お犬様の執事の日記 2018年06月
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お犬様の執事の日記
我が家のお犬様との日々を徒然なるままに・・・
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我が家のお犬様!、

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あくせすかうんたぁ

いつか・・・その日が来る前に!
執事でございます。
行って参りました、日本動物高度医療センターとアニコムの株主総会。

私の今年のテーマは、唯一つ!
「ペットビジネスに係る企業として、災害対応に何ができるか!?」
でございます。

では、まず日本動物高度医療センターからか参りましょうか。
川崎(高津区)、名古屋市(天白区)、そして東京都(足立区)で二次診療として高度医療をペットに提供するこの会社。
1aa883ea7662cf3db2bfb1bdfea6ec58a_t.jpg
(イメージ画像、こんな感じでやさしく接してくれていると・・・)

総会開始後、わずか15分で議事修了!、で質疑応答に入ります。
質問に立ったのは、執事を含めて11名、内1名は二度質問。
(ちなみに総会参加者は40名程度)、
社長さん、1時間近くの時間を使って、それぞれの質問にまじめに答えていました。

一部、役に立ちそうな、質疑内容をご紹介します。
大株主の代理という女性から、
Q:健康管理システムの導入に着手と四季報で伝えられているが、本当ですjか?
A:取り掛かり始めています。
首輪に組み込んで、その子の健康状態を管理できるものです。
Q:大阪病院の開業はいつですか?
A:2020年度を予定しています。
Q:大阪病院以後、その他の地方に開業予定はありますか?
A:現状は未定です。

他の株主からは病院開業にあたっての資金繰りで質問がありましたが、その答えでは、
どうやら、大阪病院以降は自社病院建設ではなく、賃貸での展開を考えているようです。
他には、獣医さん、看護師さんたちの待遇、育成、配当、
知名度の向上にメディアの活用は!?、などなど質問がありました。
ちなみに、配当は、大阪開業後、その操業が軌道に乗ってから行いたいと社長さんが回答しておりました。
また、知名度向上に総会で女性に好評なものを配って口コミを狙ってはどうか?
対して、総会出席者だけだと不公正なので、その点を加味して考えてくれ!などなど・・

さて、いよいよ執事の出番でございます。
マイクを持つなり・・、
社長:いつもありがとうございます。(完全に覚えられています、ブラックリスト入り!?)

執事:地震が多い昨今、緊急時の対応はどのように考えていますか?
いわゆるBCP(Business Contingency PlanあるいはBusiness Continuity Plan)として具体的に策定は!?
その際に、ペットの同行・同伴避難が可能となるような対応は!?
回答(まず社長ではなく他の役員が):自家発電装置を備えています。
執事:・・・・・・(それだけ・・・それだけじゃあ・・・)、しかし、ここで引くわけには参りません。
続けてまくし立てます。
当社の病院は大都市中心、まさに直近!、大阪北部地震が起こりました。
そして、首都直下地震の可能性も言われています。その日が来る前に!
地方自治体と協力して、大地震(他の災害も含めて)の時には、
ペットとの同行同伴避難スペースの確保、必要な治療、薬品、物資の無償供給を考えてください。
費用は、地方自治体に持たせればいいのです。
都知事様は、このような取り組みはお好きな方でございましょうし、
実現できれば、会社の知名度も上がるはすです!
社長:ご指摘の取り組みは今後検討します。

粘り強い、悪く言えば、ひつこい私でございます。
どこかのマニュアル回答大好き会社とは違い、生真面目な社長さんには少しは響いたようでございます。

「自分は獣医なので、総会でのやり取り、管理部門的なことは慣れていなくて・・・」
と言いながら、まじめに答えてくれる社長さん、期待してますよ!
ついでに、知名度向上のことについて、
私の愛読させて頂いている、シェリーママさんのブログ
昨年の駒沢公園でのイベントの様子を
紹介して頂いたことをお伝えし、  記事はこちらです→”動物愛護デーin駒沢公園
質疑を終えた執事でございます。

任せたよ、社長さん!頼んだよ、社長さん!、
その日が来る前までに、唯一の上場動物病院として、
備えあれば、憂いなし!、でお願いします。

では、次と参りましょう。

アニコム、いわずと知れたペット保険のパイオニアでございます。
最近は、子会社でペットの遺伝子解析、再生医療も行っています。
犬の眼疾患である難治性の「乾性結膜炎(ドライアイ)」を対象に、
細胞を用いた再生医療の有効性を確認
したようです。
人への再生医療と同等の品質で提供できる画期的な治療のようで、
今後この治療による(連結決算での)収益も見込めるそうです。

