こんばんは🍟
今日はある道の話です🍓
うちから歩いてすぐのところに
小さい川をはさんで
両側に桜並木のお散歩道があります
普段のお散歩ではたまに歩く程度でしたが
やはり桜の季節には
足を向ける頻度が増えました
そしてRと一緒に桜を愛でたり
たくさん写真を撮りました
今ちょうど満開くらいになっていて
圧巻の景色です
去年の今頃はまだ咲き始めでした
毎年ここの桜並木を見るとき
「今年が最後かもしれない」
と思い目に焼き付けて来ました
去年はちょっと違いました
もう今年が最後だと確信していました
それどころか
見れないかもしれないとさえ思うような状況でしたから
桜が咲いてから数回
だっこではそこに行きましたが
Rがそこを歩いたのは
桜が咲く少し前でした
その頃Rはもう距離は歩けなかったので
近所でいろいろ場所を変えて
気分転換しながらお散歩してました
あの日も気分を変えるために
あの道(桜並木 まだ咲いてない)へ
朝のお散歩でした
だっこでそこまで行き
Rを降ろして少し歩きました
そしてうんちポーズになりました
その頃は本当にこれが大変で
出したいのに出せない、という感じでした
あんまりいきむ時間が長いと
また倒れてしまうのです
その時もRは倒れました
並木道の真ん中で
その頃はしょっちゅう倒れていたので
私も以前ほどは混乱せず対処できましたが
家から離れた所で倒れたのは初めてです
倒れる、と思った瞬間に
頭を地面に打ちつけないように
素早く頭の下に手を添えてかばいました
そして意識が戻るまで待ち
すぐに戻ったので少しだけそのまま待って
動かせると判断し
その姿勢のままそっと抱き上げて
静かにでも急いで家に戻りました
この時、倒れてる時、
よく朝のお散歩で挨拶だけするわんこ連れの人が
その道を来ました
私は驚かせないように
「あ、ちょっと具合悪くなって……」
と言葉を濁したのですが
その人は苦笑いのまますっと通過しました
それがなんだか悲しくて
なんだか取り残されたような気持ちでした
その人からすれば
びっくりしたでしょうし、
どうしようもなかったんでしょうけど
家に連れて帰る途中
毎朝会う新聞屋のおじさんが
Rに気付いてこちらへ来ました
一刻も早く連れて帰り寝かせたい思いでしたが
せっかく来てくださったので
簡潔に状況を説明して
「ちょっと具合悪くなったのですぐ連れて帰ります」と退散しました
おじさんは心配して下さいました
その後はいつもどおり
すぐに回復して元気になりました
しょっちゅう倒れていても
毎回怖い思いをするのは同じです
回数を重ねれば
慣れるというものではなかった
そしてあの日から
Rがいなくなったあとも
あの道を手前から見つめるだけで
あの道の真ん中で倒れてるRが
見えるような気がしてしまうのです
ちょうどあの位置で
倒れてるRと介抱する私が見えるのです
それはすごく苦しくて
あの時の空気が蘇ります
あの時の恐怖が襲ってくる感覚も
だからあの道は苦手になってしまいました
大好きな道だったのに
Rと歩いた思い出深い大切な道だったのに
どうしても苦手なままにしたくなくて
大好きな道に戻したくて
今年に入ったくらいから
その道を見るとき
(日常的に通る所から見えるのです)
倒れてるRが見えても
必死で、楽しそうに歩いてるRの姿を
無理やりそこに映し出して
上書きするように
そうやって何度も繰り返して来ました
その成果なのか
今では倒れてるRが見えるのは一瞬だけになりました
しかも今は桜並木です
Rと楽しんだキレイなあの道
昨日の夜
誰もいない時にひとりで歩きました
やっぱり悲しかった
Rがいなくても桜は今年も咲いて
また来年も咲くんだなぁ
キレイだけどやっぱり悲しかった
あの道を見たときに
倒れてるRが見えなくなるように
またちょっとずつ頑張ります🍓
今日もありがとうございます🍓
この道です(*^_^*)
いつもこんな感じで✨
毎年お約束のショット(笑)
こうやって必死で自撮りしてました(笑)
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こんばんは🍞
