Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ -

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31

23:43
Thu
2019

No.0219

沖縄を巡る・前編 ガンガラーの谷、おきなわワールド

三隣亡展の為に松山に行った時、LCC航空券の安さに衝撃を受けた私は、アジアの国に行ったことがないこともあり、相方の誕生日の1月27日に海外旅行に行こうか、と計画を立てました。
冬に行くならどこが良いか、などと色々調べて、香港に目星をつけたのです。
ところが基本的に出不精の相方は、外国なんて言葉は通じないし治安は悪いし魅力が分からない、行きたいならプレゼンしろ、などと言います。
じゃあ国内ならどこ、と話し合っていると、沖縄はどうかと言い出しました。
紫外線恐怖症で部屋にも決して日光を入れない彼の思いがけない言葉に、私もその気になり、沖縄旅行の計画を練り始めました。
沖縄に行くなら戦争遺跡は行きたいし南国の綺麗なビーチは外せないかな、と思いつつ、はっきり言って地理が全く分かりません。
沖縄大好きだという事務所の社長と、武蔵野市倫理法人会の会長にそれぞれお勧めを聞いてみたところ、社長は「小浜島とか離島。本島なら美ら海水族館」、会長は「首里城や琉球王国の史跡」との回答でした。
いつもの如く私が忙しくて全然手が回らずにいるうち、相方がプランを立てていてくれたのですが、水族館は最初から計画に入っているけれど、首里城周辺は難しいとのこと。
今回は相方の誕生祝いでもあるので、彼が行きたい場所中心でいいや、と、任せることにしました。



仕事から帰って荷造りしてすぐ寝て、暗いうちから起き出して出発。
とても寒い日だったのですが、沖縄は秋の気温だと言います。
コートは大袈裟だろうし、でも防寒着持ってないし・・・と悩んだ挙句、部屋着にしているジェラート・ピケの暖かいパーカーをアウターにすることに。
駅へ向かう途中聞かれました。
「カッターとか鋏とか大丈夫?」
「あっ!」
ペンケースにカッター入れっぱなしでした。
2回も手荷物検査に引っ掛かったのに何て迂闊だったんだ!どこかに預けられないかな・・・考えた挙句、駅の近くの電話ボックスに隠すことにしました。
乗り継ぎも滞りなく成田空港第二ターミナルに到着。時間もあるし朝食にしよう、というと相方は「絶対嫌だ。搭乗口前まで行かないと安心できない」と言います。
松山行きの際の乗り遅れが余程トラウマになっているらしいです。
チェックインカウンターが開くと同時にチェックインを済ませ、保安検査場へ。
ここで、トラブルが発生しました。
私の荷物は2回機械を通されたものの無事クリアしたのですが、何と相方の荷物が引っ掛かっています。
「どうしたの?」
「十徳ナイフ入れたままだった」
何と、カフェバー営業で缶切りなどに使う為、相方が入手したアーミーナイフが入ったままだったのです。
人に注意しておいて、何やってるんだほんとに!!!
鋏やカッターの時はさくっと没収した係員さんも流石にそれは躊躇われたらしく「航空会社のカウンターで預かってもらうか、コインロッカーに入れて下さい」とのこと。
仕方なく戻り、コインロッカーを見ましたが、3日預けるとそこそこの金額になってしまいます。
航空会社のスタッフさんに聞くと、カウンターの係員に言えば何とかしてくれるだろうとのことなので、その時はかなり列ができていましたが、並んで順番を待ちました。
やっと番が来たので係員に預かってもらいたいと言うと「そういうサービスは行なっていません。手荷物扱いだと4千円かかります」とにべもありません。
コンビニでレターパックを買って自宅に送る、という方法を教えてくれたので最初からそうしていれば!と思いつつ急いで購入し、無事ポストに投函。
搭乗口に来た時には、もう出発時間間際になっていました。

4時間近いフライトで、那覇空港に着いたのはお昼過ぎ。
曇りとの予報でしたが晴れ間が見えていて、確かに東京より大分暖かいものの、上着無しだと肌寒いくらい。
軽いパーカーがとても役に立ちました。
モノレールで隣駅のレンタカー屋さんに行き、レンタカーを借りて向かったのは、ガンガラーの谷というところ。

