No.0174
ハート展&アガぺー朗読会 有難うございました♪
6月22日(金)-24日(日)開催したハート展、及び会期中イベントのアガぺー朗読会、つつがなく終了致しました。
23日のイベントは生憎の大雨でしたが、有難いことに小さなホールと階段が埋まるくらいのお客様にいらして頂きました。
いらして下さった皆様、お気に留めて下さった皆様には本当に感謝です。
旧内藤医院 アンティーク窓辺の内藤圭子様、あとりゑKULA-LAの渡邊萠様、色々とお世話になりました。
今回は地元の方が多くご参加されるので、告知などをすっかりお任せしてしまったのですが、随分と会っていなかった地元の家族・友人・知人たちや、東京からはるばるお越し下さったお客様もいらっしゃり、展示と併せて旧内藤医院の貴重な建物をご覧頂くことができました。
会期も短いし予定を空けて頂くのが難しいかな、と思ったのですが、考えてみたら旧内藤医院の存続に力を貸したいと思って企画したことでもあったのですから、もっと地元以外の方にも積極的に宣伝しても良かったのです。
会期が3日間だったのは、オーナー圭子さんの体調のこともあってなので、仕方ないことではあるのですが、朗読会など1日だけのイベントであれば度々開催しても良いかも、と思いました。
展示のテーマの「ハート展」は、プロテスタントのクリスチャンである圭子さんが、神の愛に因んで命名したもので、朗読会タイトルの「アガぺー」(神の愛を表すギリシア語)は私がそれに合わせて付けました。
朗読作品としては、以前に人形との二人?芝居として書いた、虐待された少女のお話である「ラヴェリアのハート」の台本を、朗読用に書き直しました。
操り人形セレナちゃんは、今まで3回程上演した際には、悠雅くんが操ってくれたのです。
最近NHKのドラマで朗読という表現形態を知ったというお客様は、実際に目のあたりにできるなんて、と感激されていました。
また、オリジナル作品ということに驚いたお客様も多かったようです。
元歌手でDJ(すぎやまこういち氏と一緒にFM東京のDJをやっていたそうです)の圭子さんは、聖書の朗読と萠さんのお嬢さん、Chiakiさんのフルートに合わせた寺山修二の少女詩集の朗読の他、シャンソンなど数曲をアカペラで歌って下さいました。
萠さんを交えたトークタイム。
展示作品のうちの一つ「ラヴェリアの枷」も、この台本と連動したオブジェ作品です。
「immaculate conception」はルルドで聖ベルナデッタの前に出現した聖母マリアを表した作品。祠は木村龍さん作。
そして今回の新作、「Gardians hands」は、助け合う沢山の手をイメージした作品。
本当はもっとうじゃうじゃ手を入れようかと思ったんですが、2組で意外と収まりが良かったのでこれだけにしました。
2組の手のうち1組は、実は以前東大寺二月堂参籠所で展示をした時に作った、十一面マリア観音のボツになった手。
最初に作ったものが大きすぎたので作り直したのですが、普通ならそんな不要なパーツは捨ててしまうところ、捨て難くて取っておくのが私・・・。
とうとう出番が来て、感無量です。
萠さんの人形教室の生徒さんの作品も、バラエティに富んでいて、人形じゃない人の方が多いくらいだったのが面白かったです。
私は旧友のアーティスト、まんまさんをお誘いしたのですが、彼女の出展作品は海岸の漂流物で作ったオブジェたち。
いずれの作品も自由闊達でしたが、それらを受け入れ空間に同化させてしまう懐の広さが、この古い洋館にはあるような気がしました。
好評のうちに終了した展示とイベントではありましたが、旧内藤医院の存続の助けとなる為にはまだまだ道半ばという感じがします。
今後も素敵な企画を開催していけたらと思います。
ランキング参加中。是非クリックお願いします!現在の順位も確認できます。
にほんブログ村