今日はまた戻ります🍓
2016年12月28日2回目のロムスチンを投与
無事に何事も無く新年を迎えられ
投与1週間後の血液検査はまあまあ
出来ていた腫瘤は消えるのに
だけど投与した日に
また新たな腫瘤が存在している、という
微妙な効果でした
ロムスチンはゆっくり効果が出る薬
まだ効ききっていないのかもしれない、
と先生から言われました
投与時に存在する腫瘤は消えてるので
効果はゼロではない
ここで「効果なし」と判断して
次の候補の抗がん剤であるカルボプラチンに変えるか
それとも「効ききっていない」と判断して
もう一度ロムスチンを投与するか
カルボプラチンが効くという保証は
どこにもありません
副作用がない保証だってありません
いつも書きますが
どの薬もやってみなければわからないのです
ロムスチンは微妙とは言え
投与すればとりあえずは腫瘤が消えます
私は「効ききっていない」と思いたかった
それに現状では副作用もそれほどではない
もう一度ロムスチンを投与して
また同じような感じだったら
次を考えようと思いました
そして2回目の投与2週間後の血液検査になりました
これもまたそこそこで
いつもと変わらない感じでした
先生に考えを話したところ
賛成してくださいました
そこから3日後のことでした
まだ暗い早朝
Rがトイレで落ち着かない様子で
ウロウロしてたので
(おうちおしっこは得意になりましたが、おうちうんこは苦手)
お外に行こうか、とRを連れて家のすぐ前へ
Rは少し場所を悩んでウロウロしたあと
うんちポーズに入りました
過去にも書きましたが
Rは年齢と共に腹筋が弱くなったのか
うんちを出す、というのが
少し苦労するようになっていました
それを少しでも解消するために
「流動パラフィン」というものを
ずっと飲んでいました
うんちをロウでコーティングして
するり、と出しやすくするのです
それでもこの時はなかなか出ません
「うぅ〜」と声が出るほどいきんでました
何回かいきんでたので
そろそろしんどいかな、と思った時
バタンとRが倒れました
私は全身の血の気が一気に引きました
「焦ってはだめ 冷静に!」と自分に言い聞かせ
ました
Rは呼吸はしていました
痙攣のようなものもありません
いきんだことで一時的に
脳に血流が足りなくなり
(一過性脳虚血発作という)
脳に酸素が足りなくなって
倒れたのだと判断しました
もちろん本当の原因なんてわかりません
脳内にリンパ腫が出来てるのかもしれないし
てんかんかもしれない
心臓機能に問題があるかもしれない
数十秒くらいで開眼したので
そのままの姿勢で室内へ運びました
数分後にはむくっと起き上がり
普通にごはんも食べれていました
3週間前にも同じようなことがあって
先生に診てもらいましたが
原因を突き止めるには大掛かりな検査(麻酔必須)をするしかないし
今のRにはそれは難しく
とにかく倒れてもすぐ回復して
痙攣などが無ければ様子を見るしかないとのこと
なのでこの時は問題なしと判断し
そのまま注意深く様子を観ていました
この時も冷静に対処しながらも
私は本当にこわかった
いつもいつも倒れたRの意識が戻るまでの間
「このまま逝ってしまうのではないか」
という恐怖が襲ってくるのです
意識が戻った時の
私の全身からためいきが出るような安堵感を
想像していただけるでしょうか
この後特に問題もなく
元気にしていたので
3日後の次の投与までは病院に行きませんでした
3回目の投与日
先生に倒れた顛末を話しました
Rには中等度の貧血もあるため
そういうことが起こりやすいし
他にも原因が考えられるけど
とにかくすぐに回復してるので
様子を見ていくしかない、とのことでした
そして予定通り
3回目のロムスチンを投与しました
この時、2回目の投与後に出現した
首の後ろ側の腫瘤は消えてましたが
脇腹にまた新たな腫瘤がありました
これで効ききってほしい
そう願っての投与でした
これがRの最後の抗がん剤投与になりました
今日もありがとうございます🍓
この頃は食欲旺盛!
どら焼き!
