ろぷろす_ぶろぐ 2019年09月
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土居美咲さん 準々決勝 敗退 東レPPOテニス 2019年9月21日(土)(ろぷろす暦2019年10月12日(土))

土居美咲(どいみさき)さんは、東レPPOテニス(Toray Pan Pacific Open Tennis Tournament,日本/大阪,本戦2019年9月16日(月)~9月22日(日),ハードコート,WTAプレミア)において、9月20・21日(金・土)に行われたシングルス本戦準々決勝にてアナスタシア・パブリュチェンコワ選手に2-6,2-6で負けました。


20日(金)の15時頃に始まった試合は第1セットの第1ゲームが土居美咲さんのサービスで始まると、土居さんはシーソーゲームからデュースに持っていかれ2度目のブレークポイントでブレークされます。
アナスタシア・パブリュチェンコワ選手は第2ゲームを40-15でキープします。
と、ここで雨足が強くなり降雨中断となります。
その後も雨は止まず、20時まで待った末に順延となりました。

明けて21日(土)に第1セットの第3ゲームから始まった試合は、またしてもデュース後にパブリュチェンコワ選手がブレークしてゲームカウント3-0とリードします。
パブリュチェンコワ選手は第4ゲームも40-0のラブゲームでキープしてゲームカウント4-0とリードを広げます。
土居さんは第5ゲームもデュースになるがここはブレークポイントを与えずキープして一矢を報います。
しかし、パブリュチェンコワ選手の牙城は堅固で第6ゲームも40-15でキープします。
土居さんは第7ゲームでは15-40と2つのブレークポイント(セットポイント)を握られるがここは粘ってなんとかキープします。
パブリュチェンコワ選手は迎えたサービングフォーザセットの第8ゲームも40-0と3つのゲームポイント(セットポイント)を握るとひとつはしのがれるも40-15でものにしてゲームカウント6-2でこのセットを取ります。

パブリュチェンコワ選手のサーブもストロークもよくてブレークのチャンスはまったくありませんでした。
それでも土居さんはなんとか返してチャンスを作ろうとしていました。
土居さんはキープ出来なかったのでパブリュチェンコワ選手にプレッシャーを与えられませんでした。

第1セットは手立てがない感じでしたが、土居さんは第2セットでも第1ゲームを第1セットと同じような感じでブレークされます。
パブリュチェンコワ選手が第2ゲームを40-15でキープしてゲームカウント2-0と先行したので第1セットと同じようになる予感すらしました。
しかし、土居さんは第3ゲームを40-30でキープすると、次の第4ゲームでこの試合初めて40-30でブレークポイントを握るとこれをものにしてブレークしゲームカウント2-2のイーブンにします。
これで試合は大いに盛り上がります。
これは土居さんのなんとか返しに返すテニスが功を奏してパブリュチェンコワ選手の集中力が少し落ちたことによるブレークだと思います。
ここから反撃だと思ったら、この試合初めて土居さんは15-40と粘れずブレークされます。
ここからパブリュチェンコワ選手が再び集中力を取り戻し第6ゲームを40-15でキープすると、第7ゲームも40-0と3つのブレークポイントを握ります。
しかし、ここは土居さんが粘りデュースまで持っていくも最後はブレークされてしまいます。
パブリュチェンコワ選手またしても迎えたサービングフォーザマッチの第8ゲームではシーソーゲームから40-30のゲームポイント(マッチポイント)を握るとこれをものにしてゲームカウント6-2で勝利します。

パブリュチェンコワ選手が良かったです。
サーブもストロークもコントロールが良くミスが少なかったです。
わたしのパブリュチェンコワ選手の印象はウィナーも多いがアンフォーストエラーも多いパワー系の荒削りの選手というものでした。
しかし、今回(20・21日)のパブリュチェンコワ選手はとても堅実な選手でした。
これにパワーが加わるのだからなかなか対応は難しいです。
さすが、シングルスで12勝、ダブルスで5勝を挙げている選手だと思いました。

このパブリュチェンコワ選手に対しての土居さんのテニス(プレー)はけっして悪いものではありませんでした。
ただ思うにやはりここまでの疲れが出ていて体にためやひねりがない分、球の切れや伸びがいまいちでパブリュチェンコワ選手に狙い打ちされたという感じです。
球に切れや伸びがあればもう少しパブリュチェンコワ選手に打ち損じがあったと思います。
そうすれば土居さんはその分もっとキープが出来ていたと思います。
実際、土居さんのサービスゲームではけっこう拮抗しているのです。
一方的なのは初めてのブレークの後の第2セット第5ゲームの15-40くらいです。

花キューピットオープン(広島)でシングルス5試合ダブルス4試合、今大会でシングルス2試合ダブルス2試合を戦ってのシングルス3試合目では疲れが出てきてもおかしくありません。
しかも、20日が降雨でさんざん待たされた挙句に順延ということではそれが余計にこたえたかもしれません。

スコアは2-6,2-6ですが、スコア以上に土居さんは自分のテニス(プレー)をしたといえます。
パブリュチェンコワ選手が良かったとしかいいようがないです。
ほんと、パブリュチェンコワ選手は相手と球にしっかりと集中していました。

シングルス本戦準々決勝(9月20・21日(金・土),本戦第5・6日,センターコート第2試合)(1時間27分5秒)
[WC]土居美咲(Misaki DOI,日本,83位) vs. アナスタシア・パブリュチェンコワ(Anastasia PAVLYUCHENKOVA,ロシア,41位)は、
アナスタシア・パブリュチェンコワが6-2,6-2で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,4-0,4-1,5-1,5-2,6-2(サーブは土居から)
第2セット 1-0,2-0,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2,6-2(サーブは土居から)


さて、これからの土居さんですが、大いに期待できると思います。
確実にテニスの幅が広がっています。
フォアに頼るのではなくフォアを生かすテニス(プレー)が出来ています。
相手がフォアを封じ込めに来ても、フォア以外でもポイントが取れます。
相手がフォアを封じ込めに来ているのを逆手に取ってポイントを取れるといっていいかもしれません。
特にこれはパワー系の大振りの選手には大いに効果があります。
技巧系の選手との対戦も楽しみです。
ストローク戦(ラリー戦)も楽しんで出来るくらいならば、相手は打つ手がぐんと減ります。

ところで、なぜ選手は不調になるのでしょう。
その一番は怪我(故障)でしょう。
テニスはスポーツなので身体が基本でしょう。
その身体に何か異常があれば、当然ながらその運動機能(能力)は落ちるでしょう。
怪我(故障)で不調になるというのはとても分かりやすいです。

でも、身体に特に異常がないのに不調になることもあるでしょう。
不調になる原因は種々あるでしょうが、わたしが思うひとつは才能の限界でしょう。
才能というと分かったようで分からない漠然としたものですが。
思うにその才能というのは無尽蔵ではないと思われます。
また、人によって才能の容量も違ってくると思います。

ある時その選手のある才能が開花して快進撃したとしてもその容量に限界があるのであるところで止まります。
テニスは相手と戦う競技なので、当然相手は開花した選手に徐々に対応したテニス(プレー)をしてきます。
その才能の容量の限界まで相手が対応してくると、そこからは勝てなくなります。
そこでここからどうするかでその後が変わると思います。
どうして以前のように勝てないのだろうかということで、いままでは勝てたのにと勝てた時の幻影を追い続けているとどんどん泥沼に落ちていきます。蟻地獄です。

ここで勝てないことを率直に認めて、ゼロから再出発が出来るかどうかということです。
自分がいままで積み上げたきた栄光はとりあえず置いておきます。
今の自分を見て何ができ何ができないか何が必要で何が必要ないかをはっきりさせることです。
そしてそこから新たに出発することです。
そういうことをすることによって不調から脱出するひとつのきっかけを作ります。
そこから努力です。別の言葉を使えば新たな才能の発見です。

引退した人が現役に復帰する場合は、過去の栄光を追いかけるというより今の自分に何が出来るかを試すというようなことが多いと思います。
つまり、過っての才能の完全な再現ではなくかっての才能のいくばくかに新たな才能を付加することでしょう。
セロからの再出発はそれと似たことです。

土居さんは一度は引退も考えたというようなことも聞くので、そういうことでは自分を再度見直して自分に何ができ何が必要かということを確認したということでしょう。
その確認作業が、甲府の25000ドルの大会だったのでしょう。
そこから必要なものを少しずつ手に入れてここまできたのでしょう。

ここまで長々と書いたのは、ようするに今の土居さんは心技体のバランスが取れているということです。
いまのところこのバランスが崩れるのは怪我(故障)くらいしかないと思います。
こういう蟻地獄から這い上がってきたということで、今後は自分の不調もうまくコンロトールできるでしょうし、自分の源の才能であるフォアを生かすための技もより多く手に入れていくでしょう。

ということで、今回の広島や大阪のテニスを今後も出来るということでトップ50は完全に射程内でしょう。
自己最高位の30を越えられるかどうかはトップ50になってからの話になると思われます。
というのは、トップ50を維持するには常に進化していなければならないので、土居さんが進化したように相手も進化しているからです。
これは戦ってみないとなんともです。
当然優勝のチャンスもあるでしょうが、優勝は実力+運ということもあるのでこれもなんともです。

とりあえずトップ50返り咲きを期待します。

ちなみに、目標というのは反省するために必要です。
目標が達成されても達成されなくてもその理由を明確にする必要があります。
そこで進歩の度合いが分かるということになります。


YouTube(https://www.youtube.com/)から
Anastasia Pavlyuchenkova has lost her only previous match with 土居美咲 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=QxzCoVj-3zA
 


東レPPOテニスの
HPは
 http://www.toray-ppo.com/
 シングルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/MDS.pdf
 ダブルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/MDD.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-osaka-japan-1056
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%AC_%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Toray_Pan_Pacific_Open
     https://en.wikipedia.org/wiki/Pan_Pacific_Open
ライブスコアは
 http://www.protennislive.com/LSHD/main.html?year=2019&wkno=99&eventid=718&tour=2&lang=en&ref=http://www.wtatennis.com
です。


追記(2019.9.23.月):土居美咲さん ランクアップ

東レPPOテニスでベスト8になった土居美咲さんは100ポイントを得て、9月23日(月)発表のWTAシングルスランキングにて8アップの75位となりました。


土居美咲さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー土居美咲オフィシャルブログ – 美咲ブログ –」は
 http://tennis.jp/misaki-doi/
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%85%E7%BE%8E%E5%92%B2
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Misaki_Doi
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100081799
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00438
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000045.php
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/314237/title/Misaki-Doi
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年9月16日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


止揚突破
20190620木 止揚突破


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土居美咲さん ベスト8 東レPPOテニス 2019年9月19日(木)(ろぷろす暦2019年10月10日(木))

突破しました。
土居美咲さんが、東レPPOテニスにて初めてベスト8(準々決勝)に進出しました。

土居美咲(どいみさき)さんが、東レPPOテニス(Toray Pan Pacific Open Tennis Tournament,日本/大阪,本戦2019年9月16日(月)~9月22日(日),ハードコート,WTAプレミア)において、9月19日(木)に行われたシングルス本戦2回戦にてドナ・ベキッチ選手を7-6(5),6-3で破りました。


