映画鑑賞の記録 (1-287)  ティファニーで朝食を  (2回目)
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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(1-287)  ティファニーで朝食を  (2回目)

  1. 2010/12/11(土) 23:00:00_
  2. ブレイク・エドワーズ
  3. _ comment:7
再見  Breakfast at Tiffany‘s  (ティファニーで朝食を)  1961年・アメリカ



ティファニーで朝食を




 
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2010年12月11日(土)  セルDVD

監督  ブレーク・エドワーズ
主演  オードリー・ヘップバーン  (ホリー役)

感想
アマゾンでDVDが3枚3千円で売っていて、ダメだと思いつつ、色々と買ってしまった・・・
反省してももう遅い・・・その中で一番初めに見たのが、この作品です。

再見したかったけどずっと機会がなかったので・・・
初見は19歳、貧しかった頃で、白黒テレビを見て、カラーで見たいと熱望していたので
今回その願いがかない、かつ特典映像も多く、本当に嬉しかった。

あと、この映画の原作を高1で読んでいて、とっても「?」な内容だったのですが、
今年の春に「カポーティ」という映画を見て、
あぁこの人が書いたならそうなるわね
と、やっとのことで深く納得できました


この作品は、原作・映画、どちらもそれぞれに味があるけど、普通の人にウケルには
映画はこういうラストにするしかなかったと思うし、
それがカポーティという人物と、普通の感覚の違いだと思う。
でも、まぁ本物のホリーは、原作の中にしか生きていない、とは思いますが。

前置きが長くなりました。
この作品をカラーで全部字幕で見られて、本当に良かった。
それなりに良い映画だと思います。オシャレで、当時はきっと最先端の色々があって
私の生まれた年の作品です。

日本人らしき人(?)をかなりバカにしているのが、今の私には許せない。
60年代の色々な作品で、日本人をバカにした描写を見かけるけど、
この作品は、ちょっと度が過ぎていたなぁ~と思いました。
アメリカ人には、あぁいうのが当時の日本人のイメージだったんでしょうか?
どんな時も「足袋」をはいているし、もう、やってられなかった。

あとは、まぁ初見時もほぼ同じような感想で、
ホリーの小悪魔的な感じですか?
あり得ない設定もあるし、映画の中と割り切り楽しみました。
そうか~今なら佐々木さんだね~!(品の良さは全然違いますけど・・・)

どうしてホリーが彼を選んだのかそのあたり明確ではなかったけど
結局は第一印象、簡単に言えばお互いひと目ぼれだったのかもしれませんね?

田舎に残した人々、刑務所関係者、彼のパトロン、愛する兄、いろんな人が
それぞれに彩りよく配置され、監督がバランス良き人と思えますネ。

そして「CAT」を離してから、ラストシーンまでのシークエンスは、
原作では決して味わうことのなかった
普通の人の普通の幸せって、理屈ではなくこういうものなんだなぁ~って

きっと恋に恋する人々にも、きっと恋に破れて泣いている人々にも、
そして生活に追われる主婦にも、ひとときの清涼感を運んでくれました

あ、もちろん ♪Moon River♪ は 最高です♪

☆ 買って良かった ☆



初見時感想は → こちらです




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comment

原作は未読です。

  1. 2010/12/16(木) 12:39:59 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
映画とは正反対だったんでしょうか?
やっぱり映画のようなハッピーエンドがわたしはいいかな。まあ、にゃんこが幸せならどっちでもいいけど(笑)

>結局は第一印象、簡単に言えばお互いひと目ぼれだったのかもしれませんね?

一目惚れしてガンガン攻めるのはあまり好きではないけど、一目惚れだったと後で気付くのは好きです。この作品は途中の恋愛模様をほとんど覚えてないけど、後者だったのかな?
思い出そうとしても、にゃんことラストシーンばかり浮かんできます・・・。

Re: 原作は未読です。

  1. 2010/12/16(木) 13:20:27 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんにちは☆

コメントを有難うございます☆
「忘却エンドロール」さんにたくさん書いてしまって・・・それぞれにお返事をありがとう~!

> 映画とは正反対だったんでしょうか?
> やっぱり映画のようなハッピーエンドがわたしはいいかな。まあ、にゃんこが幸せならどっちでもいいけど(笑)

なんというか、普通の小説と違って、違和感というか不協和音というか
ネコちゃんをたしか「野良猫」と訳していたと思うし、ホリー自身も野良猫という表現だったと思います。
変わったお話というか、現実味がなく、風来坊とはこういうヒトのことかな?と。
最後は一人で南米に行くという感じで終わったと思いますが、
全てがハッキリとは書かれていないような、そういう小説でした。

ネコちゃんは、原作では、捨てられて終わりだったような気がしますが、
もしかしたら彼が拾ったのかも? 覚えていなくてゴメンネ!