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私も沖縄のガイドを見て、気になっていた場所です。
ただし、ツアーに参加する時間はないとのことで、入口のケイブカフェでお茶だけすることに。

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メニューにあったのはドリンクとアイスクリームだけだったので、ホットコーヒーと塩バニラちんすこう、紅いものアイスを頼みました。
鍾乳石がにょきにょきと下がる大きな洞穴の中でお茶ができるなんて、不思議な気分です。
それから道を挟んだ反対側にある、おきなわワールドというところへ。

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この中には、国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」があります。
鍾乳洞好きとしては、ここは絶対に行きたかったスポットです。
まず、ハブ資料館に向かいました。
ハブだけではなく、様々な蛇や爬虫類が展示されていて、資料も充実。
入口のタンカンと名付けられたイグアナは、グリーンイグアナのようなのですが、何故か綺麗なオレンジ色。

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蛇と触れ合えるコーナーもあります。

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ハブショーも見たのですが、何でも以前はハブやコブラとマングースの戦いを見せていたのが、動物愛護法などが原因で今では水泳対決(笑)を行うことになっていました。
蛇はいつもはウミヘビを使うそうなのですが、この日は体調が悪いとかで、代打のアカマタが出場。
どちらが勝つか予想して下さい、と言われ、数十人の見物客のうちマングースの勝利を予想したのは、私を含め12名。
ところが「よーいどん」の合図で水中に落とされた二匹のうち、マングースは必死の水かきであっという間にゴールしたのですが、アカマタは全然進もうとしません。

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最終的にはのんびりとゴールしましたが、完全にマングースの勝ちでした!
泳ぐマングースを写真に撮りたかったのですが、早すぎて間に合わず・・・。
可愛らしい勝負に、観客は大喜びでした。

お次はいよいよ、玉泉洞です。
入口入ってすぐの広間が、もう圧巻。

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ライトアップもどぎつくなく、程好い感じでした。
全長5000mあるそうなのですが、公開されているのは890mに過ぎないのだとか。
それでもかなりの長さがありましたし、様々な場所があり、鍾乳石のタイプも多種多様。

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今まで見た国内の鍾乳洞の中では、最もバラエティに富んでいたと思います。
洞窟の中は何故か暖かく、それも不思議でした。

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少し気になったのは、先が折られている鍾乳石が非常に多かったこと。
洞内の整備の為であれば仕方がないのですが、心無い見物客の為だとすれば、情けないことです。
鍾乳石の形成には恐ろしい程の時間がかかっているのだから、安易にそういうことをして欲しくないと、心から思います。

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鍾乳洞内で撮る写真は大抵いつも光が足りない為にぶれていて、残念な気持ちになるのですが、今回は新しいスマホのお陰で、暗い中でも綺麗な写真が沢山残せました。

大満足で鍾乳洞を出て、琉球王国の古民家などもゆっくり見たかったのですが、そろそろ出ないと時間が、というので駆け足で見て周り、車へ。

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翌日は朝から美ら海水族館に行くので、この日のうちに本部半島まで2時間程の道のりをドライブすることになっていたのです。
沖縄に来て印象的だったのは、建物の色。新しいマンションなどもみな、壁がクリーム色で屋根がオレンジなのは、伝統的な家屋の配色を真似た為でしょうか。
その屋根の色は、恐らく土の色なのではないかと思います。鮮やかな赤土の崖が、ドライブ中もあちこちに見られました。
素焼きのシーサーも、その土で作られているのでしょうか?
あらゆる建物に色々な姿態のシーサーが、入口には両側に二匹、屋根には真中に一匹、と居るのが、とても面白く見えました。
空は青く、雲がもくもくと湧き上がっています。
日が沈み出してからも、南国だけあって本土より日が長いようで、19時頃まで空の一部が赤く見えました。
暗くなってから、美ら海水族館近くのホテルに到着。
チェックインしてから夕飯どうしよう、と言うと、疲れている相方はアイスしか食べてないのに「コンビニでいいや」と言います。
でも折角のお誕生日にそれも寂しいので、近くのホテルのレストランに行ってみることに。
炊き込みご飯ともずく酢、サーターアンダギーの付いたソーキそば定食と、スクガラス島豆腐、海ぶどうのサラダを頼みましたが、残念ながら海ぶどうは品切れでした。

