ボーちゃん「サキサキサキ!」
私「あいよ」
ボーちゃん「ママ帰ってきたよ!」
私「おうよ」
ボーママ号泣。涙腺強度はティッシュ並。
その夜ボーママがまじめな顔で聞いてきました。
ボーママ「サキさん、体重何キロですか?」
私「何はともあれお前のせいだ!」
ボーママ「何キロですか。私のせいでいいですから何キロですか」
28kgでした。半月経たずに7kg減。
同居人S「私の半分かよ!」
私「お前は太りすぎだデブ!」
S「太ってない!」
ボーちゃん「あまりサキから吸い取っちゃだめだよ?おでぶちゃん」
娘「ギャハハハハハハ!(爆笑」
で、改めて夜中に私の部屋(ウォークインクローゼット)にボーママが来たと思ったら。
ボーママ「サキさんは寝なさすぎだからじゃないかと思うんです」
基本的に不規則というか4時間前後が多いですね。あと仮眠を取ったりする感じ。
ボーママ「このままじゃ長生き出来ないですよ」
私「病気はないんだわ」
ボーママ「普通の状態が既におかしいですから。私も気をつけますからサキさんも」
私「いやいやいや」
酒減らせってか?さらに痩せるぞ。これは初めての喧嘩になるかと覚悟したら驚きの言葉が。
ボーママ「来月入院してもらいます」
ふぁ!?
私「何を勝手に」
ボーママ「同じことしましたよね?無理やり入院でしたよね、私」
私「え、実は怒ってた?いや、それはごめん」
ボーママ「違います、心配なんです。Jママに手配してもらいましたから」
夜中でしたがどうせネトゲしとるだろうとその場でJママに電話したら呼んでもいないのに飛んで我が家に。
Jママ「ボーママの言うとおりするのが良いよ。この子絶対にニュータイプかシックスセンスかサードチルドレンですね。言うとおりしないとサキさん絶対死ぬと思うよ」
ボーママ「絶対に入院したほうが良いです」
と第六感と本能で生きてるような二人に説得されました。
同居人Sも彼氏と同棲する家、来年になったら結婚してそのまま子育ても出来る環境を探してましたが見つけられずJママの交換条件でしばらく我が家にとどまることになりました。
曰く9月まで待てば新築の貸家に友達価格で入れさせてあげる、と。二階建ての縦割りだそうです。
Sも大喜びでした。
S「サキって本当に幸運を呼び込むというか振りまくよね」
何その新説。
Jママ「たぶんそれは娘ちゃん効果ですね」
ボーママ「ですね」
私「あいつの悪運は異常だからなぁ」
娘はつい先日もJ君とデート中にあわや事故のところを悪運で事なきを得てます。
家の近くですごい音だったのでまさかと思い駆け付けてみたらやはり娘たちでした。
娘が急に「あ、携帯忘れた!」と道で立ち止まったそうで、次の瞬間バイクが目の前突っ込んできてバイクは柵と電柱にぶつかり大破、乗ってる人は救急車で搬送されてました。
歩いている位置的に娘が急に立ち止まらなければJ君が衝突していたとJ君はしばらく唖然としていたというか呆然としていました。
Jママ「娘ちゃんはいつもJを助けてくれるね。娘ちゃんいなかったらJはきっと今頃引きこもりのニートですよ」
S「娘ちゃんってA子に結構性格似てるよね?」
私「A子は頭は良いけど馬鹿で要領悪くて男運もないけどなぁ。あ、そうだJママ、あいつに男紹介してやってよ」
Jママ「A子も友達だしオッケーね。私の従兄弟どう?優しいし真面目」
私「お前ら一族それで良いの?日本贔屓つったってさぁ」
Jママ「A子は私も友達だから大丈夫。問題は見た目があまり宜しくないね、従兄弟」
私「A子面食いだぞ?」
我が兄は平井堅系のイケメン細マッチョでした。
Jママ「あれってアニメとか漫画とかじゃないですか?ジャニーズとか興味なさそうです。
従兄弟は気弱だけど優しくて真面目ですからお勧め。
ガノタ(ガンダムオタク)で日本語も割りと出来るからA子とも合うんじゃない?」
A子に言ったら「家事を多めに見てくれる人なら是非」と。
娘「A子、壊滅的に家事できないよ?」
そういえば君預けたとき、君がすべて家事をやってたもんね。
Jママ「なんとかなるでしょ」
という訳で急遽A子とJ従兄弟がお見合いしました。それも昨日。
A子と私とJママとJ従兄弟でホテルランチしました。
A子「ホンジャマカの石塚に似てますね」
Jママ「ブホっ!」<コーヒー噴出す。
私「お前、いきなりいくらなんでも失礼だろ」
見た目はあそこまで太ってないですが確実に3Lサイズ。
推定私3匹分以上で身長は180台後半は有るだろでけぇ!というのが第一印象。
デブというよりもプロレスラーみたいなゴツイ体系でバスケットやってたらしい。