第1セットの第1ゲームが土居美咲さんのサービスゲームで始まると、土居さんは40-15からデュースに持っていかれるもこれをキープします。
ドナ・ベキッチ選手は第2ゲームを40-0のラブゲームでキープします。
土居さんは第3ゲームを第1ゲームと同じ形でキープします。
そうするとベキッチ選手は第4ゲームで40-0としたので同じようになるのかと思えば土居さんが2つ返すもこれをキープします。
ベキッチ選手はサーブが良かったのでポイントを取るのは難しいかと思ったのですが、ここで土居さんが2つ取ったので良い兆しが見えてきたと思いました。
そんな矢先に土居さんの方が先にサーブが乱れて15-40でブレークポイントを許すと1つはしのぐが30-40で先にブレークされます。
しかし、ベキッチ選手のサーブにも少し陰りが見えているので、土居さんがこのままキープをし続けていればいずれブレークのチャンスはあると思っていました。
その土居さんは第7ゲームを40-0のラブゲームで第9ゲームを40-15でキープしてベキッチ選手にプレッシャーを与えます。
ゲームカウント5-4で迎えたベキッチ選手のサービングフォーザセットである第10ゲームでベキッチ選手が40-15と2つのゲームポイント(セットポイント)を握ったのでこのセットはここまでかと思いました。
ところがここからドラマが始まり、土居さんはしっかりと相手と球を見てデュースに持っていき、デュース後にブレークポイントを掴みもこれはしのがれが2度目のブレークポイントで土居さんの返した球をベキッチ選手がスマッシュでネット直撃のアンフォーストエラーをして土居さんが土壇場でブレークします。ベキッチ選手はがっかりです。この1打がキーポイントとなりました。
こういうことがあるから返すことが重要なのです。

これで振り出しとなりここからがまた勝負です。
土居さんのサービスゲームである第11ゲームはシーソーゲームとなり先にベキッチ選手がブレークポイントを握るも土居さんがこれをしのぐとそのままキープします。
ベキッチ選手は渾身の力を込めてと言う感じで第12ゲームを40-15でキープしてタイブレークに突入します。
タイブレークでは土居さんがタイブレークカウント3-0とリードするも5-2から追い上げられて5-5のイーブンになります。
だが、ここでもベキッチ選手は返しに返した土居さんの球をネットに当ててしまいます。
これで土居さんはセットポイントを迎えると強烈なフォアでポイントを取りゲームカウント7-6(5)でこのセットをものにします。
ベキッチ選手はラケットを投げ捨てます。

ベキッチ選手は土居さんを警戒しているようです。
べキッチ選手にとって土居さんはやりづらい相手のようです。
特にフォアを警戒してストローク戦を避けようとしているようです。
だから、サービスゲームではなんとかサーブでポイントを取ろうとしているようです。
序盤はこのサーブが良くてキープしたのですが、どうしても力みが出てファーストサーブが思うように入らず徐々にストローク戦に入るようになります。
ストローク戦でも早く決着をつけようとドロップショットを使ったり緩急や球質の変化を入れたりするのですがこれがあまり慣れていないようでかえってリズムを乱しているようにも見えアンフォーストエラーも多くなります。
そんなことで、ストローク戦になれば土居さんの6:4くらいになります。
土居さんはそういうことも分かっているようで、状況によっては返すことにも徹しています。
第5ゲームでブレークされたとはいえ、土居さんはサーブも安定しているのでストローク戦に持って行くことでキープします。
しっかりと相手と球に集中しています。

第2セットでベキッチ選手は第1ゲームをキープし第2ゲームで15-40から挽回してブレークしゲームカウント2-0と先行するも結果的にはこれがベキッチ選手の最後のあがきとなりました。
直後の第3ゲームではファーストサーブが入らず0-40のラブゲームでブレークバックされます。
土居さんは第4ゲームを40-30でキープすると第5ゲームを40-15でブレークしてゲームカウント3-2とリードします。
この後にベキッチ選手はたまらずオンコートコーチングを取ります。
その介あってかベキッチ選手は第7ゲームはキープします。土居さんはもちろんキープです。第8ゲームなど40-0のラブゲームでのキープです。
第9ゲームはシーソーゲームで土居さんが先にブレークポイント(マッチポイント)を握るもこれはしのがれるがA-40で2度目のブレークポイント(マッチポイント)を握るとベキッチ選手のストロークがネット直撃になりゲームカウント6-3で勝利します。

勝った瞬間、土居さんは咆えてガッツポーズをします。
握手後、コートに出て両手を高々と掲げて快心の笑顔で観客の声援に答えます。

土居さんの調子は上々です。
フォアは当然、バックハンドも良いし、サーブも安定しています。
状況に応じたテニスをしています。
第2セットの第8ゲームなどは文句のないストローク戦でポイントを取りました。
こういうストローク戦が出来ればあえてサーブでポイントを取る必要がなくなり力んでサーブを打つ必要もないのでコントロールがますます良くなります。ちなみに40-0からはエースで締めました(笑)
今日(19日)の土居さんの出来にはクリスコーチも満足でしょう。そういう顔でした。

さて、明日(20日)の準々決勝の相手はアナスタシア・パブリュチェンコワ選手になりました。
パブリュチェンコワ選手はこの試合の後の第4試合で、第2シードでWTAシングルスランキング8位のキキ・ベルテンス選手を6-1,7-5で破っての勝ち上がりです。
トップ10が負けることはいまや常識なので驚くことではありませんが(笑)
この試合を見ていないのでなんともですが、わたしの印象ではパブリュチェンコワ選手は大振りの選手です。
そういうことでは土居さんとしてはやりやすいと思います。
しかし、ベテラン(土居さんと同い年)だから何か仕掛けてくるかも知れません。
パブリュチェンコワ選手がどのような戦いをしてくるのか楽しみにしたいと思います。
単なる打ち合いになったら土居さんの勝ち目が大いに広がるとみています。

シングルス本戦2回戦(9月19日(木),本戦第4日,センターコート第3試合)(1時間36分14秒)
[WC]土居美咲(Misaki DOI,日本,83位) vs. [7]ドナ・ベキッチ(Donna VEKIC,クロアチア,21位)は、
土居美咲が7-6(5),6-3で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,2-3,2-4,3-4,3-5,4-5,5-5,6-5,6-6,7-6(5)(サーブは土居から)
第2セット 0-1,0-2,1-2,2-2,3-2,4-2,4-3,5-3,6-3(サーブはベキッチから)

YouTube(https://www.youtube.com/)から
Donna Vekic has won 土居美咲 twice in 2019 50 fps - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=wNnnvWIFfUM
 
20190919 Osaka R2 Donna Vekic 0-2 Misaki Doi - Last 5 Games - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=NOhqRpYVi68
 


追記(2019.9.20.金):土居美咲さん 超タフな日程

土居美咲さんの20日(金)の試合はシングルスの準々決勝が、アナスタシア・パブリュチェンコワ選手が2-0とリードしているところで降雨順延となり、ダブルスは開始前に順延となりました。

ということで21日(土)の土居さんは、シングルスの準々決勝に勝てば準決勝も行い、ダブルスの準決勝に勝てば決勝も行なうということで、どちらも勝てば1日に4試合も行なうという地獄の特訓になってしまいました。

ありえへん!(笑)

21日のORDER OF PLAY;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/OP.pdf


東レPPOテニスの
HPは
 http://www.toray-ppo.com/
 シングルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/MDS.pdf
 ダブルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/MDD.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-osaka-japan-1056
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%AC_%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Toray_Pan_Pacific_Open
     https://en.wikipedia.org/wiki/Pan_Pacific_Open
ライブスコアは
 http://www.protennislive.com/LSHD/main.html?year=2019&wkno=99&eventid=718&tour=2&lang=en&ref=http://www.wtatennis.com
です。


土居美咲さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー土居美咲オフィシャルブログ – 美咲ブログ –」は
 http://tennis.jp/misaki-doi/
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%85%E7%BE%8E%E5%92%B2
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Misaki_Doi
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100081799
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00438
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000045.php
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/314237/title/Misaki-Doi
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年9月16日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


黎明
20190910火 黎明


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土居美咲さん 1回戦 勝利 東レPPOテニス 2019年9月17日(火)(ろぷろす暦2019年10月8日(火))

土居美咲さんが完勝しました。

土居美咲(どいみさき)さんが、東レPPOテニス(Toray Pan Pacific Open Tennis Tournament,日本/大阪,本戦2019年9月16日(月)~9月22日(日),ハードコート,WTAプレミア)において、9月17日(火)に行われたシングルス本戦1回戦にてクリスティナ・ムラデノビッチ選手を6-1,6-2で破りました。


第1セットの第1ゲームが土居美咲さんのサービスゲームで始まると、土居さんはダブルフォールトなどありでいきなり0-40と3つのブレークポイントを許すピンチとなります。
しかし、ここを落ち着いて立て直し以降ポイントを5連取してキープします。
終わってみればここがキーポイントだったといえます。
クリスティナ・ムラデノビッチ選手は第2ゲームを40-15でキープします。
土居さんも第3ゲームはしっかりと40-30でキープします。
試合が動き出したのは第4ゲームからです。
第4ゲームでムラデノビッチ選手は突然サーブが入らなくなり連続のダブルフォールトで0-30になると、ここを土居さんが40-0のラブゲームでブレークします。
サーブが良くないのは1試合に1回か2回はあるものだと思っていたら、ムラデノビッチ選手のサーブが悪いのはここだけに留まらず第6ゲームもダブルフォールトを1つ犯し30-40でブレークされます。
土居さんは迎えたサービングフォーザセットの第7ゲームも40-0のラブゲームでキープしてゲームカウント6-1でこのセットを取ります。

ムラデノビッチ選手がおかしいです。
サーブもストロークもいまいちコントロール出来ません。手打ちになっています。
何か体調でも悪いのでしょうか。見た目ではどこか悪いようには見えません。
全体的にバランスを崩しているような感じです。
たまらず、ムラデノビッチ選手は第1セット後にオンコートコーチングを取ります。
土居さんはしっかりと落ち着いています。
相手の調子が悪いとしばしばお付き合いをするようなことがあるのですが、土居さんはしっかりと集中して自分のテニス(プレー)をしています。
第1ゲーム以外は相手にブレークポイントを許さずキープします。
土居さんがキープしている時は調子よく自分のテニス(プレー)をしている時です。
とはいってもトップ10にもなったムラデノビッチ選手だからこのまま終わるとは思えません。

第2セットではムラデノビッチ選手は悪いなりに要所を締めるテニスをしてキープし、土居さんは好調にキープしということでゲームカウント2-2まで来ます。
そしてまたしても第5ゲームでムラデノビッチ選手がダブルフォールトを2つ犯して、土居さんが40-30でブレークします。
こうなったらムラデノビッチ選手のダブルフォールトは止まらないという感じで第7ゲームでも2つ犯して土居さんが40-30でブレークします。
土居さんは迎えたサービングフォーザマッチもしっかりと落ち着いて40-30でゲームポイント(マッチポイント)を握るとこれをものにしてゲームカウント6-2で勝利します。

