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解体工事再開
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解体業者D社が解体しきれず、
基礎が残された状態。
全国区の建築会社A社が、
解体工事を引き継ぐ
ルールに則り、
工事内容、期間、発注者などを告知した プレートが掲げられている。
2018年2月22日
大会社のA社は、技術もあり、
粛々と解体作業を進め、
更地になりました。
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しかし、我々の代理人H弁護士から
最初の解体業者D社の代理人弁護士に
壁の補修作業について申し入れるも、
大きな穴を開けた1か所のみの非を認めるのみで、
壁全体の補修工事を行うつもりはないとのこと。
しかし、冬の間 そのまま放置することは、
壁の傷に 雪や雨が降りかかり、染み込み、
腐食が進む恐れがあるため、
我々のH弁護士と相談し、
自分たちで費用を立て替え、
できるだけ早く、補修工事を進めることにしました。
補修工事前の傷部分をマスキングテープで記す。
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傷部分を拡大

さあんチャキじじ宅の屋根に付いた足跡
おそらく 解体工事業者が足をかけたに違いない!
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そこで、K社の弁護士を通じ、
A社の新築工事の日程表を入手し、
新築工事が始まる前に 足場を組み、
壁の補修工事に取りかかることにしました。
K氏の代理人A弁護士と調整し、
4月12日~5月2日までの期間に
補修工事を行うことで調整。
なんだか、こちらが新築工事を中断させ、
間を縫って補修工事をさせてもらっている感じで、
本末転倒のような気がします。
気分悪い!
自費の補修工事の足場

N社に見積りと、補修工事を依頼し、
費用は 874,800円
H弁護士の委任着手金は 36,000円 (108,000円を3軒で折半)
知人の紹介のため?格安のようです。
安物買いの銭失い?
大丈夫かな?
全面勝訴になれば、
補修費用と利息が全額戻ってきますが、
それでも、弁護士費用や諸経費は自腹です。
また、弁護士への成功報酬(10~15%)も自腹になります。
さらに、裁判所へ提出する書類代や印紙代も
立て替えた弁護士に 後日支払うことになります。
補修工事に先立ち、
我々H弁護士から K社とD社へ損害賠償を求めて、
裁判所に「調停申立書」が提出され、
2018年(平成31年)2月19日
名古屋簡易裁判所で
「損害賠償等請求調停事件」として
第1回調停が開かれることになりました。
(その10)へ
隣家トラブルの登場人物・会社など
(被害者・又は原告側)
・さあんチャキじじ … ブログ筆者、解体工事の西隣に在住、今回の訴訟の原告
・E氏 … 解体工事現場の東隣に在住
・T氏 … E氏の娘婿(大手建設会社社員)
・O氏 … 解体工事現場の南側に在住
・N社Y氏 … さあんチャキじじの住まいの建設業者
・H弁護士 … 最初に調停を依頼した代理人弁護士
・M弁護士 … 名古屋地裁、名古屋高裁への訴訟に係る代理人弁護士
(加害者、又は関係者、被告側)
・K社 … 海運会社、解体工事前には鉄筋3階建ての社宅を所有
以前は、他の海運会社を経営する父親が長い間住んでおり、以後、社宅とした。
チャキじじと、この父親との相隣関係は良好。
・K氏 … K社の会長、父親の死後、勘当されていた長男が相続し、
この地に舞い戻り新社屋を建設。
父親の人望が厚く、近隣住人はK氏の振る舞いに油断していた。
・D社 … 解体業者(元請け)、K社が発注した解体業者
・I氏 … D社の社長
・O社 … O社の下請け、外国人労働者(トルコ人)を雇用
・A社 … 新社屋建設会社(全国規模の大手建設会社)
・A弁護士 … K社の代理人弁護士。業界では有名な強面の弁護士
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コメント
さあんさんへ
ひびき さんへ
コメントありがとうございます。
この憤りを解消するには、
弁護士を雇って争うしか無いところが辛いですね。
この憤りを解消するには、
弁護士を雇って争うしか無いところが辛いですね。
どうして被害者が金を払わないと行けないのだ。
勝ったとしても、全額戻る訳でもない・・・
憤りを感じるな。