No.0151
桜の下には・・・
桜もそろそろ見頃となってきましたね。以前にお知らせしました(→こちら)、演劇ユニットE.T.Cの「桜の森の満開の下」。
昨晩初日を拝見してきました。
一言でいうと、狂気と虚無、その間に横たわる果て無き深淵を覗き込んだ心地です。
3ヶ月半の間、精魂込めて作成した人形たちを、見事に操って下さった円地さん仲谷さんには本当に感謝です。
坂口安吾の描く女は全体、得体の知れない情感を内に秘めて不気味な魅力を放っており、一方男は単純素朴で、訳の分からないまま女に翻弄される、といった図式が多いような気がするのですが、円地さん仲谷さんはその図式を見事に描き出していた気がします。
また、耽美派で知られる川松さんは所作を非常に丁寧に演出していました。
きっと回を重ねる毎に円熟していくと思われます。
私はといえば、人形が会期中無事耐え得るか、演技を眺めつつも気が気でなかったので、最終日にもう一度心置きなく観劇しようと思います。
皆様もどうぞ、劇場に舞う幻の桜を眺めに、お運び下さいますよう。
さて、今年も始まりました。桜まつり骨董市。
今年は3/21(水・祝)から4/8(日)までの開催です。
残念なことに今回は出店が難しいのですが、最終日の撤収のみお手伝いに行きます。
マンタムさんのお店は今回も怪しいもの満載のようです。
上野公園の桜を愛でに行くついでに、どうぞふらりとお立ち寄り下さい。
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