ろぷろす_ぶろぐ 2017年11月
FC2ブログ

センブリ 笠山(埼玉県) 2017年11月5日(日)(ろぷろす暦2017年12月1日(日))

2017年11月5日(日)、センブリを見に笠山(かさやま)(埼玉県比企郡小川町・秩父郡東秩父村)に行ってきました。

笠山は2013年には3度行っている(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-3156.htmlhttp://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-3708.htmlhttp://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4141.html)のですが、それ以来行っていません。
それで、笠山センブリがどうなっているのかも気になったので行きました。

今回は、いままで下山に使っていた笠山神社からの笠山神社参拝登山口を上りで使いたいと思いました。
では、ここまでどこからアプローチしようかということで、最初はいつも遅くなってからということなので、いつもの下山口である笠山神社参拝登山口から切通しバス停までを使おうと思ったのですが、もし暗夜行路になったら、良く知っているこの道なら安心だし、切通しバス停からならいつものように歩いて小川町駅まで行けるということで、やっぱりここは下山道として使うことにして、今回のアプローチは和紙の里バス停からにすることにしました。
和紙の里は、いつもバスで通り過ぎるだけだったので、ちょっと外観だけでも見ておきたいという気もありました。


☆山草など

センブリは、時期を逸してしまいました。
まともに咲いていたのは、一花だけでした。
まぁ、これはしかたないです。2013年の時は、10月30日だったから、1週間遅いということになり、例年通りの開花なら終わっていてもおかしくないです。

株は20株くらいで、少し減っているという感じでしたが、このくらいなら年差の範囲内かと思われます。
ただ、台風の影響なのか小枝でぺしゃんこになっているものもありました。
で、わたしはこのセンブリを助けたかというと、そのまま放置です。
甘やかしてはいけません。
というか、自然には自然の掟があるということです。
例えば、この小枝がもう二度と落ちてこないようにと、善意でこの木を切ったなら、日が当たりすぎて、他の植物が進出してきてセンブリが全滅するということがあるかもしれません。
素人の生兵法は大怪我のもと、です。
ということで、可愛そうとは思いましたが、見て見ぬふりです(苦笑)

それより、センブリは苦いということで、一度は葉を噛んでみたいと思うのですが、センブリに妖精を見ている身としてはとてもではないが、葉をもぎることなどできません。
ということで、いまだにどんだけ苦いのかは分かりません。
そのうちにセンブリに妖精を見ることがなくなったら、葉をもぎって苦味を確認したいと思います。
はて、そんな時はいつくるのでしょうか(笑)

それにしても、この小さいセンブリを薬用にしたということでは、昔はセンブリはどこにでもある普通の草だったのでしょうか。
それとも薬用として栽培していたのでしょうか。
いま山にあるセンブリを薬用になどしたらあっという間に絶滅するでしょう。

あと、ここのセンブリも花冠が4深裂だったり、葉がやや幅広だったりするものもありました。

センブリも終わったので、もう花はほとんど期待できません。
唯一、咲き誇っていたのは、ヤクシソウです。
ヤクシソウはたくさんありました。
元々、ヤクシソウはよく見ていたのですが、それでもここ最近は多いと思います。
このヤクシソウも鹿が食べないから繁殖しているのでしょうか。

実をいうと、今回は林道を歩くというので、秘かにアワコガネギクを期待していました。
が、1株もありませんでした。
ここにないだけかもしれませんが、アワコガネギクもあまり見かけなくなった気がします。
とはいっても、きっとあるとこにはあるのでしょう。
リュウノウギクだって、ここには1株もなかったけと、杓子山にはたくさんありましたから。

この林道歩きで、マルバノホロシが見れたのはもうけものでした。
マルバノホロシはもう実でしたが、たぶん初めて見たと思います。
同じ仲間のヒヨドリジョウゴを、栃木県鹿沼市の粟野で見たことあるだけです。
とはいっても、それが本当にヒヨドリジョウゴだったのかそれともマルバノホロシだったのかはいまでは判然としませんが(笑)

あと目に付いたのは咲遅れのサラシナショウマがあったくらいでしょうか。
咲き終わったものは実になっていました。
それと、ススキが日の光を浴びて輝いていたのは、紅葉にも勝るものがありました。

木本の低木のコウヤボウキもまだ咲いていましたが、咲き終わっているのも多かったです。
また、この時期にはその星型の特異さで目立つクサギの実もありました。

もう、来年の春まで待つしかないです。
妖精さんたち、おやすみなさい、です。

あと、不思議に思ったのは、トネアザミの花にクマバチ(キムネクマバチ)が止まっていたので、蜜を吸っていると思って、そっと近づいて写真を撮りました。
しかし、かなり近づいてもクマバチはじっとしています。
普通なら、花から花へとせわしげに飛び回ります。
なんか、おかしいなと思ってちょっと触ってみました。
それでも、ひくりともしません。

どうやら死んでいるようです。
しかし、花に止まって蜜を吸っている状態で死ぬか、と思ってしまいます。
過労死なのでしょうか。
密を吸っていて、突然、死神の招待を受けてしまったのでしょうか。
とても不思議な光景です。
人がしたならばこんなにがっしりと花に止めることは出来ないと思います。
やはり、なんらかのことで、突然、死が訪れたという以外には考えられません。
こんなこともあるのですね。
殉職!?

トネアザミの花に止まったままその生を終えたであろうクマバチ
20171105日 クマバチ 1 20171105日 クマバチ 2 20171105日 クマバチ 3
20171105日 クマバチ 4 20171105日 クマバチ 5


☆山道など

今回は、和紙の里バス停からのアプローチとなります。
なお、バスなのですが、2013年の時はここから県道11号線に引き返していたのですが、今回は引き返さずにそのまま道なりを行きました。少しバスルートが変ったようです。
和紙の里は2013年から変化があって、「和紙の里ひがしちちぶ」という名になって、道の駅となっていました。
ここが目的ではないし営業も9時からなので外観だけを軽く見ることにしました。
裏手には、日本庭園もあるというので見てみました。
池には鯉が泳いでいました。この鯉には餌を購入して餌やりが出来るとのことでした。
和紙の里には小さな丘があってそこが展望台になっているので、日本庭園を軽く散策した後、展望台に行くことにしました。
その展望台に行く道に「外秩父七峰縦走ハイキングコース」という道標がありました。
和紙の里を通るように設定されているのだなと思いました。
展望台のある丘は彫刻の森ということで、何点か彫刻がありましたが、わたしにとっては特に何かを感じるものではありませんでした。
展望台もそれほど高いわけではないので、一望とはいきませんが、それでも気持ちいいことにはかわりありません。

和紙の里 東秩父村観光サイト;http://www.higashichichibu.jp/hosokawashi/washinosato(東秩父村観光サイト(http://www.higashichichibu.jp/)から)
和紙の里ひがしちちぶ 関東「道の駅」;http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/sai_higasichichibu/index.html(国土交通省 関東地方整備局(http://www.ktr.mlit.go.jp/index.htm)から)

和紙の里案内図
20171105日 和紙の里案内図

和紙の里付近の外秩父七峰縦走ハイキングコースの道標
20171105日 外秩父七峰縦走ハイキングコースの道標 1 20171105日 外秩父七峰縦走ハイキングコースの道標 2

展望台の丘を越えるという感じで下ると、舗装道路に出て、そこにも「外秩父七峰縦走ハイキングコース」の道標があり、それに従って行くと、「みどうの杜」という老人保健施設の横を通った先に、林道御堂笠山線の起点があります。
指標には起点とは書いていませんが、ここが起点でしょう。
この林道は、「外秩父七峰縦走ハイキングコース」となっています。
この林道は全区間、舗装道路です。
ゆるやかな坂を上って行きます。
それなりに行くと、送電鉄塔が見えてきます。この鉄塔は東京電力の西上武幹線191号です。
またそれなりに行くと、送電鉄塔にあたります。こちらは西上武幹線192号です。

ということで、この林道の上を送電線が2回跨(また)ぐことになるのですが、11月5日時点の国土地理院の地形図(電子国土Web)では1度しか跨いでないので、鉄塔の位置が変わったのかも知れません。
国土地理院の地形図は情報が遅いので、こういうことがしばしばあります。
ない道が記載されていたり、ある道が記載されていないことは、日常茶飯事です。
国土地理院の地形図は情報の記載が遅いのでとても注意が必要です。
100%信じていたらとんでもないことになる場合もあります。
わたしは、そういうことを知らない間は、100%信用していたので、とんでもない山道(荒廃した山道)を何度か歩いたことがあります。
いま思えばよく道迷いにならなかったなと感心してしまいます(苦笑)

この林道は車も通れる舗装道路なので、ハイキング気分でどんどんゆるやかに上って行きます。
かなり上って行くと、この林道のピークのところに出ます。
ここで、「外秩父七峰縦走ハイキングコース」が山の方に入っていきます。
しかし、わたしはそちらには行かず、このまま林道を行きます。
ここからはゆるやかな下りとなります。
ここからもハイキング気分でどんどん下って行きます。

林道御堂笠山線のピークにある案内図
20171105日 林道御堂笠山線の案内図

かなり行くと、林道御堂笠山線の終点というところに出ます。
そこはまた、林道萩帯線と合流するところでした。
林道御堂笠山線の指標はありますが、林道萩帯線の指標はありません。だから、知っていなければどこに出たのだろうということになります。
それとなんと、林道御堂笠山線のピークで山側に行っていた「外秩父七峰縦走ハイキングコース」が再びここで合流していたのです。
これで、あの山側の山道を納得しました。
この林道を通る前に、「山と高原地図22奥武蔵・秩父2013年版」でチェックしたのですが、この地図にはこの林道から「物見山」と「リュウゴッパナ(竜ヶ鼻)」というピークに行けると記載されています。
そこで、このピークにも寄ろうと思っていたのですが、林道を歩いている間はすっかり忘れていました(笑)
リュウゴッパナ(竜ヶ鼻)には林道のピークあるいはこの終点から行けるというのが分かりました。また、物見山にも林道のピークのとこに道があったのであそこからいけるのかなと思います。林道を上ってくる時の入口は特に道標も見なかったと思うので不明ですが、林道のピークから下ればどこかに出ると思います。(*1)
とはいってもおそらく行く機会はないでしょうから確認はできませんが・・・

あと、この合流点は、地図上では寺岡バス停から帯沢集落を通る林道があってそれの合流点にもなっているので、それも確認しようと思っていたのですが、すっかり忘れてしまっていました。
ううん、気になる(笑)

(*1)
物見山は、「山と高原地図22奥武蔵・秩父2013年版」と「山と高原地図22奥武蔵・秩父2017年版」では位置が違っています。
この昭文社の地図も100%は信用できないということになりそう。
地図というのは、ないよりはましというくらいの方がいいのかも。
最後に物を言うのは、自分の知恵および勘かも知れません。

林道御堂笠山線から林道萩帯線を行くことになるのですが、林道御堂笠山線から見て右が萩平集落へ、左が栗山集落への道となります。また、「外秩父七峰縦走ハイキングコース」は萩平集落へと続いています。
わたしは、笠山へは笠山神社参拝登山口から登るので、栗山集落すなわち左へ行きます。
ここからも舗装道路のゆるやかな下りとなります。
それなりに行くと、林道萩帯線の終点となり指標があります。
ここの終点は、東秩父村と小川町の境界ということで、管理が違うので行政上の終点となります。
林道はそのまま続いています。
特に指標はないのですが、ここからは林道栗山支線となります。とはいっても林道栗山支線もここが終点なのですが。
境界なのでどちらも終点になるということです。
故に、ここで東秩父村から小川町に入ることになります。
ここまでは、和紙の里から東秩父村の領域を歩いてきたことになります。

栗山支線も同じく舗装道路でゆるやかに下ります。
下っているうちに面白い道標がありました。
進行方向の左右(上下)に道標があって、右側(上り側)の道標は「境界尾根コース 笠山神社・山頂方面 約2時間」と書かれており、左側(下り側)の道標には「住吉神社・長坂登山口 切通しバス停(60分)」と書かれていました。
こんなとこに登山道があるのかって驚きました。
「山と高原地図22奥武蔵・秩父2013年版」には当然載ってないです。気になる気になる(笑)
ところで、住吉神社や長坂登山口ってどこって感じですが。切通しバス停までの道を歩いていても登山口の表示などなかったと思うが。とはいっても大概は暗くなってから通るから、なんですが・・・
切通しバス停からのこのルートにそそられるわたしがいます(笑)(*2)
なお、これからわたしが向かう進行方向としての道標は「天王様 公衆トイレ 笠山登山口」と書かれています。

林道栗山支線にあった山道(登山道)の道標
右側(上り側)
20171105日 林道栗山支線の道標 3 20171105日 林道栗山支線の道標 2
左側(下り側)
20171105日 林道栗山支線の道標 1 20171105日 林道栗山支線の道標 5
進行方向
20171105日 林道栗山支線の道標 4

(*2)
この山道(登山道)の下り側は、「山と高原地図22奥武蔵・秩父2017年版」には載っていました。
この記載によると、この山道は林道栗山線を一部バイパスする形になっているので、林道栗山線を歩くだけでは単調ということで、開通したのかもしれません。
しかも、この道は笠山参道(長坂)という名になっています。
まぁ、いずれにしても、当たり前のことですが、地図は最新版でないとその用を完全には足さないということです。
しかし、毎年最新の地図を買うというのも・・・
上り側は、境界尾根コースという名の通り、東秩父村と小川町の境界尾根を通って、萩平からの山道(登山道)に合流するような感じを受けます。

そんな道標を横目に見ながらゆるやかに下って行くと、右側に天王様と書かれた道標があって山道を示していますが、わたしはそれを無視して進みます。ここからもどこかに行けるようです。
しばらくすると、民家が見え始め林道栗山支線の起点すなわち本線である林道栗山線と合流します。
林道栗山線は2013年の下りで3回使ったお馴染み(おなじみ)の道です。
笠山神社参拝登山口から切通しバス停に行く時に、通りすがりにこの林道栗山支線の指標は見ていて気になっていたのですが、今回通ってどういう風になっているかが分かりました。

さて、ここから笠山神社参拝登山口へと林道栗山線を上ることになります。林道栗山支線から見て右側です。
左手に笠山が見えます。ここから見える笠山はピークが2つあって、確かに乳房状に見えます。
しかし、笠山は乳房状だといわれていたので、そうなのかと思うくらいで、そういう予備知識がなかったら、わたしにはそういう発想はなかったでしょう。
ほどなく行くと、「小川町指定天然記念物 福島家のマキ(マキ科イヌマキ)」という指標があってマキの木があります。
が、わたしは特に感慨はないです。マキって知らないし知ろうとも思ってないしで・・・
そのマキを通り過ぎると、栗山公衆トイレがあります。このトイレは立派なトイレで水洗です。
ここの近くに延命堂という子宝・安産を祈るお堂があります。
そのお堂の本尊はなんと男根です。
なんともまぁストレートなということで、土着の神様でしょう。
とはいっても観音様らしきものも祭っていますが。

このトイレを過ぎると、分岐点に出ます。
栗山林道は左に曲がりますが、まっすぐ行く方はある箇所で左に行くと、笠山神社下社に出てそこから笠山神社参拝登山口の道と合流して、笠山に上る道となります。
この道は2013年5月9日の下山時に使っています。
つまりどちらを使っても笠山に登れるということなのですが、今回は笠山神社参拝登山口から登るということで、左に曲がって林道栗山線を行きます。
少し行って右に曲がり坂を上ると広いとこにでます。
そこは笠山神社参拝登山口の駐車場となっています。車が1台停まっています。
この駐車場にはベンチも何もありません。ベンチが欲しいところです。
山側には鳥居があり、そこが登山口となります。
時刻は12時27分。
予定より1時間くらい遅れている感じです。

鳥居をくぐって山道(登山道)に入るとすぐに分岐があるが、先で合流するのでどちらでもいいです。上って行くと、右に笠山神社下社が見えてきて、分岐点に出ます。
右に行けば笠山神社下社、左に行けば笠山神社(笠山)への山道(登山道)なので、左に行きます。
笠山神社下社はいままで行ったことがあり特に何かある訳ではないので、今回は行きません。
左側を少し行くと、笠山神社(笠山)への道標があり、道標は右側を指しているので、右側に行きます。
ここで、少し休んでおにぎりを2個食べました。

ここからの山道は、溝状になっています。それなりの坂の上りです。
それなりの坂の上りをそれなりに行くと、溝状ではなくなり山道は左に横切り、尾根を上ることになります。
ここからが、それなりに急坂です。
とはいっても特に岩場とかはないので、わたしもカメラを片手に持って上れます。
この急坂がずっと続き、少しゆるやかになったところで右側に笠山神社が見えます。
途中、右側に石段があるのですが、こちらは通らない方がいいでしょう。
そのまま行って右に上ると笠山神社(笠山東峰)に着きます。
時刻は14時31分。やっぱり登頂は15時前後ってのがわたしの定番のようです(笑)
登山口からここまでは、ほぼ雑木林です。

少し休んでから、笠山西峰に行きます。
いままでは、西峰から東峰だったのですが、今回は初めて反対です。
西峰は少し開けており、ここに笠山の指標があります。
ちなみに東峰が一番高いので東峰からは一度下って少し上ることになります。
西峰から少し行ったとこにある分岐点を左に行って笠山峠および七重峠を目指します。
左ではなくまっすぐ行ったならば萩平集落に出ます。
下っていると右側に白石車庫バス停からの山道(登山道)が合流しているとこがあります。
そちらには行きません。
しばらく行くと、注意の指標のある急坂がありますが、用心して下れば問題ないです。
急坂を下って少し行けば、林道に出ます。
この林道は、萩平笠山線です。その名の通り、起点は萩平のようです。
この林道は舗装されていません。ということでわたしにとっては美味しい林道かもしれません。
舗装されていないと草が生えるからです。思わぬ山草があるかもしれません。

山道(登山道)から林道に出たとこにある林道萩平笠山線などの道路案内図
20171105日 林道萩平笠山線の案内図 1

林道に出たとこから見て左側に山道(登山道)があります。
もちろん、左側に林道をそのまま行っても笠山峠および七重峠に行けます。
わたしは林道ではなく山道から行きます。
少し上ることになります。
なぜ上るかというと、もともとあった山道をこの林道が開削して崖にしたからです(たぶん)。林道が谷になります。
だから回り道をして林道すなわち谷に下り、また回り道をして尾根に上るということです。

林道とやや平行という感じで尾根道を下ると、笠山峠を左に指している道標に出会います。
その道標に従って左に行くと、再度、林道萩平笠山線に出ます。
ここらへんが笠山峠のようです。
この林道のガードレールの開いたとこから、下る道があるのですが、どこに行っているのでしょうか。気になる。

また元の山道に戻って七重峠に行きます。
途中、白石車庫バス停からの山道(登山道)が右から合流していますが、そちらに行かずまっすぐ行ってちょっと上ると七重峠です。(*3)
ここはまた、「篭山のタル」ともいわれるようです。
ここに出た時点で、右側が林道萩殿線の終点、左側が林道栗山線の終点、正面が堂平山への山道(登山道)、その堂平山への山道の左横が林道栗山七重線への山道、です。
林道萩殿線と林道栗山線は舗装されています。

七重峠の指標
20171105日 七重峠の指標

(*3)
よく分かりませんが、どうも七重峠(ななえとうげ)というのは2箇所あるようです。
ここと、もう一つは林道栗山七重線と林道剣ヶ峰七重線が合流(分岐)するとこのようです。
七重峠 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ;https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=27364
笠山峠 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ;https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=15689
(以上2点、ヤマレコ(https://www.yamareco.com/)から)
まぁ、個人的にはここを笠山峠とし、そちらを七重峠とすればいいと思う。
というか、最新版の「山と高原地図22奥武蔵・秩父2017年版」ではそういう表示になっている。
(「山と高原地図22奥武蔵・秩父2013年版」では、ここは指標のように七重峠となっている)
今の同じようなとこに、笠山峠と七重峠があるってのが不自然というかややこしい気がするのですが・・・
東武鉄道の電車でハイキングでも、東秩父村観光サイトのハイキングコース紹介でも、ここは笠山峠となっているので、次回からわたしもここを笠山峠とします。
堂平山・笠山コース 東武線沿線:自然ハイキング「電車でハイキング」;http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/doudaira/(電車の旅-東武沿線おでかけ情報(http://tabi.tobu.co.jp/)から)
笠山峠ハイキングコース 東秩父村観光サイト;http://www.higashichichibu.jp/hiking/hiking-course02(東秩父村観光サイトから)