第1セットも第2セットも似たような展開になりました。
序盤はお互いキープで中盤から土居さんが2連続のブレークでセットを取ります(1-1と1-2からの5連取)。
結局、土居さんの許したブレークポイントは第1セットの第1ゲームでの3つだけです。
だから、もし第1ゲームをムラデノビッチ選手が取っていたら違った展開になっていたかもしれません。
第1ゲームをキープしたことで土居さんは勢い(流れ)に乗ったといえそうです。
それにしても今日(17日)のムラデノビッチ選手はよく分からないです。
こういう日もあるってことですね。結局、この試合でのダブルフォールトは7回(3,4)のサービスゲームに対して9個(3,6)という多さでした。
そして、土居さんはそういうムラデノビッチ選手に引きずられることなく、しっかりと自分のテニス(プレー)をしたからこその54分30秒という1時間未満の完勝になったのだと思います。
ほんと、今の女子テニスは試合になってみないと、何が起こるか分からないというのをまたまた実感しました(笑)

ともかく、東レPPOテニスで久々の本戦勝利です。目出鯛(めでたい)。
2013年にバルバラ・レプチェンコ(ヴァルヴァラ・レプチェンコ)選手に勝って以来です(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-3816.html)。

さて、土居さんは初のベスト8に向けて、19日(木)にドナ・ベキッチ選手と対戦します。
ベキッチ選手は1回戦でキャロリン・ガルシア選手を7-5,6-2で下しています。
奇しくも共にフランスの選手を倒しての勝ち上がりです。
いま、ベキッチ選手は調子が良いようですが、基本的に大振りの選手なので土居さんの勝つチャンスは十分あると思います。
健闘を祈りたいです。

シングルス本戦1回戦(9月17日(火),本戦第2日,センターコート第4試合)(54分30秒)
[WC]土居美咲(Misaki DOI,日本,83位) vs. クリスティナ・ムラデノビッチ(Kristina MLADENOVICl,フランス,44位)は、
土居美咲が6-1,6-2で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,3-1,4-1,5-1,6-1(サーブは土居から)
第2セット 0-1,1-1,1-2,2-2,3-2,4-2,5-2,6-2(サーブはムラデノビッチから)


この日は日比野菜緒さんの試合もあって、日比野さんは敗れました。

日比野菜緒さんは、9月17日(火)に行われたシングルス本戦1回戦にてバルバラ・フリンク選手に4-6,5-7で敗れました。
日比野菜緒さんは日本のWC(ワイルドカード)でWTAシングルスランキング87位、バルバラ・フリンク選手はロシアのQ(予選勝者)で同149位です。

日比野菜緒さんは、花キューピットオープンテニス(広島)の単複優勝での疲れが残っているのか、動きも悪く精彩を欠いていました。
第2セットでゲームカウント4-5から第10ゲームをブレークバックしてせっかくゲームカウント5-5とイーブンにしたのに直後の第11ゲームを再度ブレークされてしまいました。
ここらへんにも粘りが感じられませんでした。
広島で戦っている時は気が張っていてあまり疲れを感じなかったかもしれませんが、単複優勝という最高の形で終わったのである意味ほっとして疲れがどっと出たのかもしれません。
そういうことならこの敗戦はいたしかたないでしょう。
バルバラ・フリンク選手はすらっとした選手です。その感じから基本的には強打の選手のようです。
これから活躍するようならロシアの選手ということもあって贔屓しようかなと思いました(笑)


東レPPOテニスの
HPは
 http://www.toray-ppo.com/
 シングルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/MDS.pdf
 ダブルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/1056/MDD.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-osaka-japan-1056
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%AC_%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Toray_Pan_Pacific_Open
     https://en.wikipedia.org/wiki/Pan_Pacific_Open
ライブスコアは
 http://www.protennislive.com/LSHD/main.html?year=2019&wkno=99&eventid=718&tour=2&lang=en&ref=http://www.wtatennis.com
です。


土居美咲さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー土居美咲オフィシャルブログ – 美咲ブログ –」は
 http://tennis.jp/misaki-doi/
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%85%E7%BE%8E%E5%92%B2
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Misaki_Doi
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100081799
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00438
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000045.php
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/314237/title/Misaki-Doi
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年9月16日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


目立つ
20190910火 目立つ


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日比野菜緒さん 祝!優勝 花キューピットオープンテニス 2019年9月15日(日)(ろぷろす暦2019年10月6日(日))

日比野菜緒さんが土居美咲さんとの日本選手対決を制して優勝しました。
そして、日比野さんは土居さんとのペアでダブルスでも優勝して両手に花です(笑)
おめでとうございます!
WTAツアーシングルス2勝目(2勝3敗)でダブルスも2勝目(2勝2敗)です。

日比野菜緒(ひびのなお)さんが、花キューピットジャパンウイメンズオープンテニス(Hana-cupid Japan Women's Open,日本/広島,本戦2019年9月9日(月)~9月15日(日),ハードコート,WTAインターナショナル)において、9月15日(日)に行われたシングルス本戦決勝にて土居美咲(どいみさき)さんを6-3,6-2で破り優勝しました。


決勝は日本選手2番手の土居美咲さんと3番手の日比野菜緒さんという奇跡のような日本選手対決となりました。
勝った方がWTAツアー2勝目を手にします。

土居さんは準決勝でベロニカ・クデルメトワ選手を6-4,6-3で破りました。
ほぼ完璧のテニスだったと思います。
第1セットは両者ともサーブが良く相手にブレークポイントを許さないキープで土居さんのゲームカウント5-4となると、次の第10セットで土居さんが初めてブレークポイントを握るとこれをものにしゲームカウント6-4で第1セットを取ります。
クデルメトワ選手はサーブもストロークも強打の大振りの選手です。
こういう選手は調子に乗せると怖いです。ここを土居さんがしっかりとキープしたのでクデルメトワ選手の方に焦りが出ての第10ゲームのブレークです。
第2ゲームでも土居さんの流れは変わらず、第2ゲームをブレークしてゲームカウント3-0とリードします。
第5ゲームでは始めてブレークされますが、すかさず第6ゲームを再度ブレークしてゲームカウント4-2とリードを保ちます。キーポイントであった第7ゲームでも長いデュース合戦をものにし試合の主導権を離しません。
迎えたサービングフォーザマッチの第9ゲームも40-30でゲームポイント(マッチポイント)を握るとこれをものにして勝利します。
ここまでの3試合ではちょっともたもたした感があったのですが、ここに来て調子が上がってきたという感じで難敵を退けました。

日比野さんは準決勝でミハエラ・ブザルネスク選手を4-6,6-0,6-3の逆転で破りました。
日比野さんもサーブが良かったです。
そのため第1セットはブザルネスク選手のゲームカウント4-3まではお互いブレークポイントもありのキープでした。
先にブレークしたのはブザルネスク選手でしたが日比野さんもすかさずブレークバックします。しかし、第10ゲームをブザルネスク選手が再度ブレークしゲームカウント6-4で第1セットを取ります。
これはブザルネスク選手がかなり有利になったかと思ったのですが、第2セットは日比野さんが6-0のベーグル(完封)で取り返します。
この第2セットはある程度ブザルネスク選手が力をセーブしたのかと思ったのですが、第3セットに入っても日比野さんのサーブの良さは変わらず自身はキープし相手を2度ブレークしてのゲームカウント6-3で勝利します。

この2人の準決勝の勝利を見ても思うにやはりキープの基本はサーブのコントロール(つまり配球)だと思います。
サーブのコントロールが良いと、サーブでのポイントはもちろんストローク戦になっても主導権を握れます。

日比野さんは準々決勝で第1シードで前回優勝のシェイ・スーウェイ選手を6-4,6-3で破り、土居さんは準決勝で第2シードのクデルメトワ選手を破っての決勝なのだから、共に調子が良く実力で決勝に進出してきたといえるので白熱した決勝が期待できそうです。
とはいっても日比野さんは2回戦でこの大会唯一の棄権者である第6シードのザリナ・ディアス選手に当たっているのだから、「ラッキーの菜緒」は生きているともいえそうです(笑)


その決勝の第1セットの第1ゲームが土居美咲さんのサービスで始まると、土居さんは40-30でキープし、日比野菜緒さんのサービスである第2ゲームを40-15で早々とブレークしてゲームカウント2-0と先行します。
準決勝の調子の良さそのままという感じでした。
しかし、結果的には土居さんの見せ場はこの2ゲームだけでした。
日比野さんが第3ゲームを40-0のラブゲームでブレークしてから徐々に土居さんはおかしくなります。
それでも土居さんは第4ゲームをブレークしてまだリードを保ちますがもうキープが出来なくなり第5ゲームをまたしてもブレークされるというブレーク合戦になります。
第5ゲーム終了後、日比野さんがオンコートコーチングを取ります。
このコーチングが功を奏したのかここから日比野さんのサーブが良くなり第6ゲームを40-15で初めてキープします。
土居さんはサーブが良くなく第7ゲームをまたしてもブレークされ、日比野さんがゲームカウント4-3と初めてリードします。
ここで土居さんもオンコートコーチングを取ります。
日比野さんは第8ゲーム40-0のラブゲームでキープすると、第9ゲームも40-30でブレークポイント(セットポイント)を握るもここはしのがれるが、デュース後のA-40で再度ブレークポイント(セットポイント)を握るとこれをものにしゲームカウント6-3でこのセットを取って先行します。
結局、土居さんは第1セットをキープしただけで後の4ゲームは連続してキープ出来ませんでした。
そういうことで日比野さんはゲームカウント1-3から5連取してこのセットを取りました。

この2人の対戦は2勝2敗(日比野さんが2連勝中)であり、また練習などでも一緒にすることもありお互いをよく知っているということが、最初のブレーク合戦になったのだと思います。
ここから今日の相手の調子やテニス(プレー)をどう見ていくかで勝敗の行方が決まるということです。
その見極めが日比野さんに出来、土居さんに出来なかったということでしょう。
土居さんは基本的に大振り(フルスイング)の選手なのでストローク戦はポイントを決めるテニスであり返すテニスではありません。
それに比して日比野さんは返すテニスが出来るということはつまり相手を見極めることもできるのでストローク戦では日比野さんの6:4だと思われます。
土居さんがこの日比野さんに対抗するにはサーブで6:4くらいでないとなかなかキープは出来ないと思われます。
そのサーブが思わしくなく日比野さんにストローク戦に持っていかれるとそのリズムを読まれているが如く返しに返されて、その結果じれたり早く決着をつけようとアンフォーストエラーを連発するようになりました。
日比野さんはストローク戦で優位に立っているので、サーブもストローク戦に持っていくサーブでよいので力みもなくコントロールが良くなりました。
このままでは土居さんに術はないという感じでした。

そんな状態が第2セットも続き、あっと言う間に日比野さんの4-0となります。
なんと第1セットからの日比野さんの9連取です。
ここで日比野さんに勝ちの意識が少し起こったのか、第5ゲームをブレークされ連取が途切れると土居さんが久々に第6ゲームをキープしてゲームカウント2-4と追い上げの体勢を見せます。
が、もはや土居さんのテニス(プレー)を見切っている日比野さんはしっかりと今のテニス(プレー)をすればおのずと勝ちは見えてきます。
日比野さんは落ち着いて第7ゲームを40-15でキープすると、第8ゲームもA-40でブレークポイント(マッチポイント,チャンピオンシップポイント)握ると、この試合を象徴するかのように土居さんのストロークがベースラインを割るアンフォーストエラーとなり、ゲームカウント6-2でこのセットも取って優勝です。

