思い出すのは・・・
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サンディと同じ歳なので、生きていれば15歳。
今年の夏で三回忌を迎えます。
小鉄の名前を口にする時思い出すのは、人生初の海外旅行(香港)。
念願の香港旅行へ渋る夫を説得して、やっと行けたのですが、
それが15年前の4月28日早朝でした。
この日に小鉄たちが生まれたらしい・・・とは、
夫が姑か誰かから、後に聞かされた話だったと思います。
旅立ったのが早朝だったので、そんな事は知る由も無く。
それと、冬になると思い出すのは、看病が始まって家の中に入れて世話をするようになった1年目の冬。
一緒のベッドで寝てくれたことかなぁ。
11年近くも庭で暮らしていた子が、
1年ほどで添い寝までしてくれるようになるとは思っていなかったです。
自分から布団に入りたいと、私に合図することすらありました(笑)
変われば変わるもんだ・・・
左はサンディの指定席なので、小鉄は常に右腕を枕にして寝ていました。
猫生最後の冬に、人間と一緒の布団で寝る暖かさを知った小鉄ですが、
私の寝相の悪さに、よく付き合えたものだと、変な感心をしたことを思い出します。
それと、12年ちょっとの付き合いの中で、最初で最後の「顔ペロリ」も忘れられません。
何を思ったか、突然私の顔をペロンと、たった一度だけ舐めてくれました。
他の子達のように手を舐めてくれることすらなかったのに。
天国でも誰かに祝ってもらってるかな?
神様。これからも、小鉄をよろしくお願いいたします。
鳩にご飯を取られていたら、「しっかりせんか!」と言ってやってくださいまし(^^;)
地上にいる時は、いつも取られっぱなしでしたので(笑)
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生まれたといえば・・・へその緒の話なのですが。(唐突ですね)
先日、蔵の2階の小さな和ダンスを整理していたら、
印鑑を入れるようなサイズの、小さな箱が4~5個出てきました。
病院の名前が見えたので、何だろう?と思って開けたら、白い粉が一杯。
ん?変な薬じゃなかろうな・・・?と思って、慌てて蓋を閉めて、
箱の裏を読んでみると、聞いた事のある名前が書いてありました。
これは確か・・・義父のお父さんの名前・・・?
その上には、両親の名前が。
あれ?あれれ?誕生日も書かれてあるし・・・
あら~~!これは、もしや、「へその緒」が入ってる箱なんじゃ?
他の箱も裏を返して読んでみると、義父の名前のもの、伯父のもの、おばさん達のものがありました。
おいおい・・・こういうものをこんなところにほったらかしてていいんですかぁ?
一体これはどうすればいいのでしょう?
義父やおばさん達のものは、80年ちょっと前のもの。
その父親となると、100年くらい前のへその緒です。影も形もありません。
粉になってました・・・
私のへその緒は実家にあるそうですが、皆さんはどうされてますか?