昨日は一日、すし組合の講習会でした。
午前中は技術講習会。午後からは経営講習会。
前日、休日にしただけのことがあって寝落ちせずに受講できました。
まぁ、ボクは司会進行役だったので寝るわけにはいかないんですが笑
でも、久々にいいお話が聞けました。
講師は愛知県すし商生活衛生同業組合元理事長の長嶋さん。
ボクも非常にお世話になった方です。
長嶋さんは先代から早く店を受け継ぎ、病気の弟さんの治療費を捻出するために必死になって寿司店を継続、大きくされたという過去があります。
ボクが知り合った頃はすでに従業員を20名も抱える大所帯でしたので、そんなご苦労をされたとは知りませんでした。
常に、業界のこと自店のことをを考え、寿司屋の未来に警笛を鳴らしてきました。
昨日のお話は当たり前と言えば当たり前の話だったのですが、果たしてそれができているかどうかを再確認するいい機会にもなりました。
雇用の面も昔とは違います。
昔は教えてやるからって低賃金で働かせていましたが今はそうはいきません。休日もしっかり取らないといけません。
長嶋さんはこの業界で週40時間労働をクリアした素晴らしい経営者でもあります。
ただ、ボクの中で疑問がありました。
1日8時間で、1人で商売をする体力、知力はどうやって養われるのか、ということです。
今、ボクはスタッフや母親の力も借りてますが、ほぼ1人で店を回してます。
これができるのは修行時代にバカほど働かされた体と思っています。
その力を8時間でどうやって養うのか?という疑問です。
長嶋さんの答えは
「経営者になれば覚悟を持って商売しなきゃならない。長時間働くのが嫌ならやらなきゃいいし、8時間で済ませたいなら8時間で生産性を高めて利益が出る商売をすればいい」
というものでした。
なるほど、そうですね。
経営者たるもの覚悟を持って商売をする、そして何よりチャレンジすること。
要は「親父力」だとも言ってみえました。
やる気のある店主はきっと魅力的です。
やる気のなさがお客様にも伝わります。
気概が大事なんです。
改めて気がつかされました。
時代の流れにも対応してこれからの寿司店経営を考える。
大変いい時間になりました。
これからも精進して、楽山を継続できるように頑張って行きたいです。
今後の予約状況です。
31日 昼 臨時休業
夜 部屋 空席 カウンター空席あり
11月1日 昼 全席空席
夜 部屋空席 カウンター空席あり
2日 昼 部屋空席あり カウンター空席
夜 部屋空席あり カウンター空席
3日 昼 全席満席
夜 全席空席
4日 昼 全席空席
夜 部屋空席あり カウンター空席
5日 終日全席空席
6日 定休日
ご予約ご来店お待ちしております。
予約がない日は急な休業早仕舞いもありますので必ずお電話でご確認の上ご来店下さい。