日比野さんは優勝した瞬間、やや間を置いて万歳をします。
ネットを挟んでお互い健闘を讃えたハグの後、コートに出て手を掲げて叩き四方にお礼のお辞儀をします。
その後、コーチや親族と喜びの抱擁をしていました。
土居さんは泣いていました。
勝ち負けより自分のテニス(プレー)に対しての涙でしょう。
この涙はもっとやれるはずだという向上心の表れだと思います。

今回の戦いを見ていて、先のUSオープンのビアンカ・アンドレースクさんとセリーナ・ウィリアムズ選手の戦いが想起され、ミニ版だと思いました。
そのくらい日比野さんが落ち着いて本来のテニス(プレー)をしたのに対して土居さんは緊張して(むきになって)力んだのか本来のテニスが出来なかったです。
日比野さんが見切ってさせなかったというべきかもしれません。
日比野さんが途中から修正して相手に対応したテニス(プレー)をしたのに対して、土居さんは相手が変化したのに対応できなかったといえそうです。
日比野さんの方がより柔軟に多彩なテニスが出来、土居さんがその日比野さんに翻弄されたといえそうです。
これで日比野さんは土居さんに3連勝ですが、こういうことが主因かも知れません。
土居さんにとって日比野さんも苦手な相手になったのかもしれません。
大振りの選手は一般的に自分のリズムを崩されると弱いといえます。

この決勝はどちらが勝っても負けても準決勝のような緊迫した試合を期待していたのでちょっと残念でした。
が、「ツンデレの美咲」を見れたと思えば微笑ましいとも言えます(笑)

ちなみに、エースとダブルフォールトとウィナーとアンフォーストエラーは、日比野さんが2(0,2),1(0,1),13(4,9),11(6,5)で土居さんが2(2,0),0,15(8,7),31(14,17)です。
()内は左から第1セット、第2セットです。
アンフォーストエラーが土居さんは日比野さんの約3倍です。

シングルス本戦決勝(9月15日(日),本戦第7日,センターコート第1試合)(1時間8分14秒)
土居美咲(Misaki DOI,日本,107位) vs. 日比野菜緒(Nao HIBINO,日本,146位)は、
日比野菜緒が6-3,6-2で勝ちました。
第1セット 0-1,0-2,1-2,1-3,2-3,3-3,4-3,5-3,6-3(サーブは土居から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,4-0,4-1,4-2,5-2,6-2(サーブは日比野から)

日比野菜緒さんの決勝までの戦績は
1回戦 6-7(2),7-6(5),7-5 レイラ・フェルナンデス(Q(予選勝者),WTAシングルスランキング236位)
2回戦 6-1,3-2Retired ザリナ・ディアス(第6シード,同80位)
準々決勝 6-4,6-3 シェイ・スーウェイ(第1シード,同29位)
準決勝 4-6,6-0,6-3 ミハエラ・ブザルネスク(同125位) 
です。

土居美咲さんの決勝までの戦績は
1回戦 4-6,7-5,6-2 波形純理(Q(予選勝者),WTAシングルスランキング300位)
2回戦 6-1,1-6,6-3 ゾー・ヒベス(Q(予選勝者),同163位)
準々決勝 7-5,6-1 サラ・ソリベス・トルモ(第7シード,同85位)
準決勝 6-3,6-4 ベロニカ・クデルメトワ(第2シード,同48位) 
です。


俯瞰的にはこの結果で良かったのかもしれません。
というのはこれで両者ともトップ100に返り咲くからです。
やはりトップ100は多いほうがいいでしょう(笑)
これからもお互いが切磋琢磨してトップ50を目指して欲しいと思います。
今大会のテニスを持続したならばトップ50は十分に視野に入ってくると思います。
特に今大会の日比野さんなどはなんでこの人がトップ100でないんだというくらいの出来でした。
そして、この2人が日本のテニスをもうしばらく引っ張っていって欲しいと思います。
それは若手でトップ100になるような人材がいないからです。
今の若手を見ているとあと2~3年は新たにトップ100になるような選手は現れないと思われます。
特に土居さんには牽引者になって欲しいと思います。
日比野さんが土居さんについていきますと言っているので(笑)


そして、土居さんと日比野さんはダブルスでもペアで決勝に進出していて、優勝しました。
ダブルスはシングルスの30分あとくらいに行なわれました。
土居さんのダブルスも2勝目(2勝1敗)です。

土居美咲/日比野菜緒組が、9月15日(日)に行われたダブルス本戦決勝にてクリスティナ・マクヘール/ワレリア・サビニフ(バレリア・サビンキ)を3-6,6-4,[10-4]の逆転で下して優勝しました。
土居美咲さんは日本のWTAダブルスランキング157位、日比野菜緒さんは日本の同91位、クリスティナ・マクヘール選手は米国の228位、ワレリア・サビニフ選手はロシアの同127位です。

第2セットで土居/日比野組のゲームカウント5-3からの第9ゲームで40-0と4つのブレークポイント(セットポイント)を握りながらこれをものに出来なかったので流れが変わるのかと思ったのですが、サービングフォーザセットの第10ゲームをきっちりキープしてこのセットをものにしました。
そして、その勢いのままスーパータイブレークではポイント0-1から6連取してポイント6-1と引き離すとそのリードを保ったままポイント10-4でスーパータイブレークを制して優勝しました。

ところで、ワレリア・サビニフ選手ですがその顔を見ていてどこかで見たことある選手だと思いました。
ふと思い当たったのが東レPPOテニスの予選で見たロシアの選手ではないかということでした。
そこで、WTAのワレリア・サビニフ選手(https://www.wtatennis.com/players/player/315428/title/Valeria-Savinykh-0)のMATCHESの項を見ると2012年の東レPPOテニス(TOKYO)の予選に出場していたのでその時に見た選手だと分かりました。
2012年の時は、セシル・カラタンチェバ選手と白熱した戦いをしたのでとても印象に残ったのでした(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-2400.html)。
しかし、その後は特に目覚しい活躍もなくて風のたよりにちらほらと聞くくらいでした。
それが今回こういう形でまた見れたので何か感慨深いです。


WTA(https://www.wtatennis.com/)から
Hibino downs Doi to hoist Hiroshima trophy: 'Hard work has paid off for both of us' | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/hibino-downs-doi-hoist-hiroshima-trophy-hard-work-has-paid-both-us
Doi, Hibino earn wins to set up all-Japanese final in Hiroshima | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/doi-hibino-earn-wins-set-all-japanese-final-hiroshima
Hibino dethrones Hsieh in Hiroshima QF: 'The crowd's cheering gives me power' | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/hibino-dethrones-hsieh-hiroshima-qf-crowds-cheering-gives-me-power

YouTube(https://www.youtube.com/)から
Nao Hibino vs. Misaki Doi 2019 Hiroshima Final WTA Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=AJBc49iGUys
 
Nao Hibino 2019 Japan Women’s Open Top 5 Shots - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=qXcaaZWWQ2I
Top 10 Shots 2019 Japan Women’s Open - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=J2eQCXwyb9o
Misaki Doi vs. Veronika Kudermetova 2019 Hiroshima Semifinal WTA Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=-1YzVr7cUo8
Mihaela Buzarnescu vs. Nao Hibino 2019 Hiroshima Semifinal WTA Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=fk-oYrEAwQQ
Hsieh Su-Wei vs. Nao Hibino 2019 Hiroshima Quarterfinal WTA Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=A2_zhaLyojk


花キューピットオープンテニスの
HPは
 https://www.jta-tennis.or.jp/jwo/tabid/549/Default.aspx
 シングルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/405/MDS.pdf
 ダブルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2019/405/MDD.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-hiroshima-japan-405%20
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_Japan_Women%27s_Open
     https://en.wikipedia.org/wiki/Japan_Women%27s_Open
です。


追記(2019.9.16.月):日比野菜緒さん、土居美咲さん トップ100返り咲き

優勝した日比野菜緒さんは280ポイントを得たので、9月16日発表のWTAシングルスランキングで684ポイントとなり、59アップの87位となりました。
また、準優勝の土居美咲さんは180ポイントを得て、750ポイントとなり24アップの83位となりました。
ここからまた積み上げていって来年(2020年)の全豪オープン本戦入りを確定して欲しいです。

WTAから
WTA Rankings Update 2019: Rybakina jumps into Top 50 as Nanchang champion Peterson climbs | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/wta-rankings-update-2019-rybakina-jumps-top-50-nanchang-champion-peterson-climbs


日比野菜緒さんの
ブログ「日比野菜緒 Powered by LINE」は
 https://lineblog.me/naohibino_official/
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%AF%94%E9%87%8E%E8%8F%9C%E7%B7%92
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Nao_Hibino
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100128361
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00720
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000271.php
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/320238/title/Nao-HIBINO
です。

土居美咲さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー土居美咲オフィシャルブログ – 美咲ブログ –」は
 http://tennis.jp/misaki-doi/
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%85%E7%BE%8E%E5%92%B2
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Misaki_Doi
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100081799
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00438
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000045.php
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/314237/title/Misaki-Doi
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注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年9月9日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


精華
20190905木 精華


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ビアンカ・アンドレースクさん 祝!GS初優勝 USオープン2019 2019年9月7日(土)(ろぷろす暦2019年9月26日(土))

よくぞやってくれました!!!
ビアンカ・アンドレースクさんが、グランドスラム初優勝を飾りました。
おめでとうございます!!!
19歳でのグランドスラム初優勝です。
WTAツアー3勝目(3勝1敗)で、すべて今年(2019年)に達成したものです。

ビアンカ・アンドレースク(ビアンカ・アンドリースク)(Bianca Andreescu)さんが、USオープンテニス2019(2019 US Open Tennis Championships,米国/ニューヨーク,本戦2019年8月26日(月)~9月8日(日),ハードコート,グランドスラム)において、9月7日(土)に行われたシングルス本戦決勝にてセリーナ・ウィリアムズ選手を6-3,7-5で破り優勝しました。


第1セットの第1ゲームがセリーナ・ウィリアムズ選手のサービスで始まると、ウィリアムズ選手が40-15としたのでキープするかと思いきやここからビアンカ・アンドレースクさんが追い上げA-40でブレークポイントを握ると、ウィリアムズ選手がなんとダブルフォールトを犯して早々とアンドレースクさんがブレークします。
第2セットはアンドレースクさんは手堅く40-30でキープしゲームカウント2-0と先行します。
ウィリアムズ選手は第3ゲームは40-15で確実にキープします。
アンドレースクさんはサーブもストロークもコントロールが良くウィリアムズ選手に付け入る隙を与えません。
ウィリアムズ選手もなんとか付いていっているという感じでお互いブレークポイントを与えずゲームカウント4-2まで来ます。
そうすると、第7ゲームでまたしてもアンドレースクさんが40-30でブレークポイントを握るが、ここはウィリアムズ選手がしのぎデュースに入りデュース合戦でもアンドレースクさんは攻めて4度のブレークポイントを握るのだが、必死のウィリアムズ選手がなんとかキープします。
そうするとピンチの後にチャンスありとばかりに第8ゲームでウィリアムズ選手は40-30と初めてブレークポイントを握るが、アンドレースクさんは慌てず騒がずという感じでサーブをコントロールよく決めて3連取してキープしゲームカウント5-3と優位を保ちます。
そして、アンドレースクさんは第9ゲームではシーソーゲームでA-40とブレークポイントを握るとまたしてもウィリアムズ選手がダブルフォールトを犯してブレークとなりゲームカウント6-3でこのセットを取り先行します。

