映画鑑賞の記録 (1-128)  夏の嵐  (2回目)  (旧gooブログの記事)
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映画鑑賞の記録

私の映画感想文と、映画に関する文章などです。


(1-128)  夏の嵐  (2回目)  (旧gooブログの記事)

  1. 2010/11/28(日) 23:30:00_
  2. ルキノ・ヴィスコンテイ
  3. _ comment:2
2010年11月29日の記事
タイトル「高1が見ても解るわけなかった映画」



夏の嵐 新画像



SENSO  (夏の嵐)  1954年・イタリア製作作品を再見しました。
初見は高1の9月です、15歳ね~。

監督 ルキノ・ヴィスコンティ
主演 アリダ・バリ (伯爵夫人リヴィア役)




 
.


感想
なんかねぇ~今ひとつだったなぁ・・・初見時感想文は本当に素直だなぁ~と思うし☆
やっぱり最初のオペラのシーンが最高!オペラよく分からなくても、これは凄いと思ったし。
その時の従兄を助けたい一心の一所懸命なところは美しくてね~。
その後の再会のあと、夜中歩き回るところ、そこまでは本当に良かった・・・が、しかし、

で、結局この映画の魅力が少ないのは、あの相手役の男にいまひとつ魅力を感じない点だと思った。
あの男、ひとめ見ればどんな輩か分かるのにね~!
あと、最後前の娼婦とのシーンは、もっとみっともなくても良かったのに、
美しい調度品を見たりすると誤魔化されるかな?ヴィスコンティのマジックにね☆

叫びながら歩くところ・・・もう帰る場所もない、自分も死ぬんだろうね~ひとりで死にたくなかったからだろうね?
このあたりは高1では分からなかったと思うし、
密告は当たり前で、自分への情けなさでいっぱいだったんだと思うよ。

官能・・・どうだろうな~?よく分からないけど、あぁやって狂気のように男に入ってゆく、
そんな姿そのものが “官能” と 呼べるのかもしれないなと思った。
普通なら、そこまでするもんかと思い、みっともなくならない事を第一に考えるのにね。

戦争の件、その描写は良かったと思う。オーストリアの白い軍服が美しかった。



※これは旧gooブログの記事ですが、感想文もほぼ同じなので、この記事1本にします。



初見時感想は → こちらです
殿堂入りの感想は→ ・・・ こちらです 




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comment

観たことも忘れてました

  1. 2012/08/16(木) 15:28:19 |
  2. URL |
  3. 宵乃
  4. [ 編集 ]
ヴィスコンティは途中で眠くなって、よく覚えてないモノが多い気がします。私には合わない事の方が多いかも。
これなんかもう完全に記憶から抜け落ちてましたもん。美しい調度品もあまり興味ないのかもしれない。好みから外れてた?
全体的に、大人にならないとわからない作品を撮るひとですよね。

今日は「モダン・タイムス」ですか。これも未見なんですよ。歌が入ってるけど、吹替えですかね?
聞き覚えのある曲です。

**********************

>今は「ムーミン」やら「フランダースの犬」で、つまんないですね(笑)。

そうなんですよ~。再放送ばっかやってないで、もっと名作探して来い!

>ダウトだけに、中身も疑って見ましょう~(爆)。

座布団一枚!(笑)

>私はその番組を見ようと思ったのではなく、たまたまテレビのスイッチを入れたら、
あの子たちがいて、お~と思って1時間くらい見ました。

愛のたまものですね~。わたしは遭遇してないんじゃなくて、気付かないだけかも…。miriさん経由で応援する気持ちが届いてればいいけど(笑)

では、お互い明日を楽しみに待ちましょうね♪

Re: 観たことも忘れてました

  1. 2012/08/16(木) 18:48:22 |
  2. URL |
  3. miri
  4. [ 編集 ]
宵乃さん、こんばんは☆
いつもコメントを有難うございます☆