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ソーキそばは初めて食べましたが、麺がきしめんのようだと思いました。ソーキは柔らかくて美味しかったです。
帰りにコンビニで、ケーキ代わりの苺パフェを買い、部屋でお祝いしました。
車で5分のところにある姉妹ホテルの大浴場が使えるとのことでしたが、遅くなってから行こうと思ったらシャトルバスがもう終わっていたので、諦めてユニットバスで入浴。
部屋はとても広かったのですが、バス・トイレが一緒というのは、ちょっと頂けなかったです。

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23

23:29
Wed
2019

No.0218

ねこの下僕展ありがとうございました!!

シェアスペースSENさんにて開催された「ねこの下僕展」、無事終了致しました!
私は搬入と搬出にしか伺えませんでしたが、場所の割に沢山の方にいらして頂いたようで、良かったです。
私が展示を始めた当初からいらして下さっているお客様が、何と群馬から!お見えになったようで、しかも入れ違いだったらしく・・・とても残念。

SENは古民家をそのまま使用したスペースで、写真で見るよりずっと素敵でした。

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お誘い下さったkomakoさんの和装アクセサリも常設で委託販売されていて、最近和洋mixコーデにはまっている私のまさに欲しいと思っていたカチューシャを、搬入日に購入させて頂いたのですが、SENさんに素晴らしい螺鈿細工の唐木のソファと椅子があり、そこでカチューシャに合うコーディネートで撮影したら素敵かも、と思い、最終日の20日には着物で行きました。

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横須賀に住んでいる妹が来てくれるというので、お昼過ぎに京急大津駅で待ち合わせ。
小学生の二人の姪のうち、下の子は全身猫の模様の入ったお洋服で、気合を入れて来てくれていました!
会場に行く前、近くにある複合施設の焼肉屋さんでランチをすることに。
普段殆ど洋食屋さんかファミリーレストランしか行かない私には、焼肉はとても新鮮でした。そういえば実家でも焼肉に行ったことなど無かったような気がします。
母は先日初めて回転寿司屋さんに行って、勝手が分からず困ったとのこと。
私も数年前に友達に連れられて初めて回転寿司屋さんに入った時、何もかもが珍しくてはしゃいだ記憶があります(笑)。
上の姪がホルモンが食べたいと言うので一つをホルモン、他の三人はカルビのランチにしたのですが、食べ盛りの姪たちはそれでは足りず、2皿を追加。



それから妹のお友達と駅で合流し、SENに向かいました。
オーナーさん、出展者のSharon no Kazeさんとkomakoさんが出迎えて下さいました。
猫好きだというお友達も妹も、Sharon no Kazeさんのグッズが気に入ったようで、色々とお買い物をしていました。

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以下、展示風景は搬入時に撮影。

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左:CHIMIRUさんの羊毛フェルト。とてもリアル!中:きぬたさんのデフォルメが可愛いポシェットやがま口。右:柳すいさんのファンシーなイラスト。

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左:komakoさんの猫みくじ、可愛かった!私は大吉でした。右:渡邊萠さんの、紙風船のようなまん丸猫ちゃん。

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Sharon no Kazeさんのグッズ色々、盛り沢山。

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私の作品、左:ルリさんと長次郎がモデルの「猫陰陽」。右:ちびたがモデルの「おかめ猫」。

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私の作品、左:オブジェ額「猫宇宙」。右:油彩画「観察者」。

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床の間に飾ってあるものたちも、とても高級感があります。

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のれんのように下がっている小物たちは端切れで立体的に作られていて、とても精巧。妹がしきりに感心していました。

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玄関。

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門のところで妹が撮ってくれました。

近かったら度々行きたいくらいなのですが、遠いのが残念!
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17

02:32
Thu
2019

No.0217

金の海に浸る夢

初夢で一富士二鷹三茄子の夢を見ると縁起がいい、とか、縁起がいい夢を見る為に枕の下に宝船の絵を入れて眠るといい、とか言います。
昔の人は、一年の吉兆を占うのに、夢に対してそれだけ期待をかけていたということなのでしょう。