少し休憩して、林道栗山線を通ってとりあえず切通しバス停まで下山です。
明るい内に笠山神社参拝登山口まで行ければ、御の字です。
そこからは3回通っていて民家もあるので、暗くても余裕です。
知っている道だと先読みが出来るので、安心度が違います。
初めての道だと、その先がどうなっているのか、またいつ着くのかなどの不安があります。
初めての道は明るい内に通りたいものです(笑)

時刻は15時44分、七重峠から林道栗山線へ出発します。
林道栗山線を少し下ると左から林道萩平笠山線が合流してきます。林道萩平笠山線の終点です。
逆にここから上れば林道萩平笠山線からも七重峠に行けるということです。

林道萩平笠山線の終点にある案内図
20171105日 林道萩平笠山線の案内図 2

林道萩平笠山線を横目に見て、どんどん下ると、今度は右手が林道栗山七重線への分岐です。というのは林道栗山七重線はここが起点になっているからです。
ちなみに林道栗山七重線の方に行けば、堂平山を迂回する形で白石峠に行けます。
歩きだと恐ろしく遠回りになると思いますが(笑)
歩きは堂平山を経ての白石峠のルートの方がいいでしょう(笑)

また、ときがわトレッキングコースにも行けるようです。
- 埼玉県ときがわ町 - ときがわトレッキングコース;http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=12512(埼玉県 ときがわ町(http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/top/top.aspx)から)

林道栗山七重線を横目にまたどんどん下ります。
そうすると、道路に継ぎ目があるとこに来ます。
ここは好展望になっていて、これから通る栗山集落が一望できます。
ここは岩場の断崖ということで、シャベルカー(ショベルカー)では削ることが出来なかったのか、崖に接して橋が架かっているということです。
だから道路に継ぎ目があり、右側(下り方向から見て)が谷となって視界が開けているのです。
この橋は50mくらいでしょうか。とはいってもわたしの距離感は当てにならないのですが(笑)
ここから栗山集落を見ると道路に2箇所ほどブルーシートが掛けられているのが見えますが、これは路肩が崩落しているための養生のようです。
4年前はありませんでした。

林道栗山線の好展望からみた栗山集落の一部
道路(栗山林道)にブルーシートの養生が見えます。
20171105日 栗山集落の一部

思わぬ景色を堪能して、それなりに下ると「延命水」という水場に出ます。
ちょっと飲んでみたけど、普通の水かなという感じでしたが・・・
ここを過ぎそれなりに下ると、やっと笠山神社参拝登山口に着きました。
時刻は17時1分。
やれやれという感じです。思ったより距離があって時間がかかったという感じです。
ここで一休みして、おにぎりを1個食べます。
もう回りは暗くなり始めています。
しかし、ここからは街灯もあるのでしばらくは大丈夫でしたが、さすがに完全に陽が落ちたら暗くなったので、17時30分頃から懐中電灯を使いました。

ともかくここからは見知った道なので、余裕でどんどん下って行き、林道栗山線の起点に着きます。
これで林道栗山線は踏破したことになります。
林道栗山線は、林道といってもこの起点から笠山神社参拝登山口までは民家もあり街灯もあるので栗山集落の生活道というべきでしょう。
笠山神社参拝登山口から七重峠までは林道という感じで、道以外何もないといっていいでしょう(1箇所水場があるだけです)。

林道栗山線の起点で町道と合流するので、左に行きます。
すぐに、二十二夜塔という史跡があり、そこを過ぎて橋を渡ると、右に絶壁が見えます。これが赤木の絶壁(わたしが勝手につけた名)です。
ここからこの町道を道なりに進んで、切通しバス停(すなわち県道11号線(熊谷小川秩父線))に出ます。

時刻は18時51分、切通しバス停にやっと着きました。
今日は舗装道路を歩きすぎたせいか、足の裏が痛くなってきたので、ここから小川町駅まではきついなと思ってバスの時刻表を見ると、19時7分のバスがあります。
これだとそんなに待たなくてもいいと思ってバスにすることにしました。
ところが、19時7分過ぎになってもバスが来ません。
おかしいと思って、再度バスの時刻表を見たら、19時7分は平日の時刻であり、休日は19時37分でした。
いまさら、ここから歩いて小川町まで行くわけにもいかないので、バスを待つことにしました。
結局、46分待つことになりました。
たぶん、最初から19時37分を見ていたら、きっと小川町駅まで歩いていたでしょう(笑)

そんなこんなで、4回目にして始めてバスで小川町駅に戻りました。
もちろん、バスは貸切です(笑)

今日はどちらかというと笠山は脇役で、林道探訪でした。
林道御堂笠山線と林道栗山支線と林道栗山線は完歩し、林道萩帯線と林道萩平笠山線は一部を歩いたということです。
この笠山周辺は林道が多くてややこしく、いままでよく分からなかったのですが、今回5つを歩いて少しはすっきりしました。
機会があったら一部を歩いた林道萩帯線と林道萩平笠山線も完歩したいと思います。

わたしが林道マニアほどではないが、なぜ林道に興味があるかというと、山野草行を始めた頃は林道を歩いていたからです。
興味を持ち始めて、草(花)を見るようになったのですが、その頃は山に登るとかいう発想はありませんでした。
山に登れるとかいうのも知りませんでした。
それまで、富士山とか高尾山とか登ったことはあるけど、それは他人の企画に同行しただけなので、自分で山に入るという意識はありませんでした。
だから、山に入る(登る)方法を知りませんでした。
そこで山野草というよりこの頃は野草ですね。その野草を見るためには都会より田舎の方がいいだろうということで、栃木県の方の田舎に行っていました。
で、田舎の道を歩いていると、この笠山周辺と同じように、自然と林道に入っていくということです。
だからその頃は林道と知らずに林道を歩いていたということです。

そして、その林道を歩いていると、これまた知らずに山道(登山道)に入って行くということになったのです。
そういうことから、山道(登山道)を歩くことを覚えたということです。
だから、山道(登山道)を歩き始めた頃は、「山と渓谷」という雑誌を毎月読んでいました。
その頃はインターネットがなかったのでこの雑誌などが情報の頼りでした。
バスの時刻なども登山用のバス時刻表の本がありました。バス時刻表も山のように集めました(笑)
今はインターネットがあるから、雑誌は読んでいませんし、バス時刻表も集めていません。
こういうところにも、出版不況が現れているということでしょう。

ともかくそういうことで林道には縁が深いのです。
わたしにとっては単にアプローチのための林道ではないのです。
山道と同じく林道も山野草を見る場所なのです。
センブリを初めて見たのも、栃木の鹿沼市の林道でした。

それにしても、笠山神社参拝登山口から切通しバス停までは道々の風景を昨日のことのように覚えているのに、もうあれから4年も経っているとは、月日の経つのは本当に早いと思ってしまいます。

なお、ここらへん(笠山周辺)の林道マップとしては
砂と蒼空 堂平山林道マップ;http://sooner100.fc2web.com/blog/dodaira.html(砂と蒼空(http://osk.blog11.fc2.com/)から)
が参考になると思います。
(この図では、堂平山線が七重峠までつながっているようになっていますが、堂平山線は白石峠からときがわ町立堂平天文台(堂平山山頂)に行く道であり、七重峠まで行くのはこの堂平山線から分岐した剣ヶ峰七重線のようです。
林道 堂平山線 ( オートバイ ) - 林道ナノレカワ線<埼玉版> - Yahoo!ブログ;https://blogs.yahoo.co.jp/nanorekawa/33385215.html
林道 剣ヶ峰七重線 ( オートバイ ) - 林道ナノレカワ線<埼玉版> - Yahoo!ブログ;https://blogs.yahoo.co.jp/nanorekawa/33389082.html
(以上2点、林道ナノレカワ線(http://nanorekawa.sakura.ne.jp/)から))


☆山人など

北朝霞までの武蔵野線のわたしの車両には、ハイカー姿の方が2人くらいいたでしょうか。
北朝霞駅から朝霞台駅に向かっている時に、中年の登山姿の女性が北朝霞駅の方に歩いていました。
朝霞台駅のホームで電車を待っている時に、ハイカー姿の中高年の男性を3~4人見ました。
このハイカー姿の男性たちはディバックになにやら紙を付けていました。ただこの紙は二つ折りになっていたので、何の紙なのかは分かりませんでした。
また、池袋方面に行く電車に壮年の登山姿の男性が乗り込んでいたので、ここらへんの人はどこかの山に行くには一度都心に出なければいけないこともあるようで不便だなと思いました。

小川町行きの電車の車両で、向こう側に紙を付けたディバックのハイカーさんがいて、その方の紙は二つ折りではなかったので、秘かにその紙を見てみました。
そうすると、スリー・デー・マーチというのが読み取れました。
スリー・デー・マーチというのは聞いたことがあります。3日間に渡って歩くというようなことだったと思いました。
この方は、東松山駅で降りました。

小川町駅に着くと、ハイカーや登山姿の方が数名いました。
みんなこの駅で降りると思っていたら、接続の寄居に行く電車に何名か乗りました。
壮年の登山姿の男女もいました。
この先にそんな登山する山なんかあったかなと思ったのですが、帰ってから地図を見ると、外秩父は寄居まで延びているので逆周りでもしたのかと思いました。
寄居は鉢形城公園付近を散策したことがあります。
夏だったのであまりの暑さに頭がぼぉっとなってしまいました。夜にはたまたまですが花火大会を見れました。

小川町駅から白石車庫まで行くバスには、わたしを含めて7人乗りました。
全員、ハイカーや登山姿の方です。
内訳は、中年の男1人と高年の夫婦と壮年の男2人女1人の3人組です。
地元の方はおらず、休日にはこのバスはハイキングバスという感じです。

和紙の里でわたしが最初の降車客となりました。
あとの方はそれ以降になります。
和紙の里バス停の待合室には青年のライダーが休憩していました。
和紙の里では営業に備えて、従業員が準備をしていました。

和紙の里の展望台からはみどうの杜に行く車に出会っただけで、林道御堂笠山線の起点です。
林道御堂笠山線では、ずっと人とも車とも会わなかったのですが、林道御堂笠山線の起点とピークの中間くらい(起点より2km前)で車とすれ違いました。
しばらくしてから(起点より2kmと3kmの間)、中年のハイカーに追い越されました。
一応、ここは外秩父七峰縦走ハイキングコースになっているので、歩く人もいるんだなと思いました。
普通の林道なら歩く人などわたしくらいで、いないでしょうから(笑)
林道御堂笠山線のピークに近づいた頃(起点より3.5km前)に、また車とすれ違いました。

林道御堂笠山線のピークから林道御堂笠山線の終点まででは、練習をしているのでしょうか、ロードバイカーの方とすれ違いました。しかし、この方は引き返してきたのでそののち追い越されました。

林道萩帯線に入って少し行くと、オートバイが停まっていて傍らに人がいたのですが、初めのうちは地元の人が作業かなにかで停まっているのかと思ったのですが、近づくと中年の男性のライダーの方でした。
こんにちは、と挨拶すると、木を見ていた男性は、挨拶を返し、これはカンザクラでしょうといって、わたしにその木を見るように促しました。
その木には白い花が咲いていました。
実をいうと、この花の木は林道御堂笠山線の終点のとこにも2~3本あって咲いていたので、わたしはそのことをこの男性にいいました。
男性とは少しカンザクラの話をして別れました。
男性は休日の良い日和なのでどこかへ行くということでなくここらへんを気ままにロードしていると言っていました。

ところで、私たちはカンザクラと言い合ったのですが、調べてみると正確にはジュウガツザクラといった方があっているようです。

林道萩帯線から林道栗山支線となって、林道栗山線(本線)と合流するところで、本線から支線にハイカーの中年の男性が上って来ました。
挨拶してから、こんな道を歩いている人がいるのかと思って、どこに行くのか聞いてみました。
そうすると、皆谷(かいや)と言ったので、そこは分かりました。
皆谷(皆谷バス停)はわたしが初めて笠山に登るのに使ったとこなのです。
皆谷から笠山へ登ったことがあるから分かったのであって、そうでなかったら、皆谷?とはてなマークになっていたでしょう。
そこで、萩平に出るのですかと聞くと、そうですとの返事でした。
切通しバス停から林道栗山線を通り林道栗山支線に入り、林道萩帯線を通って萩平集落に行きそこから林道新田線で皆谷バス停に出るとのことです。
こういうところをハイキングする人もいるんだと思いました。

わたしは皆谷も萩平も知っていたので、皆谷から笠山に登りましたと言いました。
そこで笠山の話になり、それから笠山周辺での熊の話題に移りました。
わたしは黒い犬とでも見間違えたのではないかと言って、わたしが奥多摩で熊と出会った時は初めは犬だと思ったというと、この方はここらへん(栗山集落あたり)の方と話をされたようで、ここらへんの人の話によると鹿は見るけど猪も熊も見たことがないとのことだそうです。
昔は薪や山菜取りで山に入ったが、そのころでも猪や熊は見たことないそうです。
そうすると、ここらへんでいったい誰が熊を見たのでしょうか。
わたしが猪に関しては夜行性だから、昼間に見ることは少ないというと男性は納得していました。

熊出没注意の張り紙
左から林道御堂笠山線終点、林道栗山支線起点、笠山神社参拝登山口にあったものです。
その他の場所にも張り紙はありました。笠山一帯に張り紙があるようです。
20171105日 熊出没注意 1 20171105日 熊出没注意 2 20171105日 熊出没注意 3

そこで、この方の言った地元の方が山で熊を見ないということから、これが里山ということなのかも知れないと思いました。
ようするに、人と獣の境界があってどちらもその境界を侵さないということです。
そういう暗黙の了解があったのかもしれないということです。
だから、人は獣の境界を侵さすに、獣は人の境界を侵さずに、山の恵みを分け合っていたのです。
それが、戦後の植林や観光などで、人がどんどん獣の領域を侵していき、その境界を消滅させたのです。
山には縦横無尽に道路が走り、獣の領域を裁断していったのです。
ようするに人だけが生存すればいいという身勝手なのです。
だから、獣は生きるために自然と餌のあるとこを求めるようになったのです。
たとえ、それが人の境界であったとしてもです。

熊が笠山に本当にいるのかどうかは良く分かりませんが、ここではまだその里山が残っているということかも知れません。
しかし、ここでもそれも風前の灯でしょう。
男性の話によると、もうここには若い人はいないということなので、そういう里山を維持することはできないといっていいでしょう。

これも男性と話したのですが、ここの生活は大変でしょう。
この方は、こうやってハイキングだからここを歩いて通れるけど、ここで生活するとなるととても出来ないと言っていました。
わたしも2013年の4月にここを初めて通ったときは民家があるってのに、とても驚きました。
崖の上下(山の斜面)に普通に家や畑があるわけです。こんな状態はいかほども想定していなかったです。
今は車があってそれなりに町に出かけることも出来るでしょうが、昔だったら歩き(よくて自転車)が主だから荷物を持っての未舗装の坂の行き帰りは大変だったと思います。
冬などは雪が降ったらそれこそ身動き出来なくなるでしょう。

そういうことでは、ここでは昔は自給自足が原則だったと思います。
そういうことを言うと、また男性はここらへんでも昔は米を作っていたそうで、田んぼに水を入れるのが大変だったそうです、と言いました。
そして、わたしの田舎でもあったのですが、日用品などで自給できないものは、おそらく業者がこの集落に売りに来ていたのでしょう。
昔はそういう業者がいました。
最近はまた別の意味で田舎では高齢者が多くなったということで、日用品などを売る業者が復活しましたが。
高齢者は出かける手段が奪われてしまいますから。

そういうことで、都会の便利さを知った者が、こういう現代的に不便な里山に定着することはないでしょう。
皆、都会に行きます。
地震とか台風とかで崖崩れがあって道はふさがれてしまうと、あっという間にこういう集落は孤立してしまいます。
だから、林道栗山支線とかあって回避するルートがあるのかもしれません。
それに歩いてだけなら他にも通れる山道はあるようです。
今も台風の影響か林道栗山線にはブルーシートで養生しているとこがあると、この方が言っていました。
あの七重峠から林道栗山線を下っていた時に見晴らしのいいとこから見えたブルーシートです。わたしも下山時に確認しました。
2013年の時はこのようなブルーシートはありませんでした。

そんな話をしていて、この方がわたしのカメラを見て、カメラいいですね、と言ったので、わたしの目的は山登りではなく、山草を見ることで、今日はセンブリを見に来ました、と言いました。
そうすると、この方はあの苦いセンブリですか、と言ったので、わたしが千回振ってもまだ苦いそうです、というと、その方はそれでセンブリ(千振)というのですね、と名にとても納得していました。

今日はこの林道から登山口に行って登ります、と言うと、この方もここから笠山に登ったことがあるということで、急坂があって大変ですね、言ったので、わたしもそれに同意しました。
ほかのルートに比べるとここは急坂といえます。

あと、どこから来たのですかと聞くと、都心からということでした。わたしにどこからと聞いたので、わたしが府中と答えると、府中なら奥多摩にいけますね、と言いました。
それで、わたしは奥多摩にはよく行きますと言って、府中からだと奥多摩だけではなく、富士山にも大菩薩にも中央線の山にも箱根にも丹沢にも行けます、と自慢しました(笑)
この方はいいですね、と言いました。

そんな取り留めのない話をしていると話が尽きないので、お互い目的地が違うということで、お開きとしました。
なお、この方は切通しバス停からここまで来て歩いている人と出会ったのはわたしが初めてとのことです。
というかわたしも、ここ(栗山支線)でハイカーさんと会うとはまったく思ってもいませんでした。
この方が登山口の方に行くのならそれなりに納得ですが。
こうやって、里山のハイキングを楽しんでいる人もいるってことですね。

まぁ、鹿による多様性の消滅とかいっても、田や畑や植林や養殖やダムなどで多様性を一番消滅させたのは人ですからね。
そういう独占をもっと進めたのは、農薬などの薬物の使用でしょう。
これによって、田や畑に残っていたわずかな多様性も根こそぎという感じになったということです。
まぁ、因果応報だから、そのしっぺ返しはいずれどこかで来るでしょうけど。
それが自然でしょう。
人だけが富を独占すれば、最後は人しかいなくなって共食いになるでしょう(笑)
まぁ、その頃には、当然ながらわたしはいないでしょうけど。

自然と共存していた昔に戻ることは出来ないだろうから、これからは富の独占をどれだけ減らせるかにかかっているということでしょう。
でも、人が増え続ければそれも虚しいものになりかねません。
新しい自然との関係性が必要でしょうけど、それは恐ろしく難しいでしょう。
試行錯誤している内に破滅が先にやってくるかもしれません。
おそろしや、おそろしや。
いちばん恐ろしいのは人だな、と思う。
まぁ、生物界の頂点に立って、自然は俺のもんだと言っているのだから、ね。

閑話休題。
男性と別れ、笠山神社登山口までに林道栗山線では車と1台すれ違い2台追い抜かれました。
笠山神社下社では、中年の男性が1人休んでいるのが見えました。
山道(登山道)では、溝状のとこで中年の単独行の女性と、急坂のとこで高年の女性3人組とすれ違いました。
笠山西峰から林道萩平笠山線に出るまでの急坂で、青年のトレランの男性とすれ違いました。
この男性の足元をふと見るとサンダルのような物を履いていました。
ようするに、シューズではなく足がむき出しです。
よくこんなんで、山中を走れるもんだと感心しました。
林道栗山支線で会ったあの方も、トレランの人は凄いと言っていたけど、こういうのを見ると尋常ではないと思ってしまいます(笑)
トレランの人にとっては、山は庭かと思ってしまいます。

七重峠から笠山神社参拝登山口までの林道栗山線では、2台の車とすれ違いました。
笠山神社参拝登山口から林道栗山線の起点までは、1台の車に追い越され2台の車とすれ違いました。
林道栗山線の起点から切通しバス停までの町道では7台の車とすれ違いました。
意外とたくさんの車とすれ違ったという感じを受けました。

