おめでとうございます!!!
この優勝によって6年ぶりのWTAシングルスランキング1位に返り咲きも決定しました。
まさに、両手に花の女王です。
キャロライン・ウォズニアッキさんが、全豪オープンテニス2018(Australian Open 2018 - The Grand Slam of Asia - Pacific,オーストラリア/メルボルン,本戦1月15日(月)~1月28日(日),ハードコート,グランドスラム)において、1月27日(土)に行なわれたシングルス本戦決勝にてシモナ・ハレプさんを7-6(2),3-6,6-4で破り、悲願の優勝を成し遂げました。
WTAシングルスランキング1位のシモナ・ハレプさんと同2位のキャロライン・ウォズニアッキさんというある意味理想的な決勝となりました。
過去のグランドスラムで1位と2位の決勝というのはどのくらいあったのでしょうか。
ともかく、めったに見られない対決だと思います。
またストローク戦(ラリー戦)を得意とする攻撃型と守備型ということでもこの対戦は興をそそられます。
第1セットの第1ゲームがキャロライン・ウォズニアッキさんのサービスで始まると、ウォズニアッキさんが難なくキープします。
反対にシモナ・ハレプさんは第2ゲームを15-40でブレークポイントを握られ、一つはしのぐのだが30-40で早々とブレークされます。
このブレークでハレプさんも目覚めたのか、以後はキープ合戦となり、ウォズニッキさんの5-3でウォズニアッキさんはサービングフォーザセットを迎えます。
しかし、ここでウォズニアッキさんは勝ちを意識したのか、安易なミスが目立ち0-40となって3つのブレークポイントを握られます。
2つはしのぐのですが、30-40でブレークされます。
ハレプさんは次の第10ゲームをキープしてゲームカウント5-5として振り出しに戻します。
この後はお互いキープして6-6となり、タイブレークに突入します。
勢いとしては五分五分かと思ったのですが、ウィズニアッキさんがタイブレークカウント4-2から3連取して7-2でタイブレークを制して、7-6(2)でまず最初のセットを取ります。
ウォズニアッキさんはタイブレークで一度もミニブレークされませんでした。
ウォズニアッキさんのサーブは相変わらず調子は良いです。
コントロールが良いので、サーブでストローク戦を作れます。
ウォズニアッキさんのサーブに対して、ハレプさんのサーブも良かったです。
ただ、ハレプさんは立ち上がりは疲れからなのかサーブの調子がよくなく、そこをウォズニアッキさんに狙われたといえます。
また、立ち上がりのウォズニアッキさんはすばやく左右の際どいとこにストロークを放って揺さぶっていたのでそれも大いにハレプさんを悩ましました。
攻撃型は得てして相手のストロークに対して振り切ろうとするので、際どい球の返球はミスになりやすいです。
それに対して守備型は振り切るのではなくコンパクトにコントロールよく返そうとするので、際どい球の返球がミスになることは少ないです。
ここらへんは相手の返球(送球)に対して、常にウィナーを狙っているのか(攻撃型)、揺さぶりを狙っているのか(守備型)、の違いだと思います。
基本的に、攻撃型は威力のあるストロークを放とうとしている、守備型はコントロールの良いストロークを放とうとしている、といってもいいでしょう。
だから、攻撃型がサーブやストロークで威力のない球を放つと、守備型がサーブやストロークでコンロトールのない球を放つと、狙われるということになります。
それが、このセットのハレプさんとウォズニアッキさんの1回ずつのブレークで示されたといっていいでしょう。
それ以外は、2人共ほぼ完璧のキープだといってもいいでしょう。
共にとても集中力の高い隙を見せないテニス(プレー)をしていたと思います。
それはデュースが一度もないことにも現われていたと思います。
そんな中でのタイブレークだったのだが、ここが結果的にウォズニアッキさんの一方的というような形になったのは意外でした。
なお、この第1セットを見ていて、準決勝のエリーゼ・メルテンス戦の第2セットを思い出してしまいました(笑)
ウォズニアッキさんってけっこうナーバスになるんだなって思いました。
だから、このセットはウォズニアッキさんが取ったのだがそれでも必ずしも有利とは思いませんでした。
何が起こるか分かりません。
さて、第2セットの第1ゲームがハレプさんのサービスで始まると、ハレプさんがキープします。
ウォズニアッキさんも第2ゲームをキープします。
そして、第3ゲームでこの試合初めてのデュースになります。
ここはいままでのデュースがなかった分を全部吐き出したかのように長いデュース合戦(6回のデュース)になりますが、ここは辛うじてハレプさんがキープします。
ここらへんから、第1セットの高い集中力のつけが出始めるようになります。
それでも両者踏ん張り、またデュースのないキープ合戦となり、ハレプさんのゲームカウント4-3からウォズニアッキさんのサービスゲームである第8ゲームを迎えます。
ここでまたしても、ウォズニアッキさんのナーバスさが出たのかミスが出て15-40でブレークされます。
これでハレプさんはサービングフォーザセットの第9ゲームを迎えるのですが、やはり簡単ではありませんでした。
ハレプさんも勝ちを意識したのか、15-40と2つのブレークポイントを握られるが、ここは何とかデュースまで持ってゆき、ブレークポイント1・セットポイント2という4度のデュース後にやっとキープしてこのセットを6-3で取り、セットカウント1-1のイーブンにします。
