ホーム・スイート・ヘル/キレたわたしの完全犯罪(2015) HOME SWEET HELL 214本目
出演:
モナ・シャンパン役 キャサリン・ハイグル
ドン・シャンパン役 パトリック・ウィルソン
ダスティ役 ジョーダナ・ブリュースター
監督:
アンソニー・バーンズ
お勧め度 ★★☆☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。
アメリカで最近流行っていること・・・「ダウンサイジング」
うそ~~!!??
いえ、どうやら本当のようです。
数年前から何となく感じていたこの波
つまり、物事を小さくするってことです。
何でも大きいのが正義!だったアメリカが?
身近な例でいうと、ソーダ。
7.5オンス(約220ml)の小さい缶が発売されています。
普通のと比べてみると明らかに小さい・・・。
まあ、これは「ちょっと俺達、ソーダ飲み過ぎじゃない?」って気が付いて(遅いっ!)だんだんソーダが売れなくなってきた。
基本的にみんなソーダ大好き。
でも体のために我慢しているの。
だったら、少しならいいよね?って感じでしょうかね?
確かにちょっと飲みたい時あるよね?そんな時にぴったりなんです。
そうそう、最近ではスタバもフラペチーノのミニサイズを期間限定で発売。
小さい!と感じたけれど、たぶん日本でいう、スモールサイズなので、普通なのかな?
まあ、日本人にしてみれば、「気が付くの遅いよ」って事かもしれないけれど。
そしてもう一つのブームは家のダウンサイジングです。
家が大きいことで有名なアメリカですが、ここにきて、小さい家に注目が集まっています。
電気もガスも水道も値上がりしてる。
色んな意味で広い家って無駄じゃない?って・・・今更気が付きましたよ。
アラブ人とメキシコ人以外は少子化と核家族化が進んでいるので、そんな大きな家に住んだって手入れが大変なだけ。
エコじゃないね、と気が付いて、今さかんに「タイニーハウス」に注目が集まっています。
そういう家を造る番組や、そういう家を探す番組がHGTV(ホーム関係の専門チャンネル)で何度も放送されている!
・・・・いえいえ、狭小住宅なんて、日本ではもうずっと前から注目されてますけど・・・、と思った人、まあ、その通りなんですけどね。
そういう意味では狭い空間を利用したアイディア商品や建築がアメリカでは大きなビジネスになる予感がします!
私も最近思うのが、新しいアパートやコンドは古い建物に比べてあきらかに狭い。
私は部屋数はなくていいから広々した家がいいなぁ。
それがアメリカの唯一のいい所なのに。
私の家のベッドはカリフォルニアキングといって、キングサイズよりも幅は少し狭いですが長さが長い大き目のベットです。
まあ、よく考えたら背が低いから長さはそんなにいらなかったけれど、この辺りの家具屋ではカリフォルニアキングが主流なんですよね~。
やっぱり部屋は広い方がいいなぁ。
というのも、アメリカの家具ってやっぱり大きいの。
てなわけで、家具屋のお話。
妻の両親から受け継いだ家具屋の社長となったドン・シャンパン。
すべてが順調に見えたが、すべては妻のコントロールする人生設計に従って生きているだけだった。
ある日新しく入社した美人で若いセールスのダスティに誘惑されて関係を持ってしまう。
そしてダスティーの「私妊娠したの」という衝撃の告白・・・。
うーん、ブラックです
というか、この映画は誰視点で、誰サイドで描いているんだろうなぁって思う。
確かに誘惑するダスティーも相当なビッチですが、妻のモナも相当頭のイカれた女です。
どちらの女性にも、そして主人公であろうドンにも感情移入できないという不思議な映画。
ただ、もしも不倫をしたことがあって、妊娠したことがあって、または不倫をされたことがあって、もしくは不倫して妊娠させてしまったことがある人には、この3人のうち誰かの気持ちにはなれるのかも?
常々思うのが、
みんな簡単に妊娠するなぁ~
妊娠したくてもできないという人もいるというのに、望んでいない人達の所には来るのね。
そして、なんでみんな避妊しないんでしょうね?
一応ダスティはピルを服用していたらしいけれど、あんな女の言うことアテになるかい!(真実は映画にてお確かめください)
まったくドンは責任感がない男です。
やるなら完全、完璧にやってほしい。
まあ、そうしたら映画にならないけどさ。
『幸せになるための27のドレス』で有名なキャサリン・ハイグル。
今回は完璧主義の妻を演じています。
自分のゴールをスクラップブックにしたり、部屋を綺麗にオーガナイズしていたり、こういう人、私は嫌いじゃない。
むしろこういう人間に憧れるよ。
ただ、幼少期になにかあったらしく、凄い所で頭がイカれています。
でも、理由や細かいことは全く語られない
小悪魔ビッチダスティ役のジョーダナ・ブリュースター。
ワイルド・スピードの次はこれかい!と驚きの配役ですが、とってもセクシーです。
もちろんダスティは目的があってドンに近づいているんだけれど、なんだかそれだけではないような気がする。
そんなに悪い女ではない気がするんだけれど、これもそんなに詳しくは語られません
まあ、つまりどのキャラクターも中途半端な感じなので、どちらかと言うとやっぱり妻のキチガイさと、夫のダメダメさを楽しむ映画なんでしょう。
一応コメディーなので、ははは、と笑って楽しむべきものなのだと思います。
まあ、でも全然笑えないけど。
この映画、面白かった!という人がいたら、どのあたりが良かったか、教えてくださいな。
もしも自分が不倫しそうになったら、この映画を見て、不倫して得する人が誰もいないっていう当たり前の事実を再認識しましょう。
日本では劇場未公開ですが、2015年11月4日にビデオリリースになります!
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