アニコム、その総会は例年、冒頭5分~10分、
社長がペットに賭ける情熱などなどを熱く語るところから始まります。
「保険業→今後はペットの病気の予防に注力していきたい。
いままでペットショップ中心だった販売チャネルに加えて、ブリーダー、保護犬・猫へのチャネルに注力したい。
もちろん、譲渡会などにも積極的に係りたい。
今後、ペットショップでも生体販売は無くなるかも!?、日本でのペットの販売チャネルが劇的に変る可能性があると思う。
その変化に対応していきたい。」、
社長さん、こんなことを語っていらっりゃいました。

さて、総会ですが、
まず目についたのが、壇上の人数の多さ、
役員のほかに獣医師など合計で約25名ほどが壇上に!
しかも、会場の後ろから3列には会社関係者・取引先と思われる人たちが20名ほど・・・
正味の参加者は、約20~30名くらいでしょうか。。。。
過去によほど変な株主に絡まれたのか?、
ます、数で圧倒!、かなり用意周到でございますね。

ちなみに、お土産は、”腸内フローラ検査キット”(昨年と同じ)です。
1s_EPSON067.jpg

アニコム宛送れば検査結果が返送されてきます。

そして、
こちらも議事はさくさくと進み、質疑では執事を含め5名が質問に立ちました。
さあ、出番でございます!

執事:先ほどの中期経営計画で、(ペット保険の)新商品開発という話がありましたが、
災害が多い昨今、ペットの災害に対応できるものを企画してはどうでしょう?
幸い、当社はペットショップの販売チャネルを有しております。
ペットショップ、地方自治体と協力して、
大地震などの災害発生時には、ペットショップで同伴・同行避難可能なスペースの提供、
食料、ペットシーツなどの必要物資の無料提供行う、
その際の費用は地方自治体と防災契約を結んで、自治体が負担する。

こんな仕組みの保険、(あるいはアニコムが音頭をとるだけでも)できないでしょうか?
保険業については、私は素人なので詳しい仕組みはわかりかねますが、
ペットショップもこれなら災害後にも潰れることなく生き残れるはずです。

社長:すばらしい!!
執事:これは質問ではなく、提案です。これこそ、概念的にまさに保険!です。
企画担当取締役:すばらしいアイデアだと思います!

乗ってきました!
調子に乗った私は、他の株主の質問内容にも念押しします!
執事:先の株主の質問への回答で、ホームドクター(病院)紹介やカルテの共有、
DNAデータの飼い主への提供などを含めて行っていくとのことでしたが、
病院は、獣医の退職・移動などでそのその診療の質が変わってしまうことがあります。
そんな事情は考慮しているのですか!?
回答:そのようなことが無いように、均一的な質の医療が提供できる仕組みを心掛けます。
執事:それは・・・私、最近、”ブラックペアン”という医療ドラマにはまっていますが、
いわば・・・(佐伯式でなはく)カエサルでやる!、と言うことですね。。。
回答:はい、その通りです。(壇上では数名が・・あもわず微笑しておりました)

私、ちょっと悪乗りの感はありましたが・・・

最後に社長さんが、
「私、総会で株主と対峙するのはとても緊張するのです。変な株主もいますから・・・・
しかし、本日は、いいご提案も頂き、いい総会でした。ありがとうございました。
ご提案等は、今後もHPまで寄せて頂ければと思います。」

言うは易し、行うは難し!
いくら素晴らしいアイデアだと褒めて頂いても、それだけで実現できるとは思いません。
こうなれば、無い知恵を絞って、保険業としてこの仕組みが成り立つかを考えて、
本格的な提案メール送付にチャレンジしましょうか!

珍しく、最後に(よろしくお願いしますとの意を込めて)壇上の全員に一礼して、
会場を後にした執事でございました。



今は、「さらば・・・」、と言わせないでくれ。。。。
それは、似て非なる世界。
自分はそこに居るけれど、今の私ではない。
それは、果たして本当に存在するのか??
パラレルワールド・・・
これは、そんな別世界の「宇宙戦艦ヤマト」の物語・・・・

1s_EPSON061.jpg

やっと観てきました、第五章。
もはや、そう断言していいほどに、
ここにきてストーリーは、逆走、迷走大暴走。

最後の予告編、

1s_EPSON063.jpg

次章の冒頭は、ヤマト級二番艦 ”銀河”が登場・活躍するのだそうです。。。
で、もってこの小娘(失礼)様が艦長だそうで・・・・
脈絡もなく新しいキャラを登場させて、何を伝えたいのか?
もう制作陣のやりたい放題、「勝手にしやがれ!」状態となって参りました。

はたして、ヤフーの映画評を見てみると、酷評が目立ちます。
中身は、ヤマトファンではなくとも、最低評価したい内容ですが、
私なりの視点から。

TVでヤマトが放映された当時、番組には次回予告はありませんでした。
(今でも次回予告なしの番組は、ほとんどないのでは?)
そして、重要な回、七色星団決戦、最終回とかは主題歌からの入りではなく、
いきなりナレーションから始まったり・・・
だた、最後に、
「ヤマトよ、地球は君の帰りを!帰りだけを待っている・・・
地球滅亡まで、あと200とxx日・・・」
これが、心に響いたものでございます。

