この条約によって、清はイギリスに対して多額の賠償金(ばいしょうきん)を支払(しはら)ったほか、開港地を上海(しゃんはい)などの5港に増やして事実上の開国となり、香港(ほんこん)を割譲(かつじょう)したほか、付属の協定で領事裁判権(※注・りょうじさいばんけん)を認めさせられるなど、清にとって一方的に不利な内容となりました。
アヘン戦争で清が敗北したことは、それまで「東洋の大国」とされていた清が、欧米の資本主義と武力によって屈服(くっぷく)されられたことを意味しており、その後の東アジア全体の歴史に深刻な影響を与えることとなったのです。もちろん、我が国日本も例外ではありませんでした。
ちなみに、南京条約によって奪(うば)われた香港が中国に返還(へんかん)されるのは、約150年後の1997年のことです。
※注:領事裁判権とは…別名を治外法権(ちがいほうけん)。外国人が在留(ざいりゅう)する現地の国民に危害(きがい)を加えた場合に、その外国の領事(りょうじ)が自国の法によって裁判をする権利のこと。A国とB国のうち、A国のみが領事裁判権を認められた場合、A国の国民がB国で罪を犯(おか)してもA国で裁判が行われたのに対して、B国の国民がA国で罪を犯せば現地のA国によって裁判が行われるため、著(いちじる)しく不利となった。
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いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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先生の笑顔がバッチリですよ~
ボス。さんへ
黒田裕樹 ご覧いただけましたか(^^ゞ
昨日(6日)は楽しかったですよ。
こういう機会は何度でも良いですね(^^♪
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