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街角採集

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 しぶいビルヂング。
 冬の都市部はまぶしく、明暗差が大きい。
 歩き回って頭痛に陥ったのも、眼精疲労のせいかもしれないなあ。

 たまには街という重箱の隅をつつくような写真を撮るのもいいもんだ。
 いくら人口があったとして、スーパー、ドラッグストア、ファストファッション、ファミレスごときから構成されるロードサイドのあれらなぞ撮る気にはならない。
 それなりに複雑な発展を遂げた街でなければ面白くなく、そういうトコに行けるうちに撮っておくべきなんだろうな。

ビルの谷も久々

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 プロシージャル宇宙探索ゲーム「NO MAN'S SKY」を一年弱放置していて、ひっさしぶりに入ってみたら、なんかあの宇宙、すげえ進化してた。
 もう8年も無料アップデートし続けてる異常な熱意……宇宙ステーションの見た目がまるっきり変わって複雑になり、惑星の海面や水の流れが美しく表現されるようになり、パーツ集めて宇宙船を作れるようになり、のんびり釣りもできるようにもなってた。
 相変わらずシナリオなんて全然ないし、「無限の宇宙、フーン、で、何すんの?」は自分で決めねばならんのですが、釣り公園の造園には着手した。
 うっかり海に落ちないように柵、暗くなってくるのでランタン、椅子やテーブルを置き、嵐に備えてあずまやも置いてみる。けっこうおもろい。
 釣り自体はまあ、ファミコンでもできるんじゃないかという単純ゲーでありつつ、惑星環境、水深、時刻、えさの組み合わせで釣れるものが変わるので、我が釣り公園も、延々何キロも海に突き出して突端まで行くのにマシン使うような桟橋を建造するのかもしれない。
 日常業務がギスギスしいから、こういうほったらかしムードには癒される。
 これと岩波文庫のローテーションで今年が暮れていくような気配。

落葉の街

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 朝7時からカネがらみのすったもんだをやったら疲れ果ててしまい、午後は理由をつけて都市部まで逃避行。
 ケヤキ並木が落葉、どこもかしこもこんなで、よく下水道が詰まらないもんだ。
 きっと特別強力なフィルターシステムがあるにちがいない。鹿島火力発電の取水口にクラゲ流入防止弁があるのとおなじで。

 せっかく丸善行ったけど、欲しかった本がちょっと期待と違っててパス。
 なんとなく行ってしまったけど、いくつかリストアップしとかないと勿体ないな。
 とやってるうちに、なんか体調崩してしまった。弱い。今晩は早く寝ましょう。

わたしはだまされませんよ

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 寒くなってきて、わたくしの古傷が痛むのと同時に、シグマDP2の電源が入らなくなってきました。
 10回くらい電源ボタンを押すとつく → それ以降は3回に1回の割合でつくようになる。電源の入れ方を思い出すのに時間かかるみたいだ。

 せっかくバッグに入っていてもそれじゃあスナップ撮れないよね、困ったな、と、久しぶりにカメラニュースを覗いてみる。
 富士X-M5辺り買えば世代交代に十分そう、でもどうせまた買えないんじゃろ?
 ニコンZ50IIのサイトは、想像の50倍くらい若者仕様でおったまげた。というか気後れした。
 どっちも特徴的なカラーモードを推してるんだな。あのいかにも使えそうで実際自分にはどうも使いようのない……ううん。
 
 レンズ買うめんどくささを想像してしまうと1歩も2歩も後退してしまい、やれやれ、今日のブログ写真をボディ現像しようとK-1を持ち上げれば、ああカメラなんてこれでいいわと思ってしまう。
 PENTAXの方法論(なんてものがあってたまるか)で慣れてしまうと、もう何にも動じなくなってしまう。

くそがんばれ

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 なんか忙しいんですけど。
 押し込まれる業務の難度、物量ともに明らかに高まってきて、早くも年末のスリルが。
 本来たいへん思慮深いワタクシの性分に反するものの、どんどん行動してかないといけないみたい。

 最近、「103万の壁」に脚光が当たってますけど、これがまたちょうど年末調整のフラグでもあるわけですね。
 「もうひとつの職場で年末調整するんで! 早く源泉徴収票ください」、学生さんてめーダブルワークだったのかよ、初耳だわ、ていうか年調するってことは103万突破、フヨーから外れて控除吹き飛ぶからオヤ側で騒動勃発じゃねえの? 
 ……みたいなことになるんじゃないかと。ああイヤだ、巻き込まれたくないなあ、そういうの。
 壁撤廃してもいいけど、ちゃんとキレイに取っ払ってほしいもんです。
 で、数年後、その壁のかけらが場末の居酒屋のボトルの間に飾られたりするんだろうな。ママ:「これ、何だかわかる?」とかって。
 ああそれ、ベルリンの壁のはなしですね。

新蕎麦も楽じゃない

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 まずまず「山奥」と言っていいところの蕎麦屋に行く。
 雨水の流れで荒れまくった未舗装路を登っていくと、店の前が蕎麦畑。
 なるほど、ここで刈られた新蕎麦がさっそく楽しめるのだなと息巻くも、我々と同時に複数匹の茶色いカメムシどもも着席しやがる。
 開けっ放しの窓から絶えずこのごろつき連中が侵入してきていて、窓辺といわずテーブルやら盆の縁やらをうろうろ動き回っている。
 何か思いついたかのように不意に耳元とか胸元めがけて飛来するので、蕎麦待ってる時間イコール箸袋で連中を退ける時間となった。

 蕎麦のクオリティはまあそこそこ、お値段は安い。
 「この! 鼻に抜ける新蕎麦の香り!」
 そうやりたかったし、そうやりにはるばる出かけて来たのだが、蕎麦なんかより数倍強い連中のニオイを胸いっぱいに吸い込んでしまった。

秋出張

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 その辺の秋。
 関東出張より戻ってきました。疲れた。
 疲れたが、忙しく色々こなし、凝った食事もし、内容濃くて良し。
 ホテルはおおむね快適、しかし乾燥に喉をやられて浅田飴。