ろぷろす_ぶろぐ 2015年11月
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おわりなごや

ダンロップ・スリクソンワールドチャレンジテニス2015($75,000+H Toyota,日本/豊田,本戦11月23日(月)~11月29日(日),室内カーペットコート,ITF)は、11月29日(日)にルクシカ・クムクム対ヤナ・フェットで決勝が行われ、ヤナ・フェット選手がルクシカ・クムクム(ルクシカ・クンクン)選手を6-4,4-6,6-4のフルセットで破っての優勝で幕を閉じました。
ヤナ・フェット選手は、安藤証券オープンで見たときは、優勝するほどの選手には見えなかったのですが、ここ豊田のコートと相性が良かったのかもしれません。

大坂なおみさんは、準決勝でそのヤナ・フェット選手に4-6,1-6で敗れました。
しかし、ベスト4ということで、48ポイントを獲得し、11月30日(月)発表のWTAランギングで143位となり、日本選手ナンバー4となりました。
これで、実質的にフェド杯のメンバーは決まったといえましょう。

ところで、このダンロップ・スリクソンワールドチャレンジテニスには、男子にはライブストリーミングはあるのですが、女子にはないのはなぜでしょうか。
めんどくさいのでしょうか(笑)
女子の方もライブストリーミングをお願いしたいのですが・・・

テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
フェットが優勝で全豪オープン予選圏内へ浮上 [豊田/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00010002-tennisd-spo
大坂なおみは準決勝でフェットに敗退 [豊田/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00010005-tennisd-spo
大坂なおみがベスト4に進出 [豊田/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151127-00010005-tennisd-spo
江口実沙、大坂なおみ、尾崎里紗がベスト8進出 [豊田/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151126-00010001-tennisd-spo
日比野、江口、大坂、尾崎が初戦突破 [豊田/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00010003-tennisd-spo
[最新WTAランキング/女子テニス] 11月30日付 (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00010003-tennisd-spo


日本選手トップ1の期待のあった日比野菜緒さんは、2回戦であえなく撃沈しました。
シンデレラ・ガールだから、おそらく12時になったのでしょう。
今年の大躍進、お疲れ様でした。
さて、来年はシンデレラ・ストーリーでは王子様が現れる設定ですが(笑)

ということで、今年の日本女子選手のランキングのナンバー1は、晴れて土居美咲さんとなりました。
初めての栄光です。
正に、有終の美です。


これで、今年(今季)の日本の国際大会はすべて終了しました。
ITF15大会とWTA2大会でした。
ITFの大会は、日本以外では開催されているので、それに参加される方もいるでしょうが、わたしのテニス観戦も一応、今年はこれで終結です。

今年は、生や映像(ライブストリーミング)でテニスをたくさん見ました。
おそらく、ゆうに100試合は超えていると思います。
これは、岡村恭香さんを知ったのが大きいです。
岡村さんを知ったので、ITFの日本での大会があるということで、生を見る機会が増えたし、またライブストーリミングで見れることも知りました。
土居美咲さんを知った2011年からテニスを見るようになったのですが、土居さんはほとんど日本にいないので見る機会が少なく、いままでは年にそうですね、生と映像を合わせて20試合前後でしょうか。
しかもある期間に固まっているので、テニスのことが少し分かったかなと思うとまた1年待たなければいけないため、その頃にはもう大方忘れてしまっています。
ところが、今年は年間を通じてテニスを見れたので、用語なども覚えて試合の流れも分かるようになりました。
いまでは、第1セットを見れば、その結末の大体が分かります。
なかには、当の本人たちも思っていないような大どんでん返しの試合もありますが・・・(笑)

ということで、ここ最近のこのブログは、テニスブログの観を呈していますが、けっしてテニスブログではないのでお間違えなきようお願いします(笑)
ともかく、知れば個性豊かな選手が多いので試合を見てしまうとついつい一言二言書きたくなるのです。
といっても、あくまでも素人の見た感じです。
どんなことでも、その楽しみ方は人それぞれ様々です。
これが、わたしのテニスの楽しみ方ってことです。

おそらく、来年も同様にテニスを見るでしょう。
来年も、土居美咲さんと岡村恭香さんを中心に見て行きます。
従来から贔屓(ひいき)にしている選手は引き続き注目していきたいと思います。
日本選手としては、土居さんの好敵手の日比野菜緒さん、わたしが勝手に岡村さんのライバルだと決めている奥野彩加さん、下から駆け上がってくるであろう吉冨愛子さん、そして晴れてR18禁の解けた大坂なおみさんなどです。
海外の選手としては、アンゲリク・ケルバー選手や3人娘(ベリンダ・ベンチッチ選手,エリナ・スビトリナ選手,ダリア・ガブリロワ選手)に加えて、アナ・コニュ選手,デニサ・アレルトバ選手,アリソン・バンアイトバンク選手,ダリア・カサキナ選手,アンナ・シュミエドロワ(アンナ=カロリーナ・シュミドローバ)選手,シェイ・スーウェイ選手などです。
アナ・コニュ選手は、同じくR18禁が解けたので、どこまで勝ち上がるか楽しみです。
デニサ・アレルトバ選手は、今年(2015年)のウィンブルドンからの注目選手で来年も引き続いてということです。
アリソン・バンアイトバンク選手は、ルクセンブルクでの土居さんとの対戦を見てから続けて見てみたいと思っています。
ダリア・カサキナ選手は、全米オープンでダリア・ガブリロワ選手を倒したのがとても印象に残っています。
ラリーで圧倒していましたから。
アンナ・シュミエドロワ選手は、WTAエリート・トロフィーでロベルタ・ビンチ選手を6-1,6-0で圧倒したのが鮮烈な印象として残りました。
初め見たとき、マルチナ・ヒンギス選手かと思いました。そのくらい姿かたちのイメージが似ていました。
その上に、テニスもヒンギス選手のように巧みに行い、ビンチ選手を圧倒したのだから魅せられました。
なお、シュミエドロワ選手がこの大会に出たのは、キャロライン・ウォズニアッキ選手の代わりです。
ウォズニアッキ選手は、その前々日にパン切りナイフで指を切ったのが元で大会を棄権したので、急遽、シュミエドロワ選手ということになったのです(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00010014-tennisnet-spo)。
シェイ・スーウェイ選手は、安藤証券オープンで日比野さんと戦ったときの技巧に魅せられたのです。

ということで、来年はまたどのような選手との出会いがあるのでしょうか。
それも楽しみです。


余談1:初夢

さて、今年の大会も終わったということで、早いですが、初夢を見ます。
どんな初夢かというと、「日清錦織スタジアム」です(笑)
今年、東レPPOテニス以外の大会を見て、痛烈に感じたのは、観戦設備の稚拙さです。
合格点は、有明コロシアムくらいです。っていうか有明コロシアムは立派すぎるくらいです。
だから、有明コロシアムと他の会場を比べると、月とスッポンという感じで、他の会場がよけいに貧弱に見えます。
故に、有明コロシアムとその他の会場との中間くらいのを、有明テニスの森公園に作りたいということです。
ちょうど、イベント広場と言われているところに空間があるので、そこに5000人くらい収容できる第2の有明コロシアムというべきスタジアムを作るということです。

では、その建設費ということですが、東京オリンピックもあるということで、スポーツ振興金(補助金)でということですが、それはこれからの日本は、米国の世界警察つまり軍事支配の低下に伴い、米国の傭兵部隊としての役割を担当することになり特に亜細亜地域の軍事支配を行うために、国防費に多大の予算をかけなければいけないので、そういう資金的余裕はありません。

そこで、思ったのが錦織圭さんとその所属先である日清食品さんなのです。
この方たちに一肌脱いでもらうのです。
だから、「日清錦織スタジアム」なのです。

まず、錦織圭さんに大大活躍してもらいます。
錦織さんが、なんとなんと「年間グランドスラム」を達成するのです。
そうなると、テニス界だけではなく世界で最も有名な人のひとりとなるでしょう。
老若男女だけでなく、猫や杓子ですら、錦織さんを知っているでしょう。
そうしたら、ここで日清食品さんの出番です。
こちらも、世界ブランドであるであろう、「カップヌードル」があります。
この錦織さんの年間グランドスラムと日清さんのカップヌードルを融合させて、「錦織圭年間グランドスラムカップヌードル」を世界発売するのです。

この「錦織圭年間グランドスラムカップヌードル」に、寄付金を付けます。
寄付金は、20円として、運営費を2円とし、18円を運上金とします。
また、売り上げを促進するために、このカップヌードルに付いているシールを集めると、錦織さんのサインの入ったボールやラケットやウェアなどのグッズがもらえるというプレゼントも用意します。
こういうことをすれば、おそらく運上金は、数百億円は下らないと思われます。
なんたって、世界中ですから。
もちろん、このカップヌードルの味は、錦織味になっています(笑)

それで、「日清錦織スタジアム」を建設するのです。
そして、このさいですから、コート1とコート2も2面コートとして、2500人くらい入るスタジアム風に改修するのです。
また、コート3とコート4を1250人くらい入れるよう現状のコート1とコート2風に改修します。
そうすれば、観戦設備のあるコートが6面となるので、大方の試合はゆっくりと観戦できると思います。

なお、「錦織圭年間グランドスラムカップヌードル」はスタジアムの維持費などなどの関係もあるので、採算割れになるまで、販売するとします。

ともかく、これを行うためには、錦織さんが年間グランドスラムを達成しなければならないので、早速、錦織さんは改造人間となってスーパーマンいやウルトラマンとなるべきプロジェクトが発足します。

というところで、目が覚めます。
そんな初夢を見たいと思います(笑)

有明コロシアムの
HPは
 http://www.tptc.co.jp/park/02_03/colosseum/01
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%98%8E%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%A0
です。
有明テニスの森公園の
HPは
 http://www.tptc.co.jp/park/02_03
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%98%8E%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%A3%AE%E5%85%AC%E5%9C%92
です。


余談2:スコア

テニスのスコアは、素人目には複雑に見えます。
で、簡単なスコアを考えて見ます。

まずもってややこしいのが、ポイントの数え方です。
0,15,30,40って何って感じになります。
これは簡単に、0,1,2,3でいいと思います。
次にデュースですが、これも40→Ad.→40→Ad.→40→・・・ってなると一体、どのくらいデュース合戦をしているのか分からないので、こちらもタイブレークのときと同じように数値の積み上げで表せば、分かりやすいと思います。
例えば、3-3→4-3→4-4→4-5→5-5→・・・→16-14とかいう具合にね。
ここらへんも、単純な数値で表せば簡単ですね。タイブレークはそうしているのだから、全部そうしてもいいと思うのですが・・・

というより、もっと簡単で分かりやすくするためには、デュースもタイブレークもなくすってことにすれば、かなり誰でも分かるスコアになると思います。

1ゲームは4ポイント先に取ったほうが勝ち、1セットは6ゲーム先に取った方が勝ち、1試合は2セット先に取った方が勝ち、ということにすれば、もろシンプルだと思います。

これでは、いままでよりも早く終わりすぎて戦略上や戦術上で困るというなら、1試合5セットマッチ(つまり3セット先に取った方が勝ち)にするという方法もあります。

1ゲーム4ポイント先に取った方が勝ちというのは、国際試合のダブルスではもう採用されていますね。
この国際試合のダブルスは時間短縮のためだと思われるのですが、わたしはどうもあのスーパータイブレーク(10ポイントマッチタイブレーク)は好きではありません。
スーパータイブレークをするくらいなら、1ゲーム4ポイント勝ち、1セット6ゲーム勝ち、1試合2セット勝ちの方がずっといいと思いますが。
こちらの方がすっとシンプルで分かりやすいと思うのですが・・・
たぶん、これはマニアックなことが好きな人が作ったスコアルールかなと思ってしまいます(笑)

ちなみに、わたしは、デュースもタイブレークもそれなりに緊迫感があって好きなことは好きなんですが・・・


幽玄
20151118水 幽玄


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岡村恭香さん 壁

最近の岡村恭香さんは、あまり思ったような勝利を挙げることができないようです。
これは、壁なのでしょうか、スランプなのでしょうか、それともちょっとした気の迷いなのでしょうか。

わたしは、ずばり「壁」だと思います。
壁とスランプの違いは、その勝てない(負ける)理由・原因が分かっているかどうかだと思います。

岡村さんは分かっていると思います。
相手が自分より強いのです。それが理由・原因と分かっていると思います。
だから、壁です。
これは、戦いということでは、とてもシンプルなことであるが故に最も大きな壁だと思います。

ただ、わたしが思うに、この壁の出現が思ったより早かったということです。
わたしの目論見では、250位近くになってから現出すると思っていました。
今は300番台の上の方です。
これはおそらく、本人がどういうわけか上のレベルに挑戦して、その強さを身近に感じたために起こったのではないかと思われます。

わたしとしては、300番台では、メインの大会は2万五千ドルであり、2万五千ドルの大会を回って、2万五千ドルがないときは、1万五千ドルを行い、1万五千ドルもないときは、上の5万ドル以上に挑戦するということです。
だから、2万5千ドル以下では、ポイント(あるいは賞金)を稼ぐという意味合いで、勝つテニス(つまりターゲットは優勝)を行い、5万ドル以上の大会では挑戦者として上のレベルの選手と自分の差異を見、それを成長の糧とするということです。
でも、岡村さんは、どうも自分のメインの大会を5万ドルと設定しているらしく、ここ最近は上の大会で勝ちにいっているという印象を受けます。
それで勝てないので、相手は強いということになり、その強い相手を倒すための具体的な結果(方策)がないということなのです。
おそらく、倒すイメージは十分に持っています。
ただ、そのイメージ通りのテニスが出来ないのです。
だから、もどかしいのです。

でも、これは当たり前ですね。
イメージ通りに事が運んだら、逆にいうとそっちの方が怖いですね。
おそらく、相手を倒すイメージがなくて戦っている者はいないと思います。プロならね。
プロになる動機・理由は色々あるかと思いますが、ひとつはこのイメージだと思います。
プロになろうと思う者は、私ならあの選手もこの選手も倒せるというイメージがあるからこそプロになってそれを実行したいのだと思います。
どう考えても思っても、この選手を倒せるイメージが湧かないということならそこで締めると思います。
ダリア・ガブリロワ選手が12歳でマリア・シャラポワ選手を見て、倒したいと思ったのもこの選手にはこういう戦いをしたら勝てるというイメージが12歳の頭に浮んだからだと思います。
でも、そのイメージを実現するには長い年月の努力を必要としたということです。

多分、岡村さんはどの選手にもそういうイメージが湧いたので、いてもたってもいられなくなり上のクラスの大会に勝つことを目的に挑戦したのでしょう。
でも、結果は惨敗という感じなのでしょう。
イメージでは相手に完全に勝っているのに、具体的現実的には勝てないのです。
おそらく、これは頭でっかちになっており、頭で考え思っていることに体がついていってないということでしょう。
テニスは体を使う競技なので、それまでは頭で戦略なり戦術なりを考えても、ボールを打つ瞬間は体が頭より先に反応してくれなければ始りません。
打つべき1球1球の球はすべて違っているであろうから、打つ瞬間はその違いを頭ではなく体が反応して最適になるように修正して打たなければ、自分のイメージ通りの球にはならないでしょう。
おそらく、自分のイメージに体が反応していないのでしょう。
こういうことは、冷静に自分を見つめれば分かることですが、おそらく岡村さんは魔が差したというか勇み足というか先走りというかとにもかくにも結果を求めたのでしょう。
まぁ、賢い人に往々にしてありがちな事かもしれません(笑)

こんな話もあります。
数学者の矢野健太郎著の「数学物語」という本に書かれているアイザック・ニュートンの話です。
ニュートンは、家に猫を飼っていて、その猫が家と外を自由に出入りするように壁に穴をあけていました。
その猫に子猫が生まれました。
そうすると、ニュートンは執事に向かって、子猫用の穴を開けてくれ、といいました。
それを聞いて、執事は、旦那様、子猫も親猫の穴から出入りできます、といいました。
ニュートンは、ああ、そうか、といいました。
(今、原典に当たって書いているわけではないので記憶違いがあるかもですが主旨はこうだったと思います)
ニュートンほどの賢い人でもこういうちょっとした思い込みもあります。
岡村さんもこういう思い込みをしたのかもしれません。

また、今の岡村さんの状態を別の言い方をすれば、頂上の神殿に辿り着くために、その階段を一歩一歩歩いているとします。
一歩一歩歩いていると、いつ神殿に着くかわかりません。そこで、賢い岡村さんは考えました。ここを一気に何段かジャンプしたらもっと早く神殿に着くのではないかと・・・
そこで、思い切りジャンプしました。ところが体のバランスが悪くて、着地に失敗して怪我を負ってしまいました。これでは、早く進むどころか怪我を負ったため、一歩一歩進むよりも遅くなってしまいました。
ともかく、怪我を治してからまた一歩一歩進むしかないのです。
ジャンプもいいですが、むしろ早く神殿に着くには、一歩一歩の速度を上げるほうが堅実だったでしょう。

では、この壁をどうやって乗り越えるかということですね。
相手が強い、その強い相手に対して自分は勝てるイメージはあるが現実的には勝てない。
ということで、ここは現実的になるしかないということです。
今の現状を素直に認めるしかないです。
「成りたい」という理想から「成れる」という現実に向かうということです。
今の自分を見直して、自分が何が出来るかということをもう一度はっきりさせるべきです。
「成りたい」ということで、自分に備わっていない能力などを追いかけるのではなく、何になら「成れる」という自分の能力を武器にすることです。

例えば、サーブを例に取りましょう。
テニスを始めた頃は、遅かったサーブも月日と共に速くなり、またサーブの速さの威力で勝つこともあったとします。
しかし、速さということでは、どこかで限界はありますし、サーブの速さの威力で勝てていたことも上のクラスにいけばそれでは勝てない、というより上のクラスでは平凡なサーブであったということになったとします。
そうするとそこでどうするか。
サーブの速さの威力で勝つ選手に「成りたい」ということで、あくまでもサーブのスピードを上げることにこだわるということかどうかということである。
速く打つということは、多分に先天的なことが影響していると思われる。そうでなかったら、みんな速いサーブを打ちたいだろうからその努力で速いサーブが打てるはずである。
ここらへんをどう見極めるかである。
ここで「成りたい」から「成れる」に変えるのは、軸足を理想から現実へ、つまり地に足をつけたテニスへの転換である。
ということで、サーブの威力を、速さからボールコントロールに変えるのである。狙ったとこに打てるかだけではなく、緩急や回転などの球質をもコントロールするのである。
いってみれば、自分の球速でどんなサーブでも打てるということである。
このため、自分がどのくらいの速度なら確実に狙ったとこに入れられるか、それを知らなければならない。同じく緩急や球質もどのくらいなら自分の思ったとこに入れられるかということである。
そして、それが分かれば、その速度を上げていくということである。
それが、MAXまで出来れば、そのことではひとつの完成になる。
大事なのは、今、自分が何が出来るかということをちゃんと知っておくことである。
そうして、少しずつ少しずつレベルアップしていくということである。
ともかく、やることはたくさんあるだろうが、当然、一度には出来ないのでプライオリティを付けて、ひとつずつしっかりとクリアしていくということになる。

そういうことで、ここで自分を総点検して、「成れる」のは何かというのを明確にすべきだと思います。
それには、おそらく3~6ヶ月くらいはかかると思います。
そして、それ(やるべきこと,目的)がはっきりしたならば、それのレベルアップがそれなりの成果を上げるのに、1年ぐらいはかかると思います。
ということで、来年は「壁」と向き合う時間かなと思います。
そして、それが成功したならば、トップ200ということになろうかと思います。
「壁」だから、そのくらいはかかると思われる。
もし、容易に突破したならば、驚異的な能力があるか壁ではなかったということになる。

焦りや迷いは持つなといっても無理でしょうが、あまり過度に持つと「壁」から「スランプ」に移行する危険性があるので、そういうときは、広大壮大な宇宙のことでも考えてリラックスしてくださいな。
自分→日本→地球→太陽系→星団→銀河系→銀河団→大銀河団→・・・宇宙→もうひとつの宇宙→・・・回りまわって自分。
きっと自分の焦りや迷いはちっちゃいちっちゃいと思えるかも。

自分の思い通りになるから楽しい、自分の思い通りにならないから楽しい、そこらへんはその人の特質かな。
見方を変えれば、世の中にはこんなに強い者がいる、だから倒す楽しみがある、努力する楽しみがあるってことも言える。

ちなみに、「壁」を消滅させるのは意外と簡単です。現状に満足すればいいのです。
あくまでも、上を目指しているからこその「壁」なのです。
艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)、逆境にあってこそその人の真価が分かる、ということもあります。
ほんと、頭のイメージを体に浸透させるには、地道に努力するしか手はないと思います。
魔法使いだって、魔法を使えるまでには地道に努力しただろうから(笑)

ということで、チェシャ猫のようにニヤニヤしながら、楽しみに未来のヒロインを見守りたいと思います(笑)

多分、もう今年は大会はないと思うので、この一年、お疲れ様でした。
今年、岡村恭香さんを知って、けっこう楽しませていただきました。
来年も楽しませてくださいね。


岡村恭香さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー岡村恭香オフィシャルブログ – 夢叶うまで挑戦 -」は
 http://tennis.jp/kyoka-okamura/
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/19223/title/kyoka-okamura
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10460
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00765&s=yahoo
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Ky%C5%8Dka_Okamura
です。


芽生え
20151101日 芽生え


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土居美咲さん 惜しくもトップ50に届かず

土居美咲さんは、OEC WTA女子オープンテニス(OEC Taipei WTA Challenger,台湾/台北,本戦11月16日(月)~11月22日(日),カーペットコート,WTA125Kシリーズ)において、トップ50を目指して決勝を戦ったのですが、ティメア・バボス選手に5-7,3-6で敗れ、準優勝となりました。

この結果、トップ50にはあと数歩およばず、
11月23日(月)発表のWTAランキングで自己最高位の54位となり、獲得ポイントもちょうど1000ポイントとなり自己最高値となりました。

