こうして、アメリカ(America)・イギリス(Britain)・中国(China)・オランダ(Dutch)といった東アジアに権益を持つ国々が、共同して我が国の南方進出を抑えようとする構図が形成されました。これをABCDライン(またはABCD包囲網)といいます。
ABCDラインの中心となったのはアメリカでしたが、ハリマンが提案した南満州鉄道(=満鉄)の共同経営の拒否以来、長い時間をかけて反日体制が構築されてきたとはいえ、なぜここまで強気の姿勢を崩さず、我が国を追いつめようとしたのでしょうか。
実は、この背景にはアメリカとイギリスによる「利害の一致」に基づく共同戦線があったのです。
※下記の映像は7月20日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
ABCDラインですか!
これはまた上手い事並びましたね(苦笑)
それはさておき、
アメリカも自国の利益の為には
手段を選びませんね。
関係が何とか上手く行っているうちは
良いことを言うものですが、いざとなると
何処の国も自分の身がだけが可愛くなるもの。
今でこそ、友達・・だなんて都合の良い言葉で
関係がいかにも良好の様にアピールしていますが、
何かのキッカケでいきなり手のひらを
返したりするのもまた事実なのではなかろうかと
懸念します。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 アメリカも他国である以上、仰るような可能性は十分にあります。
だからこそ、他国に足をすくわれないしたたかさを我が国は持たねばなりません。