ほぼ完璧でした。
今回、特に目立ったのは守備力の向上です。
えっ、あの球を返すのか、と思ったくらいの守備力でした。これなら守備型にも負けないくらいの返しです。
逆球にも体が反応するように返していました。
コントロールも良かったです。
軽く振る(コンパクト)とこは軽く振り、強く振る(大振り)とこは強く振るという切り分けも見事でした。
ここらへんは、チリコ選手の球筋を読んでの対応だったのかと思います。
おそらくチリコ選手は自分のストロークに自信を持っているだろうから、わりと単純な強打だと思われる。
コントロールはあっても緩急や球質までもの操作はないだろうし、また相手を揺さぶるような配球をしてこないと思われる(まだ、若手だからそこまでの技巧がないともいえる)。
そこらへんを読んでの土居さんの返しだったのかも知れない。
ともかく、チリコ選手としては、あの球を返されるのかということでより強打を打とうと力んでミスを重ね自滅したという感じでした。
もちろん、伝家の宝刀であるフォアは健在で、こちらも要所要所で決めてダメを押していました。
もう、これは強いというしかないテニスでした。
トップ30のテニスでした。
今、伸び盛りの若手を一蹴しました。かって自分がチリコ選手の頃にされたことを相手にしているという感じでした。
ほんと、いままでの攻撃力にこの守備力がつけば、負ける相手はそんなにいないだろうと思わせるほどの出来でした。
というか、これがその天分からいえば、本来の土居さんのテニスでしょう。
このくらいの力はあるのです。
自分を信じて普通に自分のテニスをすれば、この力なのです。
そこらへんは、第2セットの第1ゲームのデュース合戦でのブレークや第4ゲームのデュース合戦でのキープにそれが良く現れていると思います。
見事に要所を押さえて相手への流れを断ち切っています。
これなら完璧だろうという感じですが、上にほぼ完璧と書いたのは、第2セットの第6ゲームを簡単にブレークされたからです。
今回は結果的にこれが大火傷にはならず、愛嬌程度で済んだので問題ないように思われますが、どうもこういう風に試合で時たま気が抜けるというか集中力が欠けるというかぷっつんになるというかそういう空白ができるということです。
こういうのは、全仏オープンのサマンサ・ストーサー戦、去年(2015年)のウィンブルドンのエリナ・スビトリナ戦が記憶に残っています。
ストーサー戦やスビトリナ戦はここから崩れて、試合の主導権を失って負けてしまいました。
今回は、土居さんが過去の経験から立て直したのか、チリコ選手が土居さんの隙に気づかなかったのかは定かではないが、試合の流れが変わることはなかったので良かったのですが、わたしとしてはひゃっとしました。
だから、結果的には愛嬌なのです(笑)
ここらへんは、緊張状態(緊張感)がピークみたいになったら発病するのでしょうか、そうならそれで発散されて、すっきりするのかもしれませんが。で、すっきりし過ぎてずるずると負けになるのかもしれません。
もし、緊張状態ならプレーで出すというより、どこかで声を出すなりなにかの仕草をするなりして緊張状態を低減する(最適化する)必要があるかもしれません。
ともかく、相手が上位であったら見逃さないだろうし、せめぎあっていたら流れが変わるようなプレーだと思います。
ということで、いつもいつもあることではないでしょうがちょっと気になっています。
まぁ、いずれにせよ、久しぶりにすっきりする強い土居さんを見れて満足です。
というより今の土居さんは普通に強いのです。
なお、この試合はコート8で行う予定でしたがコート8の試合が長引いたためコート16になったようです。
そういうことを知らないわたしは、この試合を見逃すところでした。
なにげなしにライブスコアをチェックしていたら、DOIと書かれていてその時は土居さんの第1セット3-0でした。
それからあわてて第4ゲームから見ました(笑)
シングルス本戦1回戦(6月27日(月),第1日,コート16第4試合)(51分)
土居美咲(Misaki DOI,日本,49位) vs. ルイザ・チリコ(Louisa CHIRICO,米国,73位)は、
土居美咲が6-1,6-2で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,5-1,6-1(サーブは土居から)
第2セット 1-0,2-0,2-1,3-1,4-1,4-2,5-2,6-2(サーブはチリコから)
ウィナーとアンフォーストエラーは、土居さんが13と11、チリコ選手が9と23です。
これからでも土居さんが効率よくチリコ選手を揺さぶったという感じです。
土居さんがウィナーを決める前にチリコ選手が先にエラーを犯したといえましょう。
(この試合の統計情報は、http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2142ms.htmlです)