WTAのシングルスランキング(2015年11月23日(月)現在)
(ランキングはWTAからの引用(http://www.wtatennis.com/singles-rankings)です)
Previous Rank Current Rank Player Country Date of Birth Points Tournaments
[30] 30 Stephens, Sloane United States 20 Mar 1993 1715 21
[31] 31 Begu, Irina-Camelia Romania 26 Aug 1990 1630 23
[32] 32 Lisicki, Sabine Germany 22 Sep 1989 1568 20
[33] 33 Tsurenko, Lesia Ukraine 30 May 1989 1445 21
[34] 34 Garcia, Caroline France 16 Oct 1993 1420 25
[35] 35 Giorgi, Camila Italy 30 Dec 1991 1325 22
[36] 36 Gavrilova, Daria Russia 05 Mar 1994 1300 25
[37] 37 Vandeweghe, Coco United States 06 Dec 1991 1247 21
[38] 38 Cibulkova, Dominika Slovakia 06 May 1989 1246 20
[39] 39 Niculescu, Monica Romania 25 Sep 1987 1245 26
[40] 40 Brengle, Madison United States 03 Apr 1990 1238 27
[41] 41 Strycova, Barbora Czech Republic 28 Mar 1986 1170 26
[42] 42 Cornet, Alizé France 22 Jan 1990 1155 26
[43] 43 Van Uytvanck, Alison Belgium 26 Mar 1994 1149 24
[44] 44 Barthel, Mona Germany 11 Jul 1990 1135 29
[45] 45 Pereira, Teliana Brazil 20 Jul 1988 1132 22
[46] 46 Lepchenko, Varvara United States 21 May 1986 1125 23
[47] 47 Konta, Johanna United Kingdom 17 May 1991 1107 21
[48] 48 Bouchard, Eugenie Canada 25 Feb 1994 1064 18
[49] 49 Wickmayer, Yanina Belgium 20 Oct 1989 1043 24
[50] 50 Goerges, Julia Germany 02 Nov 1988 1040 22
[51] 51 Knapp, Karin Italy 28 Jun 1987 1031 22
[52] 52 Diyas, Zarina Kazakhstan 18 Oct 1993 1025 27
[53] 53 Hradecka, Lucie Czech Republic 21 May 1985 1009 23
[60] 54 Doi, Misaki Japan 29 Apr 1991 1000 25
[54] 55 Watson, Heather United Kingdom 19 May 1992 994 23
[55] 56 Larsson, Johanna Sweden 17 Aug 1988 981 24
[56] 57 Kovinic, Danka Montenegro 18 Nov 1994 978 27
[57] 58 Beck, Annika Germany 16 Feb 1994 976 30
[59] 59 Pironkova, Tsvetana Bulgaria 13 Sep 1987 936 22
[61] 60 Mattek-Sands, Bethanie United States 23 Mar 1985 922 17
[58] 61 Gasparyan, Margarita Russia 01 Sep 1994 921 18
[62] 62 Allertova, Denisa Czech Republic 07 Mar 1993 917 20
[63] 63 McHale, Christina United States 11 May 1992 915 24
[64] 64 Witthoeft, Carina Germany 16 Feb 1995 913 30
[65] 65 Tomljanovic, Ajla Croatia 07 May 1993 910 25
[73] 66 Hibino, Nao Japan 28 Nov 1994 904 28
[66] 67 Shvedova, Yaroslava Kazakhstan 12 Sep 1987 899 23
[67] 68 Lucic-Baroni, Mirjana Croatia 09 Mar 1982 885 28
[68] 69 Dulgheru, Alexandra Romania 30 May 1989 879 24
[84] 70 Babos, Timea Hungary 10 May 1993 863 32

しかしながら、今大会の戦いを見ていると、
おそらく、来年早々には、これまた念願のトップ50に入り、調子を維持できれば、トップ30も射程に入ってくるものと思われます。

このことを確認するために、今大会を振り返って見ましょう。
今大会の大きな特徴は、そのキープ力です。
決勝までにブレークされたのは、たった1ゲームです。
1回戦 対尾崎里紗 6-3,7-5 土居さんの(以下同じ)Break Points Saved 4/5
2回戦 対ジャン・リン 6-4,6-4 Break Points Saved 4/4
準々決勝 対ルクシカ・クムクム 6-3,6-4 Break Points Saved 4/4
準決勝 対エフゲニヤ・ロディナ 7-6(3),6-2 Break Points Saved 0/0
決勝までの4戦で与えたブレークは1回戦の尾崎里紗戦の1回のみです。
準決勝のエフゲニヤ・ロディナ戦では一度のブレークポイントすら与えていません。
このキープ力は、相手に大きなプレッシャーを与えます。
相手はなかなかブレークすることが出来ないので、自分もキープしなくてはいけないという焦りから知らず知らずの内に守りに入ってしまいます。
そうすると、テニスが小さくなってしまいます。つまり、力んでしまいます。挙句の果てに、ミス(アンフォーストエラーや甘い球)を犯してしまい、土居さんにブレークを許してしまうことになります。
こうなれば、もう後は普段通りのテニスでキープを続ければいいのです。
では、なぜキープできるようになったかというと、一番大きいのはボールコントロールでしょう。
自分の思っている(狙っている)位置へのサーブはもちろん、そのサーブの緩急や球質のコントロールが出来るということでしょう。
だからこそ、セカンドサーブでもポイントが取れるのでしょう。
これに加えて、ストロークのコントロールも良くなったということです。相手がサーブをリターンしてきても甘い球なら確実にサーブ&フォアで仕留められるようになったのです。
そして、もうひとつこれに加えて、守備力の向上です。ネット際やライン際のボールも巧みにコントロールよく返すことができるようになったのです。
だから、相手はほんと完璧といえるくらいのリターンエースでないと容易にはポイントが取れないのです。
そういうことが相まって、土居さんはサービスに関しては、余裕が持てるので落ち着いていられて普段のサービスゲームを展開できるのです。
これが出来るということでは、相手は土居さん以上のキープ力がないと土居さんを倒すことは出来ないと思われます。

そして、この土居さん以上のキープ力を持ったのが、この決勝戦で戦ったティメア・バボス選手でした。
わたしは、バボス選手は偶然にも、今年(2015年)のジャパンウィメンズオープンテニスで見ているのです。
そのがっちりした体から放たれる強烈なサーブはとても印象に残っています。
しかし、ビッグサーバーだからもろさがあり試合の中でどこか崩れるところがある(だから84位なのだ)と見ていました。そういうところから、土居さん優位と思っていました。
しかし、この日(22日・日)のバボス選手は1年の中で何回あるかというくらいの好調さでした。
サーブはもちろんがんがん決まるしラリーでもやや優位という感じでした。
さすがに、これでは土居さんでなくても51位以下の選手では太刀打ちできないであろうと思いました。
土居さんにもブレークのチャンスがなかったわけではないのですが、この日は勝利の女神はバボス選手を好んだようでした。
Break Points Savedは、土居さんが4/6、バボス選手が5/5ということで、ブレークのチャンスはお互いあったのですが、バボス選手がしのぎ、土居さんが2回喰らったということです。
おそらくそれは、バボス選手の方がより勝利への執念があったように感じられたからです。
土居さんはこの決勝に来たということで第1シード(多分、こういうのはあまり慣れていないでしょう(笑))の面目は保った(責任を果たした)というような安堵感みたいなものがあって、あの挑戦者であったルクセンブルクのようなこのチャンスを絶対にものにするんだというような気迫(勝利への執念)を少なくともわたしはあまり感じることができなかったからです。
そういうこともあってか、いままでは土居さんがキープすることで相手に与えていたプレッシャーを土居さんが先に感じて辛抱し切れなくて6-5からブレークされたのでしょう。もし、タイブレークになっていてもバボス選手が取っていたでしょうけど。
今大会は第1セットをすべて取っていたので、第1セットを取られてどうするのかと思ったのですが、やはり上記のような理由から巻き返しまでには至らなかったということでしょう。

あと、これはバボス選手はいつもしていることなのかは分からないです(ジャパンウィメンズオープンテニスのときはどうだったのか記憶にありません)が、第1セットが終わったあとのコートエンドで、ベンチに戻らずに
ネットの向こう側から回って反対側のコートに移って行きました。
こういうのは初めて見ました。ここらへんにも勝利への意気込みを感じたのですが・・・
ほんと、各選手、個性的というか色んなことがありますね。

あと、なんかこの大会で決勝に進んだ土居さんは、ここ台北(タイペイ)では最も人気のあるテニス選手になったのではないかと言うくらいの観客の熱狂ぶりを感じました。
あの小柄で、強烈なフォアを次々に決める土居さんに観客は魅了されたのではないかと思われます。
かっこいい、って感じにね。
土居さんもそういう雰囲気を感じていたのかも知れません。
準決勝では、見事にロブを決めてゲームを取った時には、観客の熱狂に手を挙げて答えていました。
試合中の土居さんのこういう仕草は見たことないと思うのですが・・・
今は、テニスが楽しくてしかたないって感じです。勝つことも負けることも含めて。

ともかく、コントロールが良くてサーブもフォアも良く守備もあるとなると、この快進撃はしばらくは続くと思います。
まぁ、難点を探し出していうならば、ラリーの時にネット直撃をするくらいです。
これは、攻撃型にはよくあることです。攻撃型のショットはすべて攻撃用です。
だから、意識の中では常に一発で仕留めようとするのですが、相手が返してくるのでしかたなしにラリーをするのです。
そういうことで、相手が返してきてラリーが続くとどうしても決めようとして力むのです。それでネット直撃になると思います。
相手をねじ伏せるには鋭角的に威力のある球を打たなければなりません。
放物線の球では、なかなか相手をねじ伏せることはできません。そのためどうしてもネットすれすれになります。だから、ちょっとでもタイミングが狂うとネット直撃になると思います。
守備型は、先を見て戦術的なラリーをするので、ラリーそのものに意味があるので楽しいことです。
あそこに打って相手がこう返してきたら今度はあそこに打って、そこに隙(相手の動きの遅れや空間の空き)が出来たら打ち込むということを組み立てながらラリーをしていると思われます。
おそらく、今の土居さんはそこまで考えてラリーはしてないと思います。
でも、今は逆にいうとそれほどラリーをする必要もないほど1発で決めれていると思うので、ここらへんは将来の課題でしょう。
欠点って色々あるでしょうが、あれこれいろっているとバランスを崩してしまうので、今はとても好調なので今の攻撃スタイルで十分でしょう。
今の好調さなら、キープが出来るので、トップ30も射程に入るでしょう。
まぁ、今回のバボス選手みたいなこともあるかもですが、そういうのはそうそういつもあることではないので問題とはならないでしょう。

とはいっても「ツンデレの美咲」、何が起こるやら。
さてさて、来年はどんなドラマを見せてくれるやら。
あんまり順調に勝ち続けると、あの魅力がなくなるのでそれはそれで寂しいのですが(笑)
今年一年、お疲れ様でした。
そして、来年へと・・・

シングルス本戦決勝(11月22日(日),第7日,センターコート第1試合)
[1]土居美咲(Misaki DOI,日本,60位) vs. [4]ティメア・バボス(Timea BABOS,ハンガリー,84位)は、
ティメア・バボスが、7-5,6-3で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,3-3,4-3,4-4,5-4,5-5,6-5,7-5(サーブはバボスから)
第2セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2,5-3,6-3

テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
土居美咲は準優勝、久見/高畑がダブルスV [台北/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010007-tennisd-spo
土居美咲、今季最後を準優勝で終える<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151123-00010004-tennisnet-spo
[最新WTAランキング/女子テニス] 11月23日付 (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151123-00010006-tennisd-spo
土居美咲、日比野菜緒が自己最高位を記録<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151123-00010012-tennisnet-spo

OEC WTA女子オープンテニスの
HPは
 http://www.oectennis.com/bin/home.php
WTAの結果は
 http://www.wtatennis.com/tournaments/tournamentId/3043/title/oec-taipei-wta-challenger
 シングルスドロー(結果);http://www.wtatennis.com/SEWTATour-Archive/posting/2015/1059/MDS.pdf
 ダブルスドロー(結果);http://www.wtatennis.com/SEWTATour-Archive/posting/2015/1059/MDD.pdf
です。


余談:ハーラーダービー

さてさて、土居美咲さんが準優勝、日比野菜緒さんも準優勝ということで、獲得ポイントは、土居さんが95ポイントで1000ポイントの54位(自己最高位)、日比野さんは85ポイントで904ポイントの66位(自己最高位)ということになりました。
土居さんは、OEC WTA女子オープンテニスの大会にて、今季の全日程を終了したのですが、日比野さんはまだ、ITF7万五千ドル+Hのダンロップ・スリクソンワールドチャレンジが残っていて、今週出場します。
この大会の優勝ポイントは、130ポイントです。
ということは、もしこの大会で日比野さんが優勝するということになれば、904ポイント+130ポイント-8ポイント=1026ポイントになると思われます。
そうなれば、今季の日本女子選手ナンバー1は日比野菜緒となって正真正銘のシンデレラガールということで終わります。
期待しましょう。
ほんと、最後の最後まで期待感を持たせてくれる新星が現れたということです。

この日比野さんの出現によって来年が楽しみです。
トップ50という高いレベルで日本女子選手のナンバー1の鍔競合い(つばぜりあい)が楽しめる可能性が大いにあるからです。
そして、そこにあのホアヒンでのテニスを普通に出来るならば、あっという間に、大坂なおみさんがこの鍔競合いに参戦してくるでしょう。
お互い切磋琢磨して、どんどん上を目指していってもらいたいものです。
そして、ここに今は模索中の奈良くるみさん、復帰準備中の森田あゆみさん、はたまた現トップ200から新しい新星が誕生して加わってくるとなるとその華やかさはまぶゆいばかりのものになると思ってしまいます。


土居美咲さんの
ブログ「土居美咲公式ブログ - 美咲ブログ -」は
 http://www.tennis-navi.jp/blog/misaki_doi/
ウィキペディアは
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%85%E7%BE%8E%E5%92%B2
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/13434/title/misaki-doi
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/?id=women00438
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10032
YouTubeは
 https://www.youtube.com/channel/UCpao-jXmoU53yTPZc0NdBkQ/videos
です。


水も滴る・・・
20151118水 水も滴る・・・


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日比野菜緒さん,吉冨愛子さん,奥野彩加さん 安藤証券オープン東京テニス2015 シングルス本戦1回戦 勝利 観戦 2015年11月18日(水)(ろぷろす暦2015年12月14日(水))

日比野菜緒さん,吉冨愛子さん,奥野彩加さんが、安藤証券オープン東京テニス2015($100,000 Tokyo ,日本/東京(有明),本戦11月17日(火)~11月22日(日),ハードコート,ITF)の本戦2日目の18日(水)にシングルス本戦1回戦に出場するので、有明コロシアム&有明テニスの森公園に見に行ってきました。

今日は、けっこうハプニングな一日でした。
雨が降ったせいで、今日はシングルス7試合,ダブルス1試合を見るというわたしの史上最高の観戦数になりました。
疲れた(笑)
ということで、頭が多分ぐちゃぐちゃになっているので(基本記憶力はあまり自信のないわたし、妄想力は自信あるのですが・・・)、そんなシーンはなかったよってなことも書かれているかも知れませんが、そこは愛嬌と思って見て見ぬふりをしてくれると、逃げ腰校長になれるかなっと・・・

それでは、今日のメインの3人、日比野菜緒さんと吉冨愛子さんと奥野彩加さんの試合から。


日比野菜緒対樋口由佳」
まず、初っ端からハプニングです。
この試合は有明コロシアム10時開始の第1試合です。
ところが10時になると開始どころか、審判もボールパーソン(ボーラー,ボールボーイ(ボールガール))もいなくなってコートはもぬけの空になります。
何がどうなったのでしょうか。そうですね、?マークのまま5分くらいたったでしょうか、審判もボールパーソンも配置について、樋口由佳さん(このときは樋口さんとは分からなく、ともかく選手が入場してきた。ただし澤柳璃子さんではないのは分かりました。逆に樋口さんを日比野さんと間違えていました。日比野さんを生で見たことなくまたウェアが日比野さんのウェアに似ていたので)が入場して来ました。しかし、樋口さんが入場してもなかなか日比野さんが入場して来ません。
それから5分くらいしてやっと日比野さんが入場して来て、コイントスして各自ウォーミングアップを始めようとしたら、男性のスタッフの方が主審のとこに来てなにやら言うと、ウォーミングアップは中断になります。
ここまでで20分近く経過しているでしょうか。
その間、観客には何の説明もありません。
わたしは結構、イライラしました。説明しろと叫びたくなりましたが、ここは一応大人の対応ということでもう少し待つことにしました。
この男性が携帯でどこかと話をしているらしく、みんなそれを待っているということです。主審も事態がよくわからないのかその男性のとこに行って事情を聞こうとするのですが、男性に拒否されて主審台のところに戻ってきます。
しばらくして、男性が主審台の主審のとこにきて、事情を話しているようでした。
それで、主審もやっと事態が飲み込めたのか、主審から、澤柳璃子選手が怪我で棄権となり代わりに樋口由佳選手がラッキールーザー(LL)となって出場するという主旨の説明がなされました。
これで、やっとわたしももやもやしていたものが、それなりにすっきりしました。
ここまでで、30分は経過しました。

ほんと、直前の澤柳さんの棄権だったのでしょう。そうでないとこれだけの不手際はないと思います。
澤柳さんも出場する気でいたので、ぎりぎりまで状態の様子を見たのだが、無理ということになったのでしょう。
全日本テニス選手権の棄権も同じ怪我のためなのかな。
事情が全く分からないのですが、早く回復してまた上を目指して欲しいと思います。
同じく、加藤未唯さんも全日本テニス選手権は怪我での欠場だったのでしょうか。

ともかく、わたしの1回戦の目玉はなくなりましたが、日比野さんは見れるということなので気を取り直して見ることにしました。
日比野菜緒さんが、樋口由佳さんを6-3,6-2で下しました。
スコア的には順当といえます。
日比野さんは第1シードで73位、樋口さんは612位、しかも日比野さんはいま旬なのだからこのスコアでは不満ともいえます。
事実はその通りで、とても本来の日比野さんのテニスとは思えない調子でした。
第1セットは6-3ですが、この樋口さんの取った3ゲームはすべてブレークなのです。
まぁ、日比野さんが樋口さんをブレークするのはその実力差から特に疑問には思いません。
しかし、樋口さんがブレークするってどういうことと思ってしまいます。しかも3連続です。
日比野さん3-0までは、その実力差の通りでしょう。しかし、そこから後の3-3がブレーク合戦です。
いつも思うのは、ブレークの心理状態ってどんなんだろうかって。実力差からのブレークは分かるけど、どれほど悪いテニスをしたらブレークされるのだろう。
それは、サーブが悪いから、すべてのバランスが崩れてブレークされるのだろうか。
テニスにおいて、おそらく選手が唯一思うままにコントロールできるのがサーブであると思われる。
ストロークなんかは、コントロールするといってもある程度は予想できても、相手がどんな球を返してくるか完全にはわからないので、それなりにミスしても弁明できる。相手が良すぎたってね。
しかし、サーブは自分から始るので、ミスするしないは、全くもって自分の責任でしかない。自分以外に弁明はない。だから、ミスするとダメージが大きくそれが尾を引いて本来のプレーが出来ないのであろうか。
何か、そういうのも一因にあるのではないかと思う。
ともかく、こういう日比野さんのブレークされるのは、全くもってよく分からない。誰か教えて(笑)
そんな第1セットではあったが、第2セットは日比野さんはすべてキープし2度樋口さんをブレークするという6-2だったので、こちらは順当といえます。
樋口さんはせっかくLLをもらったのに、第1シードということで勝ちということでは残念でした。

あと、このブレークと共に、日比野さんの調子が悪いのではと思ったのは、アンフォーストエラーのほとんどがネット直撃でした。
初めは、低い球にタイミングが合いづらいのかと思ったのですが、真ん中くらいの球でもネット直撃でした。
あのボールコントロールのいい日比野さんがどうしたのでしょうか。
このネット直撃といえば、今年(2015年)の東レPPOテニスのアンゲリク・ケルバー対キャロライン・ウォズニアッキ戦の第1セットのケルバー選手のネット直撃です。それと同じような感じでした。
何か、感覚が狂ってしまうときがあるのでしょうが。普通の攻撃型の選手がネット直撃するなら分かるけど、ケルバー選手や日比野さんがネット直撃するとは、どういうことなんだと思う。
たまにはこういうこともあるってことにしときます。わたしには分かりませんので(笑)

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,有明コロシアム第1試合)
[1]日比野菜緒(Nao HIBINO,日本,73位) vs. [LL]樋口由佳(Yuka HIGUCHI,日本,612位)は、
日比野菜緒が、6-3,6-2で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,3-1,4-1,4-2,5-2,5-3,6-3(サーブは樋口から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,3-1,4-1,4-2,5-2,6-2


吉冨愛子対青山修子」
吉冨愛子対青山修子は、コート3の第2試合だったので、有明コロシアムから移動しました。
日比野菜緒さんの試合が30分遅れたのでどうかなと思ったのですが、運のいいことにちょうど始ったとこでした。
この試合は、もの凄くいい試合でした。
吉冨愛子さんが、青山修子さんを6-3,0-6,6-4で撃破しました。
お互いの持ち味を出した希にないものだったと思います。
第1セットは、吉富さんが緩急を付けた強打とボールコントロールで青山さんの出鼻をくじいたという感じで4-0とします。
しかし、ここで吉冨さんが少し勝ちを意識したり、青山さんが吉冨さんの攻めパターンに慣れたとかいうことで青山さんが反撃をしてくるのですが、吉冨さんの優位は動かず、吉冨さんが第9ゲームをキープして6-3で取ります。
この状態で第2セットに入るのですが、青山さんを警戒してのあまりか、青山さんがその攻めパターンを封じ込めにきたのか、吉冨さんの攻めが単調になります。
ここらへんは、さすがに青山さんという感じでした。シングルスの実績は著しいものがないとはいえ、ダブルスでは日本の第一人者です。その試合運びでは日本有数の選手でしょう。
吉冨さんは完全に青山さんの術中にはまったという感じになり、何も出来ないまま、青山さんの6-0です。
第2セットが終わると、青山さんがトイレットブレークを取ります。
このトイレットブレークの間に、吉冨さんはコートに出てストレッチをします。
そして、第3セットが始ると、まるで第1セットの再現のような吉冨さんの攻めが始ります。青山さんもある程度吉冨さんの攻撃は見切っており、対応をするので一進一退の攻防戦となります。
しかし、攻めているということと勝ち上がって来た勢いということで、その勝利の女神は吉冨さんに微笑んだということでしょう。