なのに、この制作者どもは、WEBで次章予告、ネタバレ・・・
しかもそれが大暴走の予感とくれば、
観る気をなくしてしまいます。。。。。

1s_EPSON064.jpg

そして、
「最後の5分、あなたは涙とともに衝撃の結末を目撃する」
とか、自画自賛しておりますが、
その最後のシーンはあきれ果てたものでございました。
ブラックタイガー隊隊長、加藤三郎が、
「引き換えに息子の病気を治す薬を与える」
との交換条件を飲み、ヤマトのエンジンを停止させてしまいます。
しかも、起死回生の波動砲を撃つ、その瞬間に!
そして、ヤマトは奈落へと落ちていくのです。
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生死を共に戦った仲間、上官を裏切ってまでも息子の病気を治したい・・・
それが家族愛!?、
地球存亡をかけた場面で家族愛を優先するのが、現代の選択肢!?
あり得ません。
いや、百歩譲って、自分のお犬様が人質に取られ、犯罪を強要されたら・・・
私なら、お犬様も助け、人質をとった輩もぎゃふんと言わせる方法を模索します。
また、組織よりも家族を選ぶ、
時として、それは一般人ではありかもしれませんが、
ヤマトクルーは、地球防衛軍所属の軍人、
こんなことをすれば、軍法会議で極刑です。
物語の根底を無視したストーリーです。

何故、こんなストーリー展開にするのか?
福井氏のWEBインタビュー記事を読んでみました。
気になったワードは、
「・・旧作では、皆で死んで見せるのが愛の形・・・特攻=今でいうなら自爆テロ・・・」
何を考えているのでしょう???

「違うっ!、断じて違う!」
確かに、特攻は忌むべき作戦、いや作戦とは言えず、
何より学徒出陣で、(軍人ではない)将来のある若者を死なせたことは、
大罪に値すると私は思ってますし、
その当時の指導者達を尊敬することはできません。
(私は、大学時代セミで特攻隊の生き残りの先生に教わりました。立派な方でした。
きっと、特攻で逝かれた方々の中には、先生と同じような方もたくさんいらっしゃったことでしょう。)
しかし、特攻の標的は、航空母艦を主とする兵器であり、軍です。
断じて、民間人や観光客を巻き込んだものではありません。
「お前の爺さんはテロリストだろう」
と、言われたら、
(もし私が若かったら)その場で、そいつをぶん殴ってやります。
自爆テロと同じというのは、亡くなった方の魂とその遺族への侮辱です。

描きたいのは、現代の愛の形!?
「自分勝手な愛の戦士たち」でしょうか!?
もしそうなら・・・・

私は、子供の頃から人様に迷惑をかけるな、
人様の役に立つ人間になれるよう努力しろ!
と教わってきました。
また、映画なり小説なり、ヒーローと呼べる人物は、
その想いを投影できる人物です。
人は、自分もこうなりたいと思い、それに向かって努力する。
良心のあるまともな人たちは誰でもそうでしょうが、
私達、日本人の中には、その思いは強いのでしょう。
はからずも、地震などの大災害の時によくわかります。
今回の大阪地震でもインフラ復旧のために自分の家庭も顧みず頑張っている方々がいらっしゃるはずです。
そして、思い出します。
東日本大震災の整然と列に並ぶ姿、世界から賞賛されたものです。
そんな私たちの多くは、
「人のために自分の命を賭する奴は愚か、
自分勝手な愛こそ正義、これこそ現代の愛の形」
などと自画自賛する輩には賞賛も共感もしないことでしょう。

この映画、秋からTV放送されるそうですが、
きっと見ないでしょうね。
「制作者をすべて交代させて作り直せ!」
とは、映画評にあった意見ですが、私もそう思います。
映画の残り二章は、観た方の論評を参考にしてから、
観に行くか否かを決めるつもりです。
酷評が多ければ、嘲笑の笑みを浮かべながら観るとしましょうか?
いかに、突っ込みどころがあったとはいえ、
「さらば・・・」の素晴らしさを再認識するために!



ヤマトについて書くのは、これを最後にします。
今回は、長々とお付き合いくださりありがとうございました。
次回からは、
また普通のお犬様の執事に戻って記事を書きたいと思います。

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アンドロメダ>>>>>銀河
(画像は全て、パンフ、映画観賞時配布の入場者プレゼント等より)

PS
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グレートヤマト
あの伝説のイスカンダルへの航海から1000年・・・
時に西暦3199年、当時の名前をそのまま受け継ぐヤマトクルーの子孫たち(古代進32世他)、
再びヤマトに集う、異次元宇宙よりの侵略者と戦うために・・・・
松本零士氏の原案のヤマト続編、
2001年~2002年ころに映画化予定だったそうですが、
大人の事情とやらで中止に・・・・どうせなら、これが観てみたかった。。。。