この第2セットの第5ゲーム後に、ハレプさんが血圧と心拍数だと思われるものを計っていました。
またハレプさんは左脚の付け根あたりを気にする仕草もありました。
そういうこともあってか、第2セット後、10分間の休憩を設けるヒートポリシー(ヒート・ルール)がありました。
そんな休憩のあとで始まった第3セットですが、第1・第2セットとは一転します。
第3セットの第1ゲームがウォズニアッキさんのサービスで始まると、ウォズニアッキさんはこの試合初めてサービスゲームでのデュースになりますが、ここはしっかりとキープします。
そして第2ゲームでは2回のデュースの末に、ウォズニアッキさんがブレークしてゲームカウント2-0とします。
これは第1セットの流れかという感じです。
しかし、事はそう簡単ではありませんでした。
第3ゲームはウォズニアッキさんが15-40と2つのブレークポイントを握られるがなんとかデュースにすると、ここからまたしても長いデュース合戦(6回のデュース)になり、最後はハレプさんがブレークするということになりました。
こうなったらハレプさん有利かなという感じになるのですが、ハレプさんは第4ゲームを0-40というラブゲームでブレークされてしまいます。
では流れはウォズニアッキさんかというと、ウォズニアッキさんも第5ゲームを15-40でブレークされます。
4連続ブレークのブレーク合戦になってしまいました。
両者共よれよれとはいわないけど、2セットのキープ合戦で死力を尽くしてしまったという感じで、どうしてもサーブもストロークも甘くなってしまいます。
お互い力を出し合った末でのブレーク合戦だと分かっていても、ブレーク合戦の嫌いなわたしは少し興醒め(きょうざめ)でした(笑)
第6ゲームをハレプさんがこのセット初めてキープしでゲームカウント3-3にしたので、これで落ち着くかと思ったのですが、またお互いブレークでゲームカウント4-4になります。
また、第7ゲーム後には、ウォズニアッキさんはメディカルタイムアウトを取り左膝下あたりにテーピングをしてもらっていました。
このセットの行方はどうなるだろうという感じです。
第9ゲームをウォズニアッキさんが第1ゲーム以来のキープをしてゲームカウント5-4とします。
そうすると、このセットで1ゲームしかキープしていないハレプさんの調子を示すかのように、ウォズニアッキさんが40-30からマッチポイントを握ると、ストローク戦からハレプさんのストロークがネットにかかってブレークとなり、ウォズニアッキさんが遂にこのファイナルセットを取って栄光を手に入れます。
勝った瞬間、ウォズニアッキさんは両手を掲げてラケットを放り両手で顔を覆い、その場に仰向けに大の字になり喜びを噛みしめていました。
起き上がってハレプさんとの握手に向かうウォズニアッキさんはその喜びのあまり半泣きでした。
ハレプさんとお互いを讃えあうハグをした後、コートに出て観客と喜びを共有し、スタッフの元に駆け寄りました。
しかし、この会場はコートとスタッフの間には高い壁があるのでハグは出来す、握手だけとなりました。
結果は、ウォズニアッキさんが優勝ですが、ほんとこの試合はどっちが勝ってもおかしくない試合でした。
最後まで、どちらかに優劣があったわけではないです。
共に死力をつくして自分のテニス(プレー)をしての結果です。
女子テニス界の1位と2位の決勝にふさわしい文句のない素晴らしい試合でした。
最後はどちらかが勝たなければいけないということで、正に勝利の女神がウォズニアッキさんを選んだとしかいいようがないです。
あえて、勝因をいうならば、ウォズニアッキさんが守備型にふさわしくハレプさんを左右に揺さぶって走らせ消耗させたということです。
つまり、勝つために鬼になって弱点を徹底的に攻めたともいえます。プロあるいは勝負師の戦いをしたといえます。
ウォズニアッキさんは、これで名実共に女王となりました。
こういうのを見ると、最近は25歳以降に花が開くという感じを抱きます。
ハレプさんには今回も勝利の女神の微笑みはなかったけど、これからもチャンスはまだ何度かあると思います。
シングルス本戦決勝(1月27日(土),本戦第13日,Rod Laver Arena第3試合)(2時間49分)
[2]キャロライン・ウォズニアッキ(Caroline WOZNIACKI,デンマーク,2位) vs. [1]シモナ・ハレプ(Simona HALEP,ルーマニア,1位)は、
キャロライン・ウォズニアッキが7-6(2),3-6,6-4で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,3-1,4-1,4-2,5-2,5-3,6-4,5-5,6-5,6-6,7-6(2)(サーブはウォズニアッキから)
第2セット 0-1,1-1.1-2,2-2,2-3,3-3,3-4,3-5,3-6(サーブはハレプから)
第3セット 1-0,2-0,2-1,3-1,3-2,3-3,3-4,4-4,5-4,6-4(サーブはウォズニアッキから)
エースとダブルフォールトとウィナーとアンフォーストエラーは、ウォズニアッキさんが2(1,1,0)と6(2,2,2)と25(9,8,8)と27(8,7,12)で、ハレプさんが6(3,2,1)と1(0,0,1)と40(15,11,14)と47(14,14,19)です。
()内は左から第1セット,第2セット,第3セットです。
キャロライン・ウォズニッキさんの決勝までの戦績は
1回戦 6-2,6-3 ミハエラ・ブザルネスク(WTAシングルスランキング44位)