夢と言って私がすぐに思い浮かぶのは、フロイトの「夢判断」やユングの「夢分析」。
フロイトが夢の中に現れる象徴を大体全部性的衝動に帰したのに対し、ユングはもう少し広く、無意識からの訴えかけととります。
ユングによれば、無意識は底の方では、人類共通の領域である「集合的無意識」に繋がっていて、その領域に様々な「元型」と呼ばれる像があります。
元型には、以下のようなものが挙げられます。

自我(エゴ):意識の中心、認識の主体。意識内にある唯一の元型。
影(シャドウ): 自我を補完する作用を持つ元型。ネガティブな側面であることも。
アニムス:女性の中の男性的・理性的原理。
アニマ:男性の中の女性的・生命的原理。
太母(グレート・マザー):偉大な母。すべてを受容する慈悲深い面と、子を吞み込む恐ろしい面とを併せ持つ。
老賢者(オールドワイズマン):教え導いてくれる父。否定的な側面としては、支配力の強い暴君として現れる。
自己(セルフ):心全体の中心、完全性を表す。
永遠の少年(プエル・エテルヌス)/永遠の少女(プエラ・エテルナ) :大人になれない子供。
トリックスター:、既成の価値観や規範を破壊する元型。
創造のデーモン:自我を創造(創作的活動)へと掻き立てる。同時に破壊をももたらす。

夢を通じて無意識を汲み上げるという手法は、芸術活動においてはシュルレアリストたちが取り入れました。
彼らは夢に現れたモチーフをカンバスの上に再現し、無意識の広大な領域を描き出し、あらゆる規範から解き放たれ自由を取り戻そうとしたのです。

さて、私の今年の初夢は何だったかと言うと、それが覚えておりません。
夢には並々ならぬ関心を抱いていて、一時期は夢日記を付けていたこともあるのですが、不思議なことに日記を付けている時は結構頻繁に夢を見ていたものです。
いや、夢は毎夜見ているのだけど忘れてしまうだけだと言いますから、頻繁に夢を覚えていた、というのが正しいのかも知れません。
しかし、常になんだかんだで忙しく、毎晩布団に潜り込むや否やぐっすりと眠ってしまうという生活が長く続いているので、夢を見るような浅い眠りから徐々に起きる、という生活が殆どできません。
目覚ましに叩き起こされ慌しく支度をして外へ出る、という状態だと、おちおち夢を記憶している暇も無いらしいのです。

ところが、今年からご縁があって武蔵野市倫理法人会というところに入会することになり、その入会式があるという日の夜。
倫理法人会の活動はモーニングセミナーという、週一回朝に行なわれる会合が中心です。
出席は強制ではないのですが、入会式をやるなら寝坊する訳にはいかない、という緊張感で、夜中に何度か目が覚めました。
そんな浅い眠りが続いた為か、珍しく夢を覚えていたのです。
それは、イタリアに旅行に行くという夢でした。
イタリアと言っても地続きらしく、緩い山の斜面を電車が走り降りていきます。
私は何故か、電車に乗っていたのではなく、伴走していたような気がします。
やがて電車は、海に出ました。
そこは目的地のイタリアの海らしく、黄色い日の光が降り注いでいて、柔らかい明るい空気で満ちています。
海の中には沢山の人々が入っていて、海水浴をしています。
私も泳ぎたい、と、海に入ったあたりで、目が覚めました。

金色の光の中で海に入るなんて、何だかとても縁起の良い夢のような気がします。

実はこの海の夢を見るより前に、年始になってから覚えていた夢もあります。
それは、財布を無くす夢でした。
財布を置きっぱなしにしていたので気になって取りに戻ると、中身がすっかり抜かれていて、早くカードを止めなきゃ、などととても焦りました。

そして、この夢を見た少し後にも、覚えている夢があるのです。
TMネットワークのボーカル、宇都宮氏が、ステージの上から牡蠣を撒いている夢・・・。
起きてから相方に、「ステージの上からドリンクを撒くとかはあるけど、牡蠣は汁が服についたら嫌だよね」と言ったら、「それ発想したのお前だからな」と言われました。
これらの夢を分析してみると一体どういうことになるのでしょうか。大変気になります。

