Londonとわたしとアロマ
旅行
【カリブ海クルーズ 9】6日間の船上生活、ついにカリブの島 アンティグアへ
6日間船から見える景色はひたすら海。
10月29日、早朝外でボートが発進する音がする!!
バサッとベッドから飛び出して外を見ると、一艘の小さいボートが私たちの船から離れていく姿が見えました。
なんだろう。
相棒に「Antigua に着くよ。アンティグアアンティグア~!」
寝ぼけ眼の相棒が、「パイロットボートだよ。もにゃもにゃ。」
パイロットボート Pilot boatとは、水先案内人 Pilotの方が乗り、大きな船が入出港時に港へ誘導してくれるボートのこと。
パイロットはその水域のことを熟知しているので安全に航行するように案内してくれる役割を果たしているのですね。
知らなかった~。
日の出とアンティグア。アンティグアだ~~~~~
アンティグア・バーブーダAntigua and Barbuda はカリブ海に浮かぶ島国。日本から見ると、こんな位置関係です。
人口は10万人。アンティグア島、バーブーダ島、レトンダ島、その他小さな島から成る国です。
首都はセントジョンズ
アンティグア島のサイズは、280㎢で種子島程の大きさです。私の出身地の群馬県高崎市の面積400㎢よりもずっと小さい。
上陸!相棒の初カリブ。訪問116か国目の国になりました。
船着き場ではウェルカムの演奏でお出迎えが!カリブの血が入ってないので、気分上がるようなまだ上がり切れないような・・・
各寄港地では、クルーズ会社 P&O Cruisesが様々な魅力的なツアー Shore Experienceを用意しています。
参加費用はそれぞれかかります。(すべて”クルーズカード”で引き落としされる)
例えば、アンティグアではヘリコプターツアーとか、ジップラインとか・・・
Zipline
ヘリコプターもジップラインもそんな高所、相棒が気を失っちゃいます。無理無理無理。
ヘリコプターツアーをしてきたという夫婦は空からの景色、火山も見れて大満足だったとのこと。でも参加費1人300ポンド(6万円!)したと聞いてびっくり。高ッ!
旅好き、”世界の国フェチ”の相棒、は、その土地を自分の目で見て回るのが好き。
タクシーを手配し、主要箇所を見せてもらいながら島を一周することにしていました。
私ももちろん一緒に。
タクシードライバーさんがお迎えに来てくれていました。
「目の前に見えるのが、首相夫人の家ですよ。」
首相 Prime ministerはガストン・ブラウン氏 Gaston Browne。
『カリブの島々』と聞くとターコイズ色の海、美しいビーチ、トロピカルな自然のイメージがパッと頭に浮かびます。
確かにそうなんです。でも、目で見てもっと色濃く感じるのは植民の歴史。
1493年コロンブスが発見。貿易と航海の基地として便利な地点に位置していたアンティグア&バーブーダ。
最初にスペイン、次にフランス、1667年にイギリスの植民地となります。今でも、イギリス連邦に属しています。
建物はコロニアル調。昔ながらの建物は、板を横向きに張ったパネリングの家が多かったです。
色はカラフルでカリブのカルチャー。
そこにプラスヨーロッパの影響と、奴隷として連れてこられたアフリカの人々の影響を両方感じました。
ちょうど11月1日はアンティグア&バーブーダの独立記念日。独立した年は、1981年。
町中に国旗が掲げられていました。
奴隷制度が廃止された後は、インドと中国から移民が流入。←イギリス永住権 Life In The UK テストでも出題された!
