足利義満の野望と豊臣秀吉の国家防衛には同じ国が深くかかわっているなど、長いスパンで振り返る外交史に、多くの皆様がご納得いただけたようで何よりでした。
次回(9月24日)は大阪講演を行います。多数の皆様にお越しいただけることを心より願っております。
第62回黒田裕樹の歴史講座 【大阪講演】
「日本外交史 その参」
主催:一般社団法人正しい歴史を伝える会
後援:授業づくりJAPAN・新聞アイデンティティ
日時:平成29年9月24日(日) 午後2時より
場所:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
資料代:金1,500円(高校生以下は無料)
※大阪講演と東京講演の両方に参加された場合、大阪講演の資料代は無料とします。
参加をご希望の方は、ブログ右下の「メールフォーム」を活用のうえ事前にご連絡くだされば幸いです。当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
また、講座終了後に近辺の居酒屋で懇親会(会費金3,500円~4,000円程度)を行いますので、よろしければこちらにもご参加くださるようお願いします。
(※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」が始まりました。詳しくは下記のバナーをご覧ください)
※平成28年4月13日(水)創刊!無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。
いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
元禄小判の発行は、世の好景気をもたらすとともに幕府の収入を増やしましたが、貨幣の価値が下がったことに対して「金の価値を落とした偽物を市中に出回らせることで不正な利益を上げているのはケシカラン」という批判が幕閣の中で起きました。
これらの声に対し、荻原重秀は「幕府が一両と認めるのであれば、たとえ瓦礫(がれき)であろうと一両の価値に変わりはない」と反論しましたが、重秀の考えは、瓦礫を紙切れに換えれば、私たちが普段から使用している紙幣と全く同じことになります。
「お金の信用はその材質ではなく、裏打ちとなっているのは政府の信用である」という思想が、20世紀の経済学者であるイギリスのケインズによって世界中に広まりましたが、それより200年以上も早く実践していた重秀の先見性に対して、私たちはただただ脱帽するばかりです。
※大阪府倫理法人会のHPはこちらです。
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