Londonとわたしとアロマ :イギリスの小さな町へ Bury St.Edmunds ベリー・セント・エドマンズ 1
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イギリスの小さな町へ Bury St.Edmunds ベリー・セント・エドマンズ 1

 
 イギリスのクリスマスリース 展覧会 【イギリス1人暮らし】メリークリスマス 2023
仕事中心の毎日の自分に嬉しい事をするため、
前から行きたいと思っていた町、Bury St.Edmunds ベリー・セント・エドマンズへプチトリップです。

ベリー・セント・エドマンズは、2021年に相棒とラベナム(ラベンハム)へ行ったときに立ち寄った場所。
ラベナムは、中世の木枠骨組みの家が残るかわいい村なんですよ。

さて、今回の本命、ベリー・セント・エドマンズ。長い名前を短くして多くの人から『ベリー』と呼ばれています。
ベリーはロンドンから電車で2時間50分
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イーリーからは34km、約30分で行けます。
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駅に降り立ちました!
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イギリスの駅って古めかしいですよね~。

あ、覚えてる覚えてる。こんな駅でした。
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ん?なんだこりゃ。
駅から近いスーパーTESCOに向かうと、煙を吐く大きな工場の煙突のようなものが見えました。
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あら、景観を損なうしこれは期待外れだわ~。
私が写真を撮っていると・・・

通りかかったご夫婦の奥さんの方に、
「何を撮ってるの?」
と私がスマホを向けている方を眺めながら不思議顔で声を掛けられました。

地元の人の目には「何も無いけど、どこに撮影する景色が?」と奇異に映ったのでしょう。
「初めて来たんですけど、歴史ある街に似つかわしくない建物が見えたから、おもしろいな~と思って・・・
あれは、工場か何かですか?」
と返すと・・・

「あ~。何かしら~。」とご存じない様子。
近くにいた旦那さんに聞いてくれ、旦那さんが教えてくれました。
「あれは、パースニップスから砂糖を作る製糖工場なんだよ。」

砂糖を作っているのね。それもパースニップ※から!!?
※イギリスではよく食されるニンジンに似た野菜です
砂糖は『さとうきび』から作られるものと思ってました。

帰宅してから調べてみると、あれは、イギリスの製糖会社 British Sugar ブリティッシュ シュガーの製糖プラントだったのでした。
おじさんが言っていたパースニップではなく、実際は『Sugar Beet テンサイ』から作っているようです。

イギリス国内でテンサイの栽培されている地域は、イーリーもあるEast Anglia イースト・アングリア地方 と 私の最初のホームステイ先ノッティンガムもあるEast Midlandsイーストミッドランズ地方
そうか~。イーリー.もテンサイ Sugar beetの生産地なんですね。知りませんでした。夏に成長、秋冬に収穫みたいだから、今後は”Sugar Beetかな~”なんて。畑を見る目も変わりそう~。

あのサイロのような高い製糖プラントに、収穫されたテンサイが集められるのですね。
砂糖はどうやってできるのかしら。
1、テンサイが洗浄されます。
2、細切りされたテンサイを湯に浸します。糖分が出てきてそれが、シロップ液に!
3、シロップをろ過して、熱する→乾燥→冷却。クリスタル化して砂糖になります。

イギリスの製糖会社は2社のみなんですよ。
1つはさとうきびSugar Caneから砂糖を作る Tate & Lyle テート アンド ライル
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あ、知ってる!見たことある!
もう1つがテンサイSugar Beetから砂糖を作るBritish Sugar ブリティッシュ シュガー
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これも知ってる!Silver Spoon これはBritish sugarのブランド名なのでした。

小さなプチトリップだけど、イギリスの産業の1つも知ることができました。
ご夫婦が「どこから来たの?」
「ベリーはとっても歴史ある町なんだよ。
大聖堂と、セントメリー教会は行ってね。」
「イギリスを楽しんでね。」

すっごく親切なご夫婦に会えて、嬉しいスタート。
ブログに書こうと思って、写真を撮ったのです。
”ブログも書いてみるものだな~”、”写真も撮ってみるものだわ。”
そんな風に思って軽い足取りで市内に向かいました。


10年以上前にノッティンガムを訪ねた時の話

イギリスの小さな村へ ラベナム



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