スラムダンクで日本語覚えたとか。赤木キャプテンみたいな体型にホンジャマカの石塚の笑顔が張り付いてるような感じ。
A子「え!?いや、いい笑顔だと思って」
失礼なのは私だったようです(苦笑
J従兄弟は笑顔を絶やさずニコニコしてましたし育ちがかなり良さそうです。
Jママ「こいつ、良い奴だし仕事も出来るんだけどどうも女見る目ないんですよ」
とJ従兄弟の女で失敗エピソードが語られましたがそれを苦笑しながら聞いてるJ従兄弟もなかなか器が大きそうでした。
Jママ「A子、こいつの欠点は見た目と女見る目だけだからお勧めね」
J従兄弟「いや、雑誌に載ったこともあるJパパさんと比べないでよ(苦笑」
まぁイケメンじゃないですが清潔感ある普通の顔立ちだと思いました。
Jパパは確かにイケメンなので比較しちゃいけません。
私「いや、Jパパの女を見る目の無さも相当ですよね」
Jママ「何で!?」
私「普段の行いをだなぁ」
Jママ「何も悪いことしてませんよ!?」
私「何もしてないからだろ」
家事一切をお手伝いさんに丸投げしてネトゲ三昧のくせして何を反論言いますか。
その後は若い人だけで、と定番の台詞を吐いて退散しました。
二人はその後買い物&ゲーセンに行ったそうで楽しかったようです。ガンダムのゲームで盛り上がったそうです。
Jママ「A子はJ従兄弟にとっては超優良物件です。美人だし自立してるから変に物強請ったりしないでしょうから」
私「あいつはそういう事絶対しないな。欲しい物は自分で手に入れたい派だし物貰うとお返しで心労するタイプ。そういえばSのときは紹介しなかったよな?」
Jママ「Sは良い子ですけど借金してたでしょ?友達とか遊び相手という意味なら良いでしょうけど従兄弟に紹介したいかというとちょっと無理ね。我が家は借金には厳しいですよ。自分で管理出来ない借金なんて身内なら勘当ですね。A子はそのあたりしっかりしてそうだから大丈夫でしょう」
この女、冷静だ。と思ったらほかのエピソードも出てきました。
A子が友人と駅前のレストラン(Jママ系列)に行ったとき、A子が私の関係者だと知っていた店のマネージャー(お引越し隊メンインブラックの内の一人)がサービスしようとしたら「Jママとは友達ですが万が一誤解されたら困るのでお気持ちだけで」と断ったらしい。
それがJママにもこっそり伝わっててA子はJママの信頼をいつの間にか得ていたそうです。
私「サービス受けてたらアウト?」
Jママ「いえ自分から要求してたら嫌いますけど店からの申し出ですから問題ないですしむしろ受けて貰った方が店側も精神的に楽ですから気にせず受けて貰っていいんです。ただ、目の前のことじゃなくて私との関係を大事にしてくれているってのは嬉しいですよね」
ということらしいです。
A子に感想を聞いたら
A子「良いね。安心するというか変に気を使わないで済むというか。ゲーム好きで内容も凄く趣味近い。シューティング好きの時点で運命を感じた。でも今度はモンハンやる約束した(笑」
とのことでした。
Jママ「美女と野獣ですねぇ」
A子「いや、普通に顔立ち整ってるでしょ、J従兄弟」
私「不細工ではないな」
Jママ「二人とも目が悪いですねぇ。でも本当に良い子だからお勧めね。
一人っ子で叔父さん叔母さん大分前に亡くなってるから嫁姑の問題も無いです。
大学の頃から一人で暮らしてましたから寂しがりやなんだと思うね。
きっと家族大事にする良い旦那になりますよ」
A子「やばっ!なんか未来の想像が出来てしまった!やばっ!」
私「なぜやばいのか(笑」
A子「私、料理教室通うわ!これは想定してなかった!じゃね!二人ともサンキュー!」
と帰っていきました。大分本気の模様。奴の趣味についてこれる男は確かに貴重でしょう。
Jママ「J従兄弟は趣味のゲームを一緒に楽しめる女じゃないと結婚する気ないって言い切ってましたからね。最高の相性です」
私「そうだったんだ」
Jママ「あと金に汚い女はやだって」
私「あー。あいつはその辺り大丈夫だろ。数円単位で割り勘する細かい奴だし貸しは作っても借りを作りたくないってタイプだから」
Jママ「A子と実家の信用調査してますから大丈夫」
私「親戚紹介する時点で想像ついてた」
Jママ「引かれると思いましたけど意外です」
何年付き合ってっと思ってんだと。
SもA子も今年来年には結婚してそうです。
よきかなよきかな。
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