ともかく、吉冨さんの攻めと青山さんの守りががっぷり四つに組んだということです。
そのため、変な話ですがアンフォーストエラーがなかったというイメージを受けてしまいました。
もちろん、アンフォーストエラーはあります。しかし、凡ミスと言う感じではなく、そのエラーはエラーになるべきエラーという感じなので、すべてフォーストエラーに見えるのです。エラーをしているのではなくお互いエラーをさせられているのです。
そういうイメージでした。
こういうことになったのは、おそらく吉冨さんが青山さんに対して無心になれて思い切り自分のテニスをして、それがものの見事にはまったということでしょう。
第1セットの後半くらいから邪念が入り始めて、自分のテニスを見失わされてしまうのですが、第3セットは再び自分のテニスをしたといえます。
そして、こういうことは変な話ですが、あの第2セットの後の青山さんのトイレットブレークがキーポイントになったと思います。
第1セットは吉冨さんが素晴らしいプレーをしていて青山さんを圧倒していたのに、第2セットは今度は完全に翻弄されてしまいます。
だから、わたしは第3セットを吉冨さんがどんなテニスをするかというのにとても注目していました。
第2セットのように押されたまで終わるのか、それとも何かの打開策を打ち出してくるのかということです。
その時、どういう訳か青山さんがトイレットブレークを取ります。もし、取るなら吉冨さんの方でしょう。
ここで時間が出来たので、吉冨さんは賢いので頭を整理したと思われます。そこで、第1セットのように無心で自分のテニスを思い切りやろうと決めたのでしょう。それが、あの待つ間のストレッチにつながったのだと思います。
もし、青山さんがトイレットブレークを取らずに第3セットを行っていたら、スコアは反対になっていたかもしれません。
そんなことを思いました。

ともかく、吉冨さんは予選をストレートで勝ちあがってきたのを納得するような戦いだったと思います。
球にキレがありコントロールもよくまた守備もできるということで楽しみな逸材です。
ただ、まだ1試合しか見ていなくて、また負けるとこも見ていないので、この試合が吉冨さんのどのくらいのレベルの試合であったかがわかりませんが、このくらいの試合が普通であるならば、先が楽しみです。
今、22歳、来年からプロで本格的に活動するのですが、25歳以上でトップ100になるという大器晩成をぜひ実現して欲しいと思います。
あっ、もちろん、25歳までにトップ100になってもまったく問題ないです(笑)

華があるので大成を期待したいです。
選手として華があるというのは、パワーがある(速い球を打てる)ということのように多分に先天的なものがあり、後からどうこうはできにくいことなので、そういうことからも期待です。
ともかく、テニスがダイナミックなのでこじんまりしてなくて大きく見えて小気味いいので人を魅了する要素を持っていると思います。

それではエピソードをひとつ。
わたしが試合を見ていたら、中年の男性が声をかけてきて、この選手のクラスはどれくらいですか、と聞いてきました。
わたしは、青山修子さんはトップ200付近の選手で、吉冨愛子さんは早稲田の学生で来年からプロになります、と答えました。
そして、わたしが吉冨さんを、いい選手でしょう、と言うと、ええ、球にキレがあっていいです、と言いました。
もちろん、この男性が青山さんに何かを感じたのか吉冨さんに何かを感じたのかは定かではありません。ただ、わたしは吉冨さんを推奨しているので、吉冨さんの話をしても特に否定はされませんでした。
どちらに何かを感じたかは定かではないですが、この試合に何かを感じたのはまちがいありません。
とても良い試合だったからこそ、この選手のクラスを知りたかったのでしょう。おそらく、この試合の感覚ではかなりクラスの高い選手に写ってとても興味を持ったのでしょう。
良い試合だと思っても、見ず知らずの他人に話しかけてまで聞こうとすることはなかなかないと思います。
この男性の心をなにがしか動かした試合だったということです。
また、男性はこの大会はどういう大会ですかというので、わたしは安藤証券オープンといってITFの10万ドルの国際大会で、ITFでは一番レベルの高い大会です、と言いました。男性は、だから、外国の選手もいるのですね、と言いました。

実は、このコート3は入場無料です(有明コロシアムとコート1・2は有料で準決勝までは2000円)。だから、おそらくこの男性は何かでここを通ったら試合をやっていたのでたまたま見たのでしょう。一応、聞くくらいなのでテニスは何らかの興味はあるのでしょう。しかし、ITFの大会は知らないということなのでしょう。
っていうか、わたしだって、去年まではITFの大会いや日本で大会があることを知らなくて、日本のプロ選手も知らなかったのだから。
多分、ほとんどの方は、東レPPOテニスぐらい、っていうより、今は錦織選手のテニスしか知らないということでしょう。
日本のその他の大会などは通しか知らないということでしょう。ほんと一般のメディアで取り上げられることはセロですから。インターネットがなかったらわたしだって一生知らなかったでしょう。
この男性のように、それを知ればほんと心を動かされる良い試合はたくさんあるのにね。
まぁ、鶏が先か卵が先かはわたしには分かりませんが、わたしにいわせれば見る環境をなんとかしてくれといいたいですね。
この男性にでもこのコート3では見ていってくださいとはわたしには言えませんでした・・・

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,コート3第2試合)
[Q]吉冨愛子(Aiko YOSHITOMI,日本,988位) vs. 青山修子(Shuko AOYAMA,日本,229位)は、
吉冨愛子が、6-3,0-6,6-4で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,4-0,4-1,5-1,5-2,5-3,6-3(サーブは吉冨から)
第2セット 0-1,0-2,0-3,0-4,0-5,0-6
第3セット 1-0,2-0,2-1,2-2,3-2,4-2,4-3,4-4,5-4,6-4


奥野彩加対アレクサ・グラーチ」
奥野彩加対アレクサ・グラーチは、コート1の第3試合だったので、コート3から移動しました。
コート1に着いたら、第2試合の江口実沙対ソフィア・シャパタバをしていました。
そこで、この試合を見ることにしました。
ところが、その後、雨が降ってきて試合は中断になり、すべての残りの試合は有明コロシアムで行われることになりました。
そういうことで、シングルスではこの試合だけがまだ始っていなかったので、有明コロシアムの第7試合となりました。
つまり、シングルスでは今日最後の試合です。

奥野彩加さんが、アレクサ・グラーチさんを7-5,Ret.で破りました。
奥野さんは柏で始めて見て、あの奥野さんの自分自身への野次(激)がとても気に入っていたので、あの野次からどのくらい成長しているかなと楽しみにしていました。
まぁ、それはちょっと?という感じになったのですが、それは後ほどに。
第1セットはお互いキープで始まり、奥野さん3-2後の第6セットで初めてブレークとなり奥野さんが4-2とし第7セットをキープし5-2としたので、これでこのセットは終りかと思ったら甘くて、さすが第5シードで139位のグラーチさん、ここから反撃し5-5のイーブンにします。
しかし、グラーチさんの反撃もここまでで、奥野さんが7-5でこのセットを取ります。
そしたら、グラーチさんが主審のとこへ行ってなにやら。
グラーチさんのRetired(棄権)ということで、この試合は終了しました。
何やら、最後まで待ったわりには拍子抜けする結果となりました。

実は、グラーチさんの棄権はそれなりに納得するものだったのです。
グラーチさんは、右膝にテーピング(サポーター?)をしていました。
試合もとても淡白な感じでした。何か軽く打っているという感じでしたし、そもそもネット際やライン際の球を追いかけようとしないのです。
それに外国の選手には珍しく表情も変えず声も出さず、淡々とテニスをするのです。デニサ・アレルトバ選手のようなタイプなのかと思っていました。
しかし、さすがに2-5になって、第5シードで139位の矜持みたいのものが出てきたのか、ここからサーブもストロークもスピードもキレも増したので、奥野さんが対応しきれなく5-5になります。
これで、ある意味、自分のテニスも出来たということかもしれません。
その分、無理をしたので、膝かどうかは分かりませんが、もう戦えない状態になったので棄権したのだと思います。
多分、いつ痛めたのか分かりませんが出来るとこまでやろうとしたのかもしれません。
でも、思ったより奥野さんが強かったので、つい無理をして悪化したのかもしれません。
グラーチさんは思った以上に、背の高い選手でした。ホアヒンのライブストリーミングではそこまではわかりませんでしたから。
これにはちょっとびっくりしました。
それから、あのスリークォーター気味のサーブを確認したいと思っていたので、第2セットは縦から見ようと思っていたのですが、この棄権でそれは幻となってしまいました・・・(苦笑)

そういうことで、奥野さんの成長はなんともいえないということになりました。しかし、グラーチさんに矜持を出させたということではかなり強くなっているといえるのではないかと思います。
あの「何回ミスするの、プレゼントがあっちこっち」も今回はあまりなかったと思います。
グラーチさんがあの状態でラリーとかをあまり出来ないのでそこらへんの確認も確信とまではいきませんが。
ということで、次回のお楽しみということになりました(笑)

で、奥野さんはちょっと他のことで書きたいと思います。
それは、ウェアです。あの色彩豊かな柄物のスカートです。
とても、目に付きます。あそこまで色彩豊かな柄物はあまりないと思います。
選手のウェアは、大概、単色であったり模様があっても縞だったりチェックだったりくらいだと思います。
ともかく、これだけ色彩豊かな柄物は奥野さんしか見たことないので、遠くからでも奥野さんだと分かります。
女性のウェアでのWTA投票があるなら、なんの躊躇もなく奥野さんに1票いれます(笑)
あと、印象に残っているウェアは、去年(2014年)のアナ・イバノビッチ選手の黒のワンピースです。
そして、2011年の「土居キモノ(美咲キモノ)」です。
奥野さんのウェアは、他に見たことないということは特注なのでしょうか。
何にせよ、個性的でとても好みです。

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,有明コロシアム第7試合)
奥野彩加(Ayaka OKUNO,日本,296位) vs. [5]アレクサ・グラーチ(Alexa GLATCH,米国,139位)は、
奥野彩加が、7-5,Ret.で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2,5-3,5-4,5-5,6-5,7-5(サーブは奥野から)
第2セット Retired(棄権)


さてさて、本来ならこの3試合にあとやっていればダブルスの1試合を見る予定にしていたのですが、雨のために有明コロシアムで、シングルスの中断4試合と未試合の1試合およびダブルスの2試合を行うことになりました。
ということで、シングルス4試合とダブルス1試合を記したいと思います。


「奈良くるみ対大前綾希子」
雨後の有明コロシアムでのわたしの見た最初の試合です。
雨が降ってきたので有明コロシアムに入ると、天井が閉じるのに時間がかかるので、コートが濡れており、いっしょうけんめいコートを拭いたりして乾かしていました。
試合は奈良くるみ対大前綾希子で、奈良くるみさんから見て第1セット6-2,第2セット3-0で中断していました。
コートが乾くまでしばらく待ちました。

奈良くるみさんが、大前綾希子さんを6-2,6-1で下しました。
第2セットの大前さんサーブの第4ゲームから再開されました。
いきなり大前さんが、3ポイント連取して40-0にしたときは、あれあれという感じでしたが、それから奈良さんが5ポイント連取しました。
まぁ、よく考えたら、下位の挑戦者は初めから100%のMAXで飛ばさないと意味がないけど、それを受ける者はなにも最初から100%である必要はないということ。
その必要ができたら出せばいいということ。
ということで、奈良さんが5-0とするのですが、次の第6ゲームは大前さんがキープします。
この時の大前さんの笑顔がとても印象的でした。
第7ゲームを奈良さんがキープして終了です。
ということで、奈良さんの完勝です。

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,有明コロシアム第3試合)
[2]奈良くるみ(Kurumi NARA,日本,83位) vs. 大前綾希子(Akiko OMAE,日本,388位)は、
奈良くるみが、6-2,6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,2-1,3-1,4-1,4-2,5-2,6-2(サーブは奈良から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,5-1,6-1


「江口実沙対ソフィア・シャパタバ」
この試合は、江口実沙さんから見て第1セット6-7(6),第2セット2-1から見ました。

江口実沙さんが、ソフィア・シャパタバさんに6-7(6),6-7(9)で負けました。
まず、この試合はコート1で行われていました。
お互い似たようなタイプで、激しいラリー合戦でした。ところがお互い決め手がないのでミスにしてもウィナーにしても一進一退という感じです。
どちらが優位ということはいえない試合でした。
そういうことで、2セット続けて6-6でタイブレークに突入します。
しかし、長いデュース合戦などもありこれでは両者大変だろうということで、しばし休憩のために神様が雨を降らしたのでしょう。ここで降雨中断となります。
再開は、有明コロシアムで雨後の第2試合目となります。
だが、やはりタイブレークになっても、両者決め手がなく一進一退で9-9まで来ます。
しかし、次の第19ポイント目で江口さんが痛恨のダブルフォールトを犯し、これが致命傷となって9-11で落としてしまい終結です。
このタイブレークはお互い休憩を取ったはずなのに、はぁはぁと激しい息づかいの聞こえる戦いでした。
どっちも勝ちたいというプレッシャーの中での戦いでした。
どっちに転んでもおかしくない戦いでしたが、シャパタバさんのほうが若干揺さぶりをかけるような戦いだったのでじわじわと江口さんにボディブローのように聞いてきて土壇場のふんばりが効かなかったのかもしれません。
それと、江口さんは2週連続でオーストラリアのITFの5万ドルの大会に出ていて、ベスト4そして優勝ということなので、その連戦の疲れや環境の変化でよけいにこの揺さぶりが効いたのかもしれません。

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,コート1→有明コロシアム第4試合)
[6]江口実沙(Misa EGUCHI,日本,156位) vs. ソフィア・シャパタバ(Sofia SHAPATAVA,グルジア,240位)は、
ソフィア・シャパタバが、7-6(6),7-6(9)で勝ちました。
第1セット 0-1,1-1,2-1,3-1,3-2,4-2,5-2,5-3,5-4,5-5,5-6,6-6,7-6(6)(サーブは江口から)
第2セット 0-1,1-1,1-2,1-3,2-3,2-4,3-4,4-4,5-4,5-5,6-5,6-6,7-6(9)(サーブはシャパタバから)


「秋田史帆対穂積絵莉」
この試合は、有明コロシアムの雨後第3試合で、秋田史帆さんから見て第1試合6-1で第2試合の頭からの再開です。
この試合は、わたしが見た今日最大の番狂わせです。
初め6-1と見たとき、穂積絵莉さん6-1と思ってしまいました(秋田さんごめんなさい)。
よく見て、ええ、まじかぁと思いました。

秋田史帆さんが、第8シードで186位の穂積絵莉さんを6-1,6-2で撃破しました。
秋田さんの完勝でした。
第1セットは、何かあってこのスコアになったのかと思ったのですが、第2セットも秋田さんの優位はまったく揺るぎません。
穂積さんのシングルスは見たことがないので、どのようなテニスをするのかわからないので、今回が普通なのか調子が悪いのかも分からないのですが、明らかに秋田さんは良かったです。
秋田さんは、西多摩で断片的にしか見ていないのですが、パワーはあってもパワー系にありがちな荒っぽいテニスをするという印象をもっていました。しかし、今回は攻守にすばらしいテニスでした。
ハードヒットはいいのは分かっていたのですが、それだけにミスもあるという感じをもっていました。しかし、ミスが少なかったです。だから、早め早めに穂積さんを追い込んでいました。
それで、穂積さんはなす術がないという感じでした。
秋田さんのWTAランキングは、664位です。しかし、この試合はこの順位は反対だろうという戦いでした。
こんな良い選手が何で664位だというこの試合でした。
秋田さんは、両足の膝にテーピング(サポーター?)をしての、この勝利です。
どう考えても、なにもなくてこれだけの圧倒的な勝利はないでしょう。でも、見た感じでは、穂積さんに何か故障があるという感じではなかったのですが・・・

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,コート3→有明コロシアム第5試合)
[Q]秋田史帆(Shiho AKITA,日本,664位) vs. [8]穂積絵莉(Eri HOZUMI,日本,186位)は、
秋田史帆が、6-1,6-2で勝ちました。
第1セット 0-1,1-1,2-1,03-1,4-1,5-1,6-1(サーブは穂積から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,3-1,3-2,4-2,5-2,6-2


「瀬間詠里花対イ・ソラ」
この試合は、有明コロシアムの雨後第4試合で、瀬間詠里花さんから見て第1試合6-3で第2試合の頭からの再開です。
実は、この試合はコート2で行われていたので、江口実沙さんの試合の背景として目に入っていました。
この時は、イ・ソラさんは日本人って感じだったので、日本人対決かと思っていました。

瀬間詠里花さんが、イ・ソラさんを6-3,3-6,6-1で破りました。
第2セットが始ると、激しい打ち合いのラリー合戦となります。
が、瀬間さんが強打でねじ伏せようとするのに対しイさんは揺さぶりを入れてきます。
その分がアンフォーストエラーの差になってこのスコアになったと思われます。
イさんがこのまま揺さぶりを続ければ、イさん有利かと思ったのですが、第3セットになるとこれが反対になり、瀬間さんが揺さぶりをかけイさんが強打を打ってきます。
そういうこともあってか、瀬間さんが3-0と優位に進めます。
この時点で、イさんがメディカルタイムアウトをとって胴回りを手当てします。
しかし、この故障の影響もあってか、瀬間さんの優位は動かず、瀬間さんが6-1で取って勝利です。

瀬間さんの勝利に対する執念でしょうか。
今日は気勢(奇声)がとても激しかったです。
もう、うるさい、うるさい、っていう感じくらいです(笑)
今まで見た気勢(奇声)は、ストロークを打つときに挙げていて、この気勢でタイミングを取っているのかなという感じでしたから、ストロークを打つときの気勢はほぼ同じです。
今日は所構わずという感じで気勢(奇声)も実に様々でした。
「オテー」「オペー」「オーケエヘン」「アエー」「ウァー」「ベセラー」「ベッヘン」とかなんとかともかくわたしから見たらめちゃくちゃででたらめです(笑)気勢ではなく確実に奇声です(笑)
たまには、日本語の「ヨシ」とか「ヤッター」とかもありました。ということはこれらの気勢は外国語(仏語)?
ということで、あの気勢(奇声)は特に決まっているということではなく、その日の気分によって出しているという感じなのが今回で分かりました。
気勢としては「カモン」とか「ホイ」とかいうのを一般的には聞きます。
「カモン」は「カモンベイビー」のカモン(come on)で、こい!相手になってやる(たたきのめしてやる)、というような感じなのでしょうか。
「ホイ」は「ゴキブリホイホイ」の略で、うまくやってやった(うまくいった)、という感じなのでしょうか。あっ、絶対に違うね(笑)
誰か、気勢(奇声)一覧表でも作ってくれないですかね。

ともかく、こんなにのべつまくなく、気勢(奇声)を挙げるのを聞くのは初めてです(笑)
だから、面白いことに、今日はストロークの時に気勢なしで打っているときもありました。
わたしなんかが聞いていると、気勢(奇声)だけでエネルギーを消耗してしまうのではないかと思ってしまいます(笑)
外国選手でもこれだけの人はいないでしょう。
ということで、とても面白く楽しいエンターテイメント性のある選手だと思っています。
だから、ほんとトップ100まで駆け上がって欲しいと思います。
でも、今のテニスではなかなか難しいと思ってしまいます。
瀬間さんは見た目返しに返すので守備型という感じですが、本質的なとこはその気の強さと相まって攻撃型ではないかと思います。だから、テニスとしては、相手を力でねじ伏せたいという意識があるのではないかと思います。
それで、ラリーがわりと単調になるのではないかと思います。
しかし、現実的に相手をねじ伏せることは難しいと思われるので、ここはラリーに工夫を入れて揺さぶりをかけ相手の隙をつくという戦法を持つ必要があると思ってしまいます。
たぶん、あの返すというのは負けず嫌いの性格と天性のものがあってなしえているのでしょう。
なんらかの戦法の上にたっての返しではないと思われます。
確かに、ラリーがうまいということでは、ラリーをあまり好まない普通のパワー系の攻撃型にはそれなりに有効であっても、自分と同じようなラリーを行う者には、必ずしも有効ではなく、そういう相手には勝ったり負けたりするのではないかと思います。
この勝ったり負けたりでは、現状維持は出来ても上に上がっていくのはなかなか難しいと思っています。
だから、ラリーにプラスアルファーをつけて、相手の隙を作り攻撃するというようなことが必要と思います。
とはいっても、瀬間さんが本質的に攻撃型ということでは、それは相手を力でねじ伏せることではないので、まどろこっしいから多分楽しいことではないと思われます。
しかしながら、ここらへんは目標がどこにあるかということですね。
絶対にトップ100になることが目標なら、楽しくないことも楽しいようにするために、自己改造が必要になってくると思います。
勝つためにはなんでもするということで、自分を変えていくということです。
自分を変えるということは、またひとつの可能性の開示です。
そんなことを思ってしまいました。
ともかく、あまり日本選手にない面白く楽しいキャラです。

ということで、そのキャラについてあと2点ほど。
ひとつは、審判への抗議で、「アウト(が)、見えなかったですか」とていねい語で言ったことです。
これを聞いて、わたしは関西風にいえば、ずっこけました(笑)
だって、この人の従来のキャラだと、「アウトだろ、どこに目をつけてんだよ」ってな感じのイメージですから。
どんだけ丸くなったんだよって感じですね。
というか、ここでわたしの得意とする妄想を発揮するならば、ここは気分がすっきりしているから、相手と普通に対応しているということでしょう。
瀬間さんのプライベートは知らないけど、おそらくあのような気性の激しさはコート上のものであって、コート外は普通の女性だと思います。
やっぱり、激しく闘争心を燃やしているからこそのストレスからの審判への抗議でしょう。しかし、今回はおそらくそういうストレスが発生する毎に、あの気勢(奇声)でおそらく解消していたのだと思います。だからこそ審判への抗議の時は特にストレスがなくて、普通の状態だったので、普通の話し方をしたのでしょう。
どうでしょうか。

もうひとつは、イさんがメディカルタイムアウトで手当てを受けている時に、コートに出てサーブを打っていたことです。こういう光景は初めて見ました。
大概の選手は、相手が手当てを受けているときはおとなしく座って待っているか、少しせっかちな人でもコート上で軽く体を動かしたりストレッチをしたりするぐらいです。
実際にコート上で球を打つ選手を見たのは初めてです。
確か、誰だったかは忘れたのですか、メディカルタイムアウトかトイレットブレークかそのような時間が空いたとき、ボールボーイとコート上で打ち合いをしたというような記事を読んだことはありますが。
一体、どんだけこの試合に対する意気込みを持っているんだという感じです。
まだ、1回戦ですよね。
ほんとに、なんていうか、いいキャラですね。
やっぱり、自己改造して、トップ100を目指して欲しいと思ってしまいます。

シングルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,コート2→有明コロシアム第6試合)
瀬間詠里花(Erika SEMA,日本,244位) vs. イ・ソラ(So-ra LEE,韓国,253位)は、
瀬間詠里花が、6-3,3-6,6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,3-1,3-2,4-2,4-3,5-3,6-3(サーブはイから)
第2セット 0-1,1-1,1-2,1-3,1-4,2-4,2-5,3-5,3-6
第3セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,5-1,6-1


「日比野菜緒/エミリー・ウェブリー=スミス対宮村美紀/バラチャヤ・ウォンティアンチャイ」
もう、けっこう観戦疲れもあったのですが、ダブルスも1試合くらいは見ておこうということで見ました。
日比野菜緒/エミリー・ウェブリー スミス組が、宮村美紀/バラチャヤ・ウォンティアンチャイ組を6-4,6-0で下しました。

第1セット5-4までは、お互いキープで相譲らぬ戦いだったのですが、第10セットを日比野/ウェブリー=スミス組がブレークすると、流れは一方的になり、第2セットは6-0と終わってみれば、あのキープ合戦が嘘のような戦いでした。
どうしてこうなるんでしょうか(笑)ダブルスはまだわたしには流れが分かりません。
あのキープ合戦は、相手を見極めるのに時間がかかったために起こったということなのでしょうか。
確かに、うまさということでは日比野/ウェブリー=スミス組があったですが、ここまで一方的になるとは・・・

やはり、ダブルスはシングルスとはだいぶ心理的に違うのですね。
日比野さんにプレー中によく声が出ていて、日比野さんってこういうキャラだっけと思いました。
シングルスでは、どちらかといえばポーカーフェースですから。
ところで、その日比野さんがミスした時、「あっ、ごめん」といったのですが、これってウェブリー=スミスさんに通じるのかなと思いました(笑)
日本人同士など同国人同士なら問題ないけど、外国人と組んだとき会話とかどうしているんでしょうか。多分、英語で会話していると思うのですが、みんなそんなに流暢なのでしょうか。それとも片言であってもテニスに関することだから阿吽の呼吸でなんとなく分かったり気があったりするのでしょうか。
外国人同士だと、いつもそれを思ってしまいます。

ダブルス本戦1回戦(11月18日(水),第2日,有明コロシアム第8試合)
[3]日比野菜緒(Nao HIBINO,日本,173位)/エミリー・ウェブリー=スミス(Emily WEBLEY-SMITH,英国,114位) vs. 宮村美紀(Miki MIYAMURA,日本,257位)/バラチャヤ・ウォンティアンチャイ(Varatchaya WONGTEANCHAI,タイ,169位)は、
日比野菜緒/エミリー・ウェブリー=スミス組が、6-4,6-0で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,3-3,4-3,4-4,5-4,6-4(サーブは日比野から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,6-0


注)外国選手のカタカナ表記は、「日比野、奈良ら日本勢7人が初戦突破 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース」を参照させていただきました。
ありがとうございました。


写真は後日に。


テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
日比野、奈良ら日本勢7人が初戦突破 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00010010-tennisd-spo
安藤証券オープン 日比野、奈良が順当に初戦突破<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00010001-tennisnet-spo


余談1:雨→有明コロシアム

雨が降ったので、有明コロシアムになったのですが、結果的には良かったといえます。
有明コロシアムなら、一般のお客さんが多いので、どの選手にでもいいプレーには拍手がありますからね。

コート1に行った時に、江口実沙対ソフィア・シャパタバの試合をしていて、シャパタバ選手がウィナーなどを決めても、シャパタバ選手の関係者であろうと思われる一人の女性だけが拍手するのみでした。
わたしは、例の如く全体を見たいので座らずに一番後ろで立って見たり写真を撮っていたのですが、シャパタバ選手がいいプレーをしたので拍手をしたら、その女性がどこから拍手がするんだろうという感じで、振り向いて見られてしまいました(笑)
まぁ、といってもこの試合を観戦していたのは10人くらいなのですが・・・

基本的に、特別にこの選手を見たいという意志のない方は、有明コロシアム以外には足を運ばないといっていいでしょう。
そのコートがどこにあるかなかなかわからない上に観戦設備が稚拙ですからね。
特にどの選手ということではなく、テニスの観戦を楽しみたい方は観戦環境のある有明コロシアムということになってしまいます。
故に、その他のコートは身内中心となります。そうなれば、いいプレーだと思っても相手方への拍手はなかなか出来ないでしょう。
まぁ、劣悪の環境といってもいいと思います。

それが、雨の神様のお陰で、それなりの観客の前でプレー出来たということですね。

ほんと、他のコートに一般の方はいきずらいですね。知らないってこともありますね。
わたしは、2011年からここ有明コロシアム&有明テニスの森公園に東レPPOテニスを見にくるようになったのですが、2013年までは有明コロシアム以外でもテニスの試合をしているを知りませんでした(笑)
2013年に土居美咲さんがコート1で試合をしたので、初めて有明コロシアム以外(すなわち有明テニスの森公園)でも試合をしているのを知ったのです。
それまでは有明テニスの森公園に選手がいるのは試合ではなく選手の練習だと思っていました。
とても、観戦するような環境には見えないですからね。練習を観戦するためにスタンドがあるのだと思っていました。
だから、有明コロシアムに行くときにコート3の傍を通るのですが、ここがいつも幕で覆われていて中が見れないようになっているので、何か秘密の練習をしているのだと思っていました(笑)
実はここで試合が行われているために、幕を張っていたのですが、そんなことは夢にも思いませんでした。
だって、試合を観戦するような場所ではないでしょう。
多摩川の河川敷の野球場の方がもっと立派だもん(笑)

あと、雨はわたしににもの贈り物だったのかも知れません。
結果論ですが、予定通りだったらかなり、中身の薄いものになっていたからです。
わたしの1回戦の目玉である「日比野菜緒対澤柳璃子」は澤柳さんの棄権でなくなるし、「奥野彩加対アレクサ・グラーチ」はグラーチさんの本来のテニスでなく第1セットだけということですから、それに大会全体での目玉である「奈良くるみ対大坂なおみ」は大坂さんの棄権でなくなるということですから。
そんなわたしを哀れんで、いくつかの白熱した試合を見せてやろうと雨を降らせてくれたということでしょう。
おかげさまで、過去最多の試合を見ることが出来たということです。

雨さんにも選手さんにもその他さんにも感謝!です(微笑)


余談2:2回戦

2回戦(19日・木)は見ていないのですが、スコアから1回戦で見た選手の所感を書いておきたいと思います。

・[Q]吉冨愛子対[3]シェイ・スーウェイは、シェイ・スーウェイが6-1,6-1で勝ちました。
順当だと思います。
シェイ選手は、第3シードで102位であり、最高位は23位(2013年)でWTAシングルス2勝の実力者だからこの結果で問題ないでしょう。
逆にいえば、ダブルベーグル(完封)にならなかっただけ健闘したといえます。
わかりやすく言えば、吉冨さんが土居美咲さんや奈良くるみさんと戦ってこの結果になったということです。
吉冨さんが、土居さんや奈良さんと戦って、6-3や6-4だったら、わたしは吉冨さんの善戦より土居さんや奈良さんが一体どうしたんだろうと心配してしまいます(笑)
でも、229位の青山修子さんに勝っているのだからもう少し出来てもということもあろうが、おそらく吉冨さんと青山さんは早稲田の先輩後輩だから、吉冨さんはある程度青山さんのテニスを知っていたのでその傾向と対策を行えたということでしょう。
吉冨さんは、現時点ではこのITF10万ドルの安藤証券オープン東京で、シェイ選手と戦えるとこまで勝ち上がったということだけで十分であり、勝つことはプロになってからということです。

・[Q]秋田史帆対ヤナ・フェットは、秋田史帆が0-6,6-2,6-4で勝ちました。
こちらは凄いです。
秋田さんって、こんなに凄い選手だったのかという結果です。
0-6からの逆転勝利なんてどんな試合だったのかと思います。
パワーでは負けていないから、打ち勝ったということなのでしょうか。
フェット選手は、そんなに守備力がある選手ではないので、ウィナーを決めたということなのでしょうか。
穂積さんに勝ったのは、実力ということなのですね。

・[2]奈良くるみ対ハン・ナレは、奈良くるみが6-3,6-2で勝ちました。
問題なく順当という感じです。

・[1]日比野菜緒対[WC]田中優季は、日比野菜緒が6-3,6-3で勝ちました。
問題なく順当という感じです。

・奥野彩加対瀬間詠里花は、奥野彩加が3-6,6-1,6-3で勝ちました。
この試合は、この2回戦でわたしが一番注目した試合です。
というのは、柏の準々決勝で2人が対戦し、その時はフルセットで瀬間さんが勝っているからです。
その時は、奥野さんはとても悔しい思いをしました。
お互いどんな戦いをしたのでしょうか。
今回は、奥野さんが逆転ということでリベンジを果たしました。
そういうことでは、奥野さんはあの時から成長しているといっていいでしょう。
見たかった試合です。

テニス|スポーツナビから
日比野、奈良、奥野らが準々決勝へ [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00010004-tennisd-spo


余談3:準々決勝

同じく準々決勝(20日・金)も見ていないのですが、スコアから1回戦で見た選手の所感を書いておきたいと思います。

・奥野彩加対[3]シェイ・スーウェイは、シェイ・スーウェイが7-5,6-3で勝ちました。
シェイ選手に対して、奥野さんが善戦したという感じです。
このことからも、成長がうかがえます。

・[2]日比野菜緒対[Q]秋田史帆は、日比野菜緒が1-6,6-3,2-0Ret.で勝ちました。
第3セット途中でRetired(棄権)ということは、秋田さんはあの膝が悪化したのでしょうか。
秋田さんが第1セット6-1で取っているということは、もし体が万全だったら番狂わせもあったかもしれませんね。
この強さが本来の秋田さんなら、注目ですね。
逆にいうと、日比野さんはどうなのでしょうか。
日比野さんが心配なのは、ホアヒンでのルクシカ・クムクム選手との戦いや今回の1回戦の樋口さんとの第1セットのように、何か分からないけど不調になるということですね。
原因がはっきりしていればいいのですが・・・
今回もそういうことがあったのでしょうか。
明日(21日・土)の準決勝は、シェイ・スーウェイ選手との戦いなので、そういう不調があったら苦しい戦いになるでしょう。

・[2]奈良くるみ対バラチャヤ・ウォンティアンチャイは、奈良くるみが6-0,6-0で勝ちました。
準々決勝で、ダブルベーグル(完封)ということは、どんどん調子を上げてきているということですね。
この分だと、明日も油断さえしなければ勝つでしょう。
対戦相手は、第7シードのジャン・シューアイ選手です。

ベスト4は、第1シード対第3シード,第2シード対第7シードということで、ほぼ順当というところです。
決勝の奈良くるみ対日比野菜緒は実現するのでしょうか。
明日をお楽しみに!

テニス|スポーツナビから
日比野菜緒と奈良くるみが準決勝進出 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00010007-tennisd-spo
自信を取り戻した奈良くるみが単複Vに前進 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151121-00010000-tennisd-spo


追記1(2015.11.21.土):準決勝

21日(土)に準決勝2試合が行われ、ライブストリーミング(http://www.youtennis.net/LiveTV.aspx?Lang=it-IT)があったので見ました。

それでは、2試合について、所感を書きます。
ほんと、試合というものはやってみないと分からないというのを実感した試合でもありました。
見たからこそ分かった試合でもあります。
ほんとほんと、結果やライブスコアだけで語るのは本当に難しいですね。

「[2]奈良くるみ対[7]ジャン・シューアイ」
奈良くるみさんは、ジャン・シューアイさんに6-2,1-6,3-6で敗れました。
第1セットは、奈良さんのテニスで勝っている感じでしたが、第2セットからアンフォーストエラーが増え始め、第2セット後、メディカルタイムアウトを取って、右の股関節の当たりを手当てしていました。
しかし、手当てのかいもなく精彩を欠き敗れました。
この試合はこの故障のために思ったような動きが出来ず敗れたのかもしれません。
しかし、この故障がなかったとして、2~3書きたいと思います。
この試合を見ていた時、今年(2015年)東レPPOテニスでのあのカロリナ・プリスコバ選手との試合を思い出しました。
シューアイさんは似たような選手でした。
故に、真ん中に来た球はハードヒットして7割方ポイントを取るのですが、左右に揺さぶられると3割方くらいしかポイントが取れません。
だから、奈良さんとしては左右に揺さぶれば十分に勝つ可能性があったと思います。
もし、すべての球を右→左→右→左・・・というように交互に振り走らせれば、容易にポイントが取れたと思います。
まぁ、相手のサーブの時はリターンを返すのは相手のサーブの質によるからなかなかどこまで出来るかはやってみないとわからないことですが、自分のサーブの時は相手に最初の球をそのようにリターンさせるように組み立てられると思います。
そうすれば、キープは出来ます。
何かそういうことが出来なかったのは、サーブに問題があったのでしょうか。
ともかく、今回の負けはキープが出来なかったということに尽きると思います。
特に上位に勝つには、キープは必須条件だと思います。
このような戦いでは、上位に勝つのは難しいと思ってしまいました。
今回はたまたま故障で思っていたようなことが出来なかっただけなら次に期待したいのですが・・・正直、がっかりという印象をぬぐえません。

「[1]日比野菜緒対[3]シェイ・スーウェイ」
この試合は、とても見ごたえのあるいい試合でした。
日比野菜緒さんが、シェイ・スーウェイさんを6-1,1-6,7-5で下しました。
スコアを見ると、ちょっと大味のような感じを受けますが、全くもって納得する緊迫した試合でした。
第1セットは、日比野さんのショットにタイミングが合わない感じで、スーウェイさんが大量のアンフォーストエラーを犯します。
しかし、わたしはスーウェイさんを怖いなと思っていました。
スーウェイさんはコンパクトに打ってコントロールを重視し相手のいないとこに打って(入れて)きます。
このスーウェイさんを見て、すぐ思い出したのは今年(2015年)のウィンブルドンでキャロライン・ウォズニアッキ選手と戦ったデニサ・アレルトバ選手です。
だから、日比野さんが第1セットを6-1で取っても、あのウォズニアッキ選手と同じことが起こると思っていました。
そうすると、さすが元23位、第2セット開始早々、日比野さんのタイミングを見極めたように、日比野さんのいないとこにどんどん打って(入れて)きます。
この人の凄いとこは、決して力任せに打たないことです。普通の攻撃型ならスマッシュするとこでも、相手のいないとこにチョコンと落すことです。
正に、相手のいないとこに打てば(入れれば)ポイントが取れるという見本のような選手でした。
何もパワーがなくても、正確なコントロールだけでこれだけのことができるのです。
ということで、コントロールということでは、日比野さんの師匠という感じでした。
師匠と弟子が免許皆伝の試合をしているようなものです。
ということで、第2セットはそっくりそのままお返しで、スーウェイさんの6-1です。
第3セットは、第2セットの流れのままスーウェイさんが2-0として、このままの流れで行くという感じでした。
しかし、日比野さんが居直ったのか、ここから自分の持っているすべての力を込めたような強打で対抗します。
普通、そのような強打はなかなか決まらないのですが、やはり今乗っているということでしょう。この強打が決まって、またスーウェイさんはタイミングが合わずアンフォーストエラーを犯しだします。
そういうことで、両者互角になり一進一退となりますが、わずかに勝利の女神は、日比野さんを好んだようです。
日比野さんが7-5で取ります。
日比野さんはオンコートインタビューで、自分の勝ったことが不思議だという主旨のことを言っていましたが、わたしも第3セットは6:4でスーウェイさん有利と思っていました。
ここらへんはあのホアヒンでの大坂なおみさんとの試合の教訓を生かして粘り強く最後まで諦めないテニスをした結果かもしれません。

まぁ、それにしてもこのスーウェイさんにはびっくりしました。
こういうコントロール重視の選手がいるのですね。
ほんと色んな選手がいて面白いね。
スーウェイさんが23位まで行ったのなら、同じようなコントロールを持つ日比野さんのトップ50は保障されたようなものだと思いました。
またまた、来年の日比野さんの活躍が楽しみになって来ました。そんな一戦でした。

明日(22日・日)は、日比野菜緒さんとジャン・シューアイさんの決勝です。
予定では、13時からです。
こちら(http://www.youtennis.net/LiveTV.aspx?Lang=it-IT)でライブストリーミングされると思います。

テニス|スポーツナビから
日比野が決勝へ、複は青山/二宮がV [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151121-00010005-tennisd-spo
安藤証券オープン、奈良くるみは決勝進出ならず<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010001-tennisnet-spo
日比野菜緒が大会の初代女王に王手 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010000-tennisd-spo


追記2(2015.11.22.日):決勝

今日(22日・日)、決勝が日比野菜緒対ジャン・シューアイで行われ、第1シードで73位の日比野菜緒さんは、第7シードで185位のジャン・シューアイさんに4-6,1-6で敗れ、準優勝となりました。

ストリーミングで見ていましたが、どちらかといえば凡戦です。
日比野さんの調子が悪かったからです。
生命線のコントロールがいまいちでした。サーブは入らない、深いボールやライン際のボールがアウトになるということでアンフォーストエラーが多く自滅です。
初めは緊張していたのかと思ったのですが、どんどん悪くなっていくという感じでした。
勝ちたいという意識が強すぎて力んでいたのかもしれません。
見た目では、ジャンさんの球に威力があってそれでエラーになっているという感じではなかったのですが、見た目以上に手元で変化していたのかもしれません。
ただ、ジャンさんの方が展開が速く、日比野さんの方が後手後手に回って走らされているという感じはありました。
本来、日比野さんがやるべきことをジャンさんがやっているということで、主導権はジャンさんにありました。
準決勝の奈良くるみさんの負けと同じような展開だと感じました。

いずれにせよ、準決勝、決勝と日本の優勝候補(シード1と2)を破っての優勝だから、ジャン・シューアイさんを褒めるべきですね。
安藤証券オープン東京2015の初代女王は、晴れてジャン・シューアイさんに輝きました。
おめでとうごさいます。

なお、ダブルスの初代女王は、21日(土)に決勝が行われ、第2シードの奈良くるみ/穂積絵莉組を3-6,6-2,「10-7」の逆転で破った、第1シードの青山修子/二宮真琴組となりました。
こちらは、日本のダブルスの第一人者である青山修子さんが貫禄を示した感じです。
おめでとうございます。

さて、これで日比野さんは、先のWTA125Kシリーズのホアヒンがベスト4で、ITF10万ドルの安藤証券オープンが準優勝だから、次のITF7万五千ドル+Hのダンロップ・スリクソンワールドチャレンジは優勝ということなのでしょうか。
期待しましょう。

テニス|スポーツナビから
日比野菜緒は準優勝 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010005-tennisd-spo
安藤証券OP、日比野菜緒はストレートで敗れ準V<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010009-tennisnet-spo


安藤証券オープン東京テニス2015の
HPは
 http://www.andoopen.tokyo/
 シングルスドロー;http://www.andoopen.tokyo/adm_tools/blog/wp-content/uploads/mds.pdf
 ダブルスドロー;http://www.andoopen.tokyo/adm_tools/blog/wp-content/uploads/mdd.pdf
ITFの表記は
 http://www.itftennis.com/procircuit/tournaments/women's-tournament/info.aspx?tournamentid=1100035447
です。


日比野菜緒さんの
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/20862
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10258
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00720
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%AF%94%E9%87%8E%E8%8F%9C%E7%B7%92
です。

吉冨愛子さんの
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/17470/title/aiko-yoshitomi
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10479
テニス365は
 http://t52.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00766
です。

奥野彩加さんの
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/19732/title/ayaka-okuno
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10386
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00662
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2015年11月16日(月)現在(ランキングは毎月曜日に更新されます)です。


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岡村恭香さん 安藤証券オープン東京テニス2015 シングルス本戦1回戦 敗退 観戦 2015年11月17日(火)(ろぷろす暦2015年12月13日(火))

岡村恭香さんが、安藤証券オープン東京テニス2015($100,000 Tokyo ,日本/東京(有明),本戦11月17日(火)~11月22日(日),ハードコート,ITF)の本戦初日の17日(火)にシングルス本戦1回戦に出場するので、有明コロシアムに見に行ってきました。

今日(17日・火)は、明日(18日・水)もシングルス1回戦を見たいので、有明コロシアムのシングルス2試合だけを見て、撤退しました。
それでは、岡村恭香さんの試合から。


「岡村恭香対田中優季」
岡村恭香さんは、田中優季さんに6-0,5-7,5-7で敗れました。
まぁ、一言で言うと、ジギル博士とハイド氏のテニスでした。
第1セットは6-0のスコアが示すように完璧でした。
サーブもストロークも安定していたし、ポイントを上げるごとに気勢を発するなどこの試合に賭ける気迫もこもっていました。
そういう気迫を持ちながら落ち着いたプレーをしていました。
そういうことで、球にのみ集中しているということで、球が生きていました。
あまりにも圧倒的なプレーだったので、びっくりしている内に第1セットが終わったという感じでした。
まじでこんな短期間でこんなに強くなったのかと首肯するばかりでした。
第1セット後、田中さんはトイレットブレークを取ります。
そして、第2セットの第1ゲームを岡村さんがブレークしたので、このままの流れでいくかと思いましたが、第2ゲームで長いデュース合戦の末にここを田中さんがブレークします。このブレークすなわち田中さんが初めて取ったゲームですがここから流れが微妙に変化します。この後第6ゲームまでデュース合戦で取ったり取られたりで3-3となりますが、まだ流れは岡村さんにあるらしく岡村さんがその後2ゲーム連取して5-3になります。これで決まったかと思ったのですが、ここからなんと田中さんが4連取して7-5でこの第2セットを取ります。
流れは五分五分というより、田中さんにありました。というのは岡村さんのファーストサーブが入らないアンフォーストエラーが増えるという攻撃型の自滅パターンが出始めていたからです。
第2セットが終わると田中さんがトイレットブレークを取ったので、岡村さんは取らないのかと思っていたのですが、岡村さんも取ります。
ということで、心機一転かと思ったのですが、相変わらずファーストサーブは入らないアンフォーストエラーは多いということで、第2セットと同じようなパターンで、田中さんが7-5でこのセットを取り、終了となりました。

