No.0565
救急搬送記録
昨朝、初めて救急車で病院に運ばれるという経験をしました。今は帰宅し症状も落ち着いているので、忘れないうちに記録に残しておこうと思います。
事の発端は27日、何だかクラクラするなと思って熱を測ってみたところ、28度台。
今月半ばにも夏風邪で数日寝込んだのに、また?と思いつつ、さっさと治してしまおうと思ったのですが、翌日も治らず。
アポの予定があったので何とか出かけました。
29日の朝、また熱が上がったので、仕事を休んで病院へ。
症状としては、他に体のだるさと喉の痛みがありました。
コロナの検査もしてもらいましたが、結果は陰性でした。
薬を七種類ほど処方してもらい、夕方からバイトへ。
大雨の警報が出ていたので、オーナーから早上がりの指示が出て、早めに帰って休みました。
30日もやはり体調優れず、休んだのですが、この日は新しい仕事の面接があったので、それだけはなんとか行かねば、と頑張って出掛けました。
体調を崩してから食欲が全くなく、辛うじてゼリー飲料や梨を頂き、夜は悠雅くんが作ってくれる雑炊やにゅうめんを食べてから薬を飲んでいました。
熱が出ている時は本すら読めないのが辛かったです。
31日の朝、薬を飲むためにゼリー飲料を取りに一階へ降り、冷蔵庫からお茶を出して注ごうとしたところで意識が途切れ、次に気がついた時は横で悠雅くんが電話で何か一生懸命話していました。
その時はまだよく状況が分かっていなかったのですが「意識はありません」と言っているのを聞いて「あるよ」と答えたのを覚えています。
その後、台所から玄関の近くに移動されて寝かされているのに気付き、救急車が来ると言われましたが、トイレに行きたくなり、用を足している時に頭から血の気が引いていく感じがし、気づいたらまたトイレの床に倒れていました。
悠雅くんが必死で呼んでいるのが聞こえ、意識が戻ると頭が少し痛んで、全身から汗が吹き出ていました。
そうこうしているうちに救急隊員が来て、椅子のような形の担架に座らせられて救急車の中に運ばれ、そこで色々尋ねられました。
処方された薬を見て「ずいぶんたくさん薬出したなあ」と言っていました。
出発するまでにしばらく時間があったように思います。
途中で悠雅くんが「靴も要りますか」と気付いて取りに行ったりしていました。
受け入れ先が決まったのか、やっと出発。
サイレンを鳴らしながらしばらく走り、病院の救急外来から運びこまれました。
看護師さんがテキパキと処置して下さり、有難かったです。
着ていたパジャマ代わりのワンピースと下着は、汚れてしまっていたので処分してもらいました。
血圧を測ってから採血し、点滴を打ってもらい、心電図を撮り、部屋を移動して脳と全身のCTスキャン。
処置室では先生からも色々と問診を受けました。
「隣にも20代のあなたと似た症状の方が来てますよ、やっぱり数日間高熱が続いているみたいでね」
処置室では医師や看護師が、事務的なやり取りをしつつも和気藹々と話しているのが微笑ましかったです。
そのうちに「マイコプラズマ」という単語が飛び交い始めました。
何故か少し楽しそうに「マイコプラズマだね」「マイコプラズマかあ」というように話しています。
「何が?私が?マイコプラズマだとなんなんだろ。ていうか『マイコプラズマ』って言い過ぎじゃない?」
すると先生が
「あなたの隣の人、マイコプラズマだったよ。ですので一応あなたも調べてみましょう」
と仰います。
「マイコプラズマだったらどうなるんですか?」
「うーん、処置のしようがないので、このまま帰ってもらいます」
検査結果が一通り出たということで、先生に呼ばれました。
倒れたのは脳貧血で、脱水症状気味だったのだろうとのこと。
水分補給が十分でないと、血液がドロドロになって、貧血を起こしやすくなるそうです。
倒れた時に頭を打ったりしなかったのが、不幸中の幸いでした。
高熱が続くことに関しては、今色々な感染症が流行っているので、そう言った感染症の一つではないか、とのことです。
先日の病院でも検査しましたが、一応またコロナの検査もしてもらい、やはり陰性でした。
マイコプラズマでもなかったそうです。
何の感染症か分からないというのは、それだけ色々あって調べ切れないのと、何であれ対処療法しかないということなのでしょうか。
先生も薬袋の束を見てしきりと「ずいぶん薬出したなあ」と仰っていました。
「抗生物質は必ずしも必要じゃないと思うけど…漢方はまあ、好みだけどね」
と言いながら、薬はあまり変えない方が良いから、と、同じ薬を追加で数日分、処方して下さいました。
持ってきてもらった服に着替え、精算を済ませて、病院の外へ。
救急搬送されたのが11時くらいで、病院を出たのが17時くらいでしたでしょうか。
院内は寒いくらいだったのですが、外は暖かくてホッとしました。
少し体が痛かったものの、自分の足で歩けることに本当に感謝しました。
駅前のスーパーまで行って買い物したのですが、中が寒いので店の外で悠雅くんを待っていました。
ところが、立ち上がる時にまた立ち眩みがして、心配した悠雅くんがタクシーを呼んでくれて、タクシーで帰宅。
何から何まで面倒を見てくれた悠雅くんには本当に頭が上がりません。
いつもどうもありがとう。
最近は天候が不安定だったり、病気になるリスクも上がっていると思います。
皆様もどうぞ、ご自愛下さいね。
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