BAROLO PATRES 2009
- 2014/03/27
- 22:29
とうとう、この冬に買い込んだ最後の赤ワイン🍷の逸品です。
またまた、イタリア・ワイン🍷の王様、バローロです。ピエモンテの名産であり、DOCGにも指定されています。バローロは、元々長期熟成のものを、技術革新によって熟成期間を短縮させることに成功し、バローロ・ボーイと呼ばれた革新的な醸造家によって、瞬く間に有名になりました。
短期化といっても、このパトレスは、2009年ものです。日本の国産ワインで、2009年なんて、4から5年も、在庫にするなんて経営は、難しいのではないでしょうか?
時間の経過か、ネッビオーロ種独特のルビー色が退色したようにも見えます。若いネッビオーロのワインのような鮮やかなルビー色とは、違って、ちょっとくすんで見えます。香りは閉じたカシスの蕾みたいな果実香がします。カシスの香りにさらに甘いカラメルのような薫りもあり、ドルチェのような蠱惑が漂い、それから鉄?血のようなミネラルも感じます。飲み口は、最初にちょっと刺激的な酸味ごありますが、後からゆっくりと嫋やかなタンニンが出てきます。よく見ると澱が小さく漂っています。本当は、デキャンターした方がいいかもしれません。
最近、若いワインばかり飲んでいたので、久しぶりにフルボディのしっかりしたワインを頂きました。
しばらく、ちょっとずつ、ゆっくりと楽しみたいワイン🍷ですね😄