中国はアンティグアに非常に大規模な大使館を持っていましたよ。ひゃ~
強い中国勢力。アメリカ大使館さえも置かれてないのに。イギリス、日本もアンティグアに大使館無し。(日本は在トニダード・トバゴ日本大使館が兼轄しています。)
さて、小高い丘に向かって進んだところに現れたのが、
Weatherills Rekindled ウェセリルスという奴隷時代 17世紀のプランテーション地主の家。現在はホテルとして使用されています。
この英語の発音、「ウェセリルス」。RとLさらにはthも挟まれるとわたくし、無理です。相棒に笑われる~。
Weatherills Sugar Windmill Tower風車
ここは砂糖のプランテーションでした。1600年代にヨーロッパで砂糖の需要が増えます。だから栽培と,精製に多くの労働力が必要になって、奴隷に働かせたのですね。
サトウキビをすり潰すのに使われたのが風車。
なんだろうな。やはりその歴史は辛い。イギリス人相棒も心苦しそうです。
風車の上から見る景色。
(注)相棒は上りません。高所嫌い。
これで、砂糖キビを運んでいました。
ホテルの中の素敵なバー。
Carib カリブビールを爽やかな風の吹くエステートで。
10.43XCF(東カリブドル)≒590円
Weatherills Hotel
部屋は7部屋のみ。1泊35,000円から~
その昔は、100以上の風車がこの国にあったのだそう。風車は、アンティグアにおける奴隷制のシンボルとも言えます。
現在は、砂糖の生産はしていないんですよ。主要産業は、観光です。
※現在の世界5大生産国はブラジル、インド、タイ。中国、そしてアメリカ。
観光に力を入れるのはすっごくよくわかります。砂糖を生産するよりこうやってクルーズ船を迎えて、お金を落してもらった方が明らかに割がいい。
歴史があるから今がある。目の当たりにしたアンティグアでした。
アンティグアの国民食も食べました!それは次回に。
では、皆様 今日もいい一日をお過ごしください。
★参考 World history Encyclopedia Sigar Plantation
◆【カリブ海クルーズ 10】カリブの国 アンティグア・バーブーダの国民食
◆【カリブ海クルーズ 8】華やかな世界 船長の登場
◆相棒 115か国目に行った国
◆アンティグア・バーブーダもイギリス連邦に属しています。
→私もコモンウェルスのバトンを持った!
イギリスランキング
10月29日、早朝外でボートが発進する音がする!!
バサッとベッドから飛び出して外を見ると、一艘の小さいボートが私たちの船から離れていく姿が見えました。
なんだろう。
相棒に「Antigua に着くよ。アンティグアアンティグア~!」
寝ぼけ眼の相棒が、「パイロットボートだよ。もにゃもにゃ。」
パイロットボート Pilot boatとは、水先案内人 Pilotの方が乗り、大きな船が入出港時に港へ誘導してくれるボートのこと。
パイロットはその水域のことを熟知しているので安全に航行するように案内してくれる役割を果たしているのですね。
知らなかった~。
日の出とアンティグア。アンティグアだ~~~~~
アンティグア・バーブーダAntigua and Barbuda はカリブ海に浮かぶ島国。日本から見ると、こんな位置関係です。
人口は10万人。アンティグア島、バーブーダ島、レトンダ島、その他小さな島から成る国です。
首都はセントジョンズ
アンティグア島のサイズは、280㎢で種子島程の大きさです。私の出身地の群馬県高崎市の面積400㎢よりもずっと小さい。
上陸!相棒の初カリブ。訪問116か国目の国になりました。
船着き場ではウェルカムの演奏でお出迎えが!カリブの血が入ってないので、気分上がるようなまだ上がり切れないような・・・
各寄港地では、クルーズ会社 P&O Cruisesが様々な魅力的なツアー Shore Experienceを用意しています。
参加費用はそれぞれかかります。(すべて”クルーズカード”で引き落としされる)
例えば、アンティグアではヘリコプターツアーとか、ジップラインとか・・・
Zipline
ヘリコプターもジップラインもそんな高所、相棒が気を失っちゃいます。無理無理無理。
ヘリコプターツアーをしてきたという夫婦は空からの景色、火山も見れて大満足だったとのこと。でも参加費1人300ポンド(6万円!)したと聞いてびっくり。高ッ!