岡村さんの見た目の大きな敗因は、ファーストサーブが入らなくなったことでしょう。セカンドサーブは田中さんもリターンエースを取るほどの力はないので、ラリーになるのですが、田中さんはどちらかというと守備型なのでラリーを苦にしない感じでしたが、岡村さんはあまり好まないようなのだが、前半はそれでも辛抱強くラリーをしていたが後半になるとそこらへんイライラが募ってくるのか、早めに攻撃しようとするのですが、力みもあってアンフォーストエラーになることが多かったです。
では、なぜファーストサーブが入らなくなったのでしょうか。
わたしは、前の事を引きずって集中力が落ちたのではないか、と思ってしまうのですが・・・

実をいうと、第2セットの第2ゲームのデュース合戦の時に2つのことがわたしの頭にありました。
ひとつは、当然このゲームを取ることですが、もうひとつはこのゲームを取られることです。
わたしはこの第2ゲームがキーポイントだと思ったのです。
取ればそのままの流れで行く可能性が高かったでしょう。
しかし、取られれば何かが起こると思っていました。だから、取られて岡村さんがどうなるかその成長を見たいという欲求が起こったのです。
で、取られてこのように崩れてしまったということです。
なぜ、このようになったかというと、理由は色々あると思いますが、わたしが思うのは、前の状態を引きずったままプレーをしているので、集中力が落ちているのではないかということです。
これは、弱気ということではなく、おそらく頭がいいばかりにあの時ああしとけばよかったとかなんとか頭に浮んでしまうのではないかと思います。
これはくせみたいなものではないかと思います。
何にでも、功罪はありますからね。いわゆる長所は短所にもなる、短所は長所にもなる、ということでしょう。
そんなことを思ってしまったこのファーストサーブの乱れでした。

まぁ、そんな状態の岡村さんですが、田中さんも決して良くはなかったので、5-7,5-7というスコアになったのだと思います。
そういうことでは、わたし的には緊迫感はありましたが凡戦といってもいいと思います。お互い決め手がないからブレークが多かったです。
ただ、6-0からこれだから、予想外で面白いといえば面白いのですが・・・エンターテインメント性はあったと思います(笑)

ということで、強い時は強いが弱いときは弱いということなので、勝っても負けてもあまり関係なかったという気もします。まぁ、勝つにこしたことはないですが、勝ってもレベルアップということではあまり実りあることではなかったと思います。
第1セットを持続しての勝ちなら大いに意味があったでしょうけど。しかし、それを維持できないのならあまり意味はないと現時点では思います。
まだ、自分の勝てるテニスの範囲は狭いということでしょう。ある状況でしか通用しないということです。
今回の6-0のようなテニスを安定してできるということになれば、レベルアップしたといえましょう。
といっても、こういうテニスが出来るという糸口は、この6-0で示したということで収穫はあったと思います。

試行錯誤しながら、レベルアップをしていくということでしょう。
ということで、わたしとしては今回のことはある意味、想定内です。
だから、負けたということはほとんど問題ではありません。
こういうテニスを見せてもらったので安心です。というか見たから安心です。これライブスコアなんかで見ていたらどこか怪我でもしたんではないかと思ってしまいますから(笑)

岡村さんの現状については、後日、「岡村恭香さん 壁」という題でわたしが今岡村恭香さんのテニスに感じていることを書きたいと思います。
この壁というのが、わたしにとって想定内であったということを書きたいと思います。
といっても、全くもってわたしの私見です。わたしが岡村恭香さんの今に納得するためのものです。
それ以外の、意図はありません。

ということで、これからまた1週間、豊田のために準備をしてください。
見にいけませんので、プログでの報告を待っています(笑)

シングルス本戦1回戦(11月17日(火),第1日,有明コロシアム第2試合)
岡村恭香(Kyoka OKMURA,日本,336位) vs. [WC]田中優季(Yuuki TANAKA,日本,390位)は、
田中優季が、0-6,7-5,7-5で勝ちました。
第1セット 0-1,0-2,0-3,0-4,0-5,0-6(サーブは田中から)
第2セット 0-1,1-1,2-1,2-2,3-2,3-3,3-4,3-5,4-5,5-5,6-5,7-5
第3セット 0-1,1-1,2-1,2-2,2-3,3-3,3-4,4-4,4-5,5-5,6-5,7-5


「美濃越舞対ジャナ・フェット(*1)」
美濃越舞さんは、ジャナ・フェットさんに7-5,2-6,0-6で負けました。
第1セットは、パワー系のフェットさんが強烈なサーブやストロークを放ち美濃越さんはそれに対応出来ず、あっというまにフェットさんの5-2となって、これで終わるのかと思いました。ところが、なんとここからこともあろうに美濃越さんが怒涛の5連取をしてあっと言う間に7-5で取ってしまいます。
これには驚きました。何が起こったのだろうかと言う感じです。たぶん、それを一番感じたのはフェットさんではなかろうかと思います。
そこでフェットさんは第1セット終了後トイレットブレークを取ります。
第2セットが始ると、ほんとフェットさんは美濃越さんは侮れない選手だという感じで全力で持って、攻撃してくる感じになりました。
さすがに、美濃越さんもこれには対抗出来ず、凡ミスが増えてきます。そして、なぜかファーストサーブが入らなくなりそれを狙われてしまい2-2から一方的になりフェットさんが6-2で取ります。
第2セットが終わると、美濃越さんはメディカルタイムアウトを取り、左太腿に包帯のテーピングをします。
この影響で踏ん張りが利かないのかファーストサーブは入らない凡ミスはするで、第3セットも一方的になりフェットさんが6-0で完勝でした。

美濃越さんのシングルスは、初めて見ました。
フェットさんと比べると、美濃越さんは一回り小さい感じなので、パワーでは全然違います。
だから、パワーに対応出来なくて第1セット2-5になったときはしかたないと思っていました。しかし、この後の5連取が凄かったです。
これを見ていて思ったのは、美濃越さんは順応能力(対応能力,適応能力)がとても高いのではないだろうかということです。
しばらくするとどんな球にでもほとんど順応して返すことができるのではないかということです。
そうでないと理解できない。
おそらく、フェットさんは簡単に5-2にしたのにいきなり反撃されたので、何が起こったのか分からない内に第1セットが終わったということでしょう。
総じてパワー系は順応能力は低いと思われる。
そこで、このままではやられると思い全力を出してきたのだと思います。
これを見ていて、美濃越さんが自分より上位の選手に善戦してフルセットまで行きながらも取りきれないという感じをいままで持っていたのですがこの疑問が分かった気がしました。
それは体力でしょう。あの細くて小柄ではパワー系の球をまともに受けてはどこかに衝撃を受けると思います。
今回の左太腿が以前からのものかどうかはわかりませんが、今回の戦いで痛めたとしても納得します。
あの重くて速いであろう球を正面から受けていたらどこかおかしくなってもわたしは納得します。
勝ちきるには正面からというより、何かトリッキーなことでもって省エネをしないと体力が持たないと思ってしまいました。

ともかく、第1セットは実に痛快でした。
やはり、その順位にいる人はそれぞれのものを持っているのだと思いました。

(*1)Jana Fettさんのカタカナ読みは、見つけられなかったので、わたしがかってに解釈しての読みです。
正しい保証はありません。知っている方は教えて!
安藤証券オープン東京2015のHPが、外国選手はカタカナ表記も併記してくれているとよかったのですが・・・
まぁ、初めての開催だからそこまで手が回らなかったということなのかな・・・

シングルス本戦1回戦(11月17日(火),第1日,有明コロシアム第1試合)
美濃越舞(Mai MINOKOSHI,日本,558位) vs. ジャナ・フェット(Jana FETT,クロアチア,221位)は、
ジャナ・フェットが、5-7,6-2,6-0で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,3-1,4-1,4-2,5-2,5-3,5-4,5-5,5-6,5-7(サーブはフェットから)
第2セット 0-1,1-1,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2,6-2 
第3セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,6-0


岡村恭香対田中優季
紺のTシャツと白地に紺の模様入りのスカートが岡村恭香さんで、
白地に横縞入りのTシャツと白のスカートが田中優季さんです。
ただし、田中さんは第3セットで、模様入りの紺のTシャツと紺のスカートに着替え。
20151117火 岡村恭香 001 20151117火 岡村恭香 002 20151117火 岡村恭香 003
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美濃越舞対ジャナ・フェット
白地にチェックのタンクトップと濃紺のスカートが美濃越舞さんで、
模様入りの深緑のタンクトップと深緑のスカートがジャナ・フェットさんです。
20151117火 美濃越舞 001 20151117火 美濃越舞 002 20151117火 美濃越舞 003
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その他
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テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
田中優季が岡村恭香を破って2回戦へ [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00010004-tennisd-spo


安藤証券オープン東京テニス2015の
HPは
 http://www.andoopen.tokyo/
ITFの表記は
 http://www.itftennis.com/procircuit/tournaments/women's-tournament/info.aspx?tournamentid=1100035447
です。


岡村恭香さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー岡村恭香オフィシャルブログ – 夢叶うまで挑戦 -」は
 http://tennis.jp/kyoka-okamura/
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/19223/title/kyoka-okamura
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10460
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00765&s=yahoo
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Ky%C5%8Dka_Okamura
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2015年11月16日(月)現在(ランキングは毎月曜日に更新されます)です。


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日比野菜緒さんなど日本選手 ホアヒンテニス

WTAツアーが終わって、今年の女子テニスの世界大会は終幕しましたが、来期に期するところのある選手の戦いは年末まで続きます。

そんな大会のひとつとしてWTA125Kシリーズの大会であるホアヒンテニス(EA Hua Hin WTA 125 Series presented by Singha,タイ・ホアヒン,本戦11月9日(月)~11月15日(日),ハードコート,WTA125Kシリーズ)があります。
この大会に日本選手が参加しており、ライブストリーミングがあるというので見てみました。


ます、最初はシンデレラガールの日比野菜緒さん(78位)です。
そのテニスを見たいと思っていたので、ワクワクして見ました。
その結果は、期待通りのテニスだったということです。
1回戦はアレクサ・グラーチ(アレクサ・グラッチ)選手(137位)を6-1,6-3で
2回戦はエリザベータ・クリチコワ選手(104位)を6-4,6-4で、
下しました。
とてもテンポが良く心地よくウィナーを決めているという感じでした。
その特質したものは、ボールコントロールの良さです。
コントロールがいいため自分の思ったような揺さぶりの攻めが出来るのでとてもリズムカルに見えるのです。
このコントロールの良さはストロークだけではなく、サーブもいいので、サーブでもエースが取れるのです。
そしてまたネットプレーも出来るということで、とてもバランスが取れていると思いました。
そういうことでは、バランス型(全方位型)だと思いました。
この日比野さんを見ていて思ったのは、小柄な日本の女子選手のひとつの見本だということです。
バランス型とは守備的攻撃型(頭脳的攻撃型)と言い換えてもいいでしょう。
球のスピードや重さで攻撃するのではなく、正確なボールコントロールあるいは多彩なショットでもって、相手に揺さぶりをかけて相手の隙が出来たところにフォア(あるいはバック)をかますということです。
この生命線は正確なボールコントロールで相手に返さなければなりません。返せなければなにも始りません。返すというのは守備的ですが、これはあくまでも相手の隙を作るということでの返しなので攻撃を作るための守備すなわち陽動なのです。
ここらへんが実にはまっていて、流れがつながるのでリズムカルに見えるのです。
ただし、この戦法は、どのくらいの球の速さ重さ角度までを返せるかにかかっているといっていいと思います。
その返せる範囲が広いほど、上位に対抗できると思います。逆に範囲が限定させると、下位に勝てても上位には勝てないということになります。
2回戦のクリチコワ選手の球は速かったので、かなりボールコントロールが思うようにいかなく苦戦したことでもこの兆候があったと思います。
が、101位以下に常駐している選手は、特別の武器を有効に生かせていなかったりぬぐいがたい欠点があったりするので、冷静に対応すれば8~9割方勝てると思います。
今の日比野さんを見ていると、101位以下に常駐しているような選手であれば、ほぼ問題なく返せると思います。
だから、下位には負けないというのが納得します。そういうことではとても安定しています。
それ故に、問題というか試練はこれからですね。
来年からは、グランドスラムにもWTAツアーにも常連として参加できるので、上位の者との対戦で自分のレベルがどのくらいであるかがはっきりするでしょう。
そこで、自分のレベルが分かり、もっと向上すれば上位に上がれるでしょうし、限界が見えたらそこが壁になるでしょう。
ほんと、来年を楽しみにしたいと思います。
今のテニスを見ていて、思い出したのは去年(2014年)のリオで優勝した頃の奈良くるみさんや今年のルクセンブルクで優勝した土居美咲さんです。
この時の二人も、コントロール良く返し、リズム良くウィナーを決めていたという感じを持っています。

日比野菜緒さんは、16日(月)から始る安藤証券オープンに出るので、ぜひとも生で見てみたいと思っています。
この安藤証券オープンですが、14日(土)から予選が始り、岡村恭香さんや奥野彩加さんが参加しているのでぜひ見たいと思っているのですが、天気が心配です。
どんな日程になるのでしょうか、行くのを迷ってしまいます。晴れなくてもいいから雨降らないでくれ!(笑)


その奈良くるみさん(83位)は、
1回戦をジャン・カイリン選手(139位)と戦い6-2,6-4で勝ち、
2回戦はトアン・インイン(トゥアン・インイン)選手(117位)に4-6,6-4,1-6で負けました。
何か、もうひとつしっくりこないという勝ち方負け方でした。
上の日比野さんから考えると、奈良さんはいま壁に当たっているということでしょう。
去年、あの小気味良いテニスで32位まで駆け上がったのですが、そこで上位に当たって勝てなくて、その勝てる方法を模索しているというのが今年という感じです。
本来、奈良さんはそういうことで下位には負けなかったのですが、ここのとこ下位にも負けることが多くなって順位を下げてしまいました。
おそらく、特に上位には勝てなくてもいいと思って従来のテニスをしたならば50位近辺にいることはできると思います。
しかし、それではいつまでたっても上位には勝てないということになってしまいます。
ということで、上位に勝つための新たな取り組みをしているために、その新たな取り組みがまだ身になっていないので、下位にも負けていると思われます。
奈良さんも来年が楽しみですね。
どうやって壁を乗り越えるのでしょうか。


で、そういう小柄な日本選手と異質なのが、大坂なおみさん(203位)です。
1回戦は第6シードのエフゲニヤ・ロディナ(エブジェニア・ロディーナ)選手(84位)を3-6,7-5,6-0で撃破し、
2回戦はマリア・パトリシア・ティグ選手(115位)を6-7(6),6-2,6-1でこれまた撃破しました。
こちらは、高速サーブで上位の相手を圧倒してのベスト8(準々決勝)です。
圧倒ということですが、共にフルセットということになっているのは、これは速球を打つ者によくある立ち上がりが悪い(エンジンのかかりが遅い)ということでしょう。
野球なんかでも、豪・速球投手に立ち上がりの悪いのがしばしば見受けられます。
これには色んな原因・理由があろうかと思いますが、わたしが考えるひとつのことは、速い球を打てるのは先天的であるということです。先天的であるが故に、そのことを自分であまり考えていないので、自分の調子がどこにあるのか良く分からないのだと思います。そこらへんでやみくもに立ち上がっている内に体が自分に最適なように反応してくるのでしょう。それが最後まで反応してくれなければ負けるということでしょう。
ここらへんは、考えながら経験を積めば、自分の今の状態が少しずつ分かってきて改善されていくと思います。
それに対して、コントロールというのは後天的な要素が大きいので、どのようなフォームなりスピードなりで打てばいいかが自分なりに分かっているので立ち上がりにそんなに違いはなく安定しているといえましょう。
この2試合を見る限り、サーブの威力は相手を震え上がらせるものがあるので、こちらもまた来年が楽しみです。

それから、大坂さんで微笑ましいことがありました。
2回戦で決めたというストロークがはすれると、日本語で「あぁ、ダメだぁ」と叫んだことです(そう聞こえた)。
確か、大坂さんは日本語は片言でしか話せないと言っていたので、ここで日本語が出るとは思わなかったです。
当然、英語でなにか言うのだと思っていました。
こういうとっさの時に日本語が出るということは、日本語をかなり勉強しているということなのでしょうか。
それとも、こういう片言だけ覚えているのでしょうか。
なんにせよ、日本じゃなくタイで日本語で叫んだので、おっと思ってしまいました(笑)


さて、そんなベスト8(準々決勝)に進出した大坂なおみさんと対戦するのは、順調なら第1シードの土居美咲さん(60位)だったのですが、その土居さんは1回戦で早々と敗退してしまいました。
ドローを見て対戦を楽しみにしていたので、がっかりしてぐれてしまいました(笑)
土居美咲さんは、リュー・ファーンジョウ(リウ・ファーンジョウ)選手(167位)に4-6,4-6で負けました。
リュー選手は勝った瞬間、雄叫びを挙げました。
ともかく、アンフォーストエラーの大量生産で、昔の土居でテニスをしています、っていう感じでした。
あんなへんてこな方向にボールを飛ばす土居さんを見たのはたぶん初めてだと思います。
高校生のテニスかと思いました(笑)

土居さんは、ブログにこの敗戦はサーブにうまくアジャスト出来なかった(http://tennis.jp/misaki-doi/archives/1848)ということを書いていますが、まじにそうならかなり問題ですが、わたしはこれは三味線をひいていると思っています。
そこで、わたしの得意とする妄想を発揮してこの1回戦の敗退をみていきたいと思います。
まぁ、妄想ですから話半分に聞いてくださいね。

一言で言って、酔っ払っていた、酔っ払いテニス、酔拳ならぬ酔テニスです。
たぶん、祝杯を挙げすぎて飲みすぎたのではないかと思います。
おそらく悲願に近い優勝なので、これだけのおめでたいことは人生でもあまりないということで、色んな方からお祝いを受け、それであちこちで祝杯を受けたのです。
土居さんは真面目(素直)だからその祝杯を適当にあしらうことが出来なくてすべて受けたのだと思います。
たぶん、普段はお酒などは付き合い程度にしか飲まないだろうから、体に耐性がなく2日酔いどころではなく1週間酔いくらいになっていたのではないかと思われます。
それが自分でも分からなかったので、初めはいい調子だった(第1ゲームは40-0でキープしたのでわたしなど絶好調と思ってしまいました)のですが、だんだんと体内のアルコールが回ってきてほろ酔い加減になってきたではないかと思われます。

このことは身体ですが、心もまた酔っていたのではないかと思われます。
思えば、先のルクセンブルクの優勝はいま思うと奇跡に近いのではないかと思います。
本人はもちろん誰も優勝など思っていなかったのではないかと思います。
わたしなど、あの戦ったメンバーを見たら、いまでもあれは夢だったのではないかと思ってしまいます。
たとえば、確率的に見ると、あの5人のメンバーを土居さんが上回っているとは思われないので、仮に各選手との対戦成績が五分五分だとすると、この5人に連続して勝つには、1/2×1/2×1/2×1/2×1/2となり結果1/32となります。
つまり、32回この5人の組み合わせと戦って1回だけ勝つのです。対戦成績が五分五分でこの確率です。
みんな上位だから、おそらく五分五分はないだろうということで、簡単のため各選手との対戦成績を1/3(3回戦って1回勝つ)にすると1/3×1/3×1/3×1/3×1/3となり結果1/243となります。
つまり、なんと243回この5人の組み合わせと戦って1回だけ勝つのです。0.4%です。100回に1回も勝てないのです。これは奇跡といっていいでしょう。まさに「言葉に表せない」その通りでしょう。
もうこの5人の組み合わせと戦っても自分がトップ30くらいにならないと勝つことはおそらくないでしょう。
だから、自分でも勝ったことがなかなか実感としてなく、夢心地のふわふわした状態だったのではないかと思われます。

ということで、心身ともに酔っ払った状態だったと思われます。
しかし、この一戦によって、暑いタイで汗をかきアルコールは抜け、また敗戦によって現実に戻され足が地についたでしょう。
ということで、次の台湾の台北に期待したいと思います。

まぁ、しかし、逆に言うと、土居さんらしい戦いだったともいえるのですが・・・
まったく予想できない戦いをするということで・・・
ルクセンブルクの優勝もホアヒンの1回戦敗退もおそらく誰も思ってはいなかったでしょうから(笑)
初戦敗退,初戦敗退,初戦敗退,優勝,初戦敗退,???
こんな芸当ができるのは土居さんだけでしょう。
土居さんは、アナログではなく1(優勝)か0(初戦敗退)のデジタルだぁ(笑)

ということで、げんかつぎとしては台北をどう予想しようか。
優勝それとも1回戦敗退。
う~ん、悩ましい。
さすが、二つ名「ツンデレの美咲」だね(微笑)

まぁ、何が言いたいかというとこういうことは土居さんにはありがちなことで、気にすることではないということ。逆に言えば、安心ってこと(笑)
これも土居さんの魅力の内のひとつってことですね。

最近の土居さんは一皮剥けたというか、大局を見て落ち着いてどっしりしているっていう感じですね。
一喜一憂しなくなった。
それを凄く感じたのは、もう前の話になりますが、あの全米オープンのベリンダ・ベンチッチ戦の結果報告「USオープン 2回戦(http://tennis.jp/misaki-doi/archives/1661)」での「その反面、テニスって面白いな、と。」っていう言葉です。
これだけ自分を客観的に見れるってのは気持ちに落ち着きがあり余裕があって勝ち負けを含めてテニスを楽しめているってことです。
正直、この言葉にはびっくりしました。こんな言葉が出るとは思ってもいませんでしたから(微笑)


