花咲ける青少年 第17話
立人、激怒!
屋敷を飛び出した先で誘拐されたルマティを救出するために、強引な手に出て負傷した立人。
危機を乗り切るため、3億ドルという法外な金額、自ら身代金を払うと交渉に出ました。
兄貴分の方は叩き上げらしく立人の甘言に耳を貸すことをしませんでしたが、若い方のブライアンは心が揺れたようで、まずは立人の狙い通り。
兄貴分がその場を離れている隙に、更に悪魔の囁きをし、結果、海上での引き渡し間際、ブライアンが兄貴を裏切ったことでルマティを逃がすことに成功。
その後、騙されたことに激怒したブライアンに銃口を向けられピンチにはなりましたが、救援部隊がブライアンの肩を狙撃したことで難を逃れました。
無事救助され、ルマティに労わりの言葉をかける立人でしたが、今回のことで罪悪感を抱いているルマティは「俺には命をかけてまで守ってもらうような価値なんてないんだ!!」と立人の手を振り払い、そこで、これまで冷静な仮面を被っていた立人の溜まり溜まった不満と憤りが爆発。
ルマティと二人になるよう部下に言い置いて、犯人に閉じ込められていた家に入ると、ルマティを平手打ちし、バーンズワースがルマティを匿ったのは純粋な善意であり、失われた命は戻ってはこないこと、ラギネイの石油はいずれ枯渇し、今どうにかしないとこの先内乱が発生して国は滅びること、その時、不満は王室に向けられるだろうこと、今、ラギネイに必要なのは強力な指導者であること、真実なだけに耳に痛いお説教炸裂。
立人としては自分自身の生い立ちもあるし、ルマティを認めているだけに、ルマティ自身が自分自身の器から目をそらせているのが我慢ならなかったんですね。
ルマティはそろそろ自分の立場を自覚し、ブラコンを卒業して大人になるべき。
次回は花鹿とナジェイラの女の戦いがありそうです。
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