キミのためにできること
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キミのためにできること

リンパ腫と闘い5年5カ月生存した愛犬にしてきたこと

2018/03/13(Tue)

皮膚型リンパ腫




こんばんは🍋











今日はまた戻ります
2016年11月
Rのリンパ腫が再々々発しました
3度目の再発です















2度目の再発の時
抗がん剤のダメージが強過ぎて
このまま続行したら
余命を縮めてしまうと判断し
規定回数のクールをこなせず中断しました
クールを6回予定だったところを
4回で終わらせました














そのせいもあって
今回の3度目の再発は早くきました
やはりがんを叩き切らないと
こうやってすぐにまた出てくるのだと
わかってはいたけれど
こうなることもいろんな予測のひとつだったけれど
やはりショックでした

















毎回、がんになったり(リンパ腫含む)
がんの可能性が出る度に
いつもいつもものすごくショックでしたが
今回のこの再発は
それにも増して
重みが違っていたように思います















Rは16歳
腎不全もそれなりに進行しています
前回はビンクリスチンで
かなりダメージを受けました
これらのことを考えると
いくら効いたからと言って
またビンクリスチンを使おうとは思えないし
だいたい抗がん剤に耐えられるのか、
ということを考えなければならなくなりました

















これまでのRのリンパ腫は
ほぼ多中心型リンパ腫でした
(初発の時には耳にもリンパ腫が確認されたのでこれは「節外型」も混在)
そして今回の再発は
「皮膚型」のリンパ腫でした
















「節外型」も「皮膚型」も
非常に稀なケースだとされています
いちばん多いのが「多中心型」
Rはこの3種類を経験したことになります
















そしてこの今回の「皮膚型」は
抗がん剤が効きにくく
治療成績が良くないことが知られています
(「節外型」も同じく)
















また考えなければいけない時がきました
今までにも何度も通ってきた岐路
これまで必死で何度も何度も選択して
ここまで来れました
でも、まだです
まだ正しい道を選ばなければなのです

















犬のリンパ腫については
最近ではちょっと調べると
いろんなことがわかります
だけど「皮膚型」「節外型」に関しては
なかなか情報が掴めないのです
それほど「非常に稀なケース」なのです















症例が少ないから
いろんな統計でも分母が小さくなります
「多中心型」の時はいろんなことを吸収出来たのに
今回はそうはいかなかった















やはり主治医に相談するしかなく
とにかくたくさん話し合いました
Rを連れて行かず私だけが病院に行って
何度も疑問や今後のことについて
先生と話をしました















どんな話をしたのか
また続きを書いていきます🍓
















今日もありがとうございます🍓






















この頃のR
症状もなく元気✨












初発の時の耳のリンパ腫(2012年1月)
「節外型」です
数日後、手術で摘出しました✨










この日の診察前にパチリ📷
緊張なんてしなーい❤













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2018/03/10(Sat)

再々々発




こんばんは🍈









今日はまた戻ります(*^_^*)
2016年11月
リンパ腫の診断から丸5年が経ち
楽しい日々を過ごしていました

















そしてある日
Rの背中側の肋骨下縁(下の方)と
左の鼠径部(そけいぶ=脚の付け根)に
米粒1/3―1/4くらいの何かを見つけました


















すぐに病院へ行きました
私のモットーは「早期発見早期治療」です
特にRのように重篤な持病があると
少しの事でも「様子観察」はせず、
基本的にはすぐ診察を受けます
そうやって今までやってきました

















いつものようにまず針生検
しこりに針を刺して細胞を採って検査します
最初はその場で先生が顕微鏡で見ます
ここでグレーな感じだと
外部の検査機関に提出します

















先生の見解は黒よりのグレー
要するにリンパ腫が疑われるということ
そして検査機関に提出しました

















結果が出るまで3〜4日
もう何度目でしょうか
こうしてたまらない気持ちで結果を待つのは
















何度経験しても同じです
毎回こわくてたまりません
















でもいろんなことも考えます
問題なかったら万々歳ですが
そうでなかった時のために
今後のことを考える必要があります
















そんなの結果が出てから考えればいい?

















