No.084
熱海風雲ツアー・前編
書きたいことは山のようにあるのに毎日が飛ぶように過ぎ去ってしまい、歯痒さしかありませんが、今月終わってしまう前に、4/2、3に行って来た熱海ツアーのレポートを。きっかけは銀座オプティミストのまちさんの「今度風雲文庫に行きましょう」の一言でした。
ヒトラーの遺品やナチスの資料で埋め尽くされた私設博物館!
高校くらいからナチス関連に興味を抱き、書籍を読み漁っていた私には、これは行くしかないという場所でした。
ツアー参加メンバーは他にまちさんがお声がけ下さった声優の野村道子さん、お友達でお客様のブリ様、やっちゃんの計6名。
当日は熱海駅で待ち合わせ。風雲文庫に電話したら翌3日は臨時休業とのことでしたので、早速タクシーで風雲文庫に向かいました。
風雲文庫入口
運転手さんは30分位なら入口で待ちますよ、と仰って下さったのですが、絶対30分で見きれる筈がありません。
取り敢えず行って来ます、と、以前は鐘楼に吊るされていた鐘だの仏像だの、何故か白雪姫の継母や七人の小人の石像だのがあちこちに配された庭を通り抜け、聳え立つ五重塔へ。
塔入口の手水鉢
入口にはいきなり横山大観の「国破山河在」の書と共に、終戦時の宮城前広場の写真や戦闘服のマネキンが飾られており、階段にもぎっしりと戦時中の遺品が。
神社が設えられてあったり、千人針や戦時下の日用品、陶製の手榴弾、紙製の兜など、当時の苦境が偲ばれる数々の品々。三島由紀夫の演説写真や書などもありました。
最上階の「夢殿」にはハーケンクロイツを光背にした観音像や古事記や日本書紀などの書物、横には巨大な鉦が設置され、床几が置かれて参詣所のようになっています。
窓からは熱海の海が見渡せて、そのうららかな光景は塔内の重苦しさとは対比的でした。
塔を出て本館に向かい、絶景の広がるロビーで既に同行者の皆様は下の展示室を見終わって珈琲を飲んでいます。
本館入口
ロビー中央にあるワルキューレのブロンズ像が素晴らしかったので撮影して良いか尋ねると、展示品は全て撮影不可とのことでした。
同行者には先に熱海城に向かって頂くことにして、急いで地下の「ヒーローの家」を見学に。
広くはないスペースですが、ここもガラスケースに展示品がぎっしり!ヒトラーが総督官邸で使用していた品々、描いた絵から、軍服やカーペットまで。
他にもナポレオンの印章や帽子、ワグナーのタクト、ビスマルクの使用していたベッド、吉田松陰の書簡、新撰組切込隊の甲冑、塔の入口にあったのと同じ大観の書や東山魁夷の絵、
そして武器系ではあからさまに実在が怪しいものまで・・・。
もっと見ていたい、と後ろ髪を引かれつつ、結局1時間は居たでしょうか。タクシーに戻り、熱海城へ。
以前、熱海旅行を計画した時、熱海城にビスクドール美術館があると知って行きたいと思っていたのですが、残念ながら今回調べてみたところ、閉館してしまっていたのです。
それで同行者と合流するも、結局熱海城には入らず。桜はまだ一部咲きくらいだったでしょうか。
花より団子ではないですが、お団子だけ食べて、宿泊先のザグランリゾートエレガンテ熱海へ向かいました。
お食事はほぼ全てのお料理に桜の花弁を象った食材が添えられ、とても美しかったです。
特に絶品だったのは、先付の桜豆腐。
こちらは前菜盛り合せ
食事の前後に、相方がやりたいというので遊戯室で卓球を。
中学の時卓球部だったのですが、最初は全然続かず。むきになってやっていたら段々楽しくなってきて、ラリーも10数回は続くようになりました。
その後は温泉にゆっくり浸かり、少し事務作業をしてから就寝しました。
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