さて、これで土居さんは今年初のグランドスラム2回戦進出となりました。
2回戦の相手は、カロリナ・プリスコバ選手です。
あえて、どうこういうことはないでしょう。
直前のイーストボーン国際で戦っているということで、その傾向と対策はばっちりでしょう。
というか、今日(27日)のような土居さんの本来のテニスをすれば問題ないでしょう。
だから、ここはあえて大胆にスコアで予想します。
土居さんの6-3,6-4です(笑)
あと、この日に見た残り5試合を見た順番に書いておきます。
ちなみに、土居さんの試合は今日(日本時間的には27日と28日)見た5番目の試合です。
なお、どの試合も途中から見る羽目になってしまいました(苦笑)
まずは、奈良くるみさんの試合からです。
奈良くるみさんが、27日(月)に行われたシングルス本戦1回戦にてマディソン・ブレングル選手を6-2,6-7(5),6-3のフルセットで破りました。
奈良くるみさんはWTAランキング93位、マディソン・ブレングル選手は58位です。
勝因は、奈良さんのコントロールの良さでしょう。
このコントロールの良さがあるためか、果敢な攻めの姿勢が目立ちました。
この試合はこの攻めの姿勢が功を奏したという感じです。
両者とも守備型なので、守備型同士の対決はわりと膠着状態になりやすいのです。故にどっちが優位かというのかはっきりしないのです。
今回はこれを打破するために攻めの姿勢で圧倒したという感じです。
第1セットは、この奈良さんの攻めの姿勢にブレングル選手が対応し切れなくて、奈良さんの流れという感じです。
第2セットは、この奈良さんの攻めに対抗するためにブレングル選手はパワーで押すという感じになりました。
とは言っても、パワー型というより、奈良さんに対しての相対的なパワーの優位ということです。
このため、奈良さんの技巧とブレングル選手のパワーという感じになりました。
3-3までキープ合戦で、第7ゲームを先にブレングル選手がブレークしたので、このセットはブレングル選手かと思われたのですが、第10ゲームを奈良さんがブレークバックしてタイブレークに突入します。
このタイブレークは奈良さんのミスにつけ込んでブレングル選手が取ります。
第2セット終了後、奈良さんがトイレットブレークを取ります。
第3セットは体力(スタミナ)勝負という感じを持っていたのでブレングル選手有利かと思ったのですが、なんか奈良さんのサーブもストロークも威力を増したような感じになり、あっという間に4-1とします。
この後はブレーク合戦となって、奈良さんが6-3で取ります。
ここらへんはお互い体力(スタミナ)が消耗してのブレーク合戦かなと思います。
お互いサーブこけたらみなこけたになったという感じです。
ブレングル選手は第1セットから肩で息をする場面もあり、いまいち体が重い感じがありました。
奈良さんは、勝利が決まった瞬間、ほっとしたのか右足(太腿にテーピング)に痙攣が起きて、主審台まで歩くのがやっという感じで、主審と握手したあと、立っておれなくてその場に座り込みました。
3分くらいで痙攣は治まったようで、その後はサインなどして立ち去りました。
試合中はアドレナリンが噴出していたのかも知れませんが、もう少し試合が長引いていたら、どうなっていたのかという感じです。
奈良さんはグランドスラムではつきがあるという感じです。
今回は攻めの姿勢を見せるということで、新しい面が出たかなと思います。
しかし、攻めに転じた分、ミスも増えてしまいました。
ここらへんが、まだ詰めが甘いというか攻めと守りのバランスがまだうまくいっていないようで、第2セットなどは十分取りきるチャンスがあったのですが、ミスで自滅した感じです。
このような戦いでは、トップ50相手ではかなり苦しいと思いました。
やはり、守備型だからミスを少なくしてかつ攻めの姿勢でないと、特に攻撃型のトップ50には勝つことが難しいと感じました。
ともかく、今日は良いテニスをしていたので、体調に問題なければ2回戦も楽しみな戦いでした。
相対的に故障が多い気がするのが心配ですが。
故障が多いと安定性はかなり損なわれると思うので・・・
この試合、第1セットの奈良さん2-0の第3ゲームの途中から見ました。
ウィナーとアンフォーストエラーは、奈良さんが49と36、ブレングル選手が28と21です。
奈良さんのウィナー数、これって攻撃型でしょう(笑)
(http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2146ms.html)
ラウラ・シグムンドさんは、27日(月)に行われたシングルス本戦1回戦にてマディソン・キーズ選手に3-6,1-6で負けました。
ラウラ・シグムンドさんはWTAランキング42位、マディソン・キーズ選手は9位で第9シードです。
キーズ選手が強かったということです。
サーブもストロークも速くて正確ということで良すぎるということです。
上り調子でトップ10になったという力をそのまま見せたという感じです。
