Londonとわたしとアロマ　

今日、ドライバーさんと病院について話していると、フリータウンの産婦人科で頻発している問題を聞かされました。
赤ちゃんの人身売買です。

最初耳を疑って、何の話なのか、聞き取れませんでした。

本文とは無関係です。ランチに行くときに通ったLumley market

シエラレオネの病院の看護師が、生まれたばかりの赤ちゃんを盗んでブラックマーケットの人身売買業者に売っていたというショッキングなニュースがあったというんです。
悲しすぎる。
お腹を痛めて産んだ赤ちゃんをこの手に抱こうと待っていると、
看護師に「あなたの赤ちゃんは亡くなりました。」と言われ、実はその裏で既に看護師から売人に手渡されているのです。
それも、3万円程度で！！人の命をお金にするなんて理解できない！
双子を生んだはずがそのうち一人が人身売買業者に売られてしまったというケースもあり、それもたぶん氷山の一角。

本文とは無関係です。ランチに行くときに通ったLumley market

調べてみると、シエラレオネだけでなくアフリカでの新生児人身売買は以前から問題になっていました。
盗まれるどころか、母親が自ら売ることもあるのです。1万円にも届かないお金の為に。
貧困が生む悲しい現実です。
理由は一つではないけれど、教育も足りません。
知識が無い、倫理観も不足する、適切な判断ができない。

私の場合、事実を知ったことをまずは意味があったとしたい。しかし現実を直視するのが辛い。
ああ～～～。

◆シエラレオネ　伝統的な薬
◆カップルの冷戦　納め方

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