2回戦 3-6,6-2,7-5 ヤナ・フェット(同119位)
3回戦 6-4,6-3 キキ・ベルテンス(第30シード,同32位)
4回戦 6-3,6-0 マグダレナ・リバリコバ(第19シード、同21位)
準々決勝 6-0,6-7(3),6-2 カルラ・スアレ・スナバロ(同39位)
準決勝 6-3,7-6(2) エリーゼ・メルテンス(同37位)
です。
シモナ・ハレプさんの決勝までの戦績は
1回戦 7-6(5),6-1 デスタニー・アイアバ(WC(ワイルドカード),同193位)
2回戦 6-2,6-2 ウージニー・ブシャール(同112位)
3回戦 4-6,6-4,15-13 ローレン・デービス(同76位)
4回戦 6-3,6-2 大坂なおみ(同72位)
準々決勝 6-3,6-2 カロリナ・プリスコバ(第6シード,同6位)
準決勝 6-3,4-6,9-7 アンゲリク・ケルバー(第21シード、同16位)
です。
テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp(http://tennismagazine.jp/)から
ハレプとウォズニアッキの頂上決戦、第1セットはウォズニアッキが先取 [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144746
ハレプとウォズニアッキの女子決勝は最終セットに突入 [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144754
ウォズニアッキがハレプが下して悲願のグランドスラム初制覇、世界ナンバーワン復帰へ [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144763
「この瞬間を夢見ていた」ウォズニアッキがハレプを倒し、グランドスラム初タイトルを獲得 [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144780
セレナからウォズニアッキへ「あなたを誇りに思うわ」 [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144826
敗れてもなお、「自分の新たなメンタリティを誇りに思う」とハレプ [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144887
ハレプとウォズニアッキの双方が、3度目の正直を願う [オーストラリアン・オープン] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17144720
テニス|スポーツナビ(https://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
【速報】ウォズニアッキ 第1セットを先取、全豪OP決勝<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00010007-tennisnet-spo
【速報】ハレプ 第2セット奪いファイナルセットへ、全豪OP決勝<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00010008-tennisnet-spo
ウォズニアッキが頂上決戦を制し、悲願のグランドスラム初優勝[全豪オープン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00000008-tennisd-spo
ウォズニアッキ 全豪OPで悲願の四大大会初V、6年ぶり女王返り咲きへ<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00010009-tennisnet-spo
快挙 デンマーク史上初の四大大会V、ウォズニアッキ「何年も夢見てきた」<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00010011-tennisnet-spo
ウォズニアッキが涙の全豪優勝! ハレプ下しGS初制覇 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00000006-jij_afp-spo
ウォズニアッキとハレプが頂上決戦にふさわしいスキルとメンタルを披露 (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00000004-tennisd-spo
惜敗ハレプ 涙も会見では笑顔、四大大会初Vに一歩届かず<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00010007-tennisnet-spo
【1月27日の注目ドロー】優勝=世界ランク1位。ハレプ対ウォズニアッキの女子決勝[全豪オープン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00000002-tennisd-spo
全豪OP13日目 女子シングルス決勝、ハレプvsウォズニアッキ<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00010000-tennisnet-spo
YouTube(https://www.youtube.com/)から
