花と日の出と四万十川の写真blog

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四国は高知県四万十川の自然や観光情報を、花の写真、日の出の写真、四万十川の写真によるデータベースをめざすブログです。
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牧野植物園 春の花 (1) 2025年

牧野植物園の春の花から初めての花を紹介です。

( 新種 ) トサミスミソウ ( 土佐三角草 ) キンポウゲ科 スハマソウ属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 スギ・ヒノキ植林の林床に生育する多年草。
 根出葉は花期に生存し、葉身は三角形で先が針状にとがり、表面に凹凸がある。
 総苞葉は先のとがった挟卵形。
 花茎は 1~2個で、高さ 5cmで開花時に直立する。
 花は茎の先に単生し、径 8~10mm、白色。
 花弁状の萼片は長卵形で、6枚。
 花糸は 2mm。
 花期は 3月。」
と記載されています。

牧野植物園の紹介記事には、
「 高知県で発見、スハマソウ属の新種 !

 本種は、2019年3月に高知県香美市のスギ・ヒノキ植林内で、
  当園の調査ボランティアによって確認されました。
 葉も花も他の日本のスハマソウ属に比べひときわ小さいサイズであるものの
  葉先が尖っていることから、当時はミスミソウではないかと考えられました。
 しかし、世界のスハマソウ属を栽培・研究している大野好弘氏を中心とする
  各研究機関によって行われた DNA 分子系統解析の結果、本種は日本に産する
  スハマソウ属の起源とされる独立種であることがわかりました。
 そして、発見者である廣岡エリカ氏と大野氏により高知県で発見された新種として、
  Hepatica tosaensis Ohno & Hirooka、和名はトサミスミソウと命名されました。
 自生地で確認された個体数は非常に少ないことから、当園で生息域外保全を進めています。」
と記載されています。

トサミスミソウ ( 土佐三角草 )

ホソバシュンラン ( 細葉春蘭 ) ラン科 シュンラン属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 高知県東部にのみ自生するシュンランの変種。
  葉の幅が 4 (~6)mm以下と通常よりやや細くなる。
  暖帯の乾いた林緑や林床に生える。
  開花期 2~4月。」
と記載されています。

ホソバシュンラン ( 細葉春蘭 )

関連ページ
 高知四万十川 花の写真

お知らせ
1. 次回更新日は、2025年3月28日の予定です。

[ 2025/03/20 05:22 ] 牧野植物園 他県内 ・ 春 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 冬の花 (4) 2024~2025年

牧野植物園の冬の花を紹介です。

ソシンロウバイ ( 素心蝋梅 ) ロウバイ科 ロウバイ属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 基本種のロウバイは中国に分布する落葉低木。
  日本には江戸時代初期に朝鮮半島を経由して渡来した。
  和名は、ロウバイの花の内側の内層片が暗紫色に対し、
   ソシンロウバイ ( 素心蝋梅 ) は花全体が黄色であることに由来する。
  開花期 12月下旬~2月中旬。 」
と記載されています。

ソシンロウバイ ( 素心蝋梅 )

ロウバイ ( 蝋梅 ) ロウバイ科 ロウバイ属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 中国に分布する落葉低木。
  日本には江戸時代初期に渡来し、観賞用によく植えられている。
  和名の由来は臘月 (陰暦の12月) に梅に似た花を咲かせるところから「臘梅」する説もあるが、
   蝋細工のようであることから「蝋梅 (ろうばい) 」とついたという説もある。
  牧野富太郎博士は臘梅ではなく、蝋梅であると記している。
  開花期 12月下旬~1月中旬。 」
と記載されています。

ロウバイ ( 蝋梅 )

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 高知四万十川 花の写真

お知らせ
1. 次回更新日は、2025年3月20日の予定です。

[ 2025/02/20 05:56 ] 牧野植物園 他県内 ・ 冬 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 冬の花 (3) 2024~2025年

牧野植物園の冬の花を紹介です。

バイカオウレン ( 梅花黄蓮 )  キンポウゲ科 オウレン属

バイカオウレン ( 梅花黄蓮 )

ミツマタ ( 三叉 ) ジンチョウゲ科 ミツマタ属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 中国南部からヒマラヤにかけて分布する落葉低木で、観賞用および繊維植物として栽培される。
  高知県でも製紙原料として栽培され逸出し、広く野性化している。
  開花期 2~4月。 」
と記載されています。

ミツマタ ( 三叉 )

キバナアマ ( 黄花亜麻 ) アマ科 キバナアマ属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 インド北部~中国中南部に分布する半常緑の小低木。
  観賞用にしばしば栽培される。
  自生地では常緑であるが国内ではしばしば落葉し越冬する。
  高さは1m内外になり、径4~5cmの濃黄色の花をつける。
  和名は繊維 (リネン) や食用の亜麻仁油を採るアマの仲間で黄色の花を咲かせることから。
  開花期 11月下旬~12月下旬。 」
と記載されています。

キバナアマ ( 黄花亜麻 )

お知らせ
1. 次回更新日は、2025年2月20日の予定です。

[ 2025/02/12 06:22 ] 牧野植物園 他県内 ・ 冬 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 冬の花 (2) 2024~2025年

牧野植物園の冬の花を紹介です。

ノジギク (野路菊) キク科 キク属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 海岸に近い山のふもとや崖地に生える日本固有の多年草。
  牧野富太郎によって1884年吾川村川口 (現仁淀川町川口) で見出され、1890年に和名が付けられた。
  牧野博士は「野路の菊という意味だ」と述べているが、兵庫県を東限とした本州の瀬戸内海沿岸 ・
   四国 (南東岸を除く) ・九州の東海岸に分布し、主に海岸周辺に自生していることが明らかにされ
   ている。
  高知県内では何故か南国市を流れる物部川より東には分布しておらず、
   物部側から東の地域では住み分けるようにしてシオギクが分布している。
  開花期 11~1月。 」
と記載されています。