とっても気の早い話ですが、決勝戦はセリーナ・ウィリアムズ対マディソン・キーズになるのではないかと思うくらいの強さでした。
シグムンドさんは少しづつ状態が良くなりつつある感じで、ストロークは良くなっているのですが、まだドロップショットの切れ味は戻っていません。
ストロークだけで、キーズ選手に対抗するのならこのスコアでしかたないでしょう。
この試合は、第2セットの第1ゲームの途中から見ました。
ウィナーとアンフォーストエラーは、シグムンドさんが15と15で、キース選手が20と23です。
画面上でUnreturned Servesというのが出て、これがキーズ選手は18でシグムンドさんが5でした。
これが相手が返せなかったサーブ(いわゆる準エース)ということなら、これからもキーズ選手のサーブに威力があったということが分かると思います。
(http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2140ms.html)
デニサ・アレルトバさんが、27日(月)に行われたシングルス本戦1回戦にてマルガリータ・ガスパリアン選手を6-3,3-0Ret.で破りました。
デニサ・アレルトバさんはWTAランキング82位、マルガリータ・ガスパリアン選手は59位です。
アレルトバさんが勝つのをたぶん初めてライブストリーミングで見たと思います(笑)
思えば、去年のウィンブルドンのキャロライン・ウォズニアッキ戦で初めてアレルトバさんを見たのでした。
特に大活躍ということはなかったので、あまり試合を見れなかったということもあります。
まぁ、ここらへんはその選手を好きになるのは何も絶対的に強いからというわけではないですからね。とはいっても最初は強さから惹かれるのですけどね。
人生の色んなものが組み合わさっての好きですから。直観的なことが大いにあるでしょう。
まぁ、あまり弱すぎるとストレスが溜まるから、そういう選手には途中で逃げ腰校長になりますけど・・・
あくまでもその人を人格で好きになっているというより(人格は知りようがないから)テニスという一つの表現手段で好きになっているわけですから。
やはり、プロの世界では勝つことが一番大きな自己表現でしょう。だって勝たなければ上位の選手(表現力の優れた選手)とは戦う(表現を競い合う)ことができないのだから。上にあがらなければいつまでも稚拙な表現で留まるということになる。
勝つには勝ったのですが、今回はガスパリアン選手が棄権しての勝ちでした。
アレルトバさんのテニスは普通だったと思いますが、ガスパリアン選手の動きが悪かったです。
ほとんど球を追いかけることは出来ませんでした。左足の膝のあたりにかけてテーピングをしていたのでその影響かなとか思っていたら、第3ゲーム後にガスパリアン選手が棄権を申し入れました。
次はアレルトバさんのテニスですっきりした勝ちを見たいと思います(笑)
この試合は、第1セットのアレルトバさん5-2の第8ゲームの途中から見ました。
ウィナーとアンフォーストエラーは、アレルトバさんが22と13で、ガスパリアン選手が7と16です。
(http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2155ms.html)
アンゲリク・ケルバーさんが、27日(月)に行われたシングルス本戦1回戦にてローラ・ロブソン選手を6-2,6-2で下しました。
アンゲリク・ケルバーさんはWTAランキング4位の第4シードで、ローラ・ロブソン選手は283位です。
ケルバーさんらしいテニスで勝ったという感じです。
こういうテニスをしてくれるとこちらも安心して見ていられます。
ケルバーさんのテニスはウィナーを取るテニスではなく相手にエラーを強いるテニスです。
だから、相手のエラーを待っているテニスではないです。積極的に攻めて相手にエラーを起こさせるのです。
相手のコーナーぎりぎりの球や緩急や球質を変えて、相手にけっして十分な体勢で球を打たせないのです。
十分な体勢で打てなければ当然、その球は思ったところには行かないでしょう。
だから、相手のエラーはアンフォーストエラーに見えても実はフォーストエラーなのです。
何でもない球と思っていても、コースや緩急や球質があれは相手は打ち損じてしまいます。同じ球が来るからこそリスムを作れるので、来る球来る球違っていればなんでもない球でもリズム良く打つことはできません。
野球の投手でいうと、三振をばったばった取る投手ではなく打たせて取る投手なのです。
バットに当たるけど、思ったとこには飛ばないのです。
そんな高度なテニスをしていたケルバーさんでしたが、エースやウィナー(野球でいえば三振やホームラン)の魅力にとりつかれたのか強打でエラー多発の自滅のテニスをしていたように思えます。
それがまた元の高度なテニスになったという感じです。
ケルバーさんほどのテニス賢者でも、ある種の誘惑には抗することが出来なくて自分を見失うのですね。
