。
こうして、ダイヤの熱意によってフォスは元に戻ったのだが、フォスはなまこ状の物を見ると敵意むき出しにして襲い掛かる。
そして、フォスはそのなまこ状の物と話し始める。

(4)
なまこ状のものの言葉はフォスだけが分かり、それによるとなまこ状のものはアドミラビリス族の王のウェントリコススだということである。
ウェントリコススからシンシャに助けられたことを聞いたフォスは、シンシャの今の境遇をなんとかしたいと先生に相談するが、先生であってもどうすることも出来ないといわれる。
夜の見回りはシンシャが自ら考えての仕事であるとのこと。
フォスはシンシャを助けると約束したのに何の手立てもないので落ち込んでいると、ウェントリコススが宝石たちの形をしたものが海にいるので、気晴らしに行こうと誘う。
フォスはみんなに黙って海に行こうとするのであるが、それがばれて先生に止められる。
それでもウェントリコススが弱ってしまったので、再び黙って海に行く。

海に入って故郷に近づいたウェントリコススは本来の姿になる。
その姿は上半身は女性で、下半身はくらげか蛸(たこ)か烏賊(いか)のように複数の脚がある姿である。
まぁ、海のケンタウルスという感じでしょうか。
その姿からフォスがなぜ自分たちに似ているのかと問い詰めると、ウェントリコススは言い伝えとして、人間が魂・肉・骨の3つに分裂したなれの果ての姿だという。
肉はアドミラビリス族となり海に住み、骨は無機質となり陸に住み、魂は清らかな新天地として月に住んでいるといわれる。そして、魂はその宿り主として肉と骨を求めているという。
そんな話をしていると、突然、フォスに月人の矢が襲いかかり、フォスの脚が砕ける。

(5)
ウェントリコススがフォスを海へと誘ったのは実は罠だった。
宝石を誘い込めば、ウェントリコススの弟のアクレアツスを解放するという月人との密約があったのである。
そのため、フォスは月人に捕らえられてしまう。
しかし、月人はウェントリコススに更なる宝石の誘い込みを要求する。
そこでウェントリコススはシンシャなら誘い込めるかもしれないというと、フォスは拒絶の叫び声を上げる。
それに呼応するように、さざえのような巻貝のアクレアツスが目覚め、月人を全滅させる。
アクレアツスは再びフォスを囮にして両親たちを解放しようと画策するが、ウェントリコススはせめてもの罪滅ぼしとしてフォスを仲間たちの元に戻すことにする。
なお、この時フォスは自分の年齢を300歳という。

宝石たちはフォスがいなくなったのに気づき、みんなで海に入ってフォスを探すが見つけることは出来ない。
そんなフォスをウェントリコススはシンシャのいる浜辺に送り届け、シンシャはフォスを学校に運ぶ。
そのフォスを樹脂を取りに戻ったルチルが発見する。
ルチルは両脚を失ったフォスに、ウェントリコススがくれた巻貝の殻の部位を接続する。
フォスの脚は柄物となり、その新たな脚のため、フォスは超高速で走れるようになる。

(6)
脚の速くなったフォスは、能力が上がったということで、先生に再び月人と戦うことを依願する。
先生も一応、脚が速いということで、双晶のアメシストと組んでの見張り役の任務を与える。
この時、フォスに海での報告を求め、その中でフォスが「人間」という言葉を発すると、先生は大いに動揺する。
見張り役となって3日目に月人がフォスたちに襲来する。
その月人を双晶のアメシストが退治したかにみえたが、首を切った仏から、棘のある挟み物が出てきて、アメシストたちを捕まえて砕いてしまう。
フォスは恐怖のあまり、動けず、助けを求めにすら行けない。
このままでは、アメシストたちもフォスも月人に連れ去られるかと思われた時に、疾風の如くボルツが現われ、棘のある挟み物を切り捨て、アメシストたちを解き放つ。
最後は先生が来て、光のつぶてのようなもので月人を壊滅する。

なお、この話の中で、イエローダイヤモンドが3597歳であり、なんの為に戦っているのさえ忘れたという。
なんの為に戦っているのかということでは、フォスが単純明快に「先生が大好きだから助けたいんです」という。

(7)
フォスはアメシストたちに謝るが、逆にアメシストたちに謝られる。
この月人たちの兵器は新型であったので、アメシストたちに油断があったという事である。
フォスは反省のため走りの特訓をしていると、夜の見回りのシンシャが見え、そのシンシャを包むように雪が降ってくる。
宝石たちは、光を栄養にしているので、光の乏しい冬は動きが鈍るので冬眠するということである。
そして、その冬の間は、ひと月に10日ほど晴れてその時には月人が襲来するが、読みやすいということで、先生とアンタークチサイトの2人で対応しているということである。
そのアンタークチサイトは普段は液体であるが、気温が下がると固体となり寒ければ寒いほど強くなるとのことである。

しかし、今年はフォスが眠くないということで、この冬を起きているということになる。
アンタークチサイトは、始めはフォスを邪魔者扱いするが、フォスの熱意を聞いて、フォスにも冬の仕事を与える。
それは、奇声を発して宝石たちの眠りを妨げる流氷割りや積もった雪の除雪である。
脚力だけしかないフォスにとって、この日常作業は負担の大きいものであった。
アンタークチサイトはフォスの働きを評価するものの、この脚力くらい腕力があったならと呟く。
フォスも脚力くらいの腕力が欲しいと、柳の下に泥鰌とばかりに腕を切ろうとするが止める。
そうすると、氷がそんなフォスに腕をなくしてもなんとかなるから、私が噛み切ってやろうと誘惑する。
フォスはその誘惑にそそのかれそうになるが、我にかえったはずみに滑って海に落ちる。
そのフォスを見たアンタークチサイトがフォスを助け上げると、フォスの両腕は失われていた