ノジギク (野路菊)

タイキンギク (堆金菊) キク科 キオン属

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 本州 (三重県・和歌山県)・四国 (徳島県・高知県)・台湾、中国、フィリピン、インドシナ~ヒマラヤ
   地域、スリランカに分布し、他の植物に寄りかかりながら長さ2~5mになるつる性の多年草。
  国内では暖地の海岸近くの岩場や法面などで見られる。
  和名は「堆金菊」の意で、うずたかく (堆く) 黄色の花が盛り上がって咲く様子から牧野博士が命名した。
  開花期 11~2月。
  別名 ユキミギク。
  純絶滅危惧種 (環境省) 。 」
と記載されています。

タイキンギク ( 堆金菊 )

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 四万十川ポータルサイト

お知らせ
1. 次回更新日は、2025年2月12日の予定です。

[ 2025/02/04 06:13 ] 牧野植物園 他県内 ・ 冬 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 冬の花 (1) 2024~2025年

牧野植物園の冬の花から初めての花を紹介です。

フウセントウワタ (風船唐綿) キョウチクトウ科 フウセントウワタ属  果実 / 花は次回

牧野植物園の植物名ラベルには、
「 アフリカに分布する亜低木。
  葉腋から花序を出し、白色の花を下向きにつける。
  果実が風船のように膨らみ、毛状の小突起を多数つける。
  国内の中部地方以西では切り花として栽培される。
  開花期 9~11月。 」
と記載されています。

フウセントウワタ (風船唐綿)

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 四万十川ポータルサイト

お知らせ
1. 次回更新日は、2025年2月4日の予定です。
2. 四万十川ポータルサイトをFC2ホームページに移動して再開です。

[ 2025/01/27 09:43 ] 牧野植物園 他県内 ・ 冬 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 秋の花 (14) 2024年

牧野植物園の秋の花を紹介です。

チョウセンノギク ( 朝鮮野菊 ) キク科 キク属

チョウセンノギク ( 朝鮮野菊 )

コガネタヌキマメ ( 黄金狸豆 ) マメ科 タヌキマメ属

コガネタヌキマメ ( 黄金狸豆 )

エッチュウミセバヤ ( 越中見せばや ) ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属

エッチュウミセバヤ ( 越中見せばや )

ムラサキオオツユクサ ( 紫大露草 ) ツユクサ科 ムラサキツユクサ属  別名 ムラサキゴテン

ムラサキオオツユクサ ( 紫大露草 )

お知らせ
1. 次回更新日は、2025年1月27日の予定です。
  今年は秋の花の紹介が年末までかかりました。それでは、みなさん良いお年を。

[ 2024/12/27 06:26 ] 牧野植物園 他県内 ・ 秋 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 秋の花 (13) 2024年

牧野植物園の秋の花を紹介です。

ハナトリカブト ( 花鳥兜 ) キンポウゲ科 トリカブト属

ハナトリカブト ( 花鳥兜 )

クコ (枸杞) ナス科 クコ属  花と実

クコ (枸杞)

トウテイラン ( 洞庭藍 ) ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属

トウテイラン ( 洞庭藍 )

お知らせ
1. 次回更新日は、2024年12月27日の予定です。

[ 2024/12/21 06:09 ] 牧野植物園 他県内 ・ 秋 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 秋の花 (12) 2024年

牧野植物園の秋の花を紹介です。

ヤマハッカ ( 山薄荷 ) シソ科 ヤマハッカ属

ヤマハッカ ( 山薄荷 )

サラシナショウマ ( 晒菜升麻 ) キンポウゲ科 サラシナショウマ属

サラシナショウマ ( 晒菜升麻 )

ハブソウ ( 波布草 ) マメ科 センナ属

ハブソウ ( 波布草 )

お知らせ
1. 次回更新日は、2024年12月21日の予定です。

[ 2024/12/15 06:28 ] 牧野植物園 他県内 ・ 秋 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 秋の花 (11) 2024年

牧野植物園の秋の花を紹介です。

ヤマヒヨドリバナ ( 山鵯花 ) キク科 ヒヨドリバナ属

ヤマヒヨドリバナ ( 山鵯花 )

オオクサボタン ( 大草牡丹 ) キンポウゲ科 センニンソウ属

オオクサボタン ( 大草牡丹 )

キクバヤマボクチ ( 菊葉山火口 ) キク科 ヤマボクチ属

キクバヤマボクチ ( 菊葉山火口 )

お知らせ
1. 次回更新日は、2024年12月15日の予定です。

[ 2024/12/09 06:07 ] 牧野植物園 他県内 ・ 秋 | TB(-) | CM(-) 記事編集

牧野植物園 秋の花 (10) 2024年

牧野植物園の秋の花を紹介です。

シロヨメナ ( 白嫁菜 ) キク科 シオン属

シロヨメナ ( 白嫁菜 )

ツリガネニンジン ( 釣鐘人参 ) キキョウ科 ツリガネニンジン属

ツリガネニンジン ( 釣鐘人参 )

シロバナハマアザミ ( 白花浜薊 ) キク科 アザミ属

シロバナハマアザミ ( 白花浜薊 )

ソナレノギク ( 磯馴野菊 ) キク科 ハマベノギク属

ソナレノギク ( 磯馴野菊 )

お知らせ
1. 次回更新日は、2024年12月10日の予定です。

[ 2024/12/04 06:17 ] 牧野植物園 他県内 ・ 秋 | TB(-) | CM(-) 記事編集
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