そういうことでは自分を知るということは奥が深いといえます。
話は変わるけど、そういうことではイチローさんはもの凄いということがいえると思います。
あのパワー全盛の大リーグに行っても、自分の野球を貫くのですからね。
己の価値はホームランではなくヒットにあるということを信じてそれを全うするのですから。
ホームランを打とうと思えば打てるのにそれを封印するだけの強固な意志があるわけです。
正に、我が道を行くということです。己を知っているということです。
イチローさんは、孫子の「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」を体現している人だと思います。
ロブソンさんはイギリスの選手でかってのジュニアチャンピオンでもあり、今は故障からの復帰中なので、観客の声援が半端なかったです。
ただ、復帰戦としては相手が悪すぎたといえます。
それでも、ケルバーさんはこの1回戦に勝ててほっとした感じはありました。全仏オープンは1回戦敗退でしたから。
この試合は、第2セットのケルバーさん2-0の第3ゲームから見ました。
ウィナーとアンフォーストエラーは、ケルバーさんが15と7で、ロブソン選手が15と32です。
(http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2148ms.html)
カロリナ・プリスコバ選手が、27日(月)に行われたシングルス本戦1回戦にてヤニナ・ウィックマイヤー選手を6-2,0-6,8-6のフルセットで下しました。
カロリナ・プリスコナ選手はWTAランキング17位の第15シードで、ヤニナ・ウィックマイヤー選手は46位です。
この試合は急遽(きゅうきょ)、見ました。
プリスコバ選手が勝つと思っていたのに、プリスコバ選手が苦戦して五分五分だったのでウィックマイヤー選手が勝つようだとどんな選手か知っておきたいと思ったからです。
ウィックマイヤー選手はプリスコナ選手と同じような強打の攻撃型の選手でした。
ともかく大振りでがんがん打ってくるので、球の行き先は球に聞いてくれというような荒っぽい感じでした。
だから、どちらかリズムが合ったほうが主導権を握るという感じでどちらにその主導権が行くのか見てるわたしには分かりませんでした。
どちらかが、揺さぶりなどの緻密(ちみつ)なテニスをするならばそちらが勝つという感じでしたが、そんな傾向は全くなくともかく打って打ちまくるというあえていえば単純な戦いでした。
野球で言えば、投手戦ではなく打撃戦です。
面白いといえば面白いといえるし、緊張感がないといえばないといえる試合でした。
これを見ていて、どちらが勝っても土居さんにとっては大差ないと思ってしまいました。
どちらかというとプリスコバ選手の方が、感情をあまり出さない分冷静かなという感じで、ランキング通りの結果になったといえます。
しかし、わたしの見る限り、どっちが優位だったかはいえない試合でした。
この試合は、第3セット2-2からの第5ゲームの途中から見ました。
ウィナーとアンフォーストエラーは、プリスコバ選手が32と17で、ウィックマイヤー選手が37と29でした。
(http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2141ms.html)
テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
土居美咲がチリコを破って2年ぶりの初戦突破 [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010005-tennisd-spo
土居美咲 わずか51分の快勝、全英2年ぶり初戦突破<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010004-tennisnet-spo
全仏女王ムグルサが初戦突破、土居と奈良の日本勢も2回戦へ (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000018-jij_afp-spo
奈良、土居も2回戦進出 ウィンブルドン選手権 (夕刊フジ) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000002-ykf-spo
土居は50分、奈良は2時間20分の試合を制して2回戦へ [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010015-tennisd-spo
ウィンブルドン1回戦レポート:25歳土居美咲、大人のプレーで20歳の新鋭を圧倒(内田暁) - 個人 - Yahoo!ニュース;http://bylines.news.yahoo.co.jp/akatsukiuchida/20160629-00059430/