(8)
フォスの両腕がないのを見たアンタークチサイトは、直ぐに海に入ってフォスの両腕を捜すが見つからない。
しかも、アンタークチサイト自身も右手を失うところだった。
アンタークチサイトは、フォスの両腕がなくなったのは自分のせいだと先生の腕の中で泣く。
先生は、フォスの両腕に接合可能な無機物を尾の浜に探しにいくようにいう。
尾の浜とは、「古代生物が海で朽ち無機物に変わり、長くは数億年地中をさまよったあと、生まれる」ということで、宝石たちが生まれた場所である。
そこには、今は金と白金しかないのであるが、とりあえずフォスに金と白金を接続してみる。
そこで様子を見ようとすると、突然、空が晴れてくる。
晴れてきたのでアンタークチサイトは一端引き上げようとするのだが、フォスに付けた金と白金が増殖し始める。
と同時に、月人が現われて、アンタークチサイトを攻撃し始める。
それに対して、アンタークチサイトは果敢に対抗する。

一方、尾の浜に月人が出現したのを知った先生は尾の浜に行こうとするが、そこに月人の軍団が立ちふさがって足止めしようとする。
アンタークチサイトは新型兵器の釣り針状の爆弾によってボロボロになりながら、なんとか月人を潰した。
フォスは腕に付けた合金が自動的に檻を作って囲い込み月人から見えないようになっていた。
そこで、アンタークチサイトがその檻を破ってフォスを出そうとしていた時に、月人の第2弾の矢を受け、砕け散った。
月人はそれを回収して月に持ち帰ろうとする。
それでフォスが激高すると、合金が自分の思うようになり、月人を攻撃するが、時はすでに遅く月人はアンタークチサイトの破片を持って飛び去ってしまう。
そこに足止めをくらっていた先生が来て、光のつぶてを発するがそれおも届かなく月人は去っていく。
こうして、アンタークチサイトは月にさらわれたしまった。

(9)
アンタークチサイトが月にさらわれたので、その後任として、この冬は月人の来襲の対応や流氷割りなどはフォスが行なうことになった。
そうして、時は廻り、また春がやって来る。
冬眠から目覚めたみんなは、フォスの変わりように驚く。
特に金と白金の合金の両腕が自在に動くのには、みな驚きかつ興味が湧いて、フォスをいじくりまわす。
フォスはいちやくみんなの注目の的となり人気者となる。
そればかりではなく、その実力をもアメシストたちの前で一人で月人を一蹴することによって見せ付ける。
それを見ていたボルツはなにやら思案する。

なお、春ということで、衣装はレッドベリルの創作した夏服となる。
トップスは白のシャツでボトムはサスペンダーの付いたキュロットである。
なお、フォスとシンシャはトップは黒シャツでボトムは黒ショートパンツ(ホットパンツ)の冬服のままである。

(10)
フォスの実力に目をつけたボルツは、フォスに自分と組むように提案する。
フォスはボルツが苦手だし、ダイヤからボルツを取ることになるので、組むことに躊躇して悩む。
しかし、アンタークチサイトの勇気という言葉を思い出し、ボルツととりあえず組むことにする。
その組んだ初日に早速、月人の襲来がある。
しかも、その月人は2重黒点の新型である。
黒点から手のようなものが出ているが、ひっかっているようなので、その隙にボルツが先制攻撃をするが、突然数本の手が出できて、ボルツは捕まってしまう。
そのボルツをフォスが攻撃して解き放つが、その何者かがいよいよ全貌を現す。
それは、6本の手と2本の足を持った巨大な狛犬のような月人であった。
それを見たボルツは勝てないと判断し、学校まで逃げ、鐘を6つ鳴らして全員をその場に待機させて、瞑想中の先生を起こす作戦に出る。

だが、誰もいないと思っていた学校にはダイヤとアレキサンドライトが残っていて、狛犬のような月人はダイヤを標的に追い掛け回す。
ダイヤは始めは恐怖から逃げ惑っていたが、ボルツとフォスのことを思い出し、一人で立ち向かうが、やはり敵わない。
それでも玉砕覚悟で、おのれの固い身体を刀として一刀両断して尽き果てる。
その様子を見ていたボルツは復讐心に燃え、分断されて2頭になった狛犬のような月人に対峙する。

(11)
ダイヤに2分割された狛犬のような物の一体を怒りに染まったボルツが一刀するとそれは4対になった。
もう一体は、フォスとアレキサンドライトの元に現われるが、それも月人を見てコバルトブルーから赤色になって凶暴になったアレキサンドライトが一刀する。
ボルツとアレキサンドライトが狛犬のような物を細切れにしてしまうと、遂に小さな可愛い狛犬のような物になってボルツとフォスに擦り寄ってくる。
ボルツとフォスはそれに見とれていると、その小さな狛犬のような物は一斉に逃げ出す。
宝石たちみんなでその小さな狛犬のような物を捕まえて檻にいれると107体あった。
その107体が一箇所に集まったので、再び巨大な狛犬になってみんなに襲いかかってくる。
しかし、その巨大な狛犬のような物は「ワン」と吠えたので、それで先生が瞑想から目覚めて、その狛犬のような物を手なずけてしまう。
その時に、先生がその狛犬のような物に「しろ、お前、手はどうした?」と言うのをフォスは聞いてしまう。