バス停に着いてからは何もないだろうと思っていたら、まだハプニングがありました。
バス停でバスを待っていたら、中年の男性のライダーさんが来て、この道(県道11号線)は寄居に行きますか、走っていたらだんだん山の方に行くみたいで心配になりました、と言いました。
えっ、わたしに聞くか、と思いました。
このバス停のとこには、「ヤマザキショップ」という小売店があります。
ともかく、来るものは拒まず去るものは追わず、がわたしの信条なので、わたしの出来る限りで答えようとしました。
和紙の里には、寄居からのバスも来るので(バスで寄居に行くにはここで乗り継ぎをする)、この道が寄居に行くのはなんとなく分かっていたのですが、確信はありません。
と、ここで、わたしは「山と高原地図22奥武蔵・秩父2013年版」の地図を持っていたのを思い出し、その地図で現在地点とルートを男性といっしょに確認しました。
それで、この男性は納得したようです。

で、そのまま去るのかと思ったら、この男性はわたしに登山ですかと聞きます。
わたしは、笠山に行って今バスを待っています、と答えました。
男性は、こんなに遅く暗くなってからでは熊とか怖くないですか、と言いました。
わたしは、人は熊の餌ではないので、熊にこちらの存在を教えていれば大丈夫です、と言いました。
確かに、わたしも昔は、熊は人を襲うものだと思っていたので、とても怖かったのですが、今は人を襲うことが熊の目的ではないと分かっているので、必要以上には警戒していないです。
いずれにしても熊の領域に人が侵入しているので、それなりの礼儀は必要でしょう。びっくりさせないようにするという。
また、遅くなってバスがなかったらどうすんですか、とも聞かれたので、その時は小川町駅まで歩きますと答えました。

そして、わたしが笠山に行ったということから、男性も登山経験があるのか、ここ(小川町)から寄居まで42kmを歩くイベントがあるんですよ、と言いました。
わたしが、スリー・デー・マーチですか、というと、違います、あれは東松山でこちらは小川町からで東武が主催しているのです、と言いました。

この時は何か分からなかったのですが、帰ってから調べると、この男性が言っていたのが、外秩父七峰縦走ハイキングだったのです。
外秩父七峰縦走ハイキングは東武鉄道が主催して、小川町から出発して、官ノ倉山→笠山→堂平山→剣ヶ峰→大霧山→皇鈴山→登谷山と七峰を踏んで、寄居駅に行くコースです。

外秩父七峰縦走ハイキング大会:ハイキングイベント「電車でハイキング」;http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/events/nanamine/(電車の旅-東武沿線おでかけ情報から)

それにしても、山を縦走して42kmを1日で歩くとなると、相当の健脚といえそうです。
平地を42km歩くだけでも大変だと思う。
それを上り下りのある道だからかなりのものだろう。
わたしがここを歩くならたぶん、途中でリタイアってことになるでしょう。
というか脇目も振らずには歩けないから、もとから無理なんですけど(笑)
山野草を無視して歩けというのは地獄の特訓です(笑)

また、スリー・デー・マーチは東松山市が主催して、比企丘陵を中心として歩く大会のようです。

日本スリーデーマーチ;http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/3day/(東松山市ホームページ(http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/)から)

男性は、わたしにどこから来たのかと聞いたので、府中だと言いました。
そこで、またもや府中は山へのアクセスがいいと自慢しました(笑)
男性は、高崎在住といいました。
ということは、これから帰るとこなのでしょう。

そんなこんな話をしていたのですが、バス時刻の19時7分になったので、お互いさよならをしました。
男性は寄居方面に暗闇の中を疾駆していきました。

で、すでに書いたように、これは時間を間違えていたので、37分と知っていたらこの男性ともっと話が出来たのにと思ってしまいました。
だって、男性は道を聞くというより、何かわたしと話をしにきたという感じすらあったからです。

というようなことで、普段はまったくないだろうというライダーさん二人と話をしてしまうという珍しいことが起こったのです。

また、面白い1日だったといえます。感謝!


☆補足など

今日は快晴及び晴れの上に風もないので寒くもなく気持ち良い日でした。
服装は長袖です。Tシャツではもう完全に寒いです。
まぁそれでも、山登りは当然汗をかくので、下着は2回替えました。

飲料水はポカリスエット500ミリリットルと水500ミリリットルを持って行ったのですが、ポカリスエット500ミリリットルだけで済みました。

筋肉痛はなしです。
腰が痛いのは相変らずですが。

ところで、万が一に備えて予備の懐中電灯も必要だと思いました。
まぁ、予備だからそんなに大層な物はいらないということで、100円ショップのダイソーで購入することにしました。
ところが、ダイソーにいって驚きました。
100円とか200円で十分実用になりそうなLED懐中電灯があるではないですか。
早速、何個か購入し、帰ってから電池を入れて照らして見たら問題なく照らせます。
この200円の懐中電灯を持って行き、今日の暗夜行路で使ってみたのですが、いままでの懐中電灯と遜色なく使えます。
今、メインで使っているLED懐中電灯は十数年前に2400円で秋葉原で購入したのですが、それが今や100円や200円で購入できるということです。
恐るべし100円ショップです。
ちょっと使う分には、100円ショップの懐中電灯で十分です。
技術の進歩には驚かされてしまいます。


地図情報

地理院地図(http://watchizu.gsi.go.jp/)から
 笠山;http://maps.gsi.go.jp/#15/36.018524/139.189868/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0

地図検索ならMapion(http://www.mapion.co.jp/)から
 笠山;https://www.mapion.co.jp/m2/36.01848957,139.1898735,16/poi=L0571017


行程情報

電車移動
府中本町(5:01)→北朝霞(5:24)→(徒歩)→朝霞台(5:48)→小川町(6:48)(運賃1040円(390円+650円))
(府中本町→北朝霞はJR東日本,朝霞台→小川町は準急で東武鉄道)
(時刻検索は、えきから時刻表(http://www.ekikara.jp/top.htm)による)
バス移動
小川町駅(7:10)→和紙の里(7:26)(運賃360円)
(イーグルバス;http://www.new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/
 時刻表;http://www.new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/info/20161001pocket.pdf
     http://new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/20161001time/1006.pdf
 路線図;http://www.new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/#rosenzu1001

花見トレッキング
和紙の里バス停(7:30)→和紙の里(7:30,7:59)→和紙の里展望台(8:11)→林道御堂笠山線起点(8:21)→林道御堂笠山線ピーク(10:31)→林道御堂笠山線終点・林道萩帯線と合流(11:00)→林道萩帯線終点・林道栗原支線終点(11:27)→林道栗原支線起点・林道栗原線と合流(12:05)→笠山神社参拝登山口(12:27)→笠山神社(笠山東峰)(14:31,14:40)→笠山西峰(14:47)→笠山峠(15:18)→七重峠・林道栗山線終点(15:22,15:44)→(林道栗山線)→延命水水場(16:52)→笠山神社参拝登山口(17:01,17:07)→林道栗山線起点(18:04)→(町道)→切通しバス停(18:51)

標高
和紙の里バス停(約139m)→林道御堂笠山線ピーク(453m)→林道御堂笠山線終点・林道萩帯線と合流(約410m)→林道栗原支線起点・林道栗原線と合流(約357m)→笠山神社参拝登山口(約418m)→笠山神社(笠山東峰)(842m)→笠山西峰(837m)→笠山峠(約686m)→七重峠(695m)→林道栗山線起点(約163m)→切通しバス停(約117m)

帰りは、切通しバス停19:37発の小川町駅行きのバスに乗りました。
(時刻表;http://new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/20161001time/5010.pdf
府中本町駅には、21時25分に着きました。


草本

☆花期
ヤクシソウ(薬師草)(キク科オニタビラコ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%BD%E3%82%A6(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/yakusisou.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/yaebup/yakushisou.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
カントウヨメナ
ベニバナボロギク
トネアザミ
セイタカアワダチソウ

☆実期(花後)
センブリ(千振)(リンドウ科センブリ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AA(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/senburi.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/sueozep/senburi.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
 http://www.e-yakusou.com/yakusou/270.htm(イー薬草・ドット・コムから)
サラシナショウマ(晒菜升麻)(キンポウゲ科サラシナショウマ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%9E(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/sarasinasyouma.html(松江の花図鑑から)
 http://www.e-yakusou.com/sou/sou226.htm(イー薬草・ドット・コムから)
オクモミジハグマ
ススキ(芒,薄)(イネ科ススキ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%AD(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/susuki.html(松江の花図鑑から)
マルバノホロシ(丸葉のほろし)(ナス科ナス属)
 https://matsue-hana.com/hana/marubanohorosi.html(松江の花図鑑から)
 http://mikawanoyasou.org/data/marubanohorosi.htm(三河の植物観察から)
アキノキリンソウ
シュウカイドウ
ゲンノショウコ(別名:ミコシグサ)
ヤマハッカ
シラネセンキュウ
キバナアキギリ
カシワバハグマ
ヒヨドリバナ
マツカゼソウ
オトコエシ
ナギナタコウジュ
クサボタン
モミジガサ
フユイチゴ
センニンソウ(別名:ウマクワズ)「有毒」
ボタンヅル「有毒」
イタドリ
ウバユリ
カラスウリ
ヤマノイモ
クサイチゴ
キツネノマゴ
チゴユリ
イワカガミ
イワニガナ(別名:ジシバリ)
マムシグサ「有毒」
フモトスミレ
エイザンスミレ
ナガバノスミレサイシン


木本

☆花期
ジュウガツザクラ(十月桜)(バラ科サクラ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%84%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9(ウィキペディアから)
 http://yasousuki.exblog.jp/5249297/(植物の生態散歩から)
コウヤボウキ

☆実期(花後)
クサギ(臭木)(シソ科クサギ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%AE(松江の花図鑑から)
 https://matsue-hana.com/hana/kusagi.html(松江の花図鑑から)
タマアジサイ
コアジサイ
ヤマハギ
コマツナギ
コゴメウツギ
マタタビ
アオキ
ミヤマシキミ「有毒」
サルトリイバラ
ウツギ
アセビ「有毒」
サンショウ


山野草などの参考HP
ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
松江の花図鑑(島根県松江市の野草樹木シダの名前が分かる植物花図鑑)(https://matsue-hana.com/
多摩丘陵の植物と里山の研究室(http://www.geocities.jp/tama9midorijii/index.html
薬草,イー薬草・ドット・コム,薬草2000種類,ハーブ,漢方薬,民間薬,生薬,苗,球根(http://www.e-yakusou.com/
三河の植物観察(http://mikawanoyasou.org/index.htm
植物の生態散歩(http://yasousuki.exblog.jp/


山好きのための登山情報サイト - ヤマケイオンライン - 山と溪谷社(http://www.yamakei-online.com/)から
はじめての登山 - 初心者の登山 - 登山を始めるための登山初心者へのノウハウ&ハウツーが満載! Yamakei Online - 山と渓谷社;http://www.yamakei-online.com/beginners/

ウィキペディアから
 笠山(埼玉県);https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%A0%E5%B1%B1_(%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C)
 外秩父;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E7%A7%A9%E7%88%B6
 小川町;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E7%94%BA
 東秩父村;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E7%A7%A9%E7%88%B6%E6%9D%91
 道の駅和紙の里ひがしちちぶ;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E5%92%8C%E7%B4%99%E3%81%AE%E9%87%8C%E3%81%B2%E3%81%8C%E3%81%97%E3%81%A1%E3%81%A1%E3%81%B6
 比企丘陵;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E4%BC%81%E4%B8%98%E9%99%B5


センブリ
実と咲き残りです。
20171105日 センブリ f01 20171105日 センブリ f02 20171105日 センブリ f03
20171105日 センブリ f04 20171105日 センブリ f05 20171105日 センブリ f06
20171105日 センブリ f07 20171105日 センブリ f08 20171105日 センブリ f09
20171105日 センブリ f10 20171105日 センブリ f11 20171105日 センブリ f12
20171105日 センブリ f13 20171105日 センブリ f14 20171105日 センブリ f15
20171105日 センブリ f16 20171105日 センブリ f17 20171105日 センブリ f18
20171105日 センブリ f19 20171105日 センブリ f20 20171105日 センブリ f21
20171105日 センブリ f22 20171105日 センブリ f23 20171105日 センブリ f24
20171105日 センブリ f25 20171105日 センブリ f26

ヤクシソウ
20171105日 ヤクシソウ f01 20171105日 ヤクシソウ f02 20171105日 ヤクシソウ f03
20171105日 ヤクシソウ f04 20171105日 ヤクシソウ f05 20171105日 ヤクシソウ f06
20171105日 ヤクシソウ f07 20171105日 ヤクシソウ f08 20171105日 ヤクシソウ f09
20171105日 ヤクシソウ f10 20171105日 ヤクシソウ f11 20171105日 ヤクシソウ f12
20171105日 ヤクシソウ f13 20171105日 ヤクシソウ f14 20171105日 ヤクシソウ f15

サラシナショウマ
実と咲き残りです。
20171105日 サラシナショウマ f01 20171105日 サラシナショウマ f02 20171105日 サラシナショウマ f03
20171105日 サラシナショウマ f04 20171105日 サラシナショウマ f05 20171105日 サラシナショウマ f06
20171105日 サラシナショウマ f07 20171105日 サラシナショウマ f08 20171105日 サラシナショウマ f09
20171105日 サラシナショウマ f10 20171105日 サラシナショウマ f11 20171105日 サラシナショウマ f12
20171105日 サラシナショウマ f13 20171105日 サラシナショウマ f14 20171105日 サラシナショウマ f15
20171105日 サラシナショウマ f16

マルバノホロシ
実です。
20171105日 マルバノホロシ f01 20171105日 マルバノホロシ f02 20171105日 マルバノホロシ f03
20171105日 マルバノホロシ f04 20171105日 マルバノホロシ f05 20171105日 マルバノホロシ f06
20171105日 マルバノホロシ f07

ススキ
実です。
20171105日 ススキ f01 20171105日 ススキ f02 20171105日 ススキ f03
20171105日 ススキ f04 20171105日 ススキ f05 20171105日 ススキ f06
20171105日 ススキ f07 20171105日 ススキ f08 20171105日 ススキ f09
20171105日 ススキ f10 20171105日 ススキ f11 20171105日 ススキ f12
20171105日 ススキ f13

ジュウガツザクラ
20171105日 ジュウガツザクラ f01 20171105日 ジュウガツザクラ f02 20171105日 ジュウガツザクラ f03
20171105日 ジュウガツザクラ f04 20171105日 ジュウガツザクラ f05 

クサギ
実です。
20171105日 クサギ f01 20171105日 クサギ f02 20171105日 クサギ f03
20171105日 クサギ f04 20171105日 クサギ f05 20171105日 クサギ f06
20171105日 クサギ f07


写真は後日に


Enterに戻る


ベリンダ・ベンチッチさん 2週連続優勝 タイペイOECオープンテニス 2017年11月19日(日)(ろぷろす暦2017年12月15日(日))

ベリンダ・ベンチッチさんが、タイペイOECオープンテニスで優勝しました。
おめでとうございます!
これで、前週のホアヒンに続いての2週連続の優勝となりました。

ベリンダ・ベンチッチさんが、タイペイOECオープンテニス(Taipei OEC Open,台湾/タイペイ,本戦11月13日(月)~11月19日(日),室内カーペットコート,WTA125Kシリーズ)において、11月19日(日)に行なわれたシングルス本戦決勝にてアランツァ・ルス選手を7-6(3),6-1で下して優勝しました。


第1セットの第1ゲームがベリンダ・ベンチッチさんのサービスで始ると、例のサーブでこれをキープします。
第2ゲームはブレークポイントを2度握るのですが、ここはアランツァ・ルス選手に逃げ切られてしまいます。
ベンチッチさんのサーブはすこぶる好調で、第3ゲームと第5ゲームは40-0のラブゲームでキープします。
そういうベンチッチさんの好調の圧力があったのか、ルス選手はキープしようと少し力んだのかサーブが乱れて第6ゲームを0-40のラブゲームでブレークされます。
ベンチッチさんは第7ゲームも危なげなくキープして、5-2とします。
これで、わたしはこのセットは勝負あったと思いました。
しかし、ルス選手も決勝まできた選手です。そう簡単ではありませんでした。

第7ゲーム終了後に、ルス選手がオンコートコーチングを取ります。
ルス選手のサービスゲームである第8ゲームは長いデュース合戦(8回のデュース)になるのですが、これをルス選手が粘ってキープします。
ベンチッチさんは3回のセットポイントを握るのですが取りきれませんでした。
このデュース合戦が長引くのを見てわたしは嫌な感じがありました。
今日のベンチッチさんはサーブが絶好調ということなので、ここはあえてブレークしにいかずに相手にキープを与えて、次の自分のサービングフォーザセットで決めればいいと思いました。
というのは、ルス選手がオンコートコーチングの後で、意識してベンチッチさんを左右に揺さぶってきたからです。
このゲームが長引けば、ベンチッチさんは一時的にエネルギーを消耗するかもと見ていました。
ベンチッチさんをここまで長引かせたのは、本能的な闘争心だったのかもしれません。
受けて立つというような非論理的なことが起こったのかもしれません。
ベンチッチさんらしいともいえるし(気が強い)ベンチッチさんらしくもない(ずる賢い)ともいえるような第8ゲームの攻防でした。

そんなわたしの嫌な予感が当たったかのように、第9ゲームのベンチッチさんはあの好調なサーブの威力が落ち、ルス選手にストローク戦に持っていかれます。ストローク戦になったらフットワークの問題がありルス選手の方が優位になります。
15-40からの最後にはダブルフォールトすら犯して、ブレークを献上してしまいます。
ここでベンチッチさんもオンコートコーチングを取ります。

これで、落ち着いたのか、ここからは両者とも持ち味を出してのきれいに40-15でキープして、タイブレークに突入します。
タイブレークではベンチッチさんがあっという間に5-0と先行します。
しかし、ベンチッチさんに少し気の緩みみたいなものがあったのか、ルス選手が3連取して5-3となります。
ルス選手が次のポイントを取って、5-4になったら、状況はどうなるか分からないという感じだったのですが、ここはストローク戦でルス選手がネット直撃のアンフォーストエラーを犯してしまいます。
これで終りです。
ベンチッチさんは次をミニブレークして7-3でタイブレークを制し、7-6(3)でこのセットを取ります。

この分だと第2セットもせめぎ合いという感じでした。
しかし、第2セットの第1ゲームがルス選手のサービスで始ると、ベンチッチさんが早々とこれをブレークします。
第2ゲームはベンチッチさんが当然の如くキープします。
ルス選手は第3ゲームを40-0のラブゲームでキープしたので、このままの膠着状態になるかと思ったのですが、ルス選手のこのセットの見せ場はここだけでした。
以降はベンチッチさんのペースで4連取しての6-1でこのセットを取って勝利します。
ベンチッチさんのサーブは相変らず好調でしたが、ルス選手のサーブには陰りが見え始めファーストサーブが入らなくなり、セカンドサーブをベンチッチさんに狙い撃ちされます。
ルス選手はベンチッチさんからブレークするのは難しいということで、自分もキープしようと力んだのかもしれません。
精神的には第1セットが取れなかったので、かなり弱気になった部分もあったかもしれません。
ルス選手が第1セットを取っていれば、もう少し違った戦いになっていたかもしれません。
第2セットはベンチッチさんが格の違いを見せたような感じになりました。

勝った瞬間、ベンチッチさんはラケットを落として、両手を高々とかざしてのガッツポースをして勝利の喜びを表しました。
観客と喜びを共有し、それからスタッフの元に行きバグしあっていまいた。

シングルス本戦決勝(11月19日(日),本戦第7日,センターコート第2試合)(1時間5分)
[WC]ベリンダ・ベンチッチ(Belinda BENCIC,スイス,120位) vs. アランツァ・ルス(Arantxa RUS,オランダ,167位)は、
ベリンダ・ベンチッチが7-6(3),6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2,5-3,5-4,5-5,6-5,6-6,7-6(3)(サーブはベンチッチから)
第2セット 1-0,2-0,2-1,3-1,4-1,5-1,6-1(サーブはルスから)