そうかもしれません
だけど私はRの時間を無駄にしたくなかった
リンパ腫はがんです
がんはどんどん成長するのです
だから早く対処することが重要
私は結果が出たら最短で
最善の処置に着手したかった

















だから目を背けたい気持ちを押さえ付け
現実を見ました
あってほしくないけど
最悪の状況も考えるのです
それはそんなに簡単なことではないです

とても苦しいしこわい
考えたくない
全部夢だったらいいのに

そんな風に思いたい
でも必死で押さえ付けて考えるのです
それがRのためになるから
Rの時間を大切にできるから
Rをしあわせにしたかった















そして病院から結果報告の電話
毎回この電話に出る時は
いつも深呼吸をひとつしました
















結果は「リンパ腫」
再々々発です
3度目の再発です
















前回の再々発の時
Rの体への影響が大きくて抗がん剤を中断しました
あの時やはり回数が少なかったのでしょう
でもあの時はどうしても続けられなかった
だからこうなるかもしれないことも
覚悟した上での中断だったのです





















でも今でも時々思ってしまうのです

「あの時、中断しなかったらRはもっと長く生きられた……?」と
















この思いが今でも重くのしかかります
でも毎回こう考えます
あの時のRに中断せず続行していたら
きっといろいろな臓器にダメージがきてたはず
あのまま続行していたら
もっと早くいなくなってた















そう思うしかないのです
毎回こうやって必死で
自分を納得させています
















今日はこの辺で(*^_^*)
また続きます🍓












今日の画像は大きさどうでしょう?
まだ小さい?







よく行った公園🌊
後ろは西宮の海✨









何か作業中〜








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2018/01/06(Sat)

リンパ腫再々発




こんばんは🐎









昨日の続きです(*^_^*)
2016年6月
突然出現した首のリンパ節の腫瘤
たった1日で(半日かも)
もういきなりのピンポン玉半分大











「R、お病院行こう」










その足ですぐに病院へ行きました
車を置いて病院までの短い道のり
私は今までも
こうして腫瘤が出来た時は
たまらない不安と戦いながら
何があったとしても受け止めよう、
何が起きたとしても受け入れよう、
そう自分に言い聞かせながら
最悪の事態になっても動揺しないように
心の準備をしながら
息をするのも緊張しながら
病院へと向かいました











この日も同じ
怖くてたまらない気持ちに喝を入れて
病院へと向かいました













針生検をして
結果は電話でということになりました











電話を待つ間の
どうにも形容し難い思い、
経験された方もいらっしゃるでしょう
早く知りたい
知りたくない
でも知りたい
だけど……













3日ほどして電話が鳴りました
受話ボタンを押すときのあの緊張感
何度も経験しているのに
いつもものすごい緊張感に包まれるのです














「Rちゃん、やはりリンパ腫の再発でした」
















思わず目をぎゅっと閉じました
リンパ腫です、と電話で言われるのは
この数年で4回目
何回経験しても
毎回同じように苦しかった














Rはあと2ヶ月もすれば16歳です
その年齢で抗がん剤治療する子は少ないでしょう
でも何もしなければ
あっという間に逝ってしまう













間違った判断をしてはいけない
間違った判断をしたくない
Rにとっていちばんいい選択をしなければ












「あたしはママにまかせるわ ママがいいとおもうのがいいとおもうわ〜」(Rの声)











そう言ってくれてるように思いました














私は十分にリンパ腫の怖さを知っています
そしてこれは再発、ではなく
再々発になります














今まで書いてきましたが
再発する程、薬の効果は下がります
抗がん剤が効かないということが
高率で起こるのです













最初の再発の時も
それは知っていたので
本当にこわかった
実際、ロムスチンは効かなかった
ただ幸運にもまた
ビンクリスチン(オンコビン)が効きましたが














また効くという保証はありません
そして体にも負担がかかります
若く見えても
Rはかなりの高齢犬なのです














時間がない












とにかく冷静に考えよう
ここまできて間違いたくない












①何もしない

②抗がん剤治療

③ステロイド単独治療












また岐路に立たされました
冷静に
感情的にならないで
でも時間はかけ過ぎないで
集中して考え抜きました













結論を言うと
私は②を選択しました









長くなってきたので
続きはまた🍓












今日もありがとうございます🍓












小さいR
おかあさんに口ごたえ?




