SAKKYのつれづれBAND日記

イタリア展🇮🇹をしていたご近所の百貨店では、中古レコードやCDの中古市も、やっていました。

何とは無しに、物色した中で購入したのが、これ。

EXTREMEのライブDVDです。

といっても、再結成された25周年ライブというやつ。

Take Us Alive Boston 2009

エクストリームといえば、９０年代のメタル退潮の音楽シーンの中で、ファンク・メタルというジャンルで一世を風靡しました。

あの時はメタルが不況ということもあり、猫も杓子もマネしていましたね。音楽的にはイングヴェイのモノマネの超絶早弾きギタリストのインペリテリまで、マネしたファンク調のアルバム出したりしてましたね。

それでも、あのセカンド・アルバムの「Pornografitti」は、確かに最高傑作、というかメタル史に残る名盤ですね。

この後のエクストリームは、なんか中途半端に終わっていきましたが、最後のアルバムなんて、多くのバンドがそうだったようにグランジに毒された「らしくない音楽」で終わってしまいましたが…。

結局、このバンドの音楽のキー・パーソンのギタリストであるヌーノ・ベッテンコートが、変に音楽的に小器用なので、何でもできる自信からなのか、同じようなアルバムをつくらない、つーか、ソロでも、かなり揺れ幅が大きいですしね。

彼らのホームタウンであるボストンのライブですが、全く衰えの無い、見事なパフォーマンス。やっぱりセカンドの曲が、カッコいい。最もギター・プレイも派手だし…。

良くも悪くも四人だけで音を作っていて、コアな感じ。これもいいのだけどホーン・セクション入れて派手なファンク・アルバム作って欲しいと思ってしまいます。