その言葉から、フォスは先生と月人の関係に疑義を抱く。
フォスは先生としろとの関係を問うが先生ははぐらかす。
フォスは疑念を持ったまま、夜の外を歩いているとシンシャに出会う。
フォスはシンシャに今の疑念をぶつけると、シンシャはそのことに感づいておりというかみんなそのことを感づいていたが、見て見ぬふりをしているとのことである。
その時シンシャは小さな狛犬のような物を連れており、その小さな狛犬のような物がしろの手であり、しろは五体満足になると、先生に寄り添い、先生がその顔を撫でると成仏してしまう。

先生がフォスにボルツと組んだことを聞くと、フォスはボルツの能力の高さを認め、みんながボルツと組んで、その戦いにおける各々の能力の向上を計るべきだと進言する。
そして、フォスは先生と月人の関係を先生には聞けないので、月人に直接聞くしかないと決意する。
そんな折り、ルチルの元相棒で生まれつき体に穴のあるパパラチアがルチルの懸命のパズル合わせで目覚める。

(12)
目覚めたパパラチアにフォスは先生と月人の関係を調べると言うと、パパラチアは「清く正しい本当があたり一面を傷つけ、まったく予想外に変貌させるかもしれない。だから冷静に慎重にな」と言って再び眠りに落ちる。

ボルツとのみんなの組み合わせの最初はジルコンとなる。ジルコンは緊張のあまり何も出来なくボルツに嫌われていると思い、フォスに相談する。
フォスの「根拠なく明るい予感に甘えられた頃が不思議で、うらやましいよ」という一言で新しい挑戦に前向きになる。

フォスは月人のことをもっと知るために月人マニアのアレキサンドライトに教えを請う。
月人のことをあれこれ考えながら歩いているとやっと月人が襲来する。
これで月人とやっと話せると勇むが、剣を忘れていることに気づく。しかし、合金の防壁で矢をしのぎながら月人の船に乗り込み、月人を一体捕らえる。
その月人に話しかけるが月人の白目が黒目になったことと「ふっ」いう息のようなものが聞こえたところで、シンシャが現われ月人を一掃してしまう。

そのシンシャを見て、フォスは先生と月人の関係を暴く相棒としてシンシャと組みことを考える。
そのことをシンシャに話すと、シンシャは楽しくないからと断わるが、とりあえず組むことは了承する。

こうして、この秩序の中にフォスの混沌という毒が撒き散らされることになる。


☆所感

このアニメは特に意識して見たわけではないです。
きっかけはGYAO!のアニメを見ていてその表紙のショートパンツ(ホットパンツ)姿に惹かれてなんとなく見たということです。
だから、このアニメを見たのは、もう第6話くらいまで進んだ状態でした。
ただ、ここでここまでの全話視聴があったので、最初から全部見ることができました。

このアニメを見ていて、なんとなく違和感というか異様な感じを受けていました。
それによって、このアニメに引き込まれたといっていいでしょう。
その異様な感じは何に起因するのかと漠然と思っていて、思い至ったのが、それがこのアニメ(物語)には、「人(人間)」が出てこないということです。

確かに人が出てこない物語(アニメ)というのはいままでにありました。
たとえば、「みつばちマーヤの冒険」などのように、人以外の生命体での物語です。
しかし、そういう物語でもあくまでもその生命体の物語ではなく、人の言動をその生命体で表すという擬人化の手法でした。

しかし、この物語(アニメ)では、本当に人が出てこないのです。
人ではないものが跋扈しているのです。
物語の第2話の説明によると
「この星には6度(たび)流星が訪れ、6度(たび)欠け、6個の月を産み。すべての生物は海へ逃げ、まずしい浜辺には不毛な環境に適した生物が現われた。
 繁栄した生物の内、逃げ遅れ海に沈んだ物が海底に住まう微小な生物に食われ無機物に生まれ変わり、長い時をかけ規則的に配列し結晶となり、再び浜辺に打ち上げられた。
 それが・・・」
ということである。

また、第4話で海のアドミラビリス族の族長(王)のウェントリコススが話すには、
「わしらの伝説では、この星にはかって人間という動物がいたという。
 この星が五度欠けたときまではしぶとく陸に生き残ったが、六度目には遂に海に入り,魂と肉と骨、この3つの分かれたという。
 わが種族アドミラビリスはその内の肉だと伝えられている。生殖と死をこまやかに繰り返しながら血を重ね紡ぐ特性を受け継いだとされる。
 一方、骨は他の生物と契約し長い時を渡る術を身に付け陸に戻った。
 魂は遂に清らかな新天地をいい、再興のため肉と骨を取り戻すべくさまよっているといわれている。」
とのことである。

ということで、この話から推察すると、6度の流星によって人(人間)は滅んだといっていいだろう。
だから、この物語に登場する生命体は、形は人に似ていても人ではないといえるだろう。
つまり、この物語には人(人間)は登場しないといっていいのである。

しかも、この物語の主役であろう陸の生命体である宝石は無機物であるという。
無機物が生命体?という感じであるが、今の私たちの感覚でいえば、ロボットがそれに当たるだろう。
ロボットが生命体であるかどうかといえば怪しいが、ロボットが人(人間)と同じような言動とするという物語はこれまで多く語られている。
日本では、鉄腕アトムなどがその代表であろう。
そういうことでは、無機物である宝石が生命体であってもそれほどの矛盾や驚きはないであろう。