アンドレースクさんが良すぎるくらい良いです。
アンドレースクさんの本来のテニス否(いな)最高のテニスをしているといっても過言ではないです。
グランドスラム初の決勝という大舞台で全く(悪い意味での)緊張がなくリラックスしていると言っていいでしょう。
驚異的な集中力です。
この戦いの世界に身も心も浸っているということでしょう。
サーブもストロークも相手を見切ったように素晴らしいコントロールすなわち配球です。
これぞテニスというようなプレーです。
それに比してウィリアムズ選手は24回目のグランドスラム優勝への4度目の挑戦ということを意識して緊張しているのかいまいちピリッとしません。
ストローク戦では不利ということが分かっているのか、サーブでキープしようと力んで肝心なとこでのダブルフォールトもありました。
相手が良すぎるために萎縮しているという印象すらあります。

第2セットの第1ゲームがアンドレースクさんのサービスで始まると、アンドレースクさんは40-30で手堅くキープします。
そして第2ゲームで40-0と3つのブレークポイントを握るとまたしてもウィリアムズ選手がダブルフォールトを犯してブレークしゲームカウント2-0と先行します。
アンドレースクさんはこれで少しほっとしたのか第3ゲームでは30-40とブレークポイントを許しこれをしのぐもデユース後の3度目のブレークポイントでこの試合初めてブレークされます。
第4ゲームをウィリアムズ選手がキープするようだと、試合の展開は分からなくなると思っていたのだが、アンドレースクさんがA-40でブレークポイントを握るとブレークして流れを渡しません。
そればかりか第5ゲームを40-15でキープすると第6ゲームも40-15と2つのブレークポイントを握り1つはしのがれるが40-30でブレークしてゲームカウント5-1と圧倒的に優位に立ちます。
これで決まったかと思われたのですが、事はそう簡単ではありませんでした。
サービングフォーザマッチ(サービングフォーザチャンピオンシップ)である第7ゲームで40-30でゲームポイント(マッチポイント,チャンピオンシップポイント)を握るもこれをものに出来なくて、そうすると徐々に流れはウィリアムズ選手に傾いていきます。
ウィリアムズ選手はデュース後の2度目のブレークポイントでブレークすると、第8ゲームを40-15でキープしゲームカウント3-5と追い上げて来ます。
しかし、アンドレースクさんには2度目のサービングフォーザマッチ(サービングフォーザチャンピオンシップ)である第9ゲームがあります。
ところがここをウィリアムズ選手がなんと40-0というラブゲームでブレークし第10ゲームも40-30でキープして遂にゲームカウント5-5とイーブンにしてしまいます。

驚異的な集中力を誇るアンドレースクさんも人の子であったということでしょう。
やはりゲームカウント5-1となったとこでそれなりに優勝を意識したのではないかと思います。
それで集中力が散漫になり力んだということで自慢のコントロールが乱れて一人相撲になったといえます。
だが、ゲームカウント5-5になればもう優勝の行方はどうなるか誰にも分かりません。
そうなると、アンドレースクさんに再び集中力が戻りサーブもストロークも本来のコントロールを取り戻し、第11ゲームを40-30でキープします。
アンドレースクさんが本来の調子になればウィリアムズ選手を見切っているので、40-15と2つのブレークポイントを握ると1つはしのがれるが、40-30から放ったストロークをウィリアムズ選手が返せずブレークとなりゲームカウント7-5でこのセットを取って優勝します。

優勝した瞬間、アンドレースクさんは放心状態になったといえます。
ラケットが手から滑り落ちネットでウィリアムズ選手とハグでお互いを讃えあいます。
その後、コートに出ると十字を切り跪いてコートに口づけをしそれから仰向けに大の字になり天空を漂っていました。
去来透徹の心境でしょう。
やおら起き上がると梯子を上ってスタッフの元に行き篤い篤い抱擁をしていました。

文句のない優勝でした。
第2セットでゲームカウント5-1から追い上げられたといえども完璧といっていいでしょう。
結果から言えば、ゲームカウント5-5はUSAの観客へのサービスというエンターテインメントとすら思えてしまいます。
そのくらい圧倒的な力を見せたといえましょう。

それにしても今年(2019年)になっての快進撃はなぜ起こったのでしょうか。
識者の間ではアンドレースク選手は将来を期待されていたのでしょうか。
わたしはインディアンウェルズで初めてこの選手を知りました(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4911.html)。
確かに穴のない良い選手だとは思いましたが、ここまでやるとは思いもよらなかったです。
こうなったら、興味は連勝を誰が止めるのかということにもなってきます。
いまやそのくらいの大物になったともいえそうです。

ちなみに、エースとダブルフォールトとウィナーとアンフォーストエラーは、アンドレースクさんが5(4,1)と3(1,2)と19(12,7)と17(6,11)でウィリアムズ選手が9(4,5)と8(3,5)と33(16,17)と33(14,19)です。
()内は左から第1セット、第2セットです。

シングルス本戦決勝(9月7日(土),本戦第13日,ARTHUR ASHE STADIUM第2試合)(1時間40分)
[15]ビアンカ・アンドレースク(Bianca ANDREESCU,カナダ,15位) vs. [8]セリーナ・ウィリアムズ(Serena WILLIAMS,米国,8位)は、
ビアンカ・アンドレースクが6-3,7-5で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,2-1,3-1,3-2,4-2,4-3,5-3,6-3(サーブはウィリアムズから)
第2セット 1-0,2-0,2-1,3-1,4-1,5-1,5-2,5-3,5-4,5-5,6-5,7-5(サーブはアンドレースクから)

ビアンカ・アンドレースクさんの決勝までの戦績は
1回戦 6-2,6-4 ケイティ・ウォリネツ(WC(ワイルドカード),WTAシングルスランキング413位)
2回戦 6-3,7-5 キルステン・フリプケンス(LL(ラッキールーザー),同110位)
3回戦 6-4,6-4 キャロライン・ウォズニアッキ(第19シード,同19位)
4回戦 6-1,4-6,6-2 テーラー・タウンゼント(Q(予選勝者),同116位)
準々決勝 3-6,6-2,6-3 エリーズ・メルテンス(第25シード,同26位)
準決勝 7-6(3),7-5 ベリンダ・ベンチッチ(第13シード,同12位) 
です。


アンドレースクさんが優勝したので女子テニス界にも少しは光明が見えてきました。
アンドレースクさんを始めとして全仏オープンで準優勝したマルケタ・ボンドロウソバ選手や今度はこの人が決勝を戦うだろうと思われるアマンダ・アニシモバ(アマンダ・アニシモワ)選手などAI世代の活躍が楽しみです。
AI世代がどんどん活躍すれば女子テニスの魅力が新たに見直されるでしょう。


これで今年のグランドスラム(四大大会)はすべて終了して優勝者は
全豪オープン 大坂なおみ(グランドスラム2勝目)  [ペトラ・クビトバ]
全仏オープン アシュリー・バーティ(初優勝) [マルケタ・ボンドロウソバ]
ウィンブルドン シモナ・ハレプ(グランドスラム2勝目)  [セリーナ・ウィリアムズ]
USオープン ビアンカ・アンドレースク(初優勝)  [セリーナ・ウィリアムズ]
[]内は準優勝者です。
ということで、2回目と初優勝が交互に起こりました。
めでたし、めでたし(笑)

来年(2020年)はどんなドラマが待っているのでしょうか。
まぁ、その前に第5のグランドスラムとして中国グランドスラムがあることはありますが、いまだに非公認です。
近いうちに第5のグランドスラムになるには中国が米国を抜いて世界一の経済大国になることでしょう。


WTA(https://www.wtatennis.com/)から
'I've been dreaming of this moment' - Andreescu ascends to US Open title in Serena stunner | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/ive-been-dreaming-moment-andreescu-ascends-us-open-title-serena-stunner
Serena searching for higher level after US Open: ‘I could have been more Serena today’ | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/serena-searching-higher-level-after-us-open-%E2%80%98i-could-have-been-more-serena-today%E2%80%99
'I'm on Cloud 9' - Andreescu opens up on sky-high confidence, conquering doubts with US Open crown | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/im-cloud-9-andreescu-opens-sky-high-confidence-conquering-doubts-us-open-crown
As It Happened: How Bianca Andreescu beat Serena and the US Open crowd to make Canadian history | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-how-bianca-andreescu-beat-serena-and-us-open-crowd-make-canadian-history
Champions Corner: Andreescu on her 'Hot Girl Summer', eyes WTA Finals - 'I am not done yet' | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/champions-corner-andreescu-her-hot-girl-summer-eyes-wta-finals-i-am-not-done-yet

YouTube(https://www.youtube.com/)から
Bianca Andreescu vs. Serena Williams US Open 2019 Finals Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=gTdKP61cXhc
 
Bianca Andreescu Match Point and Celebration Winning the 2019 US Open Championship - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=Yo_0CEuQuB0
Womens Finals Ceremony and Post Game Interview 2019 US Open - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=wq8kyo8dThc


USオープンテニス2019の
HPは
 https://www.usopen.org/index.html
 女子シングルスドロー;https://www.usopen.org/en_US/scores/draws/2019_WS_draw.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-us-open-usa-ny-905%20
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/2019%E5%B9%B4%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9)
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_US_Open_(tennis)
     https://en.wikipedia.org/wiki/US_Open_(tennis)
です。


追記(2019.9,10,火):ビアンカ・アンドレースクさん トップ10入り

優勝したビアンカ・アンドレースクさんは2000ポイントを得て、9月9日(月)発表のWTAシングルスランキングにて4835ポイントで5位となり晴れてトップ10入りとなりました。
こちらもおめでとうございます。
準優勝のセリーナ・ウィリアムズ選手は前回(2018年)も準優勝なのでポイントは変わらず9位となりました。
ベスト4のベリンダ・ベンチッチさんは780ポイントを得て3738ポイントで10位となりトップ10に返り咲きました。

トップ10
1.アシュリー・バーティ 6501ポイント(4回戦)
2.カロリナ・プリスコバ 6125ポイント(4回戦)
3.エリナ・スビトリナ 5032ポイント(ベスト4)
4.大坂なおみ 4846ポイント(4回戦)
5.ビアンカ・アンドレースク 4835ポイント(優勝)
6.シモナ・ハレプ 4903ポイント(2回戦)
7.ペトラ・クビトバ 4326ポイント(2回戦)
8.キキ・ベルテンス 4325ポイント(3回戦)
9.セリーナ・ウィリアムズ 3935ポイント(準優勝)
10.ベリンダ・ベンチッチ 3738ポイント(ベスト4)