奈良くるみがブレングルを下して3年連続初戦突破 [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010008-tennisd-spo
<ウィンブルドン>奈良くるみ2回戦へ 西岡良仁は敗退 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000113-mai-spo
奈良くるみ 全英3年連続の初戦突破、フルセットで勝利<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010009-tennisnet-spo
涙の奈良くるみ 執念の勝利、足に痙攣起きるも全英3年連続初戦突破<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010010-tennisnet-spo
ウィンブルドンレポート:観客のサポートも力に変え、ケガとケイレンに苦しみながらも奈良くるみが初戦突破(内田暁) - 個人 - Yahoo!ニュース;http://bylines.news.yahoo.co.jp/akatsukiuchida/20160630-00059442/
ビーナス、キーズ、ストーサーらが2回戦へ [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010001-tennisd-spo
全仏女王のムグルッサが初戦をフルセット勝利 [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010006-tennisd-spo
プリスコバ、ヤンコビッチらが2回戦進出 [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010009-tennisd-spo
錦織ら日本勢4選手 ウィンブルドン初日に登場<全英テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010000-tennisnet-spo
追記(2016.6.30.木):日比野菜緒さん 1回戦 敗退
日比野菜緒さんは、28日(火)・29日(水)に行われたシングルス本戦1回戦にてアンドレア・ペトコビッチ選手に6-3,5-7,2-6で負けました。
日比野菜緒さんはWTAランキング70位、アンドレア・ペトコビッチ選手は38位の第32シードです。
この試合は、28日(火)に行われ、日比野さんから見て6-3,5-7,1-5(40-15)の時点で雨天順延になり、29日(水)に続行されました。
惜しいといえば惜しいし、力不足といえば力不足でした。
第1セットは、日比野さんが自分のテニスをしていたのに対して、ペトコビッチ選手はちぐはぐなテニスでした。
それがキープ合戦の2-2のお互い様子見から、日比野さんが3回ブレークしペトコビッチ選手が1回プレークするという違いになったと思います。
第2セットもお互いキープで2-2となるのですが、第4ゲームからペトコビッチ選手が自分のテニスを思い出したかのように強打で攻めてきていました。
そして、おそらく今日のキーポイントであろう日比野さんサービスゲームの第5ゲームとなります。
ここを日比野さんがキープすれば、ペトコビッチ選手にかなりの焦りが生じて、第1セットのように自滅する可能性があったでしょう。
なぜなら、日比野さんが強くて容易にブレークできないということを実感してしまうからです。
しかし、ここをペトコビッチ選手はブレークしたので、この試合はいけるという実感を得たように思います。
その後、日比野さんは3-4から第8ゲームをブレークバックして4-4とします。
これで、このセットもいけるのかなという感じにもなったのですが、この後ペトコビッチ選手が3連取して7-5で取ります。
しかし、第1セットを取っているので日比野さんが巻き返すチャンスはまだあります。
第3セットの日比野さんのサービスゲームである第1ゲームを早々と40-0としたので、流れを引き寄せるかと思いました。しかし、ここからペトコビッチ選手の反撃に会い、このゲームをブレークされてしまいます。
これで、日比野さんは気落ちしたのか、ここからプレーが雑になり日比野さんの自滅という感じになりペトコビッチ選手の5-1から日比野さんのサービスゲームである第7ゲームの40-15で、雨が降ってきました。
再開後は、お互いキープの6-2でした。
結果的には、実力差でしょう。
お互いが自分のテニスをすればこういう結果になるということでしょう。
ここらへんは日比野さんが若いということで経験不足ということでしょう。
試合の流れを見るほどの力あるいは余裕はまだないということでしょう。
試合の流れが分かるようになれば、ここは勝負所ということで、もっとしぶといテニスをして相手を苦しめることも出来るようになるでしょう。
トップ50に勝つにはまだまだ課題は多いということです。