以上、来年がとても楽しみな4人の近況試合でした。


補足:気になる2点ほど

この日本選手と対戦した相手選手でふたつほど気になったことがあったので、書いておきます。

ひとつは、日比野菜緒さんと1回戦で戦ったアレクサ・グラーチ選手です。
この選手の何が気にかかるかというと、サーブです。
そのサーブの打ち方です。
わたしのいままで見てきた選手は、ほぼ間違いなくサーブの打ち方は、オーバーハンドであったと思います。
しかし、この選手は、見た感じスリークォーター気味なのです。
かなりびっくりしました。
初め気がついたのは、トスしたボールが横にそれたのに器用に打って入れたことです。なんて器用なんだと思ってサーブに着目して見ていると、どうみてもオーバーハンドではなくスリークォーター気味なのです。
面白いなと思いました。こんな感じでサーブを打つ選手もいるのだと思いました。
スリークォーター気味で打つからかどうかは分かりませんが、後ろから見ていて球が本当にスライドしたのには驚きました。大概見ていても真っ直ぐ飛んでいくというイメージでしたから。
ということで、日比野さんはこのサーブにタイミングが合いづらいのかと思ったのですが、見た目ほとんど気にしてない感じでした。

それにしても、面白い選手がいるものだと思いました。
まぁ、でもさすがにスリークォーターまででしょう。サイドハンドやアンダーハンドはいないでしょう。
確か、クルム伊達公子さんが肩の調子が悪くサーブが打てないのでアンダーハンドで打ったというのをブログで読んだ記憶があるのですが、これは例外中の例外でしょう。
ちなみに、選手が立ってサーブを打つ手(腕)を横方向に地表と水平に伸ばした状態を角度0度とし、地表と垂直に頭上の方に伸ばしたのを90度とし、逆に地表と垂直に足元の方に伸ばしたのを-90度とすると、オーバーハンドが90度近辺、スリークォーターは45度近辺、サイドハンドは0度近辺、アンダーハンドは-45度近辺になろうかと思います。

あともう一つは、大坂なおみさんと対戦したマリア・パトリシア・ティグ選手です。
このティグ選手が大坂さんの高速サーブに対抗するために取った策です。
それは、ベースラインよりはるかに下がって(カメラのフレームに入らないくらいに下がっていた)球の力の弱ったとこで返すということです。
一見、理にかなったような対応に見えますが、わたしは疑義を抱きました。
もちろん、この選手がベースラインから下がって戦うことを基本にしているなら問題ないし、高速サーブに対抗するために普段からベースラインから下がっての練習をしているのなら問題ないでしょう。
しかし、もしこの時に付焼刃(つけやきば)的に対応したのならば、相手を有利にするだけだと思いました。
そんな後方からだとストロークの距離感が変わるだろうし、相手に届くのに時間がかかるから、相手に猶予を与えてしまい、相手は十分な体勢からハードヒットしてくるでしょう。
事実、そんな感じでウイナーを決められていました。
また、サーブを打つ空間に相手がいないので、サーバーは心置きなくプレッシャーを感じずにより高速なサーブを打ってくるでしょう。
心理面でも、自分が相手のサーブを恐がっていたり嫌がっていたりすることを教えているようなものだと思います。
本当にこれでは相手はサーブを打つのが楽しくてしかたないでしょう。
その結果が、第2セット2-6,第3セット1-6でしょう。

ここはリスク覚悟で位置を変えずに打つべきでしょう。
打ち方は相手の球は速いのでコンパクト(カウンター)に打てば、十分に威力のある球を返せるでしょう。
コンパクトになら速い球にでも対応が出来るし、その球を相手が返してきても速く対応できるでしょう。
むしろ、相手にプレッシャーを与えるということでは、一歩前に出るくらいのことをやってもいいと思います。
そのことで相手に心理的ゆさぶりをかけることができるかもしれません。
相手がサーブを打つのが窮屈になるのでフォールトになったり甘くなったりするかもしれません。
そんなことを思ってしまいました。


テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
第1シード土居美咲、初戦敗退<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00010003-tennisnet-spo
18歳大坂なおみ、第6シード破り2回戦へ<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00010006-tennisnet-spo
奈良くるみ、リベンジ果たし2回戦進出<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151110-00010011-tennisnet-spo
日比野菜緒 ツアー初V以降、2大会ぶり初戦突破<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00010000-tennisnet-spo
土居・奈良組 日本人対決に屈し初戦敗退<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00010003-tennisnet-spo
18歳大坂なおみ、2試合連続逆転で8強入り<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00010011-tennisnet-spo


追記1(2015.11.14.土):日比野菜緒さんと大坂なおみさん ベスト4

13日(金)に準々決勝が行われ、日比野菜緒さんと大坂なおみさんが共に勝ち、準決勝(ベスト4)へと駒を進めました。

それでは、まず、大坂なおみさんの試合から。
大坂なおみさんは、リュー・ファーンジョウ選手を6-7(4),6-1,6-3のまたしても逆転で破りました。
今回も逆転なので、立ち上がりが悪かったのかというとそうでもなく、あの高速サーブががんがん決まって第1セットの前半はほぼラブゲームで取ったのです。
しかし、リュー選手も高速サーブの持ち主なので、押してはいるのですが、要所で高速サーブを決められてブレーク出来ません。
そういうことで、少しイライラが出てきたのか、第1セット後半からはフォーストサーブが決まらなくなります。しかし、ラリーでは優位にたっているので、ここらへんをしのぎ、キープ合戦のままタイブレークに突入します。
タイブレークはリュー選手の方が高速サーブが決まったので取りきったということになりました。
そして、第2セットへと入るのですが、大坂さんは相変わらずファーストサーブの入りは悪いのですが、それに輪をかけたようにリュー選手もファーストサーブが入らなくなりダブルフォールトすら犯します。
そのため、ラリーでは優位にたっている大坂さんが6-1で快勝です。
第2セットが終わって、大坂さんがトイレットブレークを取ります。そうすると、それに呼応するかのように、夕立がやって来て、そうですね、1時間くらい中断になります。
これは、ちょっと嫌な感じでした。
流れが完全に大坂さんに来ていたのに、この中断でまた五分五分になるのかと思いました。
今回は、まじに大坂さんを応援していたので、わたしはよけいに嫌な感じでした。
試合が始ると、それが当たったかのようにお互いキープ合戦をして3-3となります。タイブレークになるとちょっとやばいかなと思いました。
しかし、ここからまたしてもリュー選手に乱れが生じ始めてファーストサーブが入らなくなります。
その乱れに乗じて、大坂さんが攻めて、3連取して勝負を決めます。
気がついてみれば、大坂さんは、相手に一度もブレークを許さないキープでの勝利でした。

今回、大坂さんを見て思ったのは、大坂さんは高速サーブだけではないということです。
ラリーも相当なレベルで行いボールコントロールもいいということです。
だからこそ、高速ファーストサーブが入らないときは、あの確実に入る緩いセカンドサーブでもいいということなのでしょう。
そういう自信があるからこそ、ダブルフォールトのリスクよりあの緩いセカンドサーブを選んでいるのでしょう。
実際、今回はダブルフォールトはゼロです。
ただ、あの緩いセカンドサーブは101位以下には通用しても、トップ100にはどうかなとは思いますが。
トップ100なら、リターンエースを十分狙えるセカンドサーブだと思えるからです。
これからのトップ100との対戦が楽しみです。

ちなみに今回は高速サーブ合戦でもあったので、そのスタッツを載せておきます。
[ ]内は順次、第1セット,第2セット,第3セットを示します。
大坂なおみ
Aces             12[7,5,0]
Double Faults         0[0,0,0]
First Serve         43/78(55%)[52%,57%,56%]
First Serve Points Won    37/43[16/19,10/11,11/13]
Second Service Points Won  21/35[9/17,6/8,6/10]
Break points Won       4/8[0/2,2/3,2/3]
リュー・ファーンジョウ
Aces             13[6,2,5]
Double Faults        5[3,0,2]
First Serve         57/91(62%)[60%,61%,67%]
First Serve Points Won    39/57[20/27,5/11,14/19]
Second Service Points Won  13/34[8/18,3/7,2/9]
Break points Won       0/3[0/2,0/0,0/1]

シングルス本戦準々決勝(11月13日(金),第5日,センターコート第1試合)
大坂なおみ(Naomi OSAKA,日本,203位) vs. リュー・ファーンジョウ(Fangzhou LIU,中国,167位)は。
大坂なおみが、6-7(4),6-1,6-3で勝ちました。
第1セット 0-1,1-1,1-2,2-2,2-3,3-3,3-4,4-4,4-5,5-5,5-6,6-6,6-7(4)(サーブはリューから)
第2セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,5-1,6-1(サーブは大坂から)
第3セット 0-1,1-1,1-2,2-2,2-3,3-3,4-3,5-3,6-3

次は日比野菜緒さんです。
日比野菜緒さんは、ルクシカ・クムクム選手に6-4,6-3で勝ちました。
この試合は正直言って凡戦です。
この試合を見る限り、この大会でどっちが凡ミスの女王であるかを決定するような試合でした。
結構見ていてうんざりしました(笑)
あのコントロールのいい日比野さんがファーストサーブは入らない、ストロークはアンフォーストエラーになるということでどうしたのでしょうか。
特に、深いボールは距離感がつかめないのかことごとくアウトになりました。
コーチが何度も、日比野さんの所へ行きましたが、その気持ち分かります。
一体、あのコントロールの良い日比野さんはどこにいったのでしょうか。
まるで、別人28号を見ているようでした。
それでも勝てたのは、クムクム選手がそれに輪をかけて、いやそれ以上に悪かったからです。
クムクム選手はここのとこ下降線をたどっています。
特に、サーブが悪く、ファーストサーブが入らなくて挙句のはてにダブルフォールトです。
第2セットの第2ゲームなどは実に4つのダブルフォールトを犯しました。結果的にダブルフォールトでこのゲームを落としたということです。
このような状態にもかかわらず、このゲームはデュース合戦だったのだから日比野さんの調子の悪さも分かろうというものです。
この試合のダブルフォールトは、日比野さんが5でクムクム選手が8という多さです。

一体、どうしたのでしょうか。
何か、体調が悪くなったのでしょうか。
それとも、先に大坂さんが勝ったので、自分も勝たなければいけないと力んだのでしょうか。
この試合だけ何か調子が悪かったということであって欲しいですね。

シングルス本戦準々決勝(11月13日(金),第5日,センターコート第2試合)
[3]日比野菜緒(Nao HIBINO,日本,78位) vs. ルクシカ・クムクム(Luksika KUMKHUM,タイ,211位)は、
日比野菜緒が、6-4,6-3で勝ちました。
第1セット 0-1,0-2,1-2,2-2,2-3,2-4,3-4,4-4,5-4,6-4(サーブは日比野から)
第2セット 0-1,1-1,2-1,3-1,3-2,3-3,4-3,5-3,6-3

この結果、今日(14日・土)、日比野菜緒対大坂なおみで準決勝が行われます。
勝った方が決勝に進出です。
注目の試合ではありますが、準々決勝を見た限りでは、大坂さんが断然有利です。
日比野さんがどれだけ自分のテニスが出来るかにかかっていると思います。
対戦は日本時間17時30分からセンターコートで予定されています。
ライブストリーミングは下記を参照してください。

なお、この二人も参加する安藤証券オープンは、岡村恭香さんと奥野彩加さんがWCをもらい本戦出場となったので、17日(火)以降に見に行くことになりました。
ということで、ホアヒンは準決勝も決勝も予定ではライブストリーミングで見れるということになりました。

テニス|スポーツナビから
大坂なおみと日比野菜緒がベスト4進出、準決勝で日本人対決<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00010003-tennisnet-spo


追記2(2015.11.15.日):大坂なおみさん 決勝進出

14日(土)に、大坂なおみ対日比野菜緒の準決勝がありました。
大坂なおみさんが、第3シードで78位の日比野菜緒さんを4-6,6-3,6-1で撃破しました。
またしても逆転で、これでここまでの4試合すべて逆転ということになりました。

良い試合でした。とても緊張感がありました。
大坂さんは高速サーブを日比野さんは正確なコントロールというお互いの持ち味を出したといえます。
第1セットはお互いキープで迎えた第9ゲームを大坂さんのサーブの乱れに乗じて日比野さんがブレークし、第2セットはお互いキープで迎えた第6ゲームを日比野さんのコントロールの乱れに乗じて大坂さんがブレークします。
このように相手の隙を同じように突いた相譲らぬ攻防でした。
そして、決戦の第3セットになるのですが、惜しむらくは第3ゲームで大坂さんのストロークを審判がファウル&コレクション(ファウルのコールをしたが間違っていたということ)したのを、日比野さんが得心できず、それから見た目日比野さんの集中力が切れた感じになって、雑なプレーになり大坂さんの一方的なセットとなりました。
思うに、日比野さんの敗因は2点ほどあるかと思います。
ひとつは、大坂さんのストロークが良く、ラリーは出来るしコントロールも良かったです。ストローク戦は日比野さんと同等でした。大坂さんにミスが少ないので、日比野さんの方にプレッシャーがよりかかったという感じです。
もうひとつは、大坂さんのセカンドサーブの時に思ったようにポイントが取れなかったことです。高速ファーストサーブは仮に捨てるとしても、このセカンドサーブでもう少しポイントを取っていたらこの結果は反対になっていたかもしれません。
なぜ、日比野さんは大坂さんのセカンドサーブにアジャスト出来なかったのでしょうか。わたしは大阪さんのセカンドサーブを緩いサーブと表現していますが、これはあくまでもファーストサーブとの対比であって、もしかしたらセカンドサーブも威力のあるものかもしれません。わたしには分かりません。
あとこのセカンドサーブについてもうひとつ思うのは緩急です。あのファーストサーブが速いので、緩いセカンドサーブが来たら見た目以上にタイミングが合いづらいのかも知れません。ベリンダ・ベンチッチ選手などは意図的にこのサーブの緩急を使って相手のタイミングを外します。だから、セカンドサーブは速度を微妙に変えているのかもしれません。
それとも、前日の準々決勝のように調子がいまひとつ上がらなかったせいなのでしょうか。
ともかく、このセカンドサーブの攻略が上手く出来なかったようです。

それから、面白いと思ったのはコートに行くとき、日比野さんにスキップが出て、大坂さんは普通に歩いていました。
ここらへんの心理状態はどうなのでしょうか。
日比野さんは一回勝っているということの余裕だったのでしょうか。対して大坂さんは緊張していたのでしょうか。
それとも・・・

大坂さんはいまとても調子が良く、試合も後半に行くほどその力を出しているという感じです。
さて、これで決勝進出となったのですが、今日(15日・日)の決勝の対戦相手は第4シードで82位のヤロスロワ・シュウェドワ(ヤロスラーワ・シュウェドワ)選手です。
ヤロスロワ・シュウェドワ選手は、ワン・チャン選手を6-7(4),7-6(4),6-4で下しました。
スコアを見ると拮抗した良い試合のように見えますが、わたしとしては退屈な試合でした。
お互い決め手がないのでだらだらと続いたという印象をぬぐえません。
シュウェドワ選手はパワー系の攻撃型でウィナーもあるけどアンフォーストエラーもあるというものでした。ワン選手は守備型といえるので、もう一つ攻めきれません。ということで、どちらも相手をねじ伏せるだけの決め手がないのです。最後は、体力(スタミナ)の差かなと思いました。

この決勝対戦の両者の準決勝の内容を見るなら、大坂さんが圧倒的に有利です。
シュウェドワ選手が攻撃型であんだけアンフォーストエラーを犯すなら、大坂さんの高速ファーストサーブとストロークの良さで仕留められると思います。
とは言っても勝負は水物なので、その時なにが起こるか分かりませんが、準決勝の試合を見た限りはそうです。

ちなみに今回はお互い持ち味を出したということで、そのスタッツを載せておきます。
[ ]内は順次、第1セット,第2セット,第3セットを示します。
大坂なおみ
Aces             17[7,8,2]
Double Faults         3[1,1,1]
First Serve         33/61(54%)[54%,59%,47%]
First Serve Points Won    28/33[10/12,12/13,6/8]
Second Service Points Won  22/28[7/10,8/9,7/9]
Break points Won       4/8[0/1,1/3,3/4]
日比野菜緒
Aces             7[4,1,2]
Double Faults        2[0,1,1]
First Serve         58/86(67%)[68%,72%,62%]
First Serve Points Won    35/58[16/22,10/18,9/18]
Second Service Points Won  14/28[7/10,4/7,3/11]
Break points Won       1/3[1/1,0/0,0/2]

シングルス本戦準決勝(11月14日(土),第6日,センターコート第2試合)
大坂なおみ(Naomi OSAKA,日本,203位) vs. [3]日比野菜緒(Nao HIBINO,日本,78位)は。
大坂なおみが、4-6,6-3,6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,3-3,4-3,4-4,4-5,4-6(サーブは大坂から)
第2セット 1-0,1-1,2-1,2-2,3-2,4-2,5-2、5-3,6-3
第3セット 1-0,2-0,3-0,4-0,4-1,5-1,6-1

シングルス決勝は、今日(15日・日)の日本時間20時10分からセンターコートで予定されています。
ライブストリーミングは下記を参照してください。

テニス|スポーツナビから
大坂なおみ、日本人対決制し決勝進出<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00010009-tennisnet-spo


追記3(2015.11.16.月):大坂なおみさん 準優勝

大坂なおみさんは、準優勝に終わりました。
15日(日)に行われた決勝にて、大坂なおみさんは、第4シードで82位のヤロスロワ・シュウェドワ選手に4-6,7-6(8),4-6で敗れました。

どちらかというと凡戦の決勝でした。
大坂さんが悪すぎたからです。
この大会前に抱いていたサーブしかないというイメージの大坂さんでした。
決勝前の4試合のあのストロークの良い大坂さんをどこかに置いてきたのか、ほとんどうまくラリーが出来ずアンフォーストエラーの大量生産でした。
第1セットはお互いキープで立ち上がり、大坂さんが押しながらも第5ゲームで大坂さんは凡ミスを犯しこのゲームをラブゲームでブレークされます。このブレークが響いて第1セット4-6で落します。
まぁ、このセットはシュウェドワ選手が前日の準決勝に比べて、サーブもストロークも良かったのである意味しかたないと思います。故にそれなりにしまったセットでした。
ところが、第2ゲームに入っても大坂さんは良くならず、シュウェドワ選手も第1セット飛ばしすぎたのかやや不安定になりお互いブレークありのややしまらないセットとなっていきます。大坂さんは相変わらず押しているのですが、ブレークポイントなどのここ一番の場面になると決まって凡ミスを犯して攻め切れません。シュウェドワ選手も調子が落ちたと思ったら第7ゲーム後にメディカルタイムアウトを取ってなにやら手当てを受けます。
そんなこんなで、決め手のないままタイブレークに突入します。ここで万事休すかと思ったのですが、ここはどういう訳か10-8で取ります(わたしに言わせれば奇跡です(笑))
第2セットが終わって、両者、トイレットブレークを取ります。
第2セットを何とか取り、今までの4試合はすべて逆転なので、大坂さんの流れだと思いました。
本人もそういう感じだったのでしょう。第3セットの始まりでコートに行くとき軽いスキップが見られました。
しかし、状態は全然改善されておらず、相変わらずの凡ミスのオンパレードです。本人も自分に嫌気がさしている仕草が多く見られます。ところが、この大坂さん以上にシュウェドワ選手が悪くてファーストサーブがまったく入りません。凡ミス合戦の末に大坂さんが4-2とリードを広げ大坂さん有利となるのですが、ここから大坂さんが守りに入った感じで、今日は調子の悪いラリーを避けるかのようにサーブで決めようとしてダブルフォールトを犯してしまい、4-4に追いつかれてしまいます。ここであっと驚いたのはこの第3セットはほとんどセカンドサーブしかなかったシュウェドワ選手が、切れのいいファーストサーブを放ってラブゲームでキープして5-4とします。こうなると流れはシュウェドワ選手で、大坂さんはダブルフォールトのおまけ付きで第10ゲーム15-40でブレークされて敗れてしまいます。
あと、気がついたことを付記しておくと、大阪さんは凡ミスを連発したのですが、特に深いボールが外れるということがありました。前の日比野さんが凡ミスを連発したときも深いボールがけっこう外れたので、深いボールの距離感がつかめるかどうかが調子の良し悪しのひとつのバロメータになるのかとか思いました。
それと、シュウェドワ選手は最高位が25位まで行った選手だからかあのセカンドサーブでリターンエースも取りました。しかし、その割にはとんでもない方向に打つ場面もあったので、やはり微妙に速度などが変化しているのかも知れません。

正に勝負は水物、やってみないと分からないですね。大坂さんがこんなに悪くなるとは思っていませんでした。
ここまでの4試合すべて逆転のフルセットだったので、知らないうちに体の疲れがあったのかも知れません。
が、見た限り、メンタル(精神)面の問題のように思います。
やはり、ここ一番になると、勝ち意識が生じてか力んでしまうように見受けられます。
ここらへんのこともあってか、当然、優勝もあっておかしくない実力なのに優勝がまだありません。
メンタル面は目に見えないので、なかなかどうこういうことは出来ないのですが、ここらへんは実戦経験を積んでいけば改善されるのかもしれません。
一般的に言えば、日本の選手は欧米系の選手に比べて、勝利への執念というか戦いにおける極端にいえば「憎しみ」が少ないように思えます。
シュウェドワ選手の第3セット第9ゲームのファーストサーブの改善などはここでどうしても戦いに勝つという極端にいえば相手に対する憎しみがパワーになったのではないかと思います。
そうでないとあんな力が出るのが理解出来ない。憎しみは愛より戦いでは膨大な力を出すと思われる。
だからこそ、試合後のシュウェドワ選手は大坂さんをハグしたのでしょう。

日本人は相対的に客観的にものを見ることが苦手といえます。あくまで、ここでの極端に言うところの「憎しみ」は競技の戦い上だけの話であり、その競技が終われば消えてしまうものです。だからこそ、欧米系の選手はあれだけの感情の発露が出来るのでしょう。わたしなんかそういう憎しみをわりと感じるのでいいのかと思っていると、試合が終わったらハグしたりにこやかに話したりしているのでけっこうあっけにとられます。わたしも日本人だからけっこうそういうのをまじに感じますから(笑)
戦い(競技)は戦い(競技)と客観的に割り切れるということですね。
日本人の場合は、競技上での憎しみでもそれを持ったらけっこう後々まで引きずって気まずくなったりすることがあります。
日本人なんかで議論すると、議論そのもので真偽、善悪、美醜を客観的に争うのではなく、大体とどのつまり主観的な人格攻撃で終わってしまうこともしばしばあります。
いわゆる議論でらちがあかない(思い通りにならない)と、相手を誹謗中傷するということです。
だからこそ、日本人は言葉での議論ではなくあとくされのない阿吽(あうん)の呼吸を好むのです。右か左かというはっきりしたことではなく、なんとなく曖昧模糊にしておくと誰も傷つけなくて済むのです。
もし、そういうのが優しさというのなら、戦い(競技)では足枷になる優しさかなとも思いますが・・・

あぁ、また脱線気味になりましたが、ともかくこのメンタル面が改善されれば、大坂さんは類希(だぐいまれ)な選手になる器だと思います。
わたしは、結局、この大会の大坂さんの5試合をすべて見たことになるのですが、評価が一変しました。
いままで、巷(ちまた)で大坂さんは大器だとかなんとか言われていましたが、わたしはファーストサーブが高速なだけだろうという評価でした。
ところが、今回見て驚いたのはそのストローク力です。ラリーが出来、ボールコントロールが良いのです。いわゆる守備が出来るということです。あのサーブの攻撃力にこの守備があれば、現時点でも素質、技術、体力(スタミナ)は、トップ50最悪でもトップ100のものだと思います。
あのメンタルが改善されれば、来年にはどこかのWTAツアーで優勝し、トップ50うまくいけばトップ30となって日本選手ナンバー1になると思われます。
テニス選手はセリーナ・ウィリアムズ選手しか知らないというのも納得するほどの潜在能力だと思います。
順調に成長していって欲しいと思います。

なお、大坂なおみさんはこの準優勝で、16日(月)付けのランキングで203位から157位へとアップしました。
日比野菜緒さんは、ベスト4で78位から73位(自己最高位)となり、再びトップの座をと土居美咲さんを追いかけます。

では恒例になった感じのスタッツを載せておきます。
[ ]内は順次、第1セット,第2セット,第3セットを示します。
大坂なおみ
Aces             6[1,2,3]
Double Faults         9[2,1,6]
First Serve         51/99(51%)[65%,46%,47%]
First Serve Points Won    38/51[12/17,15/18,11/16]
Second Service Points Won  21/48[5/9,12/21,4/18]
Break points Won       3/12[0/7,1/2,2/3]
ヤロスロワ・シュウェドワ
Aces             7[6,0,1]
Double Faults        6[2,4,0]
First Serve         85/141(60%)[55%,66%,59%]
First Serve Points Won    60/85[25/34,24/35,11/16]
Second Service Points Won  22/56[11/27,6/18,5/11]
Break points Won       5/7[1/1,1/2,3/4]

シングルス本戦決勝(11月15日(日),第7日,センターコート第2試合)
大坂なおみ(Naomi OSAKA,日本,203位) vs. [4]ヤロスロワ・シュウェドワ(Yaroslava SHVEDOVA,カザフスタン,82位)は、
ヤロスロワ・シュウェドワが、6-4,6-7(8),6-4で勝ちました。
第1セット 0-1,1-1,1-2,2-2,3-2,4-2,4-3,5-3,5-4,6-4(サーブは大坂から)
第2セット 1-0,2-0,2-1,3-1,3-2,3-3,3-4,4-4,4-5,5-5,5-6,6-6,6-7(8)
第3セット 1-0,1-1,1-2,2-2,2-3,2-4,3-4,4-4,5-4,6-4(サーブはシュウェドワから)

テニス|スポーツナビから
大坂なおみが準優勝、日比野菜緒はベスト4 [フワヒン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00010002-tennisd-spo
18歳 大坂なおみ、決勝では逆転ならず準優勝<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00010007-tennisnet-spo
[最新WTAランキング/女子テニス] 11月16日付 (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00010005-tennisd-spo


ホアヒンテニスの
WTAの表記は
 http://www.wtatennis.com/tournaments/tournamentId/4429/title/ea-hua-hin-wta-125-series-presented-by-singha
 シングルスドロー;http://www.wtatennis.com/SEWTATour-Archive/posting/2015/1084/MDS.pdf
 ダブルスドロー;http://www.wtatennis.com/SEWTATour-Archive/posting/2015/1084/MDD.pdf
ライブスコアは
 http://www.protennislive.com/LSHD/main.html?year=2015&wkno=99&eventid=1084&tour=2&lang=en&ref=http://www.wtatennis.com
ライブストリーミングは
 http://www.wtatennis.com/live-stream
です。


追記4(2015.11.16.月):安藤証券オープン東京2015

さて、話は変わって明日(17日・火)から本戦が始る安藤証券オープンですけど、このホアヒンでの大坂なおみさんと日比野菜緒さん(日比野さんは準決勝で大坂さんと当たらなければ、二人で決勝もあったでしょう)の活躍があったので、主役が3人となった感じです。
この大会の主役は奈良くるみさんです。わたしなんか奈良くるみさんのための大会だとすら思ってしまいます。奈良さんが安藤証券に所属してのこの大会の開催だからです。
そこに、大坂なおみさんと日比野菜緒さんが入ってきたということです。まぁ、日比野さんは第1シードだから当然といえば当然ですが、大坂さんは完全にここにきて最有力候補に浮上してきたということです。
この大会の初代女王は、この3人から出ると予想します。
このホアヒンの大会を見ると、大坂さんにも日比野さんにもあまり穴がないからです。逆にいうとこの二人の勢いを誰が止めるかというのも楽しみです。
面白くなってきた(笑)

ということで、今日(16日・月)、安藤証券オープンの本戦ドローが発表されました。
目玉は順調に勝ち挙がれば、準決勝で奈良くるみさんと大坂なおみさんが対戦するということです。
大坂さんが日比野さんに続いて、奈良さんも撃破するのでしょうか。それとも経験豊富な奈良さんが大阪さんを翻弄するのでしょうか。
といっても、その前に誰かがどちらかを倒していればこの対戦は実現しないのですが(笑)
岡村恭香さんは、早速リベンジマッチです。全日本テニス選手権で敗れた田中優季さんと1回戦で戦います。
山篭りの修行の成果はいかほどでしょうか、楽しみにしたいと思います。
奥野彩加さんは、第5シードであの変則サーバーのアレクサ・グラーチ選手です。おそらく強敵でしょう。
そして、わたしの見るところこの1回戦での最大の目玉は、岡村さんの上の組み合わせの日比野菜緒さんと澤柳璃子さんの対戦です。1回戦ではもったいないくらいの好カードだと思います。
あと、予選では吉冨愛子さんが予選3回をストレートで順調に勝ち上がって本戦入りです。

明日(17日・火)の日程が出ました。
岡村さんは、有明コロシアムの第2試合となりました。もしかしたら、有明コロシアムは初めて?
明日は有明コロシアムのシングルス2試合を見たら、もったいないですけど撤退します。
翌日(18日・水)のシングルス1回戦を見たいからです。

テニス|スポーツナビから
大坂まりと吉冨愛子が予選決勝に進出 [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151115-00010005-tennisd-spo
大学4年の吉冨愛子が本戦入り [安藤証券オープン/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00010010-tennisd-spo

安藤証券オープン東京2015の
HPは
 http://www.andoopen.tokyo/
ITFの表記は
 http://www.itftennis.com/procircuit/tournaments/women's-tournament/info.aspx?tournamentid=1100035447
です。


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2015年11月9日(月)現在(ランキングは毎月曜日に更新されます)です。


見知らぬもの
20150428火 見知らぬもの


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岡村恭香さん 橋本総業全日本テニス選手権 単2回戦複1回戦勝利 2015年11月1日(日)(ろぷろす暦2015年11月25日(日))

今日(1日)は、岡村恭香さんが、第90回記念大会橋本総業全日本テニス選手権(東京(有明),本戦10月31日(土)~11月8日(日),ハードコート,国内大会)のシングルス本戦2回戦・ダブルス本戦1回戦を戦うので、有明コロシアム&有明テニスの森公園に行ってきました。


岡村恭香さんのシングルス2回戦の対戦相手は、山口真琴さんです。
第8シードの岡村恭香さんが、山口真琴さんを6-2,6-4で下しました。
スコアだけ見ると、岡村さんの快勝のように見えるけど、なかなか大変でした。
山口さんは、亜細亜大学の学生です。
この山口さんのテニスを見ていたら、ITFの大会などで時たま学生(アマ)がプロに勝つのがよく分かりました。
極端に言えば、勝ち負け関係なく自分のテニスを楽しんで思い切りやってくるということです。
伸びのあるストロークをがんがん打ってきました。
最初から最後まで攻め一点張りで守りなどないといってもいいと思います。
打ち合いだけなら、山口さん有利でした。
もし、岡村さんがむきになって打ち合いだけで戦っていたらフルセット、もしかしたらということもなきにしもあらずとかも思える試合でした。
しかし、プロで賢い岡村さんは、ここは落ち着いて揺さぶりでかわしてのこのスコアです。
山口さんは確かに、球の威力ということで上回っても、その勝負ということではそれ(球の威力)が通用する範囲も狭く技の引き出しも少ないです。
だから、相手となにかのことでタイミングが上手く合えば勝てるけど、合わなければ負けるということです。
学生(アマ)が1回戦で勝っても2回戦で意外と簡単に負けるのはこういうことなのかと思いました。
学生(アマ)でもプロ指向を持っている者は当然勝負を意識して戦ってくるでしょうけど。
西多摩での1回戦の高橋玲奈選手のプレースタイルもこれで納得しました。
また、同じ西多摩の2回戦で戦った学生の村瀬早香選手(慶応義塾大学)に対して展開力で勝負してくる云々ってことをブログに書いていたのも納得しました(http://tennis.jp/kyoka-okamura/archives/250)。

さて、当の岡村さんですが、これがハタチでの初勝利なのです。
ともかく、おめでとうございます。
といってもこの大会は国内大会なので国際大会ではまだ初勝利ではないので、わたしとしては半勝って感じなのですが(笑)
中国遠征を初めとしてここのとこすっきりした勝ちがないので、どんな状況なのかなと思っていましたが、今回見てそれなりに納得しました。
迷いや焦りがあるってことです。
まぁ、それはランキングが上がって強くなっているが故のことだと思いますが・・・
これからトップ200と戦っていくにはどういう戦い方をすればいいのかということがはっきりとしていないということです。
今の力ではトップ200には勝てないが、どうすれば勝てるかというのがはっきりしていなのです。
自分のプレースタイルもメインとして攻撃型で行くのか守備型で行くのかバランス型(全方位型)で行くのかはっきりしていません。
暗中模索、試行錯誤の状態なのです。
そういう迷いや焦りがあるから、下位や同等の者にも負けてしまうのです。
まぁ、これは強くなったが故の、誰にでもあるそれぞれの壁ですね。
この壁を乗り越えられるかどうかはまたそれぞれですけどね。
もちろん、わたしは岡村さんは乗り越えられると思っていますけど。
というより、乗り越えてもらわなければ困るのだけど、明日の日本の女子テニス界のためには(笑)

なお、岡村さんはシードなので1回戦はBYE(免除)となって、2回戦が本大会の最初の試合です。
シード16人がBYEとなります。

シングルス本戦2回戦(11月1日(日),第2日,8コート第2試合)
[8]岡村恭香(Kyoka OKMURA,日本,333位) vs. [WC]山口真琴(Makoto YAMAGUCHI,日本,-位)は、
岡村恭香が、6-2,6-4で勝ちました。
第1セット 1-0,1-1,2-1,3-1,3-2,4-2,5-2,6-2(サーブは山口から)
第2セット 1-0,2-0,2-1,3-1,4-1,4-2,4-3,5-3,5-4,6-4


次は岡村恭香さんのダブルス1回戦です。岡村恭香/米村明子組対八島ちひろ/橘梨子組です。
相方は米村明子さんです。西多摩の優勝ペアでありまたそれ以来のペアです。
第8シードの岡村恭香/米村明子組が、八島ちひろ/橘梨子組を6-7(8),6-4,7-5で下しました。
辛勝です(笑)
第1セットは0-3,第2・第3セットは0-2ということで、出だしは相手にリードを許してから追いかけるという展開でした。
かなりのひやひやものでした。
とはいってもわたしはこのペアを西多摩で見ているので、かなり安心して見ていました。
大体、こんな感じで圧倒的な強さで勝つというより気がついてみたら勝っていたというのがこのペアの特徴なのです(笑)
だから、西多摩でも久見香奈恵/高畑寿弥組の久見選手が、負けて悔しい、と言ったのは分かる気がします。
このペアと戦うと、勝てるという気が一度は起こってしまうのですが、結果を見ると負けてしまっているということなのです。
今回もこんな感じです。
八島選手は亜細亜大学、橘選手は日本大学の学生ペアです。
このペアはよくバランスの取れたペアでした。展開力があってよく返し冷静にロブやパッシングで相手のいないとこにボールを打つ(入れる)という感じでした。
それ故にかどうか、先にリードを許すなどあまり思い通りに行かないので、強打で相手をねじ伏せようとしたのか岡村さんのアンフォーストエラーが目立ちました。
米村さんですらそこらへんの苛立ちからか強打でのアンフォーストエラーがありました。
ただ、米村さんでとても感心したのはサーブです。ファーストサーブは強いサーブを打とうということでフォールトにもなるので、けっこうひやひやしたのですが、セカンドサーブは確実に入れてきます。これだけのことができるのであの強いファーストサーブが打てるのだと思いました。ダブルフォールトはなかったと思います。
そんなやこんなで、第1セットはタイブレークの接戦の末に落します。
第2セットはかろうじて取りましたが(5-4からのセットゲームなどは0-40からの逆転の勝利)、第3セットはまたシーソーゲームとなります。
ここには、おそらくこの学生ペアの関係者たちであろう方が多く見に来ており、その応援で、岡村/米村組はアウェーで戦っているような感じだったのですが、それが第3セットの5-4くらいからその応援が最高潮になった感じでした。
応援している人たちも応援していながらも、勝ちまでは本気で考えていなかったかと思います。
それがマッチゲームを迎えたのですから。
特に、わたしの横にはおそらくテニス部員と思われる方、右ななめ前には親御さんなどの関係者の年配の方が目に付いていて、年配の方はポイントが入るごとに熱心に拍手で応援していたのですが、テニス部員の方はわりとクールに見ていました。
テニスが分かる分、善戦しても勝ちはないと思っていたのかも知れません。ところが5-4になると本当に勝てるかもということで、凄いとかいってきゃあきゃあって感じて応援し始めてました。
わたしが第三者なら、その応援にほだされて、八島/橘組を応援したくなるような応援でした。
岡村/米村組は第8シードだから、シードに勝ったら彼女たちには金星だったでしょうから、興奮するのも分かる気がします。
特に、亜細亜大学日の出キャンパスで開催された西多摩での優勝ペアであるので亜細亜大学のテニス部員だったらそういう思いがよけいにあったのかもしれません。

でも、最後は岡村/米村組が勝ってしまうのです(笑)
ほんとに、このペアは不思議なくらい面白いペアです。
相手が押しているにもかかわらず、なんとなく勝ってしまうのです。わたしはこの勝ち方を「西多摩方式」と名づけました(笑)

それから、この全日本テニス選手権のダブルスはITF・WTAの国際試合のダブルスのようなノーアドやスーパータイブレークはなく、シングルスと同じです。
シングルスと同じ方が見やすいと思いました。シングルスとダブルスで得点方式が違うと見るのにめんどうで疲れる。それでなくてもテニスの得点方式はめんどうなのに・・・(苦笑)

なお、この試合は今日見た最後の試合になりました。さすがに、晩秋は日が落ちるのが早くまたこの時は曇り空だったので17時でもう暗くなっていました。

ダブルス本戦1回戦(11月1日(日),第2日,8コート第4試合)
[8]岡村恭香(Kyoka OKMURA,日本,381位)/米村明子(Akiko YONEMURA,日本,943位) vs. [WC]八島ちひろ(Chihiro YASHIMA,日本,-位)/橘梨子(Riko TACHIBANA,日本,-位)は、
岡村恭香/米村明子組が、6-7(8),6-4,7-5で勝ちました。
第1セット 0-1,0-2,0-3,1-3,2-3,2-4,2-5,3-5,4-5,5-5,5-6,6-6,6-7(8)(サーブは米村さんから)
第2セット 0-1,0-2,1-2,2-2,2-3,3-3,4-3,5-3,5-4,6-4(サーブは八島/橘組から)
第3セット 0-1,0-2,1-2,2-2,2-3,3-3,4-3,4-4,4-5,5-5,6-5,7-5


岡村さんの試合以外にあと3試合見たので、それを記しておきます。

まず、吉冨愛子対井上明里です。
岡村さんの試合が終わって、コート4の二宮真琴対布目千尋を見ようと思ったのですが、コート4に行くとまだ男子の試合をしていました。となりのコート3を見ると女子の試合をしていたので、ともかくコート3に行くことにしました。
コート3では、吉冨愛子対井上明里で、第2セットで吉冨愛子さんの5-4の場面でした。
これはラッキーと思いました。
吉冨さんはどんなテニスをするのか見てみたいと思っていたからです。
見ていて、まず思ったのは、甲府で準優勝をしたのを納得したことです。
展開力もあってきれのいいショットを放っていました。
それに気性も強そうです。
ボレー(スマッシュ)でネットにかけると、自分に「あっ、へたくそがぁ」と言っていました。
こういうことも含めて、この選手にはなんとなしに華を感じてしまいます。
吉冨さんはプロ宣言をしているので、早稲田卒業後を楽しみにしたいと思います。

吉冨愛子さんが、第14シードの井上明里さんを1-6,6-4,6-3の逆転で破りました。
今日行われたシードが登場する2回戦8試合でただひとつ番狂わせのあった試合となりました。
(ただし、1試合は第2シードであった加藤未唯選手が棄権したのでこの試合はノーシード同士の対戦となりましたが)
わたしが見たところからは、吉富さんが井上さんを翻弄するような戦いだったので、第1セットの吉富さん1-6はどんな感じたっだのかと思いました。
井上さんは基本守備型なので、相手に球筋を読まれて攻撃されると弱いという感じで、わたしの見だしたところからはそんな感じで、吉冨さんのペースでした。
井上さんは第3セット第8ゲームの後、メディカルタイムアウトを取って左腿のあたりを治療していたので、そこらへんのことも災いしてフットワークやコントロールがいまいちだったのかも知れません。

いずれにしても、今回のことで吉冨さんはわたしの注目する選手のひとりになりました。
順調に伸びていって欲しいと思います。

シングルス本戦2回戦(11月1日(日),第2日,3コート第2試合)
吉冨愛子(Aiko YOSHITOMI,日本,994位) vs. [14]井上明里(Akari INOUE,日本,494位)は、
吉冨愛子が,1-6,6-4,6-3で勝ちました。
第1セット 1-6
第2セット ・・・・・,5-4,6-4
第3セット 1-0,1-1,1-2,1-3,2-3,3-3,4-3,5-3,6-3(サーブは吉冨から)


吉冨愛子対井上明里の試合が終わったら、コート4の男子の試合も終わっていたので、そちらに移動して、二宮真琴対布目千尋の試合を見ました。
二宮さんも布目さんも先に柏で見ていたのですが十分ではなかった(二宮さんはダブルスで、布目さんはシングルスの一部ということで)ので、ちょうどこの両者ということなので見ました。
第7シードの二宮真琴さんが、布目千尋さんを6-1,6-1で下しました。
スコアだけを見ると、二宮さんの完勝、圧勝という感じですが、各ゲームとしてはほとんどがデュースになりデュース合戦となることもしばしばでした。
そういうことでは、もっと違うスコアになっていてもおかしくないと思われます。
それがこのスコアになったということでは、二宮さんの方が引き出しがあったということです。
布目さんがほとんどストロークだけなのに対して、二宮さんはドロップショットやボレーのネットプレーが出来たというのが大きな違いになったと思われます。
ラリーでは対等でした。ストロークは二宮さんの方がハードヒットという感じでしたが、その分アンフォーストエラーも犯しやすいということでした。
二宮さんのドロップショットやボレーは、相手を揺さぶろうということでやっているというより、そのボールに対して感覚的(反射的)に体が反応しているという風で先天的なものを感じました。
逆にいうと、それ故に、各ゲームでは一方的にならなかったのではないかと思われます。
ゲームを取るために、これらのものを戦法として使えるようになるとゲームをもっと簡単に取れたような気もしました。
布目さんは、ストロークだけではなく何か新たな武器が欲しいと思いました。これだけではなかなか相手を翻弄できないと思います。ラリーが嫌いな相手ならじれてミスしてくれるかもしれませんが。
ともかく、二人とも普通の状態だったならランキングに見合った結果であり、二人ともランギングを上げるには課題の見つかった試合であったように思いました。

シングルス本戦2回戦(11月1日(日),第2日,4コート第3試合)
[7]二宮真琴(Makoto NINOMIYA,日本,306位) vs. 布目千尋(Chihiro NUNOME,日本,712位)は、
二宮真琴が、6-1,6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,5-1,6-1(サーブは二宮から)
第2セット 1-0,2-0,3-0,4-0,5-0,5-1,6-1


さてさて、もう1試合はなんとなんと男子の試合なのです。
この全日本テニス選手権は、同一場所での男女同時開催なのです。
そういうことで、今日は第1試合はすべて男子の試合だったので、パスして11時頃有明に行こうかと思いました。それなら少しばかりゆっくり行けますから。
そういうことを思いながら男子の対戦表を見ていたら、有明コロシアムで岡村一成対鈴木貴男というのが目に入りました。
岡村ということで、なんとなくピンとくる人もいるかと思いますが、そうです、その勘の通り、岡村一成さんはあの岡村恭香さんのお兄さんなのです。
兄妹でこの全日本テニス選手権に出場しているのです。それ故に、この全日本テニス選手権にはミックスダブルス(混合ダブルス。男女のペアでダブルスを行う。グランドスラムではこのミックスダブルスがある。)があるので、兄妹のペアで出場するそうです。これは一つの目標であったそうです。
そういう関係もあったし、岡村一成さんや鈴木貴男さんのブログは時たま読んでいたこともあって、まんざら知らないわけでもないので、この試合を見ることにしました。

