映画『サユリ』公式サイト
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本予告
特報
15秒スポット<ホラー編>
15秒スポット<復讐編>

INTRODUCTION

累計発行部数20万部を突破、ファンの間で“最恐傑作”と呼ばれる人気ホラー漫画『サユリ』がついに実写映画化。しかも「原作:押切蓮介×監督:白石晃士」という理想的なホラークリエイタータッグによってそれが実現!押切漫画の大胆な作劇にピタリと同調し、『貞子vs伽椰子』や『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』シリーズの白石監督はJホラーが確立してきたトーン&マナーに則りつつ、その“Jホラーの枠組み”の殻を破る、ブッ飛んだ世界を創り上げ、観る者にぶちかます。

登場するのは夢のマイホームへと引っ越した神木家。だが、次々と不可解な現象に襲われてゆく。
「この家には“何か”がいる」
神木家を恐怖のどん底に突き落とすのは、呪いの根源、この家に棲みつく少女の霊“サユリ”だった……。

という話であれば、従来のスタンダードなJホラーである。ここから驚天動地、予想外の“異展開”が待っている!

中学3年生の主人公・神木則雄を演じたのは、若くして豊富なキャリアを持ち、しかしながら今回ホラー映画初挑戦となった南出凌嘉。則雄の同級生でキーパーソンの住田奈緒には、ワン&オンリーな魅力で注目を集める新星・近藤華が。そして、裏技的キャラクターである祖母の神木春枝、覚醒し物語を弾けさせるおばあちゃん役を体現したのは日本の映画・ドラマ・演劇界の至宝・根岸季衣。その圧倒的存在感は快哉ものだ。

原作者・押切自身の作品の中でも一際、原作者の思い入れ度が高い『サユリ』──「ホラー漫画の異才」と「ホラー映画の鬼才」の美点が魔融合し、怖くて、面白く、しかも胸熱でジ〜ンとも出来る、つまりはエンターテインメントの枠を超え、新たな形にしたマスターピースが誕生! それは今や日本の伝統となったJホラーを覚醒させ、さらには我々の、日々衰微していく生命力をも賦活させるだろう。

STORY

神木家は、夢のマイホームへと引っ越してきた。父親の昭雄(梶原善)が郊外にある中古の一軒家を購入したのだ。

高校に通う快活な長女・径子(森田想)は自室を持てることを喜び、中学3年の長男・則雄(南出凌嘉)はバルコニーからの景色を眺め、新生活にワクワクした。が、小学5年生で怖がりの弟・俊(猪股怜生)だけは何かを感じ、不安な気持ちだった。

別居していた祖父母、章造(きたろう)と春枝(根岸季衣)も一緒に暮らすことになったのだが、春枝は認知症が進んでおり、引っ越し早々、径子とその母親の正子(占部房子)を間違えたり、ひたすらある一点を見つめ続けてしまったり。

則雄は学校で隣のクラスの女生徒、初対面の住田(近藤華)に突如「気をつけて」と話しかけられ困惑する。住田には霊感があるようだ。すると理不尽な出来事が神木家を襲っていく。弟思いの径子が俊に暴力を振るい、翌日には父の昭雄が死んだ。連鎖するように、祖父の章造も──。

しばらく登校しない則雄を心配した住田が訪れ、忠告した。「あの家、早く出て行って! 出ていかないとみんな……」。彼女の言葉通りに家では則雄の目の前で、弟、姉、母親が次々と怪死を遂げてゆく。

追い詰められ、テーブルの下に隠れるも怯えたままパニック状態の則雄。すると、不気味な笑い声とともに、謎の少女が近づいてきた。そこに現れ、救ってくれたのはすっかりボケていたはずの、春枝ばあちゃんであった。
「夢じゃなかったか。すっかり目が覚めてしまったわい。みんな死んだんか?」
「なんやチラチラ見えとったアレが、全部やりおったか?」

そして意気消沈した則雄に発破をかけ、ばあちゃんは「残されたワシらに何ができる?」と問い、さらにこう雄叫びを上げたのだ。
「いいか。ワシら二人で、さっきのアレを、地獄送りにしてやるんじゃ! 復讐じゃあ!!!!」