> ヴィスコンティは途中で眠くなって、よく覚えてないモノが多い気がします。私には合わない事の方が多いかも。
> これなんかもう完全に記憶から抜け落ちてましたもん。美しい調度品もあまり興味ないのかもしれない。好みから外れてた?
> 全体的に、大人にならないとわからない作品を撮るひとですよね。

そうですね~あまり若いと難しいかもしれませんが、
キレイとかいうのは、年齢ではなく、合う合わないがあるのでしょうね~。

私は映画を好きになってすぐにこのヒトが亡くなり、特集とか
淀川さんのお話が多くて、刷り込まれているのですが、

実際、この年齢になってからやっと分かった作品も多く、
人それぞれですが、お好きでないなら無理しなくても良いと思います。

「ベリッシマ」とか「若者のすべて」とかは、庶民の話ですから
ちょっと違うかもしれませんが・・・。

> 今日は「モダン・タイムス」ですか。これも未見なんですよ。歌が入ってるけど、吹替えですかね?
> 聞き覚えのある曲です。

いえ吹き替えではなく、これがチャーリーの声です♪

「モダン・タイムス」は、サイレントなんですけど、一部トーキーで、
この部分が一番良い感じです。
誰もが、どこかで、いつか、聞いた事のある曲だと思います。
(この歌詞は、ヘンテコ語です(笑))

> **********************

> 座布団一枚!(笑)

嬉しい!
2枚目です!!!
あと何枚もらえるかな~(爆)。

> 愛のたまものですね~。わたしは遭遇してないんじゃなくて、気付かないだけかも…。miriさん経由で応援する気持ちが届いてればいいけど(笑)

いえいえ、サッカーは昔から見ているので・・・
女子は今はオンエアあるけど、昔はほとんどなかったですね。

今でも男子の方が好きですよ~☆
特に長谷部さん♪(知ってる~???)

>いきなりB級ホラーなノリになったじゃないですか?
>あの表現方法が今までの流れにそぐわず、しかも会社の命令で嫌々やったという話もあって反感を覚えてしまいました。
>・・・と言ってぶん殴りたくなるような感じだったんです(笑)
>同感です。それをぶち壊す安っぽい別れのシーンがなければ、ケイのエピソードごとカットしたいとは考えなかったと思います。

あの部分でしたら、ラストではなかったですね~勘違いしてしまいました。
・・・大林監督って、あぁいう作品ありますよ~。
会社の命令ってホントかな~???

私は「ハウス」再見したばかりだったから、なんとも思いませんでした。
それはもう、そういう意味では、ものすごくヒドイ作品で、

ホラーに何級あるか知りませんが、最低な表現が延々と続くので、
「異人たちとの夏」のあの部分は、それに比べれば、短いし、可愛いもんです!

もちろん製作年度や、監督自身の年齢が違うので、
一概には言えませんが、

「異人たちとの夏」の場合、あの部分だけのことで
ガックリされるのは、何というか、私的には、寂しいです・・・。

私の初見時は、雪の降りそうな1月だったので、今回は季節に合って良かったです。
でも「終戦記念日だから、コレを見よう」と思って見たのではないのですよ~。

>というか、何の日であるかという事と、その日に観た映画を結びつけるという考えがあまりなかったかも。勉強になります!

多分、皆さまは「クリスマスだからコレを見よう」とかあると思うんですけど、
私の場合は何故か終戦記念日に(お盆という意味でもあります)

何故かそういう作品に当たってしまうのですよね~。
勉強だなんて、とんでもありません!!!

・・・でも、そうですね、たとえば、ご自身や、ご家族の
お誕生日や記念日には、それにふさわしい作品を
鑑賞なさると、より素晴らしい日になるとは思います♪

> では、お互い明日を楽しみに待ちましょうね♪

本当に有難うございます☆
これからも宜しくお願いいたします(ぺコリ)。
 
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2021年2月から新ブログ「スクリーンのこちら側から・・・」に記事をアップしています。 このブログは今後も月に一度のまとめ記事をアップし続けます。 

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一番好きなのは、1930~50年代のフランス映画です。

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