ハイレゾ音源。今度はVAN HALENのあの名盤を購入しました🎸。
- 2016/01/23
- 19:51
前回、高い高いと言いながら懲りもせずにサミー・ヘイガー時代の名盤「5150」のハイレゾ音源を購入しましたが…。
ソングライターとしては、圧倒的にサミーに軍配が上がるのですが、そうは言ってもデイブにしか出せない味もあるし、世のVAN HALENのイメージとしては、何と言っても圧倒的にデイブのイメージの方が強いでしょう。
ということで、デイブ時代のアルバムのハイレゾ音源も購入してみようかなと…。😆
と言っても、全て購入するには、ちょっと高額なので、どれか一枚ということで。迷うのは、やはりあのヒット曲「JUMP」や「Panama」をフューチャーした名盤「1984」か、世のギター・フリークをノックアウトした衝撃のライトハンド奏法を知らしめた「Eruption 」をフューチャーした1stか?
迷った挙句購入したのは…。
VAN HALEN
邦題は「炎の導火線」
1978年のリリースだが、今もって聴いても古さは、全く感じない。アメリカン・ハード・ロックの定番として、比類なき完成度の高さです。
というのも、「ブラウン・サウンド」と呼ばれたエディのハードなディストーションでありながら、ギター本来の枯れた味わいや乾いた質感といい、現代のハイゲイン・サウンドと比しても決して古臭さは感じさせません。
昔は、マーシャルに高電圧をかけて、歪ませているのではとか、高電圧のため真空管が二時間で溶けるとか、すごい噂があったものです。最近では逆に電圧を下げて歪ませていたという説も出ています。アクティブ・ピックアップなんかで、電池がなくなると音が歪みはじめるあの現象のことでしょうか?いずれにしろノーマルなマーシャルではなく改造マーシャルというジャンルをつくったのもエディでした。
ギターの音で言えば素晴らしい「ブラウン・サウンド」をこのデビュー作で披露していますが、「1984」のギター・サウンドもまたエディの中ではベストの一つです。こちらは、歴代のアルバムの中でも、最も歪みの少ないクリーンな音です。特にギター側のボリュームを操作したダイナミクスを利用したサウンドで、ピッキングの強弱やニュアンスで実に極上のサウンド・コントロールを聴かせてくれます。
この後のサミー時代の「5150」「OU812」から、おそらくソルダーノなどの現代的なハイゲイン・アンプを使っているのか、激歪みと強烈なサスティンのサウンドになり、かなり弾きまくってますね。「5150」なんかは、低音が歪みのピークがきてブーミーになっています。これはこれでいいけどね。
あと、この時代のVAN HALENは、左チャンネルにギター、右チャンネルにはベースという極めて独特のミックスをしています。そのため、ハイレゾでなくても音の分離はいいですね。
さて、実は昨年、VAN HALENのライブ盤がリリースされた際に、デイブ時代のアルバムの数枚がリマスターされており、このリマスターとハイレゾを聴き比べた限り、あまり音の良し悪しの差は感じにくいですね。近年のマスタリング技術は凄まじいので、24Bit192Khzというかなりの高いサンプリング・レートのハイレゾ音源でも、差が分かりにくかったですね。せいぜい、右チャンネルのギターの反対の左チャンネルから跳ね返るリバーブ的なギターの音の聴こえ方くらいですかね?
ハイレゾを買うなら、近年のリマスター盤を買っても大して変わらないかもしれませんね。
ソングライターとしては、圧倒的にサミーに軍配が上がるのですが、そうは言ってもデイブにしか出せない味もあるし、世のVAN HALENのイメージとしては、何と言っても圧倒的にデイブのイメージの方が強いでしょう。
ということで、デイブ時代のアルバムのハイレゾ音源も購入してみようかなと…。😆
と言っても、全て購入するには、ちょっと高額なので、どれか一枚ということで。迷うのは、やはりあのヒット曲「JUMP」や「Panama」をフューチャーした名盤「1984」か、世のギター・フリークをノックアウトした衝撃のライトハンド奏法を知らしめた「Eruption 」をフューチャーした1stか?
迷った挙句購入したのは…。
VAN HALEN
邦題は「炎の導火線」
1978年のリリースだが、今もって聴いても古さは、全く感じない。アメリカン・ハード・ロックの定番として、比類なき完成度の高さです。
というのも、「ブラウン・サウンド」と呼ばれたエディのハードなディストーションでありながら、ギター本来の枯れた味わいや乾いた質感といい、現代のハイゲイン・サウンドと比しても決して古臭さは感じさせません。
昔は、マーシャルに高電圧をかけて、歪ませているのではとか、高電圧のため真空管が二時間で溶けるとか、すごい噂があったものです。最近では逆に電圧を下げて歪ませていたという説も出ています。アクティブ・ピックアップなんかで、電池がなくなると音が歪みはじめるあの現象のことでしょうか?いずれにしろノーマルなマーシャルではなく改造マーシャルというジャンルをつくったのもエディでした。
ギターの音で言えば素晴らしい「ブラウン・サウンド」をこのデビュー作で披露していますが、「1984」のギター・サウンドもまたエディの中ではベストの一つです。こちらは、歴代のアルバムの中でも、最も歪みの少ないクリーンな音です。特にギター側のボリュームを操作したダイナミクスを利用したサウンドで、ピッキングの強弱やニュアンスで実に極上のサウンド・コントロールを聴かせてくれます。
この後のサミー時代の「5150」「OU812」から、おそらくソルダーノなどの現代的なハイゲイン・アンプを使っているのか、激歪みと強烈なサスティンのサウンドになり、かなり弾きまくってますね。「5150」なんかは、低音が歪みのピークがきてブーミーになっています。これはこれでいいけどね。
あと、この時代のVAN HALENは、左チャンネルにギター、右チャンネルにはベースという極めて独特のミックスをしています。そのため、ハイレゾでなくても音の分離はいいですね。
さて、実は昨年、VAN HALENのライブ盤がリリースされた際に、デイブ時代のアルバムの数枚がリマスターされており、このリマスターとハイレゾを聴き比べた限り、あまり音の良し悪しの差は感じにくいですね。近年のマスタリング技術は凄まじいので、24Bit192Khzというかなりの高いサンプリング・レートのハイレゾ音源でも、差が分かりにくかったですね。せいぜい、右チャンネルのギターの反対の左チャンネルから跳ね返るリバーブ的なギターの音の聴こえ方くらいですかね?
ハイレゾを買うなら、近年のリマスター盤を買っても大して変わらないかもしれませんね。