そもそも生命体というのは何かということ自体もはっきりしていることではないといえる。
我々が知らない起動原理で動いているものがあってもおかしくない。

それよりもやはりこのアニメ(物語)の骨格は、人(人間)が存在(登場)しないということである。
ということで、わたしにはこのアニメ(物語)はその展開が読めないということである。
これが、大いにわたしに違和感をもたらしているのである。

相手が人(人間)ならどのような物語であってもある程度その展開が読めるのである。
人は有限で不完全だから、いかに相手が天才といえどもその限界は読めると言っていいだろう。
人ならどんなことがあっても時速100kmなんかでは走れないだろう。
そういう風にどんなことがあっても、その限界は現時点で明確と言っていいだろう。
その限界を超える者は、超人といったり怪物といったり化物といったりしてもいいだろう。
そして、そのような人を超える者が物語に登場しても、その物語に人が登場する限り、最後には人のレベルで物語が終結するというのが、これまでの物語である。
つまり、人(人間)の物語の範疇を超える事はないのである。
それ故に、物語の展開も合っているかどうかは別としても読めるのである。

ところが、この物語には人(人間)が出てこないのだから読みようがない。
なんでもありなのである。
なんでもありの物語を読めるのは作者しかいないであろう。
否、作者も読めなかったりして・・・(笑)

そういうことで、このアニメ(物語)の展開がとても気になるのである。
最後には、魂と肉と骨が一体になって、元の(あるいは新しい)人(人間)が誕生するとかいう展開になったら、かなり興ざめですが。
そんな展開にならないことを願いながら引き続き見たいと思います。
と思ったのですが12話でとりあえず終わりのようなので・・・

物語そのものとしては、人(人間)ではないので感情で動くというより論理または本能(予定調和)で動くという感じで、そこらへんは分かりやすく、また論理を好むわたしとしては見やすいと言えます。
もっとも感情を持っているのは、主人公であるフォス(フォスフォフィライト)であろう。
これはおそらく、己の身体と己の意思に乖離があるということから起こっていることであろう。
この宝石たちで最も脆弱であると思われるフォスが先生やみんなを守るために最も強さを望んでいるということである。
そのために悩む苦しみを持つのである。

人が人であるという定義は時空的にもいろいろな変遷があり、またいまでも流動的であるのであるが、そのひとつの要因は感情があるかないかということであろう。
現状の人型ロボットが人でないのは、この感情の欠落ということが大いに関与しているだろう。

ウェントリコススによると3つに分かれたということなので、感情も3つに分かれたということかもしれない。
とはいっても、均等に3つというより、肉>骨>魂の順ではなかろうかと思う。
ウェントリコススは弟のアクレアツスを助けるためにフォスを騙すのであるが、こういうのは弟に対する愛情という感情があってのことだろう。

宝石たちには、フォスのように感情が自分の言動に影響する者もいるが、ほとんどの者は自らの任務を遂行することをその第一義としているので、一時的な感情はあっても、その感情を任務に引きずることはない。
これは軍人などと同じであって、感情よりも任務(命令,論理)が最優先するのである。
そういうことでは戦うことに矛盾を感じていないといっていい。
ただ、その起動原理は、先生を助けるためということではあるのであるが。

現時点では、月人には感情はまったく感じられない。
しかも、論理というより本能(予定調和)で動いているといってもいいだろう。
なにせ、月人の言葉はまだ聞いたことがないのでなんともいえないということである。
ウェントリコススのいうように月人が魂なら実体がないということにもなろう。
そうなら倒しても一時的な消滅になろう。
ということから、戦いは未来永劫続くともいえそう。

さて、このアニメ(物語)のまた特異なのは、仏教世界を踏襲していることであろう。
わたしは宗教にはまったく疎いので、仏教世界がどういうものかはいえないのですが。
わたしが宗教に関心がないのは、感化を受けるほどの宗教人に出会わなかったということが大きいでしょう。
人生論を語るなら別に宗教でなくていいですから。
わたしの場合は宗教ではなく哲学の方に行ったということです。
ということで、見た目の皮相的なことしか言えないのですが。

この宝石たちの先生といわれるのが、僧であり、また月人は天女と仏と思われるものです。
実をいうと、このアニメで最も見た目が美しいと思われるのは、この天女たちです。
わたしはこういう美しさに弱いです。
このアニメに惹かれる要因のひとつにこの天女の美しさがあります。
この天女の美しさは無機質の美しさです。

宝石たちとしては、誰が好みかというと、ウェントリコススの好みと合っていて、
「わし、ちょっとツンとした子がタイプ、あの黒い髪の長い子とか、夜の赤い子とか好み」
ということ、つまりボルツとシンシャです。そしてわたしとしてはもうひとりアンタークチサイトです。
やはり強くて聡明ってのは惹かれます。

この3人に共通しているのは、「孤独あるいはひとりぼっち」ということです。
孤独とひとりぼっちというのはわたしのなかではそのニュアンスが微妙に違います。
孤独は精神的な面が強く、ひとりぼっちは物理的な面が強い、言葉です。
つまり、孤独とは自分の回りに人がいてもひとりであると感じることであり、ひとりぼっちとは自分の周りに物理的に人がいないことである。
南海の小島にひとりで居るようなことは、ひとりぼっちであるが必ずしも孤独とは限らない。

