同年6月の終わり頃、調査団は朝鮮半島を通過して日本に向かったのですが、その途中で京城に着いた調査団が朝鮮総督府を訪問した際、アメリカ代表のマッコイ少将が宇垣一成(うがきかずしげ)朝鮮総督に対して述べた感想が、外国人から見た当時の我が国による朝鮮半島の統治について具体的に知ることができる貴重な資料となっていますので、少し長いですが紹介します。
「自分は昨夜来、東洋における一つの驚異を発見した。それは、今回の長い旅行における大きい収穫であった。同時に、自分の今日までの研究不足をしみじみと恥じている」。
「何であるかといえば、朝鮮に対する全般的な認識の相違である」。
※下記の映像は3月25日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
朝鮮に対する認識の相違ですか・・
どんな違いがあったのか
気になりますね~
ぴーちさんへ
黒田裕樹 第三者の外国人の証言ですからね。信ぴょう性も高いです。
次回以降の更新までお待ちください。
「しかるに、列車が一度鴨緑江(おうりょくこう、中国と朝鮮の国境を流れる川)の鉄橋を越ゆるや、車窓に隠見(いんけん、見え隠れすること)する時々物々、皆我々の予想に反し、見渡す山河は青々として繁茂(はんも、草木が盛んに生い茂ること)し、農民は水田に出て孜々(しし、熱心に努め励むこと)として耕作に従事している」。
「また、平壌(ピョンヤン)その他工業地帯の煙突は活発に煙を吐き、駅頭に散見する民衆は皆さっぱりとした衣服をまとい、治安はよく維持せられていて何ら不安はなく、民衆は極めて秩序正しく行動し、且つその顔色に憂色(ゆうしょく、心を痛めている顔つきや様子のこと)がなく、満州に比べ実に隔世(かくせい、時代が違うこと)の観がしたのである」。
「これはとりも直さず、貴国(=日本)の植民政策が妥当であって、歴代の総督が熱心に徳政を施された結果であることを率直にお喜びすると同時に、今後における我々の朝鮮観を根本より改めるであろう」。
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ぴーち こんばんは!
なるほど、遠回しながらも
日本を称える言葉が
有り難いですね!
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > なるほど、遠回しながらも
> 日本を称える言葉が
> 有り難いですね!
私もそう思います。
外国人の公平な目線ですから、嬉しさもひとしおですね。
我が国が結果として朝鮮半島の独立を奪い、半島の人々の自尊心を傷つけた事実は厳粛(げんしゅく)に受け止めるにしても、朝鮮における我が国の統治手段は、当時の外国から見ても素晴らしいものであったこともまた事実なのです。
こうした歴史的な真実を考慮(こうりょ)すれば、私たち日本人が、朝鮮半島の人々からいつまでも「いわれなき謝罪」を強要されるような関係から、完全に脱却する時期に来ているのではないでしょうか。
その意味においても、皆さんに「日本と韓国のほんとうの歴史」について、もっと詳しく知っていただくとともに、日韓両国がお互いに真実を見極めたうえで、未来志向の外交関係を構築する努力を重ねることを願ってやみません。
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(※第58回歴史講座の内容はこれで終了です)
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ぴーち こんばんは!
仏教的に言うと
日本という国は、様々な宗教が蔓延しているので
謗法が強い国。業が深い国です。
それ故に
外国から誤解されたり、謂れなき誹謗、中傷が
多くなりがちでは有りますが、それでも正しい教えが誕生した国でもあります。
慈悲深い機根が残る人間が多いからこそ、正しい
教えもそこに根付き、脈々と受け継ぐ事が出来たのだろうと思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 なるほど、そういう側面もあるんですね。
有難うございます。