うちのロディと✨
まだまだ元気!いつもにっこにこ❤
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こんばんは🍔
今日は私の思いを🍓
私はRが生後2ヶ月の時から
ずっとRの成長を見守ってきましたが
いつも思っていました
Rになりたいなぁって
なにそれ?って感じですよね(笑)
私とRは似てるところもたくさんあったけど
正反対なところもたくさんありました
いつもぽわ〜ん、としてるとこ
のんびり屋なとこ
お菓子大好きなとこ(!)
神経質じゃないとこ
などなどそっくりでした
でも明らかに私とは違うRもいました
社交的なとこ
物怖じしないとこ
運動神経抜群で体育会系なとこ
根性があるとこ
好き嫌いしないとこ(!)
ものすごく頑張り屋さんなとこ
他にもいろいろ
そんなRに憧れ
Rのようになりたいと思っていました
私はRのおかげで
いろんな人と知り合い、仲良くなれましたが
元来は人見知りです
お店で店員さんに声をかけられるのさえ苦手
探してる物が見つからなくても
「店員さんに聞くくらいなら、時間かかっても自分で探した方がまし」
というどうしようもない人です
Rは知らない人にもわんこにも
自分からにこにことご挨拶に行く子でした
お嬢さんの頃はたまに
ケンカを売ってましたが……
私は高校時代に運動部だったので
そこまで運動神経が悪くないはず(!)ですが
基本的に苦しいのは避けたく、
なんだかんだとやらない理由を考えるどうしようもない人です
Rはわんこなので
そりゃ運動神経は抜群ですが
運動意欲がハンパなかった
走ってる途中でばったり倒れて充電して
またすぐ走る、という子でした
見ていてすごく清々しく
なんだか羨ましかった
言われたことは本当に一生懸命守ろうとし
目の前にある牛乳を
私の「よし!」がないからと
ずっと飲まずにガマンして待ってたり
置きっぱなしのおやつの袋も
開けずに私に「あけて〜」と運んで来たり
(
「チョコレート事件」というものがありましたが……)
いつも元気でかわいくて
素直で従順なR
私が言うのもですが
本当に性格のいい子に育ちました
だからみんなから愛されたんだと思います🍓
もういなくなっちゃったけど
Rを目指して頑張らなきゃですよね
桜を見て悲しんでる場合じゃないですよね
私の自慢の子です 今も
今日もありがとうございます🍓
自分からご挨拶に向かうR
運動大好き!超体育会系!
桜の季節にボール遊びで……
いつもの語る目(笑)
これは「ごはんまだ?」だと思われます
甘えん坊な面も❤
うちの母に登って(笑)
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こんばんは🍗
今日は戻ります
2016年12月
4度目の抗がん剤ロムスチンが始まり
2回目の投与前にクリスマスを迎えました
抗がん剤投与期間中にクリスマスを迎えたのは
初発の時と今回だけ
リンパ腫になってから実に6回
これだけたくさんのクリスマスを迎えられました
今回は具合も悪くなかったし
初発の時のクリスマスも
ちょうど中断中だったので
6回すべてのクリスマスを
おいしく楽しく過ごせました
これは本当にうれしいことです
次のクリスマス、となるとRは17歳
病気をしてなくたって
17歳になることは難しいのです
こんなに長い夢のような時間は
本当に奇跡のようなもので
今年こそ最後になるかもしれない
きっと最後になるのだろうと
しっかり心構えをして
絶対に楽しく笑顔いっぱいのクリスマスにしようと思いました
毎年毎年
次のクリスマスを迎えられない確率が上がっていく
歳を取れば病気に関係なくみんな同じですが
リンパ腫というこわい病気の前で
私は本当に毎年、
何かのイベントや記念日の度に
「もうないかもしれない」恐怖に襲われながら
後悔しないために
必死で、でも心から楽しく過ごして来ました
最後かもしれない
最後かもしれないとずっと思って来たけれど
これが本当に最後のクリスマスになりました
この日もRにおいしいケーキを焼いて
サンタさんのお帽子をかぶって
ふたりでしあわせなあたたかな
クリスマスを大切に過ごしました
お散歩にもサンタ帽着用で✨
すれ違う人たちに
「かわいいわね〜」と言ってもらい
Rは本当にとってもうれしそうでした
いつも会うメンバーにも褒めてもらって
かけがえのない1日になりました
その時も今も思います
「最後かもしれない」と思って大切に過ごせるのは
ものすごく幸運なことだと
ものすごく辛いのですが
生涯で17回ものクリスマスをお祝い出来ました
こんなにもたくさんのクリスマスをくれたR
私はしあわせ者です
こうして
この年も楽しかったクリスマスが
最後のクリスマスとなって
静かに終わっていきました
R、楽しかったね おいしかったね
去年も一緒にお祝いしたね
また今年も来年もお祝いできるね
今日もありがとうございます🍓
この日のR
サンタ帽でお散歩✨ なんかもらったあと(笑)
みんなに褒めてもらってルンルン❤
Rサンタガールの後ろ姿✨
2段ケーキにチキン添え✨✨
今年も楽しかったねー!