2018/01/05(Fri)

怖れていたこと




こんばんは🐃









今日こそタイムスリップします
2016年の4月まで書きましたね(*^_^*)











4月に恒例のお花見をして
DM(変性性脊髄症)であろうと診断され
ちょっと歩くのがゆっくりになったけど
それでも毎日しっかり歩いてお散歩して
公園でボール追いかけて
ごはんもモリモリ食べて
楽しく穏やかに過ごしていました










5月に以前通っていたお教室(マナースクール)へ
顔を出しに行きました
もうホントにたまにしか行かないのに
先生がいつも生徒のみなさんに
Rのことを若々しいわんこのお手本のように
話題にしてくれていたので、
こうしてたまに行っても
みなさんに「あのRちゃんね!」と
可愛がってもらえます










Rは先生が大好きで
さらにみんなからナデナデされて
テンション上がりまくり✨










先生が
「Rはこれで16歳前なんだよ! ガンとか病気もいっぱいかかって、それでもこの若々しさなの! みんな見習ってね」
と言ってくれるので
私までテンション上がりました(笑)










お教室に行ったのは
この時が最後になってしまいました










高速に乗ってのドライブも
この時が最後











そして春も行き過ぎ
初夏6月のある日
お散歩帰りにいつものボディチェック(触診)
すると昨日はなかったものが









Rの喉(のど)の右側に
ピンポン玉の半球状の腫瘤がありました
ものすごくイヤな予感がしました
その場所はリンパ節と思われ
怖れていた再発かもしれない










でも違うかもしれない
今までだって
何度もこんなことがありました









まだわからない
違うかもしれない
でも心のざわつきは収まりません










「R、お病院行こう」










まだ病院に間に合う時間
とにかく早く対応するのが大切
明日まで待つのはやめました
その足ですぐに病院へ行きました










続きはまた🍓







その頃のR



2017/10/08(Sun)

平穏無事からまた……




こんばんは🍭








2013年11月が来て
リンパ腫診断から2年目を迎えました








獣医さんから
「抗がん剤やって一番頑張れた子で1年半、が僕が診た最長」と言われてから、
いつも1年半先を
意識して過ごしてきました








とうとう2年







2年生存率
いろいろな報告が混在しますが、
20〜25%と言われています








それは低い確率の中に入ったということ
でもこれから
ますます確率は下がっていくのです
1日、1日、時が経つごとに
確率は下がり続けるのです









その年もRの写真で
年賀状を作れるということに
心から感謝しました








でも、その時も思ってました
「これが最後になるかも」って









全力で楽しくクリスマスを過ごし
年越しをして
初詣ではいつもRのことをお願いしました








「Rが少しでも長い時間、元気で楽しくおいしく過ごせますように」









そして2014年1月初旬
また耳の付け根に腫瘤を発見








また再発?
すぐ病院で針生検しました
結果はおそらく脂肪腫で
リンパ腫ではないとのこと









はあぁーーー
安堵のため息です








今後も何度かこうやって、
しこりを見つける度に
心臓が縮む思いをしました









すごく小さい腫瘤だったので
針を刺す位置を正確にするために
片方の耳の周りをぐるっと
毛刈りされてしまいました








時は1月 超寒空の下
Rは平気そうにしてましたが、
やはり見た目にすごく寒そう🍃








お散歩から帰ると
お耳の周りが真っ赤でした








いろいろ考えた末、
ヒラヒラのシュシュにゴムを付けて
毛のない方の耳に装着し
首の下でゴムを止めました








見た目はかわいいのですが
機能性は微妙で(そりゃあったかくはない)
またまた考え、
あやしげな「わんこのずきん」なる物を購入(笑)








見た目のインパクト大で
通りすがりの人に
「あらー いいのしてもらってよかったねー」
なんて言われて
よしよししてもらって
Rはゴキゲンに装着してました(笑)











他にはトリミングサロンで
シャンプーの流し残しが原因で
皮膚炎になったり、
小さな事件はありましたが
とりあえずは平穏無事でした








そして4月
乳腺にしこりを発見します









結果から言うと「乳がん」でした









今度は別のがん「乳がん」と対峙です








詳しくは次回🍓






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プロフィール

strawberryらず

Author:strawberryらず
2017年4月9日、かけがえのない大切な愛犬が旅立ちました。リンパ腫でした。
病気の早期発見、早期治療、日々の管理、観察の大切さなど、「これはやって良かった」と思えることや「もっとこうするべきだった」と思ったことを、伝えていきたいと思いブログを始めました。
私自身が看護師(人間の方)なので、病気の説明などもわかりやすくできたら、と思います。

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