SM-H26-午後1-問3の問題文・設問を読んだ後、
自分なりの解答をイメージしてから解答を確認した。
解答のイメージはほぼ模範解答どおりだった。
この問題を選択出来たら合格に一歩前進
というくらい美味しい問題だと思う。
データセンタの運用に関する問題で、
設問1:空調監視
設問2:入室管理
設問3:ラックの構成管理
と問題文の順番通りに設問が配置されている。
設問同士はストーリーとしてのつながりしかない。
設問1は問題文中の表にヒントがあるが、
設問2は常識、
設問3はヒントがない国語の問題だった。
設問1には対応する表はあったが、
設問2は表自体の穴埋め、
設問3は対応する表なし
という構成だったので、とても解答し易かった。
以下IPAの解答例。
設問1〔空調機に発生したインシデントとその対応〕
(1)オペレータの対応の問題点
表1の段階的取扱いで示した①及び③の状況が発生しているのに、専門部署に回復処理を依頼しなかった。(48/50字)
(2)温度上昇を早期発見するための改善策
温度警告用のしきい値を設定し、定期的な温度状況表示の際、測定値がしきい値を超えた場合は種類を警告に変更する。(54/60字)
設問2〔データセンタに入室管理〕
・aに入れる適切な内容
許可された者だけにアクセスを許すための確認
→作業者が本人であることの確認を行う。(18/30字)
→作業者の識別情報を認証する。(14/30字)
設問3〔構成監査の実施〕
(1)CMDBのラック収容情報と現物の不一致原因
変更の展開前に、新規に収容する機器の情報をラック情報として登録し、CMDBを更新したから(44/50字)
(2)不一致の再発防止に向けた活動
CMDBの記録は、変更の展開の成功後に更新する。(24/30字)