鈴木貴男さんが、岡村一成さんを6-1,6-1で下しました。
試合はスコア通りで鈴木さんが岡村さんを翻弄、一蹴しました。
が、見た者として岡村さんを擁護するなら岡村さんに緊張があって本来のテニスが出来ていなかったように思えます。
そこらへんは、聞いた話では全日本テニス選手権は初出場で、しかも本戦での最初の試合(男子の本戦は今日から)でかつ有明コロシアムでかつ相手はリスペクト(敬意)ある超ベテランということなら、心臓に毛でも生えていない限り緊張するなといっても無理でしょう。
見た目にも雰囲気に慣れてない緊張しているというのが分かりました。
そんなことで第1セットの第2ゲームの自分のサービスゲームはダブルフォールト2つからの出発となってしまいました。
一方、鈴木さんは39歳の超ベテラン(ちなみに岡村さんは23歳)だから、別に緊張することも動揺することもないので本来のテニスをしたと思います。
わたしの特に目の引いたのはサーブでした。コンパクトなスイングから切れのあるサーブを放つのです。見た瞬間、あのサーブはタイミングが取りづらいだろうなと思いました。
それでも、岡村さんが徐々にこのサーブにも対応してきたなという感じになったら。コースを変えてきました。
ともかく、さすがベテラン、相手が自分に対応してきたら、それを見極めて早め早めに相手に揺さぶりをかけていました。
岡村さんは初めはラリーすらも出来ない感じでしたが、徐々に雰囲気にも慣れてきて、相手の球にも対応するのですが、なにせ相手の引き出しが多すぎて対応している間に試合が終わったという感じです。
しかしながら、本来のテニスをどうやったらできるかということでは、良い経験になったと思います。
世の中、経験して初めて分かることって、いっぱいありますからね。

ということで、男子の試合を生で初めて見ました。
確かに、柏も男女同時開催でしたが、縁もなかったので、チラ見くらいでしか見ていませんでした。
別に、男子のテニスが嫌いとか関心がないとかいうことで見ないわけではないのです。
単に、わたしの頭のキャパシティーが小さいだけです。
少なくともWTAランキングトップ100くらいの選手はそれなりに知りたいし、またITFも見るようになって101位以下の日本の女子選手にもそれなりの関心を持つようになったので、とても男子まで手が回らないということです。
やっぱり、テニス観戦をするということになると、ある程度はその選手のテニスプレーが頭に入っていないと面白くないのです。
なんにもなしで見ていたら、拮抗している試合でも、一方的な試合でも、その選手の調子が良くて悪くてそういう風になっているのか分からないからです。
ある選手が一方的な試合で勝ったのに、次の試合で負けたりしてもその原因が分からないということになってしまいます。
その選手の普段(普通,本来)のテニスが分かっていればそこらへんの判断も出来ます。
ということで、女子選手で手一杯でとても男子選手まで手が回らないということです。
悪しからず(笑)

ところで、男子のテニスを初めて見て知ったのは、男子はその場でシャツを着替えるということでした。
女子ではありえないことなので、ちょっとびっくりしました(笑)

シングルス本戦1回戦(11月1日(日),第2日,有明コロシアム第1試合)
岡本一成(Issei OKAMURA.日本,882位) vs. 鈴木貴男(Takao SUZUKI.日本,777位)は。
鈴木貴男が、6-1,6-1で勝ちました。
第1セット 1-0,2-0,3-0,4-0,4-1,5-1,6-1(サーブは鈴木から)
第2セット 1-0,2-0,2-1,3-1,4-1,5-1,6-1


今日は、見るのを予定していた4試合がすべて、最初から最後まで見れるというとてもタイミングのいいことになりました。
しかも、おまけで吉冨さんまで見れました。
これは、とても感謝したい出来事ですが、誰に感謝すればいいのでしょうか(笑)
大会運営者?、選手?、それとも運命の女神?
まぁ、たまにはこういうこともあっていいよね(笑)


岡村恭香対山口真琴
紺のTシャツと白に水玉模様のスカートが岡村恭香さんで、
白地に水色の横縞模様のTシャツと白のスカートが山口真琴さんです。
岡村さんが左手の指を気にしていて、遂にメディカルタイムアウトを取って指の治療を受けました。その治療を受けた指が小指だったので、わたしは「あなたが噛んだ小指が痛い♪」(https://www.youtube.com/watch?v=klafInH5Tbw)っていう歌を思い出しながら見ていました。
たぶん、ラケットかボールに咬まれたのでしょうね(笑)
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岡村恭香/米村明子組対八島ちひろ/橘梨子組
紺のワンピースが岡村恭香さんで、
ワインレッドのワンピースにスパッツが米村明子さんで、
白のテニスキャップを被っているのが八島ちひろさんで、
黒のテニスキャップを被っているのが橘梨子さんです。
(八島さんと橘さんに関しては、こちらの資料(http://www.asia-tennis.com/member/h24_w_yashimachihiro.html)を見ての推測です。)
インターネットで見ると、八島さんと橘さんは同じ高校(日本大学東北高等学校(福島県))の出身なのですね。
違う大学の選手なのになぜあんなに息が合っているのかと思っていたのです。
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吉冨愛子対井上明里
青のTシャツと薄紫のスカートが吉冨愛子さんで、
黄のTシャツと海老茶のスカートでスパッツが井上明里さんです。
吉冨さんは日本選手には珍しく、頭に何か付けたり被ったりしてないですね。
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二宮真琴対布目千尋
水色のTシャツと花柄のショートパンツが二宮真琴さんで、
白地に青緑と黒縞のタンクトップと青緑のスカートが布目千尋さんです。
二宮さんは、左手に時計をしているのですがここらへんは個性的ですね。
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岡村一成対鈴木貴男
紫の縞模様のTシャツと紺のショートパンツが岡村一成さんで、
白のポロシャツと黒紫のショートパンツが鈴木貴男さんです。
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その他
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テニス|スポーツナビ(http://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/)から
本戦2日目の試合予定 [全日本テニス選手権] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010001-tennisd-spo
全日本選手権、39歳ベテラン鈴木貴男が初戦突破<男子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010003-tennisnet-spo
波形純理、二宮真琴、岡村恭香ら8人が3回戦へ [全日本テニス選手権] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010004-tennisd-spo
全日本選手権、高校3年生リュー理沙マリーは2回戦敗退<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010011-tennisnet-spo
本戦2日目の試合結果 [全日本テニス選手権] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010006-tennisd-spo
「いい意味で裏切りたい」と39歳の鈴木貴男 [全日本テニス選手権] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010007-tennisd-spo


第90回記念大会橋本総業全日本テニス選手権の
HPは
 http://alljapantennis.jp/90th/
 女子シングルスドロー;http://alljapantennis.jp/90th/pdf/draw/ajt_wsm15.pdf
 女子ダブルスドロー;http://alljapantennis.jp/90th/pdf/draw/ajt_wdm15.pdf
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9
です。


岡村恭香さんの
ブログ「プロテニスプレーヤー岡村恭香オフィシャルブログ – 夢叶うまで挑戦 -」は
 http://tennis.jp/kyoka-okamura/
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/19223/title/kyoka-okamura
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10460
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00765&s=yahoo
ウィキペディア(英語版)は
 https://en.wikipedia.org/wiki/Ky%C5%8Dka_Okamura
です。 


余談1:アグニエシュカ・ラドワンスカさん 夢の優勝 WTAファイナルズ

今年(2015年)のWTAファイナルズの決勝は、11月1日(日)に行われ、アグニエシュカ・ラドワンスカさんが、ペトラ・クビトバ選手を6-2,4-6,6-3のフルセットで破って、今年のWTAの最高の栄光を勝ち取りました。
おめでとうございます。

この試合、最後の1ゲームだけライブストリーミングで見ました。
実は、クビトバ選手が勝つと思っていたので、あまり注目していなかったから忘れていて、テニスナビで結果欄を見たら、まだ終わっていなくて第3セットでラドワンスカさん4-3となっていたので急いでライブを見ました。
そしたら、ラドワンスカさん5-3でクビトバ選手のサービスゲームでした。
ここがあっという間に40-0となって3つのマッチポイントを迎えます。
もうラドワンスカさんは半べそ状態です。
こんな状態で戦えるのかと思っていたのですが、ラリーでクビトバ選手がネットに当ててラドワンスカさんの優勝が決まりました。
ラドワンスカさんは感極まった泣きです。
記事にあるように、ラドワンスカさんは「まったく予想していなかった」ということですが、わたしもそうです。
まったく予想していませんでした。わたしは、ガルビネ・ムグルサ選手でしたから。
というより、本人が思ってないのだから、ラドワンスカさんの優勝を予想した人はおそらく少数でしょう。
しかもそれは願望に近い予想でしょう。

今年のWTAファイナルズは、レッドグループが1位シモナ・ハレプ,3位マリア・シャラポワ,5位アグニエシュカ・ラドワンスカ,7位フラビア・ペンネッタで、ホワイトグループが2位ガルビネ・ムグルサ,4位ペトラ・クビトバ,6位アンゲリク・ケルバー,8位ルーシー・サファロバということで、ラウンドロビンを戦い、レッドグループで3勝のマリア・シャラポワ選手と1勝2敗のアグニエシュカ・ラドワンスカさん、ホワイトグループで3勝のガルビネ・ムグルサ選手と1勝2敗のペトラ・クビトバ選手が抜け出し、準決勝(ベスト4)に進出しました。
準決勝は、3勝のムグルサ選手対1勝2敗のラドワンスカ選手と3勝のシャラポワ選手対1勝2敗のクビトバ選手の対戦となりました。
これを見たとき、わたしは決勝はムグルサ選手対シャラポワ選手になると思いました。百歩譲ってもどちらか(わたしとしてはムグルサ選手)が決勝に出てくると思っていました。
しかししかし、勝負は時の運、勝負はやってみないとわからない、正にそのような結果になって、決勝はラドワンスカ選手とクビトバ選手ということになりました。
ラドワンスカさんは、東レPPOテニスでの優勝が何かの転機になったのかもしれませんね。

正に誰が強いのかわからない。
全米オープンのフラビア・ペンネッタ選手とロベルタ・ビンチ選手の決勝といい、今回といい、セリーナ・ウィリアムズ選手がいないとなると、優勝という栄光は誰にでもあるという感じになります。
絶対女王がいた方が面白いのか群雄割拠で女王が昨日今日明日と入れ替わる方が面白いのかは微妙で、人や状況によって変わってくるでしょうが、そういう混沌たる世界の出現を予感させるようなこのところの出来事です。

なお、ダブルスはこれからこちらが絶対女王になる序曲のように、マルチナ・ヒンギス/サニア・ミルザ組が全勝にて優勝しました。

テニス|スポーツナビから
「まったく予想していなかった」ラドバンスカが初優勝 [WTA最終戦/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00010000-tennisd-spo
涙のラドワンスカ、クヴィトバ下しWTAツアー選手権初優勝!  (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000004-jij_afp-spo
優勝ラドワンスカ、初のビッグタイトル獲得で涙<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00010007-tennisnet-spo
ダブルスはヒンギスとミルザが完全優勝 [WTA最終戦/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010005-tennisd-spo
無敵のヒンギス-ミルザ組がWTAツアー選手権を制す (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000008-jij_afp-spo
クビトバとラドバンスカが決勝に進出 [WTA最終戦/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00010000-tennisd-spo
ラドワンスカ、新鋭ムグルサ退け初の決勝進出! WTAツアー選手権 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000009-jij_afp-spo
クヴィトバ、シャラポワ破りラドワンスカとの決勝へ WTAツアー選手権 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000012-jij_afp-spo
シャラポワが全勝で4強、ペネッタは現役に別れ WTAツアー選手権 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000003-jij_afp-spo
ラドワンスカがハレプに勝利、シャラポワと共に準決勝へ WTAツアー選手権 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000003-jij_afp-spo
シャラポワとラドバンスカが準決勝へ [WTA最終戦/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00010002-tennisd-spo
ムグルッサとクビトバが準決勝へ [WTA最終戦/女子テニス] (THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00010000-tennisd-spo
ムグルサ全勝、クヴィトバも友人の助けを借りて準決勝へ WTAツアー選手権 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000008-jij_afp-spo
33歳ペネッタ、最終戦で現役引退「言葉はない」<女子テニス> (tennis365.net) - Yahoo!ニュース;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00010004-tennisnet-spo

YouTube(https://www.youtube.com/)から
Agnieszka Radwanska and Petra Kvitova Final 2015 WTA Finals Highlights - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=DlDvrZycn-0
 
2015 WTA Finals Doubles Final WTA Highlights Hingis-Mirza vs Muguruza-Suarez Navarro - YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=_iOCPdWl7Bg
 

アグニエシュカ・ラドワンスカさんの
WTAは
 http://www.wtatennis.com/players/player/11530/title/agnieszka-radwanska
THE TENNIS DAILY テニスデイリーは
 http://www.thetennisdaily.jp/player_detail.asp?p_idx=10010
テニス365は
 http://news.tennis365.net/news/tour/players/details/index.html?id=women00322
ウィキペディアは
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AB
です。


余談2以降は、11月3日(火)に追記です。


余談2:大会のクラス

全日本テニス選手権は、大会規模としてはITF10万ドルの大会という感じです。
ただし、女子の場合は、
土居美咲     60位
日比野菜緒    79位
奈良くるみ    83位
尾崎里紗    131位
クルム伊達公子 147位
穂積絵莉    177位
日比万葉    179位
澤柳璃子    180位
加藤未唯    199位
大坂なおみ   203位
江口実沙    205位
青山修子    244位
と参加していないので、
選手レベルとしてはITF2.5万ドルの大会という感じです。
会場は、有明コロシアムを除けば、後は仮説スタンドすらなくて、網越しに見なくてはいけないコートもあるので、こちらは1万ドルクラスです(苦笑)

見る側としてはなんとはなしに寂しい大会です。
ほんと、見る施設としてもう少しなんとかならないかといつも思ってしまいます。
有明コロシアムと他のコートの差が極端ですね。
どういう設計思想でこの有明コロシアム&有明テニスの森公園を作ったのでしょうか。
たぶん、全体的にテニスを見る施設ということではないのでしょう。
あの新国立競技場のように見栄えのする建物をたんに建てたかっただけなのでしょう・・・か。

ほんと、高校野球で甲子園に行くといって、全国から予選を勝ち抜いた代表が集まっても、甲子園で野球ができるのは上位シードとか地元とか縁やゆかりのある高校だけで、後は周辺の市営球場だったり、果ては淀川の河川敷の草野球場だったりするという感じが、この有明コロシアムと有明テニスの森公園ですね。
なんと立派なモチベーションなのでしょうか(笑)

いつも思うのは、テニスはほんと見る環境をもう少しなんとかならないのかと思ってしまいます。
よっぽどの好き者でないと、見ようという意志がくじけてしまいそう。

有明コロシアム以外、座る場所もなくて立ちぱなっしだったので、今日はちょっと体調が悪かったこともあって、両足がつってしまいました・・・
テニス観戦というのは、物見遊山で行けるものではないですね(笑)


余談3:小発見

今日は小発見がありました。

吉冨愛子対井上明里の試合で写真を撮っていたら、わたしの前のカメラマンさんが振り向いて、わたしに、オートフォーカスの合焦音(オートフォーカスで焦点が合った時、焦点が合ったよとピーと音が鳴ること)を消していないのですか、言いました。
えっ、なにと思いました。言われている事がまったく分からなかったからです。シャッター音のことかと思いました。
でも、それならみなさん音を出しているし、シャッター音って機械的だから消すことできないなと思いました。
なんのことか分からないので、消すことできないです、って言うと、そうですか、でもマナーでみなさん消しています、って言われました。
ともかく、それでその方は去っていったので、冷静になってあれこれ考えて、オートフォーカスの合焦のことなのかと思ってオートフォーカスで焦点を合わせると、確かに合ったときにピーと音がします。
これって初めて知りました。
焦点が合うと音が出るんですね。ずっとオートフォーカスで撮っているけど音を意識したのは、今回が初めてです。
いままで、音で焦点を合わせていたわけではなく、ファインダーを見て焦点が合っているのを確認してシャッターを切っていたので音が出ているのに気づきませんでした。

わたしの特質のひとつに、集中力の高さ(強さ)があります。
何かに熱中するとすぐ回りが見えなくなってしまいます。
映画やドラマを見ていても、面白ければその世界に完全にのめり込んでしまいます。
写真を撮っていると撮ることに集中しているので、それ以外のことは入ってこないのです。
撮影会の時、他人といっしょに撮影するのが嫌だという人がいたので、その理由を聞いたら、他人のシャッター音が気になるという方がいました。わたしは他人といっしょに撮影していても他人のシャッター音なんて聞いた(聞こえてきた)ことなんかありません。
撮るのに集中しているから、周りは存在していないのです。

個人的にそういう集中力が強いので、テニスでプレー中に立ったり席を立たないでください、ってのを感覚的になんだよって思ってしまいました。
一流のプロのくせに集中力がないのかってね。プレー中は相手と球しか見えないくらいに集中しているのではないのかよっていうことで。
まぁ、人はそれそれだから。
というか、このマナーは選手側より観客側として守って欲しいと思っているので今は納得しています。
選手のプレー中に立ったり動いたりして前を遮(さえぎ)られたら、せっかくの良いプレーが見れないからです。

今回、カメラマンさん(おそらく常連あるいはプロの方でしょう)に指摘されたのは、けっこうコートに近いとこで撮っていたからだと思います。
基本、わたしは選手のポートレートを撮りたいというより試合の記録として撮っているので、コート全体が入るようにけっこう後から撮っています。
だから、そういう音がコートに伝わることはなかったと思います。
観客の方で気になる方がいても指摘するまでには至らなかったのでしょう。
そういう後方から撮るのは、有明コロシアムかコート1の仮設スタンドくらいしか出来ないのです。
今回も本当は後方から撮りたかったのですが、後方に下がると席がないので観客が立っているし斜面になっていないので、コートが見えなくなるのでしかたなしにコートの近くにいったのです。
だから、コートの近くで撮っている方は、そういうクレームが誰かからあってマナーになったのだと思われます。

ところで、テニス会場で写真を撮るということでは、いままでは縦方向からメインに撮っていたのですが今年のジャパンウィメンズオープンテニスから主審台に対面する横から撮るようになりました。
確かに試合が分かるということでは縦が一番(だから放送は縦方向の放送)なのですが、なぜ横にいったかというと、チェンジエンドの時の選手の仕草に興味を持ったからです。
それまでは、まったく休憩というくらいにしか見ていなかったのですが、ダリア・ガブリロワ選手がルーシー・サファロバ選手との試合でこの時にメモらしきものを見ていたので、それなりに個々の選手のある種の状態が現れるのかなと思って興味をもったのです。
この時間はそれそれ選手の個性がそれなりにでますね。ガブリロワ選手はじっとしていなくて何かしている感じだし、土居選手やケルバー選手はじっと虚空を見つめている感じです。
何か別の意味で面白いなと思いました。なんか裏側の世界を見たような感じです(笑)

まぁ、しかし、この合焦音が気になるくらいのデリケート(繊細)な方は、わたしなんかから見たら大変だなと思ってしまいます(笑)
鋭敏だから、自分の周りの色んなものに感じてしまうっていうことだから。
霊まで感じたらそれこそ大変だ(笑)
わたしなんか、デリカシーがないから大雑把で目的以外のものにはほとんど感覚が動かないという感じですね。
確かに、デリケートな人はものに集中するのが大変だと思う。
刺激がないのも困るけど、刺激がありすぎる方がもっと困るでしょう。その刺激に対していちいち反応して処理しないといけないのだから。身体でいえば花粉症みたいなものかもしれません。
ご同情申し上げます。

ところで、去年までは連写で撮ってはいけないというマナーがあったのですが、今年からそういうマナーはなくなっているようです。
マナーも時代とともに変わるのですね。

ということで、話が脱線気味ですが、確かにオートフォーカスの合焦音がするということで、消してもわたしとしては支障がないので、マナーを遵守しようとしたのですが、いままでそんな音のあることも気が付かなかったので消し方がわかりません。
そこで、吉冨愛子対井上明里の試合はそのまま撮って、次の二宮真琴対布目千尋の試合までにちょっと時間があったので、カメラのメニューをあれこれ見ていたら、電子音という項目があってこれがONになっていたのでOFFに切り替えると、合焦音は無事消えました。
やれやれ、と思いました(笑)
けっこうあせりましたからね。悪意でやっているなら意志があるから気にしないけど全く知らなかったことだから。
ほんと、デジタルカメラを10年以上も使っていて、オートフォーカスの合焦音があることを初めて知った出来事でした。
一体、お前はどれだけ鈍感なのだということでした(笑)
カメラマンさんの指摘で知った小さな(大)発見でした。感謝!

ちなみに、わたしは攻撃型でSです。ただし、小心者です。(笑)


余談4:ニューフェイス

ニューフェイスといえば、若手と言う感じですが、古株というかそういう人が表舞台に出るというのも見てみたいものです。
25歳以上の人(ベテラン)でいままで、トップ100になったことがない選手がある日突然覚醒して、トップ100に出てくるとかいうのをもろ期待したいです。

野球なんかでは二軍で苦節何年とかいうことで一軍で実績のない選手が突然出現して一軍で活躍するということがそれなりにあります。
投手ではフォームを変えてコントロールが良くなったとか、ある変化球が自分にしっくりきたとか、打者ならタイミングの取り方を変えたとか、フォームを変えて芯でとらえられるようになったとかなんとかで、長所が伸びたり新たな能力が目覚めたりあるいは欠点が克服されたり気にならなくなったりして活躍するいうことです。

テニスもそういうことがあるのかな。
ただ、テニスはプロフィールにテニスを始めた年齢とかいうのが当たり前に書かれるから早熟型のスポーツなのかな。
野球なんか何歳で始めたとかいうのが話題になるのはわたしはあまり聞いたことがない。
そんなの「巨人の星」くらいか(笑)
数学などは、20歳前後が最も活動的というのを聞いたことがある。まさに、ガロアなんてそうでした。
テニスもそういうことなのでしょうか。

ほんと、そういうものを覆すためにも、25歳以上で初めてトップ100になったとかいう選手の出現を期待したいです。

とても、爽快だなとかわたしなんかは思ってしまいますが。
してやったり、ということで。


余談5:挽歌

なんと、1日(日)にわたしが観戦して勝者になった選手は、3日(火)に全員敗退してしまいました。
わたしは、ぐれています(笑)

ダブルスの神話も崩壊してしまった・・・


注)断りのない限り表記のWTAランキングは、2015年10月26日(月)現在(ランキングは毎月曜日に更新されます)です。
  断りのない限り表記のATPランキングは、2015年10月26日(月)現在(ランキングは毎月曜日に更新されます)です。


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