他の注目選手
11.ジョアンナ・コンタ 3115ポイント(ベスト8)
12.ワン・チャン 2946ポイント(ベスト8)
21.ドナ・ベキッチ 2420ポイント(ベスト8)
24.エリーズ・メルテンス 2110ポイント(ベスト8)
84.テーラー・タウンゼント 740ポイント(4回戦)
93.クリスティー・アン 641ポイント(4回戦)
106.コリ・ガウフ 574ポイント(3回戦)

()内はUSオープンでの成績を示す。

WTAから
WTA Rankings Update 2019: Andreescu into the Top 5, Barty goes back to No.1 | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/wta-rankings-update-2019-andreescu-top-5-barty-goes-back-no1


ビアンカ・アンドレースクさんの
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AF
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Bianca_Andreescu
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100228011
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00876
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0025608.php
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/325088/title/bianca-andreescu-0
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年8月25日(日)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


篤く燃える
20190830金 篤く燃える


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ベリンダ・ベンチッチさん GS初ベスト4 USオープン2019 2019年9月4日(水)(ろぷろす暦2019年9月23日(水))

ベリンダ・ベンチッチさんがグランドスラムで初めてベスト4に進出しました。

ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)さんが、USオープンテニス2019(2019 US Open Tennis Championships,米国/ニューヨーク,本戦2019年8月26日(月)~9月8日(日),ハードコート,グランドスラム)において、9月4日(水)に行われたシングルス本戦準々決勝にてドナ・ベキッチ選手を7-6(5),6-3で下しました。


第1セットの第1ゲームがベリンダ・ベンチッチさんのサービスで始まると、ベンチッチさんはデュースまで持っていかれるがこれをキープします。
ドナ・ベキッチ選手は第2ゲームを40-0のラブゲームでキープします。
ベンチッチさんも第3ゲームは40-0のラブゲームでキープします。
両者ともサーブもストロークもコントロールも威力もあり、さすが準々決勝まで勝ち上がって来ただけのことはあるという好調さでした。
故にお互いブレークのチャンスはなくゲームカウント4-4まで来ます。
この均衡が破れたのはベンチッチさんのサービスゲームである第9ゲームです。

ベンチッチさんのポイント15-0で、観客が席に移動したためちょっと試合が中断しました。
わたしはこれにちょっと嫌な感じを受けました。ベンチッチさんがリズムを崩さなければいいのだがと思ったのです。
というのはここまでゲームカウント4-4なのでベンチッチさんの中にちょっとずつイライラが沸き起こっていると思われたからです。
ベンチッチさんは相手を圧倒しないとけっこうイライラするタイプです。つまり我慢強いタイプではないということです。
そんな中、再開するとダブルフォールトを犯してポイント15-15となってしまいます。
でもそんなわたしの懸念を払拭するかのように、ポイント40-15と2つのゲームポイントを握ります。
しかし、その次のポイントで甘い球をアンフォーストエラーするとイライラが爆発したかのようになりダブルフォールトもありのミスで自滅しブレークを献上してしまいます。
ベンチッチさんはカッカしておらんで(叫んで)いました。

この終盤でブレークされ、ベキッチ選手はゲームカウント5-4でサービングフォーザセットである第10ゲームを迎えます。
ベキッチ選手のここまでのサービスゲームを見ていたらこれでこのセットは勝負あったと思いました。
ところがベキッチ選手はこのゲームをキープ出来ないのです。
ベキッチ選手がこの試合で唯一のダブルフォールトをここで犯したことからも勝ちを意識して力んだとしか思えないです。
ちなみにベンチッチさんのこの試合でのダブルフォールトは7です(笑)
第10ゲームをベンチッチさんは40-30でブレークしてゲームカウントを5-5のイーブンにします。
これでベンチッチさんは生き返り、第11ゲームを40-15でキープすると第12ゲームでは40-30でブレークポイント(セットポイント)すら握るのですがここはベキッチ選手がしのぎタイブレークに突入します。

タイブレークではベキッチ選手が最初にミニブレークしてタイブレークカウント1-0と先行するが、ベンチッチさんは以後は一度もミニブレークを許さず自身は2度のミニブレークをしてタイブレークカウント7-5としゲームカウント7-6(5)でこのセットを取ります。
これでベンチッチさんがかなり有利になったと思われます。

第2セットの第1ゲームはベキッチ選手が40-15でキープします。
そしてこのセットの行方を象徴するかのような第2ゲームが始まります。
ベンチッチさんは順調にポイントを取りポイント30-0します。しかし、次のポイントでダブルフォールトを犯すと続けてダブルフォールトを犯しポイント30-30となります。自滅です。
ところが、次のポイントでベンチッチさんの放ったショットがネットに当たってはねそれが再度ネットに当たりインとなります。この悪戯のようなボールの動きに2人共苦笑いをしていました。
これでベンチッチさんのポイント40-30となります。それでもベンチッチさんのダブルフォールトは止まらず3つ目となりポイントは40-40となります。
しかし、ここまでミスすれば吹っ切れたと言う感じになり、あと2つはサーブで取ってベンチッチさんがキープします。
この結果、このセット(試合)の運はベンチッチさんにあるということです。
ここをベキッチ選手が自身でポイントを取ったりあのネットショットがアウトになっていたらベキッチ選手がブレークしていたかもしれません。
そうなればまた試合の展開も変わっていたかもしれません。
そんなことを思うこのゲームでした。

これで主導権はベンチッチさんが握ったようになり、第2ゲームでたらふくミスしたベンチッチさんは以後はミスが減り堅実にキープすると共に、第7ゲームを40-0のラブゲームでブレークしてゲームカウント5-3とします。
ベキッチ選手のサービスゲームである第9ゲームでもベンチッチさんは40-15と2つのブレークポイント(マッチポイント)を握るが、ここはベキッチ選手が意地でしのぐも突入したデュースで再度ブレークポイントを握ると、ベキッチ選手のストロークがアウトになりベンチッチさんがゲームカウント6-3でこのセットを取って勝利します。

両者、力の入った試合だったのですが、ここらへんは経験の差もあったかと思います。
過(か)ってトップ10でもあったベンチッチさんの方が大舞台での戦い方を知っているということです。
ベキッチさんが始めから飛ばしに飛ばして目一杯の戦いをしたのに対して、ベンチッチさんは3セットマッチも視野にいれたくらいの余裕を持っていたといえそうです。
だから、イライラしたりカッカしてもその場限りで尾を引かなかったのだと思います。

ベンチッチさんが普段通りのテニス(プレー)をするならばベキッチ選手はやりやすい相手だったと思います。
ベキッチ選手も大振り(フルスイング)の選手なので、緩急や球質でのタイミングを変える球を打つようなことは少ないからです。
一度リズムを掴むと1試合そのリズムで済むこともあるでしょう。
変わったしても1球1球に対してタイミングを合わせるよりはずっと楽です。

シングルス本戦準々決勝(9月4日(水),本戦第10日,ARTHUR ASHE STADIUM第1試合)(1時間41分)
[13]ベリンダ・ベンチッチ(Belinda BENCIC,スイス,12位) vs. [23]ドナ・ベキッチ(Donna VEKIC,クロアチア,23位)は、
ベリンダ・ベンチッチが7-6(5),6-3で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,3-3,4-3,4-4,4-5,5-5,6-5,6-6,7-6(5)(サーブはベンチッチから)
第2セット 0-1,1-1,1-2,2-2,2-3,3-3,4-3,5-3,6-3(サーブはベキッチから)


ベンチッチさんの準決勝の相手はビアンカ・アンドリースク選手となりました。

ビアンカ・アンドリースク選手が、9月4日(水)に行われたシングルス本戦準々決勝にてエリーズ・メルテンス選手を3-6,6-2,6-3の逆転で下しました。
ビアンカ・アンドリースク選手はカナダの第15シードでWTAシングルスランキング15位、エリーズ・メルテンス選手はベルギーの第25シードで同26位です。

ビアンカ・アンドリースク選手は苦しんでやっと勝ったという感じでした。
終わった後、やれやれという感じでベンチに座ってしばらく頭をかかえていました。
それくらいエリーズ・メルテンス選手が良くて、第1セットを見ている限りではこのままメルテンス選手が勝利してもおかしくなかったです。
そのくらいサーブもストロークも切れも伸びもあって良かったです。
第2セットをアンドリースク選手が取ったので、最後は体力(スタミナ)勝負で勝ったともいえないこともないですが、やはりアンドリースク選手の状況に応じた対応力の素晴らしさでしょう。
相手の良し悪しを見極めてその弱点を突くというテニス(プレー)です。
とはいっても相手の弱点が分かってもそれを攻めるだけの武器を持っていなくてはそれは絵に描いた餅になってしまいます。
しかし、アンドリースク選手は引き出しが多くなんでもできるといっても過言ではないくらいです。
緩急や球質やコントロールを自由自在に操ってきます。配球の妙です。
相手がアンドリースク選手の攻守を読むのは難しいです。
2つの棄権負けを除けば22連勝しているのが単なる勢いや運ではなく真の実力だと思えてきます。

5日の準決勝でベリンダ・ベンチッチさんとビアンカ・アンドリースク選手が対決するのですが、ベンチッチさんも今日(4日)のような試合だと苦戦はもちろん持っていかれる可能性も高いでしょう。
例えば、第1セットの第10ゲームや第2セットの第2ゲームはアンドリースク選手なら確実にものにしていたでしょう。

ということで今日の試合を見る限りでは勝ちは6:4でアンドリースク選手でしょう。


3日に行なわれたもう一方の準々決勝は、エリナ・スビトリナさんとセリーナ・ウィリアムズ選手が勝ちました。
同じく5日にエリナ・スビトリナ 対 セリーナ・ウィリアムズの準決勝が行なわれます。

エリナ・スビトリナさんが、9月3日(火)に行われたシングルス本戦準々決勝にてジョアンナ・コンタ選手を6-4,6-4で下しました。
エリナ・スビトリナさんはウクライナの第5シードでWTAシングルスランキング5位、ジョアンナ・コンタ選手はイギリスの第16シードで同16位です。

セリーナ・ウィリアムズ選手が、9月3日(火)に行われたシングルス本戦準々決勝にてワン・チャン選手を6-1,6-0下しました。
セリーナ・ウィリアムズ選手は米国の第8シードでWTAシングルスランキング8位、ワン・チャン選手は中国の第18シードで同18位です。