この度noteにて始動したクトゥルフリレー小説では、第一回執筆者の吉田氏が話の中にメンバーを登場させているのですが、私の設定にこの牡蠣の夢が取り入れられていました。
とても面白いので、是非読んでみて下さいませ。

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01

08

23:28
Tue
2019

No.0216

和装チャレンジ

皆さん、着物って着ていますか?
私は毎年、お正月には着物を着て実家に帰ったり神社にお参りをしたり(本当はクリスチャンなので、できないのですが)するのが恒例になっています。
夏に花火大会や夏祭りで浴衣を着ることもあります。
それ以外には、舞台や撮影などで衣装として着たり、神社仏閣などに行く時に着ることがありますが、せいぜい年に数回といったところ。
ところが、今年は何故か既に4回も着ています。


年越しに古代楼へ。

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鎌倉の実家へ。

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花園神社へお詣りに。

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武蔵野市倫理法人会の新年会で。

一応毎回、着物と帯の組合せ、髪型などはある程度変えていますが、帯揚げや羽織、履物やアクセサリなどはあまり変わり映えがしません。
持っているアイテムが少ないということもありますが、自分の中で、着物を着るなら合わせるのはこれ、みたいな決め付けがある気がします。

私の母は茶道と華道のお免状を持っている他、お琴もやっていて、着物も沢山持っていたので、何枚か譲り受けたのですが、渋い柄が多く、着付けもかなりうるさく言われました。
私も一度、着付けを習いに行ったこともあるのですが、なかなか習得できず、帯結びも半幅帯での文庫結びは何とかなるものの、お太鼓はおぼつかず、何時間も掛かって格闘した挙句諦めることもありました。でも、ある時から、帯をちゃんと締める事を放棄したのです。
着物研究家の知人によれば、お太鼓は江戸時代のある時期の流行がたまたま現在まで残ってしまったものなのだそう。

最近の結び方は、専ら片蝶結びのような適当アレンジです。
そうすると、着物を着ることに対するハードルも下がり、以前より気軽に着られるようになりました。
周りで着物を普段から着こなしている方達は、洋風アレンジなど自由な着こなしを楽しんでいる方ばかりです。
たまに着るから、ちゃんと着なきゃ、と思うのかもしれない。帯結びだけじゃなく、もっと色々固定観念に囚われずに着ても良いのかも。
年の初めに、何となく、そんなことを思いました。
今年は、モダンアレンジの着こなしに挑戦してみようと思います。



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01

04

21:39
Fri
2019

No.0215

ねこの下僕展

開けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

さて、今年一発目の展示のお知らせです。
横須賀にあります、古民家のシェアスペースSENさんの、猫をテーマにした展示に参加させて頂きます。
旧作の油彩他、オブジェ額や鉛筆画など、小品を数点出展致します。
鉛筆画のモデルは、先日の生地にも書いた(こちら)おかめのちびた、古物の師匠でアーティストのマンタムさんの飼い猫のルリさんと長次郎。
マンタムさんも最近横須賀に引っ越しましたし、私の妹も横須賀です。
私自身も高校時代からちょこちょこ遊びに行っていたり、横須賀を拠点に活動していた劇団「劇派」の舞台に何度か出演させて頂いたり、初めてのグループ展も横須賀にあった画材屋さんのギャラリーだったりと、何かとご縁のある土地です。
横須賀といっても広いですが、シェアスペースSENの最寄駅は京急大津という駅で、私も初めて行くところなので、楽しみです。
お近くの方や、何かのついでがある方いらっしゃいましたら、是非お立ち寄り下さいませ。


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ねこの下僕展

2019年1月15日(火)~20日(日)11~16時
シェアスペースSEN
 神奈川県 横須賀市馬堀町1-21-1
 (京急大津徒歩7分)
TEL 046-823-7545
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ねこのモチーフを扱った作家様の作品が
期間限定でシェアスペースSENに集まります!
※1月16日(水)、Sharon no Kazeさんによるペットの似顔絵実演あり

出展者

きぬた
Sharon no Kaze
CHIMIRU
柳すい
由良瓏砂
渡邊萠
komako

写真から作るジャガード織りオリジナルペットクッション【ハグペット】

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