なお、ベンチッチさんの優勝までの戦績は
1回戦 7-6(4),6-4 [3]デュアン・インイン(ドゥアン・インイン )(WTAシングルスランキング93位)
2回戦 7-6(5),6-2 [Q]Priscilla Hon(同231位)
準々決勝 6-4,7-5 ジル・タイシュマン(同146位)
準決勝 6-2,6-4 ビクトリジャ・グルビク(同116位)
です。


さて、これで125Kシリーズとはいえ2週連続優勝ということなので、このクラス(100位前後)ではもう敵はないといっていいでしょう。
このタイペイではホアヒンと比べて、自分のテニス感覚にかなり手ごたえを感じているように見えます。
だから、ラケット叩きつけもすいぶんと少なくなって、常に冷静に普通の状態で戦っているようでした。
それが、今大会ではタイブレークはありますが、すべてストレートで勝ってきているというのに表れていると思います。

やはり、フットワークはまだ華麗という訳にはいかないのですが、この人は賢さでそれをカバーしているようです。
つまり、相手のパターンを読むテニス(プレー)をしているということです。
自分の返球は相手がここに打ち返してくるだろうというところに打っているので、先読みができ、そうすると大振りで強打を打つことが出来ます。
これで、ストローク戦も対等に戦えます。
サーブも相手のも自分のも明らかに読んで打っていると思います。
ここらへんは実戦を重ねることによって、知恵および勘が蘇っているのだと思います。

そういうところは、ストローク(ショット)のコントロールの良さにも現われていました。
軽く当てても、実にコントロール良くコーナーに決まっていました。
これには驚きました。
これで、何度も相手のウィナー級の強打を返していました。
わたしなど、フォーストエラーになると何度も思いましたが、それがきっちり決まっていました。
ここらへんも、相手の球質を読んでのことだと思われます。

この人の強みは、こういうとこです。あれがダメならこれで、これがダメならあれでというように、テニスの幅が広く臨機応変に代替案を使えるということです。

ただ、これもこの100位前後のクラスだから通用することです。
100位前後の選手なら、仮にパターンを読まれていると分かっても、それに対応するだけのテニス(プレー)が少ないということです。
だから、100位前後なのです。
読み合いなどの高等な戦術はまだ不十分なのです。

それ故にトップ50クラスと戦うとなると、フットワークの向上は必須でしょう。
パターンを読んでも、そのことにすぐに対応してくる可能性が高いからです。
そういうことから、やはり復活の目処(めど)は来年の全豪オープンかなと思います。

それにしても、サーブの威力には驚きます。
ビッグサーバーの1人といってもいいでしょう。
このサーブがあるので、キープの目処が立つというのは大きいです。
この2週連続優勝もこのサーブがあっての賜物です。


補足:トップ100返り咲き

ベリンダ・ベンチッチさんは、この優勝によって11月20日(月)に発表されたWTAシングルスランキングで98位となり、トップ100に返り咲きました。
おそらく、これを目的にこの2週の125Kシリーズを戦っていたと思われるので、その目標を見事にクリアしたということです。

これで、来年の全豪オープンは本戦からの出場が確定でしょう。

ベンチッチさんが本格的に帰ってくるとなると来年のテニスの楽しみが倍増します。
そして、帰ってきたならば、そのターゲットは当然、女王(WTAシングルスランキング1位とグランドスラム優勝)です。


タイペイOECオープンテニスの
HPは
 http://oecopen.com/
WTAの表記は
 http://www.wtatennis.com/tournament/2017-taipei-chinese-taipei-1059
 シングルスドロー;http://wtafiles.wtatennis.com/pdf/draws/2017/1059/MDS.pdf
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Taipei_Open
です。


ベリンダ・ベンチッチさんの
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%81
ITFは
 http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100153112
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000306.php
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00738
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/319001/title/Belinda-Bencic
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Belinda_Bencic
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2017年11月13日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


現われ出でたる
20171105日 現われ出でたる


Enterに戻る


岡村恭香さん 1回戦 敗退 安藤証券オープンテニス 観戦 2017年11月8日(水)(ろぷろす暦2017年12月4日(水))

岡村恭香さんと吉冨愛子さんが、安藤証券オープンテニスの1回戦に出場するので、11月8日(水)に有明コロシアムに見に行ってきました。

吉冨さんは第1試合、岡村さんは第4試合ということで、有明コロシアムで行われた第1試合から第4試合を見ました。
岡村さんの相手は第2シードでWTAシングルスランキング72位のミハエラ・ブザルネスクさん、吉冨さんの相手は第6シードで同170位のダルマ・ガルフィさんということで、どのような戦いをするのか楽しみでした。
結果としては、負けましたが自分のいま持っている力を出したと思います。
そういうことでは、課題がまた明確になったと思います。
とはいっても新たな課題というよりいま取り組んでいる課題をもっともっと進化(深化)させねば勝てないということですが。

ともかく、わたし的には納得のいく観戦でした。

今日(8日)見た4試合はすべて有明コロシアムで順番は
第1試合「吉冨愛子 対 ダルマ・ガルフィ」
第2試合「尾崎里紗 対 日比万葉」
第3試合「ジャン・シュアイ 対 カン・ジアチー」
第4試合「岡村恭香 対 ミハエラ・ブザルネスク」
です。

では、以下に見た順番に観戦記を書きます。


吉冨愛子 対 ダルマ・ガルフィ」

吉冨愛子(よしとみあいこ)さんは、安藤証券オープンテニス東京2017(ANDO SECURITIES OPEN TOKYO 2017,日本/東京(有明),本戦11月7日(火)~11月12日(日),ハードコート,ITF10万ドル)において、11月8日(水)に行なわれたシングルス本戦1回戦にてダルマ・ガルフィさんに2-6,3-6で負けました。

ランキングを見ると天(170位)と地(702位)ほどの違いがあるので、吉冨愛子さんがダルマ・ガルフィさんにどれだけ肉薄できるかということになります。
ガルフィさんは、去年(2016年)の安藤証券オープンの準優勝者(優勝は連覇のジャン・シュアイさん)なので、ざっと調べてみました。
ITFやWTAのプロフィールを見ると、去年の準優勝から今年の前半にかけては調子がよくランキングも自己最高の136位まで上げたのですが、そこからは初戦敗退なども多くあり下降気味です。
ということで、この大会はゲンがいいといっても調子としては普通くらいと見ました。
そういう予備知識を持って、ガルフィさんのウォーミングアップを見ていると、球は重くても切れはない感じだったので、これなら1度くらいのブレークは出来そうということで、吉冨さんはキープさえ出来ればセットを奪うこともでき、あわよくば勝利もあるかなと思いました。
吉冨さんのキープが鍵です。

第1セットの第1ゲームがダルマ・ガルフィさんのサービスで始ると、ガルフィさんはもたつきながらもこれをキープします。
そして、第2ゲームをガルフィさんがせめぎあいの末に早々とブレークしてしまいます。
挑戦者の吉冨愛子さんが追う展開というのはきついなと思ってしまいました。
しかし、吉冨さんは第4ゲームをなんとかキープしてくらいつきます。
ともかくキープさえできればチャンスはあると思っていたので、これはきっかけになるかと思いましたが、吉冨さんは第6ゲームを再度ブレークされ、早々と1-5とされます。
これでこのセットは勝負あったという感じになったのですが、吉冨さんはガルフィさんがほっとしたのか勝負をあせったのか分からないですが第7ゲームをブレークして一矢を報います。
とはいっても流れを呼び込むまでにはならず、吉冨さんは次の第8ゲームをまたしてもブレークされ(3度目)、このセットを1-6で落します。

このセットは吉冨さんに緊張があったのかどうかは分かりませんが、ミスで失ったといえます。
ただし、以前の荒削りな感じからすると、相手を見たテニス(プレー)をしていて、ただ大振りするだけでなく相手の隙(すき)をうかがうようなプレーもありました。
ここらへんは進化していると思ったので、第2セットに期待しました。
ガルフィさんは第7ゲームをブレークされたように必ずしも本調子ではないようです。イライラするような仕草もありました。
体格は吉冨さんの倍もあるような感じなので、球は重いようで吉冨さんが押し込まれる感じもありますが、切れはないのである程度慣れれば対応も可能かと思いました。

そんなことで、第2セットの吉冨さんの反撃に期待したいところです。
第2セットの第1ゲームをガルフィさんがキープすると、今度は吉冨さんも負けじとキープします。
これはいい戦いになるかと思われました。
しかし、吉冨さんはまたしても第4ゲームを先にブレークされて追いかける展開になりました。
なかなか相手にプレッシャーをかけることができません。
ガルフィさんが第5ゲームをキープして、吉冨さんは1-4となります。
この展開だと、第1セットの二の舞かという感じです。
しかし、第6ゲームを0-15から吉冨さんが4連取してキープすると流れが吉冨さんに来たかのように、吉冨さんが第7ゲームをブレークして3-4まで追い上げます。
第8ゲームを吉冨さんがキープするようだと、展開が変る可能性すらあります。
というようなことになると、ここでたいていは欧米系選手の火事場の馬鹿力というか底力というか集中力を高めてくるわけです。
ここでもガルフィさんは第8ゲームを0-15から4連取してブレークし、サービングフォーザマッチの第9ゲームはサーブを主体にして4連取し、6-3でこのセットを取って勝利します。

吉冨さんは両セットとも1ブレークしたので、ガルフィさんの普通の調子のサーブなら十分に攻めれるということです。
その反面、第1セットで3度、第2セットで2度のブレークを許してしまいました。
吉冨さんは気の強さも相まって、攻撃力はあっても守備力が劣ります。
だから、相手の攻撃力が自分より上回るともろいといえます。
上に上がるための課題としては、守備力の向上だと思います。
むやみに大振りをするだけではなく、相手を見て揺さぶるようなテニス(プレー)をもするということです。

ただ、今回はそういう風なプレーも意識してしているような感じだったのでそれは進化だと思いました。

それにしても、気の強さと相まってその外連味(けれんみ)のないテニス(プレー)は小気味いいといっていいでしょう。
しかし、その外連味がない故にまた勝てないともいえます。
ここらへんの折り合いをどうしていくかというのが、上に行くためには大きな課題だと思います。

面白い選手だから、もっともっと上に行ってもらいたいというのがわたしの願望ですが。

シングルス本戦1回戦(11月8日(水),本戦第2日,有明コロシアム第1試合)(1時間5分)
[Q]吉冨愛子(Aiko Yoshitomi,日本,702位) vs. [6[ダルマ・ガルフィ(Dalma GALFI,ハンガリー,170位)は、
ダルマ・ガルフィが6-2,6-3で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,3-1,4-1,5-1,5-2,6-2(サーブはガルフィから)
第2セット 1-0,1-1,2-1,3-1,4-1,4-2,4-3,5-3,6-3(サーブはガルフィから)

なお、吉冨さんは予選3試合を勝ち上がっての本戦出場です。
予選3試合の結果は
1回戦 6-0,6-1 [WC]緒方葉台子
2回戦 6-4,3-6,6-2 [3]ウルスラ・ラドワンスカ(WTAシングルスランキング524位)
3回戦(本戦出場戦) 4-6,7-5,6-1 荒川晴菜(同672位)
です。


「尾崎里紗 対 日比万葉」

尾崎里紗(おざきりさ)さんは、11月8日(水)に行なわれたシングルス本戦1回戦にて日比万葉(ひびまよ)さんに1-6,1-6で敗れました。

はて、この試合は何て言っていいのでしょうか。
わたしにとってのこの4試合での唯一の番狂わせとなってしまいました。
しかも、これほどの大差の結果になるとは夢にも思いませんでした。

第1セットの第1ゲームが尾崎里紗さんのサービスで始ると、いきなり日比万葉さんが40-0のラブゲームでブレークします。
あれっ、という感じです。
しかし、この時点では、こういうこともたまにはあるだろうし、何かしっくりこないことでもあるのだろう、くらいでした。
第2ゲームは日比さんが15-40の劣勢から4連取してキープします。
尾崎さんも第3ゲームはキープしたので、これからせめぎあいになると思いました。
しかし、見せ場はここまでで、ここから日比さんの一方的な試合展開となり、日比さんが4連取しての6-1であっさりセットを取ってしまいます。

えっ、何が起こっているのって感じでした。
尾崎さんはミスのオンパレードでした。
理解に苦しむほどでした。
確かに日比さんの揺さぶりはあったとしても、コンパクトな振りですらアンフォーストエラーをするので、本当に何かテニス(プレー)に対してタイミングがあっていないと言う感じです。
自滅とかいいようがないです。
それでも、タイミングのずれが自分にあろうが相手にあろうが当然修正してくるだろうということで、第2セットに期待しました。

ところが、第2セットが日比さんのサービスで始ると、尾崎さんは第2ゲームと第4ゲームをブレークされてしまい、あっという間に0-4となり、第1セットとなんら変りません。
第5ゲームは日比さんに少し気の緩みがあったのか、尾崎さんが初めてブレークして1-4とするのですが、やはり取ったということではないので流れは変りません。
以後、日比さんが2連取して、6-1でこのセットも取って勝利します。

尾崎さんはテニスになっていないという感じでした。
テニスの試合を見ていると、時々こういう試合を目にします。
見た目では、心身にどこか異常があるようには見えないのですが、まったくテニスにならないのです。
ともかくあれだけミスするのは、心身のどこかに異常があるのかもしれません。

日比さんは初めてまともに見たのですが、こういうテニスをするのかと感心しながら見ていました。
技巧的な守備型のテニスで、コントロールよく緩急や球質の変化をつけて、相手を翻弄します。
とても器用な選手だと思いました。
しかし、この試合を見た限りでは、強打がないというのがちょっと気がかりでした。
たまたま今回だけだったのかもしれませんが。

こんな多彩なテニス(プレー)が出来るのにということから、現状の235位というランキングが不思議な感もしました。
ここらへんが、強打がない分、相手に読まれて、強打の攻撃型には打ち込まれるのかなとも思いました。
ともかく、今回の尾崎さんがあまりにも悪かったから、日比さんのテニス(プレー)がいまいちどういうものかは判然としなかったので、機会があれば攻撃型の強打の選手との試合を見てみたいと思いました。

正直、その多彩なテニススタイルにはとても興味を持ちました。
ライブストリーミングなどで見れる機会があったら、見てみたいと思わせる選手でした。

シングルス本戦1回戦(11月8日(水),本戦第2日,有明コロシアム第2試合)(1時間3分)
[4]尾崎里紗(Risa OZAKI,日本,114位) vs. 日比万葉(Mayo HIBI,日本,235位)は、
日比万葉が6-1,6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0、2-1,3-1,4-1,5-1,6-1(サーブは尾崎から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,4-0,4-1,5-1,6-1(サーブは日比から)


「ジャン・シュアイ 対 カン・ジアチー」

ジャン・シュアイさんが、11月8日(水)に行なわれたシングルス本戦1回戦にてカン・ジアチー(カン・ジャーチー)さんを6-3,3-2Retiredで下しました。

ジャン・シュアイさんは、第1回大会から連覇中であり、今大会でも優勝候補の筆頭です。
当然、第1シードでランキングでも36位と群を抜いています。
本来なら、このレベルの大会には出ることもないランキングですが、本人がこの大会を気に入っているので、これからも出たいということのようです。(*1)
そこらへんは、第1回大会で優勝してから、今の飛躍があるともいえるので、ある意味、ジャンさんにとってはこの大会は聖なるものかもしれません(笑)

(*1)
東京オリンピック改修工事前の有明で最後の公式戦となる「安藤証券オープンテニス東京2017」が開幕!!(神仁司) - 個人 - Yahoo!ニュース;https://news.yahoo.co.jp/byline/kohitoshi/20171107-00077848/(神仁司の記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース(https://news.yahoo.co.jp/byline/kohitoshi/)から)

そのような圧倒的な強さを誇るであろうジャンさんに対して、カン・ジアチーさんの健闘が光った試合でした。

第1セットの第1ゲームがジャン・シュアイさんのサービスで始ると、当然の如くジャンさんがキープします。
カン・ジアチーさんも負けじと第2ゲームをキープします。
第3ゲームに入ると、どちらが劣りどちらが優れているのか分からなくポイントを取り合いシーソーとなりますが、ここはジャンさんが貫禄でキープします。
ここを取りきれなかったということで少しカンさんのテンションが落ちたのか、ジャンさんが取りにきたのか定かではないですが、まずジャンさんがブレークをして3-1とします。
これでジャンさんは気合が入ったのか、第5ゲームをキープして4-1と自分の流れにします。
このまま一方的な流れになるのかと思われたのですが、次の第6ゲームを長いデュース合戦の末になんとカンさんがキープしてしまいます。
これでジャンさんの流れが停滞するということになります。
ジャンさんは第7ゲームも40-0のラブゲームでキープしますが、ブレークは難しくなり、このままお互いキープでジャンさんがこのセット6-3で取ります。

このセットの印象としては、ジャンさんがたまたまブレークして取ったという感じすらありました。
カンさんのストロークの切れが良かったです。
あのストロークの切れなら、相手がジャンさんでなかったら、このセットはカンさんが取っていたと思わせるものがありました。
あのデュース合戦後は、ジャンさんはマジで100%の力を出さないとこの試合は勝てないという気迫を見せます。
それが第7ゲームのラブゲームでのキープに表れていたといってもいいと思います。
それくらいのカンさんの良さでした。
第2セットが楽しみです。
番狂わせがあってもおかしくないくらいのものもありました。

第2セットの第1ゲームがカンさんのサービスで始ると、これをキープします。
これに対してジャンさんはまたしても40-0のラブゲームでキープします。
とはいってもこれは、サーブの力でのキープです。
ストローク戦になると、あのカンさんの切れのいいショットで流れはどちらになるか分かりません。
ジャンさんはそこらへんが分かっているので、あえてストローク戦はしません。
ここらへんは、サーブ力のあるものの強みです。サーブで逃げることが出来ます。
しかし、あのストロークを打開する目処はまだジャンさんにはないので、ブレークすることはできません。
カンさんが第3ゲームをキープして、カンさんの2-1となります。
これは激しいキープ合戦が予想されます。
ところが、ここで異変です。
第3ゲーム後、カンさんがメディカルタイムアウトを取ります。
元々、左足の踝(くるぶし)辺りに黒いテーピングをしていたのですが、それが悪化したように見えます。
せっかく良い試合をしているので、棄権だけが避けて欲しいと思いました。
そうすると、大丈夫のようで再びコートに戻ってきました。
ほっとしました。
第4ゲームをジャンさんがキープして2-2となります。
しかし、カンさんのサービスゲームである第5ゲームで、明らかに動きが悪くなります。
足を引きずるような感じにもなり、まともにプレーを出来なく、ここをブレークされます。
この時点でもうプレーは無理と判断したのか、カンさんは棄権を申し入れます。

怪我ということではしかたないですが、惜しい試合です。
カンさんは悔しさのあまり泣いているようでした。
ジャンさんはそのカンさんの肩に手をやってその健闘を讃えていました。

ほんと最後まで見れなかったのが残念な試合でした。
とんでもない番狂わせがあったかもしれないと思わせるくらいの試合でしたから。

ジャンさんは、生で初めて見たのですが、思った以上に背丈のある選手でした。
この背丈を見て、このランキングも納得しました。
この背丈なら、サーブを打てるからです。

ジャンさんは、今日の状態を見る限りでは気合も入っていて油断も見えないので、よほどのことがない限り優勝の筆頭候補の座は揺るがないと思いました。

シングルス本戦1回戦(11月8日(水),本戦第2日,有明コロシアム第3試合)(1時間6分)
[1]ジャン・シュアイ(Shuai ZHANG,中国,36位) vs. カン・ジアチー(Jiaqi KANG,中国,369位)は、
ジャン・シュアイが6-3,3-2Retiredで勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,3-1,4-1,4-2,5-2,5-3,6-3(サーブはジャンから)
第2セット 0-1,1-1,1-2,2-2,3-2Retired(サーブはカンから)


岡村恭香 対 ミハエラ・ブザルネスク」

岡村恭香(おかむらきょうか)さんは、11月8日(水)に行なわれたシングルス本戦1回戦にてミハエラ・ブザルネスクさんに2-6,3-6で負けました。

ミハエラ・ブザルネスクさんは第2シードでランキングも72位ということなので、どんな選手だろうかとITFやWTAのプロフィールを見てみました。
そこで一番目に付いたのは、今年29歳で初めてトップ100になった選手ということです。
これはやっかいな選手だと思いました。
この年でトップ100になったということは、この時期になってテニスや戦いが明確に分かってきてどうすれば勝てるかということが見えているのではないかと思ったからです。
上り調子の選手です。
そういうことなら、岡村恭香さんがまともに戦って勝てる確率は小さいということです。
かといってここまでの岡村さんには眼前たる勝ちの戦いのスタイルはまだないといえます。
ともかく今はガムシャラに自分のテニス(プレー)をするしかないということです。