ボルツはその強さ故に、孤独といえそうである。
自分と共に戦う宝石たちもおり言葉も交わすので、ひとりぼっちではない。
しかし、真に戦いの話をしたり月人と戦ったりできる者がいないということでは己しかいないということで孤独である。
強者あるいは天才の孤独である。
敵味方関係なくその相手を人目みれば、その能力を見極めることができる。
それ故に、仲間を死なせない(月人にさらわせない)ために、いつも自分が戦うということになる。
そういう一番の例は、「しろ」が出現したときである。
この場で勝てないと分かったなら、躊躇なく退却するし、また鐘を6つ鳴らして、誰も「しろ」と戦わせようとしない。
強くなったといってもフォスではこういうことは分からない。
常に常人の上を行く言動をするボルツを対等に理解する者はいない。
他の宝石たちのボルツへの対応は畏怖しかない。
これは、仲間であって仲間でない関係だろう。

アンタークチサイトは、みんなが冬眠に入った時期に覚醒するので、ひとりぼっちである。
(今回はフォスが居るのでひとりぼっちではないが)
しかし、アンタークチサイトは孤独とはいえないだろう。
その任務に誇りを持っているし、先生をひとりじめに出来るので、それは仲間たちといるより至高のことかもしれない。
また、ほかの宝石たちが見れない世界をアンタークチサイトは一人だけ知っているともいえよう。
そして、その世界を誰かに語りたいという欲求もないようである。
もし、そういう欲求が芽生えたならば、アンタークチサイトにも孤独が芽生えよう。

シンシャはその毒性のために、孤独でかつひとりぼっちといえよう。
なにせ、その毒は仲間を傷つけ(シンシャの毒に触れるとその部分は光を通さなくなり削り取るしか方法がない)、生き物を死滅させてしまう。
その為、シンシャは仲間から外れ岩場で一人で暮らししかも仲間が眠っている夜に見回りをするという仕事をしている。
しかし、夜には月人は襲ってこないのでその仕事は囚人の砂運びと同じようなものである。
というか、どうもシンシャはその毒によって月人にも見放されているようである。
事実上ひとりぼっちであり、また仲間といっしょに行動したいという思いが強いので孤独でもある。

そんな孤独から逃れたい為に、シンシャは月人にさらわれたいという願望すらある。
だからこそ、フォスのようにまったく頼りのない者の「夜の見回りよりずっと楽しくて君にしか出来ない仕事を僕が必ず見つけて見せるから」という言葉にまですがろうとするのである。
翻っていえば、フォスもまた己の非力のため仲間といっしょに戦えないということで、潜在的に孤独を抱えているということなのだろう。
だから、シンシャの気持ちが分かり、思わずなしえないことを約束してしまったのだろう。
このアニメがシンシャの嘆きから始まっているということにその孤独の大きさがあるともいえよう。

また、見た目の女性がショートパンツ(ホットパンツ)ってのも異色なのです。
普通、女の子の場合はスカートがほとんどなのですが。
スカートに比べてショートパンツだと動きが軽やかで自由度が高いです。
また、ここらへんにも自他を僕だとか彼とかいうのと同じように中性的なことを表しているともいえよう。

ところで、第12話になってこのアニメのテーマというようなものが見えてきたように思います。
しろが宝石たちを襲ってくるのですが、そのしろを先生が知っていたということで、フォスにある疑念が湧きます。
それは、月人について先生は何かとてつもないことを知っていてそれを隠しているということです。
この先生と月人の関係をフォスが暴こうとするのです。
これは禁断の扉を開けることになります。

長い間ある体制が維持されていても、いつかはその体制に疑義を感じる者が現われるものです。
当たり前と思っていることを当たり前と思わないものです。
その存在の真を知ろうとするものです。
西洋キリスト教世界におけるヨハネス・ケプラーやガリレオ・ガリレイの地動説やマルティン・ルターやジャン・カルヴァンの宗教改革がその一つの事例でしょう。

あの頼りないフォスがなぜこのような革命家に変貌するようになったのかは、やはり他の血を導入したということだろう。
正にそういうことでは博物誌が生きたということになろう。
失った脚にアドミラビリス族の巻貝の組成物を付けたり、失った腕に貴金属の金と白金を付けたりすることで、元あった記憶が欠落し(すなわち先生による洗脳からの解放)、新しい記憶を紡ぐようになり同じものを見ても他者とは別の見方が出来るようになったのである。
それともう一つは、自分のせいでアンタークチサイトを失ったということである。
初めて戦いで組んだ相手を失ったのである。
このことで、戦いの矛盾を肌で感じたといってもいいだろう。
ここで初めて、なぜ戦うのかということを知りたいという欲求が意識化に現われてきたといってもいいだろう。

ただ決まっていることだからではなく、そこに意義を見出したいということである。
そういうことでは、自分に意義を見出したいシンシャを仲間にするというのもこれまた自然の理であろう。
そして、このことは果てしない孤独を自らに呼び込むということでもある。
しかしシンシャがいれば、孤独であってもひとりぼっちではない。
シンシャがそのフォスの博物誌のノートを持っているということはその予兆であったのであろう。
また、春になってみんなの衣装がショートパンツ(ホットパンツ)からキュロットに変わったのにフォスとシンシャはショートパンツ(ホットパンツ)のままというのもそのことを象徴しているといっていいのかもしれない。

ここからフォスにとっての壮大な博物誌が始まるのである。存在の探究である。

そんなことで、わたしとしては第12話で核心に迫るようなことが起こったと感じたのですが、ここで終わるということはどういうことなのでしょうか。
終わる理由がまったく分からない。
ここからの展開は高度なので一休みということなのでしょうか。
この物語以上にまったくもって不可解ですな(笑)

