カンフー・パンダ (2008) Kung Fu Panda 26本目
出演:
ポー役 ジャック・ブラック
シーフー老師 役 ダスティン・ホフマン
タイ・ラン役 イアン・マクシェーン
マスター・タイガー役 アンジェリーナ・ジョリー
マスター・モンキー役 ジャッキー・チェン
マスター・ヘビ役 ルーシー・リュー
監督:
マーク・オズボーン
ジョン・スティーヴンソン
お勧め度 ★★★★☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。
さすがに最近ではアメリカに住んでいるアジア人に対して「カンフーやってる?」なんて聞かないけど、昔はアジア人=中国人=カンフーみたいなイメージは確かにあったね
今はそんなイメージないけど、実は結構マーシャルアーツのクラスに通っているアジア人が多いんです。
彼らに共通していることは、見た目からはその実力がわからない、ということ。
体がすごく大きいとか、筋肉がモリモリとか、そういうケースでないことが多い。
最近でも身近な人が意外にもマーシャルアーツやっていて驚いた
そんなわけで、カンフー映画。
カンフー大好きポー(パンダ)がドラゴンウォーリアー(龍の戦士)になるまでのストーリー
ストーリーに関しても、エピソードに関しても、監督が日本の漫画やアニメから多大な影響を受けたと言っているように、「どこかで聞いたことある」っていうものばっかり。
それなのに・・・それなのに・・・・
なんでこんなに面白いんだ!
やられた~!
「思った通り!」という感じがものすごく心地よい。
そしてポーのゆとりキャラクターが「わかるなぁ」って感じ。
怠け者で屁理屈ばかり、でも自分の好きなことには一生懸命。
テンポも良く、細かいセリフ回しもとても計算されていて、本当に飽きさせません。
なぜか夢中になって見てしまい、拳に力が入りました!
パンダの親が鳥って・・・シュールです
タイ・ランのキャラクターは「ラオウか!」と突っ込んでしまった。
マスタータイガーはてっきり男の子かと思ったのに、女の子だったところも現代性を感じたね。
カンフー映画の代表、ジャッキーチェンがモンキー役をやっているのうれしいねぇ
そして、カンフーの師匠はやっぱり亀なんだなぁ・・・とか。
ウーグウェイ導師の素敵な言葉
"Yesterday is history. Tomorrow is a mystery. Today is a gift. That's why it is called the present."
いろんな映画やドラマで良く聞くなぁと思っていたら、実はこの言葉はアリス・モース・アールという作家の言葉だそうです。
昔、「なんで”今”のことをプレゼントっていうんだろうなぁ」と思った人いない?!?
私はなんでだろうなぁと思ってた!
その答えがここに
これ、日本語ではどんな訳だったんだろうなぁ。
ポーパンダのカッコい言葉
"I'm not a big fat panda. I'm THE big fat panda!"
この時のポーの言い方と顔がものすごいカッコいい!
これも日本語ではどんな訳だったんだろうなぁ。
英語ならではの言い方だし、セリフ回しも秀逸でした!
私はこの瞬間ものすごいニヤリとしてしまった
タイガーが1人でタイランを倒そうと出発した後、他の仲間がタイガーを追いかけて行った時のセリフ
タイガー「止めても無駄よ」
ヘビ「止めに来たんじゃないわ、一緒に行くのよ」 (すべて私の独自の訳です)
このシーン・・・
何万回も他の漫画やアニメで見たわぃ!
それなのに・・・胸が熱くなってしまった
なぜポーがドラゴンウォーリアーに選ばれたのか、ウーグウェイ導師の謎かけだけで、はっきりとは言っていないけれど、見終わった後はこの打たれ強いパンダにすっかり納得させられてしまいました。
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
子供向けアニメと侮るなかれ!
見た後にきっと新しい力が湧いている・・・はず!
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