そういうことでは、戦い自体はわたしとしては得心する試合でした。

さて、そんな予備知識を持ってウォーミングアップ中のブザルネスクさんを見ていて思ったのは、そのサーブでした。
今日見た選手で一番サーブの切れがありました。
なんたって、ストレートにサーブが飛んできます。いわゆる滞空時間の短いサーブです。
これではブレークは難しいので勝負の行方は岡村さんがどれだけキープできるかにかかっていると思いました。

第1セットの第1ゲームがミハエラ・ブザルネスクさんのサービスで始ると、そのサーブでもってあっさりとキープします。
これに対抗して岡村さんもキープと思ったのですが、岡村さんはあっさりとブレークされてしまいます。
これは一方的な試合になるかなと思ってしまいました。
しかし、このブレークを反省してか、その後の第4ゲームと第6ゲームはキープします。
これなら、まだまだ可能性はあるなと思ったのですが、第8ゲームを再度ブレークされて2-6でこのセットを失ってしまいます。
最初のキープ後の第5ゲームでは、岡村さんにも40-15とブレークポイントを握りブレークバックのチャンスがあったのですが、これはサーブ力のある者がピンチで再三見せる、サーブの集中力を高めての守りで逃げ切られてしまいます。

現時点ではある程度しかたのないことですが、やはり安易なミスでキープできないということでした。
このミスさえ失くせばキープも出来ると思われたので、第2セットでは奮起を期待したいです。
ともかく、この試合は岡村さんがキープしないと始らないということです。
キープさえ出来れば、ブレークのチャンスはどこかで訪れます。
どの選手でもよっぽど調子がよくないと、1セットないし1試合のどこかでサーブが乱れることがたいがいあるからです。
そのためには、サーブ力の劣るものはストローク戦で優位に立たないと勝ち目はありません。

さて、岡村さんは第1セット後、トイレットブレークを取ります。
そうすると、デジャヴ(既視感)が起こりました。
(とはいっても、このことは実際にあったことなので、デジャヴではないのですが、広い意味でこの言葉を使っています)
ブザルネスクさんが、岡村さん待ちの間にサーブの練習を始めたのです。
この光景をどこかで見ました。
そうです、福岡での1回戦のマグダレナ・リバリコバ戦です。
つまり、ブザルネスクさんもリバリコバさんと同じ事を考えたということです。
この試合に勝つにはキープが必須だということです。
そういえば、ブザルネスクさんは体型的にもリバリコバさんに似ています(笑)

第2セットがブザルネスクさんのサービスで始り、ブザルネスクさんがこれをキープすると岡村さんも負けじとキープしてキープ合戦でブザルネスクさんのゲームカウント3-2となります。
しかし、またしても先にブレークされたのは岡村さんでした。
第6ゲームを粘れずにあっさりとブレークされます。
これで勝負ありです。
ブザルネスクさんはもう自分のサービスゲームに注力してキープするだけです。
サービングフォーザマッチの第9ゲームはそのサーブ力で40-0のラブゲームでキープして6-3で勝利します。

勝敗を分けたのは、戦術です。
勝ち方を知っている者とまだ暗中模索中の者との差です。
ブザルネスクさんは第1セットを戦って、自分の武器の何が岡村さんに通じて何が通じないかを見極めて戦ったということです。
確実にサーブでキープしておけば、相手はそれなりに不安定な部分もあるのでどこかでブレークできるという読みです。
そのブザルネスクさんの読み通りに試合は展開したといえます。
つまりは、守備力の使い方の差なのです。

岡村さんはサーブ力では劣ってもストローク力では上回っていたと思います。
それを有効に活用するだけの戦術がなかったといえます。

ブザルネスクさんは判定に抗議するようなことからかなり手こずっているという感じもあったので、こういうところをもっとうまく突きたかったともいえます。
そういうことからも、岡村さんのテニス(プレー)は素直すぎるともいえそうです。
勝ちへの活路を見出すにはもっともっと相手が嫌がるテニス(プレー)をする必要があるともいえそうです。

とはいってもそれは今の話であって、将来の話ではありません。
今回のブザルネスクさんやラウラ・シグムンドさんのように、岡村さんにもいつかテニスや戦い方がしっくり来て心技体が一体になって勝つ日がそのうちに来ると思います。
今回の戦いを見てもそう思います。
わたしは預言者でないのでいつ来るかはとんと分かりませんが(笑)
少なくともわたしはその日が来るのを信じることは出来ます。

後は、本人が自分を信じて日々努力を惜しまなく出来るかどうかです。
そのためには、人が1したら自分は2も3もしなくてはいけないでしょう。
そういう努力が出来るかです。
そのためには、根性論や精神論ではなく、いかに効率的に実戦的な練習をするかということです。基礎的な練習は当たり前の上にです。

今年は神のご加護により、トップ100クラスと多々戦えたのはそのような実戦的な練習をする貴重なヒント(サンプル)だと思われます。
戦った分(負けた分?)だけ学べたと思います。

まぁ、しばらくは七転八倒することになるかもしれませんが、どんな困難にも耐えられる精神修行ということにしましょう(笑)

シングルス本戦1回戦(11月8日(水),本戦第2日,有明コロシアム第4試合)(1時間18分)
[WC]岡村恭香(Kyoka OKAMURA,日本,380位) vs. [2]ミハエラ・ブザルネスク(Mihaela BUZARNESCU,ルーマニア,72位)は、
ミハエラ・ブザルネスクが6-2,6-3で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,3-1,4-1,4-2,5-2,6-2(サーブはブザルネスクから)
第2セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2,5-3,6-3(サーブはブザルネスクから)


さてさて、「尾崎里紗 対 日比万葉」戦を除けば、今日の見た試合は、サーブ力のある者(背丈のある者)とサーブ力が普通の者(背丈のない者)との戦いであり、サーブ力のある者がそのサーブ力でキープして勝ったといっても過言ではないでしょう。

では、サーブ力が普通の者がサーブ力のある者に勝つにはどうしたらいいでしょうか。
それはサーブ力がある者と同じようにキープするということでしょう。
では、どうやってキープするかといえば、ストローク戦でしょう。
ストローク戦で優位に立つしかないでしょう。
では、どうやってストローク戦で優位に立つかということになるのですが、サーブ力のあるものはストロークでもその威力はしばしばサーブと同じような豪速球といっていいでしょう。
まともに打ち合えば、押し込まれることもしばしばでしょう。
ではどうするか、それのひとつの案は、まともに打ち合わないということです。
真っ向勝負などしないということです。真っ向勝負をしたとしてもそれはあくまでカモフラージュです。
ずる賢い、外連味(けれんみ)のあるテニスをすることです。
相手に自分のテニススタイルを読ませない、こいつは何をしてくるか分からないという疑心暗鬼を常に持たせるのです。
そうすれば、相手はそのつど考えるので体の反応がわずかであっても遅れるでしょう。それだけで球の威力やコントロールが落ちることもあるでしょう。
こういうことは、荒れているのがいい方向にいっている場合に起こります。
本人も行き先は球に聞いてくれというのが、いいとこに決まるのだから、相手が読めるはずかありません。
これを意識的にするということです。
それが配球です。
そのためには、コントロールと知恵(あるいは勘)が必要です。

そういう一例が「幻惑の未唯」こと加藤未唯さんのテニス(プレー)だと思われます。
彼女のテニスは変幻自在でなかなか相手は彼女がどういうテニス(プレー)をしてくるのか読めないでしょう。

今日の試合を見てそんなことを思いましたが、これはあくまで体格の劣る者が体格の勝る(パワーのある者)に対抗して勝ち上がるためのひとつの案です。
上位に行くこともまたテニスをやる意図も人によって様々です。

ともかく、小さい奴がでかい奴に意識して勝つには何かの企みが絶対必要でしょう。


今日の天気予報は曇りということで雨の心配はないと思っていたのですが、自宅を出る頃には傘は必要ないですが時々雨滴かと感じることもあったので、雨もあるかなと思いながら有明に向かいました。
有明に着くと、有明テニスの森公園のコートは濡れておりまた有明コロシアムの天井は閉じられていました。
まぁ、わたしとしては有明コロシアムの試合だけ見る予定にしていたので雨でも問題ないのですが、他の試合は中止ということになるかなと思いました。
そんな天気も午後遅くには雨はなくなったらしく、岡村さんの試合の第4試合時点では、天井を開けて行われました。
まぁ、天井開けたら風で寒くなりましたが(笑)

そんなことで、有明コロシアムの4試合が終わっても試合はあったのですが、わたしは帰ってからライブストリーミングでホアヒンの125Kシリーズのベリンダ・ベンチッチさんの試合を見たかったので、予定の4試合終了時点で引き揚げました。

そのベンチッチさんですが、10月9日本戦開始のリンツ女子オープンからWTAツアー復帰をしています。
この時は、準々決勝で今日、岡村さんが戦ったブザルネスクさんに4-6,7-5,6-7(4)で負けています。
こういうのも因縁だなと、ほくそ笑んでしまいます。

ベンチッチさんの状態はというと、あのトップ10の頃が普通だとすると完調にはほど遠いといえるでしょう。
以前から比べると太ったという感がいなめなく、そのせいなのか実戦慣れしていないということなのか、フットワークが悪くストロークのコントロールがいまいちです。
これではトップ50には勝てないです。
ただし、太ったせいなのかどうなのかは判然としないですが、サーブは威力が増しており、にわかビッグサーバーという感じでエースを含めフリーポイントでなんとかキープして勝っているという感じです。
わたしはこの人が女王に一番ふさわしいと思っているので、復活を心待ちにしているのですが、現状ではなんともいえません。
ベンチッチさんについてはいずれ見通しが立った時点で書きたいと思います。


テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp(http://tennismagazine.jp/)から
日比万葉が第4シードの尾﨑里紗を下して2回戦へ [安藤証券オープン東京] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17130401


追記(2017.11.13.月):ジャン・シュアイさん 3連覇

ジャン・シュアイさんが、第1回大会からなんと3連覇です。
おめでとうございます!
ということは、この大会ではまだ一度も負けていないということです。ただいま15連勝中です。
これは記録ではないでしょうか。同一大会で最初からの連勝ということでは。

ジャン・シュアイさんが、11月12日(日)に行なわれたシングルス本戦決勝にてミハエラ・ブザルネスクさんを6-4,6-0で下し優勝しました。
第1シードと第2シードの決勝ということで順当な対戦です。

実際の試合を見ていないので、なんともいえないのですが、ITFライブスコアのMOMENTUMから妄想してみます。
これを見て驚いたのは、第1セットはブレーク合戦だということです。
7回ものブレークがあります。ジャンさんが3回ブザルネスクさんが4回ブレークされています。
おそらく、両者ともサーブがいまいちだったのだと思われます。
しかし、後半に入ってジャンさんは立ち直るのですが、ブザルネスクさんは立ち直れなかったようです。
それが第2セットも続いて、ジャンさんの6-0になったのかと思います。
この試合、ブザルネスクさんがキープしたのは第1セットの第4ゲームただ一度だけです。
ブザルネスクさんはどこか体調が悪かったのかもしれません。
ジャンさんの方は、もしかして前半は連覇の緊張とかがあったのかもしれません。
そんな感じです。

ということで、上にも書きましたがジャンさんはこの大会でまだ一度も負けていないので、次回大会からはいったい誰がジャンさんを倒すのかということが大きな焦点になりそうです。
そういうことで、ジャンさんが出場するこの大会は楽しみです。
もしかしたら、わたしがジャンを倒すとか言って、それなりの大物が参戦してきたりしたら、大いに盛り上がるかもしれません。
そして、もっと盛り上がると思えるのは、大会前に日本選手の誰かが打倒ジャンとかを宣言してくれることでしょう。

今回、日比野菜緒さんと加藤未唯さんが捻挫で出場できなかったのだが、この2人が来年は出るようだと、打倒ジャンの旗手になるかもしれません。
特に日比野さんは第1回大会の決勝でジャンさんに敗れて、このジャンさんの快挙の元を作ったのだから、始めもわたしなら終りもわたしだと大いに奮起するかもしれません。

ともかく、ジャンさんの3連覇でこの大会は面白くなったと思います。
やっぱり、こういう絶対女王がいる方が面白いといえそうです。わたしとしては。

なお、ジャンさんの決勝までの戦績は
1回戦 6-3,3-2Retired カン・ジアチー(WTAシングルスランキング369位)
2回戦 6-3,6-1 今西美晴(同226位)
準々決勝 6-2,6-2 [7]ジャン・スジョン(同179位)
準決勝 3-6,6-1,6-3 [3]奈良くるみ(同101位)
です。
ということで、奈良くるみさんが1セット奪っただけです。そういうことでは奈良さんの健闘が光ったといえます。

その準決勝のもう一つは、ミハエラ・ブザルネスク 対 ダルマ・ガルフィで、ブザルネスクさんが6-7(5),6-1,6-4の逆転で勝ちました。
つまり、準決勝は全員シード選手でした。1,2,3と去年の準優勝者ということで、最近では稀(まれ)に見る順当さといえます。

結果的に、わたしは8日の1回戦で準決勝進出の3人を見たということになり美味しいとこどりになったようです。
なんかすごく得した気分(笑)

テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jpから
ジャン・シューアイがブザルネスクとのトップ2シード対決を制して大会3連覇 [安藤証券オープン東京] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17131050
ダブルスは藤原里華/内藤祐希が大会連覇を達成 [安藤証券オープン東京] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17130954


安藤証券オープンテニス東京2017の
HPは
 http://ando-open.tokyo/
 シングルスドロー;http://ando-open.tokyo/pdf/ms.pdf
(外国選手のカタカナ表記が欲しいです。そうでないと選手名を覚えられないのですが・・・)
ITFの表記は
 http://www.itftennis.com/procircuit/tournaments/women's-tournament/info.aspx?tournamentid=1100040181
(ライブスコアはこの頁の右上の「LIVE」をクリックすると見れます)
です。


余談1(2017.11.13.月):ベリンダ・ベンチッチさん 優勝

ベリンダ・ベンチッチさんが、復帰後、初優勝しました。
おめでとうございます。
とはいっても、やっとこさ優勝したという感じです。

ベリンダ・ベンチッチさんが、ホアヒン選手権テニス(WTA EA Hua Hin Championship 2017,タイ/ホアヒン,本戦11月6日(月)~11月12日(日),ハードコート,WTA125Kシリーズ)において、11月12日(日)に行なわれたシングルス本戦決勝にてシェイ・スーウェイさんを6-3,6-4で破って優勝しました。
ベリンダ・ベンチッチさんはスイスのWTAシングルスランキング165位で、シェイ・スーウェイさんは台湾の第4シードの同96位です。

ベリンダ・ベンチッチさんはすでに書いたように、サーブは良いのですがストロークのコントロールにやや難があります。
この試合でもサーブが乱れると、シェイ・スーウェイさんにつけ込まれてブレークされる場面もありましたが、シェイさんのサーブもストロークもあまり速くないので、なんとかフットワークも活かすことができ、力強いストロークでシェイさんを押し込むことが出来ました。
シェイさんはその技巧で、揺さぶって隙を作ってはショットを打ち込むという鮮やかさを見せるのですが、賢さをも持っているベンチッチさん相手では、なかなかそのことで動揺を引き出すことが出来ませんでした。

相手が動揺して(疑心暗鬼になって)くれなければ、シェイさんの勝ち目は薄くなってしまいます。
シェイさんは持ち味を出したのですが、いかんせんベンチッチさんの優勝したいという気迫(あるいは潜在能力)が勝ったともいえます。

今大会のベンチッチさんは、125KシリーズというWTAのレベルとしては最低の大会ですが、プレミアクラスの大会を戦っているような気迫を随所に見せました。
ポイントを取ると咆えるし、自分の不甲斐ないプレーにはラケットを叩きつけて自分に奮起を促すし、勝ったらコートに出て観客と喜びを分かち合います。
準々決勝のビタリア・ディアチェンコ戦では、ディアチェンコ選手に第1セットを0-6のベーグルで奪われると、ラケットをコートに叩きつけるだけでは怒りが収まらず、ベンチに戻ってからも3度ほどラケットを叩きつけていました。
しかし、ここがベンチッチさんの非凡なとこです。
この行為で気力を充実させたり集中力を高めたりして、この後の2セットを6-4,6-2で取り逆転で勝ちます。

自分の不甲斐なさに憤り、再び気力を充実させたり集中力を高めたりするための行為は人によって様々です。
わたしはその為にラケットを叩きつけるのはありだと思います。
っていうか、その行為がよく分かるから好きなんですが(笑)
何もラケットの為にテニスをしているのではないのだから、ラケットを叩きつけたりそれによってラケットが破壊したりしてもそれでどうのこうのという事はないです。道具偏愛主義者ではないので。道具の為に私があるのではなく私の為に道具があるってこと。
自分が最善のテニス(プレー)をするために、何をするかは人によって様々です。
だから、わたしとしては観客に八つ当たりをするのもありです。
(まぁ、観客に八つ当たりした時は、後で謝っておいた方が無難でしょう。観客は感情があるから。ついでに道具にもね)

ただし、今回のベンチッチさんのようにそれによって良いテニス(プレー)が出来なければ、単なる暴虐になってしまいます。
あくまでもそういう行為をした後での良いプレーです。勝ち負けではありません。
勝ち負けは時の運もあるからです。

ともかく、ラケットを叩きつけて自分を鼓舞するのは好きです。
うっぷん晴らしをしてすっきりさせて冷静になる手段としては別にラケットでなくてもいいのですが、ラケットがもっともやりやすといえるでしょう。
ベンチに戻って、ベンチ(椅子)を蹴るのだと自分のではないから器物損壊罪にもなりかねませんし、自分を傷つける度合いも高いでしょう。ベンチ(椅子)を蹴るなんてのはあまりしないことだから要領よくは蹴れないでしょう(笑)
そういうことでは、いつも手元にあって扱いの要領を知っていて自分の物であるラケットが一番いいといえるかと思います。

今大会のベンチッチさんは何度もラケットを叩きつけていたから、優勝するという意気込みがとても強く、こんなことでは優勝できないと自分を鼓舞していたのでしょう。
そういうことでは、目算どおり優勝できて喜びもひとしおでしょう。

しかし、内容ということでは、100位前後やそれ以下を相手に、これだけ自分を奮い立たせないといけないということでは、実力としてはまだまだと言えそうです。

やはり、復活ということでは来年(2018年)の全豪オープンあたりがひとつの目安になるのかな。

なお、ベンチッチさんの優勝までの戦績は
1回戦 6-2,6-1 [Q]Giuliana Olmos(WTAシングルスランキング376位)
2回戦 6-2,6-4 セニア・リキーナ(同205位)
準々決勝 0-6,6-4、6-2 ビタリア・ディアチェンコ(同188位)
準決勝 7-6(3),6-4 [6]アナ・ボグダン(同115位)
です。

ホアヒン選手権テニスの
WTAの表記は
 http://www.wtatennis.com/tournament/2017-hua-hin
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Hua_Hin_Championships
です。


余談2(2017.11.13.月):ベラルーシ フェド杯準優勝

2017年度のフェド杯の決勝は、ベラルーシ 対 米国の対戦で11月11日(土)・12日(日)にベラルーシのミンスクで行われ、ホームのベラルーシが2勝3敗で準優勝となりました。
ベラルーシは始めてのフェド杯の決勝でした。
優勝した米国は18度目の優勝です。

1日目の11日(土)はシングルス2試合が行われ、1勝1敗でした。
ココ・バンダウェイ(米国) 6-4,6-4 アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)
アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ) 6-3,3-6,6-4 スローン・スティーブンス(米国)

