ココア「さ、どーんと来なさい！」

貴文「その……朝から……こ、股間が痛くて」

ココア「こ……えっ？」

貴文「つまりその。いわゆるチンコが――ってほらな！　やっぱり女の子に言っても仕方ないよ！　ごめん！」

ココア「お、おちんちん痛いの……？」

貴文「うん……さ、この話はなし。また病院でも行ってみるよ」

ココア（確かにおちんちんなんてよく知らないよ……）

ココア（昔お兄ちゃんのを見た事はあるけどあれも間違えてお風呂を開けちゃって、一瞬だったし…………）

ココア（でも大事なクラスメートが悩んでるんだ！　何か力になりたい！！）

ココア「佐藤くん！！」

貴文「うわ！　どうしたんだよ急に大声で！」

ココア「おちんちん見せてみてよ」

貴文「……はあ！？　い、嫌に決まってんだろ！」

ココア「例えば佐藤くんが見えない部分に発疹とかがあるのかもしれないよ！？　見てわからなかったら病院に行くと良いよ」

貴文「いやいや、まずいってそんなの！　女の子にチンコ見せるなんて……」

ココア「おちんちんくらい見た事あるもん！
」

貴文「ええ！？」

ココア（嘘はついてないよね……）

ココア「ささ、ほらほら。ぽろーんと出しちゃってよ！　ぽろーんと！」

貴文「調子狂うなあ」

貴文「というか、こんな往来で出せるわけないだろ！」

ココア「あ、そかそか。ごめんね。じゃ、コンビニ行こっか」

貴文「うん……って！！　出さないから！」

数時間のち。昼休み。

博之「佐藤、食堂行かね？」

貴文「お、田中か。良いな、行くか」

ココア「佐藤くーん！」

貴文「保登さん？」

ココア「ねね、ちょっと付き合ってくんない？」

博之「何だよ保登～。お前佐藤とできてんのかあ？」

ココア「そんなんじゃないよ！　さあ行こ！」

貴文「え、あぁ……」

貴文（まさか今朝の事とは関係ないよな？）

ココア「着きましたね！！」

貴文「校舎裏に呼び出してどうしたのさ。何か手伝う事でも……」

ココア「よーし、ここなら誰も来ないね。おちんちん出して！」

貴文「よし来た……って、はあ！？」

ココア「痛いの見てあげるよ！　ほら！」

貴文「いや良いって。ちょっとましになってきたし！　それに腹へってるし……」

ココア「後で私の焼いたパンあげるから！　それに病気とか怪我って、落ち着いたからって治ったとは限らないんだよ。リゼちゃんもそう言ってた」

貴文（誰？）

ココア「出さないなら私が出すよ！」

貴文「ちょっ……！」

ココア「はい、スカートに手を掛けましたー！」

貴文「お前が脱ぐのかよ！！」

ココア「冗談だよ。ほら、女の子にここまでさせといて何もないの？　出してくれたら私が見て、おしまい。エッチな事でも何でもないよー！」

貴文「充分エッチだよ！」

ココア「それに私、弁護士さんかパン屋さんになりたいの！　おちんちんくらい見てないと務まらないよ！」

貴文「務まると思うよ……」

ココア「さ、出して。ね？」

貴文「ぐっ……」

貴文（これじゃあ埒が明かない。こっちにだってやましい気持ちは無いんだ。さっと出して終わろう）

貴文「一瞬だけだぞ……」

ココア「わーい！　おちんちん！　おちんちん！」

貴文「はしゃがないで！」

貴文「うぅ……何だか緊張するなあ」

ココア「ち、ん、ちん♪　ち、ん、ちん♪」

貴文「それやめて……」

貴文「くっ！」

ココア「わあ！」

ココア「これがおちんちん！」

貴文（顔を近づけないで……）

ココア「へー、ほー、ふーん……」

貴文「み、見た事あるんじゃなかったの？」

ココア「え！　あ、うん。勿論だよ。あ、『もちろん』と『モロチン』って似てるよね」

貴文「知らないよ！　見るならさっさとしてよ！」

ココア「う、うん……」

ココア「えっと……このぶら下がってるのがタマタマだっけ……」

ココア「裏も見るね」

貴文（うぅ、イメージと違って冷たい手）

貴文（ひんやりしてて気持ちいい）

ココア「えー、タマタマ、しわしわでございます。毛も数本生えています」

貴文（実況するなぁあ……）

ココア「次は本命のおちんちんに手が移ります。えー、保登さん、これはどうでしょう」

ココア（低音）「ふむ、中々のおちんちんですな」

貴文（わけがわからん……）

ココア「んー……」

貴文「終わった……？」

ココア「うん。傷とか発疹は無いみたい……」

貴文「だろ？　まあまた酷くなったら病院に行くからさ」

ココア「そうだね。何かごめんね」

貴文「いや、こっちも……その、ありがとな」

ココア「えへへ、どういたしまして」

その後、半分になった昼休みで、保登さんから手作りのパンを貰った。おいしかった。

次の日からも何だかんだ保登さんとは時々話すようになった。

一方、俺のチンコは実は癌におかされていて、三年後に切除する事になるのだが、それはまた別のお話。

おしまい

くぅ～疲れましたw これにて完結です！
実は、女の子がおちんちんと言ってるだけで興奮できるこの性癖が始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご興奮を無駄にするわけには行かないので大好きなココアちゃんで挑んでみた所存ですw
以下、ココア達のみんなへのメッセジをどぞ

ココア「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと大胆なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね！」

リゼ「いやーありがと！
私のかわいさは二十分に伝わったかな？」

貴文「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいな・・・」

裕之「見てくれありがとな！
正直、作中で言った俺の気持ちは本当だよ！」

ちんこ「・・・ありがと」ﾓｻｧ

では、

ココア、リゼ、貴文、裕之、ちんこ、俺「皆さんありがとうございました！」

終

ココア、リゼ、貴文、裕之、ちんこ「って、なんで俺くんが！？
改めまして、ありがとうございました！」

本当の本当に終わり

>>23
これ良いですね

>>25
ちゃんと読みましたか？

>>27
は？知らねえよ
ココアはレズだからおちんちんを見ても恥ずかしがりはしたもののセックスせずに終わったんだぞ
つかチンコとか同性に見られたり見るのも恥ずかしいよなあ？

俺は本番行為が嫌いなんだよ
だからavも見たこと無い

当然口淫や手コキも大嫌いだ

>>32
俺は拓海だ