やっぱり隠れた名盤でしょう。Yngwie Malmsteen 「ECLIPSE 」🎸
- 2015/03/15
- 21:52
先日、マッツ・オラウソンの死去のニュースがありましたが、これを機にイングヴェイ・バンドで長らくキーボードを担当していたのが彼。
イングヴェイのアルバムは、毎回買ってはいたもの、やはり段々質の低下で、近年はキチンと聴いてないのでマッツが、いつまでイングヴェイに関わっていたのか、イマイチ判然と、していないのですが。おそらく最も長い期間、多くのアルバムに参加したプレーヤーかと思います。
マッツが、初めてイングヴェイのバンドに参加したのが、この「ECLIPSE 」からですね。
このアルバムは、全員イングヴェイと、同じスウェーデン出身の無名ミュージシャンをオーディションで採用して製作されたこともあり、イングヴェイの「唯我独尊」状態。前任者のイェンス・ヨハンソンが、イングヴェイにタメをはるかのような素晴らしいインプロビゼーションの凄まじいソロを、とっていたのにこのアルバムでは、そういうプレイ面での面白さには欠けています。
しかしながら、曲についてはある意味イングヴェイのピークにもなっていたアルバムでもあります。単純に曲の良さだけを伝えるという事でいえばこの控え目なプレイはアタリかもしれません。ただ、イングヴェイのプレイが急速につまらなくなったのもこのアルバムからですね。曲がいいだけに勿体ない気がします。
とにかく一曲目の「Making Love」のイントロからして、今までに無いパターンです。ボーカルのゲラン・エドマンは、ジョー・リン・ターナーやマーク・ボールズなどの前任の名ボーカルと、比べたら線が細いというか、優しすぎる声が嫌いだったのですが、このアルバムの曲でいえば、かなりマッチしているかもしれません。メロウでフックのあるメロディーと彼のナイーブなボーカルは、いいマリアージュかと思いますね。
ただ、名曲になり損ねたと思う曲も多いですね。「Motherless Child」なんて、リフ、キメは最高にかっこいいのですが、あのワウをかけたつまらないソロはひどい。キーボードのように聴こえる音も、どうもイングヴェイがギターシンセで弾いてるようです。やはりイェンスがいなければこの曲はダメなのでしょうね。
インストは、これまた名曲の一つになりますね。「ECLIPSE 」です。イントロからしてかっこいい。しかし、途中のキメ・フレーズが意外と難しい。オクターバーやディレイを効果的に使った構成も成功しています。ギタープレイで言えば、この曲と、バラードの「Save Our Love」が最もよい出来ですね。やっぱり、インプロビゼーションでやるより、この人はキチンとソロを考えて弾いた方がいいんでしょうね。あと、セルフ・プロデュースしたがる悪いクセが出てきたのもこのアルバムから。音質では完全に失敗しています。音質そのものなら、次の「Fire & Ice」の方がいいですね。😄
イングヴェイのアルバムは、毎回買ってはいたもの、やはり段々質の低下で、近年はキチンと聴いてないのでマッツが、いつまでイングヴェイに関わっていたのか、イマイチ判然と、していないのですが。おそらく最も長い期間、多くのアルバムに参加したプレーヤーかと思います。
マッツが、初めてイングヴェイのバンドに参加したのが、この「ECLIPSE 」からですね。
このアルバムは、全員イングヴェイと、同じスウェーデン出身の無名ミュージシャンをオーディションで採用して製作されたこともあり、イングヴェイの「唯我独尊」状態。前任者のイェンス・ヨハンソンが、イングヴェイにタメをはるかのような素晴らしいインプロビゼーションの凄まじいソロを、とっていたのにこのアルバムでは、そういうプレイ面での面白さには欠けています。
しかしながら、曲についてはある意味イングヴェイのピークにもなっていたアルバムでもあります。単純に曲の良さだけを伝えるという事でいえばこの控え目なプレイはアタリかもしれません。ただ、イングヴェイのプレイが急速につまらなくなったのもこのアルバムからですね。曲がいいだけに勿体ない気がします。
とにかく一曲目の「Making Love」のイントロからして、今までに無いパターンです。ボーカルのゲラン・エドマンは、ジョー・リン・ターナーやマーク・ボールズなどの前任の名ボーカルと、比べたら線が細いというか、優しすぎる声が嫌いだったのですが、このアルバムの曲でいえば、かなりマッチしているかもしれません。メロウでフックのあるメロディーと彼のナイーブなボーカルは、いいマリアージュかと思いますね。
ただ、名曲になり損ねたと思う曲も多いですね。「Motherless Child」なんて、リフ、キメは最高にかっこいいのですが、あのワウをかけたつまらないソロはひどい。キーボードのように聴こえる音も、どうもイングヴェイがギターシンセで弾いてるようです。やはりイェンスがいなければこの曲はダメなのでしょうね。
インストは、これまた名曲の一つになりますね。「ECLIPSE 」です。イントロからしてかっこいい。しかし、途中のキメ・フレーズが意外と難しい。オクターバーやディレイを効果的に使った構成も成功しています。ギタープレイで言えば、この曲と、バラードの「Save Our Love」が最もよい出来ですね。やっぱり、インプロビゼーションでやるより、この人はキチンとソロを考えて弾いた方がいいんでしょうね。あと、セルフ・プロデュースしたがる悪いクセが出てきたのもこのアルバムから。音質では完全に失敗しています。音質そのものなら、次の「Fire & Ice」の方がいいですね。😄
- テーマ:洋楽ロック
- ジャンル:音楽
- カテゴリ:音楽・アーティスト
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