2日目の12日(日)はシングルス2試合とダブルス1試合が行われ、シングルスが1勝1敗(11日と合わせて2勝2敗)だったため、ダブルスが決勝となり、米国が勝ち優勝しました。
ココ・バンダウェイ(米国) 7-6(5),6-1 アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)
アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ) 4-6,6-1,8-6 スローン・スティーブンス(米国)
ココ・バンダウェイ/シェルピー・ロジャース(米国) 6-3,7-6(3) アリーナ・サバレンカ/アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)

ということで、ココ・バンダウェイ選手が3勝して、1人気を吐いたといえます。
スローン・スティーブンス選手は、フェド杯の決勝を面白くするための道化と化してしまいました。
というか、このスティーブンス選手の起用は不思議な気もします。
確かに全米オープンで優勝したのは偉業ですが、その後は勝てていないのだから、選び起用するのはどうかと思いますが。
ここらへんは政治の話でしょう。
全米オープン覇者のスティーブンス選手を使わずして負けたら非難を受けるが、使って負けたならしかたないということになるでしょう。
そこらへんの読みからの起用ではないかと思われます。
普通なら、2日目はシェルピー・ロジャース選手でしょう。
まぁ、これでスティーブンス選手は全米オープン後が全敗ということで今季を終わることになるのでしょう。
ここらへんの不安定さが今の女子テニスの悲惨時代を物語っているともいえましょう。

さて、米国の優勝なのに、題名をベラルーシの準優勝にしているのはベラルーシ贔屓かといわれそうです。
確かにそれもあります(笑)が、それよりも日本のフェド杯について書きたいからあえてベラルーシにしたのです。

今回戦った選手のWTAランキングをいうと、
ココ・バンダウェイ 米国,WTAシングルスランキング10位,WTAダブルスランキング63位
スローン・スティーブンス 米国,同13位、同170位
シェルピー・ロジャース 米国,同59位,同246位
アリーナ・サバレンカ ベラルーシ,同78位,同444位
アリャクサンドラ・サスノビッチ ベラルーシ,同87位,同なし
となります。

ベラルーシのWTAランキングは日本の選手たちと変らないです。
(2017年のフェド杯にはビクトリア・アザレンカ選手は一度も参加していません)
それなのになぜ、片方はワールドグループの決勝を戦い、片方はアジア/オセアニアゾーンに常駐しているのでしょうか。
それはずばり監督の器の問題でしょう。
方や選手の実力以上の力を引き出し、方や選手の実力をも引き出せていないということです。
このベラルーシの結果から考えると、それ以外は考えられないと思う。

2018年の日本のフェド杯もまた選手の実力を引き出せずに終わるのでしょうか。
それとも何か起死回生の秘策があるのでしょうか。
まずは、代表選手の選考に注目したいと思います。
わたしの代表選手の候補は、大坂なおみさんと日比野菜緒さんと加藤未唯さんです。
後の1人がまだ未定です。
後の1人をベテランにするか若手にするかというのがまず大きな選択です。
ベテランなら奈良くるみさんか青山修子さんで、若手なら尾崎里紗さんか穂積絵莉さんです。
わたしがいま最も候補に考えているのは、穂積絵莉さんですが、いまいち決定打が足りません。
今の状況では最後の1人は全豪オープン後ということになりそうです。

はてさて、監督がどの選手を選びどのような戦いをするのか、おっかなびっくりで楽しみにしたいと思います。
たぶん、あみだくじあたりで選ぶのだと思いますが(笑)
そうでないと、あんな人選は考えられないのだが・・・

なお、余談の余談ですが、アリーナ・サバレンカ選手は14日(火)から(女子の)本戦が始るダンロップスリクソンワールドチャレンジの去年(2016年)のシングルスの優勝者です。

テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jpから
アメリカがベラルーシを3勝2敗で破り、2000年以来となる18度目の優勝 [フェド杯決勝 アメリカ対ベラルーシ] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17131092
アメリカがベラルーシを倒し、18度目の頂点に [フェド杯決勝] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17131601
サスノビッチがスティーブンスを倒し、勝負の行方はダブルスによる決定戦へ [フェド杯決勝 アメリカ対ベラルーシ] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17131113
バンダウェイとサバレンカの勝利で初日は1勝1敗 [フェド杯決勝 アメリカ対ベラルーシ] - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17131030
スティーブンスが対ベラルーシのフェドカップ決勝に出場、アメリカに強力な一押し - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17130586
[2017フェドカップ・ワールドグループ] トーナメント表 - テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp;http://tennismagazine.jp/_ct/17130877

テニス|スポーツナビ(https://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
米国がベラルーシ撃破、17年ぶり18度目のフェド杯制覇 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000011-jij_afp-spo
ベラルーシと米国、フェド杯決勝初日を終え1勝1敗 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00000018-jij_afp-spo
アメリカがベラルーシを破り17年ぶりに優勝 [フェドカップ・決勝] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00000009-tennisd-spo
ココ・バンダウェイが「フェドカップ・決勝」の開幕戦で勝利し、アメリカチームに弾み[フェドカップ・決勝] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00000011-tennisd-spo
サバレンカがスティーブンスに勝利し1-1のイーブンに[フェドカップ・決勝] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00000002-tennisd-spo
全米優勝スティーブンスがチームに復帰。17年ぶりの優勝を狙うアメリカ、決勝へ弾みをつける[フェドカップ・決勝] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171110-00000004-tennisd-spo


岡村恭香さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー岡村恭香オフィシャルブログ - 夢叶うまで挑戦 -」は
 http://tennis.jp/kyoka-okamura/
ITFは
 http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playeridext=800309592
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10460
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00765
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/319183/title/kyoka-okamura-0
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Ky%C5%8Dka_Okamura
です。

吉冨愛子さんの
ITFは
 http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?PlayerID=100123082
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 https://www.thetennisdaily.jp/players/contents/0000490.php
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00766
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/318005/title/aiko-yoshitomi-0
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2017年11月6日(月)現在(ランキングは基本的に毎月曜日に更新されます)です。


射光
20171026木 射光


Enterに戻る


キッコウハグマ 高岩山(東京都) 2017年10月26日(木)(ろぷろす暦2017年11月19日(木))

2017年10月26日(木)、キッコウハグマを見に、高岩山(たかいわやま)(東京都あきる野市)に行ってきました。

本当は、去年(2016年)の10月24日にて杓子山でムラサキセンブリの花時期を逸して、一花しか見れなかったので(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4140.html)、そのリベンジ(再挑戦)として先週(10月15日~21日)のどこかで、見に行こうとしたのですが、生憎の雨で断念せざるをえませんでした。
同じ日付頃に行ってももしかしたら咲いているかもしれませんが、もし咲いていなかったら味気ないものになるので止めることにしました。
そこで、8月10日に雨のため予定が変更になり登山口をちょっと上った高岩山に(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4201.html)、キッコウハグマの花およびツルリンドウの実を見に行くことにしました。


☆山草など

キッコウハグマの花とツルリンドウの実は、期待に違(たが)わずありました。
大満足です。
特にキッコウハグマは、ちっちゃくて可憐な白い花がたくさん咲いていて、わたしにとっては桃源郷でした(笑)
もう、ここを離れたくないという感じになったので、こんな感じなら今日も暗夜行路かと思ってしまいました。
しかし、キッコウハグマがあるのは数箇所だけだったので、その難はなんとか逃れました(笑)

ここのキッコウハグマはわたしがいままで知っていたキッコウハグマで背丈が10cm以下で、その茎に花が1個か2個か3個くらいです。
背が高いものがあっても15cmくらいです。
こういうちっちゃなキッコウハグマを見ていたので、去年の川苔山で見たキッコウハグマには驚いたのです(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4122.htmlhttp://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4132.htmlhttp://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4136.html)。
川苔山のキッコウハグマはほとんど背丈が20cm以上あります。
ただ、背丈の高いものは、閉鎖花になる率が高いようですが。
それにしても、あんなに背丈が高くなるということは、栄養状態がいいのでしょうか。

思うに、川苔山では他の植物も他の場所に比べると背丈が高いように感じます。
ここにはセンブリも3株あったのですが、みなちっちゃいです。
背丈は3~5cmくらいで、花も1株に1~3個くらいです。
ところが、川苔山のセンブリは背丈は10cm以上あって、花は1株に5~10個くらいあります。

キバナアキギリも川苔山では背丈が高く、1株にたくさん花がついていました。
また、カシワバハグマやモミジガサも背丈が高かったです。

山草の状態としては、川苔山と他の場所とではどっちが普通なのかは良く分からないですが、ともかくいままで知っていたちっちゃなキッコウハグマを見れて、何かほっとしたというのは偽らざる心境です(笑)
キッコウハグマは10cmくらいのほうが、可愛くてわたしは好きです(笑)
けなげという感じがあります。
とはいってもちっちゃいから好きということではないです。
ここのセンブリはあまりにも小さすぎてみすばらしいという感じをうけました。
センブリは川苔山の方が好きです(笑)
もちろん、センブリも20cn以上になると嫌かもしれませんが(笑)

ちなみに、キッコウハグマでは高水三山のものがキバナアキギリでは丹三郎寸庭林道のものがカシワバハグマでは大羽根山のものが、川苔山と同じような背丈でした。

あと、ここのセンブリですが、花冠が4裂だし、葉がそれなりに広いのでヒロハセンブリかなとも思いますが・・・

ヒロハセンブリ:http://www.hachijo-vc.com/kokkome/m_PDF/1312.pdf
        http://www.hachijo-vc.com/creature/archives/2013/12/post_977.php
(以上、八丈ビジターセンター(http://www.hachijo-vc.com/)から)

ツルリンドウは、赤い実が付いているものがそれなりにたくさんありました。
赤い実は、鮮やかでいいです。
ただ、この実もやや小さいような気もしました。高水三山で見た実は、もっと長かったような気がします。
ここのはどちらかというと丸いという感じです。

赤い実といえば、マムシグサの実が緑から赤(朱色)になりつつでした。
最後には全部赤くなります。
マムシグサの実は有毒ですので、美味しそうと思っても食べない方が身のためです。

リンドウの花もここにはそれなりにありました。
リンドウもあまり見かけなくなりました。
昔はたくさんあったという印象なのですが。

木本の低木であるコウヤボウキはたくさんあって咲いていました。
コウヤボウキは奥多摩には多いと思います。あちこちで見かけました。

あと、花でも実でもないのですが、イワウチワの葉がありました。
あの葉(株)の数からいうと、ここでそれなりにイワウチワが見れると思います。

山の草木も少しずつ色づいてきています。
黄昏の季節です。


☆山道など

山草行としては、大岳鍾乳洞入口バス停から手前の養沢神社の階段(あるいは坂道)を上って、山方向に行くと高岩山への道標があり、そこから上ることになります。
が、わたしはその前に林道大岳線の方に行きました。
というのは、そこにはイワタバコがあり、実がどういうものか見たかったからです。
実は特別に目立つものではなかったです。
写真を撮って、養沢神社に戻ります。

山道に入る道標は、高岩山と書いているのですが、高岩山と書いている道標はこれだけて、山中にある道標はすべて上高岩山と書かれています。
高岩山は、国土地理院の地図に載っていますが、上高岩山は載っていません。
それなのになぜ上高岩山を指しているのかというと高岩山と上高岩山の間にある展望台を意識しているのではないかと思います。
というか、おそらく高岩山あるいは上高岩山からピストン(往復)する人はいないと思われるので、この道標に高岩山(あるいは上高岩山)を経て、大岳山あるいは御岳山に行けるというように書いている方がより効果があると思うのですが。
実をいうと1箇所だけそういう表示をしてあるのです。
バス停から養沢神社に坂道の方から行くと(ここにトイレがあります。水洗ではないです。)、そこの道標に「上高岩山を経て大岳方面」と書かれています。
個人的にはこういう表記を全面に出した方がいいと思うのですが。

養沢神社にある3表示の道標(左から山側へ)
20171026木 養沢神社にある道標 1 20171026木 養沢神社にある道標 2 20171026木 養沢神社にある道標 3

まぁ、個人的には微妙なのですが・・・
ここから大岳山や御岳山に行けるということでメジャーなルートになっては欲しくないです。人が多くなりすぎるのはちょっとなので・・・
しかし、あまりにも少なすぎると今度は道が荒れてしまうということになります。
それなりに人が通る道がいいということになります。我儘(わがまま)です(笑)

さて、上り始めるといきなりの急登です。
しかし、ここは8月10日に一度上って急登を体験しているためか、今回は前回ほどの大変さを感じませんでした。
なんなく登ったという感じすらあります。

この初っ端の急登ほどではないですが、尾根づたいを上るので(この尾根はサルギ尾根といわれます)ずっと急坂を上ることになります。
ともかく急坂をひたすら上ります。
かなり上ると小さなピークのとこに出て、そこから初めて下ります。
とはいっても5mくらい下るだけです。
そして、また上ります。
上っていくと、平たいという感じのとこに出ます。
そこが炭焼き窯跡というところです。指標があり、丸太の簡易ベンチもあります。
ところで、この指標ですが、向かって左下と右上が破損しています。
これはどうしたことでしょうか。
人や風ではこういうことにはならないと思うので、おそらく熊ではないかと思います。
先にいうと、ここから展望台の前までの道標はすべてなんらかの破損がありました。
熊だとすると、熊が、俺のなわばりに黙ってこんなものを立てやがって、なめるなよと壊したのではないかと思われますが・・・
くわばらくわばら。

熊に壊されたと思われる道標(炭焼き窯跡から展望台の前まで)(左上から右そして左下から右が上りの順番)
20171026木 破損した道標 1 20171026木 破損した道標 2 20171026木 破損した道標 3
20171026木 破損した道標 4 20171026木 破損した道標 5 20171026木 破損した道標 6

ここまでは、植林帯を歩くという感じで、急坂ではありますが、特に危険という感じはありません。
初っ端の急登などの急坂を気にしなければ、ハイキングコースという感じにすらなります。

ところが、ここから目の前の急坂の上りを始めとして、山らしくなります。
露出した岩や痩せ尾根風のとこを通るということになり、それなりの緊張感(集中力)を有するということになります。
初っ端の急登と同じくここから高岩山までの何箇所かでは、カメラを片手に持ったままでは安定感に乏しく、カメラをたすきがけにして両手を使いました。いわゆる3点支持を必要とするということ。
目の前に岩がある場合で道が明確でない場合は、基本的に上りでは左側に通れる道があります。
岩や痩せ尾根風ということで、ここらへんは雑木林となります。
さすがに、植林も岩や痩せ尾根風のとこには出来なかったということで、元の自然が残っているということになります。
まぁ、だからここらへんに熊が住んでいてもおかしくないです。餌があるからです。
ともかく、ここからまた高岩山に向かってひたすら上ります。

ところで、上っていて思わぬハプニングに会いました。
それは蛇です。
急坂を登っていると、20cmくらいの薄茶の蛇がこっちに向かってきます。
足元ならなんでもないのですが、急坂を上っていたので蛇は胸元くらいの高さにいます。
おそらく蛇はこの急坂で日向ぼっこをしていたのでしょう。
そこにわたしが上ってきたのでその振動を感知して逃げようとしたら、その逃げる方向がわたしの目の前ということになったのでしょう。
わたしもびっくりしたが蛇もびっくりしたでしょう。
目の前にいきなり巨人(蛇にしたら巨獣か)が現れたのだから。
そこで蛇はあわてて、わたしの手前25cmくらいのとこでわたしから見て左側の方に避けて、落ち葉の中に潜り込みました。
わたしはそれで危害はないと判断し、そのまま蛇を無視して上りました。

わたしはどちらかというと鈍感(論理的に判断できるまでは対応が遅れる。だから初動が遅れるといっていいでしょう。1回しか起こらないものに弱い。しかし、何回も起こるものに対しては起こるごとに論理的に考える(判断する)ので、予測制御によってスキルが上がる。)なので、蛇が向かってきても蛇だと思っただけで、何も対処しなかったのですが、これが感受性の強い女の人だったりしたら、蛇ということで、とっさに逃げようとして、坂から落ちたりするようなこともあるかもしれません。
こういう急坂や岩場や痩せ尾根や崖のところは、何もなければ問題ないのですが、今回のように何かハプニングがあった場合、平地と同じような反応をすると、転落や滑落や墜落になる場合もあるなと思いました。

確か、石鎚山だったかと思いますが、男性が崖のとこで帽子が飛んだので平地と同じように追いかけて帽子を取ろうとして、崖から落ちて亡くなったというのを聞いたことがあります。

それにしても、9月8日、10月11日、そして今回とここんとこよく蛇を見るなと思いました(笑)

蛇といえば思い出すのは、わたしが山村を歩いていたら、石垣から蛙が飛び降りてきて、その後から蛇も飛び降りてきたのですが、蛇はわたしを見たら鎌首をもたげたまま石垣のとこで止まってしまいました。
蛙はわたしなどにはかまわず、ぴょんぴょんと跳ねてわたしの前を通り過ぎていきました。
その時の、あの蛇の恨めしそうな顔が忘れられません(笑)
お前がいなければ、おいらは蛙を食べれたのにお前のおかげで逃がしてしまったぞ、ってな感じの顔でした。
しかし、わたしが思うに例えわたしがいなくても、蛇は蛙に追いついていなかったでしょう。
おそらく、蛙の方が早いと思われるし、あのぴょんぴょんしているのに咬みつくのはなかなか難しいと思うのだが。
確か、蛇は待ち伏せして獲物を捕らえるというのを聞いたことがあるので、待ち伏せに失敗したから追いかけないといけないような羽目になったのだと思う。
ということで、わたしは逆恨みをされたとしか思えないのだが(笑)

しかし、こういうのは面白いですね。
蛇も蛙のようにわたしを無視して追っかければいいのにそれをしなくて、わたしを警戒したということです。
こういうのは、強い者ほど相手に対して警戒心があるってことです。
つまり、自分と相手とどっちが強いかを常に判断していて、自分の方が強ければ攻撃し、強いという確信がなければ様子をみるということです。
この場倍、どっちが度胸があるかといえば、蛙の方です(笑)まぁ、愚かともいえるけど。

つまり、攻撃力のあるものは、守備力すなわち逃げるという能力はあまりないといえるかも。
蛙は蛇に向かっていくことなどは出来ないので、逃げることすなわち守備力はあるってこと。
だから、追いかけるものが蛇からわたしになっても逃げ切れるということであろう。
それに対して、蛇は逃げ切れる自信はないので、わたしとある程度の距離をとっているということなのかもしれない。
確かに、わたしの小さい頃は蛇が逃げても追いかけて捕まえていたと思う。

閑話休題。
そんなこともありながら、ひたすら上ると、やっと高岩山に着きました。
木立ちに囲まれ今の時期では特に展望はありません。指標はありますが、ベンチはありません。
ともかく、ひとつの目標点に来たので、ここでおにぎりをひとつ食べ、小休止です。
ここから展望台の建物が見えます。次の目標はあそこだなと確認します。

高岩山から、この尾根で初めて本格的に下ります。
かなり下ると、またしても急坂の上りです。
展望台まではかなりの距離があります。
ここはさすがに直登は難しいということで、九十九折(つづらおり)風すなわち短いジグザク道になっています。
ここを上りきると、展望台です。
展望台からは正面に日の出山、その左横に御岳山、そのまた横に鍋割山、すっと左に(背後)に大岳山です。
右に西武ドーム(今は、メットライフドームか)ということなので、右側が都心となります。
ただし、都心の方は霞がかかったような状態でよく見えません。

ともかく、のんびりという感じでおにぎりを1個食べ、缶コーヒーを飲みました。
ここでの缶コーヒーは気力を充実させるためではなく、暖かい日差しの元で、ゆったりと味わいを楽しむためです。
日向ぼっこをしながら、うとうとしたかったのですが、あまりのんびりしていると今日も暗夜行路になると思ったので、切り上げて進むことにしました。
幸せはつかの間、いずれ現実に戻って下山しなくてはなりません。

展望台から少し行くと、道標があり、その道標は右に上高岩山を指しています。
そこに行くと木に指標がくくりつけられています。
上高岩山(かみたかいわやま)はとりたてていうほどのものはないピークです。
ただ、ここからロックガーデン(岩石園)に行ける道があります。
しかし、この道は「岩場が続き下りは難所が多いルート」なのでお奨めしないという通行注意の張り紙がありました。
みなさんの記事などを読むと、鎖場のようです。
ともかく、わたしはロックガーデンには行かないので、元の道に戻って、鍋割山(なべわりやま)を目指します。