WTA(https://www.wtatennis.com/)から
'That feeling after match point is the nicest one' - Bencic vanquishes Vekic to make Grand Slam SF debut at US Open | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/feeling-after-match-point-nicest-one-bencic-vanquishes-vekic-make-grand-slam-sf-debut-us-open
As It Happened: Belinda Bencic books US Open semifinal, Top 10 return with Vekic victory | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-belinda-bencic-books-us-open-semifinal-top-10-return-vekic-victory
'All of us dream of this moment' - Andreescu ousts Mertens to clinch first-ever Grand Slam semifinal at US Open | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/all-us-dream-moment-andreescu-ousts-mertens-clinch-first-ever-grand-slam-semifinal-us-open
As It Happened: Andreescu rallies to win 11th consecutive match, book US Open semi spot | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-andreescu-rallies-win-11th-consecutive-match-book-us-open-semi-spot
'Mentally I'm handling the pressure points better' - Svitolina sweeps past Konta into US Open semifinals | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/mentally-im-handling-pressure-points-better-svitolina-sweeps-past-konta-us-open-semifinals
As It Happened: Elina Svitolina makes Ukrainian history with US Open semifinal berth | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-elina-svitolina-makes-ukrainian-history-us-open-semifinal-berth
'Hard work pays off': Serena earns 100th US Open victory with sterling win over Wang | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/hard-work-pays-serena-earns-100th-us-open-victory-sterling-win-over-wang
As It Happened: Serena Williams' 44-minute masterclass books US Open semifinal | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-serena-williams-44-minute-masterclass-books-us-open-semifinal

YouTube(https://www.youtube.com/)から
Belinda Bencic vs. Donna Vekic US Open 2019 QF Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=-LPRN804yXw
 
Bianca Andreescu vs. Elise Mertens US Open 2019 Quarter-Finals Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=xOpDnUDg2cM
Elina Svitolina vs Johanna Konta US Open 2019 Quarter-Final Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=d2as-InqNdQ
Serena Williams vs. Qiang Wang US Open 2019 Quarter-Finals Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=louoP_DAvto


追記(2019.9.7.土):ベリンダ・ベンチッチさん 準決勝 敗退

ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)さんは、USオープンテニス2019(2019 US Open Tennis Championships,米国/ニューヨーク,本戦2019年8月26日(月)~9月8日(日),ハードコート,グランドスラム)において、9月5日(木)に行われたシングルス本戦準決勝にてビアンカ・アンドレースク(ビアンカ・アンドリースク)選手に6-7(3),5-7で敗れました。
ベリンダ・ベンチッチさんはスイスの第13シードでWTAシングルスランキング12位、ビアンカ・アンドレースク選手はカナダの第15シードで同15位です。

第1セットの第1ゲームがベリンダ・ベンチッチさんのサービスで始まると、ベンチッチさんは40-0のラブゲームでキープします。
ビアンカ・アンドレースク選手も第2ゲームを40-15でキープします。
ここはお互い相手をじっくり見たと言う感じです。
ここから本格的な攻防が始まるのですが、攻めたのはベンチッチさんです。
第4ゲームでは2度のブレークポイントを第6ゲームでは3度のブレークポイントを握るのですが、アンドレースク選手はいずれもデュース合戦の末にこれをしのいでしまいます。
ベンチッチさんは第10ゲームでもブレークポイント(セットポイント)を握るのですが、ここもアンドレースク選手はしのいでしまいます。
ということでお互いキープを続けてタイブレークに突入します。
ここまでのベンチッチさんは特にサーブが良くてアンドレースク選手に一度もブレークポイントを許していません。あのダブルフォールトもゼロです。
先に自分の不甲斐なさにラケットをコートに叩きつけたのもアンドレースク選手です(のちにベンチッチさんも叩きつけます)。
そして今年のベンチッチさんのタイブレークは10勝2敗(アンドレースク選手は5勝4敗)です。
ここは一般的に考えるとベンチッチが取る確率が高いです。

ところが勝負の綾は不可思議なものです。予測を超えることもしばしばです。
なんとこの肝心なとこでベンチッチさんにダブルフォールトが出てアンドレースク選手にポイントをプレゼントしてしまいます。
そうすると勝負の流れは一気にアンドレースク選手にという感じで、アンドレースク選手が5連取してターブレークカウント5-0とします。
その後アンドレースク選手にダブルフォールトが出て流れがベンチッチさんに方に行きベンチッチさんが3連取しますが、ひっくり返すまでには至らず、アンドレースク選手がタイブレークカウント7-3としゲームカウント7-6(3)でまずこのセットを取ります。

ベンチッチさんはトイレットブレークを取ります。
第2セットの第1ゲームがアンドレースク選手のサービスで始まると、ベンチッチさんは40-15と2つのブレークポイントを握り1つはしのがれるが40-30でやっとブレークします。
アンドレースク選手は第1セットを取ったので少しほっとして疲れがでたのかもしれません。
ベンチッチさんは第2ゲームを40-0のラブゲームでキープします。
アンドレースク選手は第3ゲームは1度ブレークポイントを握られるがこれをしのぎキープします。
ベンチッチさんは第4ゲームを40-15でキープすると、第5ゲームも3度目のブレークポイントでブレークしてゲームカウント4-1とリードします。
この時、ベンチッチさんは雄たけびを挙げてガッツポーズをします。
ところがこの雄たけびが裏目に出るような感じで第6ゲームはダブルフォールトを2つ連続で犯し0-40と初めてのブレークポイントを3つも許すと1つはしのぐが15-40でブレークされてしまいます。
それでも第7ゲームを3度目のブレークをしてゲームカウント5-2としてサービングフォーザセットの第8ゲームを迎えます。
第6ゲームを除けばここまでのベンチッチさんのサーブは良いのでキープは確実と誰しも思ったでしょう。

ところがここでもベンチッチさんはファーストサーブが入らずアンドレースク選手にセカンドサーブを狙い打ちされて15-40でブレークされます。
逆にアンドレースク選手はサーブが良くなって第9ゲームを40-15でキープしゲームカウント4-5と追い上げます。
それでも、ベンチッチさんにはまだ第10ゲームのサービングフォーザセットが残っています。
ここをキープすれば良いのです。
しかし、ここでも30-40とブレークポイントと許すとダブルフォールトを犯してまたしてもブレークを献上してしまいゲームカウント5-5のイーブンとなります。
こうなったら流れはアンドレースク選手という形になり、アンドレースク選手は第11ゲームを40-30でキープすると、第12ゲームも40-30とブレークポイント(マッチポイント)を握るとこれはしのがれるもデュース合戦に入って3度目のブレークポイント(マッチポイント)でベンチッチさんのショットがネットにかかってゲームカウント7-5で勝利します。
アンドレースク選手はゲームカウント2-5から5連取しての勝利です。

勝った瞬間、アンドレースク選手は感極まって泣き笑いのような表情になりました。

それにしても、ベンチッチさんにいったい何が起こったのでしょうか。
第6ゲームから4連続でキープ出来ませんでした。それまではブレークポイントも許さず8連続でキープしていたのに。ジキルとハイド。
ベンチッチさんが自滅したのでしょうか、それともアンドレースク選手がここでサーブもストロークも見切ったのでしょう。
おそらく両方だと思います。

面白いことがありました。
第2セットの第3ゲームが終わってアンドレースク選手がベンチでノースリーブを着替えたのです。
いままでこういう所作は誰だったかは忘れたが1度見たことがあります。
アンドレースク選手って豪胆だなと思いました。
というよりこれは集中力が物凄く高い故の所作ではないかと思います。
ようするにこのアンドレースク選手には相手しか見えてないということです。
わたしは集中力が高いほうなのでこの所作は分かります。
あまりにも試合に集中しているために観客がいることを忘れての普段の所作ではないかと思います。
おそらく、アンドレースク選手にとって試合中は観客などほとんど目に入っていないと思われます。
そのくらい集中して試合をしていると思います。
だからこそ相手の動きが分かって見切ることが出来るのだと思います。
もちろん、再度言いますが、集中力が高くて相手を見切っても攻める武器がなければ相手を倒すことはできません。
その点、アンドレースク選手は多彩な武器を持っています。
この集中力とこの多彩な武器があればこその23連勝(2度の棄権負けを除く)なのでしょう。
この所作からそんなことを思ってしまいました。

ベンチッチさんは単調なパワー系には勝ちきれても多彩な武器を持つ技巧派にはまだ勝ちきれないという感じです。
そこらへんでアンゲリク・ケルバーさんにも負けているということでしょう。
けっこう技巧派には技巧ではなくパワーで対向しようとしているように見えます。
ということは引き出しがそんなに多くはないということなのでしょうか。
今後、この課題をクリアしないと女王(WTAシングルスランキング1位)もグランドスラム優勝もドロー運に頼るしかないような感じです。

さて、もう一方の準決勝ではエリナ・スビトリナさんが負けました。

エリナ・スビトリナさんは、9月5日(木)に行われたシングルス本戦準決勝にてセリーナ・ウィリアムズ選手に3-6,1-6で敗れました。
エリナ・スビトリナさんはウクライナの第5シードで同5位、セリーナ・ウィリアムズ選手は米国の第8シードで同8位です。

この結果、7日(土)に行なわれる決勝は、ビアンカ・アンドレースク 対 セリーナ・ウィリアムズとなりました。
セリーナ・ウィリアムズ選手は準々決勝、準決勝と相手を一蹴する好調さなので、ビアンカ・アンドレースク選手がどんな戦い方でウィリアムズ選手を翻弄するのか楽しみです。

WTAから
'I fought really hard to get to this point' - Andreescu beats Bencic to make first Grand Slam final at US Open | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/i-fought-really-hard-get-point-andreescu-beats-bencic-make-first-grand-slam-final-us-open
'She's a warrior, a street fighter' - Bruneau backs pupil Andreescu ahead of Serena battle for US Open title | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/shes-warrior-street-fighter-bruneau-backs-pupil-andreescu-ahead-serena-battle-us-open-title
As It Happened: How Bianca Andreescu's great escape set up US Open final showdown vs. Serena | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-how-bianca-andreescus-great-escape-set-us-open-final-showdown-vs-serena
Serena seals Svitolina for 10th US Open final, one win from 24th major title | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/serena-seals-svitolina-10th-us-open-final-one-win-24th-major-title
'You have to take your chances against the best in the world' - Svitolina lauds 'legendary' Serena | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/you-have-take-your-chances-against-best-world-svitolina-lauds-legendary-serena
‘There's so many different emotions in finals’ - Serena readies for US Open battle, eyes 24th Grand Slam crown | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/%E2%80%98theres-so-many-different-emotions-finals%E2%80%99-serena-readies-us-open-battle-eyes-24th-grand-slam
As It Happened: Serena Williams tallies historic 101st US Open win to book 10th final in New York | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-serena-williams-tallies-historic-101st-us-open-win-book-10th-final-new-york

YouTubeから
Belinda Bencic vs Bianca Andreescu US Open 2019 SF Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=3jnwDhw8hjk
 
Elina Svitolina vs. Serena Williams US Open 2019 Semi-Finals Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=UbKRMsnyrfc


USオープンテニス2019の
HPは
 https://www.usopen.org/index.html
 女子シングルスドロー;https://www.usopen.org/en_US/scores/draws/2019_WS_draw.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-us-open-usa-ny-905%20
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/2019%E5%B9%B4%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9)
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_US_Open_(tennis)
     https://en.wikipedia.org/wiki/US_Open_(tennis)
です。


ベリンダ・ベンチッチさんの
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%81
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Belinda_Bencic
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100153112
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00738
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000306.php?p=3
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/319001/title/belinda-bencic-0
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年8月25日(日)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


咲く花散る花
20190831土 咲く花散る花


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ベリンダ・ベンチッチさん 女王への道 第4章 ベスト8 USオープン2019 2019年9月2日(月)(ろぷろす暦2019年9月21日(月))

