No.0244
《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第一回 「神秘主義ー古代ギリシアから現代までー」レポート
先日お知らせさせて頂きました、《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第一回 「神秘主義ー古代ギリシアから現代までー」つつがなく終了致しました。伴田さんによれば20人くらい入るとの話でしたが、改修が進んでいなかったので、実際にはその半分くらいでいっぱいの状態でした。
集まった人数が大体そのくらいでしたので、ちょうど良かったです。
撮影:伴田良輔
全体の流れとしては、まず受講者の皆様にお茶とお菓子をサーブ。
この日の為にブレンドしたハーブティ「ヒルデガルトの薔薇」は、ラベンダー、エキナセア、フェンネル、マロウ、ローズのブレンドティ。
フェンネルは特にヒルデガルトのレシピにはよく登場するハーブです。
エキナセアは北アメリカ原産のハーブで、ヒルデガルトは使っていない筈ですので本当は入れたくなかったのですが、ラベンダーとエキナセアの代わりにカモミールを使ってみたところ、いまいちしっくり来なかったのです。
甘いのがお好きな方にはこれにローズジャムを入れて頂こうと思っていたのですが、そこまでの余裕がありませんでした。
受講者が揃ったところで会場を暗くし、以前に「エレウシスの密儀」をテーマにしたソロパフォーマンスを行った際に作成したテキストの朗読。
それから照明を明るくし、講義に入りました。
オカルティズムとは何か、というところから始まり、自己紹介を兼ねた、私とオカルティズムとの関わり。
用語解説など。
そして、西洋神秘主義の変遷。
内容的に、キリスト教神秘主義を中心に取り上げることになりました。
長南さんが作ってくれたスライドが、非常に助けになりました。
撮影:黒い瞳
神秘家で取り上げたのは、「不可知の雲」の作者、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、マイスター・エックハルト、アヴィラのテレジア、ヤコブ・ベーメ、エマヌエル・スエーデンボルグ、ウィリアム・ブレイク、リジューのテレジアなどを中心とした十数人。
ヒルデガルトの作曲した曲をずっと流していたのですが、ここでブレイクの詩になる事実上のイギリス国歌「エルサレム」を聞いて頂きました。
そして、西洋以外の神秘主義として、長南さんに、密教について少しお話して頂きました。
撮影:神崎悠雅
最後に質疑応答。
ガイドになる書物を聞かれる方が多かったので、導きとなる小説として、P.K.ディック「ヴァリス3部作」、ヘルマン・ヘッセの諸作品、バルザックの「セラフィタ」等をご紹介しました。
次回ゲスト講師のハフリーヌさんをご紹介し、次回のテーマ「神道の構造 祓ひ・祝詞・祟り」をご案内。
撮影:由良瓏砂
次回は6/21(金)19:30~21:00となります。
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