上高岩山からロックガーデンへの通行注意
20171026木 ロックガーデンへの通行注意

ここからはまた植林帯となります。
しばらく行くと、巻き道と尾根道の道標があったので、わたしは尾根道を選択しました。
特に何かあるというピークではなかったのですが、下ろうとすると道に木が倒れていて通行禁止のように道をふさいでいます。
えっ、尾根道という道標があったのに、通行禁止かよ、と思ったのですが、そのまま木をまたいで通りました。
下りは特に問題なく巻き道と合流したので、あの木は通行止めではなく、何かで折れて道をふさいでいたようです。
それにしても人が置いたように真一文字に置かれていたので、通行止めと勘違いしてしまいました。

ほどなく行くと道標があり、大岳山・鋸山・馬頭刈尾根/ロックガーデン(岩石園)・御岳山/上高岩山・サルギ尾根の3方向を示しています。
ここには指標がないのですが、ここが芥場峠(あくばとうげ)といわれるところらしいです。
大岳山から御岳山あるいは御岳山から大岳山に行くメインルートの分岐点です。
おそらく、ここから上高岩山・サルギ尾根方面に行く人はほとんどいないと思います。
大岳山の方に行きます。

しばらく行くと、また道標があります。
ここが鍋割山への分岐になります。
鍋割山の方に行きます。
少し上るという感じですが、歩きやすい道です。
鍋割山まで思ったより距離があるなと思っていると、道標があり、その道標は鍋割山への尾根と巻き道を示しています。
尾根の方に行くと、鍋割山のピークです。指標と道標があります。
ここも特に何かあるピークではないです。

さて、ここで奥の院に行く道と奥多摩自然公園管理センタ-東京都レンジャー名で「この先は登山道ではありません 2017.6.17」という張り紙のある道があります。張り紙のある道は木で通せんぼをしています。
この道は、みなさんの登山記事などで大楢峠につながっているということを知っていたので、この道を行きます。
いわゆるバリエーションルート(マイナールート)といえるでしょう。

鍋割山から大楢峠への道は登山道ではないという張り紙
20171026木 大楢峠への登山道なし

この道は、少し藪ぎみではありますが、気になるほどではありません。
まぁ、この時間帯のバリエーションルートなので、蜘蛛の巣掃除人になるのはしかたないです(笑)
下り一辺倒かと思っていたら、2つほどピークがあり上り下りがありました。祠(ほこら)もありました。
ピークを過ぎてそれなりに行くと、藪刈りをしているので登山道として整備しているのかとも思ったのですが、杉の木なども切っているので意図はよく分かりません。
この藪刈りも途中まででした。
どんどん下って行くと、正面に岩の見えるとこで、右に曲がります。
ここは九十九折になっており、道幅が20cmくらいしかないので注意が必要です。
ここは雑木林です。
ここを下るとまた植林帯になり、ほどなく道と交差します。
この道が御岳山裏参道で、下山して来た道から見て右側が御岳山方面、左側が大楢峠方面です。
左側を見ると、大楢峠が見えます。
少し行くと大楢峠です。

この鍋割山と大楢峠を結んでいる道は、登山道といってもいいくらいの山道です。
特に問題になるようなとこはありません。
注意が必要なのは九十九折のところくらいです。
道は赤や白やピンクのテープがあるので、よっぽどでないと迷うこともないと思います。
登山道にしても問題ないと思えるくらいの道です。
この道をなぜ登山道としないのでしょぷか。
作業道なのでしょうか。
それとも、登山道として認定すると管理をしなくてはいけないで、認定しないのでしょうか。
いくら登山は自己責任だと言っても、登山道として認定したとこを放置したままでは、道義上の問題があるでしょう。
だから、登山道ではないといえば、本当に自己責任ということになります。

ただ、ここを登山道とすると大岳山に行くのはこちらが便利(近道)という気もします。
そこで思ったのが穿(うが)った見方です。
つまり、こちらを登山道として認定してしまうと、大楢峠から大岳山に行く者は、御岳山を通らずに大岳山に行くことになります。
そうするとどうなるかというと、御岳山の集落(商店街)を通らないということになります。
ここから大岳山を往来する人がどれだけいるのかはわからないですが、それでも確実に減るということになります。
商売に影響します。
だから、鍋割山の方は登山道ではありませんと表記しながら、大楢峠側では何も表記していないのでしょう。
下手に表記したらここから通れるということが分かるからです。

こういう利用者の便利と商売上の兼ね合いは駅の事例があります。
それは、JR武蔵野線の新秋津駅と西武池袋線の秋津駅です。
今、現在この両駅は離れていてお互いに歩いていかなければなりません。
各鉄道会社は利用客の利便性を考えて、新秋津駅と秋津駅を連絡通路でつなごうとしました。
しかし、それは地元の商店街の反対で中止となりました。
駅間を移動することで、鉄道の利用客はその商店街に立ち寄る可能性がありますが、駅がくっつくとわざわざ商店街まで足を運ぶ者は大いに減少するでしょう。
西武の秋津駅は、秩父の山に行くのでたまに利用しますが、朝には商店街のみなさんは露天売りでおにぎりや弁当やサンドイッチを売っています。
また、夜には居酒屋で一杯ひっかけている者をよく見かけます。
駅がくっつくとこのような光景はなくなるでしょう。
商店街にとっては、死活問題です。
そこで、優先度(プライオリティ)はどっちが高いかということになると、鉄道の利用者の利便性より商店街の繁栄ということになるのでしょう。
鉄道の利用者は歩いても生死に関わるようなことは少ないでしょうが、駅がくっつけば商店街にとってはあっという間に閑古鳥が鳴くかもしれません。(*1)

(*1)
新秋津駅;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%A7%8B%E6%B4%A5%E9%A7%85
秋津駅;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E6%B4%A5%E9%A7%85
(以上、ウィキペディアから)

JR南武線の稲田堤駅と京王相模原線の京王稲田堤駅でも似たようなことがあったみたいです。

特に問題のない山道なのになぜ登山道として認定しないのかと疑問に思ったので、ちょっと妄想してみました。
この道より難易度の高い道が登山道になっているのだから、この山道が登山道になっても道の出来あいとしては問題ないと思います。

以上、この鍋割山と大楢峠をつなぐ道を通った感想でした。

閑話休題。
大楢峠には、やっぱり指標も道標もありませんでした。
10月11日の時は、薄暗くかつ焦っていたから見落としたのかなと思っていたのですが(http://seink5.blog33.fc2.com/blog-entry-4277.html)。
みなさんの記事などを読むと、以前はあったようなので朽ちたのでしょうか。
それで今は、四方の木にくくりつけた張り紙が道標代わりになっています。

思うに、林道を作る金があるなら、登山道の整備や施設にもう少し金を使って欲しいと思う。
林道よりも登山道を使う者の方が多いと思うのだが。
コストパフォーマンスは登山道の方があると思うのだが。
まぁ、業者の儲けとしては、林道を作る方が断然多いでしょうけど(笑)

車が1台停まっていました。
作業のためかあるいは御岳山あるいは大岳山に登ったのでしょうか。

時刻は15時45分。
これなら明るい内に下山できそうです。
ということで、ベンチがあるので一休みして、おにぎりを1個食べました。

ここには大きな倒木があり、11日には木が朽ちて倒れているくらいにしか思わなかったのですが、倒れているのはここの名木のコナラの木ということです。
しかし、わたしにとっては、生前の勇姿を見ていないので、名木のコナラと知っても、それほどの感慨はありません。
そういうもんです、歴史を知らないものには現時点での価値しか分からないものです。
わたしにとっては、山によくある倒木のひとつでしかないです。

そんなコナラの横を通って、迂回登山道となっている城山方面に行きます。
少し下りの道をそれなりに行きます。
すると、11日に写真を撮り忘れた道標のとこにきます。
この道標は3方を示しており、一方は城山ですが、今回で後の2方が分かりました。
来た道は大楢峠・御岳山を示しており、下る方は海沢・奥多摩駅を示していました。
わたしは迂回路としての城山方面ではなく、下山路としての海沢・奥多摩駅の方に行きます。

この道は下るだけです。
ただ、この道は植林の中を歩く幅50cm~1mくらいの単調な道です。
大楢峠からこの道標までの道が趣のある道だったから、そういう道かと期待いていた分、ただの山道だったのでかなりがっかりしました。
趣がないのでこの道を利用する人はあまりいないなと思いました。
道には、台風21号の影響なのかは分からないですが、杉の小枝がたくさん落ちていて、歩きの邪魔になるくらいでした。
そういうことで、もう淡々と下りるしかないです。

御岳山上坂登山口に着きました。
道標があり、大楢峠・御岳山と奥多摩駅を指しています。
時刻は17時9分、なんとか明るい内に下山できました(笑)
下山口は舗装道路と交差しており、この舗装道路は下りた側から見て、右が上りで奥多摩霊園へ、左が下りで海沢・奥多摩駅へ行きます。
下りの海沢・奥多摩駅の方に行きます。
すぐに、奥多摩霊園の管理事務所があります。
その横を通り、道なりにどんどん下ります。
なお、ここの集落は上坂(あがっさか)というところです。

一付橋(いつけばし)を渡ると、アメリカキャンプ村からの海沢林道と合流して、多摩川南岸道路と交差します。
城山トンネルの出入口のとこです。
ここから奥多摩駅は、11日に通っているので余裕です。
11日と同じ道筋で、奥多摩駅への分岐を右に行き、昭和橋を渡って奥多摩駅に着きました。
なお、11日にプチトマトを買った玄関先の無人販売所では、今日は大根を1本100円で売っていましたが、大根では可愛くないので買いませんでした(笑)

高岩山(サルギ尾根)は初めて登ったのですが、なかなか気に入りました。
上りにそれなりの変化もあるということで、趣があります。
また標高が1000mくらいなので、日帰りとしてちょうどいい登り具合かと思いますし、マイナールートなので人が少ないからのんびりゆったりできます。
下りとして使うより、上りとしてゆっくり上った方がいいと思いました。


☆山人など

まだ、朝早いためか、わたしの乗った電車の車両には登山姿の人は誰もいませんでした。
武蔵五日市駅のバス停では、6時33分発の藤倉行きのバスに登山姿の中年の男性が2人ほど乗り込むのを見ました。

武蔵五日市駅バス停で、バスを待っていたら高年の男性が挨拶をしてきたのでわたしも挨拶を返しました。
この男性の装備を見ると、ディバックだけで中身もそんなになさそうなので、地元の方かと思ったのですが、バス停で挨拶するくらいだから山登りをする人だろうと判断して、どこに登るのですかと聞きました。
男性は、戸倉三山と言いました。
戸倉三山とは、あきる野市の臼杵山、市道山、刈寄山の三山でこの三山を巡る縦走コースがあります。
今回は元郷バス停まで行ってそこから臼杵山→市道山→刈寄山と巡るとのことです。
以前に沢戸橋バス停から縦走したことがあるそうです。沢戸橋バス停からなら順序は今回の逆になります。
本人も言っていたけど、このコースはけっこう距離があります。
そこでわたしは軽いディバックが気になっていたので、水は大丈夫ですかと聞いたら、そんなに汗をかかないので大丈夫です、との返事でした。
これも本人が言っていたように、ただひたすら歩くだけということなら、軽いディバックでも大丈夫でしょう。
確かに、軽ければ汗をかくことも少ないです。

わたしはこの戸倉三山の一山の市道山だけ踏んだことがあります。
笹尾根の醍醐丸から市道山を経て笹平バス停に出たことがあります。
市道山から臼杵山あるいは刈寄山に行くには距離がありすぎたので、笹平バス停に下山したのです。
それ以来、この戸倉三山は気になっていたのですが、行く機会はありませんでした。
でも、今回のことでまた興味が湧いてきました。
なお、市道山からの下山中にルイヨウボタンを見たのですが、これがルイヨウボタンを初めて見た時だと思います。
いまでもその時の様子を覚えているからです。2株だったと思います。

男性にどこに行くのかと聞かれたので、わたしは高岩山と言ったら、男性は高岩山?とはてなマークになりました。
やはり、高岩山はマイナーな山でした。
そこで、わたしはこのバス停にある「あきる野・日の出・檜原 広域案内図」でたまたま高岩山を見ていたので、男性をその案内図の方に促して、図の高岩山を指差して、大岳鍾乳洞入口バス停から高岩山に登って、鍋割山からバリエーションルートで大楢峠に下って、そこから奥多摩駅に出ます、と言いました。
それで、男性も納得しました。

男性の方は今回は入山峠の方から下山すると言っていました。
この案内図を見ながら色々と話をしているうちに、話が林道や植林に対しての批判的な話になって盛り上がってきたのですが、わたしの上養沢行きのバスが来たので、残念ながらこの男性とはお別れとなってしまいました。

武蔵五日市駅バス停のあきる野・日の出・檜原 広域案内図
20171026木 武蔵五日市駅の広域案内図

バスには、登山姿の壮年と青年の男性の2人組、釣り姿の中年の男性、一般(通勤)の男性5人と女性1人、わたしの計10人が乗りました。
なお、この上養沢行きバスは、座席数19のマイクロバスです。
おなじみの五日市高バス停で一般の6人は降り、本須バス停で釣り姿の中年の男性が降りました。
わたしと登山姿の2人組は、大岳鍾乳洞入口バス停で下りました。
この2人組は、高岩山に登っていきました。
実は、バス内でこの2人組の話を聞くとはなしに聞いていたので、高岩山に行くと思っていました。
青年の方が地図を見ながらこの2013年版では破線になっているというと、壮年の方が新しい地図を出してきて実線になっていると言っていたからです。わたしの持っている「山と高原地図23奥多摩2016」でも実線になっています。
この先、そういうルートは高岩山(サルギ尾根)しか思いあたらないからです。

2人組は先に行ったので、誰にも会わずに芥場峠まできました。
芥場峠から鍋割山分岐の間で、青年の男性とすれ違いました。この男性が山で会った最初の人でした。
とはいっても、この時はわたしは道から少し外れたとこにいたので、直接的なすれ違いではありませんでした。
鍋割山分岐から鍋割山の間で白人の青年の男性とすれ違いました。
お互い、こんにちは、と山の挨拶をしたので、これが今日の山での人との唯一の会話となりました(笑)
ここからは、また奥多摩南岸道路に出るまでは誰にも会いませんでした。
とはいっても、歩いている人と出会うのは、奥多摩中で部活帰りであろう生徒に出会うまではありませんでした(笑)

ということで山で会ったのは2人という今日もまた静かな山草行でした。

ところで、ここでちょっと弁明をしておきます。
わたしは、山で人と会うのが嫌いということではありません。
山に入る目的が違うのです。
一般に山登りをする人は頂上が目的です。
しかし、わたしは頂上が目的ではありません。
山草を見るのが目的です。
だから、それ以上、上に行っても山草がないとなれば上る必要はありません。
例えば、富士山は8合目以上は山草がないので、現状では8合目以上には上ろうという気はありません。

そうすると、山道(登山道)の扱いが違ってくるのです。
山登りの人にとっては正に頂上に至るための登山道です。
しかし、わたしにとっては山草を見るための場所です。
山登りをする人にとっては、山道に留まる必要はまったくありません。
しかし、わたしにとっては山草があれば留まる場所となります。
ということは、わたしが意図するしないに関係なく、登山者の進行を妨害するということになります。
それでも道が広ければまだ寛容の余地があるでしょうが、山道(登山道)は概して狭いので、障害物といっていいでしょう。
それに、思わぬ事故が発生することもあるでしょう。
わたしが山側にしゃがんで山草を見ている時に、遠慮深い人が少し隙間のある谷側を通ろうとして転落したり、あるいは
わたしがしゃがんで谷側の山草を見ている時に、遠慮深い人が少し隙間のある山側を通ろうとしてわたしに接触してわたしが転落したりすることもないともいえません。

何かを好きになりそれに興じていれば、大概はその人にしか見えないものが見えてきます。
わたしはそれを「妖精」といっています。
漫画やアニメや物語に出てくる人の形をした妖精ではないです。
精霊とか神とかいってもいいと思います。
ある種の本質や深淵が見えるといってもいいかと思います。
ともかく、そのものと対話ができるということです。
だから、わたしにとっての山草は即物的な山草ではなく妖精なのです。
これは、神木といったりするのと似ていると思います。
その人にはそこに神が見えているのでしょう。

そういうことから、山で人と会わなければゆっくりと山草を見れる(話ができる)ということです。
まぁ、変な話ですが、みんなが熊鈴をつけてくれているとわたしには都合がいいです。
熊鈴をつけていると、人がやってくると分かるので、人をやり過ごす体勢が取れるからです。
正直、山草を見たり探したりしている時に、人に会うとトキッとします。
人に会うとかいう意識がかなり欠落しているからです。
熊さんが突然、人に出会うとびっくりして我を忘れて暴れるというのは分かります。
人に出会うという意識があればなんともないことでもそういう意識がなければ想定外のことになります。
日常において思わぬ人に出会って驚くようなものと同じです。

みなさん、熊鈴を付けて自分の存在を相手の意識化におきましょう。
山では、熊鈴は必須アイテムです(笑)

とは言っても、(山での)山人との話は楽しいです。
山ではある程度、開放的になるので屈託なく話せることも多いですし。面白い話や新たな情報を得たりもするし。
まぁ、あちらを立てればこちらが立たず、ということでしょうか。


☆補足など

今日は、快晴時々晴れという秋晴れの日だったので、着ていく物をどうしょうかと思いました。
この季節は難しいです。薄着では寒いし厚着では暑いし。
Tシャツの上に長袖のカラーシャツを着ました。
やはり、これでは大岳鍾乳洞入口バス停に着いた特は寒い感じです。
下も長袖が欲しいくらいです。
しかし、急坂を上り始めたら、汗が出て暑くなり長袖のカラーシャツを脱いでTシャツで十分になりました。
展望台で汗で濡れたTシャツを脱いで、長袖のスポーツシャツにしました。
標高1000mだしもう大層な急坂はないので、Tシャツでは寒いと思ったのです。
奥多摩駅まではこのままで、それでも汗をかいているので奥多摩駅で、Tシャツと長袖のカラーシャツに着替えました。

飲料水はポカリスエット900ミリリットルと水500ミリリットルを持っていったのですが、ポカリスエットを600ミリリットルくらい飲んだだけで済みました。
もう飲料水もそんなにいらないということです。

標高700mくらいを上ったのに筋肉痛はなしです。
でも、腰(特に左腰)にきました。
曲げると腰が痛いです。最近は脹脛(ふくらはぎ)より腰にきます。


地図情報

地理院地図(http://watchizu.gsi.go.jp/)から
 高岩山;http://maps.gsi.go.jp/#15/35.769599/139.152350/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0

地図検索ならMapion(http://www.mapion.co.jp/)から
 高岩山;https://www.mapion.co.jp/m2/35.76957057,139.15235367,16/poi=L0573760


行程情報

電車移動
府中本町(5:31)→立川(5:43,5:54)→武蔵五日市(6:24)(運賃470円)
(JR東日本)
(時刻検索は、えきから時刻表(http://www.ekikara.jp/top.htm)による)
バス移動
武蔵五日市駅(7:05)→大岳鍾乳洞入口(7:31)(運賃480円)
(西東京バス;http://www.nisitokyobus.co.jp/
 時刻表;http://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00042639&course=0000422602&stopNo=1
 路線図;http://www.bus-navi.com/pdf/2_nishitokyo_rosenzu.pdf

花見トレッキング
大岳鍾乳洞入口バス停(7:54)→高岩山登山道入口(7:55)→炭焼き窯跡(10:12)→高岩山(11:10,11:17)→展望台(12:43,13:18)→上高岩山(13:24)→芥場峠(13:52)→鍋割山分岐(14:10)→鍋割山(14:29)→大楢峠(15:45,16:00)→海沢分岐(16:26)→御岳山上坂登山口(17:09)→多摩川南岸道路と交差(城山トンネル出入口)(17:36)→奥多摩駅(18:22)

標高
大岳鍾乳洞入口バス停(約346m)→高岩山(920m)→展望台(1000mくらいか)→上高岩(1011.8m)→芥場峠(約1012m)→鍋割山(1084m)→大楢峠(約706m)→御岳山上坂登山口(約404m)→多摩川南岸道路と交差(城山トンネル出入口)(約316m)→奥多摩駅(350m)