旅好き、”世界の国フェチ”の相棒、は、その土地を自分の目で見て回るのが好き。
タクシーを手配し、主要箇所を見せてもらいながら島を一周することにしていました。
私ももちろん一緒に。
タクシードライバーさんがお迎えに来てくれていました。
「目の前に見えるのが、首相夫人の家ですよ。」
首相 Prime ministerはガストン・ブラウン氏 Gaston Browne。
『カリブの島々』と聞くとターコイズ色の海、美しいビーチ、トロピカルな自然のイメージがパッと頭に浮かびます。
確かにそうなんです。でも、目で見てもっと色濃く感じるのは植民の歴史。
1493年コロンブスが発見。貿易と航海の基地として便利な地点に位置していたアンティグア&バーブーダ。
最初にスペイン、次にフランス、1667年にイギリスの植民地となります。今でも、イギリス連邦に属しています。
建物はコロニアル調。昔ながらの建物は、板を横向きに張ったパネリングの家が多かったです。
色はカラフルでカリブのカルチャー。
そこにプラスヨーロッパの影響と、奴隷として連れてこられたアフリカの人々の影響を両方感じました。
ちょうど11月1日はアンティグア&バーブーダの独立記念日。独立した年は、1981年。
町中に国旗が掲げられていました。
奴隷制度が廃止された後は、インドと中国から移民が流入。←イギリス永住権 Life In The UK テストでも出題された!
中国はアンティグアに非常に大規模な大使館を持っていましたよ。ひゃ~
強い中国勢力。アメリカ大使館さえも置かれてないのに。イギリス、日本もアンティグアに大使館無し。(日本は在トニダード・トバゴ日本大使館が兼轄しています。)
さて、小高い丘に向かって進んだところに現れたのが、
Weatherills Rekindled ウェセリルスという奴隷時代 17世紀のプランテーション地主の家。現在はホテルとして使用されています。
この英語の発音、「ウェセリルス」。RとLさらにはthも挟まれるとわたくし、無理です。相棒に笑われる~。
Weatherills Sugar Windmill Tower風車
ここは砂糖のプランテーションでした。1600年代にヨーロッパで砂糖の需要が増えます。だから栽培と,精製に多くの労働力が必要になって、奴隷に働かせたのですね。
サトウキビをすり潰すのに使われたのが風車。
なんだろうな。やはりその歴史は辛い。イギリス人相棒も心苦しそうです。
風車の上から見る景色。
(注)相棒は上りません。高所嫌い。
これで、砂糖キビを運んでいました。
ホテルの中の素敵なバー。
Carib カリブビールを爽やかな風の吹くエステートで。
10.43XCF(東カリブドル)≒590円
Weatherills Hotel
部屋は7部屋のみ。1泊35,000円から~
その昔は、100以上の風車がこの国にあったのだそう。風車は、アンティグアにおける奴隷制のシンボルとも言えます。
現在は、砂糖の生産はしていないんですよ。主要産業は、観光です。
※現在の世界5大生産国はブラジル、インド、タイ。中国、そしてアメリカ。
観光に力を入れるのはすっごくよくわかります。砂糖を生産するよりこうやってクルーズ船を迎えて、お金を落してもらった方が明らかに割がいい。
歴史があるから今がある。目の当たりにしたアンティグアでした。
アンティグアの国民食も食べました!それは次回に。
では、皆様 今日もいい一日をお過ごしください。
★参考 World history Encyclopedia Sigar Plantation
◆【カリブ海クルーズ 10】カリブの国 アンティグア・バーブーダの国民食
◆【カリブ海クルーズ 8】華やかな世界 船長の登場
◆相棒 115か国目に行った国
◆アンティグア・バーブーダもイギリス連邦に属しています。
→私もコモンウェルスのバトンを持った!
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