Simona Halep v Caroline Wozniacki match highlights Australian Open 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=IO0EDrI0A6U)
The fight to the top Halep v Wozniacki final Australian Open 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=kGdHxy6EdlA)
Match Point Caroline Wozniacki v Simona Halep (F) Australian Open 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=5XoIcv8ojE8)
Caroline Wozniacki Women's Singles Championship ceremony Australian Open 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=E8u7oumZ7NM)
Day 13 highlights Australian Open 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=Ck0IzKaU6mQ)
Simona Halep vs Caroline Wozniacki Highlights AO 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=4a18x8wKFIk)
Simona Halep vs Caroline Wozniacki 2018-01-27 Final - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=iMP_uLsZtjI)
Halep v Wozniacki The road to the women's final Australian Open 2018 - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=2Fb82-YhfEc)
全豪オープンテニス2018の
HPは
https://ausopen.com/
女子シングルスドロー;https://ausopen.com/draws?events=2446&player=
https://ausopen.com/sites/default/files/2018-01/DrawReport_WS_2018_01_28_0043.pdf
ウィキペディアは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E8%B1%AA%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3
です。
追記(2018.1.29.月):キャロライン・ウォズニアッキさん 女王
キャロライン・ウォズニアッキさんが、1月29日(月)に発表されたWTAシングルスランキングで正式に女王(WTAシングルスランキング1位)に返り咲きました。
おめでとうございます!
とはいっても、わたしがウォズニアッキさんを知ったときは、もう女王ではなかったので、わたしにとっては初めての女王ですが(笑)
女王になったといっても、前女王のシモナ・ハレプさんとは250ポイント差なので、その地位は常に脅かされているといっていいでしょう。
250ポイントというのはハレプさんがプレミア5以上で優勝すればひっくり返るポイント差です。
そういうことでは、今年も女王は何度も変わることが予想されます。
今年の女王の変遷は、ウォズニアッキさん、ハレプさん、エリナ・スビトリナさんの3人を中心に回りそうです。
この3人は去年(2017年)一年間安定した戦いをしており、また今年(2018年)に入っても、その安定感が揺らいでいないからです。
少なくとも、女王はトップ10から出るということと、前女王ということであとの候補はガルビネ・ムグルサ選手とカロリナ・プリスコバ選手となるでしょう。
ムグルサ選手は女王の資格のある選手ですが、いかんせん1年間コンスタントに働いたのをわたしはまだ知りません。
浮き沈みがありすぎます。
この人が1年間安定的ならは文句なしに候補の一人なのですが。
プリスコバ選手はストローク戦(ラリー戦)に難があるので、トップ10と戦うということになると苦しいでしょう。
毎試合、エースを15本くらい叩きだしてサービスゲームをキープできるなら文句なしに候補といえるのですが、そんなことは無理でしょう(笑)
この人がなったら、今回のウォズニアッキさん以上に凄いことだと思うのが、ビーナス・ウィリアムズ選手ですが、やはり年齢と突如崩れるという変な癖のため安定性がいまいちという感じです。
全豪オープンをパスしたのでセリーナ・ウィリアムズ選手の今季の女王への返り咲きはないでしょう。
ともかく、ウィリアムズ姉妹が今季女王になったら世界があっと驚くことは確かです(笑)
トップ10以外からいきなり女王というのも考えられないこともないですが、今の実力が伯仲している悲惨時代では不可能といっていいでしょう。
あえて期待するなら、わたしとしては当然ながらベリンダ・ベンチッチさんですが・・・