帰りは、奥多摩駅18:58発の青梅駅行きの電車に乗りました。
府中本町駅には、20時26分に着きました。


草本

☆花期
キッコウハグマ(亀甲白熊)(キク科モミジハグマ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%82%B0%E3%83%9E(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/kikkouhaguma.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/kigip/kikkouhaguma.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
センブリ(千振)(リンドウ科センブリ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AA(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/senburi.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/sueozep/senburi.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
リンドウ(竜胆)(リンドウ科リンドウ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/rindou.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/rp/rindou.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
ヤクシソウ
ベニバナボロギク
シロヨメナ
カントウヨメナ

☆実期(花後)
オトコエシ
シラネセンキュウ
アキノキリンソウ
ナギナタコウジュ
ツルリンドウ(蔓竜胆)(リンドウ科ツルリンドウ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/tururindou.html(松江の花図鑑から)
カシワバハグマ
オクモミジハグマ
マツカゼソウ
ノブキ
キンミズヒキ
ヤマジノホトトギス
イワタバコ
ガンクビソウ
ジャノヒゲ
ヤマユリ
ヤブレガサ
イワウチワ
マムシグサ(蝮草)(サトイモ科テンナンショウ属)「有毒」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%82%B5(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/mamusigusa.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/map/mamushigusa.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)
チゴユリ
センボンヤリ
フモトスミレ
エイザンスミレ
ナガバノスミレサイシン


木本

☆花期
コウヤボウキ(高野箒)(キク科コウヤボウキ属)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%A4%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%AD(ウィキペディアから)
 https://matsue-hana.com/hana/kouyabouki.html(松江の花図鑑から)
 http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/kogop/kouyabouki.html(多摩丘陵の植物と里山の研究室から)

☆実期
コアジサイ
ナガバノコウヤボウキ
アセビ


山野草などの参考HP
ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
松江の花図鑑(島根県松江市の野草樹木シダの名前が分かる植物花図鑑)(https://matsue-hana.com/
多摩丘陵の植物と里山の研究室(http://www.geocities.jp/tama9midorijii/index.html


山好きのための登山情報サイト - ヤマケイオンライン - 山と溪谷社(http://www.yamakei-online.com/)から
はじめての登山 - 初心者の登山 - 登山を始めるための登山初心者へのノウハウ&ハウツーが満載! Yamakei Online - 山と渓谷社;http://www.yamakei-online.com/beginners/

ウィキペディアから
 鍋割山 (東京都);https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8D%8B%E5%89%B2%E5%B1%B1_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD)
 戸倉三山;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E5%80%89%E4%B8%89%E5%B1%B1
 あきる野市;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%8B%E9%87%8E%E5%B8%82
 神木;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%9C%A8
 逆恨み;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%81%A8%E3%81%BF


キッコウハグマ
20171026木 キッコウハグマ f01 20171026木 キッコウハグマ f02 20171026木 キッコウハグマ f03
20171026木 キッコウハグマ f04 20171026木 キッコウハグマ f05 20171026木 キッコウハグマ f06
20171026木 キッコウハグマ f07 20171026木 キッコウハグマ f08 20171026木 キッコウハグマ f09
20171026木 キッコウハグマ f10 20171026木 キッコウハグマ f11 20171026木 キッコウハグマ f12
20171026木 キッコウハグマ f13 20171026木 キッコウハグマ f14 20171026木 キッコウハグマ f15
20171026木 キッコウハグマ f16 20171026木 キッコウハグマ f17 20171026木 キッコウハグマ f18
20171026木 キッコウハグマ f19 20171026木 キッコウハグマ f20 20171026木 キッコウハグマ f21
20171026木 キッコウハグマ f22 20171026木 キッコウハグマ f23 20171026木 キッコウハグマ f24
20171026木 キッコウハグマ f25 20171026木 キッコウハグマ f26

リンドウ
20171026木 リンドウ f01 20171026木 リンドウ f02 20171026木 リンドウ f03
20171026木 リンドウ f04 20171026木 リンドウ f05 20171026木 リンドウ f06
20171026木 リンドウ f07 20171026木 リンドウ f08 20171026木 リンドウ f09
20171026木 リンドウ f10 20171026木 リンドウ f11 20171026木 リンドウ f12
20171026木 リンドウ f13 20171026木 リンドウ f14 20171026木 リンドウ f15
20171026木 リンドウ f16 20171026木 リンドウ f17 20171026木 リンドウ f18
20171026木 リンドウ f19 20171026木 リンドウ f20 20171026木 リンドウ f21
20171026木 リンドウ f22 20171026木 リンドウ f23 20171026木 リンドウ f24

センブリ
20171026木 センブリ f01 20171026木 センブリ f02 20171026木 センブリ f03
20171026木 センブリ f04 20171026木 センブリ f05 20171026木 センブリ f06
20171026木 センブリ f07 20171026木 センブリ f08 20171026木 センブリ f09

ツルリンドウ
実です。
20171026木 ツルリンドウ f01 20171026木 ツルリンドウ f02 20171026木 ツルリンドウ f03
20171026木 ツルリンドウ f04 20171026木 ツルリンドウ f05 20171026木 ツルリンドウ f06
20171026木 ツルリンドウ f07 20171026木 ツルリンドウ f08 20171026木 ツルリンドウ f09
20171026木 ツルリンドウ f10 20171026木 ツルリンドウ f11 20171026木 ツルリンドウ f12

マムシグサ
実です。
20171026木 マムシグサ f01 20171026木 マムシグサ f02 20171026木 マムシグサ f03
20171026木 マムシグサ f04 20171026木 マムシグサ f05 20171026木 マムシグサ f06

コウヤボウキ
20171026木 コウヤボウキ f01 20171026木 コウヤボウキ f02 20171026木 コウヤボウキ f03
20171026木 コウヤボウキ f04 20171026木 コウヤボウキ f05 20171026木 コウヤボウキ f06
20171026木 コウヤボウキ f07 20171026木 コウヤボウキ f08 20171026木 コウヤボウキ f09
20171026木 コウヤボウキ f10 20171026木 コウヤボウキ f11 20171026木 コウヤボウキ f12
20171026木 コウヤボウキ f13 20171026木 コウヤボウキ f14 20171026木 コウヤボウキ f15


写真は後日に


Enterに戻る



プロフィール

リー

Author:リー
ろぷろす_ぶろぐへようこそ!

写真はアケボノソウです。






現在の閲覧者数:

カテゴリー
リスのブログ時計

by Animal Web Clock
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
最近のコメント
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
ユーザータグ

土居美咲 クレイモア 川口マーン恵美 石田ニコル 岡村恭香 プリシラ 川村カリン ベリンダ・ベンチッチ クレア リフル 沢尻エリカ ミリア アンゲリク・ケルバー 宮廷の諍い女 エリナ・スビトリナ 華妃 クララ・クレフト ジャン・シン 原発 テレサ デネヴ 佐々木希 小泉沙耶香 放射能汚染 ラキ ガラテア 日比野菜緒 おおきく振りかぶって mizuano mizuano 阿部隆也 リュドミラ・サムソノワ ダリア・ガブリロワ ヘレン Thunderbolt ダーエ Fantasy 東離劍遊紀 アナスタシア・ポタポワ 山科優衣 イチロー Riho 奈良くるみ Riho 奥野彩加 エイザンスミレ 三橋廉 田畑智子 バイケイソウ ジーン トンイ ロクサーヌ ファースト・クラス ツルリンドウ ダリア・カサトキナ サラシナショウマ 銀河英雄伝説 ラインハルト クルム伊達公子 キルヒアイス 細越杏樹 アナスタシア ミアータ クララ・タウソン ローレン・デービス センブリ ジェン・チンウェン ファーストクラス キバナアキギリ キッコウハグマ マムシグサ 土屋太鳳 アンネローゼ 松崎静香 アグニエシュカ・ラドワンスカ イースレイ ハン・イェスル トウゴクサバノオ クロモジ イガ・シフィオンテク 安陵容 ギンリョウソウ ツリフネソウ ヤマネコノメソウ ラウラ・シグムンド 加藤未唯 安楽 アケボノスミレ コガネネコノメソウ シュンラン 済美 クラリス 廣瀬樹里 長谷真理香 フモトスミレ 田中美甫 風の子 麗華 クロノス 神山 リンドウ カシワバハグマ 清水綾乃 宝石の国 ホウチャクソウ ヤマトリカブト アケボノソウ ヒトツバテンナンショウ キャロライン・ウォズニアッキ キツリフネ オドリコソウ ヤマルリソウ イワタバコ ヤマブキソウ チゴユリ コキクザキイチゲ エンレイソウ タチツボスミレ 箱根駒ケ岳 尾崎里紗 吉冨愛子 笠山 フクジュソウ 板谷由夏 オーベルシュタイン ヤン カサンドラ イ・ジア 宇野綾花 亜祐美 ルシエラ レンゲショウマ 杏子 ザゼンソウ カタクリ ニリンソウ 北原佐和子 エウロパ ハシリドコロ ルイヨウボタン カナクギノキ メハジキ アオイスミレ 本玉真唯 ボタンヅル 川苔山 シハイスミレ マルバコンロンソウ ゴンズイ マイヅルソウ ショウジョウバカマ ジロボウエンゴサク イワボタン フジアザミ 稔山 ジガバチソウ イチヤクソウ タニギキョウ ヤマジノホトトギス 檜洞丸 マタタビ ギンバイソウ クモキリソウ ウバユリ タマガワホトトギス シャクジョウソウ ナルコユリ デニサ・アレルトバ アナ・コニュ ツルカノコソウ ヤマクワガタ ツクバネソウ オリガ・ゴボツォワ 神矢知恵子 ヘザー・ワトソン 槇寄山 ペトラ・クビトバ タバサ ニホンアナグマ 正丸 ビクトリア・アザレンカ オオバショウマ 御前山 クサボタン ミヤマママコナ レイジンソウ テンニンソウ トリューニヒト 獵魅 三ツ峠山 アカショウマ 笹尾根 トリアシショウマ 大岳山 セリーナ・ウィリアムズ ウリノキ 大羽根山 黒田エイミ 星谷サトミ 川村カオリ 佐倉みどり アリス イレーネ あんみ ef- 藤沢友里 ルネ オクモミジハグマ ラファエラ 森田有希 星みか オフィーリア ダフ 富士山 ミミガタテンナンショウ ナガバノスミレサイシン イワウチワ ヒトリシズカ クワガタソウ ザビーネ・リシキ ルヴル ムラサキケマン オクタビア チャン・ツィイー ナディア・ペトロワ セツブンソウ アズマイチゲ ジェシカ マルチナ・ヒンギス ビアンカ・アンドレースク ミヤコアオイ ノグルミ ダンコウバイ 天ヶ峠 アケボノシュスラン アオテンナンショウ ミズタビラコ アオキ ノアザミ アマンダ・アニシモワ ムベ オオチャルメルソウ ミツバアケビ ソフィア・ケニン ミゾホオズキ ヤブキリ コクワガタ アリーナ・サバレンカ エレーナ・リバキナ ドイ・ミサキ モミジガサ トチバニンジン 送電北松山線 ノギラン アキチョウジ ヒヨドリバナ 田島悠一郎 ハダカホオズキ 篠岡千代 シロモジ カブトムシ コシオガマ ミヤマウズラ ナギナタコウジュ 高岩山 シモナ・ハレプ クサギ マグダレナ・リバリコバ タカオヒゴタイ カメバヒキオコシ コウヤボウキ キブシ 三頭山 杓子山 セキヤノアキチョウジ ナツトウダイ ツルニンジン アンナ・カロリナ・シュミエドロバ アシュリー・バーティ サネカズラ シロダモ ミツマタ オオバヤシャブシ ワン・ヤーファン 林道臼坂黒谷線 ササバギンラン フデリンドウ レモンエゴマ ヤブウツギ クサアジサイ ジンジソウ ニッコウキスゲ ヤグルマソウ オノエラン キスゲ平 ネバリノギラン アオホオズキ ヤマウツボ ベニバナヒメイワカガミ 赤薙山 ユキノシタ ヒメイワカガミ ゴゼンタチバナ ウチョウラン 清八山 ナナフシ トモエシオガマ シロヤシオ ジャコウソウ シデシャジン オオウバユリ テガタチドリ アサギマダラ オオバギボウシ クガイソウ ダリア・カサキナ オオヤマサギソウ サニア・ミルザ 鳴神山 タオ・シンラン カッコソウ ウラシマソウ ユキザサ アナ・イバノビッチ 武人時代 ハナイカリ ルビンスキー ドミニク キングギドラ ソビボー 松枝 森田あゆみ 大坂なおみ イ・スンシン 澤柳璃子 コチャルメルソウ 日の出山 不滅の李舜臣 ミヤマハコベ ニッコウネコノメソウ アリャクサンドラ・サスノビッチ フタバアオイ ムサシアブミ アマドコロ 御岳山 大岳大滝 ツリガネニンジン キャサリン・ベリス キャロリン・ガルシア セキヤノアキヨウジ 大楢峠 ツネの泣坂 ツネ泣峠 テレーゼ 奥多摩都民の森 ハグロソウ ヤマシャクヤク 鋸山 ヤクシソウ マルバノホロシ コイワザクラ マダニ グンリョウソウ マメザクラ 荒川晴菜 ヤマザクラ 東三方ヶ森 ジュウガツザクラ ススキ オヤマボクチ 笠山峠 ユキワリイチゲ ヤマユリ キバナノショウキラン 本仁田山 モグラ ムラサキセンブリ ヤマラッキョウ 浅間峠 カラマツソウ マツムシソウ 富士山須走口 ミヤマハンショウヅル 殺無生 イワギボウシ ウメバチソウ 生藤山 武川岳 林道平溝線 雷電山 青梅丘陵ハイキングコース キャットシットワン 藤原里華 高水山 岩茸石山 センボンヤリ 旧正丸峠 カンアオイ 高水三山 惣岳山 ミヤマコゴメグサ 正丸峠 宝野アリカ PROJECT SCANDAL SCANDAL 一真由子 ALI PROJECT 木下あゆ美 桃太郎 中山エリサ 千里内麻唯 ALI 斉藤静 あゆみ バービーボーイズ 菅野結以 国生さゆり 鈴木彩子 ef- ディートリヒ リガルド 踏杉舞 優里 安藤美姫 後藤久美子 ユマ 美蘭 源氏物語 YUI 大場美沙 羞恥心 つるの剛 Perfume 太田めぐみ 木村カエラ 土屋アンナ 小堀桃子 mie レヴィ 成海璃子 渡辺直美 鈴木凛 yui mie perfume 山下明日香 細越アンジェリカ いきものがかり 野茂英雄 青木さやか 柳原可奈子 アリシア ベス 西遊記リローデッド 茉歩 ミヤマスミレ ミチノクネコノメソウ ツルキンバイ 柳沢峠 丸川峠 ヒメイチゲ バイカオウレン ハナネコノメ ハルトラノオ ケマルバスミレ ハコネシロガネソウ ヨゴレネコノメ オオチゴユリ ラショウモンカズラ アルカナ サマンサ・ストーサー ラブ・ミッション ケスラー フィーア ウラディミール・バレンティン 田中将大 シャク ツクバキンモンソウ オードリー 浦浜アリサ リミット 小林麻美 イカリソウ ヒステリア 上原美優 アンヌ・ヴィアゼムスキー 恋乃葉 秋野奏 須藤マリ 実森あずさ ナ・サンシル 百合 川口凛 馬渕史香 福間文音 チャン・イーモウ 阿部薫 ミヤマキケマン 芦ヶ久保山の花道 アリアケスミレ ヤマエンゴサク シロバナエンレイソウ ヤン・ウェンリー 上木彩矢 小山莉絵 橘浩奈 KABO KABO ヴァーリモント 林道千疋線 タムシバ ミヤマナルコユリ 送電北松山線84番送電鉄塔 エマ・ラドゥカヌ レイラ・フェルナンデス アカマツ 林道黒谷支線 ノゲシ 市道楠窪線 ナズナ ヒサカキ サンシュユ チャオ・リーイン 明蘭 ヒメハギ ジャニンジン ヒメキキョウソウ アカバナユウゲショウ レンゲツツジ オウギカズラ クロバイ 盛明蘭 ~才媛の春~ サイコクサバノオ ヤマアイ ミツバコンロンソウ オシドリ カルガモ 市道関屋山之内線 キヅタ ミズカクシ シナアブラギリ ヤブムラサキ ヒヨドリジョウゴ クサヤツデ パク・ウネ Ryzen 孝懿王妃 ヨシノアザミ オタカラコウ イヌザンショウ ハゼノキ 送電松山東線 チチタケ ヤブツバキ ニホンザル イノシシ センダン イヌガヤ 送電松山東線45番送電鉄塔 オオツヅラフジ 林道臼坂黒谷線(臼坂工区) 送電北松山線56番送電鉄塔 ナツハゼ 西条変電所 カラスノゴマ ハガクレツリフネ ヤブマメ 林道戸石天ヶ峠線 ミラ・アンドレーワ カロリナ・ムホバ エリナ・アバネシャン オトコエシ ヤマクルマバナ キツネノカミソリ リュウキュウマメガキ 林道楠窪余野線 ヒビノ・ナオ ジェシカ・ペグラ オンス・ジャバー エレナ・オスタペンコ マリア・サッカリ びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 東京慈恵会医科大学附属第三病院 ジグモ ホシホウジャク オオクロコガネ ミヤマカミキリ ナガヒョウタンゴミムシ ニシキリギリス キシタバ ミズタマソウ オトギリソウ アブラゼミ シャオシャオ ノコギリクワガタ シロスジカミキリ クワカミキリ ガマガエル モクズガニ 明成皇后 伊予開閉所 閔妃 イ・ミヨン チェ・ミョンギル ノウサギ キリギリス ハクビシン タマムシ イナモリソウ エビネ ヤブデマリ ギンヤンマ オオカマキリ オケラ オオトモエ ムクゲコノハ ヤモリ LKK5V3 自作パソコン D70 D7500 D70s オオイヌノフグリ タネツケバナ ニコン フユイチゴ 踊平 トネアザミ タイワンホトtギス 林道梅沢寸庭線 奥多摩大橋 コハコベ ホトケノザ アセビ フキ 梅ヶ峠 シロバナネコノメソウ イタドリ 天子川 ツルウメモドキ セイヨウアブラナ ヒメオドリコソウ 林道相之谷高月線 市道相之谷線 ハンノキ ヤマホロシ 村松千裕 オルガ・ダニロビッチ 林道日向沢線 マルバダケブキ ヤマブキショウマ シモツケソウ 林道川乗線 川乗山 ヤブレガサ クサタチバナ サラサドウダン ウツギ エビガライチゴ ナガバノコウヤボウキ ヤマボウシ ママコナ ヤマホトトギス ハクサンフウロ カイフウロ オミナエシ カセンソウ ヒキヨモギ タマゴタケ ヒグラシ ハンゴンソウ キオン ヒメヤシャブシ アケビ 楢原山 コミネカエデ ウスキキヌガサソウ カエデドコロ サワオトギリ リョウブ アオツヅラフジ ムラサキニガナ ウツボグサ エゴノキ クマノミズキ ネズミモチ イヌトウバナ ヒガンバナ ミヤマガマズミ クロガネモチ 林道戸石天ヶ峠線終点 ヤマボクチ アキノキリンソウ アクシバ ヌスビトハギ カラスザンショウ ヌルデ ヤマウルシ 林道木地川線 林道木地奥線 ホタルブクロ マルミノヤマゴボウ 林道臼坂黒谷線(関屋工区) コンロンソウ マルケタ・ボンドロウソバ ヤマフジ ヒメコウゾ 林道河之内本線 ヤマブキ 林道河之内支線 林道黒谷本線 フウロケマン オオバタネツケバナ アブラチャン ヤマグワ シコクカッコソウ アカメガシワ サンショウソウ ハナイカダ 横峰寺 ハンカイソウ 林道臼坂黒谷線(河之内工区) カスミザクラ コガクウツギ ミツバウツギ ツリバナ ウリハカエデ サカネラン 

リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フルカウンター
現在の閲覧者数:
ブログ内検索
QRコード
QR
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

javascript電卓
電 卓
最近のトラックバック