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こんばんは🍖
今日はちょっと昔話をさせてください(*^_^*)
あれはリンパ腫になる前のこと
Rが7歳くらいの時
その日Rとお気に入りの大きい公園まで
車で行ってその帰りに
スーパーにお買い物に寄りました
Rはいつも私が買い物してる間
お利口に車で待っていてくれました
置いていかれる不安感はほぼ見せず
いつも助手席のR専用ボックスで
ウトウトとまったりしながら
のんび〜り待っていてくれます
だから私は安心して
お買い物に専念出来てました
もちろん気温が上がってきたら
車中のお留守番は危険なので
Rを連れて寄ったりはしませんでした
その日スーパーで買った物の中に
「栗入り栗まんじゅう」がありました
あまりにお腹が減ってて
買い物を終えてRの待つ車に戻り、
お行儀悪いですが(笑)栗まんじゅうをつまみ食い
もちろんRが期待のこもった熱い目で
じーっと見てます(笑)
なのでほんのひと口お裾分け
その時点で栗まんじゅうの大きさは約半分
後でのお楽しみに
栗の部分は取っておきました✨
そしておうちへ帰りました
その時3階に住んでたので、
Rを肩に担ぎ上げだっこして
逆の肩に荷物を掛けて
必死で階段を上がりました
無事部屋に帰り
Rの脚と体をふきふき
私は荷物をキッチンの床にとりあえず置いて
Rのタオルやお洋服なんかを片付けて
さてお茶でもしようかと
キッチンの方へ歩き出したとき、
キッチンから出てきたRとすれ違いました
その時のRは
なんだかものすごーく満足そうな顔で
脚取りもとても軽やかでした
私とすれ違うことなんて
ほとんどないのですが
(基本的に私を追ってきたり、私を呼びに来たりなのです)
その時は実にさらっとすれ違ったのです
私を一瞬だけチラ見して
???
なんだあれ?
私はあまり気にせず
お茶の準備をしようと
さっき置いておいた買い物袋から
残しておいた栗まんじゅうを取り出そうとしました
………………ない!
なんで???
あれ?栗まんじゅうのパッケージはある……
!!
