3rd Albumからの曲紹介⑬ 「Rising」
- 2014/08/15
- 10:10
さてさて、ラスト2まで来ました。13曲目はインスト・ナンバーです。「Rising」という曲ですね。これも私のつくった曲です。
↓をクリックすると、You Tubeで試聴できます。
Rising / You Tube
これは、たまにはインストやってもいいのではというバンド内の声もあって書いた曲です。JIN君的にはDEEP PURPLEやRAINBOW、Yngwieみたいな様式美風を望んでいたようですが、さすがにキーボードの無いスリーピースでは、ちょっとイマイチというのもあり、スラッシーなリフだらけの曲か、この曲かで提案したところ、やっぱりスラッシーなのは、ボツりましたね。
この曲は、まあ某L.A.メタルの雄DOKKEN風というところでしょうね。完全にGeorge Lynchご用達の名曲「Mr.Scauy」風です。この曲自体、昔はLed Zeppelinの「移民の歌」のパクリなんて言われましたが、それをまたパックリ頂いちゃいましたね。また、Metallicaの某曲の三連符パターンを使ってます。
「Mr.Scary」は、今でもジョージ・リンチのギターソロ・タイムで必ず演奏されていましす、彼が立ち上げたギター・ショップも「Scary Guitars」だったかという名前だったような…。
ちなみにホムペを見つけました。参照までに。下をクリックしてください。
Mr. Scary Guitars
ジョージ・リンチ自らでハンド・メイドしているそうですが…。もろに往年のESPのSkull Guitarみたいなやつですね。
さて、曲自体は、もろにDOKKENなのですが、プレイ自体としては、ちょっと異なりますね。ジョージ・リンチのプレイは、特徴としては掴みづらいのですが、よく2nd♭や5th♭の音を使っています。これを使うことで、おどろおどろしいというか、不安感を醸し出すヘビーな雰囲気がでるスケーリングでフレーズを組み立てています。
今回のプレイは、どちらかというとペンタトニック100連発でしょうね。特にワウ・ペダルを踏んでからは、どちらかというとザック・ワイルドに近いのではないかと思います。
録音面で言えば、これはバンド録音ではありません。曲決め段階で提案したデモ・テープそのままです。結局、長いということもあったり、曲数が多いのでレコーディング疲れからか、JIN君が「もう、勘弁して」ということなので、デモをそのまんま使いました。ただ、この曲はライブのオープニングで使ったらということもあり、バンドで練習はして、実際にライブでもオープニングとして演奏しました。
ギターとベースは、全部私が演奏しました。ドラムは、Toontrack社の「Superior Drummer2.0」を使用しています。普段よくデモで使っていたのは、同じTT社の「EZ Drummer」なのですが、「EZ」と違い、こちらの方が音が太いです。「EZ」はよく言えば抜ける音、悪く言えば「浮いた音」ですからね。実際に、なかなかこんな風に叩けないでしょうというような手数の多さ。自分であれこれドラム・パターンを作るのもおもしろいものではあります。