ということで、とりとめない話になってしまいましたが、とりあえず紹介ということです。

ともかくこのアニメに惹かれるのは、人がいないというその発想です。
最後にどういう展開になるのか、楽しみです。
その最後というのは、アニメというより漫画ということになるのでしょうが。


宝石の国
HP「TVアニメ『宝石の国』公式サイト」は
 http://land-of-the-lustrous.com/
ウィキペデイアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%9F%B3%E3%81%AE%E5%9B%BD
です。

YouTube(https://www.youtube.com/)から
TVアニメ『宝石の国』本PV (https://www.youtube.com/watch?v=pwFpAyEuph8
 

ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8)から
 無機物(無機化合物);https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%A9%9F%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9
 有機物(有機化合物);https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9
 僧;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%A7
 インクルージョン;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3
 宝石;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%9F%B3
 宝石の一覧;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%9F%B3%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
 仏;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF)
 仏の一覧;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7


余談:GYAO!の視聴

GYAO!の無料視聴だけでけっこう愉(たの)しめます。
アニメとしては、「グイン・サーガ」は面白いです。
このグイン・サーガはかって小説で読んだことがあります。
読んだのは相当前なので、もう内容は忘れてしまっているから、初めて見るようなものですが。
わたしにとって今はアニメが当たりで、「グイン・サーガ」以外にも「ゴルゴ13」「蒼天航路」「GLOOD+」「精霊の守り人」「戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士」など目白押しです。
もう見終わった物では、「ベルセルク」「寄生獣 セイの格率」「DARKER THAN BLACK」「DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)」「ロードス島戦記-英雄騎士伝-」「バジリスク~甲賀忍法帖~」などが面白かったです。

アニメ以外にもドラマや映画などもあるので見飽きないです。
わたしにとって今はドラマは当たりがないのですが、かってはドラマもよく見ました。


羽根突き
20171227水 羽根突き


Enterに戻る


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

リー

Author:リー
ろぷろす_ぶろぐへようこそ!

写真はアケボノソウです。






現在の閲覧者数:

カテゴリー
リスのブログ時計

by Animal Web Clock
カレンダー
10 | 2024/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
最近のコメント
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
ユーザータグ