CAST

南出凌嘉/神木則雄役
2005年8月10日生まれ、大阪府出身。7歳の時にNHKの連続テレビ小説『純と愛』(12)でデビュー、様々な役柄を通してスター俳優の幼少期を担い、『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』(16)で映画初主演。近年の主な出演作は、映画『キングダム』(19)、『あのこは貴族』(21)、『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(21)、TVドラマ『姉ちゃんの恋人』(20)、『やさしい猫』(23)、『君が獣になる前に』(24)など。今後が期待される若手俳優の一人。
根岸季衣/神木春枝役
東京都出身。1974年、つかこうへい事務所に入団し、舞台『ストリッパー物語』で鮮烈主役デビュー、『ヒモのはなし』(78)では第13回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。映画界では黒澤明、大林宣彦ら巨匠、気鋭の監督たちに愛され、TVドラマ史に輝く作品にも多数出演。近年の主な映画は『ミッドナイトスワン』(20)、『スイートマイホーム』(23)、『変な家』(24)など。今年8月以降はミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が控えており、自己更新をし続けるレジェンド。
近藤華/住田奈緒役
2007年8月6日生まれ、東京都出身。デビューは2021年、マクドナルドのCM。同年、ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』で初舞台を踏む。TVドラマは『金田一少年の事件簿』(22)の第8話を皮切りに、『ばらかもん』(23)、『アンチヒーロー』(24)、『テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル 生きとし生けるもの』(24)にも。また、菅田将暉のMV『ギターウサギ』(22)では出演と、クリエイティブディレクター&アニメーション制作も担当。大注目の逸材だ。
梶原善/神木昭雄役
1966年2月25日生まれ、岡山県出身。三谷幸喜が主宰する「東京サンシャインボーイズ」を経て、映像仕事にも進出。三谷作品の常連のみならず、名バイプレーヤーとして多方面で活躍。近年の主な出演作は、映画『湯道』(23)、『大名倒産』(23)、『ロストケア』(23)、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(24)、TVドラマ『鎌倉殿の13人』(22)、『ハヤブサ消防団』(23)、『ダブルチート 偽りの警官 Season1』(24)、舞台「アンナ・カレーニナ」(23)など。
占部房子/神木正子役
1978年1月9日生まれ、千葉県出身。1998年に舞台『夏の砂の上』でデビューし、第58回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた初主演作『バッシング』(05)以降、仕事の幅が一層広がる。近年の主な出演作は、映画『偶然と想像』(21)、『ちひろさん』(23)、『プロミスト・ランド』(24)、TVドラマ『我らがパラダイス』(23)、舞台『闇に咲く花』(23)、『音楽劇〈不思議な国のエロス〉〜アリストパネス「女の平和」より〜』(24)など。
森田想/神木径子役
2000年2月11日生まれ、東京都出身。小学生の頃より子役として活動をスタート。映画『ソロモンの偽証』(15)など多数の出演を経て、『アイスと雨音』(18)で映画初主演を務める。近年では『わたしの見ている世界が全て』(23)でマドリード国際映画祭2022外国映画部門の主演女優賞に。今年は本作の他に『辰巳』『朽ちないサクラ』が先んじて公開され、TVドラマ『シークレット同盟』『滅相も無い』なども。白石組の一員で有望なホープ。
猪股怜生/神木俊役
2012年11月9日、東京都出身。劇団東俳所属でミュージカル「忍たま乱太郎」(21)、ミュージカル「王様と私」(24)など数々の舞台に立ち、現在Eテレ「でこぼこポン!」にて、ぼこすけとして出演中。『ミステリと言う勿れ』(22/第7話)、『岸辺露伴は動かない』(22/第7、8話)、『アンメットある脳外科医の日記』(24/第8話)と、TVドラマにも続々と出演。映画デビューは『妖怪大戦争ガーディアンズ』(21)で、この『サユリ』が2作目。今年8月以降はミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が控えている。
きたろう/神木章造役
1948年8月25日生まれ、千葉県出身。劇団俳優座小劇場を退団後、1979年に大竹まこと、斉木しげるとコントユニット“シティボーイズ”を結成。1981年に日本テレビ『お笑いスター誕生』で10週勝ち抜きグランプリに。また別ユニット、ラジカル・ガジベリビンバ・システムの一員にも(85〜89)。単独でも全方位的に怪優ぶりを発揮しており、近年の主な映画出演に『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』(21)、『犬も食わねどチャーリーは笑う』『ある男』(22)、『死体の人』(23)などがある。