コントロールにしても試合の組み立てにしても。
これからですね。
なかなか、グランドスラムではドロー運には恵まれないのですが、対戦相手のランキングは下がってきているので、全米オープン当たりで初勝利ということになるかもしれません。
ウィナーとアンフォーストエラーは、日比野さんが18と41で、ペトコビッチ選手が20と40です。
(http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/stats/2129ms.html)
テニス|スポーツナビから
日比野菜緒 四大大会初勝利お預けも、得意のハードコートへ向け笑顔<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010015-tennisnet-spo
日比野菜緒は元世界9位のペトコビッチに敗退 [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010008-tennisd-spo
日比野菜緒 全英初戦は元9位に逆転負け、GS初勝利ならず<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010013-tennisnet-spo
<ウィンブルドン>日比野菜緒、初戦敗退 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000000-mai-spo
【全英テニス】日比野、4大大会初勝利ならず…前日の降雨順延再開も逆転負け (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000219-sph-spo
日比野菜緒の1回戦は第3セット1-5で順延に [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010001-tennisd-spo
日比野菜緒 全英初戦は雨で決着つかず、翌日へ順延<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010003-tennisnet-spo
ダニエルは腹痛で粘り発揮できず、初勝利をかけた日比野の1回戦は降雨のため中断中 [ウィンブルドン] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010005-tennisd-spo
なお、この日(29日・水)に行われる予定であった土居美咲さんと奈良くるみさんの2回戦は雨のため30日(木)に順延になりました。
どうやら、アポロンはテニスを見たくないらしい(笑)
ウィンブルドンテニス2016の
HPは
http://www.wimbledon.com/index.html
サイトマップ;http://www.wimbledon.com/en_GB/sitemap/index.html
ライブスコア;http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/index.html
WTAの表記は
http://www.wtatennis.com/tournaments/tournamentId/839/title/the-championships-wimbledon
です。
土居美咲さんの
ブログ「土居美咲公式ブログ - 美咲ブログ -」は
http://tennis.jp/misaki-doi/
ウィキペディアは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%85%E7%BE%8E%E5%92%B2
WTAは
http://www.wtatennis.com/players/player/13434/title/misaki-doi
ITFは
http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?PlayerID=100081799
テニス365は
http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/?id=women00438
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10032
YouTubeは
https://www.youtube.com/channel/UCpao-jXmoU53yTPZc0NdBkQ/videos
です。
注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2016年6月27日(月)現在(ランキングは毎月曜日に更新されます)です。
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