> 一目惚れしてガンガン攻めるのはあまり好きではないけど、一目惚れだったと後で気付くのは好きです。この作品は途中の恋愛模様をほとんど覚えてないけど、後者だったのかな?

そうですね~多分、映画では、ひと目ぼれだったけど、お互い時間が経った後で気付いたのだと思います。
ホリーが振り回すという感じだったので、恋愛模様という感じは少なかったかな???

> 思い出そうとしても、にゃんことラストシーンばかり浮かんできます・・・。

本当にネコちゃんがお好きなのね~!
動物全般かな?

> わたし的には「百万長者と結婚する方法」のヒロインみたいに、玉の輿だけを狙っている女ハンターというイメージでした。

映画では除隊後の兄を養うために、それだけのために生きている、お金持ちを狙っているという感じでしたね。
原作での兄の事は忘れていますが、目的がなく生きる人間風に描かれていて、
その場その場で何とか食べていくような感じだったと思います・・・。

モンローの方は、目的がハッキリとしていてそれなりに可愛いい女性だったように覚えています。

こんばんは。

  1. 2012/04/21(土) 23:51:20 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
miriさん こんばんは 
先ほどは『冷血』の記事にコメントありがとうございました。
コメント返信が上手くいかないので
こちらに投稿させていただきます。

映画の『カポーティ』も見たのですが
主演のフィリップ・シーモア・ホフマンが演じたカポーティの怖いこと、怖いこと。

たかだか40ドルのために四人を殺害する者たちと
己の作品の為犯人の信頼を得、高名な弁護士を雇い事件の真相を
得ようとする画策し、その後はラストシーンの為に死刑を希求する作家。

どちらが『冷血』なのか。

> 感想は“冷血人間とは、お前のことで・賞”でした。

さすが、miriさん良い得て妙です!!

きみやすさん、おはようございます☆

  1. 2012/04/22(日) 06:54:26 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
いつも有難うございます☆

> 映画の『カポーティ』も見たのですが
> 主演のフィリップ・シーモア・ホフマンが演じたカポーティの怖いこと、怖いこと。

> たかだか40ドルのために四人を殺害する者たちと
> 己の作品の為犯人の信頼を得、高名な弁護士を雇い事件の真相を
> 得ようとする画策し、その後はラストシーンの為に死刑を希求する作家。

> どちらが『冷血』なのか。

> > 感想は“冷血人間とは、お前のことで・賞”でした。

> さすが、miriさん良い得て妙です!!


本当に怖かったですね~。
「カポーティ」の記事はアップしていませんが、宵乃さんのところでお話したりしました。

・・・昨夜は「マッスル」聞いていました。
関係なくてすみません。
では、またね☆

きみやすさん、追伸です☆

  1. 2012/04/22(日) 06:57:30 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さんの記事にコメントなさっていましたね~。
お節介で申し訳ありませんでした☆
これに懲りず、今後もよろしくネ♪

  1. 2012/04/22(日) 09:04:45 |
  2. URL |
  3. きみやす
  4. [ 編集 ]
♪マッスル 鋼鉄の魂が 今 必要だ~~♪
(挨拶より先に口ずさんでしまいました)

おはようございます。(笑)

ああ、いえ。
miriさんのコメントに返信したつもりなんですが・・・・

でも今は“マッスル”のことで頭がいっぱいです(爆)
多分、このあとは『シーズン』でクールダウンするつもりです。

きみやすさん・・・

  1. 2012/04/22(日) 09:32:03 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
> ああ、いえ。
> miriさんのコメントに返信したつもりなんですが・・・・

えぇ分かっていたのですが、おしゃべりしたくて~ごめんなさいね☆
(それも、本でも映画でもなく・・・)

> ♪マッスル 鋼鉄の魂が 今 必要だ~~♪
> でも今は“マッスル”のことで頭がいっぱいです(爆)
> 多分、このあとは『シーズン』でクールダウンするつもりです。

ですよね~実は書かなかったけど、「マッスル」と「シーズン」って、
私の中でも「組み合わせ的な」歌たちです。
やっぱ一緒みたいで、嬉しかったです♪
 
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