ベリンダ・ベンチッチさんがベスト8に進出しました。
2014年のUSオープン以来の2回目のグランドスラムベスト8です。

ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)さんが、USオープンテニス2019(2019 US Open Tennis Championships,米国/ニューヨーク,本戦2019年8月26日(月)~9月8日(日),ハードコート,グランドスラム)において、9月2日(月)に行われたシングルス本戦4回戦にて大坂なおみさんを7-5,6-4で破りました。


第1セットの第1ゲームが大坂なおみさんのサービスで始まると、ベリンダ・ベンチッチさんは早々と40-30でブレークし第2ゲームもキープしてゲームカウント2-0と先行します。
しかし、第3ゲームで大阪さんが4度のブレークポイントをしのいでキープすると今度は大阪さんが第4ゲームを40-15でブレークしてゲームカウントを2-2のイーブンにします。
この後はお互い持ち味を出したサーブなどでブレークポイントを許さないキープでゲームカウント5-5まで来ますが、第11ゲームで大坂さんのサーブを返してストローク戦に持ち込んだベンチッチさんが40-30で再度ブレークします。
ベンチッチさんは迎えたサービングフォーザセットの第12ゲームも40-15としてゲームポイント(セットポイント)を握ると1つは返されるが40-30でキープして、ゲームカウント7-5でこのセットを先取します。

第2セットも第1セットの第5ゲーム以降と同じような戦いとなります。
お互い持ち味を出したサーブなどでブレークポイントを許さないキープでゲームカウント2-2まで来ますが、第5ゲームでビッグサーバーである大坂さんのサーブが乱れるとストローク戦で優位に立つベンチッチさんが40-0のラブゲームでブレークしゲームカウント3-2と先行します。
その後はまたしてもお互い持ち味を出したサーブなどでブレークポイントを許さないキープとなりゲームカウント5-4でベンチッチさんのサービングフォーザマッチである第10ゲームを迎えます。
ここもベンチッチさんは40-0とゲームポイント(マッチポイント)を握るとそのままラブゲームでキープしてゲームカウント6-4で勝利します。
このセットは第5ゲームであった両者ただ一度のブレークポイントをベンチッチさんがものにして勝ったということです。

ベンチッチさんの勝因は集中力を維持したまま冷静にテニス(プレー)をしたことだといえます。
ベンチッチさんは良くも悪くも感情的になりやすいです。
感情が良い方向に向かえば闘争心が沸き起こり集中力が高まりますが、悪い方向に向かえばカッカしたりイライラしたりして集中力が落ちます。
今日(2日)の試合では、意識して自分の感情をコントロールし些細なことでカッカしたりイライラしたりしないように自制して集中力を切らさなかったように見えます。
それが出来たのは大阪さんのテニス(プレー)が正統的な大振り(フルスイング)だったからだと思います。
大坂さんはサーブでもストロークでもわりと同じタイミングで打ってきます。
このようなテニス(プレー)ならベンチッチさんはリズムよくテニス(プレー)が出来るのでカッカしたりイライラしたりすることが基本的に起こりません。
この試合でベンチッチさんが少し悪い方向に感情的になったのは第1セットの第4ゲームです。
先の第3ゲームで4度のブレークポイントを握りながらもものに出来なかったので少しイラついて第4ゲームでは集中力を少し切らし力んでブレークされました。
しかし、今回はそこらへんをしっかり修正し感情をコントロールし以後は集中を切らすことはありませんでした。

では、ベンチッチさんがこのまま優勝まで突き進むかというとまだまだ疑問です。
ベンチッチさんを倒すには、ともかくカッカさせたりイライラさせたりして悪い方向に感情を高ぶらせることです。
そうすると集中力が落ちむきになったり力んだりします。
カッカさせたりイライラさせたりするには、しつこく返しに返したり緩急や球質でタイミングをずらしたりする賢い(ずる賢い)テニス(プレー)をすることです。
たぶん、そんなレベルまでは自分の感情をコントロール出来ていないと思うので、そうなると自滅するでしょう。
大阪さんもそういうテニス(プレー)をしていれば、ベンチッチさんに3連敗することもなかったと思います。

ということで、お互い準々決勝を勝ってベリンダ・ベンチッチ対ビアンカ・アンドリースクとなったならば、勝つのはアンドリースク選手でしょう。
これが実現するにはお互い準々決勝を勝つという難関があるのですが、見てみたい対決です(笑)

シングルス本戦4回戦(9月2日(月),本戦第8日,ARTHUR ASHE STADIUM第1試合)(1時間27分)
[13]ベリンダ・ベンチッチ(Belinda BENCIC,スイス,12位) vs. [1]大坂なおみ(Naomi OSAKA,日本,1位)は、
ベリンダ・ベンチッチが7-5,6-4で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,2-1,2-2,2-3,3-3,3-4,4-4,4-5,5-5,6-5,7-5(サーブは大坂から)
第2セット 0-1,1-1,1-2,2-2,3-2,4-2,4-3,5-3,5-4,6-4(サーブは大坂から)

ベリンダ・ベンチッチさんの4回戦までの戦績は
1回戦 6-3,6-2 マンディ・ミネラ(WTAシングルスランキング142位)
2回戦 6-4,1-6,6-2 アリーゼ・コルネ(同64位)
3回戦 棄権 アネット・コンタペイト(第21シード,同21位) 
です。


今日(2日)で4回戦が終了してベスト8が揃いました。
ワン・チャン(S18,R18) 6-2,6-4 アシュリー・バーティ(S2,R2)
ジョアンナ・コンタ(S16.R16) 6-7(1),6-3,7-5 カロリナ・プリスコバ(S3,R3)
セリーナ・ウィリアムズ(S8,R8) 6-3,6-4 ペトラ・マルティッチ(S22,R22)
エリナ・スビトリナ(S5,R5) 7-5,6-4 マディソン・キーズ(S10,R9)
ドナ・ベキッチ(S23,R23) 6-7(5),7-5,6-3 ユリア・ゲルゲス(S26,R30)
ベリンダ・ベンチッチ(S13,R12) 7-5,6-4 大坂なおみ(S1,R1)
エリーズ・メルテンス(S25,R26) 6-1,6-1 クリスティー・アン(WC,R141)
ビアンカ・アンドリースク(S15,R15) 6-1,4-6,6-2 テーラー・タウンゼント(Q,R116)
()内のSはシード,RはWTAシングルスランキングを示す。またWCはワイルドカード,Qは予選勝者を示す。

とりあえず、ベスト8はシード勢だけとなってなんとかシード制の面目を保ちました。
それでも、トップ10は5位のエリナ・スビトリナと8位のセリーナ・ウィリアムズだけです。
マディソン・キーズはトップ10同士の戦いなのでやむをえないですが、あとの7人のトップ10はただ飯食らいの大食らい(恥知らず)です。
情けないとしかいいようがない。
そして、その情けなさに拍車をかけるように、この4回戦まで来たノーシードがWCの141位とQの116位なのだからもう笑うしかないです。
ランキング制度って必要なのかと思ってしまいます。
グランドスラムにでる選手はランキングではなくくじ引きかじゃんけんで決めてもそんなに大差ないのではないかとすら思えます。
それはいまの女子テニスは実力より運で勝負か決まっていると思えるからです。
つまり、誰が出ても試合の結果には大差ないでしょう(苦笑)

そして、これからの女子テニスの期待である妖精も今大会では新たに現れず、一過性に終わる可能性もあります。
女子テニスは悲惨時代から暗黒時代へとその戦いの場を移すのでしょうか。
この窮地を救うには、ビアンカ・アンドリースク選手に優勝してもらうしかないのかも(笑)


WTA(https://www.wtatennis.com/)から
'My game matches up well against hers' - Brilliant Bencic ends Osaka title defence again at US Open | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/my-game-matches-well-against-hers-brilliant-bencic-ends-osaka-title-defence-again-us-open
'I'm not mad at this' - Naomi Osaka eyes Japan homecoming after US Open exit | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/im-not-mad-naomi-osaka-eyes-japan-homecoming-after-us-open-exit
As It Happened: Bencic knocks out 2018 champion Osaka at US Open | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-happened-bencic-knocks-out-2018-champion-osaka-us-open
'Really enjoyed the way I played' - Wang Qiang quells Barty for US Open quarterfinal place | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/really-enjoyed-way-i-played-wang-qiang-quells-barty-us-open-quarterfinal-place
'I don't think there's a magic formula to Slams' - Konta holds off Pliskova in marathon to reach US Open quarterfinals | WTA Tennis(https://www.wtatennis.com/news/i-dont-think-theres-magic-formula-slams-konta-holds-pliskova-marathon-reach-us-open
'Just trying to keep moving forward' - Serena stops Martic to reach US Open quarterfinals | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/just-trying-keep-moving-forward-serena-stops-martic-reach-us-open-quarterfinals
'Night session in New York is always very special' - Svitolina conquers Keys to reach US Open quarterfinals for first time | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/night-session-new-york-always-very-special-svitolina-conquers-keys-reach-us-open-quarterfinals
'I don't know how I won' - Vekic saves match point to battle past Goerges in US Open thriller | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/i-dont-know-how-i-won-vekic-saves-match-point-battle-past-goerges-us-open-thriller
'I was really playing aggressive' - Mertens halts Ahn’s dream run to reach first US Open quarterfinal | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/i-was-really-playing-aggressive-mertens-halts-ahn%E2%80%99s-dream-run-reach-first-us-open-quarterfinal
'It feels awesome' - Andreescu outlasts Townsend for first Slam quarterfinal at US Open | WTA Tennis;https://www.wtatennis.com/news/it-feels-awesome-andreescu-outlasts-townsend-first-slam-quarterfinal-us-open

YouTube(https://www.youtube.com/)から
Naomi Osaka vs. Belinda Bencic US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=W35LC7Tcdtw
 
Qiang Wang vs. Ashleigh Barty US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=MdJaVZ3ldnk
Johanna Konta vs. Karolina Pliskova US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=xF1n8Itl-po
Serena Williams vs. Petra Martic US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=63idPHI7cB8
Elina Svitolina vs. Madison Keys US Open 2019 R4 Press Conference - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=xm1tfGVELwo
Donna Vekić vs. Julia Goerges US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=P_UdgzFGUZ4
Kristie Ahn vs. Elise Mertens US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=QE-afxKQXEo
Bianca Andreescu vs Taylor Townsend US Open 2019 R4 Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=EWqJqZ5PVVg


USオープンテニス2019の
HPは
 https://www.usopen.org/index.html
 女子シングルスドロー;https://www.usopen.org/en_US/scores/draws/2019_WS_draw.pdf
WTAの表記は
 https://www.wtatennis.com/tournament/2019-us-open-usa-ny-905%20
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/2019%E5%B9%B4%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9)
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/2019_US_Open_(tennis)
     https://en.wikipedia.org/wiki/US_Open_(tennis)
です。


ベリンダ・ベンチッチさんの
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%81
 英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Belinda_Bencic
ITFは
 https://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100153112
テニス365は
 https://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00738
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000306.php?p=3
WTAは
 https://www.wtatennis.com/players/player/319001/title/belinda-bencic-0
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2019年8月25日(日)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


暗闇でダンス(20190831土00598)
20190831土 暗闇でダンス


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