もしやさっきのあの満足そうな顔は……
Rはなぜか玄関の方で
おいしい口(ペロペロ)をしながら
うっとりとくつろいでました
そして私を見て一瞬
「ぴくっ」としました
「R〜、なんかおいしいおまんじゅう食べた?」
「え〜とえ〜と たべたかも〜 おいしかったの〜!」
Rは取っておきの栗もばっちり食べたのでしょう
あの満足そうな顔の理由が
その時になって
本当によーくわかりました
相当おいしかったはず(笑)
しかもいつもなら絶対にもらえない量
車でつまみ食いしたので
パッケージも開いてたし
袋のいちばん上に置いてたし
Rもつい、つまんじゃったんでしょう
ただ、おまんじゅうだから良かったですが
なにか食べてはいけないものだったら
大変なことになっていました
やはりこういうことは
もっとしっかり注意しなければなりません
反省しました
でもあの時のあの満足そうなRの顔
めちゃくちゃ面白かったです
今でも栗が入った栗まんじゅうを見ると
あの時のことを思い出し
Rに買ってあげたくなります
今日もありがとうございます🍓
今日は栗まんじゅうはないけど、いろいろ(笑)
カップケーキは手作り🍰
たまにはこうしておめかし✨
この頃のR
桜に囲まれて🌸(画像荒くてすみません)
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こんばんは🍞
今日の出来事です🍓
今日、車であちこち出かけました
昨日は出勤日だったので
家から出ましたが、
最近やや引きこもっていて
外の状況をよくわかっていませんでした
なのであちこちに桜が咲いてるのを見て
何と表現したらいいのかわからない、
ショックみたいなものを感じました
テレビで東京は満開になった、と言っていましたが
関西はまだだろうなんて
まだもう少し先に咲くくらいのつもりでした
咲いていてもちょこっとだけ、とか
でも今日見た桜たちは
5分咲きくらいだったでしょうか
私の知らない間に
こんなに咲いてたんだ、と
渇いた気持ちで思いました
去年はまだ咲いてなくて
ちょうど今頃、咲きそうだった頃でした
まだRは危ないという段階ではなかったけど
とにかく小さい目標を決めて
そこに向かって日々懸命に
穏やかに優しく楽しい時間を過ごしていました
この頃の目標が「桜が咲くまで」
だから私はいつも桜の開花を気にしていました
一輪でも咲いてるのを見て
目標達成出来た!とRと喜び合いました
「R、桜さん咲いたよ また見れるね 良かったね すごいね うれしいね」
「うふ〜 よかったわ〜 うれしい〜」
こんな感じにすぐ先の目標を決めて
小さい目標を決めて
そこに向かって頑張ってきました
だから「桜が咲く」というのは
私にとってはたまらないキーワードなのです
今年の桜はRのいない世界での桜です
去年Rがいなくなった後
散りゆく桜を見送った時、
来年の桜を見るのがこわいな、と思ったのです
Rがいたから桜もキレイに思えた
Rがいたから桜が咲いてシアワセだった
Rがいたから
Rがいたから
Rがいなければどうなってしまうのか
去年からずっと
この時を怖れてきたのです
何の心の準備もないままに
咲いてる桜に出食わしてしまいました
たかが桜の開花です
でもやっぱり
私にはとても重大な大切なこと
今日あちこちで咲いてるのを見て
正直な思いは
華やかさとは裏腹に
胸の中がしーんと静まりかえるような
そんな冷めた気持ちで
「ああ、咲いたんだ そっか 」
そんな感じでした
これからどんどん満開になっていくでしょう
どんな気持ちでそれを見るのか
満開の桜を見るのも
Rの命日を迎えるのも
こわくてたまらないのです
でも避けることは出来ません
だから頑張らなければなりません
今まで生きてきて
いちばんつらい春です
今日もありがとうございます🍓
9歳くらいのR
お花見でヨットハーバーに来ました⛵
もう少し若い頃のお花見でまたヨットハーバー
楽しそうです✨✨
一昨年のお花見
レジャーシートにちゃんとすわってます🍓
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こんばんは🍄
今日はまた戻ります🍓
2016年12月5日
再々々発してロムスチンを投与
過去には効果が見られませんでしたが
今回の皮膚型リンパ腫には効果が見られました
投与1週間後、2週間後に血液検査
大きな骨髄抑制は見られず
2回目の投与日を迎えました
投与日にも血液検査をします
投与に体が耐えられるか、
投与出来る状況か、を調べるのです
貧血は相変わらずの中等度
腎機能に関しては
前回再々発の時にかなり悪化しましたが
その後は正常範囲内に戻っていました
今回も1回目の投与日には
BUN(尿素窒素 基準値 9.1〜31.9)24.2
CRE(クレアチニン 基準値 0.5〜1.4)0.7
と基準値内だったのですが
2回目の投与日には
やはり悪くなっていました
BUN 32.0
CRE 0.9
そしてロムスチンで起こりやすい肝障害が
