昔はそんなに無かったトラブルで最近ちょくちょく出ているトラブルがこれです。。
ストレイキングロッドとシフトレバーの差込ブラケットを固定しているネジの緩み。
初期症状はシフトレバーがやけにグニャグニャしてきて、進行するとニュートラルに戻らない(各ギアから軽く引き戻したり、押し戻すと自力で来る)症状。そして、最悪はギアが全く入らない状態(不動)になるのです。
私も遥か昔に自分の1号車のニスモ6速で起こりました。
幸い直ぐに原因と対策はできたので良かったのですが、あれから数年…。
忘れかけていました。(笑)
先日のコバルト号がYZで起こり、そのあと群サイで赤ゴー号にも起き、修理をしたわけです。
赤ゴー号は群サイで応急での修理でしたので、今回の入庫で再度分解して対策しておきます。
写真の前側の穴に入るネジが緩んだり、抜けちゃうんです。
私が考える原因はやはり熱によるネジロック材の劣化で起こる緩みではないかと思われます。
通常走行しているレベルでは起き得ないトラブルなんだと思います。
走っているクルマだからこそのトラブルですね。
そして、このトラブルはそう簡単に修理は難しいんです…。
ミッションを少し下げないとシフトレバーハウジングが外せないので、リフトUP→ミッションメンバー外し→フロントパイプステー外し→センターコンソール外し→シフトレバー外し→シフトレバーハウジング外し→ようやくストレイキングロッドとご対面。
大変なんです。。
こんなトラブルが起きる前ぶれを早めに察知して重大トラブルに発展しないように気をつけてくださいね。
ネジも来たので装着します。