土居美咲 クレイモア 川口マーン恵美 石田ニコル 岡村恭香 プリシラ 川村カリン ベリンダ・ベンチッチ クレア リフル 沢尻エリカ ミリア アンゲリク・ケルバー 宮廷の諍い女 エリナ・スビトリナ 華妃 クララ・クレフト ジャン・シン 原発 テレサ デネヴ 佐々木希 小泉沙耶香 放射能汚染 ラキ ガラテア 日比野菜緒 おおきく振りかぶって mizuano mizuano 阿部隆也 リュドミラ・サムソノワ ダリア・ガブリロワ ヘレン Thunderbolt ダーエ Fantasy 東離劍遊紀 アナスタシア・ポタポワ 山科優衣 イチロー Riho 奈良くるみ Riho 奥野彩加 エイザンスミレ 三橋廉 田畑智子 バイケイソウ ジーン トンイ ロクサーヌ ファースト・クラス ツルリンドウ ダリア・カサトキナ サラシナショウマ 銀河英雄伝説 ラインハルト クルム伊達公子 キルヒアイス 細越杏樹 アナスタシア ミアータ クララ・タウソン ローレン・デービス センブリ ジェン・チンウェン ファーストクラス キバナアキギリ キッコウハグマ マムシグサ 土屋太鳳 アンネローゼ 松崎静香 アグニエシュカ・ラドワンスカ イースレイ ハン・イェスル トウゴクサバノオ クロモジ イガ・シフィオンテク 安陵容 ギンリョウソウ ツリフネソウ ヤマネコノメソウ ラウラ・シグムンド 加藤未唯 安楽 アケボノスミレ コガネネコノメソウ シュンラン 済美 クラリス 廣瀬樹里 長谷真理香 フモトスミレ 田中美甫 風の子 麗華 クロノス 神山 リンドウ カシワバハグマ 清水綾乃 宝石の国 ホウチャクソウ ヤマトリカブト アケボノソウ ヒトツバテンナンショウ キャロライン・ウォズニアッキ キツリフネ オドリコソウ ヤマルリソウ イワタバコ ヤマブキソウ チゴユリ コキクザキイチゲ エンレイソウ タチツボスミレ 箱根駒ケ岳 尾崎里紗 吉冨愛子 笠山 フクジュソウ 板谷由夏 オーベルシュタイン ヤン カサンドラ イ・ジア 宇野綾花 亜祐美 ルシエラ レンゲショウマ 杏子 ザゼンソウ カタクリ ニリンソウ 北原佐和子 エウロパ ハシリドコロ ルイヨウボタン カナクギノキ メハジキ アオイスミレ 本玉真唯 ボタンヅル 川苔山 シハイスミレ マルバコンロンソウ ゴンズイ マイヅルソウ ショウジョウバカマ ジロボウエンゴサク イワボタン フジアザミ 稔山 ジガバチソウ イチヤクソウ タニギキョウ ヤマジノホトトギス 檜洞丸 マタタビ ギンバイソウ クモキリソウ ウバユリ タマガワホトトギス シャクジョウソウ ナルコユリ デニサ・アレルトバ アナ・コニュ ツルカノコソウ ヤマクワガタ ツクバネソウ オリガ・ゴボツォワ 神矢知恵子 ヘザー・ワトソン 槇寄山 ペトラ・クビトバ タバサ ニホンアナグマ 正丸 ビクトリア・アザレンカ オオバショウマ 御前山 クサボタン ミヤマママコナ レイジンソウ テンニンソウ トリューニヒト 獵魅 三ツ峠山 アカショウマ 笹尾根 トリアシショウマ 大岳山 セリーナ・ウィリアムズ ウリノキ 大羽根山 黒田エイミ 星谷サトミ 川村カオリ 佐倉みどり アリス イレーネ あんみ ef- 藤沢友里 ルネ オクモミジハグマ ラファエラ 森田有希 星みか オフィーリア ダフ 富士山 ミミガタテンナンショウ ナガバノスミレサイシン イワウチワ ヒトリシズカ クワガタソウ ザビーネ・リシキ ルヴル ムラサキケマン オクタビア チャン・ツィイー ナディア・ペトロワ セツブンソウ アズマイチゲ ジェシカ マルチナ・ヒンギス ビアンカ・アンドレースク ミヤコアオイ ノグルミ ダンコウバイ 天ヶ峠 アケボノシュスラン アオテンナンショウ ミズタビラコ アオキ ノアザミ アマンダ・アニシモワ ムベ オオチャルメルソウ ミツバアケビ ソフィア・ケニン ミゾホオズキ ヤブキリ コクワガタ アリーナ・サバレンカ エレーナ・リバキナ ドイ・ミサキ モミジガサ トチバニンジン 送電北松山線 ノギラン アキチョウジ ヒヨドリバナ 田島悠一郎 ハダカホオズキ 篠岡千代 シロモジ カブトムシ コシオガマ ミヤマウズラ ナギナタコウジュ 高岩山 シモナ・ハレプ クサギ マグダレナ・リバリコバ タカオヒゴタイ カメバヒキオコシ コウヤボウキ キブシ 三頭山 杓子山 セキヤノアキチョウジ ナツトウダイ ツルニンジン アンナ・カロリナ・シュミエドロバ アシュリー・バーティ サネカズラ シロダモ ミツマタ オオバヤシャブシ ワン・ヤーファン 林道臼坂黒谷線 ササバギンラン フデリンドウ レモンエゴマ ヤブウツギ クサアジサイ ジンジソウ ニッコウキスゲ ヤグルマソウ オノエラン キスゲ平 ネバリノギラン アオホオズキ ヤマウツボ ベニバナヒメイワカガミ 赤薙山 ユキノシタ ヒメイワカガミ ゴゼンタチバナ ウチョウラン 清八山 ナナフシ トモエシオガマ シロヤシオ ジャコウソウ シデシャジン オオウバユリ テガタチドリ アサギマダラ オオバギボウシ クガイソウ ダリア・カサキナ オオヤマサギソウ サニア・ミルザ 鳴神山 タオ・シンラン カッコソウ ウラシマソウ ユキザサ アナ・イバノビッチ 武人時代 ハナイカリ ルビンスキー ドミニク キングギドラ ソビボー 松枝 森田あゆみ 大坂なおみ イ・スンシン 澤柳璃子 コチャルメルソウ 日の出山 不滅の李舜臣 ミヤマハコベ ニッコウネコノメソウ アリャクサンドラ・サスノビッチ フタバアオイ ムサシアブミ アマドコロ 御岳山 大岳大滝 ツリガネニンジン キャサリン・ベリス キャロリン・ガルシア セキヤノアキヨウジ 大楢峠 ツネの泣坂 ツネ泣峠 テレーゼ 奥多摩都民の森 ハグロソウ ヤマシャクヤク 鋸山 ヤクシソウ マルバノホロシ コイワザクラ マダニ グンリョウソウ マメザクラ 荒川晴菜 ヤマザクラ 東三方ヶ森 ジュウガツザクラ ススキ オヤマボクチ 笠山峠 ユキワリイチゲ ヤマユリ キバナノショウキラン 本仁田山 モグラ ムラサキセンブリ ヤマラッキョウ 浅間峠 カラマツソウ マツムシソウ 富士山須走口 ミヤマハンショウヅル 殺無生 イワギボウシ ウメバチソウ 生藤山 武川岳 林道平溝線 雷電山 青梅丘陵ハイキングコース キャットシットワン 藤原里華 高水山 岩茸石山 センボンヤリ 旧正丸峠 カンアオイ 高水三山 惣岳山 ミヤマコゴメグサ 正丸峠 宝野アリカ PROJECT SCANDAL SCANDAL 一真由子 ALI PROJECT 木下あゆ美 桃太郎 中山エリサ 千里内麻唯 ALI 斉藤静 あゆみ バービーボーイズ 菅野結以 国生さゆり 鈴木彩子 ef- ディートリヒ リガルド 踏杉舞 優里 安藤美姫 後藤久美子 ユマ 美蘭 源氏物語 YUI 大場美沙 羞恥心 つるの剛 Perfume 太田めぐみ 木村カエラ 土屋アンナ 小堀桃子 mie レヴィ 成海璃子 渡辺直美 鈴木凛 yui mie perfume 山下明日香 細越アンジェリカ いきものがかり 野茂英雄 青木さやか 柳原可奈子 アリシア ベス 西遊記リローデッド 茉歩 ミヤマスミレ ミチノクネコノメソウ ツルキンバイ 柳沢峠 丸川峠 ヒメイチゲ バイカオウレン ハナネコノメ ハルトラノオ ケマルバスミレ ハコネシロガネソウ ヨゴレネコノメ オオチゴユリ ラショウモンカズラ アルカナ サマンサ・ストーサー ラブ・ミッション ケスラー フィーア ウラディミール・バレンティン 田中将大 シャク ツクバキンモンソウ オードリー 浦浜アリサ リミット 小林麻美 イカリソウ ヒステリア 上原美優 アンヌ・ヴィアゼムスキー 恋乃葉 秋野奏 須藤マリ 実森あずさ ナ・サンシル 百合 川口凛 馬渕史香 福間文音 チャン・イーモウ 阿部薫 ミヤマキケマン 芦ヶ久保山の花道 アリアケスミレ ヤマエンゴサク シロバナエンレイソウ ヤン・ウェンリー 上木彩矢 小山莉絵 橘浩奈 KABO KABO ヴァーリモント 林道千疋線 タムシバ ミヤマナルコユリ 送電北松山線84番送電鉄塔 エマ・ラドゥカヌ レイラ・フェルナンデス アカマツ 林道黒谷支線 ノゲシ 市道楠窪線 ナズナ ヒサカキ サンシュユ チャオ・リーイン 明蘭 ヒメハギ ジャニンジン ヒメキキョウソウ アカバナユウゲショウ レンゲツツジ オウギカズラ クロバイ 盛明蘭 ~才媛の春~ サイコクサバノオ ヤマアイ ミツバコンロンソウ オシドリ カルガモ 市道関屋山之内線 キヅタ ミズカクシ シナアブラギリ ヤブムラサキ ヒヨドリジョウゴ クサヤツデ パク・ウネ Ryzen 孝懿王妃 ヨシノアザミ オタカラコウ イヌザンショウ ハゼノキ 送電松山東線 チチタケ ヤブツバキ ニホンザル イノシシ センダン イヌガヤ 送電松山東線45番送電鉄塔 オオツヅラフジ 林道臼坂黒谷線(臼坂工区) 送電北松山線56番送電鉄塔 ナツハゼ 西条変電所 カラスノゴマ ハガクレツリフネ ヤブマメ 林道戸石天ヶ峠線 ミラ・アンドレーワ カロリナ・ムホバ エリナ・アバネシャン オトコエシ ヤマクルマバナ キツネノカミソリ リュウキュウマメガキ 林道楠窪余野線 ヒビノ・ナオ ジェシカ・ペグラ オンス・ジャバー エレナ・オスタペンコ マリア・サッカリ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 東京慈恵会医科大学附属第三病院 ジグモ ホシホウジャク オオクロコガネ ミヤマカミキリ ナガヒョウタンゴミムシ ニシキリギリス キシタバ ミズタマソウ オトギリソウ アブラゼミ シャオシャオ ノコギリクワガタ シロスジカミキリ クワカミキリ ガマガエル モクズガニ 明成皇后 伊予開閉所 閔妃 イ・ミヨン チェ・ミョンギル ノウサギ キリギリス ハクビシン タマムシ イナモリソウ エビネ ヤブデマリ ギンヤンマ オオカマキリ オケラ オオトモエ ムクゲコノハ ヤモリ LKK5V3 自作パソコン D70 D7500 D70s オオイヌノフグリ タネツケバナ ニコン フユイチゴ 踊平 トネアザミ タイワンホトtギス 林道梅沢寸庭線 奥多摩大橋 コハコベ ホトケノザ アセビ フキ 梅ヶ峠 シロバナネコノメソウ イタドリ 天子川 ツルウメモドキ セイヨウアブラナ ヒメオドリコソウ 林道相之谷高月線 市道相之谷線 ハンノキ ヤマホロシ 村松千裕 オルガ・ダニロビッチ 林道日向沢線 マルバダケブキ ヤマブキショウマ シモツケソウ 林道川乗線 川乗山 ヤブレガサ クサタチバナ サラサドウダン ウツギ エビガライチゴ ナガバノコウヤボウキ ヤマボウシ ママコナ ヤマホトトギス ハクサンフウロ カイフウロ オミナエシ カセンソウ ヒキヨモギ タマゴタケ ヒグラシ ハンゴンソウ キオン ヒメヤシャブシ アケビ 楢原山 コミネカエデ ウスキキヌガサソウ カエデドコロ サワオトギリ リョウブ アオツヅラフジ ムラサキニガナ ウツボグサ エゴノキ クマノミズキ ネズミモチ イヌトウバナ ヒガンバナ ミヤマガマズミ クロガネモチ 林道戸石天ヶ峠線終点 ヤマボクチ アキノキリンソウ アクシバ ヌスビトハギ カラスザンショウ ヌルデ ヤマウルシ 林道木地川線 林道木地奥線 ホタルブクロ マルミノヤマゴボウ 林道臼坂黒谷線(関屋工区) コンロンソウ マルケタ・ボンドロウソバ ヤマフジ ヒメコウゾ 林道河之内本線 ヤマブキ 林道河之内支線 林道黒谷本線 フウロケマン オオバタネツケバナ アブラチャン ヤマグワ シコクカッコソウ アカメガシワ サンショウソウ ハナイカダ 横峰寺 ハンカイソウ 林道臼坂黒谷線(河之内工区) カスミザクラ コガクウツギ ミツバウツギ ツリバナ ウリハカエデ サカネラン 

リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フルカウンター
現在の閲覧者数:
ブログ内検索
QRコード
QR
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

javascript電卓
電 卓
最近のトラックバック