数字に表れてきました
1回目投与日から2回目投与日の変遷は
GPT(肝酵素 基準値 23〜89)71→477
かなり数字が跳ね上がってるのがわかると思います
今までにも抗がん剤の度に
肝酵素は上がっていました
上がってもまた下がっていってたので
いつも血液検査の結果を見つつ
治療してきました
今回も次の投与が出来ない程ではないため
12月28日2回目の投与をしました
予定では26日に投与予定だったのですが
実は25日の夜、
Rがトイレで倒れたのです
その日Rは特に変わりなく
元気にしていました
夜、トイレに誘導しようとして
Rを抱き上げてトイレに降ろしました
すると何だか力が入らない感じで
ペタンとすわってしまいます
脚に力が入らないのかな、と
手助けしながら立たせました
すると次の瞬間
そのままバタン!と倒れました
痙攣はありませんでしたが
右手がピーンと突っ張った感じで伸びてました
そして「フーーーーン」と
高い声を出しました
目は開いたまま
前回倒れたのは7月
久々の恐怖感が全身を襲いました
Rが倒れるのはいろんな理由が考えられます
貧血、てんかん発作の疑い、脳内リンパ腫の疑いなどですが
はっきりした原因はわかりません
原因が何であれ
倒れた時にはいつも
このまま逝ってしまうのでは、という
ものすごい恐怖感に襲われます
この時もすごくこわかった
一瞬パニックになりそうになりますが
必死で自分を落ち着かせます
冷静に対処するのだ、と
幸い1分足らずで意識が戻りましたが
しばらくは起き上がれませんでした
数分後には自力で起き上がり
何事もなかったかのようにしていました
私はとても安心出来ませんでした
その夜はRのそばで添い寝をして
何かあったらすぐ対処出来るように
緊張感極まりない夜を過ごしました
その後は何事もなく
朝も元気にごはんを食べて
お散歩にも行きました
そして朝一番で病院へ
昨夜の顛末を話したところ
この日予定していたロムスチン投与は
2〜3日様子を見てからになりました
倒れた原因がどれなのかわからないけど
ロムスチンは脳内に到達しやすい抗がん剤なので
脳内リンパ腫だとしたら
それにも効くと先生に言われました
こうして数日様子を観察し
特に問題もなく
2回目の投与となりました
今日もありがとうございます🍓
この頃のR
いつも元気に催促!
朝陽の中のR
そして語る目
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こんばんは🌽
今日は私がよく思うことを
書いていきます🍓
これは私だけなのかもしれませんが
ふとしたいろんな時に
「去年の今頃はこうだったな」
と去年の今頃を思うことが
本当に多くなりました
Rを亡くしたからでしょうか
今いないから
いた時のことを思うのでしょうか
Rが元気だった時も
その前の年を思ったことはありましたが
ここまでではなかったです
やはりいないことが大きいのでしょう
去年の4月にいなくなって
そこからずっと
ふとした時どきに去年を思ってきました
例えば4月だと
「去年の今頃……Rの脚の調子がおかしくなってきた頃かぁ」と思うし
6月だと
「去年の今頃……とうとう再々発した頃かぁ ビンクリスチンが辛かったなぁ」みたいな
それでも元気だったので
「でも元気に遊んでたなぁ」と思って
なんとなくちょっとは救われるのですが
再々々発をした一昨年の11月のことを思う去年11月くらいから
「去年の今頃」を思うのが
だんだん苦しくなって来ました
今年に入ってからは苦しさは増し
2月、3月と
去年の今頃を思う度に
たまらない苦しさを覚えます
少しずつ少しずつ
命の火が小さくなっていったR
去年の今頃は
食欲もなくなり
とにかくエネルギーを摂らせることが
とても大変だった頃
歩くのも大変だったので
後ろ脚の筋肉が落ち
お姫様だっこすると
脚側がすごく軽くなってしまって
すごく悲しかった
そんな頃でした
テレビではここ数日
桜の開花のニュースばかりです
去年の今頃は
「R、桜が咲くまで頑張ろう」
と必死に命を守っていました
そして桜が咲くまで頑張れたから
次は桜が満開になるまで、と
そうやって必死だったあの頃が
とても苦しく思い出されるのです
そしてこれから
ますます苦しさは増すのでしょう
4月のRの命の火が消えた日まで
私はこの苦しみに耐えなければなりません
心躍る楽しい、待ち焦がれる美しい季節なのに
苦しくて苦しくて
毎日がつらいです
仕方ない
しょうがない
いつかは何だって死んでしまう
誰もがいつかは通る道
私にも
その順番がきただけ
大好きなRのことだから
私はきっと頑張れる
大事なRのことなら
私は何だってやれるはず
見えなくなっちゃったけど
いつもすぐそこにいる
きっといる
今もそこで
「ママ〜 おうえん〜」
って言ってるはず
頑張るしかありません
今日もありがとうございます🍓
再々々発でロムスチン投与後
食欲全開!おかしの機械命!