STAFF

原作者:押切蓮介
1979年9月19日生まれ、神奈川県出身。1998年に「週刊ヤングマガジン」に掲載された『マサシ!! うしろだ!!』で漫画家デビュー。主な代表作はホラーギャグの分野を確立した『でろでろ』、少女が復讐を行うサイコホラー『ミスミソウ』、少年時代とゲームを題材にした『ピコピコ少年』、アクション巨編『ゆうやみ特攻隊』、ゲームの世界により踏み込んだ『ハイスコアガール』、自分の母親の半生を描いた『HaHa』、漫画業界が舞台の『狭い世界のアイデンティティー』など。『ミスミソウ』は実写映画化、『ハイスコアガール』はTVアニメ化され、2020年、配信アニメ『ざしきわらしのタタミちゃん』で初の監督も。ジャンルに縛られずに活動し、現在、怪談専門誌「怪と幽」にて『おののけ!くわいだん部』、「月刊ビッグガンガン」にて『ハイスコアガールDASH』を連載中。
コメント:
今までのJホラー映画で理不尽に散っていった人類の無念、僕はもう我慢の限界だ!
霊に負けに負ける負け戦映画はもうこりごりだと思う人には是非観てほしい!
霊に立ち向かえ!怒りに怒れ!バカになれ!!
監督・脚本:白石晃士
1973年6月1日生まれ、福岡県出身。自主映画『暴力人間』(97、笠井暁大と共同監督)でひろしま映像展98で脚本賞、撮影賞を受賞。『風は吹くだろう』(98、近藤太と共同監督)では、ぴあフィルムフェスティバル99で準グランプリを受賞する。『ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE』(03)で商業映画デビューを飾り、『ノロイ』(05)、『オカルト』(08)といったフェイクドキュメンタリー形式の作品で注目を集め、2012年より着手したオリジナルビデオのシリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』はカルト的な人気に。近年の監督作に『貞子vs伽椰子』(16)、『不能犯』(17)、『地獄少女』(19)、『恋するけだもの』(20)、『オカルトの森へようこそTHE MOVIE』(22)、『愛してる!』(22)などがある。
コメント:
原作を一読し、これを映画化するのは絶対自分!と、プロデューサーと共に企画を進めてはや5年。
ついに映画化へこぎつけた入魂の娯楽ホラー映画です。
停滞しているJホラーをブチ壊す、新時代のホラーを目指しました。
恐怖と絶望とユーモアと興奮と感動を、ぜひ劇場で味わってください。
刺激強めのカオス味、後味は意外と爽やかかもしれません!
脚本:安里麻里
1976年3月14日生まれ、沖縄県出身。横浜国立大学教育学部、映画美学校のフィクション・コース第一期生、さらに東京藝術大学大学院監督コースへ。撮影助手、助監督を経て2004年、『独立少女紅蓮隊』で監督デビュー。映画監督作に『バイロケーション』(13)、『劇場版〜零〜』(14)、『氷菓』(17)、『アンダー・ユア・ベッド』(19)、TVドラマ「ただ離婚してないだけ」(21/共同)、「泥濘の食卓」(23)、「君が獣になる前に」(24)など。脚本作に「七夕の国」(24)。
原作:「サユリ 完全版」

これまでに累計20万部を突破、異能・押切蓮介のホラー表現到達点と呼ばれるホラー漫画

2010年3月号〜2011年5月号
「コミックバーズ」(幻冬舎コミックス)にて連載

2010年09月24日
「サユリ単行本」1巻が幻冬舎コミックスより刊行

2013年7月24日
「サユリ単行本」2巻が幻冬舎コミックスより刊行

2015年12月24日
「サユリ完全版」1巻が幻冬舎コミックスより刊行

COMMENT

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