午後2は【前回 解いた感想】を読み返し、
【問題文】を手入力することで感覚を取り戻す。
ポイントは問題文にシンクロさせること。
設問に対応させた見出しを並べれば
自ずと論文構成は決まるので、
あとはそれに沿って
体験談や架空のストーリーを
話していくように書き続ける。

今回は構成とストーリーが噛み合っているかチェックして、
違和感あれば、改善点をコメントすることにする。


【前回 解いた感想】 

SM-H21-午後2-問1の【問題文】を読み、
設問に対応させる形で【論文構成】を作成、
【論文構成】に
実体験に基づくストーリーのメモ(→)をつけ加えた。


【問題文】
変更管理プロセスの確実な実施について

 新商品の販売や制度変更への対応、提供機能の改善など、システムに対する様々な変更要求が発生する。一方、システムに対する変更にはリスクが存在し、事業に重大な影響を及ぼすこともある。このため、ITサービスマネージャは、変更要求の受付からその終了に至るまでの、変更を管理するための一連の手続(以下、変更管理プロセスという)を定め、確実に実施することが重要である。
 変更管理プロセスに問題があると、例えば、次のような事象が発生する。
  ・変更要求の処理に時間が掛かる。
  ・変更の失敗が度重なる。
 このような場合には、その原因となる変更管理プロセスの問題を特定し、その改善策を立案・実施することによって、再発を防止しなければならない。
 また、変更管理プロセスが確実に実施されていることを、定期的に確認する必要がある。このための方策としては、例えば、次のようなことが考えられる。
  ・重要業績評価指標(KPI)などを用いて、実施状況をレビューする。
  ・内部監査などによって、遵守状況をチェックする。
 あなたの経験と考えに基づいて、設問ア〜ウに従って論述せよ。


設問ア
 あなたが携わったITサービスの概要と、変更管理プロセスについて、800字以内で述べよ。

設問イ
 設問アで述べた変更管理プロセスで、どのような事象が発生したか。その原因となる変更管理プロセスの問題は何であったか。また、再発を防止するためにどのような改善策を立案・実施したか。800字以上1600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ
 変更管理プロセスが確実に実施されていることを、定期的に確認するために行っている方策について、今後の課題とともに、600字以上1200字以内で具体的に述べよ。


【論文構成】

ア. 私が携わったITサービスの概要と変更管理プロセス
ア-1. 私が携わったITサービスの概要
→私はA社の運用部門のITサービスマネージャ。
A社分散システムの運用統括を行なっている。
ア-2. 変更管理プロセス
→(1)プログラム移行管理票の作成(開発部門)
(2)プログラム移行管理票の受付
(3)影響範囲の確認、移行可否の決定
(4)プログラム移行の実施(開発部門)
(5)移行証跡受領、移行後状態の確認

イ. 変更管理プロセスで発生した事象、その原因となった変更管理プロセスの問題点および再発防止策
イ-1. 変更管理プロセスで発生した事象
→影響範囲の確認漏れ(社内グループウェアの移行作業によるシステム停止)により、業務システムの移行作業が大幅に遅延。
業務システムの移行作業は、ユーザとグループウェアで連絡をとって実施する計画となっていたが、グループウェアのシステム担当は、他システムの移行計画を考慮せずユーザの業務影響のみ確認し、システム停止する計画を立てていた。
イ-2. 変更管理プロセスの問題点
→運用部門では移行スケジュールの競合によるリソース管理しか確認できず、各システム間の移行作業にかかる相互の影響について把握出来ない点がある。
イ-3. 再発防止策
→他システムへの影響についての記載を含む、移行計画を、運用部門および各システムの開発部門間で可視化できる電子掲示板を作成。
移行日の一ヶ月前までに、各システムの開発部門担当者が移行計画を掲示する変更管理プロセスを追加。

ウ. 変更管理プロセスが確実に実施されていることを定期的に確認するための方策と今後の課題
ウ-1. 変更管理プロセスが確実に実施されていることを定期的に確認するための方策
→大規模案件については案件着手時に、開発部門から運用部門に対して案件計画の説明を実施。
運用部門では案件計画を元に、各システムの移行計画が移行日の一ヶ月前までに掲示されていることを確認。
ウ-2. 今後の課題
→開発部門間でのレビュー状況の確認


【本文作成アプローチ】

試験本番は手書きとなるため、挿入等の編集はできない。
またストーリーのメモも、上記の分量ほど書く時間はない。
まずは解答用紙に、上記【論文構成】のとおり
ア、イ、ウの最初の見出しを書き、
続けて最低限必要なことを単文で書く。
それだけだと当然、字数が足りないので、
「具体的には〜」と
ディテールを補足することで膨らませる

ディテールを手を止めずに書くには
元となる実体験を説明するつもりで書くと良い。
上記の構成に合致する、説明し易いストーリーを
しっかりイメージしてから書き出すのがポイントになる。


【今回のコメント】

ストーリー的にはズレてなさそう。
ただ、設問ウは、例示されている"KPIを用いた実施状況のレビュー"を方策として、レビューの体制や頻度を課題として挙げるのが無難かと思う。



・定量目標と進捗
【情報処理】SM
(読込進捗)前2:-問 後1:3問 後2:2問
(読込目標)前2:551問 後1:15問 後2:13問
(演習進捗)前2:-問 後1:-問 後2:-問
(演習目標)前2:-問 後1:3問 後2:1問
【TOEIC】目標600
(進捗)銀フ:3周 金セ:3周 新特急:1周 公式:0周
(目標)銀フ:9周 金セ:3周 新特急:3周 公式:3周

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