ごはんを完食してデザートの牛乳待ち中(笑)
しかもお鼻にごはん粒(笑)
元気いっぱい✨にっこにこ❤
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こんばんは🍆
今日はまた戻ります🍓
2016年12月5日
再々々発して1回目のロムスチンを投与
ゆっくり効果が出る薬のため
翌朝に触っだ感じは
「なんとなく小さくなった……?」
というくらいの感じだけ
効いてほしい、という思いがあるため
希望的観測を以て見てしまっているかもしれません
冷静な目で見なければなりません
そして気になるからと
触ってばかりいると
指先の感覚が慣れてしまって
腫瘤が小さくなったかどうか、
わからなくなってしまいます
だから触るのは極力控え、
次に触るのはまた翌朝と決めました
Rは元気いっぱい✨
薬は効いてるかどうか微妙だけど
とにかくRがしんどそうにしてないのは救いです
投与翌日はいつも通り
おいしく楽しく過ごしました
そして夜が来て
また夜明けがやって来ました
また薄暗い部屋で
トイレに起きたRの腫瘤に
息を詰めてそ……っと触れました
昨日より小さくなってる気がする……
明らかに小さくなった、とは言い切れないけれど
私にはそう感じました
でも期待し過ぎてはいけない
また明日
また明日冷静な気持ちで触ってみよう
そしてまた翌朝
これで投与3日目です
いつもと同じように
いつもと同じ空気の中で
Rの腫瘤に触れました
肋骨の下側のうっすら隆起していた腫瘤は
ほぼぺったんこに
鼠径部(そけいぶ=脚の付け根)の腫瘤は
なくなっていました
肺の中の空気が全部絞り出されるような
そんな長く細い震えるようなため息を
目をぎゅうっと閉じてつきました
そして「?」と首を傾げるRを
ぎゅうっと抱きしめました
ぎゅっとされるのが大好きなRは
気持ちよくなって
「はふ〜ん」と鼻ため息(笑)
「R、お薬効いてるよ 良かったね〜 ママとがんばろうね ママがいるから大丈夫よ」
「よかったわ〜 やったわ〜 」
投与翌週は病院です
血液検査をするためです
病院の日までには
腫瘤はキレイになくなっていました
そして診察台でRの触診をした先生は
「効きましたね!Rちゃん、良かったなー!」
ととても喜んでくれました
とりあえずは息をつけました
今後もまた経過観察です
翌週にまた血液検査をします
病院のみなさんに
「Rちゃん良かったねー」と言ってもらい
Rはにこにこゴキゲンでした✨
前回効かなかったロムスチン
皮膚型の今回は効果がありました
私はすべてのものに感謝の気持ちでいっぱいになりました
Rの命がつなげた
とりあえずはつなげられました
いつもいつも「死」と隣り合わせ
いつもいつも緊張感に満ちた毎日
まだまだ緊張は続くけれど
とりあえずひと呼吸つけました
まだまだ油断出来ません
そしてむやみな楽観視も出来ません
とにかく冷静に地道に
期待し過ぎず、でもむやみに諦めない
間違った判断だけはしたくなかった
だからいつもRを、Rの体を
これ以上出来ないくらいの力で
慎重に見守りました
また続きを書いていきます🍓
今日もありがとうございます🍓
この日のR
蒸しパンの向こう側
もらった!
次はシュークリームを狙って(笑)
たくさんのわんこの役に立てますように
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