アメリカや中華人民共和国が著しい経済成長を続ける一方で、なぜ我が国は置き去りにされているのでしょうか。その背景のひとつとして「財務官僚」による「緊縮財政」の継続があります。
現在、国債並びに地方債の発行残高は1,200兆円を超えており、いわゆる「国の借金」とされていますが、財務省はプライマリーバランス(=財政収支)をプラスにすることで、国債の償還を重視しています。
プライマリーバランスとは、一般会計において歳入総額から国債等の発行による収入を差し引いた金額と、歳出総額から国債費等を差し引いた金額のバランスであり、これがプラスになれば、国債の発行に頼らずにその年の国民の税負担などで国民生活に必要な支出がまかなえている状態を意味する一方で、マイナスになれば、国債等を発行しないと支出をまかなえないことになります。
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