さて、候補の3人ですが、この後のグランドスラムでの去年の成績は以下のようになっています。
全仏 WD 全米
キャロライン・ウォズニアッキ・・ベスト8 4回戦 2回戦
シモナ・ハレプ・・・・・・・・・準優勝 ベスト8 1回戦
エリナ・スビトリナ・・・・・・・ベスト8 4回戦 4回戦
誰が女王になっても、それを維持するためには、まずは1000ポイントくらいの差で一息というところでしょう。
3000ポイントくらいの差をつければそれなりに安心といえるでしょう。
今回の発表でのトップ10は
1 キャロライン・ウォズニアッキ・・・7965ポイント(全豪優勝)
2 シモナ・ハレプ・・・・・・・・・・7715ポイント(全豪準優勝)
3.エリナ・スビトリナ・・・・・・・・6085ポイント(全豪ベスト8)
4.ガルビネ・ムグルサ・・・・・・・・5690ポイント(全豪2回戦)
5.カロリナ・プリスコバ・・・・・・・5445ポイント(全豪ベスト8)
6.エレナ・オスタペンコ・・・・・・・4901ポイント(全豪3回戦)
7.キャロリン・ガルシア・・・・・・・4495ポイント(全豪4回戦)
8.ビーナス・ウィリアムズ・・・・・・4278ポイント(全豪1回戦)
9.アンゲリク・ケルバー・・・・・・・3031ポイント(全豪ベスト4)
10.クリスティナ・ムラデノビッチ・・2935ポイント(全豪1回戦)
です。
また、全豪オープンで活躍してランキングを上げた主な選手は以下です。
14.マディソン・キーズ・・・・・・・2644ポイント(全豪ベスト8)
20.エリーゼ・メルテンス・・・・・・2215ポイント(全豪ベスト4)
27.アネット・コンタペイト・・・・・1740ポイント(全豪4回戦)
32.カルラ・スアレス・ナバロ・・・・1701ポイント(全豪ベスト8)
53.大坂なおみ・・・・・・・・・・・1041ポイント(全豪4回戦)
58.ペトラ・マルティック・・・・・・1002ポイント(全豪4回戦)
64.ローレン・デービス・・・・・・・・934ポイント(全豪3回戦)
71.シェイ・スーウェイ・・・・・・・・890ポイント(全豪4回戦)
86.デニサ・アレルトバ・・・・・・・・733ポイント(予選から全豪4回戦)
テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jpから
[最新WTAランキング] 2018年1月29日付 - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17145024
テニス|スポーツナビから
GS初優勝のウォズニアッキ、6年ぶり女王返り咲き 最新世界ランク (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00000015-jij_afp-spo
[最新WTAランキング]全豪で優勝したウォズニアッキが6年ぶり1位、ベスト4入りしたメルテンスが17も順位をアップ (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00000003-tennisd-spo
キャロライン・ウォズニアッキさんの
ウィキペディアは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AD
英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Caroline_Wozniacki
ITFは
http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100052330
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000033.php
テニス365は
http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00304
WTAは
http://www.wtatennis.com/players/player/313402/title/CAROLINE-WOZNIACKI
です。
シモナ・ハレプさんの
ウィキペディアは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AC%E3%83%97
英語版;https://en.wikipedia.org/wiki/Simona_Halep
ITFは
http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100081089
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000125.php
テニス365は
http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00605
WTAは
http://www.wtatennis.com/players/player/314320/title/simona-halep-0
です。
注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2018年1月15日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。
成就
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