ろで作業日誌 2024年10月
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ろで作業日誌

ピロアッパーの使い方間違ってない?(笑)




うちの足用にネココーポレーションさんちで新たな部品を作って貰いました。

86BRZ用サスキットのOPTパーツとしてキャスター増しアッパーマウント。


通常だとキャスター角を変更出来ない車種でして、車検の通る範囲だとロアアーム系だと無いのでどうしてもアッパー側での変更しかないのです。
昨年から熱望していてお願いしていましたが、ネココーポレーションさんちのOEM先からも同様の声が多くなり始めたそうで…。(笑)


私の方が少し先に行っていたわけです。。。

走れば必要と感じ、セットアップをしても最後に気になる要素だったり。
昨日買ってきて装着しました。(部品入れ換えのみ。)
車高も減衰もタイヤも替えずに乗ってみます。

写真の情報なのですが、これも違う使い方でして、左右を反対にして、取り付ける角度を変えて装着するとピロボール位置がここまで変わるのです。(^-^

走りに合わせて、キャスター角を固定ですが変化させれるようになりましたので走り回ってみます。(^-^ゞ

楽しみ楽しみ?

ゾロ目。



只今、ネココーポレーションへ向かう道中に何気にメーターを見たら…。


ゾロ目寸前。


なかなかお目にかかる事少ないから路肩に停めてパシャリ!



今日は良いことあるかな?(笑)

悩みますね~。


来月末からのブラジルイベントでコース設定を任された私…。

会場のサイズやイベントでの色々な配置の情報を頂き仮想しています。
前回より参加車も増えて観客も増えるようで(かなりの規模)審査席とVIP席からの見え方、導線、安全面含めコースの選択が必要。
会社内の作業が全て部品待ち状態ですので今日はこれで頭を使います。


前回は現地入りしてからコース設定、ブロックやバリアを作って貰ったため夜中遅くまで掛かった状況を少しでも楽になるよう提案させて貰った次第です。
現地入りしたら微調整レベルで済めば良いかな?と思いますね。

見応えあって、安全でなるべく甲乙分かりやすいコースレイアウトって難しいのよ〜。

久々の作業







数年ぶりのニッチな作業です。。(笑)

S15ナローに9JのGTRオフセットに255サイズのタイヤを組んでインナーライナー残せる仕様。 長っ?
フェンダーの爪もそのままの車両でしたので爪折、グロメット撤去も同時に行います。

普通はその組み合わせは不可能。ライナー外せばクリア出来ますが、それだと車体痛むからね。。
当然車高やキャンバー、キャスターも密接な関係となります。(必要になれば要調整)
走りも落とさず、性能を上げるには大変な努力が必要なんです。(^_^;)

干渉ヵ所を拾い出して、ライナー一部切除、ヒートガン使って形状変更数ヶ所、ライナー取り付け部一部穴位置変更を現物あわせにて作業です。
大体一日触っていました…。
元々無理な物を何とかしているので、ライナーには走っていると微妙な干渉は出てしまいますが、外れて取れてしまわないようにはなりました。
切除や穴が開いているヵ所にはアルミテープで塞ぎ、車体への密着が必要なヵ所にはブチル等を使いクリアランスを確保しています。






こんな面倒な作業している人いないわ!

今週は細かな作業多いなぁ







先週末に入庫の2台のS15の作業に加えて先週バラしたFT86の室内がめちゃくちゃ汚かったり、臭かったりしたので掃除に二時間以上。
消臭、除菌剤塗布(頼まれてないけどヤル)でやっとメインの作業準備出来そう。

エンジンOHのSR22もホーニングやラッピング、メタル合わせも終わって帰ってきましたので来週から組み付け作業始めれそう。

日曜日に走ったドンガラさんも今期の走行が終わりましたので掃除やタイヤカスの汚れを落として年末辺りには四年ぶりにエンジン開けて確認してみる予定。


先々週までは暇だったのに急にバタバタして調子狂いそうですね。
週末は奥伊吹のFDJ2で代打スポッター。
来月頭には群サイスクール、間瀬タイムアタック等控えています。
来月末は又、ブラジルへ…。(^_^;)

もしかするとベラルーシにも…。(^_^;)





身体壊さないようにしないと…。(笑)

毎年恒例の…。(^_^;)

いよいよ走りのシーズンも後半に差し掛かりましたね。。


涼しくなりクルマにとっては条件が良くなる時期には必ずタイムアタックをやるのが日課になりつつあります。

うちではここ数年(7年目)日本海間瀬サーキットに行き、ハイスピードサーキットでシーズン中の技術レベルの確認に行くようにしてきました。

各自目的や目標を立てたり、自己のセッティング能力や技術レベルの確認が来年に向けてのベースをするのには適しているのを感じます。

ドリフトメインの人は車速の高い領域を…。
グリップメインの人はタイヤの破綻ポイントを安全に探したり…。

何れもタイヤの使い方にはワンランク上のフィールドで試すことは大切です。



今年は11月8日に決まりました。
サーキット側のスケジュールが平日の午後のみの予定(以前は午前中)ですので、お時間合う方は自由参加になりますので予定が組めましたら当日ご来場下さい。

不明な点がある方はご連絡頂ければ構いませんので。。

今日からFDJ。

早々お仕事になり、岡山に来ました。
うちの足を使ってくれているユキオファースト選手の車両セットアップを依頼されて朝イチに到着。
昨晩0時近くまでズームにてブラジルイベントの会議をしていてほとんど寝ずに出発したので今、18時前ですがピヨピヨ状態です。(笑)

今日は生憎のウェットコンディション。(T0T)

しかし、せっかくなのでウェットセットを出しておけば今後も困らないので、タイヤのマネージメントやウェットならではの走らせ方、抑えて走らせる我慢の仕方もレクチャー。

前もって暫定の減衰力もほとんど変えず、エアー調整レベルで他の選手よりは余裕ありながらのセットアップでした。

明日からはグッドライドチームと合流して山中選手の練習走行のスポッターです。(笑)


あちこち飛び回りますが、頼られるのはありがたい限りですね。

ヘッドの一番面倒が掛かる場所





エンジン分解は以外と大変ではないのですが、シリンダーヘッドが作業や手間が掛かるのです。

オイル汚れを洗い流して、ブロックとの合わせ面はガスケットカスをオイルストーンで綺麗にして各部ポートにへばりついたカーボンを削ったりして落とし、バルブを16本磨きと曲がりの確認してバルブガイドのガタつき確認して最後のバルブシート面の擦り合わせ作業です。
カーボン蓄積が多いエンジン(回さなかったり、放置期間が長い等)は除去が一苦労。
このエンジンもエキゾースト側のポートやバルブ首には蓄積があり、研磨や磨きに約半日。(笑)

シート面もカーボンの噛み込みがあるので写真の左右(右はafter、左はbefore)のように斑点があると隙間ができて圧縮抜けが微弱に起きるのです。
これを専用のバルブコンパウンドを使いスリスリして綺麗に慣らすのを擦り合わせ作業と言うんです。
バルブとシートの密着で圧縮抜けを漏れが無いか?全ヵ所終わらせたら燃焼室に水を貯めて漏れが無いか?確認です。

エンジンってどんな状況で使われたのか?見れば必ずいろんな痕跡を残してくれるので分かりやすいです。
冷えているときに空吹かししたな。とか、エンジンオイルヘボいのつかったな。とか、ブースト掛けていたな。等々。。。(笑)

そんなのもあり、エンジンバラすのは嫌いじゃないのよね〜。(^-^